FC2ブログ
kaisendonya 201711

 東根市と河北町の間に架かる谷地橋の東側のたもとに位置する「海鮮丼家」を初訪問。
 たくさんの種類の丼物が供される店で、そのうちの「海鮮かき揚げ丼」が脅威であるとの情報を得て、行ってみたところ。

 海鮮かき揚げ丼880円。
 見ただけで胃がキューッとなりそうなビジュアルです。特大のどんぶりに海鮮かき揚げがてんこ盛りです。
 大きくて厚みのあるかき揚げが1枚かと思えばさにあらず。かき揚げ3~4枚が折り重なるようにしてごはんの上にナナメっているのでした。

 出し惜しみすることのないサービス精神。これは嬉しい反面、かなり手ごわいぞと思いつつ食べ始めました。
 半分ほど食べ進んだところで予想どおり油に酔い始めます。しかし、それはある程度承知で注文したわけなので、がんばって口に運び続けます。
 ううう・・・。なんでも挑戦してみることを旨として生きていますが、海老、イカ、ホタテがたっぷり入っていて味はいいのです。いいのですが、我が身には油が強すぎます。天ぷらの量はこの半分未満でいい。衣の部分を少し残し、半分白旗を揚げながらスマヌスマヌと食べ終えました。

 こういうとき、もってのほか菊のおひたしのあっさり感がたまらなくうれしいもの。漬物も、味噌汁だってウレシイ。ついと出された茶もありがたい。
 しかしこれ、どう考えても過激すぎでデンジャラス。その日は夜まで膨満感と胃もたれが続き、夕食はパスとなりました。
 ある程度の年齢を超えたなら、このようなものすごい食事はとってはいけません。ただちに健康状態に支障が出ても不思議はありません。

 週替わりの定食として、鯖の味噌煮、かきフライなど3種が各々600円で食べられるようなので、次回は無難にそのあたりをいってみようと思います。

スポンサーサイト



shichiken 201711

 大江町柳川にある旧七軒西小学校の校舎を改修した山里交流館「やまさぁーべ」。ここに、期間限定の「七軒物語―森の食堂」がオープンしました。11月の第1、第3、第4週の金~日曜日のみの開店で、山間部ならではの食材を使った家庭料理を提供しています。
 大人気のようですが、幸いにもある週末に予約が取れたので、行ってきました。

 山間の厳しい冬を生き抜くための暮らしの知恵がいっぱいつまった食材。そして、この地に受け継がれてきた技術とお母さんたちの楽しいアレンジが利いた、土地の魅力がぎゅっと詰まった料理です――とのこと。

 定食1,200円。
 彩りのあるもとてもきれいな盛り付けで、目でも楽しめます。
 手づくりイラストのメニュー紹介によれば、木皿のメインディッシュは上の小鉢から時計回りに、塩蔵うどとニシンの煮物、菊なめこおろし、赤こごみのごま油和え、干しあけびの煮ふくめ、ヤマメの甘露煮、親芋の煮物、トビタケの天ぷら、坊ちゃんかぼちゃの天ぷら、そのとなりにムキタケのにんにく醤油炒め、真ん中にそうめんかぼちゃと柿のサラダ。
 これに新米の「山形95号」を使った、白米とブナカノカ入りのおむすび2種と温海かぶの酢漬、おみ漬、そしてきのこ汁が付きます。

 旧小学校の給食室を利用した明るくて暖かい空間。外は例年より早い雪で、屋根からどどっ!と雪崩となって雪が落ちます。こっくりとした冬も寛ぐものです。
 いいものを食べさせてもらいました。

sakon 201711

 寿町の「そば処さこん」を初訪問。
 カウンターに案内されて、名物板そば(並)920円。
 板そばは小、並、大、特大とあって、700円から1,400円。量は並で十分と聞いていたのでそれを。

