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s-shizoka 201707

 3日目は静岡駅南口のホテルに宿替え。多少飲み疲れが出ている宵は、ホテルの目の前にある「しぞーかグルメ 駅南酒場」で軽くいきました。

 肉餃子250円と清水もつカレー380円で生ビール490円。
 餃子は男、肉、女の3種があり、にんにく標準が「肉」、「男」はたっぷり、「女」は抜きなのだとか。昨日食べた餃子の王将の餃子のほうが味、量、価格のすべてで上だったかな。
 初めて食べたもつカレーはそれなりにうまいけれども、ふつうの味噌味の煮込みでいいんじゃないのと天邪鬼。山形の芋煮会で最後にカレー粉を投入する感覚と似ているかもしれません。

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s-mario 201707

 静岡4日目の朝は、ホテルの朝食は頼んでいない。目覚めも悪くないし、泊まったホテルの目と鼻の先に8時からモーニングをやっている喫茶店があるので、行ってみることにしました。

 静岡駅南口の飲食店街の一角にある「馬里緒」という店。モーニングセット500円。
 シンプルかつ必要十分なセット。基本朝食に肉類は求めないので、こんな感じが自分にベストなのかもしれません。

 この日の静岡地方の予想最高気温は35度で、朝から暑い。
 「じっとしていても暑いですねえ」と、60代後半ぐらいの店のマダム。「本当ですねえ、休み休み動かないとしんどいです」と合わせる。それはこの旅をとおしての、実は本音かもしれません。

 立派なカウンターもありましたが、テーブル一つひとつが大きくて寛げそうだし、客数も2~3人だったので、テーブルでゆっくりいただきました。
 このように落ち着けるならば、休日のモーニングセットもいいかも。

s-minami 201707

 静岡の最後メシは、最高のものを食べたい。最終日は昼過ぎの新幹線まで予定はなく、時間はたっぷりある。
 で、選んだのは静岡駅南口の海鮮丼の人気店「清水港みなみ」。食べログの評価点は3.79で、全国のTOP5000に入っています。
 開店11時の15分前に行ったところすでに20人程度が並んでいました。でも、事前にチェックしていた席数は28。これなら1巡目で着席できる。

 限定特選本鮪丼、1,380円。
 先に清水魚市場で食べた中トロ丼もおいしかったけど、こっちのほうが格段に上。本マグロが極上です。中トロを使い、それがまた脂がしっかりのって、美味なることこの上なし。
 この上に「本鮪大トロ丼」1,780円が控えているのですが、これ以上脂が多いとどうなるのかと心配になります。カウンターの隣の兄ちゃんがそれを食べていましたが、切身のテカリがすごいのなんの。

 厚めの切身が7~8枚。ほかには焙った鮪の角切りがゴロゴロ。焙り具合が超レアで、こうして食べるのもオツなものだと思ったところです。
 それと、青ネギを散らした中落ち、大葉が添えられた厚焼き玉子。
 アオサの味噌汁も緑色が鮮やかで超美味です。

 5人のスタッフは全員が女性で接客もグッド。これなら流行るよなあ。静岡の食全体に対する好印象がぐっと深まりました。
 食べ終わって店を出ると、行列はさらに長くなっていました。

sankosaibo 201707

 ある日の昼時、「新中国料理山香菜房」を2年6ヶ月ぶりに訪問。これで6回目かな。

 本日の日替わり600円は、ごはんものや麺類のA~Cの3種。その中からAのみそ野菜定食をチョイスしました。

 こむずかしい文庫本を2ページ読んだぐらいの、ものの2~3分で配膳。このチョー速い配膳スピードは中華料理界における「まるごそば屋」(山形市鉄砲町)と言っていい。
 回鍋肉定食の日本味噌版。つくり置きではありません。強く熱した中華鍋に豚肉やキャベツを投入し、多めの油と味噌で素早くジャーっとやったものです。したがって、野菜類はぱりぱりの食感で、野菜炒めはこうでなくっちゃというデキ。よく炒めてしんなりとしたタイプのものを求める方には向いていません。ピーマン、ニンジン、タマネギ、タケノコ、キクラゲなども入り、野菜を食ってるなぁと実感できるものです。
 油が多いので、いつまでも冷めず、舌を焼くほどに激熱のまま最後までイケます。

