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tsuriaji2 201206

 3人で訪問し、それぞれメインメニューをたのんだほかに追加した焼き餃子、350×2円。
 以前、餃子のシングルをご紹介しましたが、二人前の盛り付けだとこうなる、ということです。

 あいかわらずふっくらしていて旨し!

 焼きそば用の卓上ソースはウースターで、見たところは醤油と区別がつきませんから、くれぐれも醤油とソースを間違えないようにして召し上がってください。

tonari2 201207

 日比谷野外音楽堂での音楽祭に参加するため、上京。
 せっかく東京に行くのならと、何を食べるかも少し研究して向かいました。

 まず、上京後の午後は、東京駅の丸の内南口から南に3分、東京ビルTOKIAの地下1階にある「トナリ丸の内店」。
 なぜ「トナリ」? よくわかりませんが、ここはタンメンがメインで、「つけ麺にまったくの自信なし、タンメンに絶対の自信あり」などと謳っており、このタンメンに鶏の唐揚げ、餃子がつけばこれをタンカラ、タンギョウなどと呼びならわしているようです。

 タンメン単品なら720円、タンカラ、タンギョウは880円。ならば、タンカラでしょう。
 ということで、二時を過ぎていたのだけれど、7~8人、10分程度の待ちでカウンターへと案内され、まず出てきたのは唐揚げ。
 麺もすぐに来るかと待っていましたがなかなか来ないので、ついこのうちの1個を食べてしまいました。
 ということで、両者合体の画像はなし。

 アツアツ、肉はジューシーで、表面はサクサク。納得のいくデキでした。

mikai 201208

 二口橋の東側、ラーメン天狗山⇒麺や小福があった場所に新しくできた店。

 ラーメンセット700円。
 ここのラーメンセットは、醤油・豚骨・台湾・塩・台湾豚骨の5種類からラーメンを選べ、炒飯・麻婆飯・天津飯・回鍋飯・中華飯5種類からごはんものを選べるというシステム。
 この中から今回は台湾ラーメンと麻婆飯をチョイスしてみました。

 なかなかのスグレモノ。
 台湾ラーメンは炒めた豚の挽肉とニラが入ってしっかり“台湾”しています。麺は、黄色みの強いやや太で、酒井製麺所の「やまぶき麺」を髣髴。いずれにしてもこの地域に存する製麺所のもののよう。
 麻婆飯は花椒と豆板醤が効いておりぴりりと辛い本格派。これはとてもおいしかった。

 うれしいのは、いずれも「半」ではなく、しっかりした量があること。特に麻婆飯は完全なる一人前。ラーメンセットと言いながら、メインはごはんもののほうなのではないか?
 これで700円ならお得だと思います。

 店員さんは台湾人のようで、コンセプト的には寒河江の「新中国料理山香菜房」と類似。
 夜12時までの営業で、無休というのがいいです。盛りだくさんの定食類が豊富に用意されているようなので、チョイスを変えたりしながら今後もお世話になろうかと思います。

mikai2 201208

 初訪問したのはついこの前のことですが、内容がとても充実していたので、この店が無休であるのをいいことに、お盆期間中のある日に再訪してみました。

 今回はラーメンセットの中から台湾豚骨と天津飯の組み合わせをいってみようと決めてかかったのですが、中国系の笑顔の妖艶な店のお姐さんによると、お盆中はセットものはやっていないとのこと。
 ではまあ、定食の中から「カニ玉子定食」980円をいってみようか。これならば、目論んでいたものと内容はそう大きく変わらないし。

 運ばれてきてから反省したのは、定食でもラーメンは台湾・醤油・塩・豚骨の4種類から選べたので、前回と同じ「台湾」とは別のものを頼むべきであったな、ということ。
 台湾ラーメンについては以前コメントしたので省略。

 で、この定食、多い!
 一人前のラーメンにたっぷりの蟹玉、黒胡麻の振りかけられたごはんは普通のごはん茶碗のてんこ盛りぐらいか。ほかに春巻、サラダ、漬物、デザートですからね。

