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agoya honten 201904

 白山の新店「亞呉屋山形本店」を初訪問。ハーバーコーポレーション系の「めん蔵白山店」のあったところが今年2月にリニューアルして「亞呉屋」になりました。

 あごだし中華の「大」の太麺、730円。太・細が選べ、標準を1.5にして130円増しが「大」です。
 「亞呉屋」は山形駅前にもあり、そちらと同じデザインのどんぶりを使っています。
 飛魚ダシのスープが油分たっぷりで旨味満点なのがいいです。刻みタマネギが入っています。

 太麺は機械打ちの、比較的ぼそぼそとしたもの。おいしいけれども、こういうのって「幸楽苑」あたりでも食べられるんだよなぁと思ってしまいました。
 チャーシューとメンマの質、トッピングの配し方などに、微妙なコストカットを感じてしまいました。どうもこのあたりに独立店のようなディープな風合いを感じられないのが惜しいところです。

 目新しさもあるからか、客数は多かったです。

megumi 201904

 桜田東の「め組」を、実に7年6か月ぶりに訪問。店のキャパシティがないので土日に行くのを遠慮していましたが、今回は平日の13時過ぎ。これならゆったり食べられるだろうと考えての訪問で、概ね目論見どおりとなりました。

 中華そばの大盛り、680+150円。
 たっぷりのスープは、鶏ガラ中心のものにブシを強めに効かせたもので、甘めに振れたつくり。やさしい味なので安心してどんどん啜れます。これには白胡椒が合うのだろうな。
 麺は、細づくりの手もみ縮れ。いい塩梅ですがど、口当たりはカネボウフーズあたりのカップラーメンのノンフライ麺に似ていなくもありません。「はせ川製麺所」の麺箱が見えましたが、そこの麺なのかな。
 メンマ、チャーシューなどの具材も手抜きがなく、店名の焼き印が入った玉子焼きも入っていました。

 150円足して大盛りにしましたが、しなしなとした麺のせいか、大盛りにしては麺量が少ないように思いました。

taiki 201904

 めったにない市内中心部での用向きがあり、これはチャンスと、クルマ移動の日常ではなかなか足が向かない店に行くことに。
 いくつかの候補店から、旅篭町に去年4月にできた「自家製麺大器」をチョイス。初訪問です。
 店主の修行先は「麺藤田」。仙台茂庭の店をたたんで、元「たまや」のあった場所で新規開店したとのことです。

 中華そば+チャーシュー丼、600+250円。
 平日の昼は半ライスが無料サービスになりますが、初訪問の今回は有料でもチャーシュー丼を食べてみたい。

 中華そばは、牛骨を煮込んでつくったスープがとても美味。牛らしい香りと味があり、かなり甘めの味わいです。山形の芋煮汁を意識しているのかな。岩海苔がデフォで多めに入っているところも好感材料です。
 麺は自家製とのことですが、奇を衒ったようなところはなく、万人に好かれるようなつくりでしょうか。

 チャーシュー丼はなかなかにボリューミー。薄めの味付けにもの足りなさを感じる向きもあるかもしれませんが、残ったラーメンスープの味が濃いめなので、それを時々啜りながら食べるのがちょうどいいようでした。

 ほかに鶏・豚・魚節スープの白湯ラーメンと担々麺のラインナップがあります。次回は濃厚スープの担々麺にサービスの半ライスでいこうかな。

sakaeya yamanobe 201903

 羽前山辺駅至近の「栄屋山辺支店」を、ほぼ12年ぶり(!)に再訪しました。
 もやしらーめん650円。
 2007年5月の初回時も同じものを食べたのだけど、当時との写真比較ではほぼ出来映えに差はなし。
 ぽってりしたあんかけスープが盆に溢れるような勢いで運ばれてきます。底が浅めで間口が広いどんぶりの表面は、表面張力でぷるぷるしている感じです。
 まずはこれを溢れさせずに食べるため、あっちちのあんをレンゲで十数口。この程度啜ってなんとか普通に食べ進めることができるようになりました。あんの味はわりと薄めでしょっぱさや辛さの刺激はなく、熱さ中心の刺激となります。

 具材はもやしがほとんどで、ニラ、タマネギが少量。さらに炒め時のコク出しに豚バラ肉も少々入っています。チャーシュー、メンマなどはありません。

 麺は、栄屋の血統と言える太目のストレートのもっちり系。とにかく熱いので、口内火傷をしないようによくふぅふぅして食べ進めます。したがってどのお客さんも所要時間は長め。

