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 2010年の初ラーメンは、南陽市の「満月食堂」でラーメン550円を。
 1月4日。終業後に職場を離れるのがちょっとだけ遅れたら、帰宅ラッシュと降雪が重なって米沢市内は大渋滞。これを抜け出ることがなかなかできませんでした。
 しょうがあるめい、どっかで食べて帰ろうか……。
 というので、途中の南陽市赤湯温泉にあるこの店に初めて寄ってみた次第です。
 実はこの店、そば、うどんの老舗。でもラーメンもうまいよという話を聞いていたので。

 店は、閉店間近とみえて客もいず、店の親父さんも奥の居間で寛いでいるのが見えます。
 御免。すまぬが、ラーメンを一杯、お頼み申す。

 黄色が強めの平打ち風のやや太い麺。赤湯ラーメンの範疇ではあると思う。でも、なんか独特。これがちゅるっとした舌ざわりでけっこうイケルのです。
 秀逸なのは澄んだスープ。ウチは昔からこの味でやってますねんといった風情の、なつかしささえ感じられるオーソドックスなスープです。
 でもこれ、中華味の素みたいなものを使っているかもしれません。旨過ぎるから。
 まぁ、うどん屋だからなぁ。中華スープの仕上げはそのようにせざるを得ないのかもしれないな。……と、あっさりと許せてしまいそうなうまさなのですな。

 2枚入ったチャーシューも、脂身がしっかりついていてグー。メンマも標準。海苔も立派。
 この素朴さ。突出したところがなく、互いが互いを高めあう総合力の強さ。
 出前で毎日食べてもおいしいと感じられそうなデキです。

 勘定の際は、新年早々に見かけない客がやってきたものだと、チラチラとこちらの顔を見る親父さん。
 「まだござってください、まだよろしぐっす、おしょうしなっす……」という声に送られ、今年の初ラーメンに満足、納得して店を出たのでした。

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 川西町上小松にある小さなそば屋。川西町の職員から、ココの焼きそばはすごいぞという話を聞いていたので、行ってみました。

 焼きそば800円。ぎょえ、けっこうするんですね。焼きそばにそんな大金を出すものなのだろうか?
 とはいえ、それを一目見むとてわざわざ訪れたわけなので、おずおずと焼きそばを注文。

 ゆったりとした時が流れる店内。先客が2名いてすでに焼きそばを食べていましたが、次にこちらの分が出てきたのはそれから20分ほど経ってからのことでした。

 うへぇ、またまたこのボリューム! ……まいったなぁ。
 画像を見ても量的なインパクトはあまり伝わってきませんが、すごいんです、量。

 青海苔の緑が鮮やかでよろしいが、すこし前に食べた宮内の沖ふじ中華店の焼きそばと比較すると、野菜と肉は少なめで、紅ショウガはなし。うまい麺のほうに専念して食べなさいということなのでしょうか。
 その麺がとても美味。中太の縮れ手もみで、ラーメンで用いている細麺と区別して使用しているようです。
 油分が過多ということはなく、いいソースの香り。沖ふじよりやや洗練の度合いが高いかもしれません。焼きそばの洗練度というのがどういうものなのか、よくわからないけれども。

 スープは、なぜか淡白でそれほどコクなし。このスープでラーメンをつくったらイカンと思うのですが、どうでしょう。

 でもまぁ、この量は明らかに2食分を超えていました。値段の高さは、最初から大盛り料金150円程度が加算されていると考えるべきでしょう。
 実際、沖ふじの大盛りのやや少ないぐらいの量。(沖ふじが異常なんです) さっぽろの大盛りなんて食べた日にゃあもう、完食なんて望むべくもありません。

 結局、昼が多すぎたために、この日は夕食も食べられず、酎ハイを飲むのが精一杯でした。



 南三番町の「大明食堂」へ。だいみょうしょくどう、と読むんだって。
 2度目の訪問。1回目は3年近く前で、野菜炒めを食べたけど、あまり記憶がありません。
 が、ここのカツは大きくて3センチぐらいの厚みあるとの情報があり、それを確認するべく再訪しました。

