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hatake style1 20230926

 パフェなどを主力にしているカフェというところには、スイーツでは腹が膨れない、カフェ飯は量が少なくて高い、女性客ばかりが多く近寄り難い――などの理由で、深い敬意を込めて入るのを遠慮していました。
 しかしこのところ、ランチはつれあいと出向く機会が増えた、山形市・上山市でキャッシュレス決済割引キャンペーンが行われているので価格が高めでも許せる、年齢とともに少量でも満足できるようになってきた、他人の目が気にならない図々しさがきちんと身に着いた――などのために最近わりと出向くようになり、カフェ飯もいいところがあるのだなと目覚め始めています。

 で、今回は、上山の阿弥陀地というところ、高橋フルーツランド内にある「HATAKE STYLE上山本店」を初訪問しました。
 気まぐれランチ990円。20%キャッシュバックされるので、実質792円。
 日によって食材が変わるそうで、この日は鶏もも肉のトマト煮込みがメインでした。
 大きな鶏肉と茄子がたっぷりのトマトソースにくるまれ、メインらしい量があって、とても美味。
 ほかに、茄子の和風味の煮物、ポテサラ、ツナともやしの和え物、フレッシュサラダが付き、炭水化物は少量の五穀米で、オニオンスープも添えられていました。
 見た目がきれいで、充実の内容でありながら料金をしっかり3桁に抑えようとする経営姿勢も好ましく、満足できる内容でした。

hatake style2 20230926

 つれあいはHATAKEピザ、935×0.8円。
 サラダ仕立てのヘルシーなオリジナルピザ。わりと大きめて、ピザソースとチーズが効いたもの。蜂蜜の甘さがうっすらと感じられたのは気のせいだったでしょうか。こちらもナイスです。

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kintoun 20230925

 今年6月にオープンした寿町の「麺屋金斗雲」を初訪問しました。過去に「肉そば吉五郎」、「麺堂傾奇者」、「担々麺とたれ唐の店くじら」と変遷を遂げてきた店舗での営業です。

 ここならこれだろうなと興味を抱いていた、トマト白湯900円。
 メニューによれば、「国産トマトと長時間炊いた鶏白湯スープをブレンド。クリーミーでコクのあるスープに、昆布・煮干し・干しえびなどの旨味がつまったタレとの相性バツグンのラーメンです。」とのこと。

 味わいはまさに上記のとおりでおいしい。
 麺は、白っぽい色の中細ストレートで、最近は山形でもこういう形状なり舌触りの麺を見ることが増えたなという類いのものです。
 スープは、トマトピューレも入っているのだろうなと思わせる、とろりとした濃いめのトマト味。チーズもトッピングされているので、味わいはかなり洋風方面に振れています。
 ミズナの緑と紫タマネギ、輪切りの赤いフレッシュトマト、黄色のとろけるチーズ、大サイズの低温調理チャーシューが全面を飾っていて見栄えよし。

 ラーメンとしての変化球的な味わいが楽しめていいのですが、麺量をもう少し多くしないと男性諸氏からの強い推しは得られないかもしれません。

kinchan takado 20230923

 土曜日。朝作業に向かう前に朝ラーメンを食べて行こうと、「金ちゃんラーメン高堂店」を2年3か月ぶりに訪れました。朝は土日のみ、6時から10時までの営業のようです。

 朝ラー(辛味噌)650円。
 それなりにおいしいのだけれども、金ちゃん系列の他店と比べると、麺の口当たり、スープの奥行き、チャーシューをはじめとしたトッピングのいずれも微妙に差別化を図っているようで、個人的見解を述べさせてもらえば、城西店や上山店などには一枚かなわない位置づけと思われます。
 しかし、この店のメリットは、金ちゃんラーメンを朝ラーで食べられること。昼営業時のものと違うのかどうかわかりませんが、650円でイッパシの辛味噌ラーメンが食べられるのですから、この点は称賛しなければなりません。

 よーし、腹も膨れたし、ひと働きしていい汗をかこうか。

ohban skrdmnm 20230922

 こう物価が上がってくると毎日外食をしているのがややしんどくなってきます。わざわざこちらから店に出向いて、不本意な価格で食べるのもどうなのか……といった具合に。
 でもって、その改善策の一つとして目覚めてきたのは「中食」というジャンルで、飲食店のテイクアウト、スーパーの総菜、ほか弁、宅配ものなど、出来合いのものを買って食べるカテゴリーです。
 ほんの10年ほど前までは600円程度が基本だった店のスタンダードラーメンが今では800~900円もする時代、買ってくればもっと安く、おいしく食べられるものが世の中には豊富にあることがはっきりしてきました。なので今後は、県内で食べるお得な「中食」についても、ときどきこのブログで取り上げ、記録・記憶していくことにしたいと思います。

 このたびは、「おーばん桜田南店」で調達した寿司です。
 この日の広告の品だという生寿司詰合せ(百合)538円。握り7貫と巻物2本(6個)のスタンダード商品です。これより上のグレードのものも数種類ありましたが、コスパからすればこれがダンゼンお得に思えます。
 少し足りないかなと思ったので、イカ納豆あふれ盛り430円も買い、つれあいと二人でシェアしました。