 蟹玉定食を選んだのは、メニューに載っていた写真では蟹玉にとろみたっぷりのあんがたんまりとかかっていたから。でも、よくあることで、実際はそれほどのあんの量はなく、卵もこれといった具の入っていない、玉子焼きの上に蟹の身をふりかけたようなつくりだったのは、少々残念。

 メニューをよく見ると、エビチリとか酢豚もあって、これらも定食で980円。だったら、酢豚をいくべきであったか。

 印象に残った点を端的に記すと、
1 多い
2 台湾ラーメンにモヤシが入っていないのはなぜか?
3 台湾ラーメンのスープは、ほかのどのおかずよりも味が濃い
4 デザートの杏仁豆腐は、意外にも美味!
5 この店、雰囲気がほとんど台湾 (笑)
 ――といったところです、はい。

toukarou 201209

 9月の3連休の最後の日の昼、母を含む家族4人で飯田西の「桃華楼」を訪問。
 このところ麺類や会食膳などが続いており、いわゆるふつうのごはんものが恋しくなったので、家族たちが五目焼きそばやラーメンなどを注文するなか、自分はごはん類を注文しました。

 五目うま煮ごはん860円。
 単純に五目焼きそばのごはんバージョン。焼きそばよりも油っこくないのがいいところです。
 相変わらずいい味出しています。
 しかし、価格が五目焼きそばと同料金なのですね。特にごはんにこだわりがないのだったら、焼きそばをチョイスしたほうがいいかもしれません。

 他店よりも一枚上級のイメージがあり、中華スープも生姜の香りが立っていていいのですが、千切りたくあんはたとえばザーサイなどに置き換えたほうが、高級感が出てよりいいのではないかと考えます。

 長男が選んだこの連休中のサービスメニュー、中華料理2品とそのほかいろいろついて1,180円はなかなか充実したセットのようでした。
 サイドメニューに注文した餃子550円も、値段は高めですがビッグサイズで、肉々しい味がしました。

mikai 201209

 「美香居」で中華の定食を食べようと入ってみたのですが、ここの定食はラーメンとセットだったことを思い出します。
 つまり、ここで定食類を頼めば伸びないようにまずは麺からいってしまい、結局ごはんは後回しとなってしまうのでした。

 酢豚定食980円。
 台湾・豚骨・醤油・塩から選べるラーメンは「豚骨」をチョイス。
 麺は山吹色でツルツルシコシコ。製麺所のものでしょうが、なかなか美味。豚骨スープはあっさりしたもの。本場モンを望むヒトには物足りないかもしれませんが、このぐらいの風味のほうがいい感じです。

 酢豚は、豚肉がやや硬め。大胆なカットが身上なはずのタマネギ、ニンジンなどは小ぶりで物足りないものの、パイナップルが入っていて甘酢の加減がよく量がたっぷりというあたりはグッド。

 このほか、胡麻ドレッシングのかかったレタス中心のサラダ、漬物。写ってはいませんが、ほかに春巻1本分が付きます。
 熱いうちにドウゾということなのか、春巻はメインが来てから1分後ぐらいに到着しました。

 すべてうまいし、店内で飛び交うオネーサンたちの中国語もステキです。
 しかし、この充実したボリュームにはチョー満腹です。

shanghaichubo 201210

 肉うま煮飯780円。「上海厨房」で初めて食べるごはん類。
 肉うま煮飯と言えば、小白川町の「醐伯飯店」のそれを真っ先に思い浮かべますが、運ばれてきたものを見て、これはそれに酷似している!と思いました。
 衣をつけて炒めたような不格好な豚バラ肉をメインにしたうま煮がたっぷり。

 醐伯飯店のものよりはうま煮の比率が高く(ということはライスが少なめで)、味的には隠し味として紹興酒が効いている感じでしょうか。それに伴って、料金的にはやや高め。

 でも、旨いですよ、コレ。
 満腹とまではいかないけれど、腹八分目を目指すならこのぐらいがベスト。ザーサイとスープも中華料理店らしい演出でよいと思います。

kohaku 201210

 先に「上海厨房」の肉うま煮飯を食べたときに「醐伯飯店」のそれを思い出し、行ってみました。
 肉うまにめし700円。
 これまでにおそらく20回ぐらいは食べていますが、いずれも出前でのことで、店で食べるのは初体験。できたてはおいしいです。

