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chinton 201910

 1年5か月ぶりに城西町の「とんかつちん豚」へと赴き、かつ丼850円を所望しました。
 かつ丼に限ればちん豚は2年6か月ぶり。山形市内でかつ丼を食べるとしたらここがおススメです。

 どんぶり自体は大きいものではありませんが、その表面を大きくはみ出る形でアタマが乗っています。なんだかカツは以前よりも大きく、厚くなったような気がするのですが、気のせいだったでしょうか。

 どんぶり、味噌汁、漬物の安定した3点セット。塩辛すぎず、甘すぎずの味も安定。ごはんの炊き具合がさらりとしていて、それが丼つゆをまとうことでますます割り箸で掬いづらくなるところも、以前とちっとも変わりません。

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sutadon iida 201908

 この暑い夏に負けないための食欲をそそる味付けのごはんものは何か?という自問に答えて、「伝説のすた丼屋山形飯田バイパス店」を1年ぶりに訪問しました。

 すた丼+プチサラダ、630+120円。
 相変わらずしょっぱくて、ニンニクがドカンと効いていて、ボリューミー。せっかくですからこういうのはがつがつとかっ込まないと。
 サイドメニューのプチサラダはほぼキャベツの千切りですが、卓上にオリジナルのドレッシングが2種置かれているので、それを使って食べるのもまた一興です。

yamanakaya tendo1 201908

 山形西バイパス店、寒河江店に次いで3店舗目となる「やまなか家天童店」を初訪問。目指すのは平日ランチ。540円で盛岡冷麺、ユッケジャンクッパ、石焼ビビンバなどが食べられます。

 これまでの経験から、これらのどれか一つでは足りず、大盛りにすると200円増しなのでコスパが落ち、ビビンバのハーフと盛岡冷麺のセットにすると1,058円となり、さらにビビンバは石焼きではなくなります。
 つまり、得した気分できちんと食べたいのであれば、どう考えても冷麺と石焼きビビンバを両方注文して1,080円というのが最良の選択だろうと思っていました。
 問題は、2つとも腹に収まるのかどうかという点。でもまあ、多過ぎたなら残せばいいのだしと開き直って、今回初挑戦してみました。

 先に運ばれてきたのは意外にも石焼きビビンバ540円のほう。
 添えられた小壺のコチュジャンをたっぷりとまぶしかけてよ~くガイロガイロ(「かき混ぜる」の意。方言です)。う~ん、ごはんが焦げる香ばしい香りがステキだ。
 熱々のところをハフハフと食べれば極めて美味。自分としてはこの内容の石焼きビビンバでまったく文句ないなあ。
 ワカメスープ(温)付きです。

 (つづく)

macchaan 201906

 この日は前日の段階からここのカツ丼を食べようと決めていて、11時の開店時刻に合わせて上山に出撃です。
 「松茶庵そばや」。6年7か月ぶりの再訪となります。

 大盛りにすべきかどうかを店のおばさんと相談し、その体格だから大丈夫じゃないのというので、かつ丼の大盛り750+100円を注文。
 食べたいと思っていたものを食べればだいたいうまいに決まっています。どんつゆ、とんかつ、タマネギと卵のとじ具合などにはこれといった特徴はありませんが、言い換えれば堂々の王道をゆく蕎麦屋のカツ丼ということなのでしょう。望みどおりのカツ丼です。
 相談の甲斐あって、量もやや多めぐらいでちょうどよかったでした。
 ほうれん草のおひたしが付くのが優れています。漬物も味噌汁もうまい。

choujuan yamanobe 201905

 「ショッピングプラザベル山辺店」内にある「長寿庵」を初訪問。寒河江市内にいくつかあった「長寿庵」の暖簾分けか何かかと思ったけれども、出すものはラーメン、そば、うどんと何でもある普通のテナント食堂です。

 天丼セットとげそ天、630+130円。
 天丼を注文した上になぜゲソ天を追加するのか。それは、事前に知りえた情報が2つあり、一つは天丼のトップがしょぼいことと、ここのげそ天は人気があることだったからです。

