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toraya 201705

 満州にらラーメンで名をとる花巻の「さかえや本店」に行ってみたものの、長蛇の列ができていたのであきらめ、北上市の花巻寄り、常盤台というところにある「手打ち中華とら屋」で昼メシを食べました。

 こちらはすんなりと着席でき、券売機でスタンダードの「手打中華」680円をセレクト。
 深さのある縦長どんぶりにおさまったビジュアルは実にうまそう。それを目で愛でて、スープを一口。ダシばかりでなくかえしの醤油の味と香りがしっかりしているのを確かめた段階で、はっ!と思い出しました。これ、白河の「とら食堂」にそっくりなのです。ははあ、主人はとら食堂で修業した人かな。店名も「とら屋」だし。

 店名でも謳っている「手打ち」の麺は、製麺機ではなく手打ちでやや太めに打ったものを少し熟成させたもののようで、しっかり手もみが施されて縮れています。茹でも慎重に行われていておいしいです。
 トッピングはほぼ「とら食堂」と同じ。チャーシューは3つ? 縁が少し赤くなっている仕上がりがとら系であることを強く主張しています。
 ホウレン草とナルトが彩りを添えています。ミズナなんかでごまかすようなことはしません。

 途中から卓上の刻みタマネギとブラックペッパーを加えて食べれば、味が変わって楽しい。
 岩手の北上でとらのラーメンに出会え、喜びのあまりうめいうめいとがっついて食べてしまいました。とらの中華を並ばずに味わえるなんて、北上の人はシアワセです。
 思わぬ僥倖に大満足して店をあとにしました。

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