 スープは、意外や豆腐の「味噌汁」。ほかに和風ドレッシングの千切りキャベツ、ザーサイ、杏仁豆腐が付きます。ごはんの量は他店比でやや多めぐらいでしょうか。

 近年出店が多い台湾系中華料理店ですが、ここはその走りと位置づけられる店。
 台湾系の店はおしなべて、暖簾を出さないために一目では営業しているのか判別できず、店の外観はあまり気にしていないなどの特徴があり、第一印象としては格別いい感じはありません。しかし、いったん入ってしまえば、財布にやさしく、超スピード調理でアチチだし、量もあっておいしいしで、食のワンダーランドと言っていいと思います。
 日本人は概観や安さなどから判断して、こういう店をあまりよく評価しない傾向にあるようです。しかし、鍋づかいなどにさすが本場と唸らせるものがあり、味付けもエキゾチックだったりするし、第一庶民的な価格でこうもたっぷり中華料理が味わえるなんて、すごく幸せなことなのではないでしょうか。

densetsu-nishiby 201707

 山形市内に「伝説のすた丼屋」は2店舗あって、このうち飯田バイパス店は2013年6月に既訪していますが、西バイパス店は初訪。西バイパス沿いの、かつて「サフラーバーガー」だった店舗です。

 今回はカレーを食べようと考えての訪問で、すたみなカレー680円。
 クミンの効いたオーソドックスな味のカレーで、焦がしタマネギが入っているのが特徴。
 それに、すた丼に使われるニンニク風味の豚バラ肉の塩辛いのがもっこりと乗っています。

 ごはんも多くて結構なボリューム。でも味付けが濃いので、問題なく完食です。

bankouka 201707

 カレーづいてしまい、山形市東原町のカレーの名店「ばんこう花」を久々に訪問。
 あの上司と一緒だった頃だから、時は2000年。そのヒトがここのカレーは絶品だというので、なぜか夜の宴会をそこでやった記憶があります。つまりは17年ぶり2回目の訪問となります。それにしてもあの上司(H田さん)は一風変わったヒトだったなあ。

 夜の時間もカレーはやっているようで、「吟醸酒」のネオン看板とともに店の前には「チキンカレー売り切れ」、「ポークカレーあります」との表示がありました。おーし、入ろう。

 ポークカレーとキャベツサラダ、800+100円。
 カレーは弱・強・激から辛さが選べ、辛さを求めているわけではないので弱をチョイス。
 「とろりとした舌触り、肉と野菜の旨みたっぷりの懐かしいおふくろカレー」とメニューに謳われているとおり、大きなジャガイモやニンジンがごろごろ入っていて、カレールーのCM的な出来映えです。

 格別スパイスに凝っている風でもなく、家庭でつくる一般的なカレーの雰囲気で、日本的な味わい。そうは言ってもフルーティーな感じがあり、ここまでの味を家庭で出すにはひとひねり要りそうです。ルーの量もオッケーです。
 平皿に薄盛りにされたライスは少ないかなと思いましたが、大きな皿なので十分な量がありました。ごはんの炊け具合も、ふっくらとしていておいしい。

 キャベツにドレッシングをかけただけのサラダはカレーにマッチ。
 目の前に酒の一升瓶がどんと置かれましたが、それが水なのだそうで、「カレーには水が一番合うからね」とマスター。
 それには同感だけど、なぜ一升瓶なの?(笑)

cherryland 201707

 チェリーランドでは、アイスクリームを食べることはありますが、食事をするのはチェリーランドができて間もない頃以来だから、四半世紀ぶりぐらいでしょうか。
 ここではぜひ、五目やきそばを食べなければなりません。

 かつて、山形市七日町の「産業ビル」の地下に中華料理のレストランがありました。焼きそばといえばソース焼きそばが当たり前だった頃、そこの「五目焼きそば」は、中華麺に焦げをつけ、その上に具だくさんの五目餡がたっぷりかけられた、これまで見たことも食べたこともない衝撃的なものでした。
 当時の価格でたしか450円ぐらいはした高級品でしたが、これを母がいたく気に入り、母の買い物に付き合って、その帰りにこれを馳走してもらうのがうれしかった記憶があります。あれは中学生ぐらいのときだったのかな。

