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fukura 201801

 およそ4年ぶりに「そば処ふくら」へ。
 ここのラーメンは熱々なので有名で、これまでに中華そばとみそラーメンを食べています。
 それらは極めておいしく再度食べたいのだけど、別のものはどうだろうと思い、今回は五目ラーメン800円にしてみました。

 塩仕立てのやさしい味。
 白菜がたっぷり入っていてうれしい。そのあたりにヘルシー志向も見て取られ、女性の好みによく合うかもしれません。今の季節こそ白菜は豊富なのだろうけど、夏場もこの調子で行くのでしょうか。そう思うと夏の五目ラーメンの佇まいも見てみたくなります。

 大きめの海老の赤、ゆで卵の黄色、白肌にピンクのナルト、ほうれん草の緑などがいい彩りを添えています。大きな椎茸も入っています。メンマもちゃんと。
 白っぽくて黄色い中華麺は、中太の存在感ともっちりとした食感を兼備しています。そしてこの麺に、この店特有のスープの油分で光沢がつき、啜った感じはつるりとしてとても美味です。

 いつも思うのだけど、ここのラーメン類はとてもいいです。かつ丼800円なんかもどうなのだろうな。本来は蕎麦屋なのでしょうが。
hayasaka 201801

 3年前の年始以来の訪問となる清住町の「麺屋はやさか」。
 まろやかとんこつらーめん680円。

 間口の小さい縦に長いどんぶりでの登場です。
 3年前に食べた「味噌とんこつBaby」とつくりが似ていて、とんこつ臭のほとんどないクリーミーなスープに独特のテイストを加える黒馬油がとてもいいです。

 具だくさんで、画像でよく見えるように、刻みキクラゲ、ネギ、メンマたっぷりにいい味の味玉、トップの紅生姜が鮮やかで、緑色の青海苔が散らされるというなかなかのビジュアルです。
 見えないところには、しゃっきりモヤシたっぷりと立派なチャーシューが入っていました。

 とんこつスープには細麺を合わせるという固定観念がありますが、ここの麺はしっかり太くエッジがシャープで、地ものの麺といった感じ。ぷりぷりとしていて存在感のあるものでした。

 全体としてもまとまっていて、高評価。
 出前はせず店内だけでの提供だという「ガッツリパイタンしょうゆOh~Yeah~」780円というのもいずれ食べてみたいと思います。
shanghai-shima 201712

 ある雪の夜、山形市嶋南の「山形五十番飯店上海厨房嶋店」へ。
 「五十番飯店」は、昔からある山形駅前のほか、山形市桜田東、同市嶋南、天童市桜町に「上海厨房」として存在していて、今回嶋店は初訪となります。(天童店のみ未訪)

 どこもだいたい同じようなメニューなので、少し変わったものをと考え、この12月から来年3月までの「香港フェア」メニューの中から「香港牛肉煮込みそば」850+税=918円を選んでみました。

 「しゃきしゃきキャベツと柔らかく煮込んだ大振りの牛肉が鎮座。醤油とオイスターソースがベースのまろやかなスープで煮込んだ中太ストレート麺が最高」とのふれこみ。
 パクチーが入って、適度な酸味と辛みがあり、トムヤムクンみたいだし、フォーも思い出させるし、アジアを強く感じさせる一杯に仕上がっています。もうこれはラーメンの範疇を超えているかもしれません。

 麺は中太ではなく極太。これもノーマルの中華麺とは異なり、凝ったつくりだと思わせるものです。
 大きくカットしたキャベツの食感がユニーク。
 「大振りの牛肉」はいわゆるスジで、ごろごろと入っていて好感。
 スープには砕いた干し海老がたっぷり入っていて、それが深い味わいを演出しています。
 こういう独創性のある珍しい麺類を味わえるのならば、918円もそう高いわけではないと思いました。
nakamuraya 201712

 山形市城南町の「ラーメン中村家」を6年7カ月ぶりに再訪。
 前回は、鯛だし醤油ラーメンを食べています。
 ここのメニューはシンプルで、中華そば、鯛だし醤油ラーメン、揚げねぎラーメン、クセ中の4種。これにワンタンを入れるか、チャーシューを増量するかぐらいのバリエーションしかありません。