 カツカレー750円。う~、ライスが見えない。(笑)

 カツに関しては、デカさは情報どおり。厚さ3センチまではいかないものの2センチ前後はあり、確かに厚いです。
 脱線しますが、米沢の「定吉」のカツカレーのカツは厚いです。3センチ近くはあると思います。トンカツはよく草履に例えられますが、定吉のは厚みがある下駄みたいなカツですので、お試しを。

 カレーは、洋食の域から離れた、和風というのか、大衆食堂のそれ。ニンジンは薄切りで、肉はバラ肉を使った、あまり煮込まないタイプ。
 辛くなく、とろみの度合いが低く、カレー独特のコクは少なめ。なのになぜか懐かしいような、昭和の味とでもいうのでしょうか。

 それにしても素朴すぎ。福神漬も目立たず、サラダもつかず、彩りなんかはまったく眼中に無し。それが逆に、大衆食堂としての潔さに思えなくもありません。

 カツ丼700円を注文している客が多かったことを言い添えておきましょう。



 泉町にある、山形市のラーメン四天王などともてはやされている店のひとつ。
 中華そばの大盛り550+100円。この値段は米沢なみで、山形市内にしては良心的です。
 中太でもっちりした、いかにもといった感じの山形ラーメン。比較的白っぽい印象。酒井製麺所製でしょうか。
 具は、チャーシュー2、メンマ、海苔1、ネギたっぷり。
 チャーシューの脂身が多くて美味。メンマもシャキシャキ。ネギがたくさんというのも好感。

 全体としての完成度は高いと思いましたが、市内のベスト4かといえば、ちょっと疑義があります。
 スープ。これ、特徴があるだけに、一般的とは言いにくいのではないかな。色が薄く、啜ってみると、醤油の馥郁とした香りが感じられず、味を塩で補っているとみえて、食塩のストレートなしょっぱさが舌を刺激してきます。
 そして、中華味の素で味を調えているような気がします。うますぎる後味が残ります。

 中華そばのほかに、50円増しで「手打ち中華」というのがありました。もしかして、こっちを食べるべきだったのかな?
 また行く機会があれば、そのときは手打ち中華をいってみようと思います。



 桜田東にある店へ、看板メニューのスーラータンメン840円を食べに。
 「五十番」と言えば、山形では駅前の中華料理屋。そちらの店では飲んだ後の深夜、よくビールとともに麺類を食べたものです。その姉妹店。
 3年ほど前にできた店。しかし、駅前のほうがフツーの中華料理屋なので、まあ、中華なら何でもパパッとつくれる万能店で味もそこそこなのだろう程度の認識をしていて、これまで行ったことがありませんでした。

 で、スーラータンメン。
 うまい。酸味の効いたあんかけがたっぷりです。細切りのタケノコが中心で、モヤシ、ニラ、椎茸、溶きたまごなど。さらに、豆腐が入るのですね、ほほぉー。
 ほかに、細切れにした豚肉の脂身。これこそがこのあんの隠し味というか、真骨頂というか、美味の中核をなしているのではないか。

 麺は、想像していたとおりで、中華料理店で供される一般的なもので、特筆点はありません。
 これに800円を出す価値というのは結局のところ、「あん」をどう評価するかの一点にかかっているのでしょう。

 おいしさは評価しますが、頻繁に食べに行くほど料金がリーズナブルではない、というのがやや難点。
 大衆的な側に立つワタシの感想としては、700円だったら合格!なのですがねぇ……。



