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jinya6bei 202207

 1年1か月ぶりに清住町の「麺陣屋六兵衛」を再々訪しました。
 前回は冷たい中華そばを食べたので、今回は冷やし中華の大盛りを、大盛り無料券を使って750+0円にて。

 ふつうのラーメンどんぶりにて、まぜそばのようなスタイルで運ばれてきたのはちょっぴり意外。
 むろんスープの仕立ては異なりますが、基本的なつくりは冷たい中華そばと似ていて、太いメンマに味付けの鶏チャーシューのトッピングは同じ。中華そばに入る谷沢の梅干し、ナルトがカットされる代わりに、だし巻き玉子、生キュウリ、刻み海苔、紅生姜が加わり、別皿にてマヨネーズが添えられていました。
 タレはオーソドックスな醤油ベースで酸味の効いたもの、麺はツルプリで十分な量がありました。
 これに炒り昆布の小皿まで付いて、前回から値上げなしの750円は極めて格安。それにどの素材も冷たい状態で供され、ぼんやりしたところがどこにもないことが、とてもいいと思いました。

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hayasaka 202207

 つれあいの保有する山形市のプレミアム付電子商品券「ベニPay」の有効期限が迫っているため、登録店の中から清住町の店を選んで行ってみると、休業中。「不定休」だからいつ休んでもいいのでしょうが、客側はこの手の店に頻繁に無駄足を食わされてしまいます。顧客本位とは何なのか、よく考えてほしいもの。わかりやすく言えば、定休日ぐらい客の迷惑にならないよう前もって決めておいてよ、ということですな。

 で、しょうがないので近くで二番手となる候補を探して、同じ清住町の「麺屋はやさか」を、1年1か月ぶりに訪問しました。

 冷しらーめんの大盛り、780+100円。
 これが、想定を大幅に上回るおいしさで、はじめからこちらを狙うべきでした。

 食べ始めて気づいたけど、1年1か月前にも同じ冷しらーめんを食べて大満足していたのでした。
 今回もそのときに書いた記事とほぼ同じインプレッションですが、やや太めの麺が冷製スープの中でまったくダレずもっちりとしておいしかったことと、秀逸白眉なデキの味玉をはじめとしてトッピングの具材に妥協がないと思わせられたことを、申し添えておきます。
 いい店です、ココ。

fukuya ymgt 202207

 3年3か月ぶりとなる、小白川町の「福家食堂」。自分が中学に上がった時点ですでに存在していたので、少なくとも50年以上の歴史を持つ老舗です。
 もっと頻繁に行きたい気もするのだけど、ここの難点は、2台分しかない狭い駐車場です。近隣にも住宅や店舗がはりついており、そこいらに停めることもままなりません。しかし、今回初めてその専用駐車場に停めてみると、憂慮するほど狭くも停めにくくもなく、なーんだといった感じ。これならもっと通える。(笑)

 冷しラーメンの大盛り、880+100円。
 中華そばが650円なのに、冷やすと230円も上がるのかと勘ぐっていましたが、配膳されたものを見ればナルホドねと頷けます。トッピングが、レタス、海苔、チャーシュー、細切りキュウリ、メンマ、ワカメ、蒲鉾、ネギと充実。でっかい氷も投入されていて、涼やかです。
 ラー油が多めにあしらわれたスープは、なぜか知らねどこれこそ福家食堂のオリジナルと思わせるところがあります。チャーシューは燻製したいい香りがあって、これもこの店でなければ味わえないものだと思いました。
 最後はお約束のコーヒームースで締めて、ゴチソウサマ。ナイスです。

sansho 202206

 つれのリスエストで、2年2か月ぶりに上山市葉山の名店「山椒そばや」へ。
 ここではチャーシューメンを食べなければならないところですが、未食になっている冷ったい系2種から、冷たいラーメンの大盛り、750+100円をセレクトしてみました。

 見た目が端正かつ涼しげで、おいしそう。冷やしだと、この店の代名詞と言っていいきらきらとした黄金スープではなくなりますが、その点を除けば「山椒そばや」の持ち味である昔ながらの風味は十分に楽しめます。
 細麺がたっぷりで、啜り甲斐がありました。満足です。

uchoten 202206

 2年7か月ぶりに、平久保の「らーめん有頂天の元祖」へ。
 冷しビタミナラーメンというのを狙って訪ったところ、冷しラーメンは夏限定なのでまだ始まっていないとのこと。おい、6月の後半だぞ。もう夏だろ。
 で、入口のボードに「冷し中華」が掲げられていたのを見たので、それに。