 いい感じの太さを持つ黒めの蕎麦は、田舎そばではあるけれどもごわごわしたものではなく、蕎麦を啜っていることを感じさせ、これは秀逸の部類に入るのではないか。
 蕎麦にはこの店に沁みついた味というか匂いというか、そういうものがどこかに感じられ、それがこの店独特の持ち味になっているようです。
 ユニクロのダウンベストを着て調理していた主人から、カウンター越しに「いかがですか?」と訊かれたので、にっこり笑って「うまい!」と本音を告げます。笑顔も出ようというものです。
 たれも、濃厚な鰹風味が際立って美味。このつくりを損なわないよう、わさびは溶かさず蕎麦にチョイづけしながら食べます。
 事前情報どおり、並でもけっこうな量があり、これで十分。これならば蕎麦に集中して食べたいので、天ぷらは不要でしょう。

 独特の香りがある蕎麦湯をたっぷり飲んで体が温まり、納得のゴチソウサマ。
 いい板そばに出会いました。
 店を切り盛りすご夫婦はおそらく70代。末永く営業を続けてほしいと願いながら店をあとにしました。

oumiya 201711

 市内本町、中心部のここにも蕎麦屋があったのかという印象の「近江屋そばや」を初訪問。
 奥に蔵座敷があるようですが、開店直後のこの時間帯はその手前、厨房近くの大テーブル+カウンター3席のこぢんまりした店内でどうぞということなので、撮影に必要な光量を確保できるテーブル席をゆったり使わせてもらいます。入退店の間じゅう客は自分だけでした。

 板そば1,000円。
 1.7人前だそうで、量は十分。事前情報では100円でゲソ天が供されるとのことでしたが、それは油性黒ペンでメニューから消されていたのが残念。でもまあ、つい最近巨大天丼を食べて天ぷらにはゲンナリきているので、むしろ好都合かも。(笑)
 ピラピラとした切り方の蕎麦は、ごっつい田舎蕎麦が主流のこの辺りでは独特。この口当たりが面白く、そばつゆにもよくなじんで、おいしい。
 「板」そばとはいうものの、器は縦に長いせいろです。
 先に食した「さこん」の田舎そばと比較すれば、好みから言えば「さこん」のほうが一枚格上と感じますが、こちらだって上々でしょう。いい蕎麦を出すなあとの印象です。

 問題は、店の雰囲気かもしれません。大正時代からというかなりの老舗のようで、狭い店内なのに古風にも女将と思しき高齢女性がレジ前で金庫番をしていて、他に何もせずじっとしているというのがどうにも不思議で、それが居心地に影響します。
 また、私ゃお代さえ払ってもらえりゃそれで・・・という雰囲気もどこかに感じられ、耳が遠いのかこちらの問いかけには答えてもらえず、会計時に千円札を出すとほいと受け取り、お礼の言葉もなくレシートもいただけませんでした。
 それはたまたまだったのかもしれませんが、店側の人が醸し出す店の雰囲気というのは、客が店を選ぶ上では重要なものだと思います。

michinoeki-kahoku 201711

 R287沿い、最上川のそば、道の駅河北「ぶらっとぴあ」の3階にあるみはらし食堂で昼食。
 ユニークな形のこの建物が道の駅に登録されたのは1993年。開店当時はすごい賑わいでしたが、あれから24年が経ち、今ではわりと落ち着いた感じの道の駅になっています。特産品の販売スペースが少ないことも影響しているのだろうな。
 これまでにここで食事をしたという記憶はなく、もしかすると初めてかもしれません。

 12月20日まで実施中の「山形どまんなか道の駅5麺バトル」参加作品、「ピンポン温肉そば」800円。
 谷地名物の肉そばに、この道の駅名物のピンポンコロッケがのっけられた「名物コラボ」なのだそう。
 いつも「冷やし」を好んで食べているので、温かい肉そばを食べるのは初めてかもしれません。でもまあ、寒い冬の日には温かいのもいいものです。
 ふつうの肉そばで、親鳥肉はこりこりで雰囲気が出ているし、蕎麦も手打ちではないけれどもどこかの乾麺とは違っていちおう生麺のようだし、つゆの濃さもほどほど。ネギも利いていて、全体としてそれなりにおいしいです。

