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koushiki 201305

 帰宅が夜になり、途中、中華料理が何でもそろう便利な店で夕食。
 ここは基本的に安くて量がある。夜なので食べ過ぎないように注意を払い、ごはんものは避けて選んだのは、五目焼きそば680円でした。

 なかなかにゴージャス。具がすごい。
 うずらの卵、大ぶりのエビ、イカなどとともに、白菜、ニンジン、チンゲン菜、ヤングコーン、タケノコなどの野菜類。オドロキは茸類。キクラゲ、フクロ茸、マッシュルーム、エノキなど多種入っています。ここまでで「五目」を大幅に上回り11種。もっとあったかもしれません。

 あんは、片栗粉が多めの“どろりあん”ではなく、中国の酒類などを使って具に味付けを施しましたというつくり。大陸的な味がして独特かつ美味。
 麺は、ストレート系で焼きが強くない仕上がり。香ばしさが不足気味になり、五目焼きそばにそのカリカリ感を求める人には物足りないかもしれませんが、油分を多く含んだあんとからめると食べやすかったと思います。

 なぜかフォークが添えられて登場しますが、それは使わず、当然ながら箸でいただきます。
 普通盛りで一般店の大盛りのボリューム近くはあると思います。これで680円は立派です。

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hotori-2 201305

 昨年末に山形市飯田にできた、赤湯の「ほとり」の2号店。
 初入店ですが、今回は味噌ラーメンから入ってみました。

 味噌ラーメンの大盛り680+100円。平日だと大盛りがサービスになります。
 独特のビジュアルで、正直言って第一印象はあまりよくありません。しかし食べてみると、独創的な中にも味噌ラーメンの基本が感じられるなかなかの逸品でした。

 トッピングは、2センチ長にカットされたニラと、モヤシ、ニンジン、タマネギ、豚挽肉の5種類の炒め物。これがたっぷり。
 スープはその炒め汁でダシを取ったもので、だからなのでしょうが、少し濁りがあります。が、啜ってみると実においしい。
 このあたりでは一般的な合わせ味噌。食べ慣れている味なので奇抜な印象は受けませんが、安心して食べられる安定感あり。

 麺は、おそらくは自家製の、太めのやや平打ちシフト系で、手もみが加えられて軽くウェーヴしています。
 一見野暮ったい中にも本格派を感じるのは、おそらくこの麺が立派だったからかもしれません。
 この麺なら次は醤油で試してみたいという気になりました。

oura-yama 201305

 酒田の人気店が内陸山形に進出し、七日町の一等地で開店した「尾浦山形店」。ある日曜日、県民会館に行く用事の途中に寄ってみました。

 しょうゆラーメン700円。
 細・太から太麺を、こってり・あっさりからあっさりを、それぞれチョイス。
 庄内産の豚バラの立派なグルグルチャーシューが3枚、たっぷりのメンマ、小口切りと白髪風の2種類のネギのトッピングは威風堂々としたものです。

 自家製麺は多少もっさりした食感があり、山形ラーメンとは趣が異なります。旧平田町にある本店で食べた細麺はたまらなくうまかった印象がありますが、それとはベツモノといっていいでしょう。

 一方、スープは本店と酷似。飛魚ダシですが、たっぷりの煮干しを駆使してダシを取っているようで、香りがケンちゃんラーメンと似ています。ケンちゃんラーメンは濃いめでしょっぱいですが、こちらはそれをやや薄くマイルドにした感じです。

 この内容であれば700円はけっして高くはないでしょう。出来立ての熱さがそれほどでもなく、できれば美味なるスープを熱いままで味わいたかったです。

ibisa 201305

 ある日曜、前々から行ってみたいと思っていた上山の「イビサ」を初訪問。
 カツオムライス900円。
 その名のとおりオムライスにトンカツがのっているというもの。

 まずはサラダ。思わず唸ってしまいましたが、生キャベツではなくザウアークラウト(キャベツの酢漬け)です。やるではないか。酢が浅くて食べやすいところも評価が高いです。

 一方オムライスは、外側の卵が厚いわけでもなく、中のライスは極めて薄味で、自分にはやや物足りない味付け。具も少なめ。
 それを、日本の「和」を主張するような漬物がうまく補っています。日本の漬物でカバーされるオムライスというのも不思議感がありますが。
 トンカツは、厚さ1センチ以上はあろうかというしっかりとしたものですが、歯応えもまたしっかりしています。要はややスジがあるということ。歯応えはしっかりしなくていい。

 できれば、おいしいデミグラスをこの倍はかけてほしいと思いました。
 値段設定的にも少し上を行くレストランなので、量には期待していませんでしたが、それなりに十分なボリュームがありました。