 冷し中華の大盛り、700+100円。
 冷し中華で700円は今どき安いなと思っていたところ、配膳されたものを見てナルホドと。トッピングに山盛りの生野菜、蒸し鶏のぶつ切り、それにトマトとレモンというシンプルなつくりなのでした。

 でもこれ、おいしい。普通のラーメンどんぶりを使い、底の中にはうまみのあるゴマダレがたっぷり。でもって、大盛りにした麺もたっぷり。やや細めのつくりで、麺を箸で持ち上げるとたれもたっぷりすくい上げてくれるところがいい。
 生野菜はレタス、ミズナ、キュウリが主。蒸し鶏の味わいもサッパリしていて、この季節に合っています。

 はー、うまかったな。有頂天は味がくどめのほうだけれども、この冷し中華は油っ気なしで、意外でした。もちろん、いいほうに。

kourakuen hanatate 202205

 3年3か月ぶりに、「幸楽苑山形花楯店」へ。
 狙うのは、今季初となる冷やし中華です。

 冷やし中華の大盛り、690+100円。
 幸楽苑にしてはけっして安くない価格帯。冷やされた麺がぷりぷりとしておいしく、王道を行く風味のタレもいい。縁に付いているカラシもぴりりと辛い。クラゲや茎ワカメが使われています。
 しかし一方で、チャーシューやナルトが薄切りのためひらひらとしているし、ハムやメンマの量がしょぼく、麺量は大盛りにしてもちっとも多くありません。

 初物としておいしくたべたけれども、トッピングと価格には不満あり。
 スーパーヤマザワで展開している「軽食ひまわり」では、ハム・キュウリ・錦糸卵たっぷりにトマト・レタス添えの冷やし中華が500円そこそこの価格で食べられるはずで、充実度は確実にひまわりが上だと思う。幸楽苑で食べている間から、ひまわりの冷やし中華が恋しくなってしまいました。(御無礼)

sakaeya honten 202110

 冷やしラーメンの元祖を名乗る本町の「栄屋本店」を、6年9か月ぶりに訪問しました。
 前回は「みそらーめん」を食べているので、名物の「冷しらーめん」はいつ以来になるのだろうか。

 冷しらーめん880円。
 涼しくなり始めても、冷やしラーメンがおいしい。元祖を謳うだけあって、熱いのを単に冷たくしているだけではなく、どうしたら冷やしラーメンをおいしく食べられるかについて、かなり研究しているように思えます。それはたとえば、きりっとした麺の茹で方であったり、スープの味と濃さであったり。ほかにも、あとがけする旨味オイルの調合とかけ具合や、しゃっきりした茹でもやしの口当たりなどにも、そういう一面を感じました。

 ああ、おいしかったな。山形地方のラーメンであることを主張する牛チャーシューも存在感たっぷりでした。

toranosuke 202108

 1年8か月ぶりに、桧町の「麺屋虎之助」へ。
 しっかり冷房が効いていて、これなら熱いラーメンでもおいしくイケルのではないかとも思ったけれど、ここの冷やし系が未食になっているので、冷たいラーメンの大盛り800+100円を注文。太・細から選べる麺は細麺にて。
 あ、そうだ、平日はライスがサービスになるのだった。半分にしてもらってそれも。

 大きくて広口のどんぶりで、どどんと登場。見た目もいいなぁ。脂身のあるチャーシューを短冊切りにしているところがグッド。ほかに細切りのキュウリ、トマト、メンマ、かまぼこ、煮卵、ワカメ、ネギに胡麻。スープの味もよし。

 どんぶりからチャーシュー、メンマの一部と煮卵をライスに移し載せ、醤油をたらりと垂らして、キュウリ漬とともにパクパク。
 このぐらい食べれば十分に満たされました。

kawashimaya 202108

 暑い日になったある日の昼食は、2年6か月ぶりに十日町の「河島屋食堂」を訪って、冷やし物を食べよう。

 冷やしワンタン麺の大盛り、850+150円。
 浅茹での中華麺がおいしいのに加えて、大ぶりで存在感たっぷりの肉詰めワンタンが6~7個。100円プラスでこのような充実したワンタンが加わるのであれば、絶対にワンタン入りを選んだほうが正解でしょう。このワンタンがあれば、自分の場合大盛りは不要だったかもしれません。

 一方、スープのほうは少々残念。ダシもかえしもはっきりしたところがなく、ラーメンを食べる楽しさは半減です。あれぇ、熱いラーメンはきちんとおいしかったのになぁ。

 今回、黒板メニューにランチ800円があるのを発見。次回はこれかな。

hanamizuki 202107

 嶋南の「麺工房華みずき」を7か月ぶりに訪問。本当はすぐ近くの韓国料理店を狙ったのだけど、そこは開店時刻が12時でまだ開いていなかったので、こっちでいいかと。
 味噌ラーメンがおいしい店だけれども、この季節ならやはり“冷やし”だろうな。