 名物コラボとは言っても、かけ系の蕎麦にコロッケを入れるのは、駅の立ち食いそばや東京「名代富士そば」などでも見かけるからということなのでしょうが、どうなのでしょう。
 揚げたてのコロッケがつゆを吸ってぐちゅぐちゅになったのを好んで食べる趣味はありません。なので、コロッケを大至急漬物皿に避難させ、別々に食べました。
 肉そば通常700円。ピンポンコロッケが1個70円なので、40円お得ということのようです。

ajikura 201711

 寒河江警察署の交差点近くのこの店にはこれまでに3回足を運んでいますが、いずれもごはんもので麺類を食べていなかったので、今回はラーメン類に絞り、1年ぶりに訪問してみました。

 五目湯麺の大盛り、650+0円。
 ここは大盛り無料のほか、何種類かの中華惣菜も無料でいただけます。写真の右手にあるのがそれ。
 スピード調理で、あっという間に配膳。客がけっこういる中でのこのスピードはすごい。

 五目湯麺の印象としては、麺はやや細めで黄色い製麺所製の縮れ麺、具材の海老とうずらの卵が大きい、白菜の甘みが際立つ餡がおいしい、大盛りだけれども格別多過ぎることはないなどで、これが大盛りで650円なら不足はありません。
 しかし、さらにすごいのは、これに半チャーハンがついて700円のセットもあること。これも麺の大盛りは無料です。
 だったらそっちがよかったかなぁ。でもそれを食べてしまうと午後の仕事に差支えることになっただろうな。

 ということで、入店から出店まで20分ほどで済んでしまいました。
 コスパの高い食事処。寒河江市にあってはここと「山香菜房」がハイコスパの2大巨頭でしょう。

torien 201712

 松見町の「鳥縁」は、一度家族で飲みに来たことがあり、居酒屋だというイメージがありました。しかし、昼は日・祝日を除いてランチをやっているのだそうです。昼の訪問は今回が初となります。

 ランチタイムのジャンボチキンカツ定食740+税=799円。
 こりゃびっくりという大きさのチキンカツがど~ん! 厚さはそれほどでもありませんが、とにかくデカイ。ライスの大盛りは無料。さらに、3種類ほどあったハーブティーはテイクフリー、味噌汁はお代わり自由です。

 揚げたてで鶏皮の部分を含んでいるカツが美味。しっかりと揚げられて、衣はきつね色。上顎にざくざくと当たるぐらいの食感で、香ばしさがスバラシイ。
 食べていて稲妻のように閃いたのだけど、この味は紛れもなくあれと同じだ。そう、大学時代に校内のカフェテリアで毎日のように食べていたチキンカツ定食310円の味と同じなのです。
 当時は貧乏学生で金がなく、そのカフェテリアではこれが最安メニュー。あと20円出せばフライがミックスに変わり、もう少々追加すればとんかつやハンバーグが食べられたのですが、それが惜しくていつもチキンカツでした。何十年経っても思い出すものなのだなあ、若い頃のことは。

 このカツにとんかつソースをばーっとかけてしまいましたが、それに芥子をチョイづけして食べるのもいいけれども、添えられたタルタルソースが秀逸で、これをのっけて食べるチキンカツもまた格別のものがありました。
 大皿にはキャベツの千切りとナポリタンスパゲティ。
 ごはんは大盛りでも、おかずが多いので、すぐに食べきってしまいます。これに漬物と味噌汁。

 チキンカツを喰った!という充実感がすごい。いい昼メシでした。

kinchan-takado 201712

 市内高堂の旧「飛路の月」を居抜いて11月にオープンしたばかりの「金ちゃんラーメン高堂店」を、夜に初訪問。22時までやっているというのは使えます。
 先に閉店した宮内の金ちゃん本店の味を継承する店だというので、期待度は高いです。

