2023.08.04
はなまるうどん山形鉄砲町店のおろししょうゆ(山形市)

朝から暑くなったこの日は、早い段階で昼は冷たいうどんでも啜りに行くかという話になっていました。暑いだけでなく、15年ぶりのガソリン高値の状況もあり、車で遠くまで行くのも面倒なので、じゃああそこでいいわねと、9か月ぶりに「はなまるうどん山形鉄砲町店」へ。
おろししょうゆ(冷・中)に北海道男爵のコロッケと焼き芋天(皮付)を添えて、430+140+140=710円。
醤油をかけるだけの、うどん本来のおいしさを味わうことができる潔い一品。テイクフリーの揚げ玉や、おろし生姜、胡麻を添えればたちまち「素」のレベルを凌駕するものとなり、サイドメニューを追加することで立派なご馳走の域に達します。
少々面倒なことを言うと、はなまるうどんの最安うどんはこの「おろししょうゆ」と「かけ」で、中が430円(小なら290円)。一方「おろしぶっかけ」は中が500円(小なら360円)で、醤油がぶっかけのタレに変わるだけで70円違います。
また、「中」を選べば麺量がしっかりあるので、当方の場合、てんぷら類は1品でよかったかもしれません。もちろん定番のコロッケも、初めて食べた甘い焼き芋天も、おいしかった。
暑いときの食べ物としてぴったり。満腹になりました。
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2023.07.18
一休庵の肉麦切り(冷)(山形市)

2年1か月ぶりとなる下条町の「一休庵」で昼食です。
ここで食べるならダンゼン肉そばがオススメですが、いつもそればかり食べているので、今回は夏限定だという麦切りを食べることにして、肉麦切り(冷)の大盛り、800+150円を注文しました。
白々としたうどん仕立ての麺に真っ赤な一味を振りかけることにちょっとした罪悪感のようなものを感じつつ、ずずっと啜り始めれば、蕎麦にはない独特の弾力と喉越しが得られて至福感高し。
んまいなぁ、これ。かつて暑い夏の夜の残業時に数えきれないほど食べ続けた「材木亭」の冷やしたぬきてぶりうどんのおいしさが思い出されました。
親鶏肉は、硬さのあるコリコリとした食感のものではなく、身の部分を薄くスライスした食べやすいもので、濃いめの味付けが施されていますから、これだけをつまんで食べても味わい深いものになっています。
それらに合わせてあるつゆは、完全に河北の肉そばのもので、この店の場合鶏油がたっぷり含まれている上に、独特の深い甘さがあって、極めて美味。
肉そば通に一休庵が選ばれる理由は、黒々とした蕎麦のデキとこのつゆにあることがよくわかります。開店直後に訪問したのに、我々の次の客からは早くも順番待ちになっていました。
満足のいく昼食タイムを満喫しました。
2023.04.04
うどんや膳のざるうどんとミニキス天丼のセット(天童市)

この日の昼食は、天気がいいので天童のどこかで食べることにして出かけました。未訪の新店に嫌われて、ではうどんにしようかと、蔵増にある「うどんや膳」へ。3年4か月ぶり、3回目です。
今回はこの店では初となる「もり」系でいくことにして、ざるうどんとミニキス天丼のセット1,000円をチョイス。
しっかりした弾力があり、とてもおいしいうどんです。丸亀製麺やはなまるうどんよりも多少高いけれども、これならカンタンに許せちゃう。薬味は擂り生姜で、これがいいんだな。多めのネギと適量の天かすも投入してズバズバと啜りました。
キス天丼は、「ミニ」とはいいながら結構なボリューム。キス、なす、舞茸、かぼちゃ、ピーマンと5つの天ぷらが載って充実の一品になっていました。
東北地方のこの地域にあっては、うどん専門店を長続きさせるのは至難なことのように思いますが、ここは昔から続いています。この日も平日なのに昼前から間断なく来店する人がいるのを見て、いいうどんさえ出していればやっていけるものなのだなと認識を新たにしたところです。
ところで、もりそばは蕎麦湯で締めますが、うどんの場合は何て言うの? うどん湯!?
調べてみると、うどんの場合は茹で汁を供しないのが普通のようで、それは、蕎麦湯には蕎麦を茹でた時に出た栄養が含まれているけれども、うどんからは栄養が溶け出さないからなのだそうです。
しかし、山形のうどん屋はちゃんとうどん湯を出すのですね。これがなきゃ、もり・ざるうどんも締まらないでしょ。
ああおいしかった。
2023.02.10
丸亀製麺イオンモール山形南店の釜揚げうどん(山形市)

