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tachibana minami 202008

 麦切りが食べたくて、1年1か月ぶりに明石堂の「肉そば処立花南支店」へ。
 肉麦きり(冷)の大盛り、700+150円。

 河北町名物の肉そばの麦切りバージョン。甘じょっぱくて鶏脂たっぷりのこのつゆにはやはり蕎麦が合うようですが、こう暑いときにたまに麦切りで食べるのも悪くありません。

 つるりとした食感の、うどんにしては細め平打ちの麺がうまいのなんの。大盛りだとどんぶりがぐっと大きくなってかなりの量がありますが、それもなんのその、するするとあっという間に食べ終えてしまいました。

 夏の麦切りはサイコーです。「もり」でもおいしくイケそうです。

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udon ichi chuo 202008

 山形ではうどんを食べようと思えば袋入りでコシのない「玉うどん」ぐらいしかなかった頃だから、あれはもう40年前ぐらいになるのか、本場さぬき風の冷凍うどんが開発され、それを使ったうどん専門店「うどん市」が山形市内だけでも数店が店を構えて大繁盛していたのでした。
 しかし時代は移り、山形市内に残っていた「東原店」(旧みつます東原店前)と「南栄店」(デラシネ交差点近く)が2015年頃までには閉店し、その後の最寄り店といえば「東根店」でしたがこれも去年までには閉店して、県内に残っているのは鶴岡、酒田、米沢だけになってしまったようです。

 あの味をもう一度ということで、米沢市中央の「うどん市中央店」を初訪問。
 若かった時代にもよく食べた、かつ丼セット(冷)、930円。
 店内に佇んでいるだけでうどん屋らしい和風ダシの香りが漂ってくるところが素敵です。

 うどんは、単なるかけうどんではなく、油揚げや揚げ玉、わかめなどがトッピングされた豪華版。
 カツ丼は、肉と卵のいわゆるアタマの部分をケチっていず、標準的な味わい。
 量的にはそれほど多いわけでもなく、不足感があるわけでもなく。

 際立った特徴はないけれども、懐かしく思いながら食べれば、とてもおいしい。
 正午に近づくにつれて、店内に活気が出てきたと感じるほどの客の入りがあり、しっかり繁盛していたことがなんだかうれしく感じてしまいました。

tsuntsuruten 202008

 東根市羽入のうどん店「つんつるてん」を初訪問。
 明太子釜玉うどんは1玉だと700円だけれども、2玉にすると具材も増量されて750円。それなら当然後者を選ぶよナ。

 トッピングは卵の黄身に明太子に刻み大葉と刻み海苔が少々。あとがけ用の揚げ玉はコロナ蔓延防止のため提供中止中だったのは残念。
 釜玉なので、まだ湯気の上がるところをえいやっとかき混ぜて食べ始めます。底のほうにだしが少し入っているようですが全然塩味が足りないので、ここは卓上の醤油をかけ回して熱いうちに食べ進めます。

 明太子がいい仕事をしていてうまいですが、ネギがないのはマイナス。貧乏くさくならないように、多少なりともネギは入れるべきでしょう。
 2玉あれば量は十分でした。

marugame ymgt 202007

 嶋南の「丸亀製麺山形店」を3年3か月ぶりに訪問。
 かけ(冷)の大+野菜かき揚げ、410+140円。
 いいうどん。6月に四国を一周し、その際に本場のおいしいうどんをたっぷり食べてきましたが、丸亀製麺のうどんはそれに引けを取っていません。
 他の某うどんチェーン店Aと比較すると、丸亀はエッジの効いた麺線でコシがしっかり。
 ほかにも以下のような点で違っています。

 Aは小中大が1、2、3玉と1玉ちがいだが、丸亀は1、1.5、2玉と刻みが小さい。
 Aはかけ(小)が290円+税=319円だが、丸亀はかけ(並)が税込み300円である。
 Aは外税で1円単位の精算となりかったるいが、丸亀は内税、10円単位でスムーズである。
 Aはネギが定量デフォだが、丸亀は好きなだけかけられる。
 Aはかけ(冷)が(温)より77円高いが、丸亀は冷・温同料金である。
 天ぷらはAと丸亀ほぼ同程度の料金だが、一つひとつは丸亀が大きい。特に野菜かき揚げは大きくておいしく白眉である。
 丸亀は生の生姜も使い放題である。(Aは未確認)