 辛みそラーメン730円。
 城西店の味が好きなのですが、それと比較して思ったことは、ランダムに次のとおり。
 青海苔たっぷりだが、これはかけ過ぎか。ビジュアルをこわしている。
 スープの油が強く、魚介特有の金ちゃんらしいあの風味が少なめ。
 チャーシューが薄く、それが2枚だけ。「金ちゃん」を名乗るのならそれではしょぼいでしょ。
 コーンたっぷりなところが好感、メンマもうまい。
 あれ、ワカメは入っていないの?
 麺はいかにも金ちゃんの手もみ縮れでつるりと美味。
 辛味噌はスープに溶かすとガツンだがそのまま食べると甘くて極めて美味でコチュジャンのよう。

 ――ということで、価格は同じでも総合力では城西店が上と見ました。
 いずれ中華そば630円も賞味してみましょう。

kiraku 201712

 山形市あかねケ丘、西回りバイパス沿いにある「きらく」。オレンジ色の暖簾と看板を頻繁に見かけるのですが、今回が初入店になります。

 肉そばがウリのよう。あなご丼、鳥から、鉄火丼、海鮮丼の4種に、肉そば(温・冷)、ラーメン、うどん、もりそばを合わせることができるセットメニューから、鉄火丼と冷たい肉そばのセット980円をチョイスしてみました。

 肉そばが主なのだろうと勝手に解釈していましたが、ご覧のとおり鉄火丼がメインで、肉そばは半量とまではいかなくとも少なめです。つゆは鶏脂が少なめで、甘じょっぱさは他店よりも抑えられているように感じます。鶏肉がコリコリしていておいしい。

 鉄火丼は、刺身がすごく新鮮というわけではありませんが、十分な量。
 黒豆が、ごぼう、大根、ニンジンと共に甘めに煮付けられた小鉢が秀逸。
 ドレッシングをあしらった生野菜はどこかにハーブのような香味があり、漬物は多め。
 この充実した取り合わせで3桁の価格はかなりのハイパフォーマンスです。

nakamuraya 201712

 山形市城南町の「ラーメン中村家」を6年7カ月ぶりに再訪。
 前回は、鯛だし醤油ラーメンを食べています。
 ここのメニューはシンプルで、中華そば、鯛だし醤油ラーメン、揚げねぎラーメン、クセ中の4種。これにワンタンを入れるか、チャーシューを増量するかぐらいのバリエーションしかありません。

 揚げねぎラーメンの大盛り、680+0円。
 日本人は焦がし風味を好むもので、いいところに目をつけましたねというメニュー。
 中華そば600円に揚げねぎを加えただけなのかもしれず、プラス80円で味わえる香ばしさ。
 たまたまだったのかもしれませんが、この揚げねぎはつくってからしばらく置いたもののような味がしたのは残念でした。
 麺は、前回も思ったけど、酒井製麺所のものなのではないかと思料。プリッとした山形地域らしいつくりですが、生麺を買ってきて家でも味わえそうです。

 そうは言っても、なかなかグレードは高いです。
 麺量大盛りは納得の量があり、変わりメニューでこの値段というのは立派。
 ゆで卵1/2やナルトが標準装備で、ぐるぐるチャーシューは1枚だけれども肉々しく、メンマや刻みネギもたっぷり。
 デザートに杏仁豆腐が添えられることや、きりりと冷えた水がおいしいことにも好感が持てました。
 あとはクセ中を食べてみなければ。

kotobuki 201712

 山形十中近くにある「CAFE&RESTAURANT KOTOBUKI(ランチ寿)」を再訪しました。2011年11月以来となります。
 ここは平日のランチが圧巻と聞いていますが、前回は休日に訪問したためそれを体験していなかったなぁと思い立ち、ある平日の昼に行ってみました。

 この日のランチは2種で、オムライス&エビとあさりのペペロンチーニの「A」840円と、中華丼&麻婆豆腐の「B」740円。
 Bセットにも激しく惹かれましたが、ここはカフェレストランなのだからと、洋食のAを選択してみました。