 自分は洋食に「上品」を求めてはいず、もっとゴテゴテしたものを欲していることが、はからずもわかってしまいました。
 オムライスならばたとえば、ウインナーソーセージのぶつ切りが入ったケチャップまみれの大量ライスを3個分の卵焼きで覆い、上からさらにトマケをたっぷりかけた、味の濃い、下品な仕上がり――といったのものが好きなのです。

yakushi 201305

 新築西通り方面に用向きがあり、薬師公園近くの「味処や久志」へと初めて足を運んでみました。
 や久志セット780円。
 かけそばとかき揚げ丼のセットです。
 かけそば(冷)はご覧のとおり極々シンプル。これに左下のネギを投入して食べるという仕組み。
 これは手打ちではないようで、蕎麦らしい喉越しが感じられません。

 かき揚げ丼はまあまあ。むき海老、タマネギ、そして長ネギ。
 天ぷらはたまに食べるとおいしいです。油とどんつゆのマリアージュがたまりません。

 店の名前がヤクシなので、8、9、4のつく日はセットものが700円になるようです。
 また、そばの食べ放題は1,000円。
 でもなあ。客の心と腹をくすぐる何かがないと、安いだけではリピーターは増えないのではなかろうか。

charmy1 201306

 天童のほうの「ちゃあみぃ」を初訪問(東根にもある)。天童のラーメン屋の中ではここははずせないだろうなぁと思っていました。

 山形醤油チャーシューめん700円。
 美味なるチャーシューが7枚も。大きな海苔の下には極太のメンマや白髪ネギ、ナルトなどがきちんと入っており、さらには温玉も丸々1個。これで700円ならリーズナブルです。

 麺は太麺、細麺などから選べ、茹で具合やスープのこってり度合いも意のまま。今回は太麺のこってりにしてみましたが、ブシの効いたスープ、平打ち縮れの麺、ともにハイレベルで、人気店だけあるなあといった印象。店のつくりも小ぎれいです。

charmy2 201306

 朝昼兼用の食事なので、ラーメン1杯では足りずに追加したのが、チャーシュー丼250円。
 追加注文してしまってから、チャーシューメンにチャーシュー丼はないだろうと気づきますが、時すでに遅し。

 しっかりした量のごはんにチャーシューを4枚ほどのせて、刻み海苔と白髪ネギをトッピングし、その上からラー油などで味を調えたうまみオイルがかけてあるというつくり。
 コスパの高い一品なのですが、これだけ脂身たっぷりのチャーシューで2方面から攻められるとさすがにぐっとくるものがありました。

 ともに美味しかったので食べている時にはそう苦になりませんでしたが、食後は満腹かつ胸焼け。マイリマシタ。

currykan 201306

 以前から狙っていた店。少し値が張りますが、評判いいようです。
 カキフライカレー995円を注文し、本を読んで待つこと20分ほど。
 カレーなのにけっこう待ちますが、きっとていねいに作っているのでしょう、周りを観察すると多くのお客さんがウェイティング状態。でも、カレーのいい香りに包まれてゆったりとした気分で待つのも悪くありません。マンガなどの備え付けもたくさんあり、皆さん寛ぎながら待っています。

 登場したのはでっかい皿! たっぷりのカレー、揚げたてのカキフライ、ふっくらしたライス、十分な量の福神漬け、それに適度なサラダ。
 オールインワンのワンプレートだとサラダの水気や福神漬けの汁などがごはんに浸透してしまうことがありますが、ここは違います。いい仕事しています。いろいろ研究しているのだろうな。

 カレーは、奇を衒わず万人受けしそうな味ですが、スパイスの香りがよく、そんじょそこらのカレーとは違うんだかんなという風情がひしひし。
 十分な量ですが、カレーとごはんはカレーの比率が高く、大盛りでも楽々行けそうです。

 これだったらこの値段は相応でしょう。
 再訪問は、アリ!です。

ronsan 201306

 県庁近く、あこや会館の地下にできた中華料理店。
 職員保養施設にもかかわらず21時までやっているというので、帰宅が遅くなった日にGO!

 五目あんかけ焼きそば600円。
 いっぱしの味と量。他店と比較して際立つものは格別ない標準的なデキで、よく言えば安定感、安心感があるというところでしょうか。
 具については、フクロダケがカットなしのそのままの形で入っていたりして面白い。

 こういう施設は、立派なものを供しているのに、利用する側が準公共施設だから安いのではないかという期待感を膨らませて入店してくるので、営業的に損をしているのかもしれません。
 奥の座敷で生ビールを飲みながら宴会をしているグループがありました。生ビール、飲みたいなぁ……と羨ましく思ったところです。

marugomarugo 201306

 定番のもり天700円。
 この店の特徴を一言でいうと、「超速くて多い」でしょう。
 入店するとすぐさま、長年ホールを担当しているオバサマがアイコンタクトをとってくるので、すかさず「もり天ね」と告げます。その後、適当な席を確保してホッとため息なんぞをついているうちにたちまち、せいろ、そばちょこ、天ぷら皿のもり天3点セットが運ばれてきます。あとはもう、無心にそばをたぐり啜り上げるだけ。