 うまかったなあ、丸亀製麺。麺量も2玉では多いが1.5玉なら妥当だ。
 四国の旅でうどんのおいしさに目覚めてしまったので、今後うどんを食べる回数は増えていくのだろうな。

hanamaru teppou 202007

 うどんの本場の四国を旅してきたけれども、四国の各地でもはなまるうどんの店舗をよく見かけました。ということは、うどんには厳しい四国の人々にもこの店は一定程度受け入れられているということになるわけで、少し見直したところです。
 四国で頻繁に食べたうどんを山形で食べたらおいしいと感じられるのかどうかを確認したくて、11か月ぶりに「はなまるうどん山形鉄砲町店」を訪問しました。

 ひやかけをいくつもりでしたが、熱いかけよりも70円も高いのでパスし、かけの「中」に北海道男爵のコロッケとちくわ磯辺揚げを添え、JAFの割引クーポンを使って、320+110+100-50+税=528円。

 残念なことに四国でさんざ食べ歩いた讃岐うどんたちとは大きく異なり、麺が性なしだし、だしの味がぼんやりしていて、香りもあまりないように思われました。後がけの胡麻にも香りがないんだものなぁ。おろし生姜はあったのかな?
 麺のコシも違うけれども、決定的に違うのはだしのつくりではないかと判断したところです。

 添え物を2つ取るなら「小」でよかったかもしれません。コロッケはソースをかけて食べればおいしい。今後は「中」とコロッケで十分なようです。

kashiwaya 202005

 蔵王成沢の旧13号沿いにある、昼うどん店、夜居酒屋の「かしわや」を初訪問。前から入ってみたかった全12席の小さな店ですが、12時開店なので、仕事を持っていた時分にはハードルが高かったのでした。

 この日一人目の客となって、醤油うどん550円を所望。
 はじめに甘酢仕立て、柚子胡椒付きの冷奴が供され、店主に初めてかと訊かれます。そうだと答えると、店の流儀や食べ方についていろいろと丁寧に教えてくれるのがおもしろい。豆腐を食べて茹で上がるまで待っていてねということなのだろうけど、写真を撮る都合があるので食べずにじっと我慢です。

 蒲鉾の上の生姜の脇に柚子胡椒を載せて、生醤油を3周ぐらい回しかけて食べるのがうまいのだとのことなので、そのように。
 極太の全粒粉のうどんは、練りが稠密で重量感があり、抜群の弾力性も併せ持っています。これがおいしくないはずはありません。これはかなり研究されたいいうどんです。

 食後、満足して麦茶を飲んでいると、店主がどうでした?と。素直にうどんを褒めると、玉うどんの1.5倍の量があり、しっかりしたつくりにしているので使用する小麦粉の量で言えば2倍ぐらいなので、腹持ちはかなりいいはずだとのこと。大盛りは200円増しでこの倍の量になり、多くの客はそれをぺろりと平らげているというのですが、それってつまり4食分でしょ? それは自分にとっては多すぎるかもしれません。

 この日初入店した店でも大きな成果がありました。

kobo raku 202005

 蟹沢の「手作りうどん工房楽」を初訪問。
 駐車スペースに流れる音楽を聴きながら入店すると大将が出てきて、いきなり「お茶は熱いの?冷たいの?」と訊いてきます。冷たいのを所望して着席すると、「マスク付けでっからわがんねけど、初めて?」「リンゴを入れた餃子つくったけど食べる?」「わらび食べね?」と矢継ぎ早に。はい初めてです。いずれもいただきます。
 この界隈では珍しいイカすみうどん800円を注文。うどんと中華麺には紅花を練りこんでいるのだそう。餃子もわらびもうまい。