 そうこうしているうちに店内に客が溢れはじめ、食べ終わる頃には外まで行列ができていました。
 普通盛りだけれども量も満足。あんかけ系ってけっこう腹にどしんとくるものなのですね。

minato higashine 201903

 東根市三日町の「みなと食堂」を初訪問。旧東根の一等地にあり老舗なのではないかと思われますが、中に入ればわりとこぢんまりとした店です。

 中華そば600円。
 見た目シンプルで、オーソドックススタイルです。
 スープの透明度が低く、ここまで濁っている醤油ラーメンはあまり見ません。湯切りが甘いのか、それとも出汁の取り方が雑なのかと心配しながらレンゲで一口味わいますが、そんなことはありません。やや甘口で、おいしいです。

 麺。茹でが強めでややくったりとしていますが、ダレている印象はありません。むしろ、昔の中華そば、あるいは支那そばといわれたものは、このぐらいはしんなりとしていたはずです。
 そのように考えると、なんだかとてもおいしく感じてしまいました。

 肉厚でしっかりしているチャーシューが2枚入っていた点は称賛ものです。

kin minamihara 201902

 自分にしっくりくるラーメン店のひとつですが、しばらく空いて、前回訪問は東日本大震災直後の訪問でしたから、なんと7年11か月ぶりとなります。

 醤油ラーメンの大盛り、550+100円。安い!
 すばらしい麺姿。系列店の中では太めのその麺が、もっちりひちゃひちゃでうまい。
 どぎつさのないこのスープは頻繁に食べても飽きることはないはず。
 繊維質の強い色白のメンマも健在。
 ぐるぐるのチャーシューはいい塩梅のものが3枚。薄めだけれども、この価格であればやむを得ないかもしれません。

 うまかったなぁ。満足度は高いです。

himawari narisawa 201902

 スーパーマーケットチェーン「ヤマザワ」のいくつかの店舗に併設されている「軽食ひまわり」。そこのラーメンは激安なのにおいしいというのは山形っ子なら誰もが知っていること。
 しかし、自分は買い物自体行くことはなく、ましてや買い物途中にオープンフロアで食事をする習慣もないので、一度も食べたことはありませんでした。このたび食べてみることにして、わざわざそのために成沢店に潜入です。

 ひまわりラーメン268円+税=289円。200円台。なんと、幸楽苑よりも安いです!
 それで、どんなのが出てくるの?とやや心配になりつつ待ちましたが、番号を呼ばれてカウンターに受け取りに行くと・・・。
 オドロキです。立派です。海苔、ネギ、ワカメ、メンマ、チャーシュー2、ゆで卵、ナルトと、きちんとしたトッピング。
 スープも麺もマル。そして、全体がしっかり熱い。

 289円なのだからこれでいいやというレベルではなく、これが600円でも合格ラインをクリアしていると思う。
 まあ、ヤマザワなのだから、たとえば中華麺はサンコー食品で、メンマも業務用の大袋なのかもしれません。でも、うまいのですから、それでいいではありませんか。

 これはスグレモノ。ヤマザワのほうはひまわりラーメンで儲けようなんて露も考えていないから、こういうことができるのだろうな。
 いいことを知りました。また行きましょう。

minatoya 201902

 牛ダシのラーメンが食べたくて、和合町の「手打ちそば港屋」を6年9か月ぶりに再訪しました。
 中華そば620円。
 かけそば用と思えるどんぶりにて登場。間口こそ大きくないけれども深くて下部がふっくらとしているヤツです。

 うまいですねえ、このこっくりとしたスープ。蕎麦屋らしくない本格的な中華で、けっこうオイリーです。
 刻みネギ、チャーシュー、メンマ、海苔、ナルトのオーソドックススタイルのトッピングは、いずれも必要十分。
 麺はちょっぴり茹でが強く、柔らかかったのが惜しいところでした。

 再訪までずいぶん間が空いたけれども、ここの中華は間違いなく上位ランクです。
kinchan takado 201901

 南沼原小学校交差点近くの「金ちゃんラーメン高堂店」を13か月ぶりに再訪。
 前回は味噌ラーメンを食べたので、今回は中華そばの大盛り、630+100円を。

 驚いたけれども、麺が太めのストレートなのです。
 金ちゃんラーメンといえばだいたいどこでも細めで手もみの縮れ麺を供するものだという固定観念があるので、すっかり虚を衝かれた感じです。
 でもまあ、多加水のもっちり系で、おいしい。

