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hirota 202009

 去年12月に七日町にオープンして以来、巷では人気となっている「中華蕎麦ひろた」を初訪問しました。
 何分初めてなので、貼り紙を見て店のシステムなどを学びながら、当店ダントツ人気No.1だという極中華蕎麦セットを注文しました。

 小・中・大とあり、足りないのだけは困るなと思い、「中」の1,050円をチョイス。でもこれ、明らかに選択ミス。セットは極中華蕎麦にミニライス、生卵、ジョッキ黒烏龍茶が付いたもので、麺量は小が200gで、中なら300gなのでした。300gに半ライスでは明らかに多いよね。

 極中華蕎麦は二郎系。トッピングは、角煮風に仕上げたでっかくて分厚いチャーシュー、もやし、焦がし背脂。それにあと乗せの刻みニンニクをたっぷりと。ぶっとい麺がどんぶりに稠密に入っていて、その隙間に脂で半ばドロドロ化してしまっているしょっぱいスープ。もうはじめから、これホントに全部行けんのか状態でした。

 麺をあらかた啜った段階で、店オススメの食べ方に従って、ライスの上にチャーシューを乗せ、箸を立ててよくほぐし、その上に生卵をトロ~リと落として食べ始めます。すると、ぐずくずに煮込まれたしょっぱいチャーシューがいい仕事をして、すでに満腹なのに不思議にもするすると入っていくのでした。

 この店、腹ペコ人種たちにとっては理想的なラーメン屋であることは、よくわかりました。しかしその一方で、自分ぐらいの年齢になれば、ここで「中」なんて頼んではいけないことも、十分に学びました。
 なお、食後のニンニク臭はものすごいです。

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hawotsu zairai 202009

 旅篭町にある「好吃再来(ハツザイライ)」を初めて訪問しました。中国語はよく知らないけど、「うまいねぇ、おかわり!」とでもいう意味なのでしょうか。
 お母さんが一人で切り盛りしていますが、こういう店名を付けるからには、中国出身の人なのかもしれません。

 餃子がウリの店のようで何種類かありますが、最低でも525円なのでパス。でもって、餃子に近いものとしてワンタン麺750円があったので、それを。

 優しい味の鶏ガラスープに中太の多加水ウェーブ麺を合わせるという、山形のラーメンの王道を行くつくり。中国風にアレンジしてオリジナリティを強調するということはせず、じっくりと山形のラーメンを研究し、そのレシピを忠実に再現したかのような味とつくりです。この類は白胡椒が合うんだよな。

 インパクト絶大なのはやはりワンタンで、これはもう餃子でしょと思うぐらいに餡がしっかり入っていて、皮で包まれた中身は餃子の具のようにニンニクがガツンと効いたものでした。これが5個。

 むふふ、大きな期待はしていなかったけど、ほかでは食べられないワンタンの効果は絶大で、おもしろいつくりの1杯だったと思う。

yamaokaya aota 202009

 ある日の昼食は、11時半に開く店を想定していたのですが、その前の用事があっという間に終わり、予定が狂ってしまう。
 それならば、今いる場所からほど近く、11時を回ったら平日ランチタイムのお得なセットメニューが選べ、JAF会員カードでトッピングがサービスされる「山岡家山形青田店」に入ってしまおう。前回訪問から8か月しか経っていないけど、まあいいんじゃない。

 しばらく券売機の前で悩んで、よくわからないので店の人に尋ねると、11時からのセットメニューが選べない状態になっていたようでした。機械の設定を直してもらって、サービスセットA770円をセレクト。
 ラーメン(醤油・味噌・塩)とミニ丼(チャーシュー丼・ねぎマヨチャーシュー丼・玉子かけご飯)からそれぞれ1種類を選ぶ仕組みで、醤油とねぎマヨチャーシュー丼をチョイス。さらにJAFカードで味玉をトッピングしました。

 濃厚な豚骨スープが獣臭を発していて、極めて美味。この味にどっぷりはまる人は多いのだろうな。ただ、この脂がちなスープでもしっかり塩味がするということは、脂質だけでなく塩分も相当多いのではないかと思われます。
 大きな海苔が3枚も付いているのは素晴らしいことだし、このスープに合わせる太麺ももっちりしていてうまい。メンマが入らないのが惜しいところ。