 そのビルも店も今はなく、あんかけスタイルの焼きそばはその後広く人口に膾炙したわけですが、「産業ビル飯店」というこの店がなくなる頃に、このスタイル及び味そのままの五目焼きそばは、料理人がチェリーランドに移ったのでそこで味わうことができる!と噂になったものでした。
 それが事実かどうかはもはやわかりませんが、四半世紀の時空を超えてそれを確認に行こうと思い立ったわけです。

 五目やきそば860円。
 不必要と思えるほどにやたらとデカい皿を使っていますが、間違いありません、この味です。
 麺と餡の比率、麺の焦げのつき具合、五目あんのとろみの具合など、どれをとっても「産業ビル飯店」のものと酷似しています。

 具材の豊富さには驚きます。いちいちここで列挙していくのが面倒なぐらいの品目が入っています。
 そしてこの餡を麺といっしょにずぼぼっと啜り上げたときのぽってり感は一種快感です。

 多種高質の具を使っているからやむを得ないのかもしれませんが、道の駅で、食券制、給水・据え膳・片付けすべてセルフといったシチュエーションでの860円はチト高いと思います。
 厳しいことをもうひとつ。食器の下げ口の目の前にいた女性店員は、食器を運んでいった客に「ありがとうございました」が言えないヒトでした。店のクオリティが問われます。パートさんなのかもしれないけど、もっと客商売であることを意識してほしいものです。

oasis 201707

 夜の宴会で2度ほどお邪魔したことのある山形市東原町の「きっちんおあしす」。昼の定食を食べる機会には長い間恵まれませんでした。土日祝は休みだし、少し前までは日中の営業を休んでいたようだし、夜は居酒屋になるのかなと思って足が向かなかったのです。
 しかし、夜も定食はやっているとの情報を得て、ようやく食事での訪問となりました。

 焼き魚定食750円。焼き魚は4種類から選べ、塩サバをチョイス。
 見よ、このラインナップ。こんがり焼かれた塩サバは脂がのっていてうまし。このほか、ささげ・大根・ニンジン・油揚げの煮つけ、ポテサラ、煮豆、しば漬け、トマト。車でなかったらこのまま晩酌モードに入りたくなるような内容です。
 大学の正門前にある店らしく、県産有機米「はえぬき」のごはんはマンガ盛りだし、味噌汁は味噌の色がついた豆腐、油揚げ、ワカメと具だくさんで、きりっとした味噌味がグッド。

 家庭料理的でとてもヘルシーだなあという印象。食べたかったんだよね、ポテサラ。煮豆なんて、今どき食堂ではなかなか食べられませんからね。おふくろの味を懐かしむ学生諸君にはきっと涙モノなのではないでしょうか。
 けれどもなぜか、店では終始客は自分だけで活気がイマイチ。まあ、静かにゆったりと馳走になれるという意味ではとてもいいことではあるのだけれど。

ringonomori 201707

 昼どきの道の駅「りんごの森」の軽食コーナーはけっこう繁盛しています。
 前回はここで「あっぷるニュー豚焼肉丼」を食べたので、今回はもうひとつのおすすめメニュー「りんご冷麺」800円を食べてみました。

 おいしい。
 冷麺がプリプリで本格的。りんご果汁を練り込み、ほんのりとしたりんごの香りとつるっとした喉越しが特徴の麺デアルとのこと。たしかに喉越しがよく、フルーティーな香りがします。
 りんごのスライス2枚、チャーシュー2枚、キムチ、キュウリ細切り、ゆで卵1/2、ネギがトッピング。
 唐辛子のほどよい辛みをともなった甘酸っぱいスープも美味でした。

 本格的ではあるけれども、韓国焼肉店の本場感よりもある程度日本人の嗜好を重視しているような気がしました。

ennichi 201707

 暑いのでしばらくラーメンを食べていない。でも、食べたくなった。
 ということで、城北町、霞城公園北門至近の「味舞台えんにち」を初訪問。「極秘の中華そば」というソソル名前のラーメンがあるようなので、行ってみたところです。

 極秘の中華そば650円。
 上等です。浅漬けキュウリたっぷりに冷奴も付いて、これで650円!

