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konanshun 201910

 5年前ぐらいまではよく行っていた「中華料理江南春」ですが、新店めぐりをしているうちにしばらく遠ざかっていました。

 ここの人気メニューにもなっている広東風五目あんかけ焼きそばの大盛り、810+110円。
 2013年12月に同じものを食べ、このブログにも画像を載せています。価格だけはわずかに上がっていますが、基本構成や味付けなどはほぼ変わっていません。

 ここは本格中華が手頃な価格でおいしく食べられるので、好きです。

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syuchan shimojo 201910

 五目あんかけ焼きそばを食べたくなり、「修ちゃんラーメン下条店」を5年5か月ぶりに訪問。
 ここのランチセット竹は、五目焼きそばに半チャーハン、小鉢にスープが付くもので、しばらく780円で出していたものが830円になっていました。

 再度食べて思い出しましたが、ここの焼きそばは従来型のもの。つまり、焦げがついていない細麺に少しゆるめの中華あんがかけられ、それにカラシを塗りたくって食べるようなつくりです。
 焦げ目のついた麺をぽってりのあんでいただきたかったので、ちょっぴり残念です。

 でも、焼きそばもチャーハンもつくりたててどちらも口を火傷しそうなぐらいなのがうれしい。その熱さは冷奴とセルフのお冷で冷ましながらおいしくいただきました。

toukarou 201810

 飯田西の、「上海料理」を標榜する中華料理店「桃華楼」を、およそ6年ぶりに訪問。この前行った「レストランろかーれ」のすぐ近く。
 ここは五目焼きそばや五目うま煮ごはんなどのあんかけ系がおいしい店です。ほかにも麻婆焼きそばもウリにしているそうなので、それを。
 麻婆焼きそばを出す店は庄内地方には少なからずあったけれども、内陸ではそう見ないような気がしますが、どうでしょう。

 麻婆焼きそば880円。
 細めの中華麺を軽く焼き、焦げが入ったところがおいしい。それにどどんとたっぷりかけられた麻婆豆腐は、唐辛子の刺激がほどよく感じられ、量もけっこうあります。
 ただ、麺といっしょに四角い豆腐を箸で持ち上げようとすると、五目あんのようにはうまくいきません。したがって、麻婆豆腐の多くは麺をあらかた平らげた後にレンゲですくって食べることになりました。そういう意味でもマーボにはやっぱりご飯が合うのかな。
 このあたりの違和感さえ気にしなければ、とてもおいしい食べ物だと思いました。
saika kitashimbashi 201809

 酒田でひと仕事を終えて20時頃、1年7カ月ぶりに「中華料理菜花北新橋本店」を訪れて遅めの夕食。酒田市内の食事処は19時半ぐらいにはあらかた閉まってしまい、この時間帯になるとかなり選択の幅が狭まります。

 ここならではの味がする正宗タンタン麺も魅力ですが、食べたことがないものをと、五目焼きそば870円にしました。ここの人気メニューのようです。

 上出来です。麺の揚げ方がよく焦げがいい具合についています。その麺を含んでみると、揚げたところもパリパリというよりもむしろふっくらとした食感があってステキ。
 五目中華あんも、具材、とろみ、味のいずれをとっても優良中華料理店の手本となるようなつくりです。
 付属のワカメスープもほのかに磯の香りがして、単なる中華スープとは一線を画しています。

 3回目の訪問でしたが、冷たいジャスミン茶がボトルで供されるのが嬉しいし、寛げる空間になっており、この店のよさにじわじわ気づき始めています。
kyonosato 201808

 米沢市広幡町地内、R287沿いにある「京の里」を初訪問。
 10年近く前に米沢で勤務していたことがあり、その時は、昼休みに職場から食べに行くには遠いし、帰宅途中に寄るには方角が違うので、結局入ることができなかったのです。

 街道沿いの古い食堂といった佇まい。「スタミナラーメン」と白抜きされた緑色の暖簾をくぐって、これと決めていた焼きそば750円を注文します。
 ひとつずつ注文の品が捌かれていき、しばらくして麺を炒めるいい匂いがしてきました。