 手のかかる2品を同時に供しましょうという店側の心意気には感服します。正統派オムライスと、やや少量ではあるけれどもエビとあさりがたっぷり投入されたパスタです。それぞれ今しがた鍋を振ってつくられたものです。
 添えられたのは大根・レタス・キャベツのサラダ、オニオンスープ、白菜漬け。洋食に漬物というのがユニークですが、それが特においしい。氷のたっぷり入ったお冷もグッドです。

 スプーン、フォーク、箸の3種を駆使していただきました。ボリュームがありますが、朝抜きの我が身には苦痛になるほどではなく、むしろジャストフィットの感あり。
 ドリンクも付いていて、食後にはおいしいコーヒーもゆっくりいただいて退店です。

 店がランチパスポートに参加しているようで、自分以外には客がいず寛げていたところ、12時になると急に客の入りがよくなりました。ふふん、昼前の早い時間に来たのは正解でしたね。
 リーズナブルだし、ざわついていないし、特にランチのある平日のランパス時期以外にはまた来たい店です。

kappa-sagae1 201712
 (豪華冬の白身3貫と真鱈白子軍艦)

 回転寿司ってしばらく行っていないなぁと思い当たり、夜に、R112寒河江バイパス沿いの「かっぱ寿司寒河江店」へ。

 実は「初」かっぱ寿司です。注文の仕方などをウェブで事前チェックしての訪問です。
 タッチパネルで食べたいものをセレクトすると、特急レーンでうい~んと運ばれてくるのが面白い。店員に「すみませ~ん!」と声を出す必要もなく、注文したのにスルーされることもなく、とてもいいシステムです。

kappa-sagae2 201712
 (りゅうきゅう包みと山かけまぐろ軍艦)

 12月の期間限定フェアは鰤づくし。フェアのネタからは豪華冬の白身3貫、真鱈白子軍艦、寒ぶり、りゅうきゅう包み、ぶりのトリッパ。
 ほかには煮穴子、あじ、山かけまぐろ軍艦、あん肝軍艦。
 都合9皿で1,166円でした。

 いずれも1貫の大きさは小ぶりで、ミニチュアの寿司を食べているような気がして、多少の邪道感はあります。しかし、いろんなネタを少しずつ食べたい向きにはこのぐらいの大きさが腹にこたえないのでむしろいいかもしれません。9皿食べて千円ちょっとというのも財布にやさしいし。

 平日18時台の入店でしたが、広い店内は空いていて気ぜわしくなく、寛いで食べることができました。
 平日夜の回転寿司屋っていいんだな。寿司が食べたくなったらまた行こう。

soba-yoshinoya 201712

 牛丼の吉野家系列のそば処が山形市内西田の交差点付近にあって、10年前後前に一度蕎麦を手繰りに入って以来、2回目の訪問となります。
 「そば処」のほうでは牛丼のみならずカツ丼、天丼、鰻丼などを供するらしいので、それを狙ってみました。

 レギュラーメニューを開くと真っ先に目に飛び込んできたのがカツ丼。おお、君は僕に食べてほしいというわけなのだね。そう勝手に解釈して、かつ丼そばセット930円をオーダー。かつ丼は12~3分かかりますが、ということでしたが、気にせずにそれを。
 吉牛でこんなに待つのは初めての、およそ15分後に着丼。よーし、食べるぞっ。

 まずは蕎麦。細づくりの十割蕎麦。もちろん手打ちではなく、「打ちたて」というけれどもそれは機械で、ということなのかな。量は少なくあっという間にぺろり。セットで頼むと40円安くなるようです。