 料理を運んできた大将は食べている間も近くに座り込んで話しかけてきます。いわく、店を始めてから9年、その前は会社員、趣味で打っていたうどんを谷村新司に送ったら絶賛されてやめるわけにはいかなくなった、スマホで調べて遠くから来てくれる客もいる、オーディオ系も趣味、69歳になりアンプが重くて持てなくなった、割引券をあげるから次回から100円引き、イカ墨は北米産、イカ自体はとても柔らかい、ウチは組合に入っていないから5月もずっと営業してきた、組合員は全部休みでまだ休んでいるところも多い……などなど。とても話好きなんだな。昼前のこの時間、客は当方一人だしね。
 本来しゃべらずに一人で食べたいほうではあるのだけど、まあこうして話をしながら食べるのもたまには悪くありません。そのかわり、いつものようにじっくり味わえる雰囲気ではなくなります。

 食後にコーヒーまでいただいて満足。大将は3回行けば顔を覚えてくれるそうですが、さて、どうしようかな。(笑) いちおう割引券は保管しておこう。

donQ maxvalue 202004

 うどんをたっぷり食べたいと思い、双葉町の「どんQ製麺マックスバリュー山形駅西口店」を初訪問。スーパー内の店とあって、天ぷらを惣菜としてテイクアウトする人も多いようです。加えて近時はコロナ禍の影響で、うどんをテイクアウトしていく人も見かけました。

 かけうどんの大429円と、キャベツかき揚げ132円のところレジのおばさんが間違えてかき揚げ154円と打ち込んだため、合計583円。店を出てからレシートを見て気づいたが、まあいいや。次回からは間違えないでね。

 かけうどんは口径の大きいどんぶりで登場。小・中・大の大は2玉のようで、けっこうな量がありました。うまかったけれども次回からは1.5の中で事足りるようです。
 うどんもだしつゆも突出したところのない安定感のあるもので、他のうどんチェーン店と遜色なく勝負できるものだと思います。
 キャベツかき揚げは、お好み焼きにも通じるところのある面白い味で気に入りました。天ぷらをだしつゆに落とし込んだときの衣の溶け具合は秀逸です。

 ああ満腹。うどんをたっぷり食べたいとの思いを完璧に成就することができました。

hanamaru hinoki 202003

 はなまるうどんは近くに山形鉄砲町店ができたので近時そちらのほうを利用していますが、それ以前からある「はなまるうどん山形桧町店」には5年2か月ぶりの訪問となりました。
 ねらいは、山形県内のはなまるうどん7店舗だけで期間限定で販売している「山形芋煮カレーうどん」。3月いっぱいぐらいで終わるので今のうちにと。

 山形芋煮カレーうどん(中)+辛子明太子おにぎり、690+110+税=880円。はなまるうどんでこんなに高いものを食べるのは初めてのことです。
 内陸風の醤油仕立てで、カレーの風味を残しつつ芋煮の甘さが利いた、麺に絡みやすいスープを実現したとのことで、おいしい。
 玉こんにゃく4個、里芋4個、大きめカットの牛肉などが入っています。これにテイクフリーの天かすを投入して、七味をぱさぱさとかけて食べました。

 かけ(中)が250円+税なので、うどん1杯で3倍近くの480円も価格が違うのがスゴイ。次回からは「かけ」に戻って添え物を2~3種類ぐらいにして食べることにします。

zen 201912

 天童市蔵増の「うどんや膳」を2年4か月ぶりに再訪しました。ここのうどんがとてもおいしかった印象があります。

 キス天丼セット900円。
 やはりうどんがおいしい。生姜の香りがするダシがよく、薄味ではあるけれども、塩味が濃いめのこの地域に合わせたいいつくりになっていて、通好み。このダシを味わうために来る客も多いのではないかと思われます。
 うどん自体もいいつくりで、チェーン展開しているうどん屋のものとどちらが好きかと問われれば、間違いなくこちらデアルと答えるでしょう。ワカメ、きつね、ネギ、天かす、蒲鉾と、具材も豊富です。