 細縮れの米沢ラーメンを用いた焼きそばを食べるのは久しぶり。食用油もしくはラードを多めに使っていてもったりした感じがありますが、麺がぴんぴんしており、ソース味もとてもよく、おいしい。
 豚のバラ肉は使わず、チャーシューの細切れで代用されています。ほかにキャベツとモヤシとシンプル。
 スープは付きません。量はほどほどでした。
 ここなら中華そばもうまいのだろうな。

myoko-kuroishi 201807

 黒石まで来たならつゆ焼きそばというものを食べてみなければなるまい。その元祖を名乗る同市元町の「お食事処妙高」へ。
 14時前の時間帯、案外混んでなく、「空いている席ドウゾ」状態だったのはラッキー。

 元祖つゆやきそば700円。
 立ち上がってくる香りはほぼ焼きそばで、見た目のみラーメンです。
 スープはウースターソース味で超独特。第一印象は「こんなの初めて」。具のキャベツとタマネギから出るのであろう甘みがディープインパクト。たっぷりの天かすがソース味のスープを持ち上げ、バタ臭さとともに焼きそば風味を強調します。
 麺は、角ばった太いストレート麺で、存在感あり。これって中華麺?それとも焼きそば麺? 黒石の太平麺というものを使うのだそう。

 こんな変わった、しかもおいしいものが、日本の各地にはまだまだたくさん存在するのでしょう。

 参考までに、つゆ焼きそばについてWikiから。
 昭和30年代後半に存在した「美満寿(みます)」という店にあった「つゆそば」がルーツ。当時は学校帰りの腹を空かせた中高生に、冷めたやきそばに温かいそばつゆを掛けて食べさせていた。店には一斗缶に入った揚げ玉が置いてあり、好きなだけ入れて食べる事ができた。
 現在、当時の味にいちばん近いのは「味の店明日香」。現明日香店主の母親が「美満寿」で働いており、その娘さんがその味を継承している。
 現在は、元祖の看板を掲げているのが「妙光」。妙光店主が学校卒業後上京し、20年振りに黒石へ帰って来て現「妙光」を開店。昔通っていた「美満寿」を懐かしみ自店で提供したのが「つゆやきそば」。当時の「つゆそば」は別物だと考えており、ラーメンスープを使うのは妙光が始まり。
kamiya-yakisoba 201807

 青森に向かう途中、横手市を通ったので、横手焼きそばはぜひとも食べていかなければなるまいと思い立ち、横手焼きそばでは一番の有名店「元祖神谷焼そば屋」に寄りました。

 肉玉子野菜の並、650円。
 焼きそばなので、あっと驚くような仕掛けなどはなく、普通においしくいただけました。

 目玉焼きが2個。黄身を割ってウースターソースを少々。そのとろりとしたところを麺にまとわせて食べれば、卵特有のまろやかさがすばらしく、味わい深いものがあります。
 具材には赤や黄色のパプリカが入っており、単に伝統を頑なに守っているわけではないことがわかります。
 豚のバラ肉ではなく挽肉を使っているところが珍しいと思う。
 真っ赤な福神漬けが添えられるのがお約束らしく、ユニークです。

 14時前と、昼には遅い時間帯だったので、大勢いた客足がちょうど途切れ始めた頃合いで、わりとゆったりした気分で食べることができました。

toukaro-higashine 201804

 東根市温泉町にある「東華楼」を初訪問し、「当店人気No.1です」というソースやきそばの大盛りと餃子、600+100+350円を選んでみました。

 注文後に、店のお姉さんから再度「大盛り、でしたよねぇ」と確認された段階で、これはヤバイかもしれないという予感がありました。
 配膳されて仰天。なんじゃこりゃあ的な量です。プラス100円で得られる「食の景観」、いや、「奇観」。
 まいったなぁという顔をしてしまっていたようで、それを見たお姉さんは「多いようでしたら持ち帰り用のパックもありますから」と宥めてくれました。
 眺めているだけでは減らないのでさっそく食べ始めます。

 黒々としているので味が濃いのかと思いましたがそれほどではなく、野菜もシャキシャキしていておいしい。盛り付けがふっくらとしていたためなのか、食べ進めるうちにこれは最後まで行けそうだぞという気になっていきます。ぱくぱく。
 餃子はスタンダードな味わいの、大きさのあるもの。中華スープは動物系のワイルドな味がして美味でした。