 天丼セットは、天丼にかけそばかうどん(いずれも温または冷)が付くもので、今回はそば(温)で。
 情報どおり天丼の天ぷらはかぼちゃ、ピーマン、海老の3種のみ。海老が入るのでまあ、立派かも。丼つゆはいいけれども、ごはんは柔らかめで粒々がわからない感じで、ネタのわりにはごはんが多い。
 添え物のそばも、この価格であればこんなものでしょうか。

 反面げそ天は、ゲソ3つで130円なら良心的。かぶりついても足が噛み切れるぐらいで、サクッとした揚げ具合もよく、天丼の3種とは衣の材料まで異なるような印象でした。

 ここはゲソ天でしょう。
 でも、天ぷらを食べ過ぎたようで、少し胸やけがします。

nambuyashiki yama 201904

 R13沿い、金瓶にある「南部屋敷山形店」を初訪問。「南部屋敷」は東北地方を中心にチェーン展開しており、30年前ぐらいにどこかの店に入った記憶がありますが、おそらくそれ以来のことになります。店があるのだから、一度は行って確かめてみないと。

 かつ丼(みそ汁付)、810+税=875円。
 参考までに、かつ丼単品だと690円+税。

 なめこと豆腐に三つ葉を散らした味噌汁と白菜の漬物はマル。しかし本体は……。
 見た目はいいし、丼つゆの味や玉子のかけ具合、タマネギの使い方もいいのですが、なにせとんかつが薄過ぎます。肉厚が5mmないぐらいのひらひらとしたもので、こんなに薄い肉のカツ丼を食べるのは初めてかもしれません。
 カツ丼らしくガッツリとくるものがありません。なぜだか食べている側まで気恥ずかしくなってきます。せめて厚さ1cm近くの肉にしましょうよ、社長。

 独立系の店でこういうものを出したならたちまちよくない風評が立ち、やっていけなくなるようなシロモノでした。
 それなのに価格は一丁前で、消費税まで。また、チェーンのファミレスなのに現金のみの扱いとなるそうです。こうなるとねぇ……。

urara 201904

 旅篭町に「海鮮料理」を謳う居酒屋があり、昼からやっていると聞いたので、行ってみました。
 まぐろ丼、864円。
 配膳されたものを見て、まずはうーむとしばし沈黙。なぜ? 漂ってくる雰囲気がしょぼいのです。

 これは薄造りなのかと思わせるような薄い鮪の刺身が何枚かのっています。このぐらい薄い鮪の刺身の切り具合を見るのはおそらく初めてのことです。だったらせめて、刺身がごはん全体を覆ってくれればまだいいのに。細ネギのちらし方もこれだけ?
 庄内地方とは違い、内陸ではこの程度のものが800円超で供されるわけですか。
 ごはんにしても、熱くないし、あまりおいしいものではありません。
 漬物、小鉢の量もそれぞれほぼ一箸分です。

 なんだかすっかり興醒めの心境になって退店。まあ、最安メニューを選んでしまったこともよくなかったのだろうけど。(それでも864円!)
 量も少なかったし、トッピングやおかずが少なかったのでごはんも少し余ったし、七日町界隈で食事をするチャンスなんてそう多くはないので、よし、それでは次に期待を込めてもう1軒といきますか。

norogawa 201904

 かつ重を食べてみようと思って、平久保「のろ川」を4年4か月ぶりに再訪。すぐ近くの流通団地方面への仕出しや、法事などの会合での利用などの需要があるようです。

 かつ重830円。おお、事前情報よりも80円高くなっている。でも定食類は1,000円以上するので、これでいこう。

 お重で出てくると、なぜか丼よりも豪華に思えてしまいます。
 ふたを開けて確認。おおっ、これは予想を大きく上回って立派。カツは厚いわけではありませんが必要十分。
 どんつゆはラードを多めに含んで味くーたーな仕上がりになっています。醤油の使いは控えめで上品な薄味。ごめん、ちょっぴり醤油を追いがけさせてもらいます。
 熱々のごはんにその丼つゆが絡み、タマネギもいい仕事をしていて、コレハイケル。

