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seikarou 201703

 新形町の「中華菜館盛華楼」を、2015年3月以来、再訪。
 2年前の1回目は、4月を迎えようとする3月の最終日曜日、庄内での生活根拠となるアパートになんとか荷物を押し込み、疲れ切って山形に戻る前に寄ったことを覚えています。
 そのときに食べてみたいと思った「天山定食」というスペシャルメニューがずっと気になっていたので、今回行ってみたところです。

 「天山定食」960円。
 けっこうな価格ですが、それにふさわしい、いや、価格の上を行くくらいに充実したものです。
 すごいのはメインディッシュで、菱形の皿に料理がてんこ盛り。
 まず皿に卵焼きを盛り付けました。でもってその上に八宝菜風の野菜炒めをかけます。そして更に、シュウマイ、春巻、鶏の唐揚げをのっけて、そのサイドに千切りキャベツをぎゅぎゅっと嵌め込んで、マヨネーズをにゅるりとかけてみました。
 ――というつくりの、これでもか的な、バラエティに富みかつヘビーな定食になっています。

 八宝菜は肉、魚介類がふんだんに使われており、それ自体豪華だったのが印象的。
 これに中華スープ、搾菜と漬物、どんぶりめし。
 ああ、満腹。食べたかったんだ、中華料理。しかもいろいろなものを少しずつ。

 これがクンロクなら安いと思う。
 2年前に食べた「豚肉の卵とじ御飯」750円は正直言えばややショボかった記憶があり、それと比べればこちらのほうがずっと価値ありだと断言しましょう。

maruden 201703

 鶴岡市西新斎町にある「まる伝らぁめん」を初訪問。
 羽州浜街道と並行して走る1本北側の通りにあり、「うえの食堂」だったところを改装して2016年1月にこの店ができたようです。

 この地では多くない、豚骨ラーメン専門店。自分は豚骨はいいのだけど、細麺ストレートがあまり食べた気にさせてくれないので、九州系はどちらかというと敬遠気味になっています。
 そうは言っても、一度は食べてみなきゃワカランからね。

 元気のいいお兄さんたちの経営で、入店すると右手の食券機で券をドウゾと。ほかにも○○が季節限定だとかおススメは△△だとか調理などをしながら叫んでいるのだけど、やみくもに早口でかつ別の方向を向いてしゃべっているので、客(ワタシですね)にはまったく伝わっていません。騒がしいだけなので、改善したほうがいいと思う。

 塩、醤油、味噌、熊本らーめんとある中から、あえて人気No.4のまる伝味噌豚骨らぁめん780円の太麺をチョイス。
 メニューによれば、「柑橘系が香る少し変わった味。他店にはない豚骨みそでクセになるスープ。細麵と太麺選べます」とのこと。
 そうそう、“とんこつ味噌”ってところに惹かれたワケですよ。

 太麺は、このあたりで食べる標準的な麺の形状をしており、味も地元製麺所と思われるもの。したがって違和感なくいただけてうれしいのですが、九州ラーメン狙いで来た人にとってはこれは違うだろと言われそう。
 その麺に絡むのが、ド迫力のとろりとした豚骨スープ。濃厚で美味。そうは言っても臭みはほとんど消されているのでご安心。これまた九州通にはもの足りないのかもしれませんが。
 柑橘系? あまり感じませんでしたが。

 チャーシュー、海苔、ほうれん草、煮卵、ネギなどがトッピングされて、表面も華やかです。高菜とかキクラゲ、それにメンマは入らないのですね。

 しかし、麺が少なめ。替え玉100円を追加することを前提としているところがあり、そうすると値段設定は高めだと感じます。
 細麺の替え玉を追加して2つの麵を楽しむべきなのでしょうが、今回はパスしました。細麺は今後に期待としましょう。

fukusouan 201703

 鶴岡市の旧羽黒町川代、「漬物の里」に併設された「福湊庵」を8か月ぶりに訪問。3月末まで使える「MyBloom」活用の20食目です。

 肉うどん、通常850円のところ540円。
 充実のトッピング。脂分を含み噛めばじゅわりとくる厚みのある豚肉が5枚、熱が通ってしんなりとし始めたネギが5切れ、きちんとそのものの味がするぐらいに厚切りのナルトが2つ、さらにはきつねが入り、せりが添えられています。立派です。