 セットのキス天丼。キス天が2つだろうと思っていた天ぷらは、それに加えてナス、かぼちゃ、ピーマンとしっかりで、出し惜しみしていません。別に「ミニ」のキス天丼セットもあり、こちらはほぼレギュラーサイズです。したがって、うどんとともに食べれば満腹になること請け合いです。
 ただなあ……。最近は年齢のせいか、天ぷらをたくさん食べることができなくなりつつあります。うーむ……。かつ丼はまだなんとか大丈夫なのだけどなぁ。

 うどんがおいしいので、次回はもり系でいってみようと思います。

hanamaru teppo 201912

 ある日の午前10時台、もう腹が減ったので(笑)、10時からやっている「はなまるうどん山形鉄砲町店」へ。4か月ぶり。うどんが食べたくなったときにはついついここでいいやとなってしまい、わりと頻繁に利用しています。

 かけ(大)に北海道男爵のコロッケとさつまいも天、(350+110+100)×税=616円。
 10%だと「×税」というのがけっこう総額に跳ね返ってくるものなのですね。

 天かすを乗せ、七味を振りかけて、いざ食べんという段階の写真です。
 ミニ丼を付けるよりも経済的だろうと久しぶりに「大」にしてみましたが、どんぶりも一回り大きくなってその存在感はぐっと向上。いつもの「中」だと腹八分目といった感があり、まだいけるぞという状況でとどまるのだけれども、「大」は目下の胃袋の能力を超える量にまで達しています。

 出汁が薄味なので、この「大」だけをずるずると啜っていたのでは口飽きがしそうです。それを補うべく、コロッケといも天には醤油を多めにかけて、ときどきそちらにも箸を伸ばしながらいただきました。

 食べ終えてもまだ午前10時台ですが、今夜までは腹が減ることはないでしょう。いや、夕食にも支障が出かねません。

ichiya 201911

 温泉町のスーパー「おーばん村山店」の敷地内にこの7月にできた「讃岐うどん一八」を初訪問。「いちや」と読むらしい。
 うどん専門店。1玉250gで、1.5玉、2玉、3玉と進むにしたがって料金が100円ずつアップしていくシステムのようです。

 かけうどん1.5玉、550円。
 あっさりした「だし」が体にやさしそうで美味だし、エッジの立った讃岐風のうどんも美味。カウンター脇の天かすはご自由に。

 つるつると啜れば1.5玉などなんのそので、うどんチェーン店の「中」程度と思われ、これだけではやや物足りない感じがします。
 とてもおいしくて、通りがかったら寄りたくなるいい店だとは思うのですが、全体としては「丸亀」「はなまる」などのうどんチェーン店とあまり変わるところがないように思えてしまい、価格もやや上を行くので、この店らしさを求めて遠くまで行って再度食べるかどうかは微妙です。

hanamaru teppou 201908

 お盆期間の少し早い時間帯に、9か月ぶりに「はなまるうどん山形鉄砲町店」へ。お盆であってもチェーン店はしっかり営業しており、ありがたいものなのだ。

 かけ(中)にちくわ磯辺揚げとおにぎり(鮭)を付けて、270+108+118=496円と、価格的にも助かります。
 かけうどんには、テイクフリーの揚げ玉を多めに入れて、たぬきうどんに。そしてそれにすり生姜を添えて、七味をパラパラとかけてカスタマイズ。
 腹も膨れ、これで十分に満足できます。

terui 201905

 新庄市金沢の山手のほうにある「手打ち・つけ汁うどん処てる井」を初訪問。
 2015年11月にできた、手打ちで、しかも汁につけて食べるという、「武蔵野うどん」の店なのだそう。
 浅学寡聞にして「武蔵野うどん」というものを知りませんでしたが、東京多摩地方や埼玉県西部に伝わる郷土料理で、ハレの日に食べられることが多かったコシの強いうどんのことのようです。
 ざるに盛ったかなり太くて茶色がかった強烈なコシのうどんを、温かいつけ汁につけて食べるスタイルが一般的なのだとのこと。それを山形県にいながらにして食べられるというわけです。

 肉汁うどんの並盛り700円。並盛りは並、中、大、特、特々の5段階のいちばん量の少ないものですが、それでも400gもあって、なにせかつて見たこともないようなぷっというどんなので、食べれば充実の量です。