 青海苔が施され、煮干しの香りが漂います。これは赤湯ラーメンのカテゴリーです。
 スープを啜れば、強い煮干しの味とともに、その煮干しからもかなり滲み出ていると思われる濃厚な脂がコクを増長させています。いいラーメンだなあ、これ。最近は単にブシ粉をぶちまけてハイ煮干しラーメンというのを見かけますが、これはきちんと出汁取りをしているようです。
 麺は、赤湯ラーメンのメジャーどころほどの太さはなく、山形地域のスタンダードの中太のもっちりしたものです。

 チャーシューもすごい。分厚くて噛み応えがあり、まるで野外バーベキューで肉をかぶりついているような感じと言えば大袈裟でしょうか。これが2枚。
 大きなチャーシューに隠れていたメンマも、味わいのいいものでした。

 どんぶりには電話番号とともに店名「初舟」の記載があり、旧店が「初舟」だったことを物語っています。
 山形市十日町の人気店「味舞台とくべい」が、2016年にこちらに移転してラーメンをつくっているとの情報も。ナルホドね。おいしいのもむべなるかな、です。

kobuhara 201707

 山形市旅篭町の蕎麦店「こぶ原」を初訪問。ゲソ天そばの名店「丸五そば」があった店を居抜いてこの7月にオープンした新店です。
 「丸五そば」は、盛りがよくてゲソ天たっぷり、生卵1個サービスというスタイルがウケて繁盛したものですが、3~4年前に病気か何かで大将が亡くなったとの噂で、その後店を閉めていたのでした。
 一人客用の長いカウンターが新設されていますが、雰囲気は大きく変わっていません。

 あいもりゲソ天の大盛り、750+100円。
 以下、丸五と比較してみましょう。
 丸五ほどの盛りのよさではないと聞いたので大盛りにしてみました。たしかに丸五と比べれば少ないかもしれませんが、このぐらいの量なら不満はありません。
 蕎麦は、ソバの色が薄くて太いところなどは丸五とはまったくベツモノ。丸五とは別経営であることが窺えます。
 そばつゆは、濃いめで甘めの味がはっきりしていた丸五とは異なり、出汁のコクがあまり感じられないさらりとしたもの。人の好みはそれぞれでしょうが、あの丸五独特の細麺にとろりとまとわりつくようなつゆの味わいはありません。
 しかし、生卵1個サービスが受け継がれているのがうれしいところ。
 ゲソ天は、細い2本足の柔らかいものが3個にシシトウ1個が添えられていて上品。けれども、ぶ厚い衣をまとった大きなゲソ天に齧りついて食べたあの少々下品な感じが失われてしまったのはマコトに残念です。
 たまたまなのか、食後に蕎麦湯が運ばれてこず、催促してようやくありつけました。
 コーヒーゼリーがサービスされたのはプラス。
 丸五のときは「あいもり」はメニューになかったと思いますが、蕎麦と中華麺を両方味わえてシアワセ。

 オープンしたてのためか、混んではいませんでした。
 いい飲食店は無くなったときにその存在感がぐっと増すもの。豪快に、腹いっぱい食べられるこういう蕎麦屋はぜひ頑張ってもらいたいものです。

gohei 201707

 城西町のR112沿いにある居酒屋「とりあえず吾平山形城西店」でランチをやっているので、行ってみました。

 「選べるランチ定食」918円は、味噌汁、漬物、ごはん(おかわり無料)に、メインはいろいろな品物から2品選んで食べるという趣向。
 選択肢は、ポテトサラダ、大根サラダ、豆腐のサラダ、あげだし豆腐、まぐろたたきユッケ、肉コロッケ&野菜コロッケ、タコぶつ、びんちょう刺身、サーモン刺身、しまホッケ、焼きサバ、牛サガリ鉄板焼き、若鶏唐揚げ和風おろし、同アジア風、同ごまだれ、和風ハンバーグ、白身魚フライチリソース――の17品。
 これには悩みましたが、今回は白身魚フライチリソースとあげだし豆腐にしてみました。

 居酒屋の肴らしい安定感があります。ごはんもおいしい。味噌汁は塩辛め。漬物のキュウリが中国産と思しき安っぽいものだったのが残念です。
 揚げ出し豆腐は薄味。豆腐が柔らかすぎて、箸に対して落ち着きのないものになっていました。
 白身魚フライはカリッと揚げられたものがたしか4つ。甘酢とタルタルソースがたっぷりかけられ、マヨつきのキャベツが添えられていました。