 通常時の醤油ラーメンの100円増しで得られるこのミニ丼もなかなかのもの。テーブル上の辛味噌をのっけてピリ辛にしておいしく食べました。

 なんだか普段の1日分以上の脂肪をこの一杯で摂取してしまったような感じ。また、塩辛さを腹のうちで薄めるべく、食後にたっぷりのお冷を飲んで、店をあとにしました。

kourakuen tendo 202009

 幸楽苑の朝メニューに目を付けていて、9時台に家を出て、このたびそれを食べに行きました。天童市のバイパス沿いにある「幸楽苑天童店」は初入店となります。

 朝粥の食べられるところなんて山形県内にはそうないので、ぜひそれをということで、お粥セットC、600円を所望。「C」は最も上のグレードで、ハーフお粥、おひたし、しじみ入り醤油らーめんのセットです。今なら朝定食を注文すると月見玉子が1個無料サービスされます。おひたし皿は、小松菜とメンマ。

 ラーメンから食べ始めたところ、あさりの滋味深い味のスープが特筆モノ。朝の胃の腑にしみじみと染み渡ります。これがいちばんのインパクトだったかな。
 粥のほうは、熱々になっていず、本場台湾あたりのようにハフハフしながらというわけにはいきませんが、胡麻油のいい香りが鼻腔をくすぐり食欲を刺激します。これに途中からサービスの月見玉子と小皿のおひたしを投入して食べれば、レンゲを持つ手が止まりません。

 朝からとてもいいものをいただきました。ごっつぁんです。

himawari narisawa 202008

 先月に続いて「ひまわりヤマザワ成沢店」で昼食。
 少し前に入った「ひまわりヤマザワ富の中店」では、冷やしラーメン、冷やし中華のほかに「冷やしサラダうどん」というものがあったので、それが食べたいと思っての訪問でしたが、成沢店は冷たい系は冷やしラーメンしかありませんでした。
 そこで、少し考えてラーメンミニカレーセット462円をチョイス。

 ひまわりのラーメンもカレーも経験済みなので、なんだか平凡なメニューを選んでしまったことを反省することしきり。なので、その内容については改めて記しませんが、やはりこのセットが462円で食べられることは特筆しておかなければなりません。

hachinoya senami 202007

 朝の用事が思いのほか早く終わり、まだ10時前。大雨で、一度帰宅したらもう出たくなくなるので早めの昼メシにしたいが、どうしようか。
 ということで、朝ラーメンをやっている「はちのや瀬波店」へ。1年3か月ぶり2度目となります。

 しなそば(こってり)の大盛り、700+100円。
 スープは、背脂と、その油をまとったぶつ切りのネギが特徴で、甘口。
 麺は、山形らしくないストレートの細麺を使っていて、なぜそういうものを使おうとしたのか、店側の意図が読み取れません。早く茹で上がるのは店にとってはいいのだろうけれども、啜ったときの食感については正直言って芳しくありません。山形のラーメンなのだから、せめて太麺か細麺をチョイスできるようにしてはいかがでしょうか。
 メンマは極太で、繊維がはっきりしているところがいい。
 チャーシューは分厚くて大きく、スープに沈んでしまうほどだけれども、内臓に近い部位を使っているようでホルモン系に振れた味がするあたりは、好みの分かれるところかもしれません。

yamagata kitchin 202007

 表蔵王の山形県観光物産館「ぐっと山形」内にある「山形キッチン」を初訪問。こういう観光施設もようやく当たり前に営業し始めました。
 平日ランチタイム限定のラーメン定食800円が用意されていて、ラーメンに鶏の唐揚げとライス、ミニカレー、ミニ麻婆のいずれかを付けることができます。今回は若鳥の唐揚げとライスを付けてみました。

 ラーメンはしっかり1人前。煮干しの効いたスープはかなり甘口で独特。トッピングも悪くないし、それなりに食べさせる味に仕上がっていると思う。
 一方の唐揚げのほうはイマイチ。縁日の唐揚げ屋台から漂ってくるのと同じ鶏肉臭があり、つまりは事前に加工、冷凍された保存食品を揚げて使っているようです。
 でもまあ、しっかり腹が膨れて800円ならまあまあと言えるかもしれません。

seiraiken 202005

 新丁クランクのところにある「清来軒そばや」へ。ずいぶん前にここで味噌ラーメンを食べた記憶があり、調べてみるとそれは2013年9月のことでした。あれからもう7年近く経っていることになります。
 再訪した今回は、未食の中華そばを大盛りにて、650+100円。