 一口目に感じるぴりりとした紹興酒の香りと甘みはいかにも中国料理店といった感じ。
 豚肉は、どちらかと言えばくず肉の部分なのでしょうが、テンメンジャン(甜面醤)でいい味付けがしてあり、とても美味。

 豚肉のほか、白菜、タケノコ、タマネギ、チンゲン菜、キクラゲなど。
 それらはいずれもカットが大ぶりで、陶器製の肉厚レンゲでは掬うのが大変なくらい。また、一口では口に入りません。肉やキクラゲなんてビラビラしたものがどんと入っているので、これらは箸で切り分けながら食べました。

 ごはんの炊きあがりは独特。その感じは食べてもらえればわかってもらえると思います。
 上海厨房のものと比べれば微妙にジャンク感はありますが、味についてはまったく負けていません。

sankosaibo 201211

 今年の4月に訪問して以来、久々の「山香菜房」。
 前回は激安の台湾ラーメン280円をメインにしてみましたが、今回は酢豚定食680円を選んでみました。
 小海老のチリソースとか酢豚って、普通は一枚上の位置づけになっていて、4桁の料金になるのが一般的だし、場合によっては単品しかないとか言われたりするもの。
 でもここは、これで、680円。回鍋肉定食とかラーメン&餃子セットなどと同料金なのです。

 しかもこのボリューム。写真にはライスが写っていませんが、全部写そうとするとかなり身体を後方にそらさなければなりません。
 メインディッシュもたっぷりで、先に訪問した「台湾料理美香居」(山形市)の酢豚定食980円よりもずっと多い。もっとも、美香居の場合はラーメンとセットの料金ですが。

 甘辛い酢豚のあんは上出来で文句なし。
 豚肉は、スライスものをフリッター状に揚げたものとなっており、これについてはやや「?」ですが、量はかなりのもの。高級酢豚のような肉々しさはありませんが、これはこれでうまいと思う。
 キャベツのサラダは和風ドレッシング添え。それにザーサイ、スープ、杏仁豆腐。

 ライスは適量。これにラーメンが添えられてしまったら大変なことになります。
 近くに「中国美食 味蔵」という中国料理のライバル店ができたためか、開店時間帯は前回訪問時よりはやや空席が目立ちました。生き残って今後とも本場の味を提供してほしいと思います。

ajikura 201211

 新規開店した「中国美食味蔵」を試してみたくなり、初訪問。近くの「新中国料理山香菜房」と比べてみましょう。

 比較しようと思っていた酢豚はメニューになかったので、麻婆ナス丼700円をチョイス。
 若い頃は肉が入っていないと損をしたような気がしたものですが、このごろは肉の少ないこういうものを求めています。

 セットの内容は山香菜房と同様。敢えてコメントするならば、スープはこちらのほうが上、サラダは互角、漬物と杏仁豆腐の量は山香菜房が上です。

 中華料理はかくあるべしというような熱々の麻婆茄子。火力が強くなければこうはいかないでしょう。
 たっぷりのナスにタマネギ、ニンジン、ピーマン、タケノコ、フクロダケ、キクラゲ、そして豚挽肉。唐辛子の辛みがほどよい刺激を醸し出しており美味。
 水分少なめで硬めに炊かれたごはんとよく合います。

 全体量も適量で、これで700円ならお得。
 店内に、料理中の鍋から飛散する油を含む煙が広がっているのが惜しいところ。厨房内の換気を強めにしてもらえるとなおよいと思います。

netsuretsu 201211

 河北町内、R287沿いの「熱烈厨房」で、こってりラーメン(醤油)600円。
 背脂びっしりで濃厚。しかし、見た目ほどではありませんからご安心を。
 海苔2枚の陰にはミズナとネギがあり、それらが脂のしつこさをある程度相殺してくれます。
 ほかに厚みのあるチャーシュー、煮玉子半分、色鮮やかなナルト、メンマがトッピングされてこの料金ならば、お得なのではないか。