 結局完食。ソース焼きそばは腹に入ります。しかし、苦しい。次回からは大盛りは敬遠することにしましょう。

hironoya 201803

 道路の拡幅で旧店の向かいに店を移した天童市一日町の「広野屋」を、ほぼ6年ぶりに再訪しました。
 ここの場合焼きそばと煮込みしかメニューがないので、やきそば(並)と煮込、550+500円を食べます。

 世の中には味よりも量が優先される食べ物があると思っており、たとえば山形の蕎麦もそのひとつ。しかしその代表格は確実にソース焼きそばなのではないか。
 でもって、ここの焼きそばのコンセプトはまさにそれで、ふつうの味だけれど量だけはたんとありますぜといったつくり。
 具材は細切りのハムと玉子焼きとわずかのキャベツ。ほかに紅生姜と青海苔が適量デフォで入っていますが、それらをさらに加えたくても卓上への備えはなく、ウースターソースを足すぐらいしかカスタマイズはできません。
 焼きそば麺は太めでもっちりの美味。並盛りとは思えない量があり、満腹必至。「大」の700円を注文した日にはかなり大変なことになるだろうと想像します。

 煮込みのほうは、醤油仕立てのあっさりで、焼きそばのお供としてぴったり。モツではなく牛と豚の肉を使っているからかもしれませんが、500円はちと高いと思う。こんにゃくたっぷり。

 店はきれいになりましたが、焼きそばも煮込みも旧店時代と寸分も違わない仕上がりで、おいしかったです。
ange 201712

 天童市交り江の奥羽線アンダー至近にある「焼きそば専門店アンジュ」に初めて行きました。
 ソース味の「昭和焼きそば」650円(並)あたりがスタンダードなのでしょうが、「熱々鉄板ナポリタン」840円というのがあったので、面白そうだなと思いそれを選んでみました。

 もうもうと湯気を立てて登場。パスタほどには太くない焼きそば麺を使っている以外は、ナポリタンと変わらないつくりです。
 鉄板には溶き卵が敷かれてそれが柔らかく固まっており、その上に焼きそば、さらにその上に半熟の目玉焼きがトッピングされています。
 添えられた粉チーズとタバスコを両方、特に粉チーズを多用して味をカスタマイズ。また、卓上にあった焼きそば用の紅生姜も少し使わせてもらいました。

 それをおもむろに、フォークではなくパチンと割った割り箸でいただきます。
 これはうまい。ベーコンたっぷりだし、マッシュルーム、タマネギ、ピーマンもしっかり。ケチャップは少なめに和えられておりこちらは「昭和の」という感じではないけれども、焼きそば麺に絡ませるならこの程度が妥当なのかなと思う。

 麺を2玉使っており、ボリュームも確か。鉄板に山盛りなので、皿からこぼさずに食べるのが難しいぐらいでした。
 また、いつまでも熱々なので、口飽きすることもなく最後までおいしくいただけました。
cherryland 201707

 チェリーランドでは、アイスクリームを食べることはありますが、食事をするのはチェリーランドができて間もない頃以来だから、四半世紀ぶりぐらいでしょうか。
 ここではぜひ、五目やきそばを食べなければなりません。

 かつて、山形市七日町の「産業ビル」の地下に中華料理のレストランがありました。焼きそばといえばソース焼きそばが当たり前だった頃、そこの「五目焼きそば」は、中華麺に焦げをつけ、その上に具だくさんの五目餡がたっぷりかけられた、これまで見たことも食べたこともない衝撃的なものでした。
 当時の価格でたしか450円ぐらいはした高級品でしたが、これを母がいたく気に入り、母の買い物に付き合って、その帰りにこれを馳走してもらうのがうれしかった記憶があります。あれは中学生ぐらいのときだったのかな。

 そのビルも店も今はなく、あんかけスタイルの焼きそばはその後広く人口に膾炙したわけですが、「産業ビル飯店」というこの店がなくなる頃に、このスタイル及び味そのままの五目焼きそばは、料理人がチェリーランドに移ったのでそこで味わうことができる!と噂になったものでした。
 それが事実かどうかはもはやわかりませんが、四半世紀の時空を超えてそれを確認に行こうと思い立ったわけです。

 五目やきそば860円。
 不必要と思えるほどにやたらとデカい皿を使っていますが、間違いありません、この味です。
 麺と餡の比率、麺の焦げのつき具合、五目あんのとろみの具合など、どれをとっても「産業ビル飯店」のものと酷似しています。