 揚げねぎラーメンの大盛り、680+0円。
 日本人は焦がし風味を好むもので、いいところに目をつけましたねというメニュー。
 中華そば600円に揚げねぎを加えただけなのかもしれず、プラス80円で味わえる香ばしさ。
 たまたまだったのかもしれませんが、この揚げねぎはつくってからしばらく置いたもののような味がしたのは残念でした。
 麺は、前回も思ったけど、酒井製麺所のものなのではないかと思料。プリッとした山形地域らしいつくりですが、生麺を買ってきて家でも味わえそうです。

 そうは言っても、なかなかグレードは高いです。
 麺量大盛りは納得の量があり、変わりメニューでこの値段というのは立派。
 ゆで卵1/2やナルトが標準装備で、ぐるぐるチャーシューは1枚だけれども肉々しく、メンマや刻みネギもたっぷり。
 デザートに杏仁豆腐が添えられることや、きりりと冷えた水がおいしいことにも好感が持てました。
 あとはクセ中を食べてみなければ。

hiroumauma 201710

 山形市のR13沿い、大の目立体交差点の北側に位置する「とんこつのひろうま馬分店」を初訪問。
 入店するやいなや、本格とんこつ店らしい豚骨を炊いている濃厚なにおいが。効くなあ、これ。
 で、券売機でこくまろ味噌と半チャーハン、700+120円にして、カウンターへ。

 人によりけりであることは論を待ちませんが、自分の場合、九州博多あたりの激細豚骨ラーメンは、本場でならいざ知らず、格別おいしいものではないと思っており、それはこのところ確信に近いものになっています。
 したがって、とんこつラーメン専門店であっても、太麺の味噌ラーメンのほうに魅力を感じます。

 で、その味噌。博多ラーメンは替え玉が一般的なので、太麺でも替え玉は可能なのだろうかなどと思っているうちに配膳されたラーメンはどんぶりにすげぇたっぷり。一目で「替え玉いらん」です。
 糸唐辛子ならぬ糸ニンジンがあしらわれた、野菜たっぷりの味噌ラーメン。もちろん太麺。食べてみてもなおそのボリュームたるやすごいもので、「半チャンいらん」との心境にも。
 端のほうだったけれども1cm以上の厚さがあるチャーシューと、存在感のあるメンマが多くトッピングされていて、充実の極み。ただ、味噌スープがチト塩辛すぎるのが惜しい。
 途中からこれに卓上の紅ショウガや辛子高菜を添えて食べれば味に変化が出て、それもうまし。

 半チャンも、作り置きかもしれないけれども味、量ともに立派で、これが120円なら文句ありません。
 ご自由にドウゾの数品から、キャベツとキュウリの漬物と、沖縄なら「ンブシー」のカテゴリーに入るであろうナスとピーマンの味噌炒りをもらってきました。

 いずれもおいしいのだけれども、全体として塩分が強く、食べ終えるまでにお冷をコップに4杯飲むことになりました。
 コスパがいいです。豚骨ラーメン店だけど、味噌も太麺もかなりいけます。
 ああ、腹が膨れた。

menzou-mamigasaki 201708

 ある日の夕食タイム。平久保にある「麺屋○文」の「にぼしDX」が食べたいなあと思ってそちら方面に進んでみたのですが、いやいや、行ったことのない店を優先するべきだと途中で考えなおして、「おいらのめん蔵馬見ヶ崎店」に変更。
 「めん蔵」は、白山店は過去頻繁に、イオンモール三川店は一度だけ、また、あさひ町店(現在は「めんこいや」になっている)にも過去何度か、それぞれお邪魔したことがありますが、馬見ヶ崎店は初訪問となります。

 めん蔵ならばこれがいちばんと、みそとんこつそば790円を太麺で。
 太麺と細麺から選べるというので太麺を選びましたが、この太さは言ってみれば山形ラーメンとしての標準の中太をもう一回り太くした程度のもので、けっして極太ではありません。