 王道の豆腐とワカメの熱々味噌汁に2種のお新香付き。
 前回も思ったけど、ここは大衆食堂というよりももう一枚上の路線を行っていますね。

asano 201903

 嶋北にある「とんかつ浅野」を1年11か月ぶりに再訪しました。
 昼前の時間帯に到着しましたが、暖簾が下がっていず、駐車スペースに停まっている車もなく、開いている雰囲気がありません。あれぇ?と思って入り口をよく見ると、引き戸の下に「OPEN」と書かれたトリコロールカラーの小さな看板が一つ、出ています。なんだよ、やっているじゃないか。これではフリの客はなかなか開いていると認識できません。天童の「中国料理林商」みたいだな。がしがし稼いで儲けようという感じではありませんね。

 ここを狙ったのは、大かつ丼1,000円というメニューがあるから。とんかつ専門店で「大」が千円で食べられるのであれば、行かずばいられまいということで。

 大かつ丼1,000円。
 さすがです。肉質がよくて厚みもあるとてもいいカツ丼でした。やわらかい赤身中心で、揚げ具合OK。
 かつ丼を食べるといつも思うのだけど、揚げ立て、卵でとじたてのカツを齧り、その下にある熱々のごはんをわしわしとかっ込むときの至福感といったらありません。大げさなことを言えば、生きている実感、というか。
 どんつゆはやさしい味で、そのかかり具合はスプーンが必要なほどではないけれども、器に口をつけて箸でかっ込むぐらいの感じです。

 「大」のとんかつの印象としては、ボリューム的には一般のかつ丼の1.3倍ぐらいはあるでしょうか。カツだけでなくごはんもそんな感じ。なので、限界への到達感まではありませんがけっこう腹に来ます。
 マヨネーズかけ放題の生野菜、おひたし、タクアン、味が強めのエノキ・豆腐・大根の味噌汁が付いて千円は安いでしょ。

 満足。開いているのか判然としないためと思われますが、終始貸し切りでゆっくりといただいてまいりました。

yabuya 201903

 第五小学校正門前の「そば処やぶ家」へ。2015年1月以来3回目です。
 ここではあっさりスープのらーめんがオススメだけど、蕎麦屋のかつ丼というのにも惹かれます。
 ということで、かつ丼850円。

 どんぶりのふたを取った瞬間に立ち上がる生姜香が食欲をそそります。
 甘めの丼つゆが美味。つゆだく感があり、これを食べるには箸だけだと少々辛い感じですが、そこは心得たもので、和風のスプーンが付きます。こじゃれた店の親子丼はスプーンですが、蕎麦屋のカツ丼もスプーンで食べる時代になったのかねぇ。
 とんかつは衣が薄め。したがって油がそう気にならず上品な感じがします。しかし、ごはんとのバランでいえばカツが多め。ごはんが少ないのではありません。つまりは肉の部分が多いということ。その肉もいかにも豚肉といった味がしてスバラシイ。
 これに、赤味噌の勝った合わせ味噌の味噌汁におみ漬け。もう、文句ないです。

 価格が高めなので少しギャンブルな面もありましたが、価格どおりの極上のかつ丼でした。

satomi 201902

 飯塚町の「食事処里味」をようやく初訪問。写真撮影お断りの時代があって敬遠していたこともありました。
 かつ丼750円。
 間口の広いどんぶりですが、その全体を覆うぐらいの立派なカツ。大きさに加えて厚みもあり、カツの下のタマネギも多く、良心的でコスパの高い一品です。
 この肉でロースかつ定食900円もロースかつ煮定食950円もつくるのでしょう。
 縁に付く脂肉をあまり切り落とさずにある程度残していて、自分にとってはいい塩梅です。
 中央の赤は、紅生姜ではなく福神漬なのがユニーク。

 塩味、甘みとも淡泊で、もう少し味が濃くてもいいような気がしました。
 わらびの油炒めと漬物、味噌汁が付いてこの価格は値打ちアリです。
 隣席の兄さんたちが食べていた「若鶏くわ焼定食」というのが珍しいしうまそうでした。次回はそれか麺類かで悩むところです。
maruko 201811