 このシステムはなかなか楽しい。ついつい、メニューを見て次に来た時の組み合わせを考えながら食べることになります。
 やはり牛サガリ鉄板焼きは外せないのだろうな。その場合もう1品はポテサラはどうだろうな。鶏唐の和風おろしとびんちょう刺身の組み合わせは沖縄の大衆食堂的でステキかもしれない。焼き魚とハンバーグなんてのもアリなのだろうな。――などと。
 でもまあ、経済性をシビアに判断すれば、消費税上乗せの918円なら値段相応でしょうか。850円のままならお得感はあるし、選ぶのが楽しそうでいいと思うのですが。

wagaya 201708

 青田にある食酒処「和がや」のランチを食べに初訪問。
 11時半から13時半までの時間設定は短期決戦。入店するとややクセのありそうな大将が、一人なら君の席はここだと言わんばかりにカウンターを指し示します。着席すると、目の前で何やら女将に小言を言っています。女将はそれをさりげなくスルーしていますが、うーむ・・・アウェイ感あり。内部の争いは客の前では慎んだほうがいいと思うぞ。

 三元豚のとんかつ定食、カレーなど各種ある中から、旗艦メニューと思しき「特別ランチ」950円をオーダー。本日は「コロッケとチキンの香菜パン粉焼」でした。
 けっこうな客の入りであるにも関わらず、配膳はわりかしスピーディーです。厨房を担っている若い者がもう一人いるようです。

 なかなかにゴージャスです。メインディッシュの野菜は新鮮でシャキシャキ。揚げ物も揚げ立てでからりとしていて上等です。
 刺身もついて、鯛とイカ。副菜2種は、枝豆味の冷奴に山形のダシをかけたものと、もずく。それにしば漬けとおいしいワカメの味噌汁、どんぶりめし。

 いい組み合わせ。このところ千円までの価格帯ならば許容するようになっていますが、少しだけ価格範囲を広げたことでけっこういいものが食べられるものです。
 このグレードであれば東京ならば千円を軽く突破するでしょうが、山形なら千円でお釣りがくるんだもんね。ウレシイじゃないスか。

 これに食後のコーヒーが付きます。きりっと熱くておいしい。
 満足。
 食べ終わる頃には大将の機嫌もなおったか、「またどうぞ」と商売人らしい態度を取り戻していました。もしかしたら、機嫌のよくないタイミングで見慣れない客が来たので少し警戒されていたのかもしれません。

goichi 201708

 4年7か月ぶりに寒河江市の五一ラーメンを再訪。
 初訪時には五一伝統のみそラーメンを懐かしくいただきましたが、ココではもうひとつ、食べておきたいものがありました。それは、冷やし中華です。
 若かりし頃、山形市あこや町にあった五一の本店的な店で、マヨネーズたっぷりの冷やし中華をよく食べていたのでした。あの冷やし中華はいま唯一残っている寒河江店でも同様のつくりなのか?!ということをぜひとも確認しておきたかったのです。

 冷やし中華800円。
 見事なまでに記憶どおりの冷やし中華でした。
 真ん中にマヨネーズ。具材はシンプルではあるけれども、冷やし中華の王道を行くスタイル。タレは、甘いでもなく、塩辛いでもなく、酸っぱ過ぎるわけでもなく、どこまでも標準的というのがこの場合素敵だと思う。中華麺自体も五一らしい太さともっちり感があっておいしい。

 このほかに、漬物などご自由にどうぞの食べ物が4~5品食べられるというのも、この店の魅力でしょう。

denn 201708

 寒河江市みずき、麺の激戦区に今年3月にオープンした新店「麺屋でん」を初訪問。
 ここは山形でほぼ唯一、刀削麺を供していた「双福(ふたふく)ラーメン」の居抜きです。双福も好きだったのだけどな。新店になって、内装はかなり趣が変わっていました。