 詰合せのほうは、ヤマザワの総菜寿司よりも心なしかシャリが多いように思われ、予想していた以上に腹が膨れます。
 あふれ盛りのほうは、とびっこをあしらったたっぷりのイカ納豆の下に、詰合せの巻物よりも一回り大きいサイズのかっぱ巻きが8個隠れていました。

 一人当たり750円そこそこの料金で、まがりなりながら寿司が腹いっぱい食べられるシアワセ。このコスパと競おうとすれば、今どきのラーメン店は苦戦することでしょう。

 このところグリーンカレーを食べたいと思っていて、7種類のランチメニューのなかにそれがある、上山市金生東の「カフェコイコイ(Cafe Koi Koi)」を初訪問してみました。
 ところが、7種のうちグリーンカレーだけがこの日お休みとのこと。うーむ、では……。ロコモコとタコライスは少し前に食べたばかりだし、パスタという気分ではないし……と少し悩んで、オムライスのランチセットに決定~♪
 ランチメニューの単品は850円ですが、これにテイクフリーのサラダ・スープ・ドリンクと、食後のデザートが付いて1,200円ならダンゼンこっちでしょ。しかも、今なら上山市のキャンペーンで20%が還元されるから、実質1食千円以下で食べられます。

koikoi1 20230919

 注文品が来るまでにある程度の時間があり、この間に5種類ほどあるサラダを2皿、しめじとキャベツのスープを2杯、各種ソフトドリンクからアップルジュースを1杯いただきます。野菜がたくさん摂れるシアワセが脳と体に染みわたってきます。
 ふんだんにかけ回されたデミグラスソースがおいしいオムライス。カフェ飯としての想定を凌駕するしっかりした量があり、これ単品でもけっこう腹が満たされそうです。
 ロコモコをチョイスしたつれあいから、量が多くて全部は無理と、かなりの量が回ってきました。でっかくて分厚いハンバーグが胃に応えました。

koikoi2 20230919

 でもって、フィニッシュに、デザートのロールケーキと、レギュラーサイズのカップでホットコーヒーも。
 大当たり。これがホントに1,200円でいいの?と思えるほどの充実度で、心の中で「ここは山形カフェ界の中華美食屋や~!」と口走っていました。(笑)
 次回はグリーンカレーか、白身魚の油淋ソースを食べてみたいと思ったところです。

sushizen 20230916

 地元独立系の良心的価格の寿司に目覚めていて、この日は清住町の「鮨善(すしぜん)」を狙ってみました。初訪問です。

 土・日だけ昼の営業をしていて、ランチメニューの中からにぎり寿司1,000円をチョイス。
 握り7貫に、かんぴょう巻き4つ。握りのほうは、回転寿司と違ってネタもしゃりも昔ながらのサイズ感があって、寿司とはこういうものだと思わせるものがあります。巻物は、ひと巻きを半分に切った長めのもの。久しぶりに食べたかんぴょうがおいしく感じられました。

 これが千円で食べられるのであれば、良好なコストパフォーマンスと言っていいのではないか。千円ならば、割高なラーメン店のチャーシューメンより安い。
 寿司はいいな。ランチで格安の寿司を提供しているところはほかにもあるので、いずれ別の寿司店にも足を運んでみようと思っています。

bloomys 20230915

 この日のランチは、気軽なパーティーができる小さなウエディング会場だという、「花カフェ&ウエディングブルーミーズ南栄町店」を初訪問。
 そういうおしゃれ志向の場所は、男一匹で愉しむ“孤独のグルメ”には相応しくないと思い、これまでまったく眼中にありませんでしたが、近時つれあいと食べ歩く機会が多くなり、彼女と一緒であればどうにかなるだろうと、半ば腰が引けた状態での入店となりました。(笑)

 数種のランチメニューが900円からそろっていて、その中からタコライスナチョスプレートの大盛り、1,000+100円をチョイス。
 「ピリ辛のタコミートソースとたっぷり野菜と、最後まで飽きない自慢のタコライス。別添えのサルサソースを加えながら、よく混ぜてお召し上がりください。」(ランチメニューから)
 つれあいは、とろとろカマンベールチーズのナポリタン。

 沖縄で食べるレタスとチーズたっぷり、ごはん山盛りのタコライスとはベツモノで、ライスの上にはミートだけ。野菜類は紫キャベツの千切りとプチトマトに、ライス下のサニーレタス。それにアボカドとナチョス、サルサソースとドレッシングといったつくりになっていて、見た目がきれいです。これに目玉焼きを添えたりすれば、ガパオライスもしくはロコモコにもルックスが近似していきそうです。

 冷製スープ付き。男性なら100円増しで得られる大盛りが適量でしょう。
 想像していた以上においしくかつリーズナブルな料金で食べることができました。また、早い時間帯に訪問したためかまだ客数が少なく、周りの目も気にならず、こういう店でも落ち着いて食べられることがわかって、よかったと思います。