 メインのカツ丼。単品だと580円。つゆだくでボリューミーな逸品です。
 「かつや」の梅529円と比べると価格は高いものの、どんぶりめし特有のごってりとした感じがよく出ていてある意味好感。タマネギは多くないけれども、卵はかなり大きいものか、あるいは2個を使っているんじゃない?
 とんかつは、冷凍物を揚げただけのよう。極端な言い方をすれば、切り口の断層は衣・肉・衣が1:1:1。つまり、肉が薄く衣が厚いです。肉の味はあまりしません。(笑)
 でも、労働者男性の喰らうカツ丼というのはこういうものでいいのですよ。いや、むしろこういうものこそ望ましいと言っても過言ではありません。

 がっつり食べて3桁価格。そばは不要だったかもしれません。

menbakuuga-yamagata 201712

 寒河江の「麺場くうが?」の系列店、「麺場くうが?山形店」が市内桧町にできたのは最近のこと。いいラーメンを出すはずと踏んで、このたび初訪問しました。
 かつて「桃源桧町店」だった店舗の居抜き。桃源時代は店内が一面カーペット敷きの座敷という変わったつくりでしたが、テーブル席とカウンター席に一新されていました。

 エソ煮干しとのどぐろ煮干し他数種類の煮干し、節を使用して、えぐみのないスープに仕上げているとのこと。
 その中から、エソ味噌味の中盛り850円をチョイス。参考までに、普通で麺200g、中盛り300g、大盛り400gです。

 エソ煮干しと、振ったばかりの青海苔の2つの香りが鼻孔をくすぐります。
 そして、なかなかいいビジュアル。チャーシュー3枚、半煮卵、メンマ、青海苔、刻みネギなどが表面を覆っており、真ん中に鮮やかな赤の辛味噌。スープは表面にうっすらと脂が浮き、コクの深さを連想させます。背脂が無料サービスされますが、自分の場合脂はこれぐらいがアッパーでしょう。

 麺が秀逸。ぶっといのを手もみしたらしく、きこきことした食感が見事です。この麺ならば普通盛りでは足りず、中盛りでいくのが正解。
 スープは見た目どおりコクがあり、辛味噌を溶かした味は「龍上海」によく似ていますが、「龍上海」ほどの、なんというか、えげつなさのようなものはありません。刺激的でないとも言えるでしょうが、個人的にはこちらのほうが好きかもしれません。

 いいですよ、ここのラーメン。うまかったなぁ。
 開店と同時に多くの客がやってきてたちまち席が埋まっていましたが、それもうなずけます。

uzenya 201712

 寒い日が続いたある休日、そうだ、しっぽこを食べよう!と思いつき、旅籠町の老舗「手打そば羽前屋」を5年5カ月ぶりに再訪しました。
 冬の間だけ、山形市内のわずか5軒のそば屋で提供されるしっぽこ、すっぽこなどと呼ばれるうどんがあり、これまで品川家、寿屋本店と食べてきて、今回が3店目となります。

 簡単に言うならば餡かけうどんですが、かけうどんの上に餡がかけられているのではなく、茹でたうどんの上に片栗粉をギンギンに効かせたぽったりとしたあんがつゆなしでかけられます。
 長崎の卓袱料理が明治・大正の頃に旧市街地のそば屋に伝わり、円卓に並ぶ豪華な料理に見立てて丼の中に具がたっぷりと入った餡かけうどんを作ったのではないか――と言われています。
 羽前屋の主人の考察によれば、明治11年創業の寿屋本店の初代が食の遊学好きだったそうで、その人物が諸国の食や文化を見聞きする中ですっぽこを開発し、当時交流があった旧市街地の数軒のそば屋に伝えたのではないか、とのこと。

 他にも近江商人が山形へ伝えたとする説などもありますが、歴史的な確証はないようです。
 また、しっぽくとは中国語では干し椎茸を指す言葉らしく、現在提供されているどのそば屋のしっぽこにも、椎茸は共通して入っているとのことです。