 奇を衒ったところのない、古典的ないい中華そばで、かえしの醤油の風味と香りが白眉。これには白胡椒がよく合います。中華味調味料を少々使って味を調えていると思われましたが、どうでしょうか。
 パサ系のチャーシュー2枚、細ネギを散らし、薄味のメンマ数本に海苔1枚。素朴だけれども、実力はしっかりしている蕎麦屋の中華としての鏡。味も量も満足です。

ichiraku 202005

 この日の昼メシは南陽近辺にて。R13沿いの「ラーメンみあか」に行くも、やっていず。この店、定休日以外もしょっちゅう休んでいる。
 で、次に行ったのが、R113沿い、南陽市役所近くの「一楽」です。初訪問。ドライブインのようなつくりですが、看板に「自家製手もみ」と出ているので期待して入店します。

 煮卵醤油ラーメンの大盛り、680+100円。
 刻みたて緑色のネギが映える端整なルックス。醤油の香りと味がとてもよく、これは「かえし」を楽しむラーメンです。ダシもよく、風格を感じるいい1杯だと思う。
 麺は気持ち細めで、それほど自家製らしさを感じさせるものではなく、手もみの縮れ具合もほどほど。この地にありながら赤湯ラーメンでもなく、ましてや米沢ラーメンでもない、つくりも味もラーメンの王道を行くものです。
 80円増しの煮卵の味付けがよく、チャーシューも柔らかく脂がじゅわっと染み出すスグレモノ。きちんと漬物付き。

 期せずしていいラーメンに出会い、思わぬ拾い物をしたようなうれしい気分です。結果的に、休みがちな店よりもサボらず真面目にコツコツ営業しているこちらに入ってよかったと思いました。

marujyu1 202005

 先頃訪問した長井市の「らーめん一番」が大当たりだったので、柳の下に2匹目のドジョウを狙って再度長井市へ。四ツ谷にある「まるじゅう食堂」を初訪問しました。
 すごい店構え。平屋の古い建物で、自分は平気ですが、入店を躊躇する人もいることでしょう。ガタピシいう引き戸を開けて無人の店内に入ると、薄暗い厨房から男性がのそりと現れたので、やってますよねと確認して、デコラ張りの手を乗せるとかくかくするテーブル席に着席します。この雰囲気、レトロでこれ以上ない昭和。

marujyu2 202005

 中華そばの大盛り、600+100円。
 ほう、こういう感じですか。
 透明度をたたえてツヤのある麺はすこし寝かせたものでしょうか、麺量が多く啜り甲斐があります。多少多めぐらいがちょうどよく、ラーメンはこうじゃなくっちゃ。
 柔らか仕立ての、煮豚と呼んでよさそうなチャーシューが3枚。これがとてもおいしい。
 スープのダシがやや淡白に感じられましたが、全体として満足度の高い1杯になっていました。

sapporo 202005

 北町の「さっぽろ」をほぼ3年ぶりに訪問。
 中華そばの大盛り600+150円。中華そばに限れば10年ぶりですが、当時からずっと値上げしていません。これは凄いこと。

 米沢ラーメンの細麺手もみ縮れはほろほろとして啜り甲斐があり、いい喉越し。同じ中華麺でも、このあたりでメジャーのやや太多加水のものや、最近流行りの極太麺などとはまた違っていて、中華麺の多様性と懐の深さに改めて感服します。
 スープも衒いのない醤油味で、まったく文句ナシ。こういうおいしいラーメンを並ばず、待たず、格安料金でさっと啜れる山形とは、なんといいところか。

 次回は焼そばの大盛り700+150円かな。

kimura 202005

 1年7か月ぶり3回目となる片谷地の蕎麦メインの店「きむら」へ。正式には「㐂むら」です。
 ここでは蕎麦の鴨なんばん、丼物のかつ丼と食べてきて、今回はらーめんの大盛り、670+150円にしました。

 これこそ蕎麦屋のラーメン。やや細ストレートの中華麺は製麺所製。長ネギを用いるのが一般的な山形では珍しい細ネギ仕様。スープは市販の中華ダシも使って味を調えているようで、ソツなく仕上がっていておいしい。
 けれども、ここでコレを食べたい!という高みに到達するためには特徴がもっと欲しいところだし、ディスティネーションの重要ポイントでもあるコスパ面での優位性も今一つかもしれません。