 色も、小麦色と言えばいいのでしょうか。2本ほどをたぐってつゆに浸してぞぞっと啜れば、それで口内がうどんでいっぱいになります。
 これはもう、うどんの既存概念の外側にあるものだなぁと思いながらも、とってもおいしいし、楽しい。

 肉汁、きのこ汁、炙り鴨汁など、多くの全メニューがつけ汁うどんの形態をとっています。
 肉汁とは言っても、ラーメンスープのような脂っこくて肉々しいものではなく、豚肉で出汁をとった醤油だれにその豚肉と長ネギ、油揚げが入っているといった感じのものです。
 薬味のネギもいっぱい添えられていてシアワセです。

 インパクトあったなぁ。これはもう、山形県のうどんマニアならばぜひ一度は店に足を運んで賞味しておくべき逸品だと思います。

hanamaru yamatetsu 201811

 回転寿司で3皿食べてから、5か月ぶりに訪問。
 チェーン展開のうどん店では、安くて一番好きな「かけ」ばかり頼んでいるので、今回はカレーうどん(中)とコロッケ、530+120円にしてみました。

 作り方はチープですが、おいしい。
 じゃがいもやニンジンがごろごろ入ったカレーは日本の家庭風のもの。
 カレーを食べた翌日の昼、冷凍うどんを茹でて残りのカレーをかけてつくる我が家のカレーとそう大きく変わるところはありません。つまりはふつうにいつもの気分で食べられるものになっているということ。

 しかし、かけうどん(中)が230円だから、カレー部分だけでは300円。それって高くないか?
 いや、「かけ」がサービス料金だと考えるべきなのだろうな。

sasagawa 201808

 3年3カ月ぶりに旧羽黒町にあるうどんの人気店「笹川食堂」を再訪。
 肉うどんの中盛り650円。
 この店、肉うどん一本でやっており、通常はその小・中・大しかなく、夏季はこれに冷やしの中・大が加わります。

 甘辛いつゆに味の付いた豚肉が数枚、半茹での厚切り白ネギ、油揚げ、海苔1枚。
 それに、今流行りのコシの強いものではないけれどもその分やさしい喉越しのあるもっちりしたうどん。
 あいかわらずうまい。

 このうどんの特徴は結局のところ「つゆ」かな。
 昼頃には広めの店内がほぼ満席になっていました。
 うどん一本でこのぐらい流行るというのは、他店から見ればうらやましい限りなのではないでしょうか。
hanamaru-teppo 201806

 「夜うどん」というのはどうだろうと思い、仕事のひけたある夜21時頃、5か月ぶりに「はなまるうどん山形鉄砲町店」を訪問。
 うどんは「かけ」がベストだと思っていますが、6月ともなると冷っこいものが食べたくなり、温玉ぶっかけ(中)の(冷)をセレクト。それにさつまいも天とコロッケを添えて、400+110+120円。

 ぶっかけで食べるうどんはコシがありすごい弾力。こういうぐにぐにしたものをわしわしと食べるのがうどんの醍醐味というもの。おろししょうがと天かすは後添えです。

 添え物2点はいずれも芋系だけれども、自分には芋類や豆類が、肉類や海鮮系よりも合っていると思う。
 とりわけコロッケは、少しだけ甘めの味付けではあるけれども、揚げ具合がよくいい食感。自分にとっての「コココレ」はコロッケに決定です。

 ああ、うまかったなあ、夜うどん。

hanamaru-teppou 201801

 「はなまるうどん鉄砲町店」へ。
 吉野家グループ。山形県だけでも5店舗あるのだそう。桧町店には何度か行った記憶があるけど、2016年に開店した鉄砲町店は1年ぶり2回目。

 かけ(中)+鶏の唐揚げ丼、230+380円。
 メインよりもミニ丼のほうが高いというのがおもしろい。

 安定のかけうどんは、今回は天ぷらを添えることなく、サービスの天かすを民芸の小スプーンに3杯ほどをトッピングし、卓上の七味を振りかけて。
 うどんは、凝ったものよりも、むしろ王道の「かけ」で十分満足できると思う。