1年ぶりとなるイオンモール山形南1階のフードコートにある「丸亀製麺イオンモール山形南店」にて、丸亀製麺といえばコレという釜揚げうどんを食べました。
釜揚げうどん(並)+ちくわ天+さつまいも天=290+130+130円。
天かす、ネギ、おろし生姜をたっぷりと添えて。
天かすとネギは盛り過ぎだったけど、生姜をたっぷり使ったのは大正解。
それに天ぷらを2つも付ければ、「並」でも麺量は十分でした。いやはや、うまいな。
かけうどんより70円も安く、極めてリーズナブル。季節限定の鴨ねぎうどん740円にもそそられましたが、それがいかにおいしそうでもこの価格差は埋められず断念。丸亀製麺ではどう考えても「釜揚げ」に落ち着きます。
2022.11.05
丸亀製麺山形店の釜揚げうどん(山形市)

嶋南の「丸亀製麺山形店」へ、1年3か月ぶりに。
11月は創業月で感謝祭があり、期間中は釜揚げうどん(並)が無料で(大)にできると聞いていましたが、それは来週(7日)からでした。残念。
釜揚げうどん(大)にさつまいも天を付けて、420+130円。
薬味類の青ねぎ、おろししょうが、天かすが無料で好きなだけ添えられるのが、丸亀製麺のいいところ。薬味こそがメインを引き立て、おいしくするという意識が強いので、これをやりすぎなぐらいにたっぷりといただいて食べました。
うまいなぁ。「小麦の風味そのものを味わう丸亀製麺の代名詞。国産小麦100%の打ち立て自家製麺を大きな釜で茹であげ、水で締めずにそのままをいただきます。水で締めないうどんは、もっちりとした白玉のような食感。微妙にざらついた表面にだしがよく絡みます」とは、丸亀製麺HPの謳い文句。
申し分なし。山形で本格的な讃岐うどんをリーズナブルに食べようと思うなら、丸亀製麺がイチバンだね。
2022.09.22
肉そばまるとのつけ麦きり(山形市)

元木の「まると」を、1年8か月ぶりに訪問。
ここで食べるなら肉そばがベストですが、今回は変化球をおりまぜることにして、つけ麦きり(生卵入り、温)の大盛り、800+120円にしてみました。
麦切の盛りがよく、全部いけるか不安になりましたが、竹のすのこで適度な上げ底がしてあったので安堵。太くてコシのある自家製田舎そばとは違って、変哲のない平打ちの麦切ですが、喉越しがよくおいしい。
つけだれは、かえしの塩辛さが抑えられ、ピリッとした辛味が添えられています。メニューにあった生卵はウズラ。ほかに肉そばに用いる親鶏肉、ワカメ、揚げ玉、メンマ、ナルトなどなど。
ということで、満足して店をあとにしました。この店はほぼいつも駐車場が埋まっているのですが、その人気のほどがわかるような気がします。
2022.07.31
はなまるうどん山形鉄砲町店の白ごま担々(山形市)

暑くなってきた昼は、冷たいうどんがいいなと、8か月ぶりに「はなまるうどん山形鉄砲町店」へ。
「清涼辛旨!冷やし担々フェア」として期間限定で提供している冷やし担々うどん3種の中から、“定番の白”白ごま担々(中=2玉)にコロッケを添えて、680+130円。
濃厚でクリーミーな白ごまのおいしさがそのまま味わえる定番で、決め手となるトッピングの肉味噌は、5つの醤と2つの花椒油をブレンドしたものデアルとのこと。
通常メニューの温玉ぶっかけ(中)460円あたりと比べるとずいぶん割高だなぁと感じてしまいますが、まあ我慢できる範囲の価格差だということにしておきましょう。
調味料台で白ごまを追い掛けし、天かす、擂り生姜などを加えてカスタマイズ。2玉の中サイズは十分な量があり、揚げ立てのコロッケもおいしかった。
2022.05.09
満腹そば屋高砂やの麦きり天(山形市)

麦切りを狙って、7か月ぶりに蔵王半郷の「満腹そば屋高砂や」へ。
麦きり天、値上げして1,000円。ここで麦切りを食べるのは初めてです。
弾力がありつるつるの麦切りの喉越しがよく、よくぞ麦切りを選んだりといったところ。
しかし、値上げして1,000円では、格安で食べられたこの店の価格メリットが大幅に希薄化し、減退してしまったのはとても残念。麦切りの口当たりがいいために、普通盛りではすぐになくなってしまうし。
山菜を中心とした天ぷらがいつもどおりゴージャス。しかし、自分の場合年齢上もう天ぷらは量がいらず箸休め程度でよくなっているため、食後にはちょっぴり油酔い症状も。
こうなると、天ぷらなしの大盛りで、900円未満程度で食べられる店のほうが自分にフィットするのかな。(ココは大盛り天なしで950円)
そんなことから、好きな店だったけれども、しばらく間をとってみようかと思います。
2022.03.23
かしわやのきつねうどん(山形市)