 味は、他のめん蔵の店とほぼ変わりません。
 めん蔵の最大のウリは、キムチ入れ放題のところ。でもって、このみそとんこつに白菜キムチを山ほど入れて食べるのが自分流。というか、キムチをたくさん食べたくなったらめん蔵に赴く――という、もはや本末転倒的な利用形態になっています。
 今回もたっぷりとキムチを投入していただきました。
 シャキッとした白髪ネギとモヤシもよく、至福です。

taisho-sakegawa 201707

 ある休日、鮭川村役場近くの「味処大将」を初訪問。
 店は、間口こそ普通ですが奥が広く、集落の大きさのわりには座敷席を中心にけっこうな大箱です。
 大勢の客がいてその多くがラーメン類を食べていました。

 数あるメニューの中から評判と思われる麻婆ラーメン750円をセレクト。
 これが予想を大きく上回るスグレモノでした。
 麺の上の麻婆豆腐がとてもおいしい。四川料理のようには辛くなく、かといって和テイストの穏やかなものでもなく、豆板醤の甘みを奥のほうに湛えた味わいです。

 感心したのはスープとのバランス。ラーメンはスープがたっぷりのものがいいですが、餡掛けものの場合はスープが多すぎると餡が薄まってしまい、逆にスープが少なすぎるとラーメンらしくない汁なし麺的なぱっとしないものになるという両面からの課題があると思っています。
 そういう意味からはベストバランスと言っていい絶妙の比率。餡がダレず、スープもおいしい。それには餡の濃度、とろみの強さも影響を与えているのでしょう。

 もう一つ秀逸なのは、麺。1~2日寝かせたと思われる透明感を持った、平打ちの中太麺で、量もしっかりしたもの。これに麻婆餡を絡めながらズバズバッと啜れば、楽しいし、おいしい。

 ココ、大当たりだったと思います。
 季節限定の冷やし担々麺や、黒酢みそラーメンなんていうのにもそそられます。

seibei 201705

 賑わいを見せる魚菜市場の真向かいに位置する「麵屋清兵衛」へ。ここのウリは「キムチ納豆ラーメン」880円だというので、それを食べてみました。

 うひょーっ、ボリューム満点です。
 モヤシとキムチと豚バラ肉の「豚キムチ」が大量投入され、その湯気からはほのかに漂う納豆の香りというユニークさ。納豆の粒は挽割納豆よりも粒が小さく、もしかしたらジューサー処理しているのかもしれません。
 豚キムチはモヤシがたんまりで、豚バラ肉の比率も高め。スープの色は赤。半熟卵が真ん中にぽったりというのが視覚を刺激します。それらは麺がなかなか出てこないぐらいの迫力です。
 麺は、「ゆきちからを使ったこだわりの自家製麺」とのこと。もっちりとしたストレートの太麺です。

 はじめはモヤシをモリモリ食べ、その後にようやくたどり着いた麺を食べ、後半から卵に箸を入れてトロリ感をつけながら残った部分を食べます。

 「麵屋清兵衛」は、盛岡を中心に岩手県で店舗展開をしている「柳家」系列。キムチ納豆は柳家の看板メニューのひとつのようです。

ashitaba 201704

 大江町の「あしたば食堂」を初訪問。
 正午過ぎの入店のためか店内はほぼ満席状態で、2階の宴会場らしき座敷に通されました。

 あしたばラーメン550円。
 中華そばと同じ価格で、とんこつ味のもの。
 キャベツなどの具が入っていますが、むき海老も入っていてたいしたものです。
 チャーシューではなくベーコン様のものが入っていますが、忙しいためか、3枚分がくっついていました。3枚別々にトッピングすれば見栄えもするのに、そういう小ざかしいことは考えていないようです。

 どのメニューが最も出るのか女将さんに聞いたところ、「何でも出るんですぅ~」とのこと。
 ふつうなら店のウリをアピールするところでしょうが、正直なところを隠しだてなく言っちゃいましたといった、あっけらかんとした話し方が面白かったです。
 近所の老夫婦や作業着姿の働くオジサンたちが集う、地元密着型の店でした。

maruden 201703

 鶴岡市西新斎町にある「まる伝らぁめん」を初訪問。
 羽州浜街道と並行して走る1本北側の通りにあり、「うえの食堂」だったところを改装して2016年1月にこの店ができたようです。