 身の厚い干し椎茸1、とりの胸肉4、細竹2、厚めの蒲鉾2、芹。薬味には刻みネギとすりおろした生姜。
 餡はきわめてとろみが強く、そのわりにはあっさりとした醤油出汁の風味。今風の刺激はないものの、味わい深い和風です。
 一面茶色の海の中から顔を出したうどんは白くて艶があり、どきっとするぐらいにきれいです。このあたりに昔からあるコシのあまり強くない玉うどんなので、餡のとろみに負けて途中からぷつぷつと切れがちなのが惜しいところ。

 ひと冬に一度は味わいたい山形の伝統食。
 しっぽこ提供店の未訪は、栄屋本店と素仁庵の2店となりました。

 先に「かっぱ寿司」に行って回転寿司のよさを再認識したところですが、ある夜またもや寿司を食べる機会に恵まれました。
 「平禄寿司寒河江店」を初訪問。
 みぞれが降る天候のせいか客足は少なく、カウンターの真ん中に陣取りましたが、その左右に客はなし。ここも注文がタッチパネル式になっており、今や回転寿司とはこういうシステムになったのかと、隔世の感があります。
 考えてみれば、食べたいものをその都度大声で店員に告げなければならないシステム自体、異常だったのかもしれません。

heiroku-sagae1 201712

 まずは、冬のキャンペーンの旬魚五星セット(びんちょうまぐろ大トロ、ノルウェー産生トロサーモン、寒ぶり、北海道産たこの柔らか煮、南蛮海老)を。
 その後、真あじ、うずら納豆、海鮮ぶっかけ軍艦。
 もう少し食べたいな。それでは〆に、かにみそ軍艦と鉄火巻。

 ここのガリはおいしい。そのガリをたっぷり味わい、粉でつくるお茶も大きな湯呑に3杯。満足だなぁ。

heiroku-sagae2 201712

 〆て1,337円。
 それなりに数はこなしましたが、貫当たりの大きさは小ぶりですから、満腹とまではいかず腹八分目ぐらいでした。
 カウンター内では自動寿司握り器(?)がパコポンパコポンと動いており、店員はそこからぽこぽこと出てくる握りの形をしたシャリにぺろんとネタをのっけるだけ。そういうのを見ると、なんだかなぁという気になってしまいますケドねぇ・・・。

tsukasatei 201712

 寒河江市本楯地内、R112沿いにある名店「定食屋つかさ亭」を訪問。1年3カ月ぶり3回目となります。

 今が旬のカキフライ定食950円。
 Ummm・・・見た目が最高です。大きなカキフライが5個、俵のように積まれています。生野菜もうずたかく盛り付けられており、立体感のあるビジュアルでうまそう!
 それではさっそく、レモン汁をたっぷりかけていただきましょう。

 ショリサクの衣がすばらしい。かぶりつくのが大変ぐらいのまるまるとした大きさもステキです。タルタルソースとおろし醤油の2種で楽しめるのもうれしい。
 オレンジ色のドレッシングをまとった新鮮な野菜、コーンをあしらったポテサラ、温州みかん1/4が大きな皿にイントゥーワン。
 ほかには春雨サラダ風の小鉢、黄色が鮮やかなタクアン、ワカメととろろ昆布の味噌汁。
 大盛りサービスのごはんは、どんぶりにマンガ盛り。その形が微笑ましいし驚かされますが、おいしいおかずがたんとあるのでなんなくぺロリでした。

 血液検査のため朝食をとらずに臨んだ昼食でしたが、大満足。
 ここは県内でも屈指の定食屋だと思います。

osaka-osho 201712

 久しぶりだなぁと思って入った「大阪王将山形南店」。3年2カ月ぶりで、今回が5回目の訪問でした。

 回鍋肉定食930円。
 「ごちそうキャベツのホイコーロー」590円にごはん、スープ、唐揚2個がついたものです。
 ごはんの大盛りはサービスだというのでそれを。

 ランダムに感想を述べると、回鍋肉については、肉量はあるけれどもキャベツが少なく感じられ、全体量的にもやや少ないかもしれません。しかし味噌味が強いいい味なので、たっぷりのごはんもなんのそのです。
 マンガ盛りのごはんは、かなりのボリュームがあり足りないということはまずありません。しかし、以前もそうだったけど、乾燥がちの炊き方のため、しばらくすると水分が飛んで表面の米が透き通りはじめます。これは一工夫必要でしょう。
 反面、鶏の唐揚げが想定を上回る立派なデキのものでした。前回のインプレには小さくて冴えないパサ肉だったと書いていましたが、今回はデカくて熱くてふっくらの胸肉にグレードアップしていました。これは添える価値がありました。
 また、玉子スープの質と量が、単なる添え物的ではない存在感がありました。