 「麺とスープ」に自信をうかがわせる口上は、次のとおり。
 「口にした瞬間やさしい味わいが広がり、少し経つと深いコクと旨みに変わるスープは、丸鶏・4種の節・煮干・昆布をじっくりと時間をかけて抽出し、自然の旨みだけを使用した体にやさしい無化調スープです。
 麺は微妙な水分調整を行い、ゆっくり熟成させることにより調理する段階でさらに旨みが増してまろやかな最高の仕上がりになりました。
 当店こだわりの一杯を是非ご賞味ください。」

 暑いので汗はかきたくないからと、夏限定メニューの「冷やしラーメン」750円を。
 ラーメンの上にかき氷がトッピングされるという衝撃的なビジュアル。それ以外にも大ぶりのブロック氷が3つほど入り、キンとした冷え具合がスバラシイ。だからといってスープが薄まって後半にダレてくるようなことはなく、口上にあるように優れて旨みを感じるいいスープに仕上がっています。
 太い麺。きりりとした茹で上げで、弾力のある噛み応え。味わいは中華麺ですが、口当たりはまるで冷麺のようです。

 2枚のチャーシューは脂気のない豚モモ肉ですが、パサつくような感じはなく、柔らかくておいしい。
 メンマ、板海苔、ネギも質・量ともはずしはなく、どこをとっても、全体的に見てもなかなかのスグレモノとみました。

 こうなると、自信作であろう熱いラーメンも食べてみたくなったところ。
 室内は冷房がしっかり効いていたので、夏でも熱いラーメンがスムーズにいけそうです。なので、近いうちに再訪することに決定!
 いい店に出逢えました。向かいにある蕎麦の名店「吉亭」や、先に訪問した「五一ラーメン」などと共存共栄してがんばってほしいものです。

suginoya 201708

 西川町吉川(とは言っても、寒河江市の谷沢集落の近く)の「手打ちそば杉乃屋」を初訪問して、蕎麦を啜ってきました。

 蕎麦と言えば板そば。一人前は700円ですが、それでは少ないだろうということで、「板そば1.5人前」850円を。
 板そばにはこのほかに中盛り(2人前)1,000円、大盛り(3人前)1,600円がありました。
 だけどこの料金設定はどう考えてのものなのだろう。コスト的には「中盛り」が「大盛り」よりも優れているのだけど。

 1.5人前は少なくなく多くなくで、自分にとっては妥当な量でした。
 ソバの実をほぼ全部使ったかのような黒々としたもので、つるりとしたつなぎの感じがしたので二八ぐらいの打ち方でしょうか。
 食べる前に口に含んでみたそばつゆは、昆布の香りが強い、濃いめの味のもの。
 そのつゆに、箸先程度の山葵を添えた蕎麦を軽く浸して啜り上げれば、醍醐味満点の味わいでした。

 食べていて思ったのは、山形の蕎麦食文化は何をさておいても腹いっぱい食べることなのだなあということ。東京あたりの極少量の蕎麦を粋だとか言って2~3箸でたぐり終える食べ方なんざ、ちゃんちゃらおかしいですわいな。

ichiwa 201708

 長井市本町の「いちわ食堂」を初訪問。定食類がメインのモダンな食堂です。

 おまかせランチ850円。
 「おまかせ」するつもりでそれをたのむと、2種類から選べますとのこと。
 そのなかから「B」ランチのイカかつ丼とアジフライのセットをチョイスしてみました。

 すごいなあ、これで850円?
 イカかつ丼だけで700円ぐらいの値打ちはありそう。一口でとはいかないぐらいの大きさのイカかつが5個入っている、塩味抑制気味の卵とじ丼です。白肌のやわらかいイカで、歯に自信がないお年寄りでも問題なく食べられそうなものが使われています。
 アジフライは、大きさこそさほどではないものの、ふくよかな厚みがあって、身がほくほくとしています。これにえいやっ!と卓上のとんかつソースをかけていただきます。ああ、うまいなあ。
 味噌汁はじゃがいもで、これも立派なご馳走になっています。おふくろの味的で、いいんじゃないですか。
 加えて、冷奴、キュウリの浅漬け、デザートに旬のスイカ。

 満足です。何も注文を付けるところはありません。
 長井にもこういういい店があったとは知りませんでした。

zabun 201708

 午前中は外で仕事。こうなると、暑い日の昼時は熱いものなどは喉を通らないだろうと、冷し物方面に目線が泳いでいきます。
 山形市桧町の新店「肉そば鳥中華ざぶん」に初めて行ってみることにして、この店のオーソドキシー「つったい肉そば」750円を注文。
 鶏中華もあるのだけど、蕎麦と中華が同価格なら自分の場合確実に蕎麦を選ぶのだ。