 スープは透明、黄金色の、金ちゃんらしい味わいのもの。おいしい大きなチャーシューが3枚のっかってお得感もあります。

 首を傾げたのは、頼みもしていないのに辛味噌が漬物皿にのって付いてくること。
 存在感のある味噌スープとは異なるやさしい味の中華スープに辛味噌を投じることは、せっかくの旨味を舌にくる刺激で消してしまうので、邪道であると考える客も多くいるはずで、自分もその一人。
 おいしい辛味噌は、欲しいという人に別料金で付けるのが正道だと思われます。

soba haruma 201812

 山辺の、かつて「花 花」という軽食喫茶の店が入っていた建物を居抜いてできた「そば処春馬」を初訪問。山形ラーメン界の気鋭がこんどは蕎麦で勝負しようというユニークな試みのようです。
 でも、脳内では春馬と言えばラーメンのイメージが根強く、そのラーメンもラインナップされていたので、中華そば(普通)800円を注文しました。

 「普通」なのにけっこう多い麺量。小盛・普通・大盛とありましたが、大盛にしなくてよかった。
 自家製のやや細、手もみでピロピロ。敢えて低加水のつくりにしてごく浅めに茹でた、ぼそぼそとした食感のものが供されます。近時もてはやされているもっちりとした多加水麺とは異なる味わいで、独創的だと思いました。
 煮干し風味の効いた比較的薄味のスープ。強いインパクトは感じませんが、その旨味が食べ進めるにつれてじわじわと伝わってくるようなつくりです。
 つくってから意識的にしばらく置いているのか、少しスモークしたのか、他店では見かけないチャーシューもユニーク。

 うまかった。次回は蕎麦を試そうか。
ryushanghai yamadai 201812

 飯田西の「赤湯ラーメン龍上海山大病院前支店」を久方ぶりに訪問。いつ以来になるのか調べてみると、6年4か月ぶりでした。かつては頻繁に食べていたものですが、そんなに空いたか。

 ここは人気度から言えば「赤湯からみそラーメン」830円を行くべきなのかもしれませんが、辛味噌が辛過ぎてラーメン本来の味がよくわからなくなるのと、価格的に醤油仕立ての赤湯ラーメンより150円も高くなるという難点があるため、自分は醤油のほうをよく食べています。

 その赤湯ラーメン(しょう油味)の大盛り、680+150円。価格は6年前比較で据え置きです。
 濃い色をしたスープが麺やナルトを醤油色にしてしまっていますが、魚介風味と独特の甘味があり、オンリーワン度が高いものになっています。しょっぱいですが、見た目ほどではないと言っておきましょう。アミノ酸の旨味を強く感じます。
 麺は、以前はもう少し太かったのではないかと思うものの、存在感のある啜り甲斐があって秀逸。
 以前と変わらず、いい仕事をしているなあという印象です。
4tsuba 201812

 白鷹町畔藤の中華料理店「四ツ葉」を初訪問。
 R287を走っていて見かける「ぬるるんラーメン あっち」の看板。以前からナンダソレハ?と思っていたので、このたび実食してみようということで。

 ぬるるんラーメン+ミニチャーハン、750+250円。
 納豆、オクラ、メカブのぬるぬる3兄弟が入っています。これを、味噌たまりをベースに黒酢で少し酸味を加えたスープで食べさせるもの。とろとろになった麺を啜ると、ズバババッ!といい音がします。
 それでうまいんか?という声が聞こえてきそうですが、うまいんです。食べてみるまで心配でしたが、うまかったです。
 ぬるぬるのほかにも、薄いけれども縁の赤い本格チャーシュー、メンマ、ワカメ、燻製たまごも入って、トッピングは充実。少し寝かせた中太のいい麺を使っています。

 試しに付けてみたミニチャーハンは作りたてで値段以上の価値がありました。

 一押しは肉ラーメンのよう。四川風担々麺をゴマすりメンと称していたりして、なにかとユニークでした。

tamageta 201812

 長井市成田の「たまげたらーめん」を初訪問。
 たまげたらーめん700円。
 予備知識なしでの訪問でしたが、配膳されたどんぶりをみて、そのデカさにたまげてしまう。
 思わず「こりゃたまげたなぁ」と独り言ちると、「店の名前のとおりで」と返す店のおばさん。

 醤油風味の際立つスープ。トッピングのワカメと仕上げに振りかけられた青海苔が磯の香りを漂わせて食欲をそそります。出汁よりも返しのよさで食べさせるラーメンのようです。
 麺は、自家製なのかどうか、平打ち。スープの濃い醤油の色がラーメンに移っています。茹でが強めだったためか、食べていて乾麺の細打ちうどんに似た口当たりだなぁと思ったところ。
 チャーシューが立派。パサ系ですが、長方形の形状で、縦横50×100mmは下らない大きさがあり、厚みもしっかりで2枚。薄味ですが、これの表面にもスープの醤油の色と味が付いています。