 だしは、やさしい醤油味。凝った造りではありませんが、甘みが強めでおいしい。豚肉が脂がちな反面、つゆがあっさりしていて澄んでいるのがステキだと思う。

 うどん自体はノーマル。余目の「手打ちうどん鶴」のそれとまではいきませんが、弾力ある食感がいい出来だったと思います。

 「福湊庵」で特筆すべき点は、10種類ぐらいある漬物を自由に食べていいこと。今回も大根、カブ、山芋、わらび、茄子などの漬物を食べて注文品が届くのを待っていました。
 配膳まで20分近くはかかったと思いますが、これらたっぷりの漬物と熱いそば茶があるので、待つことは苦になりませんでした。

 うどんだけでもお得なのに、漬物までいただいて、これで満足できない人なんていないでしょ。

ryushang-takahata 201703

 久々に置賜地方に足を踏み入れ、高畠町の「龍上海高畠店」を初訪問。
 そう、意外にも初訪問なのです。龍上海はこれまで赤湯本店、山大病院前支店、山形店、米沢店、栄町支店、宮内支店の6店を経験。龍上海で行っていないのは高畠店だけだなあと思っているうちに、取りこぼしてしまっていました。その後、東根、鶴岡にも系列店ができています。

 からみそラーメン大盛、850円。普通盛りの100円増しの価格です。
 どんぶりからして他店とは異なり、手づくり風の和風のもの。
 味も全体として龍上海だぞ!というトンガリ感が薄く、つまりは食べやすく仕上がっているといってよさそう。その証拠にご近所の高齢者夫婦や小さい子供を連れた家族連れ客なども見受けます。

 スープは、飲む前の香りからしてすでに「龍上海」しており、久々に食べる者にとっては懐かしささえ覚えます。魚の脂が表面を覆っており、湯気が立ちません。
 一口めは懐に深い甘みを感じ、これってこの店独特だよなと。でもって、辛味噌を溶かすと強烈なニンニク風味が広がり、龍上海キター!という感じ。

 麺は、さほどの太さを感じないノーマルちょい太ぐらいのもので、自家製感のあるピロピロを軽くもんだもの。うまいんだよなあ。でも麺の個性も、他の龍上海系列店と比べれば薄いかもしれません。
 チャーシューは薄いけど、大きく柔らかくてジューシーなものが2枚。メンマは辛味噌の下にザクザクと。浅茹でのキャベツはさほど多くはありません。

 ああそうだ、赤湯ラーメンにはたいてい入る青海苔がなかったような気がする。
 結論としては、やや優しめの「龍」といったところ。本流から少しだけはずれて独自色を発揮している店だと思います。

miura-yaki 201703

 ズバリ「やきそば店」を名乗る新庄市北町の「三浦やきそば店」を、ある休日の昼に初訪問。
 「こんちわ」と入店すると、店で食べている人2人、持ち帰りの待ち客1人。
 品書きもシンプルで、お子様盛、並盛、中盛、大盛の4種。お子様の200円から100円刻みで500円までになっています。

 並よりも上で大盛よりも少ないであろう「中盛400円」を注文。店で食べていくか問われ、Yesと答えて椅子に腰かけてできあがりを待ちます。
 ソースの香りが香ばしく立ち上がっており、厨房の鉄板からは当方の品をジュワジュワと焼く音が聞こえてきます。これだけで焼きそば屋に来た満足感が得られます。なぜだか子どもの頃が思い出され、自分もあれからずいぶん遠くまで歩いてきたのだなと感慨深かったり。

 運ばれてきたものはご覧のとおり。
 紅生姜と小海老の赤が美しい。いずれも人工着色料のなせる業でしょうが、茶色一色の焼きそばにはこのぐらいの演出があってもいいと思う。

 細めのストレート麺。量は今の自分にベストマッチで、足りなくはなく、もう少し食べたいなぁぐらいです。でも、これ以上だと口飽きもしてきそうだし、後がきつくなりそうですから。

 味は素朴。ソース焼きそばに何らかのデコレーションやプレミアム感を求めるほうがどうかしているわけで、これはこれでいいと確信できる味です。

 一般的な焼きそばに入る豚肉はなし。青海苔もなし。野菜も格別多くはありません。けれども、なんだかとてもうまい。不思議にうまい。

 箸を使う右手が勝手に動き、あっという間に完食。いいなあ、焼きそば。
 今どき客単価400円では大変だろうなぁと思ったところ。
 しかし、テイクアウトの電話注文がバンバン入ってきます。それらは「並◯個と大盛◯個」とか、「1,500円分」とか。ははあ、これなら心配するほどでもないのかな。