 おお、間口の大きくないどんぶりに親鶏の肉がずらりと勢ぞろいしてラインダンスをしているように見えます。食べ物だってルックスは大事だよなあ。「つったい」という地域語のネーミングもそそるしなあ。
 鶏油は黄金色で透明。ここまで鶏油を精製?しているのは珍しいのではないか。
 まずは底の浅い木のレンゲでスープを啜ってみれば、その鶏油は特有の臭みが抑えられて美味。スープがあまり甘くないところがいいかもしれません。
 蕎麦は、黒くて太い平打ちで、ごわごわとした強めの食べ応えがすばらしく、ここまで太硬い肉そば用は珍しいかも。

 その蕎麦に卓上の一味をざざりと振りかけ、新鮮な刻みネギとともに頬張れば、蕎麦喰いのスイッチが入り、いっきにかっ込み態勢に。小さいレンゲなどしゃらくさく、どんぶりを両手で持っておいしいスープをごくりといきます。
 ああ、タマランなあ! 夏の熱い昼時に、冷たくて強(こわ)い肉そばを誰に遠慮することもなくパクつく楽しさよ。心の中でアップテンポのドラムとエレキギターの演奏が流れ始めます。この至福の感覚は実際にかっ込んでみなければわかるまいて。ふふっ、これって「孤独のグルメ」の見過ぎ?(笑)

tonji 201708

 暑い夏を乗り切るにはスタミナが必要デアル。ならば、豚丼を出すという天童市高擶北の「豚児」を目指してみましょう。昨夏のオープンで、初訪問となります。

 なかなか来る機会がないと思われるので、少し欲張って、中華そば+豚丼ハーフ、680+450円としてみました。
 待っていると、厨房から豚肉を焼くいい匂いが漂ってきます。この店の真骨頂はこれなのだろうな。

 中華そばは、ブシ粉を効かせたインパクトのある味わいのもの。刻んだタマネギを入れてそのくどさ?を抑えています。
 海苔、煮卵1/2が標準装備でメンマもわんさか。製麺所の麺を使っていると思われ、麺自体のオリジナリティはそれほど感じられません。

 豚丼は、ハーフというにはしっかりし過ぎている充実の一杯。豚バラ肉を特製のタレで焼いたものが数枚、ごはんの上に載せるというシンプルなつくりですが、味わい深いです。タレがいい仕事をしています。
 こちらにもメンマざくざくと煮卵1/2、それに刻み海苔。

 どちらもそれなりにうまいけれども、合わせると1,130円にもなってしまうのは少々エクスペンシヴ。ラーメンだけだと標準に失するし、豚丼だけだと若くない身には脂がけっこうきつそう。なので、メニューの選択に悩みます。

menzou-mamigasaki 201708

 ある日の夕食タイム。平久保にある「麺屋○文」の「にぼしDX」が食べたいなあと思ってそちら方面に進んでみたのですが、いやいや、行ったことのない店を優先するべきだと途中で考えなおして、「おいらのめん蔵馬見ヶ崎店」に変更。
 「めん蔵」は、白山店は過去頻繁に、イオンモール三川店は一度だけ、また、あさひ町店(現在は「めんこいや」になっている)にも過去何度か、それぞれお邪魔したことがありますが、馬見ヶ崎店は初訪問となります。

 めん蔵ならばこれがいちばんと、みそとんこつそば790円を太麺で。
 太麺と細麺から選べるというので太麺を選びましたが、この太さは言ってみれば山形ラーメンとしての標準の中太をもう一回り太くした程度のもので、けっして極太ではありません。

 味は、他のめん蔵の店とほぼ変わりません。
 めん蔵の最大のウリは、キムチ入れ放題のところ。でもって、このみそとんこつに白菜キムチを山ほど入れて食べるのが自分流。というか、キムチをたくさん食べたくなったらめん蔵に赴く――という、もはや本末転倒的な利用形態になっています。
 今回もたっぷりとキムチを投入していただきました。
 シャキッとした白髪ネギとモヤシもよく、至福です。