 冷しラーメンの大盛り、750+100円。
 見た目がきれいだなというのが第一印象。
 そして、どのような魚種なのかはわからないけれども、魚の出汁風味がちょっぴり和風なおいしいスープ。このやさしさをもう少し引き締めようと、ブラックペッパーのほかにラー油を垂らしてみました。うん、おいしい。かけ過ぎは禁物だろうけど。
 パツパツとした感じの低加水の固茹で麺も秀逸で、麺量もしっかり。
 豊富で充実したトッピング陣。チャーシューは豚と鶏の2種で、ワカメは生なのかもしれずふわふわとした食感。

 つまるところ、冷やしラーメンはこうじゃなくっちゃということがほぼすべて網羅された1杯。料金以上の充実感がありました。

matsuno 202107

 天童市中里の「松の」を、2年7か月ぶりに再訪しました。R13バイパス沿い「ヤマザワ長岡店」の奥まったところにある飲食店です。

 ここの手もみらーめんがおいしいのですが、今回は冷しらーめんの大盛り、800+100円をチョイス。
 熱いラーメンと同様に、塩分控えめのやさしいスープがおいしい。あとがけしたラー油でコクと辛さを加えていて、こういう味わいの冷やしラーメンも自分の場合嫌いではありません。ホワイトペッパーも多めにかけてずるずると。

 麺量は十分で、低温調理のようなチャーシューがデカくて、満足のできる1杯でした。

onigarashi emata 202107

 まる3年ぶりに、江俣の「鬼がらし江俣店」に赴き、冷しみそらーめん850円を食べました。

 このメニューは昨夏、「本店」のほうで食べています。それと比較すると、価格は1年前と同じですが、半分入っていた味玉がカットされています。
 本店はスープがしょっぱかった印象がありますが、こちらはいい塩梅。刻んだ山芋、紅生姜、細切りきゅうりなどがいい仕事をしています。
 普通盛りの麺量は、他店比で多めのような気がします。
 平日ランチタイム時には無料サービスとなるライスをつけてもらい、ふりかけと漬物で食べれば、いい感じに腹が膨れました。

agoya honten 202107

 本日も暑い中、冷やしラーメン探訪に出かけ、2年3か月ぶりに白山の「亞呉屋山形本店」へ。
 冷やしラーメンの大盛り、890円。

 10円のゆで卵をもらい、配膳まで待つことしばし。
 アレマ、鶏チャーシューかぁ。鶏脂らしきものがあとがけされていて、つまりこれは冷たい肉中華の亜流の位置づけ。最近は冷やしラーメンを名乗りながら、中身は鳥中華を出す店がいくつか出てきていますが、両者は別物なので、分かりやすいメニュー名にしてもらいたいものです。

 プリッとした細麺に、その鶏チャーシューと煮卵ハーフ、メンマ、白髪ネギがトッピング。白胡麻を多めに使い、青海苔がかかっています。
 味わい的には、全体としてまとまっていておいしいと言えますが、特筆すべき点はなく、穏当なつくりになっているような気がします。

 辛みそ納豆ラーメンや黒チャーハンも気になるところです。

sabuchan 202107

 7年2か月ぶり3度目となる、上山市石崎の「さぶちゃんラーメン」。
 冷やしラーメンの大盛り、900+100円。

 ほほう、いろいろ載っています。
 チャーシューの天ぷらというのがユニーク。せっかくのチャーシューをなぜ天ぷらにしなければならないのか、正直言ってよくわかりませんが、齧ってみれば揚げ立てで、衣のサクサク感がいい口当たり。トマトは生ではなく、イタリアンで用いるような水煮したホールトマト。ほかにキュウリ、ワカメ、ゆで卵、メンマ、刻んだ白ネギ。
 このまま味わうとやさしすぎるぐらいのスープには、ブラックペッパーをたっぷりかけてスパイシーに感じるぐらいにすれば、かなり美味。麺量もわりとしっかり。

 この季節、これ、いいんじゃない。
 だが、高い。今どき冷やしラーメンを大盛りで食べると4桁もするようになったのかな。

toukarou 202107

 飯田西の「桃華楼」を2年9か月ぶりに訪問。
 この日は最高気温が36℃との予報で、熱い汁物などは身体が受け付けようとしない。なので、壁に貼られている冷しもの類の中から冷やし担々麺950円を選んでみました。

 見た目がきれいですが、別の言い方をすれば華奢。大盛りにすると4桁になるので自重したけれども、これ1品では自分には足りないかな。
 タレがおいしく、味わいは確か。でも、ノーマルタイプの麺は冷し方が足りずわりと温かったりするのはマイナスだと思う。