 この地では多くない、豚骨ラーメン専門店。自分は豚骨はいいのだけど、細麺ストレートがあまり食べた気にさせてくれないので、九州系はどちらかというと敬遠気味になっています。
 そうは言っても、一度は食べてみなきゃワカランからね。

 元気のいいお兄さんたちの経営で、入店すると右手の食券機で券をドウゾと。ほかにも○○が季節限定だとかおススメは△△だとか調理などをしながら叫んでいるのだけど、やみくもに早口でかつ別の方向を向いてしゃべっているので、客(ワタシですね)にはまったく伝わっていません。騒がしいだけなので、改善したほうがいいと思う。

 塩、醤油、味噌、熊本らーめんとある中から、あえて人気No.4のまる伝味噌豚骨らぁめん780円の太麺をチョイス。
 メニューによれば、「柑橘系が香る少し変わった味。他店にはない豚骨みそでクセになるスープ。細麵と太麺選べます」とのこと。
 そうそう、“とんこつ味噌”ってところに惹かれたワケですよ。

 太麺は、このあたりで食べる標準的な麺の形状をしており、味も地元製麺所と思われるもの。したがって違和感なくいただけてうれしいのですが、九州ラーメン狙いで来た人にとってはこれは違うだろと言われそう。
 その麺に絡むのが、ド迫力のとろりとした豚骨スープ。濃厚で美味。そうは言っても臭みはほとんど消されているのでご安心。これまた九州通にはもの足りないのかもしれませんが。
 柑橘系? あまり感じませんでしたが。

 チャーシュー、海苔、ほうれん草、煮卵、ネギなどがトッピングされて、表面も華やかです。高菜とかキクラゲ、それにメンマは入らないのですね。

 しかし、麺が少なめ。替え玉100円を追加することを前提としているところがあり、そうすると値段設定は高めだと感じます。
 細麺の替え玉を追加して2つの麵を楽しむべきなのでしょうが、今回はパスしました。細麺は今後に期待としましょう。

ajisai 201703

 昼に、庄内町余目の「あじ彩」へ。1年8カ月ぶり3回目となります。
 町内では珍しい本格中華料理店を謳っており、人気店とあって満員。少し待っての着席となりました。

 前回は五目あんかけ焼きそばを食べたので、今回は汁ものの、店名を冠する旗艦メニューと思しき「あじ彩ラーメン」880円をいってみました。

 塩仕立ての五目あんかけラーメン。とろみの度合いは標準的もしくはやや強めといったところ。
 画像には写っていませんが、五目あんの海鮮系具材が極めて充実しています。
 白眉は牡蠣。ラーメンの具材にはそぐわないほどの大きな牡蠣が1個。牡蠣本来の風味がすばらしく、プリッとした食感がたまりません。
 ほかには、いずれも大きめのホタテ4、イカ3、海老2だったでしょうか。
 これらをあんの下にそっと隠しておくという奥ゆかしさは、余目人特有の性格の故でしょうか。(冗談です)
 これだけの具材が入って、余目らしい満点ボリュームであれば、高めの価格設定もうなずけます。

 味はハイレベル。それでいて庶民的。量もあるし、申し分のない中華料理店といえると思います。

kashiwaya 201703

 山形から庄内へと向かう昼の時間帯、尾花沢市内に寄り道して、「柏屋」を初訪問。
 間口はそれほどでもありませんが中は広く、メニューも豊富。客もひっきりなしにやってくる市内の人気店のようです。

 先客の何人かがたのんでいた「マーボー野菜メン」900円。
 けっこういい値段だなあと思って待ちましたが、配膳されたものを見て納得。量、質ともに充実しています。
 大きなどんぶりにたっぷり。ははあ、豆腐も野菜も入っていますね。
 あんの部分をまずキャベツの塊りから食べてみると、あひゃあ、熱っちい! こりゃあよくフーフーしてから口に入れないととんでもないことになるぞとほくそ笑む。そう、ラーメンは熱さが身上であり、ここに美学があるのだから。