 量に関しては、どんぶりも大きいほうではなく、普通。
 実は、この店を訪れたのは、ラーメンがおいしそうだったからだけではないのです。
 一番の理由は、鶏唐揚げセット300円です。

netsuretsu2 201211

 ラーメン類にプラス300円で注文でき、ネギソースとマヨネーズ添えの鶏唐揚げ4個と半ライスからなります。
 唐揚げは、「国味」のものと大きさや味が似ていて、やわらかジューシー。箸で小分けにできるぐらいのふわりとした揚げ方です。
 それらがただ皿にのって出てくるわけではないのがいいところ。ソースやマヨをつけて食べるとうまいんだかんねという店側の考えやホスピタリティがきちんと伝わってきます。
 ラーメンとともに食べるのであれば、ライスはこの程度の量が適当。いや、チト多い。

 いずれにしても、このセットは秀逸です。
 体のことを考えれば、こってりではなく普通のラーメンをチョイスすべきだったと思うも、後の祭りでした。

hanamizuki2 201212

 前述の辛味噌ラーメンとともに注文した肉ギョーザ300円。
 どうだといわんばかりのボリュームと、肉汁たっぷりの秀逸な餃子です。
 この店には、この餃子を食べるために訪問したと言っても過言ではありません。満員でしたが、ギョーザをたのむヒトの割合は極めて高い様子。評判いいようです。

 この餃子ですが、ラーメンを食べ終わっても運ばれてきません。それどころか、自分より数段後に来た客には供されています。食券制なので、注文が入っていないということはないはずなのだけど。
 店員に「こっちにもギョーザお願いね」と言ったところ、なにか手違いがあったらしく、店主が丁重に詫びを言いに来て、餃子分の料金を返してよこしました。
 そういうつもりではないので、その金を返そうとすると、いや、こちらが悪いのだからと。
 でまあ、ラーメンを食べ終えて10分も待っているわけだから、もらっておくことにしました。

 
osakaosho-yamaminami 201301

 お目当てのそば屋が予定時刻になっても開店しません。
 なので、次善の策として、最近オープンした「大阪王将山形南店」へと赴いてみました。
 なかなか繁盛しています。
 かつて天童店で餃子とラーメンのセットを食べたことがあるので、今回は酢豚+ごはんセット、690+230円を、ごはん大盛り(無料)で。

 う~む……、格別皿が大きいわけでもないのに、酢豚が盛られた皿はスキマが多い。
 酢豚特有のローズ色の炒め油が美しく、味は満足できます。肉はたっぷりですが、タマネギ、赤・緑のピーマン、キクラゲなどの野菜系は少し足りないかも。ニンジンは入っていず。
 これに卵スープと市販の黄色い漬物。これで920円は、けっして安くはないと思います。
 ごはんの量は、大盛りでも「国味」の普通盛りにやや劣る程度です。

 食後、グランドメニューに添えられていたランチメニューを見れば、サラダもつく酢豚定食890円というのがありました。
 そういうことなら店員は、「定食もございますが……」と一言伝えるべきではないか。

 店内は若い店員たちの掛け声やオーダーする声でにぎやか。でもそれは元気がいいというよりも、騒然としている感じ。
 洗練の度合いはあまり高くない印象。結局自分は地元独立系の店のほうが好きなんだなぁ。

 ところで、酢豚は「古老肉」と書くけれど、どういう意味でそうなのだろうか?

songoku 201302

 山形駅西、双葉町のほうの「孫悟空」を初訪問。(山形市内に「孫悟空分店」というラーメン屋がありますが、この店とは関係ないと思われます。)
 店の存在は知っていたものの、なんとなく入りづらいところがありましたが、このたび帰宅が遅くなり、この店が夜10時まで開いていることを思い出し、行ってみたところ。