蔵王成沢にある小さな独立系のうどん店「かしわや」を、1年10か月ぶりに再訪しました。
前回はぶっかけ系の「醤油うどん」を食べたので、今回はかけ系のきつねうどん600円をチョイスしてみました。
はじめに麦茶と、甘酢をかけた奴豆腐柚子胡椒添えがサーヴされるのは前回と同様。豆腐が常温なのは、何か意図があるのだろうか。
重量感のある極太全粒粉のうどんも健在で、しっかりおいしい。おろし生姜がデフォで付いているので、ほかの調味料を加えずに生姜の風味を感じながら澄んだ出汁を啜れば、うどんを食べているなぁという至福感が全身に染み渡ります。
満足のいく1杯。開店時刻が12時と遅めなことと、おじさん一人の切り盛りのため調理にやや時間がかかることを除けば、全部マルだと思う。
2022.03.18
のむぎの肉うどん(冷)(山形市)

未食の肉そばを食べようと某店を目指したところ、この日だけ臨時休業してやんの。まあいいや、店はほかにもたくさんあるのだから。ということで、その店のわりかし近く、浜崎の「のむぎ」を1年7か月ぶりに訪れ、ここで食べることにしました。
この店の肉そばは経験済みなので、わずかながらひねりを入れて、肉うどん(冷)の大盛り、780+100円を。これを注文する人は多くないらしく、フロア担当と調理人との間で「そばじゃなくうどん」、「冷たいの」、「大盛りで」と何度か確認し合っていました。
うどんと言っても、この場合は山形でいう「麦切り」で、透明感のある細打ち、つやつやでしっかしたコシのある逸品です。好きなんだよねぇ、麦切り。この風味と食感は「材木亭」で“手ぶりうどん”として出しているものと同じだな。
ここの肉そば(うどん)の澄んだつゆはかなり甘口に振れていて、鶏脂は少なめであっさりしています。七味を振って啜れば、啜るにしたがってどんどん旨味が際立ってきます。
親鶏肉はコリコリとして美味。ああそうだ、思い出したけど、昨日も鶏中華を食べたんだよナ。
全体量は、大盛りにしたところでそれほど多くなく、ほどよい量です。
ああ、うまかったな。つゆが冷たいので汗もかかず、涼しい顔をしての退店となりました。
2022.03.06
CoCo壱番屋山形西バイパス店のカレーうどん(山形市)

カレーうどんが食べられるようなので、あかねケ丘の「CoCo壱番屋山形西バイパス店」を2年5か月ぶりに訪問しました。
カレーうどん712円。
配膳された丼が大きくなかったので、卓上に福神漬の容器が置かれていることを確認した上で、ライス105円を追加しました。
かけうどんにカレーをトッピングする一般的なものと違い、カレールー+うどんのみで、いわゆる全とろカレーうどんです。スパイシーでおいしいカレーなので、このほうがよいと思う。
うどんだってしっかりしたコシがあるもっちりタイプで、どの家に嫁がせても行先ではきっと可愛がられる性格のいい娘のようです。(笑)
ライスははじめに福神漬で2~3口食べ、あとは残ったカレースープにどぼり。むろん、これもまたうまい。
正直壱番屋って、チェーン店とはいえ安価だとは思わないけれども、おいしかったので満足して退店しました。
2022.02.18
丸亀製麺イオンモール山形南店の釜揚げうどん(山形市)

11時前、若宮の「イオン山形南店」へ買い物に。かなり早いけど、うどんが食べたくなったので、買い物前にフードコートの「丸亀製麺イオンモール山形南店」で食べていこう。
釜揚げうどん(並)+野菜かき揚げ、290+150円。
釜揚げうどんは丸亀製麺の代名詞と言えるものですが、これを食べるのは今回が初めて。国産小麦100%の自家製麺を大釜で茹で、水で締めずに食べるもので、小麦の風味そのものを味わえるもっちりとした食感で、微妙にざらついた表面にだしがよく絡む――というのが店の宣伝文句です。
うん、確かにそのとおりで、極太の讃岐うどんが素直においしい。「かけ」や「ざる」よりもさらに50円安いというのもすごい。
「並」ではボリューム不足ではあるけれども、日々の食事をこの程度にとどめることができれば、体に余計な負担をかけず、どれほど健康でいられることか。(笑)
丸亀製麺の天ぷらはこれがナンバーワンと思っている野菜かき揚げも、さっくりとしておいしい。
わずか440円で、大納得することができました。
2021.12.26
どんQ製麺マックスバリュ山形駅西口店の釜揚げうどん(山形市)