 「あん」には豆板醤、甜面醤、挽肉などは入っていず、したがって四川風の味付けではありません。五目ラーメンや中華丼の「かけもの」に唐辛子を効かせて辛みを付けたものです。
 極めてとろみが強く、感覚としては県内最強のとろみを持つと認識している川西町の「大都嘉屋」の五目あんに勝るとも劣らないどろり感があります。とろみというよりもずっと、ぽってりとした感じがあります。いいんじゃないですか、これ。

 豆腐は大ぶりにカットされたものがごろごろ。むしろ秀逸なのは野菜で、キャベツ、白菜を主として、モヤシ、ニンジン、青野菜、タマネギ、キクラゲ、シイタケ、タケノコなどで構成されています。イカやエビなどの魚介類は入りませんが、豚のバラ肉は分厚くて、噛むと豚肉の旨みがジュワッと出てくるようなスグレモノでした。
 麺もおいしいですが、この一杯の主役は完全にあんのほう。なので、コメントはなくてもいいでしょう。

 ミョウガをそのまま漬物にしたものは初めていただきましたが、これもイケました。
 いやぁ、もう満腹。汗タラタラ。いい店ですよ、ここも。すぐにでも再訪したいと思うくらいに。
 ミニラーメンとミニかつ丼のセットが930円で、これを両方ともミニではなくフルにしたものがわずか50円アップの980円なのだそう。それにも興味が湧いたぞ。(そんなに食べられないでしょうよ)

saika 201702

 正式には「中国料理菜花北新橋本店」というのでしょうか、北新橋の橋の袂にある店を1年8か月ぶりに再訪しました。
 前回同様、今回も「MyBloom」を使っての訪問で、第5弾本の16食目。

 麻辣湯麺(マーラータンメン)、850円のところを540円で。
 本に載っていた写真よりもトッピングの鶏肉が多く、全体のルックスも今回食べたもののほうが立派です。

 四川山椒と四川豆板醤を使った香り豊かなピリ辛ラーメン。上級中華料理店で出くわす大陸的な味わいのある名品。食べていて、これを540円でいただいていいのか?!との罪悪感が湧き上がります。そうこうするうちに顔や頭部からじわじわと汗も湧き上がってきます。
 口が痺れ、唇がひとまわり分厚くなったような感じがし、アヒアヒとなりながら食べ進めますが、モヤシとニラに辛いスープがほどよく染みたところがすごくおいしい。
 麺は、自家製ではないかもしれませんが、中国料理店のものとしては凝ったつくりのもっちり麺。

 あー喰った。ボトルで供される冷えたウーロン茶?がウレシイ。
 フロア担当のお兄さんの言葉遣いがちょっと面白いし、ここではブルームを使わないで本格中華を味わってみるのもいいかもしれません。

ipponmichi 201702

 2か月前にできたばかりの「豚骨らーめん一本道」を初訪問。14時近くに行きましたが、まだ混雑していました。

 豚骨らーめんの大盛り、680+100円。
 しばらく待って運ばれてきたのはたいへん華やかな器量のものでした。
 煮卵、柔らかい穂先メンマが3本、チャーシュー、2種類のネギ、ナルト、板海苔、そして大量の背脂と、トッピングが極めて充実しています。これで680円は上出来だと思う。

 豚骨ラーメンだというので、博多風の細麺で少量なのだろうと想定していましたが、予想に反してエッジの立ったきりりとした太麺のストレートでした。それだったら普通盛りでもよかったかもしれません。
 この麺、超多加水ですごくもっちり。オリジナリティが高く、食感もよく、マニアにもしっかりと訴求できるつくりだと思います。
 麺のつくりとスープの濃密な脂が相まって、啜ったときの喉越しが極めて滑らかでつるん!と入るので、噎せないように注意しなければなりません。
 また、あまり豪快に啜ると、踊った麺の先から背脂が四方八方に飛び散り服が汚れる可能性がありますから、それもご注意を。