 肉うまに飯650円。
 酢豚を念頭に置いての入店でしたが、単品で千円以上するので断念。麺類も豊富でしたが、いくつかあるごはん類からチョイス。

 ご覧のとおり至ってノーマル。器は他店と比較するとやや小ぶりで、深夜に属するこの時間帯としては量的には適切かも。
 ちょうどいいとろみと白菜のいい味が、特に印象に残りました。
 「中国料理」を名乗るだけあって、中華料理特有のガラの香りがほのかに残り、食後しばらくの間は中華料理を食べたという実感が持続しました。
 ……それってつまりは、ガラ味のゲップが出る、ということなのですがね。(笑)

 そう広くはない店内で常連さんが寛いでいる様子も見受けられ、アットホームな感じです。反面、初心者はある意味孤立感を覚えることもあるかもしれません。

shanghai2 201303

 中一日で再訪問。また仕事で遅くなりました。
 一昨日と同じカウンターに着席し、前回は麺類だったので、マーボーライス756円をいってみました。
 芝麻醤とか四川花山椒がジンジン来るような辛さやどぎつさがあるわけではなく、日本人の口に合ったあっさりしたもの。油分も多くなく、こういうやさしい味には好感が持てます。本物に近いものが必ずしも優れたものではない、ということでしょう。

 豆腐は、ひとつひとつが小さめ。これは絹ごし豆腐? むしろ挽肉がたっぷりなのが印象的。
 ライスのほうは、これってジャポニカ米なのだろうかと思えるほどに小粒かつ長粒で、ぱさぱさした炊きあがりです。家では大粒ふっくらの「つや姫」を食しているのでそう感じるのかもしれないけれど……と、山形県人としてちょっと胸を張ってみたり。

 具とライスのバランスは、適度というよりも、具の割合が高いと思う。
 ザーサイと中華スープが付いてきます。
 夜にちょっと寄ってさっと食べるのにしっくりくる店です。

shanghai3 201303

 連日帰りが遅いので、深夜までやっているこの店にお世話になる機会が増えています。
 この日はラストオーダーの22時直前にすべり込み、これまで食べたことがないものをと、天津飯787円を。あんがたっぷりのサンプル写真を見ておいしそうだなぁと。

 ほぼメニューどおりのルックスでの登場。あんがとてもやさしい味で、天津飯らしい酸味があってよろし。
 しかし予想外にごはんが多いのと相俟って、このやさしさは少し裏目に出ているようで、やや具が足りないかなという印象がありました。
 卵焼きのほうも、シイタケ風味が効いていておいしいのですが、やはり味は薄いよう。

 ここのメニューはたいてい万人受けしそうな味、量、つくりなのですが、天津飯も全体としてはそんな感じです。
 優等生よりも腕白なくらいの児童がかわいいように、あまりまとまり過ぎず、たとえば油が強いとか、辛いとか、しょっぱいとか、何らかの形で少々アクが強くてもいいかなぁという気がしましたが、どうでしょう。

koushiki 201304

 「こうしき」と読むらしい、桜田西にある台湾人の店。初訪問しましたが、台湾のものと思われる言葉が飛び交い、台湾にいるかのような雰囲気です。こういう店、最近増えています。寒河江の「山香菜房」や「味蔵」、山形の「美香居」などがそれ。

 日曜日でしたが、650円のランチメニューOKで、その中から家常豆腐ランチをチョイス。プラス150円でスープが好きなラーメンに替えられるので、7種類ある中から台湾味噌ラーメンを付けてみました。

 すごいボリューム。これで800円はスバラシイ。だが多い。でも残さず食べる。
 家常豆腐は初めて食べるけれども、麻婆豆腐と並び有名な四川省の家庭豆腐料理。「家常」とは家庭風の、という意味だそうです。
 これが想像を超えておいしい。豆腐をたった今揚げましたという感じの厚揚げが香ばしい香りを放ち、それがタケノコ、キクラゲ、ニンジン、ヤングコーン、マッシュルーム、チンゲン菜などともに辛みを帯びた油で炒められています。それが皿にてんこ盛り。豆腐好きにはたまらない逸品です。
 ごはんは、小さい器だけれどもそれにぎゅう詰めでてんこ盛り。おかわり可ですが、自分には無理というもの。