 この店では蕎麦、ごはんもの、ラーメンと食べ進んだので、ここでいったん一段落ということにしましょう。

kinohito 202005

 東根市羽入に去年10月に新規オープンした「らーめん喜の人」を初訪問。
 醤油系だけで生姜醤油、煮干醤油、背脂醤油と3種のラーメンを備えています。(醤油以外もあり)
 生姜醤油というのが珍しかったので、その大盛り、750+100円をセレクトしました。
 サービスで「煮干しダシご飯」を付けることができるというので、それもいただきます。

 ダシご飯はラーメン着丼の前。塩味が薄いと煮干しのダシには絶妙な甘みがあることがよくわかります。それに岩海苔とくれば、おいしくないわけがありません。

 しばらくして運ばれてきたラーメンは、まずは漂ってくる生姜香が秀逸。そしてその香りに負けじと、かえしのしっかりとした醤油の香。このコンビネーションはこの地域としてはかなり珍しい。そして、うまい。
 トッピングにはほうれん草のおひたし、ベーコンを切るようにきちんと切身を入れたチャーシュー、角材のようなメンマ。いずれも手抜きがなく、とてもいいんじゃないですか。

 生姜を効かせた濃口醤油のラーメンは、新潟県長岡市が発祥のご当地ラーメンのよう。それで思い出しました、これは「青島食堂」系統の味なのですね。

ichiban nagai 202004

 長井市で昼食。狙っていた複数の店は新型コロナのため臨時休業中。アレマ、困ったな。
 で、未訪の店を探して市内をうろついたところ、新町にある「らーめん一番」の暖簾が下がっていたのでここと決めて初入店しました。古くて目立たない店です。

 ラーメン大盛、700円。
 初入店時の定番メニューを選びましたが、いやびっくり。これがうまいのなんの。
 一言で言えば、今どき珍しくなった、かえしの醤油の味と香りで食べさせる中華そばの代表格です。
 昨今は魚介だの動物だのダブルだのと、「取り過ぎた」ダシを強調して食べさせるラーメンが多いような気がしますが、いい醤油を使ってつくればスープはおのずとおいしくなるという見本のようなスープです。
 スープづくりの思想としては、近間の店で例えれば、山形市富の中の「よしのや食堂(吉野屋食堂)」や、この3月に惜しまれて閉店した蔵王半郷の「才三郎そばや」に近似するものがあります。
 和の風味の感じられるこの返しには、昆布が多用されているのかもしれません。

 大盛りの麺は多分2玉を使っていて、食べ応えも十分。いい店というのはタクアンまでしっかりうまい。街場から離れている場所であっても店が続いている理由がわかりました。
 リーズナブルな価格でいい中華そばにめぐり逢えたヨロコビ。これこそが食べ歩きの醍醐味と言えるでしょう。

kuraya 202004

 6年5か月ぶりに南館西の「手打蕎麦蔵屋」を再訪しました。

 中華そば720円。
 ここの中華そばは山形地域の伝統でもあり古典とも言える、牛ダシの中華そばなのです。
 麺もまた、山形らしい中太、多加水のもっちりしたつくりでとても美味。
 蕎麦屋のものにしてはかなりオイリーなスープで、牛風味がふわり。うまいなあ、これには白胡椒が実に合う。中華用の調味料を使って味を調えているようです。

 2013年11月に食した時の画像と較べると、牛チャーシューが2枚から1枚に減っていることを除けばほぼつくりは同じ。
 ただ、価格が720円で、中盛り200円増しはいかにも高いです。この地域では600円前後が蕎麦屋の中華そば価格となっていますが、720円は自分が知る限り蕎麦屋における中華そばの最高価格です。また、盛りアップは蕎麦で200円増しなのはわかるけど、中華では100円、高くても150円がいいところでしょう。中華の中盛り920円では、おいそれとは注文できません。
 つまりこの店の場合、客に対して中華の中盛りは金額に頓着のない人以外は食べるなと言っているのと同じです。なので、おいしいけれども、近いうちにまた来ようという気になれないのが惜しいところです。

en 202004

 流通団地会館内に今年3月に開店したばかりの「めんや縁」を初訪問。以前は「めし家絆」だったところです。
 オススメだという、豚野郎めん800円。これを、JAFの会員割引を使って750円で。