 すごくおいしいというようなものではありませんが、昼食を短時間で済ませたいサラリーマンがささっとたぐって十分に満足できる店。だからなのか、多くの客は男性です。
 この店には、ちょっと蕎麦でも喰ってくらぁ、というようなシチュエーションにぴったりの小粋さがまだ残っています。

yoemontei 201306

 市内南部、松原の「与右ェ門亭」を初訪問。
 メニューのトップに記載されていた南蛮めんの大盛り680+150円。
 辛味噌ののった味噌ラーメン。青海苔がふりかけられて見た目は赤湯ラーメン系。
 食べてみると、スープは熟成感の強い、味噌らしい味がします。辛味噌はニンニク控えめで、そう強くない辛さを加えてくれます。
 花かつおが添えられているのがユニーク。邪魔ではなく、微妙な和風テイストを醸し出しており、もしかしたらこれが、胡麻や刻みニラなど多彩なトッピングと相まって「南蛮」の風味を引き立てているのかもしれません。
 たっぷりの茹でキャベツは甘みのある芯の部分が美味。チャーシューはしょぼめが1枚。ほかにメンマ、ナルトなど。
 一方、麺は、山形地域のノーマルで、これは製麺所のものでしょうか。

 チャーシューを多少増量し、麺を工夫すれば、けっこう地域での話題となるラーメンに仕上がるのではないか。
 量は、男性なら大盛りが妥当かもしれません。
 オリジナリティに富む1作です。

maruta 201306

 まるたラーメン780円。
 二郎系ではあるけれども、モヤシやキャベツを中心としたたっぷりの野菜はただ炒めただけではなく、焦がし醤油風味の香ばしい仕上がりになっています。これがなかなか美味。
 その、炒めたというよりも煮出した感じの野菜の上には、小さく砕いた揚げニンニク。これも香りがいい。2枚のチャーシューやネギもいい。
 野菜を掘り進んでたどり着く中華麺は、極太の平打ち縮れで存在感たっぷり。

 全体として、最後まで焦がし醤油とニンニクの香りが失われない逸品。
 今回は普通盛りをいきましたが、これならば100円増しの大盛り(前回訪問時は150円増しだった!)に、10円のゆで卵を添えて、満腹になるまでいただきたいものです。

 蒸し暑い日でしたが、店内はしっかり冷房が効いていました。これなら夏でも汗まみれになるようなこともありません。

sutadon 201306

 山形バイパスの飯田陸橋付近、「なか卯」があったところに5月にできたチェーン店。関東・関西圏のほか東北の仙台と山形で展開しているようです。

 旗艦メニューのすた丼630円を。
 ジャンキーですが、ボリュームは満点。牛丼チェーンの大盛りぐらいはあるでしょうか。
 塩味の強い醤油ダレでジュワジュワやった豚バラ肉に香ばしいニンニクの香りがついて、それなりに美味。しかし、冷静に考えると牛丼チェーンよりも値段が高めで、格別得したなぁという感じはありません。

 翌2時まで営業。帰りが遅くなって一般店が閉まった夜の時間帯などに、ちょっと寄って腹を満たして帰る、という使い方になると思います。

koideya 201306

 羽州街道といわれた歴史ある通りからちょっと入ったところで、長い間そば屋を営んできたと思われるこの店。もう何十年も山形市の中心市街にお世話になっていますが、この店は知らなかったし、入ったことがありませんでした。ならば一度は行ってみようと、ある日の昼に初訪問。

 ラーメンの大盛り500+100円。
 ご覧のとおり見た目はシンプル。しかし、ラーメンマニアをそそる不思議な魅力を感じます。

 麺は、山形標準の中太もっちりのやや縮れ。酒井製麺所あたりのものではないかと思える食感ですが、実際のところはわかりません。大盛りの麺量は、どんぶりの佇まいだけを見れば少ないかと思いましたが、案外多く結果OK。普通盛りなら足りなかったでしょう。

 トッピングは、ナルトがないので色合いはそれほどよくありませんが、小出屋はこうなんだかんなっ!という主張を感じます。
 チャーシューの味が強めでいい味。メンマは若干防腐剤臭を感じますが、甘めの味付けでこれもよい。
 スープは、これぞと主張してくるものはなく、バランスのとれた素朴なもの。

 記憶をたどれば、40年前ぐらいに市内の食堂で供されていた中華そば、支那そばはこういうものだったと思う。家庭ではなかなか味わえないハレの料理だったよなぁ。

 12時前後の店内、客は自分一人で、その間の出前注文もなかった模様。
 この店の近くにあった「紀文そば屋」も店仕舞いしたし、この店も70代と思われる今の店主限りになるのかもしれません。
 今のうちにこの店の味を舌と脳で記憶し、文字で記録しておけたのは、自分の中ではひとつの僥倖でした。