 ラーメンのほうは、スープがややぬるめでしたが、たっぷりの挽肉ともやしが入って引き締まったいい味。
 ランチメニュー表の写真にはサラダの横に鶏の唐揚げがついていましたが、実際はサラダのみ。でも、それがなぜかホッとするのがおかしい。漬物、デザートはショボめ。でも、それも少しホッとします。

 満腹になって退店。台湾人ってこんなに食べるのだろうか……。それとも、南国人特有のサービス精神がそうさせるのでしょうか?

koushiki2 201304

 カニ炒飯780円。
 残業と相成り、夜更けの帰宅前に軽く食べようと思って再訪した「紅四季」。
 ラーメンは汗が出るので、ごはんもの中から軽そうなものをと選んだつもりだったのですが、最近出店ラッシュの台湾料理店は侮れませんでした。

 すごい量なのです。一般的な大きさのご飯茶碗にすれば軽く4膳くらいはあったと思います。
 だからと言って残すというのも潔くないので全部食べましたが、夜中にこんなに食べてはイケマセン。出すほうも出すほうです。(苦笑)

 味はいいです。塩味や脂もどちらかというと弱めであっさりなのですが、この一品だけを食べ続けるのはやや飽きが来るかなあ。
 レタスが多めに含まれていて、食感よし。そのレタスはある程度の長さがあるので、おちょぼ口の自分(笑)にとってはレンゲで食べるのがちょっぴり難しいでした。
 カニも多めでしたが、その風味自体はあまり感じられませんでした。

 ああ、満腹。夜がつらい。

osaka-ousho 201304

 連日帰りが遅く、この日も帰宅途中に一人夕食。
 ふわとろ麻婆豆腐天津飯590円。
 そそるネーミング。麻婆豆腐と天津飯が同時に味わえることに期待感がふくらみ、さらにそれが「ふわとろ」だというのだから。

 何が「ふわとろ」かというと、豆腐がそうなのではなく、天津飯の卵がふわとろなのです。
 ふわとろ卵は、先だって尼崎に行った時も「ふわとろ玉子カツ丼」を食べてとてもおいしかった記憶があります。ひょっとして、関西で流行っているのだろうか。

 たっぷりの中華あんは、酢が抑えられた甘酢あんの上に辛みのある麻婆豆腐をかけ増ししたもので、このミクスチャーは初体験。
 ライスが比較的少量で、夜に食べるものとしてはしっくりくる感じ。
 卵は、確かにふわとろで、小ぶりの卵換算で3個ぐらいは使っていそうなボリューム。一般的な天津飯に見られるカニやネギ、タケノコなどの具は入っていませんが、あんを絡めて食べればなかなか美味です。

 玉子スープは味がなく、たいしたものとは思えませんが、この料金ならやむを得ないでしょう。
 前回食べた酢豚+ごはんセット920円よりもはるかにリーズナブル。併せて頼んだ餃子230円とともにおいしくいただきました。

benitora1 201305

 海外旅行へと向かう途中、成田市街で寄った店。
 「紅虎餃子房」は、イオンモールと組んで全国展開している際(KIWA)コーポレーションの店。

 昔ながらのスブタ+定食、1030+280円。
 しばらくは外国の料理ばかりの日々となるので、白いごはんと大好きな酢豚をチョイス。少し高価ですがやむをえまい。

 豚肉、ピーマン、ニンジン、タマネギ、タケノコが主で、時としてパイナップルの缶詰が入るという、自分が昔から食べてきている酢豚とはちょっとちがいます。
 ジャガイモ、カボチャ、レンコンなどが多用されていて、豚肉は角切りではなくスライスされたバラ肉が使われていました。

 甘酢にはトマトの果実が完全に煮崩れないまま入っていたりして評価高し。具が具なので腹にどっしりと来るものがあり、予想を超えて満腹になりました。

benitora2 201305

 同行者の二人とともに一皿注文してみた鉄鍋棒餃子。
 5本入りで550円。1本あたり110円プラスで追加できるというので、3人で2本ずつ食べようと、6個660円で。

 鉄板そのままで登場し、アツアツ。味は独特で、中身はつくねのような肉中心のつくり。ジューシー感はなく、好き嫌いが分かれるかもしれません。