 幸いにしてというか、量的にはノーマルプラスアルファぐらいだったので、食べきれないということはありませんでした。
 ユニークな1杯がここにもありました。

umetsu 201812

 南陽市池黒、フラワー長井線織機(おりはた)駅近くの川っぶちにある「うめつ食堂」を初訪問。
 昭和のレトロ感が漂う古い建物。店に入ると80歳ぐらいのおじいちゃんが店に出ていたので、仕事のほうは大丈夫なのかとちょっぴり不安になりましたが、その後出前から帰ってきたのは若い二代目? その母親らしき人も厨房にいて、家族経営のようです。

 卓上の品書きには「ラーメン」、店のメニュー札は「中華そば」、600円。
 いい塩梅の、まさに中華そば。南陽・宮内といえば赤湯ラーメンの本場ですが、青海苔はまぶされず、スープの出汁は魚介に振れず、麺は太くはなくと、何を取ってもスタンダードな一杯です。

 「うめつ食堂」でなければ味わえないというものではないかもしれませんが、鄙にあって正統派を表現するいいラーメンを出しているのは立派です。
orechu tanaka 201812

 今一番食べたいラーメンは何だろうかと考えて、嶋北の「俺の中華たなか家本店」を1年8か月ぶりに訪問。しばらく空いたなあ。6回目です。
 この店のベストミックスであろう、中華そば+まかない飯、600+130円。

 安定したおいしさです。
 かなりオイリーなスープで、湯気があまりたちません。油に負けないぐらいの出汁のコクと塩辛さがあります。
 小麦の粒々が見える自家製手もみの太麺がすごくうまい! トッピング類も吟味されたものばかりだなとの印象。
 このデキで600円という価格には大納得です。

 まかない飯をいつも添えて食べるのは、これのパフォーマンスが極めて優れているから。このクオリティで130円というのには惚れぼれします。100円でラーメンを大盛りにする手もありますが、ココならまかない飯だな。

 いつもながら満足しきっての退店。どうもご馳走様でした。
yonezawaraken 201812

 昨年冬に新規開店した米沢市本町の「米澤らぁけん」を初訪問。
 醤油らーめん600円。開店1周年記念で大盛りか味玉子がサービスだというので、味玉を添えてもらって。

 生姜香が感じられるこってりめのスープがコク深くて美味。塩味よりもむしろ甘みが馥郁としています。それはやはり牛ダシのなせる業なのでしょうか。そうは言っても、山形市内の一部や最近食べた楯岡の牛ダシラーメンのような強いモーモー感はなく、万人受けしそうです。

 この地は米沢なので、新規店であってもしっかり細縮れの米沢ラーメンです。少し茹でが強かったかもしれません。
 トッピングもソツがなく、見た目もきれいです。メンマは縦に長くカットしたタイプ。パクパクいっちゃったけど、チャーシューは牛肉だったのだろうか。
 冷たい味玉が投入されたためか、スープが熱々でなかったのは残念。

 伝統的な米沢ラーメンとは一味違いますが、うまみ、おいしさの面では従来型を一歩上回っていると言えるかもしれません。伝統店は油断してはいられません。
50ban takahata 201812

 食べ歩きの楽しみ、醍醐味はいろいろあるけれど、結局最終的にはシンプルなラーメンの食べ比べに戻っていくのではないかと思い始めている今日このごろ。ラーメンには、どんぶり1杯に込められた味、技、想いなどが細部にふっと見えることがあるのです。
 週末がやってきたので、よし、ラーメンを食べに行こう。

 高畠町中心部にある「五十番」を初訪問。米沢ラーメンの専門店のようです。
 基本メニューのラーメン(中華そば)550円。

 ほとんど待たずに配膳。つまり、極細縮れ麺なので茹で時間がかからないからなのでしょう。
 米沢ラーメン然とした麺で、厨房には「相田製麺所」の麺箱。このほろほろ感がたまりません。

 そしてなみなみと注がれたスープ。こういう盛り付けもまた米沢ラーメンらしくていいと思う。啜っても啜ってもまだまだあるぞという感じで、レンゲを使ってはじめはそのままで、途中から卓上のブラックペッパーを振りかけてしっかり賞味。あっさりしたものなので、たくさん飲んでも体へのダメージはなさそうです。

