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seki 201703

 食堂の宝庫、庄内町余目で未訪の店探求し、ある日の昼休み、「蕎麦工房せき」に行ってきました。
 仕事場から車で15分、食べる時間がだいたい10分。だとすれば、調理時間には20分みておけば大丈夫だろうと踏んでのダイナマイトツアーです。さて、首尾は・・・。

 庄内地方で板そばを食べるのは、鶴岡市藤島の「手打ちそば草介」で食べて以来。庄内でそばというイメージは自分には薄く、遡ってみると「草介」のほかに「福湊庵」、「生石大松家」、「麺工房無量庵」、「羽黒のそば蔵金沢屋」、「麺処鵬匠」、「茂一そば」、「田麦荘ななかまど亭」で食したのみとなっていました。

 板そば+ゲソ天、900+200円。蕎麦は高いんだよなぁ。
 大衆食堂でやるように、入店してメニュー短冊を眺め、注文する品を厨房の主人に伝えてから席に着こうとすると、主人は「お茶、出しますから」と一言。
 一瞬何を言っているのか意味がつかめませんでしたが、つまりは「まず席に着け」ということのよう。
 蕎麦屋とは大衆食堂の流儀が通用しないものなのだろうか。いや、そんなことはないだろう、たまたまこの店の流儀がそういうものだというだけのことではないか。

 ナルホドと席に着いて、女将が茶を運んでくるまでおよそ3分。自分の直前に入店した客と長話をしているから遅くなる。そしてようやく「何にしましょう?」と。おいってば。さっき伝えたでしょう。これからつくるの?
 でもって、「ゲソ天は時間がかかりますよ」と。どの程度かかるのか確認すると、5分ぐらい余計にかかるだけですというので、オーダーを変えずに待つことにします。
 しかし、待てど暮らせど注文品は来ず。そしてようやく、20分ぐらい経ってお待ちどうと。
 ああ、もう。先の計算でいくと食べるのに充てられる時間は5分ぐらいしかないぞ。

 これでは味も何もあったものではありません。急いで食べて急いで去る、それだけ。
 そば屋ってのは、こういう店に出くわす頻度が高いです。「こういう店」というのは、「食べに来てくれてもっけだの」ではなく、「なんなら食べさせてやってもいいんだよ」というような、売り手市場的な店のこと。そういうことは蕎麦屋以外ではごく一部のラーメン店にはありそうだけど、大衆食堂ではありえません。客本位が徹底していますから。
 店を始めて16年ぐらい経っていると先客との長話から聞こえてきたけど、老後の楽しみでやっている店に当たってしまったのかなぁという感じでした。

 結局、職場リターンは急ぎに急いだものの、2分遅刻。
 見栄えもよく、量もあり、10割そばの石臼挽きでそれなりにおいしいとは思いますが、再訪はありません。おいしい蕎麦は、内陸にたくさんある客本位の蕎麦店で食べることにします。

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