 長所ばかりが目につくいいつくりですが、スープがやや少なめで、若干ぬるいのが気になるところ。
 これだけトッピングが入ればぬるくなってしまうのはわかりますが、この温度だとラーメンチェーン店のラーメンを連想してしまいます。独立店はどこもアチチですから。
 というわけで、大盛りにしたにもかかわらず食後は汗をかかずじまい。もう少しスープの量を奢って熱くすれば文句ナシ100点です。

marutan-s 201702

 ある夜、鶴岡エスモール内2階にある「担々麺の店まるたん。エスモール店」を初訪問。
 ここで、焙煎金胡麻担々麺540円(ホントならば820円)にライス150円を付けて食べてきました。「MyBloom」第5弾を活用しての12軒目となります。

 逆三角錐形のどんぶりに、立派と言っていい担々麺。1年ほど前に、鶴岡市美原町にある本店的な位置づけの「まるたん」にて黒胡麻の担々麺を食べましたが、その店と同様、いかにも四川担々麺らしい断面シャープなストレート細麺が使われていて、おいしい。細いのにけっこうな弾力があり、ダレも来ないスグレモノの麺です。
 もちろんスープも胡麻が効いていて、挽肉も全体をまとめる味の元となっています。
 たっぷりの茹でホウレン草。スープの上に出ているのは「氷山の一角」です。この茹で具合、いいよなあ。しゃっきり感がしっかり残っています。
 ほかにコーン、糸唐辛子などがトッピング。

 担々麺の場合、その真骨頂はスープであり、けっこう濃密で塩辛いそれを最後まで味わい尽くすためには「めし」が必要デアル、という考えはこのところ確信に変わっていて、今回もライスをたのみました。
 すると、このライスがすごい量。1合まではないにしても、わが日常の1食分よりも多い。半ライス程度でよかったのだけど、それは食券機では見つけられなかった。もしかしたらあったのかな? どんぶり1杯のラーメンとともにこれを全部食べたなら絶対食べ過ぎになり、あとがヤバイぞ。
 なので半分だけを残ったスープに落とし入れ、これで我慢しようとレンゲでかっ込み始めたのだけど、ああっもう、すげぇうまいんだよなぁコレ。スープに残る味付け挽肉やコーンがご飯に絡み、こんなこと言っちゃあ身もフタもないけど、このスープとご飯さえあればほかは何もいらない!って感じだ。うん、んまい! もっとイケル。
 そんなわけで、ごはんをレンゲで追加すること2回。結局ほぼすべてのライスを食べ尽しました。

 大満足ではあるけれども超満腹。
 今夜は帰ってからスーパーボウルを見ながら飲もうと思っていたけれども、もう飲むのはやめておこう。というより、もう腹にものを入れたくないデス。(汗)

takanosu 201701

 鶴岡市小淀川の「鷹乃巣」を、1年5か月ぶりに再訪しました。「My Bloom」第5弾活用の何店目になるのかな。
 池袋の「えるびす」で修業をした方の店で、とんこつ系がお得意のよう。10年ぐらい前になるけど、赤坂界隈に泊まったのに地下鉄などを乗り継いでわざわざ池袋まで食べに行ったことがあったよなぁ、「えるびす」。

 高菜とんこつ、1日限定40食、840円のところを540円で。
 丸2日間かけて炊き続けたという本格豚骨スープは、かなり粘度があるこっくりとしたもの。それに相性抜群の辛子高菜がトッピングされています。
 ほかには、刻みキクラゲ、白ネギ、チャーシュー2、白胡麻など。