 トッピングの豚チャーシュー2枚が厚くて柔らかくておいしい。メンマもざくざくと多めです。

 ああ、いいラーメンだったな。
 出前で注文が入ったやきそばを調理する音と匂いがよく、それも食べてみたくなりました。でも、この次ね。

matsuno 201812

 天童市中里の「松の」を初訪問。
 住宅街の一角、こんな奥まったところに食事・宴会処があるのかというわかりづらいところで、偶然見つけてふらりとという店ではないようです。しかしここで店が続いているのはきっとそれなりの理由があるからなのだろうと判断しての入店となりました。

 基本メニューの、手もみらーめん600円。
 見事なビジュアル。かつてよく出前を注文した山形の「いなり食堂」の中華そばは、小さな海苔の上に白胡椒がデフォになって運ばれてくるものでしたが、これもまさにそれ。しかも盛大にかけられていますから、スープに溶かし込んで食べれば辛すぎるぐらいなのが面白い。
 卓上にも胡椒があるので、ここまでやる必要はないのですが、店側としたらやらずにいられないのでしょう。

 トッピングが充実しています。チャーシューは3枚。刻みネギとメンマの量は通常店の2倍ほどはあります。蒲鉾、海苔も添えられて、表面は各種トッピングで覆われている感じ。
 麺を「手もみ」というのは、自家製ではないのでしょうか。そのあたりはよくわかりませんが、この地域のスタンダードよりも心持ち細いかなというぐらいのもので、啜っていて楽しい。
 スープは、塩辛さがかなり抑え込まれている印象があり、その分を出汁のコクで補っているようで、身体に対する罪悪感を抱くことなくたっぷり啜れます。
 塩分はおいしいおみ漬で補給する形となります。

 こういう正しくおいしい、しっかりしたものを供するからこそ、立地上の課題が多少はあっても店は続く、ということがよくわかりました。
mangetsu tateoka 201812

 村山市楯岡十日町の「お食事の店満月」を初訪問。
 最近食べた楯岡地区のラーメン2軒はいずれもいい味の牛ダシラーメンでした。ここもそうなのかなと思って入ってみたところ。
 けっこうな大箱。清潔感もありいい雰囲気です。

 サービスデーとなっている餃子200円や、店の売りのスーラータンメン、酒粕みそラーメンなどにもそそられましたが、今回は課題意識を持っているので、ラーメン600円にしました。

 結論から言うと、ここは牛ダシではありませんでした。
 運ばれてきたときの生姜香や、啜ったときに感じる後注しの胡麻油の風合いなどがよい雑味感のないいいスープで、こういうのもうまいと思う。
 少し寝かせて熟成させたと思われる自家製手もみ麺もおいしい。
 これをこま切れにして炒飯に入れたならさぞかしおいしかろうと思われるチャーシュー。
 添えられるのは、大根の甘酢漬。

 街角の食堂のものらしい、いい中華そばに出会えたという思いがします。
 ご飯ものも充実しているよう。メニューに写真入りで載っていた庄内豚を使ったカツカレー1,100円やかつ丼850円などにも強く惹かれました。
 これは、もう1回行ってみなければなりません。

 ちなみに、県内でここのほかに「満月」を冠する食事処は、ワンタンメンで有名な酒田の「満月」、南陽市赤湯の「満月食堂」があります。
koshiuya 201811

 村山市の「甑葉プラザ」の目の前にある「甲志うや」を初訪問。
 もともと「甲志うや」はR13バイパスの村山警察署のある十字路に面して建っていたと記憶しています。気の利いた食事も出す大箱で、グループで移動するときなどには重宝したものです。
 今は当時よりも小さくなっていますが、食事はもちろん宴会にも使える店になっているようです。

 開店直後の無客状態のところに入って、メニューを見ると、定食や見栄えのよいセット類が豊富で、繁盛していたかつての店を思い出させてくれます。
 地味なところに麺類が載っているのを見つけて、最安と思われる中華そば540円を注文。

 この中華そばがびっくり! えらくおいしいのです。
 牛ダシです。先に訪問した同じ村山市の「松月」よりもずっと牛ダシの風味が強く、きわめて美味。
 自家製風の中華麺は、こういう店で見かけるものとしては太め。かなり多加水に振れていて、ぷくぷくとした食感がいいです。多少茹でが強いこともあったようですが。

 脂身がジュワリとくる厚手のチャーシュー、甘い味付けのメンマ、刻みたてのネギ、磯の香りを添えるワカメなど、どこを取ってもいいデキのものばかり。
 桶から出したばかりとわかる青々とした青菜漬もうますぎ! ぱきぱきとした食感で、葉の鮮度を表わす辛みも感じられました。

 540円で大当たり! 楽しいなあ、食べ歩きは。
 いつか3色どんぶりセット1,100円というのも食べてみたいな。