 満足感は十分ありましたが、正直言えばお得感比較では山形にはない「餃子の王将」のほうが上。「餃子の王将」の、山形への出店を強く望みます。

saheiji 201712

 寒河江市白岩の「佐平治食堂」を2年2ヶ月ぶりに再訪。

 大盛中華650円。
 古いつくりの店内。テーブルが黒塗りの木製品に変わったものの、どんぶりの喫水の状態は相変わらずご覧のようにナナメっており、つまりこれは床が平らでないのでしょう。いい雰囲気が出ています。

 味は、まったく不変の強い牛ダシ風味。クセになる味わいです。
 これが、かつて山形市内にあった中華そば屋「待月」の味やにおいと似ていると書かれたウェブ記事を見かけましたが、これらはベツモノで、似ていないと思う。「待月」は同様に癖がありましたが、もっとダシ香がきつくて、牛風味ではなかったように記憶しています。
 「待月」が山形銀行本店の向かいにあったのはもう40年ほども前ですが、当時子供だった自分は、店の換気扇から出てくる匂いを嗅いだだけでぐっときたぐらい、すごい迫力があったものでした。あの味を大人になった今味わったならどう感じるのだろうか。時空を超えて体験したいものです。

 佐平治のスープについては、独特ではあるけれども、同じ風味を醸す調味料があることを知っています。もしかしたらそれを投入したスープなのかと疑いたくもなりますが、実際のところはよくわかりません。
 ともあれ、うまくてコクがあると感じさせるものであることは間違いないので、どちらでもよいということにしておきましょう。

 狭い店が満席になるほど混んでいたためか、麺の茹でがやや強めだったのが惜しいです。
seijuro 201712

 飯塚街道沿いにある「餅の清十郎」に初めて行ってきました。
 餅がウリだけど、餅入りのそばも提供し、冬には餅の入った鍋焼きうどんも追加されます。その鍋焼きうどんがおいしいと聞いたので。
 鍋焼きは久しぶり。子供の頃には贅沢で最高の食べ物だと思ったものでしたが、大人になって熱さでうどんがダレてしまうのが気になり始めてからは、価格も張るし、すっかり遠ざかっていました。

 鍋焼きうどん950円。
 ぶくぶくと煮立った状態での配膳。おーっ、うまそうだが熱そう。カメラのレンズが曇らぬよう、口でふうふうと息をかけて湯気を飛ばしながらの撮影です。

 いい塩梅のつゆ。多めの鶏肉、シイタケ、ごぼうなどが入っており、いい仕事をしています。
 ほかには、油揚げ、蒲鉾、せり、長ねぎ、わらび、糸こんにゃく、ニンジン、さらには当店自慢の餅、そして真ん中に半煮えの玉子。
 白肌の餅は、箸で持ち上げるとすぐに形を失って重力に身を任せてしまうような搗き立て柔らかなもので、さすがと思わせるものがあります。

 うどん自体もかなりのもの。一辺が1cmぐらいあるのではないかと思わせる激太の麺姿がインパクト大で、これは1本ずつ端から啜るしかありません。ほどよい弾力があり、太いのに内外の茹で具合にばらつきがありません。表面がつるりとしていて、これも餅でできているのかと思えるような、オリジナリティの高い逸品です。
 そえられた白菜漬もパリッとして美味でした。

 とてもおいしかった。
 各種ある餅も、機会があれば食べてみたいものです。