 ネギが秀逸で、刻みたてがたっぷり。これを麺とともに食べれば、ネギ特有の辛みがいい味わいでスバラシイ。
 麺は、博多風の低加水、細麺ストレート。きりっとした硬めの茹で上げでしばらくダレの来ないのがいいです。
 でも、正直言って博多ラーメンは1杯で腹いっぱいにならないのが玉に瑕。そもそも博多ラーメンとはそういうもので、足りない向きは替え玉をするのだと愛好者の方々はうれしそうに言うのだろうけれど、こちらからすれば、だったらはじめから一発で喰わせろと言いたい。
 バカだな、そんなことしたらラーメンがダレてしまうではないかとの反論が聞こえてきそう。しかしそれに対しては、だったらダレないように麺を工夫するべきではないかというのが、東日本の考え方。
 東日本のラーメンは大盛りにしたところでさほど伸びずに、最後までおいしく食べられるのですよ。これこそ工夫のあとが見て取れるではないか。どうだ、エライだろ。(笑)

 いつの間にか博多ラーメン批判になってしまいました。鷹乃巣のとんこつラーメン、とてもおいしかったのですが、細麺の常として量は少ないねぇ、ということを言いたかっただけですので悪しからず。

 韓国料理店で使われるような金属製のレンゲがついてきましたが、底が浅く、おいしいスープがたっぷり啜れないうらみがありました。面倒なのでそのレンゲをどんぶりの外に出し、どんぶりを持ってスープをごくりといただきました。そうしたくなるほどにおいしい、濃密なスープでした。

chikurimbou 201701

 2011年9月以来、5年4か月ぶり2回目の訪問。
 四川牛麺というユニークなラーメンがあると聞いたので。

 四川牛麺(ご飯付)、860+税=928円。
 店のメニューによれば四川牛麺は、「ひもかわうどんからヒントを得、試行錯誤の末に生まれた横広拉麺。粉は山形産ゆきちからを使用、蒟蒻芋を入れコシを強く、ヘルシーに打ち上げました。スープは四川の味“麻辣(マーラー)”たっぷりの牛肉に朝天辣椒と漢源花椒などの数十種の香辛料を使い、より刺激的に! 小さなご飯が添えてあります。最後にスープの中に入れて召し上がってください。」とのこと。
 辛さは3段階。選んだ「普通辛」は「けっこう辛い」という位置づけです。

 ぐっひょー、これはユニーク。薄く衣をつけて軽く揚げたような牛肉がたっぷり。白ネギに加えて、写真の手前に見えるような生の刻みキャベツが入っています。これらがほどよくスープの辛いところを和らげる役目を担っているようです。
 麺は完全にひもかわ。どんぶりの上のほうに写っていますが、これが1本の「幅」。3~4cmはあるでしょうか。長さも30cmぐらいはあるぞ。
 ひもかわは昨秋、群馬の桐生で食べて以来。びろんびろんとしているので、辛いし熱いし、唇などを火傷しないように食べるのが大変です。

 ひもかわをひとしきり啜り上げ終わった頃からスープの辛さがやってきて、汗がじわり。さあ、ここからはご飯を投入だ。心の中でエレキギターが泣き始め、戦闘モードに。レンゲで掬ってぱくぱく食べれば至福感バッチリ。おれは今メシをかっ込んでいるという実感がじわじわ。そして発汗も急激に加速し始めます。

 ああ、うまかった! ハンカチで汗を拭きながらゴチソウサマ。ハンカチ1枚では足りないぞ。
 このラーメンは麺も珍しいけど、スープにごはんをどぼりと落としてからが真骨頂だ、と思う。山椒の刺激が天下一品で大満足でした。

 14時頃の入店でしたが満員。その理由は見ているとわかるのだけど、料理の「出」があまりよくありません。一品一品にかかる調理時間が他店よりも長いように感じました。

chongetsu 201611

 店がそこにあることは十分認識しているにもかかわらず、入るチャンスがなかった「ゝ(ちょん)月」を、このたび初訪問。

 タンメン700円。
 期待したとおり、野菜たっぷり、麺量たっぷり。スープは、塩味ベースではあるもののある程度油分を含んでいて、けっこうコク深いものでした。

 同行者が食べていたラーメンの麺は、熟成が入って透明感を湛え、角ばった麺姿を持つおいしそうなものでしたが、少しあとに運ばれてきたわがタンメンの麺はそれとは違うノーマルなもの。この店はメニューによって麺を変えているのでしょうか。だとしたらなかなかおもしろそうではないか。