 温泉町にある「まるこ食堂」を初訪問。
 東根温泉ならかつ丼だというイメージがどこかにあり、かつ丼860円を。
 メニュー表には864円とありますが、会計時は端数がカットされました。

 大きなどんぶりにカツがどどんと乗っているいいルックスです。
 まずは味噌汁。冬瓜が山ほど入っている具沢山。油揚げも入っていますが、煮詰まってやや塩辛くなっています。それも家庭的なもてなしのようで悪くありません。

 コショウで下味を施したとんかつが驚くほど柔らかいです。筋などは見当たらず、これならうちの年寄りにも食べさせてあげたいと思うぐらい。
 いい肉を使っているようで、ほとんどが赤身で、いつもあまり上品でない肉で満足している者にとっては白い脂身がないことが少し寂しかったりします。

 他店と比べて変わっていたのは2点。
 ひとつはかなりのつゆだくであること。底のほうにつゆがたまるぐらいひちゃひちゃに仕上がっています。そのどんつゆとごはんが混然一体になったものを口に運ぶのも、ある意味ここのかつ丼を食べる醍醐味なのでしょう。
 もうひとつは、タマネギを使っていないこと。つまりカツは、卵とどんつゆのみでとじられているのです。物足りないと思うでしょ? でも、食べてみるとそうではないのです。東根かつ丼マジック?

 量もたっぷりあり、しっかり腹を満たされました。
 塩辛いので、コップにもう1杯お冷を飲んで退店です。
chamu 201811

 長井市今泉の「茶夢」を初訪問。
 「ちゃむ」って読むの? 喫茶店みたいな名前だけれどもれっきとした食堂で、ラーメン、丼、定食などがメインの店です。

 ラーメン類もよさそうだけど、今回はコレと決めてきた、カツ丼900円。
 少し前に食べた某店のかつ丼はカツが3切れしかなくてショックを受けましたが、こちらはそんなことはなく、どんぶりの表面をカツが覆っています。それだけでウレシイ。
 肉は薄めだけれども、脂身の部分にわずかに感じられる野性的な味がよく、ごはんが進みます。
 丼物の常として下のごはんが熱々なので、はくはくしながらがっつくことになります。それがどんぶりを食べる醍醐味なんだよナ。

 やや甘めに振れた適度な濃さの丼つゆがまんべんなくごはんに沁みて美味。
 薄切りのタクアンが5切れ、皿に「立って」のっています。
 ワカメとねぎの味噌汁は少し味が濃いめだけどすごウマ。

 900円は高めだと思うけれども、満足できたのでノープロブレムです。
 たまたま持参していた本「町中華とはなんだ」(北尾トロ・下関マグロ・竜超著、角川文庫、2018)には、町からどんどん姿を消している「町中華」の店とは、中華を名乗りながらカツ丼がうまい店だという記述がありましたが、まさしく「茶夢」もそういう店でした。

fukura 201810

 蕎麦屋のかつ丼が食べたいと思い、9カ月ぶりに訪店。
 かつ丼800円。
 注文すると、店のおばさんは「中華そば?」と。「か・つ・丼」と念を押すと、「えっ?」という顔をして、これからカツを揚げるので時間がかかるけれどもいいかと。それを食べるためにやってきたので、ぜんぜんかまいません。

 厨房からはタマネギを切る音、カツを揚げる音、玉子をかき混ぜる音などが順に聞こえてきて、文庫本を30ページ近く読んだ頃にようやく着丼。
 広口のどんぶり一杯に広がるビジュアルが美しい。・・・のだけど、ん?カツが少ない。厚みはあるけれどもカツの切り身が3つだけ!? おいおい、ミニかつ丼だったらわからないでもないけどさぁ。
 店でこんなにカツが少ないレギュラーサイズかつ丼を見るのは初めてです。先に食べた会津若松「十文字屋」のソースカツ丼は大きなカツが4枚ものっているシロモノだったけれども、今回のカツはその1枚分にもなっていません。