 そして、空調の効いた店内で気持ちがいいけれども、価格的には大衆的というよりもややアッパーグレードだと思う。

satake tendo 202107

 北目の「中華そばさたけ天童店」を、約7年ぶりに訪問。ここは本来的な中華そばを供する店で、入店するとラーメンスープを炊いている香りが漂い、味づくりに真面目に取り組んでいる様子が感じられます。

 この季節なので、冷しラーメンの大盛り780+100円を。
 透明な氷がいくつか配されて、見た目が涼やかでかつとてもきれいです。真ん中の紅生姜がルックスを引き立たせていると思う。ほかに細切りキュウリ、ワカメ、板海苔、かまぼこ、メンマ、角切りのチャーシュー、刻みネギ。

 やや細で低加水のパツパツした感じの麺がおいしい。
 そして、薄味仕立てのスープの奥には独特の甘みが感じられてこれも美味。あとがけと思われる油がキラキラと光って見えます。おいしいのでつい多めに飲んでしまいました。

 ココは何と言っても中華そばが看板メニューでしょうが、冷しラーメンの出来もなかなかのものがありました。

heikichi 202107

 富の中の「平吉ラーメン」にて、冷しラーメンの大盛り800+100円を食しました。ココは2年5か月ぶり4回目で、冷やし系は初めて。

 広口、浅めの大どんぶりにて登場。見栄えがいい。トマトと生キュウリがあしらわれて涼しげです。
 脂が勝ったスープ。ブラックペッパーをたっぷりかけて啜れば、コク深くておいしい。パツパツとした食感の麺が独特です。チャーシューは、しょっぱく味付けした締まりのいい牛チャーシュー。

 牛ダシのラーメンが600円で、その冷しは200円増しと高めの設定ですが、煮たまごとワカメも入って内容はぐっと充実します。

iuemon 202107

 嶋北の「蕎麦処伊右ェ門」には、2年6か月ぶり4回目の入店。今回は、ここでは未食の冷やしラーメンを食べたいと思って。

 冷やしラーメンの大盛り、650+100円。蕎麦は大盛り200円だけど、中華麺は100円なのだ。
 温かい中華そばとのトッピングの差は、板海苔が細切りキュウリに代わっているぐらいで、ほかは同様のよう。もちろんスープの温度やつくり方は別です。
 透明感を湛えた細打ち縮れ麺は、しなやかな口当たりがよく、反面しっかりした弾力感があって、とてもいい出来。こういう麺こそ冷やしにはジャストマッチだと思う。
 スープよりも一回り濃い口に味付けされたチャーシューとメンマが、いいアクセントの役割を果たしています。

 これはいいなあ。またもやいい冷やしラーメンに回り逢えてしまった。

midoriya 202107

 この日は冷やしラーメンなのだ。そうと決めて、およそ2年ぶりに、旅篭町の「み登り屋」へ。
 冷しラーメンの大盛り、750+150円。

 画像を見てわかるとおり、かなり濃いスープ。昆布だしと醤油、そしてみりんのような甘さのついた、ぐっと和風に振れたつくりで、脂の浮きはほとんどありません。これ、おいしい。温かいラーメンはもっとオイリーだったと記憶していますが、それとはつくりが別です。
 ブラックペッパーを振って啜りましたが、この味であればあまりかけないほうがよかったかもしれません。
 独特の味わいといい噛み応えのある2枚の牛チャーシューがひときわおいしい。メンマも太めがざくざく。

 他店ではまず味わえない、独特の1杯。このような唯一無二の味が発見できて、素朴にうれしい。こういうことがあるから、食べ歩きはおもしろい。

muraiya 202106

 2年6か月ぶりに、富の中のラーメン店「村井家」へ。
 ここならば野菜の旨味たっぷりの「みそ」が定番ですが、暑いこの時期には敬遠して、冷やしみそ850円を狙ってみました。

 白キクラゲでよく見えませんが、このすぐ下には、ナムル風のものをコチュジャンで和えたものがたっぷり。これを他店で見たことはなく、この店のオリジナルであり唯一無二ではないかと思う。これを麺と共に食べればとてもおいしい。
 チャーシューは入らないけれども、肉類がどうしても必要だという人以外は一度賞味してみるべきだと思う。

 トッピングの材料や麺量にケチるようなところはなく、普通盛りでも結構充実した腹具合が得られます。
 これで足りない向きは、プラス100円で麺を大盛りにするか、プラス280円で一人前の焼き餃子と半ライスが付く“とく得セット”も用意されています。

 ああ、うまかったな。