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garyu 201602

 東大町にある「隆月」を狙って行ったところ、開店時刻前から行列が。いったいドウシタンダ?! この店、そんなに人気なのか? ローカル番組か何かで取り上げられたのかもな。
 ここはまた今度来ることにして、さあどうしようかと運転しながら思案していると、あ、あそこにラーメンの幟が出ているぞ。

 ということで、「隆月」から200mほどのところにあった「我流おいしんぼ」を初訪問。
 喫茶店風のつくりの店に入ると、靴を脱いでスリッパを履いて上がる仕組みで、左手の部屋は一面あれやこれやのフィギュアで足の踏み場もないような状態。玄関右手が店と厨房になっていて、カウンター4+4人掛けテーブル2の席数。やはり雰囲気は喫茶店ですが、メニューはラーメン類のみです。
 懐かしラーメンという昔ながらの中華そば、こがし背油にんにくラーメン、肉盛中華そばの3種が中心。この日はこのあと仕事が入っていたのでにんにくは避けて、「肉盛中華そば」700円にしてみました。中華そばの大盛りも考えましたが、大盛り料金200円に怯み断念です。

 麺は、機械で打ったエッジの効いた平打ち、縮れの透明感を湛えたもので、美味。
 スープは、豚ガラ、鶏ガラにプラスして魚介の風味があります。

 「肉盛」というのは、チャーシューメンになっているのではなく、チャーシューの代わりに豚のこま切れ肉がたくさんのっけられている、という意味のよう。その肉は炒め油が強いわけではなく、味が濃いわけではなく、ラーメンの味を阻害しない程度のテイストです。

 個人的に難点と思うのは、はじめから天かすが入っていること。つまりはオイリーな感じがうまく出せないので、そのあたりを天かすで調整しているのではないかと思えてしまうのです。
 天かすはお好みに応じてドウゾというのが正解のような気がします。

 どんぶりは、サイドに「我流OISINBO」と記載された特注品で、オーナーが道具にこだわっている様子が伺えます。
 スープを飲み進めていくと、底には紺色の大きな文字で「ほっ」と書かれていました。

 おじさんが一人でやっている小さな店。おじさんの調理の手が空いたときまで会計は待つことにしましょうね。

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