 これには驚くと同時に意気消沈。
 味はいいんだけどなぁ。面倒なものを頼むんじゃないよと店に嫌われたのかもしれないなぁ。
 ここではもうかつ丼を食べることはないでしょう。ここならやはり激熱の中華そば系のほうが無難との結論に至りました。

kimura 201809

 片谷地の「きむら」(正式には「㐂むら」)を8カ月ぶりに再訪して、前回の記録に「かつ丼の単品750円というのもいいかもしれません」と書いたそれを食べました。
 そばとラーメンが中心ですが、丼ものも数種類あるようです。

 かつ丼750円。
 いい意味でも逆の意味でも期待どおりのというか、オーソドックスなかつ丼です。
 肉質、肉量、揚げ方、タマネギと卵の使い方、どんつゆ、ルックスなどのいずれを取っても欠点はなく、かと言って特筆するようなところもないように思えます。しかし、このかつ丼にしては割安感があります。今どきかつ丼は850~900円ぐらいは普通ですから。

 それに小鉢、漬物、味噌汁が付きます。
 小鉢はなめこおろし。おろし大根がたんまりで、その汁にはほのかな辛みがあり、脂ものとともに食するにはぴったり。
 塩辛めの味噌汁はワカメと刻みネギで、具が多いと感じられるものでした。
jumonjiya 201809

 会津若松市内のソースカツ丼の有名店「白孔雀食堂」は長蛇の列。
 それではと次に行ってみた「十文字屋」はどうやら移転した模様。移転先は旧店から車で6~7分のところらしい。15時になろうとしている時間帯なので、たぶん開いていないだろうと思いつつ行くだけ行ってみると、暖簾が下がっているではないか! こうなれば入らざるを得ないでしょ。

 名物メニューの磐梯かつ丼1,200円。よし、ここは内税。
 何も知らずに注文したけれども、運ばれてきたものを見て驚愕。厚さ3cmは軽く超える分厚くてデカいロースカツが4枚。丼がテーブルに置かれた時点ですでに戦意を喪失してしまい、店内に持ち帰り用のパックや袋は置かれているだろうかと目を泳がせることになってしまいました。

 肉質はそれほどいいものではないようですが、なにしろデカい。ステーキばかりを何枚も食べ続ける感覚に近い。味はいいんですよ。おいしいソースかつ丼です。でもこれ、全部食べるのは無理だってば。
 はじめから取り皿が付いていたので、それにトンカツ2枚を移していただきました。
 トホホながら、おそらく生涯でもわずか数回目の持ち帰り体験となりました。ソースカツ4枚中2枚です。
 食べたのが2枚だけとなると、ミニカツ丼がかつ2枚なので、実はそれで十分だったということになります。

 ・・・うっぷ。ご当地グルメ恐るべしです。
nakajima 201809

 ソースカツ丼の店が多い会津若松。山形には卵とじのカツ丼とともに谷地のソースカツ丼があって両方食べられるのだけど、会津若松の中心部にある「なかじま」には、全国ここでしか味わえないらしい煮込みソースカツ丼があるのだと知り、行ってみたくなりました。

 煮込みソースカツ丼1,050円。
 正直言ってちょっと高いんじゃないのと思いました。しかし、食べてみたところ、肉がとても上質です。赤身は適度に引き締まっているし、脂身はそう多くはないもののその部分だけジュワッとした味わいがありました。
 店内がなんとなく肉屋のにおいがするのですが、そのぐらい肉にこだわっているということなのかもしれません。衣が薄いのにカツの存在感があるのは肉の量がけっこうあるからなのでしょう。

 で、その「煮込みソース味」ですが、例えが拙くて申し訳ないのだけれども、まんま卵とじのカツ丼とソースカツ丼の中間を行く味でした。
 うーむ、どうなのだろう。新感覚ではあるけれども、ソースはソースのままでいくのがいいかもしれないなあ。
 店オリジナルの煮込みカツ丼用ソースを使用。河北町のソースカツ丼のようなカレー味は付いていませんでした。

banban 201809

 川西町中小松にある「BANBAN食堂」を初訪問。ここに食堂があったことは不覚にも知りませんでした。
 入ってみれば、広い座敷とテーブル席。ゆったりしていて寛げそうです。

