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koideya 201306

 羽州街道といわれた歴史ある通りからちょっと入ったところで、長い間そば屋を営んできたと思われるこの店。もう何十年も山形市の中心市街にお世話になっていますが、この店は知らなかったし、入ったことがありませんでした。ならば一度は行ってみようと、ある日の昼に初訪問。

 ラーメンの大盛り500+100円。
 ご覧のとおり見た目はシンプル。しかし、ラーメンマニアをそそる不思議な魅力を感じます。

 麺は、山形標準の中太もっちりのやや縮れ。酒井製麺所あたりのものではないかと思える食感ですが、実際のところはわかりません。大盛りの麺量は、どんぶりの佇まいだけを見れば少ないかと思いましたが、案外多く結果OK。普通盛りなら足りなかったでしょう。

 トッピングは、ナルトがないので色合いはそれほどよくありませんが、小出屋はこうなんだかんなっ!という主張を感じます。
 チャーシューの味が強めでいい味。メンマは若干防腐剤臭を感じますが、甘めの味付けでこれもよい。
 スープは、これぞと主張してくるものはなく、バランスのとれた素朴なもの。

 記憶をたどれば、40年前ぐらいに市内の食堂で供されていた中華そば、支那そばはこういうものだったと思う。家庭ではなかなか味わえないハレの料理だったよなぁ。

 12時前後の店内、客は自分一人で、その間の出前注文もなかった模様。
 この店の近くにあった「紀文そば屋」も店仕舞いしたし、この店も70代と思われる今の店主限りになるのかもしれません。
 今のうちにこの店の味を舌と脳で記憶し、文字で記録しておけたのは、自分の中ではひとつの僥倖でした。

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