 具材の豊富さには驚きます。いちいちここで列挙していくのが面倒なぐらいの品目が入っています。
 そしてこの餡を麺といっしょにずぼぼっと啜り上げたときのぽってり感は一種快感です。

 多種高質の具を使っているからやむを得ないのかもしれませんが、道の駅で、食券制、給水・据え膳・片付けすべてセルフといったシチュエーションでの860円はチト高いと思います。
 厳しいことをもうひとつ。食器の下げ口の目の前にいた女性店員は、食器を運んでいった客に「ありがとうございました」が言えないヒトでした。店のクオリティが問われます。パートさんなのかもしれないけど、もっと客商売であることを意識してほしいものです。

s-umezu 201707

 静岡旅3日目の昼は、富士宮市で富士宮焼きそばです。
 富士宮やきそばとは――。
 「富士宮やきそば」の名称は古くから当地で食べられてきた焼きそばに新たに命名したもので、1999年に富士宮市の地域おこしについて話し合いをしている際に、独自性がある地元の焼きそばに着目したのがきっかけ。
 B-1グランプリの第1回と第2回で第1位、第3回は特別賞。地域おこしの成功例として取り上げられている。
 一般的な柔らかいやきそば麺とは違い、コシのある麺が特徴で、その麺の食感と独特の味付けが忘れられなくなる。
 市内にある4つの製麺業者の蒸し麺を使用し、炒める際にラードを用い、ラードを絞った後の「肉かす」を加える。イワシの削り粉(だし粉)を加え、キャベツは水分が少なく歯応えのよい富士宮高原キャベツ、トッピングはイカ、タコ、エビ、卵、肉、ホルモンなど各店で工夫している。
 ――とのことです。

 いちばん狙いの「ゆぐち」は定休日。
 富士宮に着いたのがちょうど昼時だったので、焼きそば屋はどこも満杯。浅間神社前の「富士宮やきそば学会」は満員で野外が暑そう。2番狙いの郊外にある人気店「うめづお好み焼・やきそば店」も駐車場満杯。
 焼きそばごときに並ぶなんて考えられないので、しばらく市内を見て回ります。
 2時過ぎになってから再度「うめづ」の前を通ると、空いているではないか。ということで、ここに入店。

 「焼きそばエビ入り(並)」500円。
 カウンター席にも余裕がありましたが、その前の鉄板からくる熱風が尋常ではなかったので、ここは敢えて座敷席に自主退却して出来上がりを待ちます。

 ふーん、こういう焼きそばもあるんだ。
 上に書いた特徴がほぼ忠実に表現されています。改めて書くと、イワシの削り粉の香りが香ばしく、肉かすから出る味わいがいいです。桜エビの風味が優れており、大小あるエビのうち大きいほうは噛み応えがあっていいアクセントになっていました。

yonezawaya 201706

 酒田市中町の焼きそば店「米沢屋」を初訪問。
 メニューを見て悩んだけれども、“スペシャル”の響きに屈して「スペシャル盛(特大盛肉玉子)」700円を注文。
 “特大盛”にはかなり躊躇しましたが、店の兄さんが「そんなに極端なものではないですよ」と言うので、恐る恐る「ではそれを」と。

 でもまあ、スペシャル盛でもぺろりといっちゃいました。
 焼きそば麺をこま切れのキャベツなどとともにじゅわじゅわやったものに、少し歯応えのある味付け豚肉と目玉焼き、刻み海苔、紅生姜をのせたもの。けっこう底の深い皿なので、ボリュームはあります。

 庄内の焼きそばのお約束は、あとがけのウースターソースをじゃばじゃばっと回しかけて自分で味付けをすること。
 いつもはかけ過ぎてしまうソースを今回は少なめにして食べてみましたが、ソースっ気は強くなくてもこの焼きそばはうまいのだということがわかりました。
 澄んでいてさっぱりした味わいのワカメスープもベリグーです。

 先に寒河江の「やきそばとおえもん」でスタンダードなソース焼きそば食べましたが、それとはベツモノだなあと。
 それぞれに持ち味があっておいしいですが、自分の好みを言うと、焼きそばには刻み海苔よりも青海苔がマッチするのではないかと思ったところ。青海苔の風味と、食べ終わった後に歯にくっついて取れない断片の鬱陶しいフィーリングが、フェチ感があっていいのですよ。