 以前、この店の味に関して、ある人からはあまりかんばしくない意見を聞いていたのですが、なかなかどうして、うまいです。やはり自分の舌で実際に味わってみないことにはわからないものです。

 この店、カツ丼が950円と突出して高いのですが、何かわけがあるのでしょうか。もしかしたら何らかのサプライズがあるのかもしれないぞと興味津々。再訪して注文してみたくなりました。

kicchin 201611

 ある夜、無休と謳っている酒田市東町のとあるラーメン店に赴くと、18時台なのにやっていない。なんなんだよ、おい。
 それではと、大町の「中国料理吉・亭」(きっちんと読む)を初訪問。抽斗は多いんだもんね。

 メニュー表に「サッポロ麻婆メン」800円というのを発見して、それを注文。
 店のお母さんは厨房に向かって「お父さーん、サッポロ麻婆メン」とオーダーを通します。家庭的な店です。

 庄内地方には「サッポロラーメン」と名のつくラーメンメニューが膾炙しており、店によっては味噌、塩、しょうゆと3種類のサッポロラーメンを用意しているところもあります。
 それって何? ということについてはいまだに確たるイメージをつかんではいないのですが、察するところ共通点は、札幌味噌ラーメンがやるような、野菜炒めにスープを注ぎ込んで出汁をとるつくり方なのではないか、と思っていました。

 しかし、この店のサッポロ麻婆ラーメンには野菜など入っていず、スープも煮出したものではありません。単純に味噌スープのラーメンに麻婆豆腐をぶち込んだようなつくりになっていて、庄内の「サッポロラーメン」の謎はますます深まっていくばかりです。

 麻婆豆腐のかけ具合は控えめだけど、いい味を醸し出しています。ピリ辛風味のスープがおいしい。
 ここはラーメン店ではなく中華料理店。したがって、麺に対するこだわりはあまり強くないようで、細めのおそらくはどこかの製麺所のものを、しっかりと茹でたものが供されます。柔らかすぎて、麺が絡み合ってしまっています。

 麺をあらかた食べ終えたところで、おいしい麻婆スープをすべていただくため、半ライスを追加注文。通常の一膳分以上は優にある量の、粒の小さいつやつやごはんには海苔塩がさらりとかけられ、タクアンも。
 会計時にわかったのだけど、これが120円だというのはオドロキ。200円、もしかしたら250円かなと思って食べたので。

 サーヴされるまでに時間を要したのはマイナスでしたが、コーヒーまでサービスしていただき、920円で満腹感とともに高い満足感が得られました。

mimi 201611

 ある日の昼、旧羽黒町にある日帰り温泉施設「やまぶし温泉ゆぽか」で温まってきました。430円で身も心も温まれるなんていいよな、日帰り温泉。
 でもって、この施設に併設されているレストラン「美味(みみ)」を初訪問。ここには「山伏ラーメン」という名の不思議なラーメンがあると聞いていました。

 山伏ラーメン650円。(食券には「やまぶしラーメン」とあり)
 ユニーク! これは何なのだろうな、白湯スープ? 豚骨スープというには豚骨臭がしないし、巷間酒粕とか言われているけど、そういう塩梅でもありません。味噌が多少入っているのかな。
 「めん蔵」の「味噌とんこつ」のスープに似ているかも。ピリリとした辛さは唐辛子で、ニンニクが効いています。ということは、つまりはこれってキムチの味だよな。
 うまいスープです。白湯特有のやさしい口当たりがあり、一方で唐辛子とニンニクの刺激があり、そのせめぎ合いがおもしろい。

 トッピングは、モヤシ、ピーマン、ニンジン、キクラゲ、豚肉の炒め物中心で、多め。キクラゲの存在感が強いでしょうか。
 麺は、細麺ウェーブで、前出の「とりみ亭」に続いてここもまた残念ながら業務用と思われる特徴のないもの。
 麺が足を引っ張って総合力はまあまあといったところですが、このスープは一度は味わってみてヨカッタなという思いがしています。食べてみなければ語れませんからね。