 入店前からカツ丼を食べたい気分だったので、あまり迷うことなくカツ丼+半ラーメンのCセット1,000円にしました。
 カツ丼単品だと900円。それにはおそらく味噌汁が付いてくるのでしょうが、それを半ラーメンに替えてプラス100円なら御の字でしょう。

 充実のセット。
 ラーメンは、「半」とは言っても麺量はあるほうで、間口は狭いけれども高さのある器の中に高密度で入っています。角切りカットで、少し寝かせたのか透明感のある麺で、独特。スープがおいしい。きちんとチャーシュー、メンマも入っています。

 そのラーメンをあらかた平らげてからカツ丼へ。
 ご飯が多いです。カツだって大きめなのですが、それを凌駕するご飯の量。これならば単品900円というのも頷けます。
 いろいろな店で食べてきたカツ丼の中では、どんつゆが少ないほうに位置しています。では味が薄いのかというとそうでもなく、カツの衣に染みたつゆの味で十分に食べ進めることができます。ラーメンのスープもあるので塩辛さはこのぐらいでいいのかもしれません。
 タマネギのカットが大きめで、しんなりとなり過ぎていないところもいいと思う。レンジめしなのが惜しいけれども。

 冷奴も大きく、4口食べてもまだあるぐらいで、どこぞの一口サイズとは大違いです。
 ちなみに1,000円セットはカツ丼のほかに、焼肉丼、牛丼、中華丼、カレーの5種類、つまりAからEまであり、ラーメンをフルサイズにしてご飯もののほうを「半」にすることもできるのだそうです。

 満足しちゃったなぁ。夕飯食べられるかな。(結局食べられませんでした。)

takasaka 201804

 長井市久野本にある「たかさか食堂」のとんかつ定食1,350円が分厚くて大きくて――という情報を得ていたので、それを食べようと初訪問。
 しかしメニューにとんかつ定食がありません。あれ?
 注文をとりに来たおばさんに訊けば、とんかつ定食は調理に20分を超える時間がかかり他の客に迷惑が掛かるので、やめているのだとのこと。あれまあ、それは残念ではないか。

 気を取り直して、価格がいいので期待できるだろうと、かつ丼950円を注文。
 冷奴の小鉢ぐらいは付くのかなぁという期待は裏切られましたが、このカツのボリュームならば価格は妥当かもしれません。ほぼ丼ぶりの表面全体をカツが覆っており、肉もロースの長所がよく出ているジューシーなものでした。
 どんつゆも甘辛くて美味だし、カツの下に敷かれたタマネギもいい仕事をしています。

 豆腐・ワカメ・ネギたっぷりの家庭的な味の味噌汁、タクアンにキャベツとキュウリの浅漬けも立派。
 十分に満足して店を出ましたが、かつ丼のカツよりもっとぶ厚いロースかつ、食べたかったなあ。

ebato 201803

 河北町の肉そば店はいくつかを除いてひととおり試してみましたが、未訪の「いくつか」のひとつで北谷地吉田にある「えばと」に初入店。
 これまで行ってみた2度はいずれも暖簾が下がっていなかったので、今回は行く前に電話して、開いていることを確認してから訪問しました。
 こぢんまりとした店内は、椅子はあるけれどもその前のテーブルやカウンターには様々な物が置かれており、座れる席はカウンター2席と、2つあるテーブル席の4席ぐらいでしょうか。自分は4人目の客ですが、テーブル相席にて。

 ここならコレだろうと、カツ丼+半肉そば900円を。
 肉そばは「半」なので少しだけれども、しっかり鶏肉がのっていて、甘い味のつゆが美味。もっと食べたいというあたりを狙ったような適量です。
 これぞ河北の、というようなカツ丼は、一転ごはんがたっぷり。薄切り、薄衣の揚げたてカツを店オリジナルのソースにくぐらせただけの素朴なつくりで、軽いカレー風味が食欲を刺激します。何の変哲もないカツ丼なのだけど、これがうまいんだな。

 80前後に見える老夫婦が二人でやっている店。店内に佇んでいて感じるこのヘリテージ感がスゴイ! おそらく跡継ぎはいないのではないか。だとすれば、まだ間に合う今のうちにこの味をしかと体験しておく必要がありそうです。