 ああ、満腹。
 買い物帰りの高齢女性が多く利用されているようで、ふらりと入ってきて「いか入れの小盛り」などと注文している風景がとてもいいです。こういう客層に支持されている間は、この店は安泰でしょう。

touemon 201706

 寒河江市本町に焼きそば専門店があるという。それはめずらしい。
 その「やきそばとおえもん」を初訪問。2017年2月開店の新規店です。
 目玉焼きの乗った「とおえもん焼そば」が500円、豚肉がトッピングの「とんちゃん」が600円、牛肉の「ぎゅうちゃん」が800円。
 これらはトッピングだけの違いなのかな。その中から「とんちゃん」をチョイス。

 焼く前の豚バラ肉はべろ~んとした大きなもの。焼かれて縮んでも、麺を覆いつくすこの大きさです。
 焼きそばは、粉末ソースでつくるスタンダードなソース焼きそば。いい香りが鼻をくすぐってやまないこの味を嫌がる人は、日本人にはいないのではないか。
 炒め具合が絶妙で、ぱりっとした食感が残り、油をまとってつやつやしているキャベツとモヤシがとてもいい。
 塩辛さもマイルドで、かといって薄すぎるわけでもなく、いくら食べても飽きがこない感じがします。したがって、普通盛りではやや量的に足りないかもしれません。大盛りにすればよかったな。

 ここではもつ煮込み200円も提供しているとの事前情報でしたが、残念ながらこの日は品切れ。聞けば、仕入先からなかなか入ってこないぐらいにもつが品薄になっているのだとか。
 豚モツ文化の寒河江ではめずらしく、牛モツのいいところを使って勝負しているとのことなので、それを目当てにまたいつか再訪してみたいと思います。

miura-yaki 201703

 ズバリ「やきそば店」を名乗る新庄市北町の「三浦やきそば店」を、ある休日の昼に初訪問。
 「こんちわ」と入店すると、店で食べている人2人、持ち帰りの待ち客1人。
 品書きもシンプルで、お子様盛、並盛、中盛、大盛の4種。お子様の200円から100円刻みで500円までになっています。

 並よりも上で大盛よりも少ないであろう「中盛400円」を注文。店で食べていくか問われ、Yesと答えて椅子に腰かけてできあがりを待ちます。
 ソースの香りが香ばしく立ち上がっており、厨房の鉄板からは当方の品をジュワジュワと焼く音が聞こえてきます。これだけで焼きそば屋に来た満足感が得られます。なぜだか子どもの頃が思い出され、自分もあれからずいぶん遠くまで歩いてきたのだなと感慨深かったり。

 運ばれてきたものはご覧のとおり。
 紅生姜と小海老の赤が美しい。いずれも人工着色料のなせる業でしょうが、茶色一色の焼きそばにはこのぐらいの演出があってもいいと思う。

 細めのストレート麺。量は今の自分にベストマッチで、足りなくはなく、もう少し食べたいなぁぐらいです。でも、これ以上だと口飽きもしてきそうだし、後がきつくなりそうですから。

 味は素朴。ソース焼きそばに何らかのデコレーションやプレミアム感を求めるほうがどうかしているわけで、これはこれでいいと確信できる味です。

 一般的な焼きそばに入る豚肉はなし。青海苔もなし。野菜も格別多くはありません。けれども、なんだかとてもうまい。不思議にうまい。

 箸を使う右手が勝手に動き、あっという間に完食。いいなあ、焼きそば。
 今どき客単価400円では大変だろうなぁと思ったところ。
 しかし、テイクアウトの電話注文がバンバン入ってきます。それらは「並◯個と大盛◯個」とか、「1,500円分」とか。ははあ、これなら心配するほどでもないのかな。

kobayashi 201703

 余目の「小林食堂」を初訪問。
 旧余目町の食事処はこの2年でほぼすべての店を巡っていますが、商店街にあるこの店は取りこぼしていました。理由は、繁華街にあって狭い駐車場が3台分しかないこと、WEBで見る画像では細麺を使っていること、かつて庄内の食に明るいある人がこの店についてあまりよく語っていなかったこと、などがあります。しかし、行かずに語るなかれ、自分で確かめてみなければナラヌということで、訪問に至ったわけです。