 あんかけ焼きそばが無性に食べたくなって、久々に「北海ラーメン」へ。
 かつて仲間たちと頻繁に麻雀をやっていた頃、行きつけの雀荘では出前はこの北海ラーメンからとることにしていたようで、ココの五目焼きそば、中華丼、カツ丼、カツカレーなどは数限りなく食べています。いずれもボリューム満点で、アツアツで、味もよかったと記憶しています。

 その五目焼きそば800円。
 かつてよりボリューム感は減退し、自慢のたっぷり五目あんがスカスカになっています。器は当時のままですが、かつてはこの器いっぱいにあんがかかっていて、麺はほとんど見えなかったものでした。

 味はグー。カリカリの部分が多い麺の揚げ具合はかなりよく、超アツアツ。口内火傷必至。とても家庭では真似のできない素晴しさです。
 具のほうは、ピーマンとさやえんどうの緑色が目立つ独特のもの。ほかにたっぷりの白菜と長ネギ、シイタケ、豚肉、むき海老2、少量のニンジン。一般的な海鮮五目とはちょっとちがいます。
 かつてはこれにたっぷりのザーサイが添えられていたものでした。
 果物のオマケがつくのがこの店の定番で、この節はみかん。

 うまいのですが、いかんせん、お得感が減退しているのは誠にザムネン。
 たまに食べたくなるのは、古きよき時代への感傷でしょうか。



 金ちゃんラーメンが食べたい。では、まだ行ったことのない米沢林泉寺の「米沢店」に行ってみよう。
 中華そば大盛り500+100円。
 まずはこの値段。すっごくリーズナブル!

 そして味。安定した金ちゃんラーメンの美味さよ!
 他の系列店と比較すると、スープはややこってりめで自分好み。深い味わいがしてスバラシイ。
 チャーシューも、おおぶりなものが3枚。厚さこそ山形城西店には及ばないものの、とろっとした脂身が縁についていて、食感もよくとても美味。
 麺も、他店と同様つやつやのぷりぷり。中太の縮れはこの地にしては太いほうになるけど、金ちゃんとしてはこの程度がいいと思う。
 しゃきしゃきのメンマ、新鮮な刻みネギ、溶け出さない海苔、いろどりのナルト。
 カンペキですな。

 金ちゃんラーメンの店舗が内陸地方の随所にあることによって、山形のラーメンのレベルは一段と高まっているのだなと、おいしい麺を啜っていてつくづく思ったのでした。



 初入店。前から気になっていた店でした。
 ご飯ものが食べたい気分だったので、かねてからWEBでチェックしていたねぎ味噌ラーメン650円ではなく、定食類からチョイス。
 定食は4桁のものが多いよう。何にしましょうとの問いに、信条としている「3桁モノ」からしょうが焼き定食を選ぶと、それはほかにも2種類ありますが……と。
 ?? メニューをよく見ると、しょうが焼き、新・生姜焼き(キャベツ)、生姜焼き(野菜炒め)と3種類あるではないか。
 ナニガドウチガウンダ……とやや憔悴しながら、3番目の生姜焼き(野菜炒め)900円というのをたのみました。

 それはご覧のとおり。豚肉の生姜焼き4枚の下に野菜炒めが潜んでいるというシロモノでした。う~む……そういうことだったらおそらく野菜炒めの代わりに千切りキャベツが敷いてあったであろう新・生姜焼き(キャベツ)650円を選ぶべきであったか……。
 おひたし1、漬物2の小鉢がついて、ごはん、味噌汁はお代わりができるのだそう。
 味噌汁はなかなかおいしいけれどもやや塩味強め。ごはんのほうはドライな仕上がりで、もうちょっとほっくりとした炊き上がりならよかったなぁと思いました。

 コストパフォーマンス的には標準またはもう一息、でしょうか。900円は高いのです。印象としては700円!
 あすなろ食堂のあすなろ定食750円や国味の鶏の唐揚定食680円のほうが、得られる満足度は上でしょうか。

 ラーメン、味噌は自家製だそうなので、こんどはラーメン類をチェックしてみたいです。