 初めて食べる鶏の唐揚げ丼は、タレのかけられたごはんに作り置きの大きめの唐揚げを2個と半熟卵を乗せ、マヨネーズのパックが添えられています。野菜の冷たいのが気になるけれどもそれなりにおいしいです。
seijuro 201712

 飯塚街道沿いにある「餅の清十郎」に初めて行ってきました。
 餅がウリだけど、餅入りのそばも提供し、冬には餅の入った鍋焼きうどんも追加されます。その鍋焼きうどんがおいしいと聞いたので。
 鍋焼きは久しぶり。子供の頃には贅沢で最高の食べ物だと思ったものでしたが、大人になって熱さでうどんがダレてしまうのが気になり始めてからは、価格も張るし、すっかり遠ざかっていました。

 鍋焼きうどん950円。
 ぶくぶくと煮立った状態での配膳。おーっ、うまそうだが熱そう。カメラのレンズが曇らぬよう、口でふうふうと息をかけて湯気を飛ばしながらの撮影です。

 いい塩梅のつゆ。多めの鶏肉、シイタケ、ごぼうなどが入っており、いい仕事をしています。
 ほかには、油揚げ、蒲鉾、せり、長ねぎ、わらび、糸こんにゃく、ニンジン、さらには当店自慢の餅、そして真ん中に半煮えの玉子。
 白肌の餅は、箸で持ち上げるとすぐに形を失って重力に身を任せてしまうような搗き立て柔らかなもので、さすがと思わせるものがあります。

 うどん自体もかなりのもの。一辺が1cmぐらいあるのではないかと思わせる激太の麺姿がインパクト大で、これは1本ずつ端から啜るしかありません。ほどよい弾力があり、太いのに内外の茹で具合にばらつきがありません。表面がつるりとしていて、これも餅でできているのかと思えるような、オリジナリティの高い逸品です。
 そえられた白菜漬もパリッとして美味でした。

 とてもおいしかった。
 各種ある餅も、機会があれば食べてみたいものです。
uzenya 201712

 寒い日が続いたある休日、そうだ、しっぽこを食べよう!と思いつき、旅籠町の老舗「手打そば羽前屋」を5年5カ月ぶりに再訪しました。
 冬の間だけ、山形市内のわずか5軒のそば屋で提供されるしっぽこ、すっぽこなどと呼ばれるうどんがあり、これまで品川家、寿屋本店と食べてきて、今回が3店目となります。

 簡単に言うならば餡かけうどんですが、かけうどんの上に餡がかけられているのではなく、茹でたうどんの上に片栗粉をギンギンに効かせたぽったりとしたあんがつゆなしでかけられます。
 長崎の卓袱料理が明治・大正の頃に旧市街地のそば屋に伝わり、円卓に並ぶ豪華な料理に見立てて丼の中に具がたっぷりと入った餡かけうどんを作ったのではないか――と言われています。
 羽前屋の主人の考察によれば、明治11年創業の寿屋本店の初代が食の遊学好きだったそうで、その人物が諸国の食や文化を見聞きする中ですっぽこを開発し、当時交流があった旧市街地の数軒のそば屋に伝えたのではないか、とのこと。

 他にも近江商人が山形へ伝えたとする説などもありますが、歴史的な確証はないようです。
 また、しっぽくとは中国語では干し椎茸を指す言葉らしく、現在提供されているどのそば屋のしっぽこにも、椎茸は共通して入っているとのことです。

 身の厚い干し椎茸1、とりの胸肉4、細竹2、厚めの蒲鉾2、芹。薬味には刻みネギとすりおろした生姜。
 餡はきわめてとろみが強く、そのわりにはあっさりとした醤油出汁の風味。今風の刺激はないものの、味わい深い和風です。
 一面茶色の海の中から顔を出したうどんは白くて艶があり、どきっとするぐらいにきれいです。このあたりに昔からあるコシのあまり強くない玉うどんなので、餡のとろみに負けて途中からぷつぷつと切れがちなのが惜しいところ。

 ひと冬に一度は味わいたい山形の伝統食。
 しっぽこ提供店の未訪は、栄屋本店と素仁庵の2店となりました。