 駐車場は空いていたので頭から停めて入店。昼どきなのに客は不在。真ん中に8人ぐらいは掛けられる大テーブル、その周りに2人掛けテーブルが数卓、小上がり2卓の、昭和然とした回顧感たっぷりの店内。白髪頭の亭主に、その連れ合いにしては若い細面、メイク、ネイルばっちりの女将の二人での切り盛りのようです。

 メニュー短冊は定食、ラーメン、丼物など基本メニューがズラリ。細麺ならばラーメン類はいかがなものかと考え、ココは余目だしと、焼きそば650円を選んでみたところ。

 麺の茹で、野菜の炒め、そしてそれらの合えと、ていねいな仕事ぶりがつくっている厨房から伝わってきます。運ばれたのは、注文してから15分後ほどだったでしょうか。
 余目オーソドックスの後がけソースタイプ。卓上のブルドッグ中濃ソースをくるくるとかけ回せば、味にオリジナルのないフツーのソース焼きそばになります。

 麺は、予期どおり細麺。ぼそぼそした食感はソース焼きそばで食べるならばベストマッチではないか。やはり、これを「かけ」で食べるのはどうかという気がしますが。

 スープは、大きめの器にたっぷり。ラーメンスープに、中華そばトッピング用の4cm四方ぐらいの海苔が5~6枚と刻みネギが入るもの。味は、やや雑みがありますが、これをうまいと評する人も結構いるのではないかというぐらいの許容範囲で、むしろ斬新です。もしかしたら鶏や豚のガラの灰汁取りが甘いのかもしれません。

 全体量は、余目の店らしく、多め。焼きそばは量が入る食べ物ですが、自分の場合ここでは普通盛りで十分でした。
 鄙びた感じはするものの、悪くなかったですよ、「小林食堂」。

touen 201612

 鶴岡市本町の「中華料理桃園」(箸袋には「飲茶點心店桃園 海鮮酒家武蔵」と書かれている)を、1年1か月ぶりに再訪。ブルーム第5弾を使った店めぐりの7軒目。

 マーボー焼そば、815円のところ540円。
 「香ばしく焼いた麺の上にあつあつの麻婆豆腐をたっぷりとかけた食べ応え抜群の一品」とのこと。
 ビジュアルは麻婆丼。しかし中には焼き麺が潜んでいます。

 思うのだけど、麻婆豆腐を焼きそばにかけたものってメジャーなメニューなの? 少なくとも自分は初めて食べたと思う。あとで調べたところ、仙台で始まったものらしいです。
 まあ、中華丼にかける五目あんを焼きそばにかければあんかけ焼きそばになるわけで、麻婆丼の麻婆豆腐を焼きそばにかけるということには大きな違和感は感じないけれども。

 この店、上等です。麻婆豆腐の味は、すごく辛いとか痺れるとかいう奇を衒ったものではなく、日本人の誰もがおいしいねと言って食べられる類いのもの。かと言ってこの味は一般の家庭でも出せるものではなく、中華料理専門店で食べていると感じられる奥の深いものなのですから。
 そしてその具が、麺を覆いつくすほどの量。大満足でしょ。これを540円で食べるのがなんだか申し訳なく思えてしまいました。

 豆腐のスープもごま油風味があって美味。
 前回のログでもこの店で食べたものを「非常に美味しい」と結論付けており、ここは鶴岡中心商店街の名店と言っていいと思います。

naniwa 201610

 余目の飲み屋街の一角にある「お好み焼きなにわ」を初訪問。古い鉄製の階段を上がっていったところにあるディープ感のある店でした。
 入ると、客はゼロ。オヤジさんが一人で1枚のお好み焼きを焼いています。

 予定どおり「たべぶらパスポート2016」に載っていた一風変わったメニューの「ナポリタン焼きそば」650円を所望します。メニューに大盛り100円増し、特盛り200円増しとあるので、大盛りにするべきなのかオヤジさんに尋ねると、結構量があるよとのことなので、普通盛りを。

 カウンターの大きな鉄板で麺と具を別々に調理し、お待ちどうと。たしかに量は十分です。
 中華麺を使っているのかと尋ねれば、「いや、焼きそば麺だよ」と。焼きそば麺という別ジャンルのものがあるとはつゆ知らず、すみまへん。
 その麺は極太で、たしかに中華麺とはベツモノ。これを箸で食べるのが流儀なのだそう。