 透明感のある醤油仕立てのスープですが、強めのにんにく風味がある上に背脂がころころと入っているので、しっかりした味になっています。
 麺は極太平打ちの縮れ麺で、存在感はスープに負けていません。
 これに豚バラ肉を多めに使ったシャキシャキの野菜炒めがたっぷりのっかっています。わしわしとその野菜をパクつけば、なんだか身体にもよさそうな気がしてきます。
 この1杯にはブラックペッパーがよく合うはず。たっぷりふりかけて賞味しましょう。

 チャーシュー、メンマ、ナルト、海苔などのレギュラーメンバーは入りません。しかし、豚バラ肉という食材は日本人の舌になんとよく馴染んでいることか。豚肉たっぷりの野菜炒めさえあれば、メシであろうと麺であろうと間違いなくおいしく食べられます。

orechu tanaka 202004

 嶋北にある「俺の中華たなか家本店」を1年4か月ぶりに訪問。
 未食のまぜそばを食べようと思って赴いたのですが、あいにく品切れ中。券売機を眺めると、まだ食べたことがない煮干中華670円というのがあったのでそれにして、まかない飯130円を添えてみました。

 全粒粉を使った太麺が、食べ応えがあってうまい。ここの麺は一流と言っていいと思います。基本の中華そばよりも20円高い分、節粉が効いているようです。でっかくて分厚いチャーシューがステキです。
 味とクオリティが高いのに130円とバカ安のまかない飯は、ここの店で食べるのであれば必須アイテムでしょうか。

 いずれも納得。ちょっと塩辛いので、お冷やをコップに2杯飲んで塩分を中和させてからの退店となりました。(笑)
 いい店です。

sansho 202004

 上山市葉山の「山椒そばや」を6年11か月ぶりに訪問。
 チャーシューメンの大盛り、750+100円。この店ではこのセレクトがベストでしょう。

 澄んだスープの中を麺が泳いでいます。麺は一見米沢ラーメンのようですが、それよりも微妙に太く、少しだけ縮れが少ないつくり。ほろほろひちゃひちゃとした食感がいいです。
 スープは多くの野菜を煮込んで取ったと思われるやさしい味で、返しの醤油香も効いていてよい。あれこれ加えてつくる近時のスープとは真逆で、必要なものだけを使い余計なものは加えないラーメンスープの基本形のようなつくりです。
 150円増しでパサ系のチャーシューが6枚にグレードアップ。多くのメンマ、海苔1枚、刻みネギたっぷりと、トッピングもシンプルでとてもいいと思う。

 この「普通」さがたまらない「山椒そばや」。他店ではなかなか真似のできるものではないのでしょう。

den 202004

 寒河江市みずきの「麺屋でん」を2年2か月ぶりに訪問。3回目です。
 しょうゆラーメンの大盛り、100円増しの850円。
 麺量は多く、大盛りだと350gとなり、いい食べ応えがあります。

 わしわしとかっ込むタイプの麺、醤油の立った返し、魚介系シフトのダシ、スープの保温効果が上がる背脂、細裂きのメンマ、磯の香りを添える板海苔……といったようなつくりで、これは「ケンチャンラーメン」のインスパイア系とでも言うのでしょうか、とてもおいしい。麺がケンちゃんよりも細めなので、むしろ食べやすいと思う人もいるのではないかと思います。

 この店、好きだな。
 昼・夜だった営業時間を変更して、今は朝6時から午後14時までの通し営業でやっているようです。
 次の狙いはつけ麺か、汁なしの本気(マジ)そばだな。

fukura 202004

 大野目の「ふくら食堂」を1年半ぶりに訪店。ここの中華そばは熱々でおいしいのです。

 中華そばの大盛り、600+100円。
 多少調味料を使って味を調えているように思いますが、むしろそうすることによって万人受けするとてもいいやさしい味に仕上がっているように思います。

 しばらく置いてそうしたのか、透明感のある中太麺。それに手もみされたウェーブが入って、いい感じです。この麺が、油分を湛えたスープによってコーティングされて口に運ばれてきます。それほど長くない麺なので、啜りやすさがあります。

 かなりおいしいですよ、ここの中華そば。価格にも納得がいくし、大盛りも十分な量。個人的には市内で屈指のレベルだと思っています。