 あとで調べてみると「やきそば麺」とは、原材料は中華麺と同じで、中華麺を蒸した後食用油をまぶしたもののよう。ほほう、なんだか沖縄そばみたいだな。
 中華麺と違い、蒸しているためコシがないが、かわりにもちもちとした食感になる、調理時間が短縮できるのも蒸し麺の特徴――ということのようです。

 味は、その名のとおりケチャップで合えたナポリタン。とは言っても、洋食のような酸味はある程度抑えられており、若干の甘さが加わったうえに、そこはかとなく漂うにんにくの香りがあります。
 タマネギの炒め具合がよく、ほどよく豚肉やピーマンが投入されていて、家庭で食べるナポリタンとは一味違います。

 途中から入ってきた男性常連客が、我がもの顔の大声でしゃべっているのがウザい。ここにも客が一人いるんだけどなあ。店のフロアはパブリックスペースであるという認識が足りない「田舎の変なオジサン」。まだ若いのに同じ話を繰り返すし。
 それを除けばまあまあだったでしょうか。変わった名前のメニューが多く、それらは和・洋・中・多国籍のジャンルに広がっていて、興味をそそられたところです。
 余目って、街の規模のわりにやたらと飲食店が多く、掘り下げるとけっこう面白いところです。

ginka 201609

 2度目の銀華飯店。昼の混雑時、しばらく並んでからの着席です。
 前回は旗艦メニューのあんかけチャーハンを食べたので別のものをと、「五目ヤキソバ(什景炒麺)」610円をチョイス。
 しかしこの店、安い。今どきラーメン480円、チャーシューメン610円だもの。全体として昭和料金というか、現代の一般店よりも200円ぐらいは低めの設定になっています。

 五目ヤキソバは、運ばれてきたものを見てナルホドと。つまりは、あんかけチャーハンのチャーハン部分が軽く揚げた中華麺に代わったものでした。
 いやはや、ボリュームは見事。次々にやってくる客の大部分が若者から壮・中年の男性だというのも頷けようというもの。味のほうは、格別すごいというわけでもないけれど、この価格でこれだけ食べられることに喜びを見出している男性は多いのでしょう。

 野菜炒めが420円。これに150円のライスを付けて570円。こういう組み合わせもいいなと思ったところ。
 次回があるならばこれら炒めもののライス付きか、もしくは同行者が絶賛していた五目ソバ610円あたりが狙い目となるでしょう。

 この日の酒田は県下最高の32.5度。銀華飯店内は風がない分外より暑く、食べる前から汗ふきふき状態だったので、食後は推して知るべしの結果となりました。
 大将の特徴のある「あぁりやとぅ・・・」の定番セリフに送られて、店をあとにしたところです。

kikuya 201607

 湯の浜温泉に用事があったので、鶴岡市湯の浜の「きく屋」を再訪。今年5月以来だから、あまり間をおかずに行ったことになります。本当は同じ湯の浜にある「春華食堂」を狙ってみたのですが、休みだったようなので。

 前回はエビラーメンを食べたので、今回はエビ焼きそば700円にしてみました。
 いい感じ。麺の上の具は、ラーメンと同じ。同行者が注文したエビラーメンにも同じ餡をかけて同時にサーヴです。
 適度な塩味がして、大ぶりのエビが3尾。あとは白菜、キャベツ、タケノコ、ヤングコーンなど。とろみも適度で、揚げ焼きした中華麺とほどよく融合します。
 前回も感じましたが、麺も悪くありません。透明感のあるもっちり麺です。

 この店、小さいけれども実力は十分。店にたどり着くにはカーナビが必須で、すごい細道の先にありますから、穴場度は極めて高いです。

 店のテレビでは夏の高校野球地区予選の準決勝第1試合をやっていました。意外な大差がついて、鶴岡東が第1シードの酒田南を5回コールドで破る圧勝。
 そうこうするうち、顔見知りの同業者たちが7人で店にやってきてやあやあと。1階はカウンター4席のみなので、2階の座敷へと階段を上がっていきました。彼らも同じ用向きで湯の浜に来ていたようでした。