テレビドラマ「トーキョー製麺所」の最終回を見て、釜揚げうどんが食べたくなりました。この寒い季節に食べるならば、釜揚げうどんはうまいに決まっている。
釜揚げなら「丸亀製麺」かなとも思ったけれども、双葉町の「どんQ製麺マックスバリュ山形駅西口店」でもイケルと気づいて、1年8か月ぶりに再訪しました。
釜揚げうどん(大)+さつま芋天+竹輪天=440+110+130円。
もしかしたら、うどんチェーン店で釜揚げうどんを食べるのは初めてかもしれません。2玉の「大」で440円は、丸亀510円、はなまる550円に比べればかなり安い。
つけだれに天かすと七味、天ぷらの皿にも天かすと摺り生姜。
もちろんおいしい。白眉はさつま芋天で、ほくほくの仕上がりで厚さが1.5cm近くはありました。これだったらかぼちゃ天もイケルのではないか。竹輪天はぐんにゃりしていて不発だったけど。
ただ、これでは明らかに食べ過ぎ。今の自分の消化器の処理能力を考えれば、「中」で天ぷら1つ程度が妥当なところだと思う。
2021.12.12
そば処蔵舞たぬきのざるきしめん(山形市)

今日の昼は麦切りだな。
ということで、1年4か月ぶりに城北町の「そば処蔵舞たぬき」へと向かい、ざるきしめんの大盛り、680+150円を注文しました。
「きしめん」とは言っても名古屋のそれのようなビロビロとした幅広さはなく、機械打ち、平打ちのうどんで、このあたりで言う「麦切り」です。
蕎麦もおいしいけれども、ときたま麦切りのつるりとした喉越しが恋しくなるもので、ここのこれもその望みにしっかりと応えてくれるものになっていて、やたらとうまい。しかも、大盛りの量はかなりあって、不足感はゼロとくればうれしい限りです。
麺量にふさわしく、そばつゆもたっぷりあり、はじめはワサビをチョイ付けして、その後はうどんの白肌に真っ赤な一味をかけ回して何がなし罪悪感を覚えつつ、薬味三昧で存分に啜ります。
締めの蕎麦湯を猪口に2杯飲んで、大満足でした。
2021.11.21
はなまるうどん山形鉄砲町店のきつね(山形市)

前段の用向きが長引いてしまい、この日の昼メシはここでいいかと観念して、5か月ぶりに「はなまるうどん山形鉄砲町店」へ。
かけうどん系からきつね(中)をセレクトし、ちくわ磯辺揚げとともに。JAF割引クーポンを使って430+110-50=490円。
いつもながら天かすをたっぷりあしらい、白胡麻と七味もふりかけてカスタマイズします。
「中」は2玉使用で、なかなかの量。この年齢になると3玉使用の「大」ではかなりきついかもしれません。
この価格できちんと1食できあがるのは素晴らしいことなのですが、ここのだしは味が薄くて奥行きがなく、うどんの茹で汁の匂いばかりが気になって、何度か利用していますが東漢(あずまおとこ)の自分にはおいしいと思えたことはいまだにありません。かけ系は安くていいけれども、ここならばぶっかけ系を選ぶほうが妥当でしょう。
2021.11.20
あいこう亭の麦きり(山形市)

この日の昼はうどんが食べたい。それも讃岐うどんではなく、細打ちの麦切りが。ではどこがいいかと考えて、1年8か月ぶりに西田交差点近くの「あいこう亭」を訪問しました。
麦きり(ミニげそ天付き)の大盛り、572+110円。
これこれ、食べたかったのはこういうものだったのですよ。真っ白な麦切りの頂に刻んだ大葉があしらわれているのがこの店のお約束。
はじめのうちはわさびで、それが尽きたら卓上の一味唐辛子で、2種類の味わいを楽しみます。つるりとした喉越しがタマラン! なかなかいい盛りになっていて麺量に不足感はなく、これ以上だと食べ過ぎになってしまう、自分にとってベストの量かも。
ミニげそ天は、スレンダーなおみ足4本で、天ぷらは箸休め程度の量で足りる自分にはこれも合っています。熱々の蕎麦湯もポットから好きなだけどうぞというご配慮もよろしい。
天ぷら付きでこの価格なら非常にリーズナブル。量に不足感さえなければ、昼食はこういうシンプルなものもいいんだよな。
会計時に1か月有効の100円引き券がもらえたので、期間内にまた来ようかな。
2021.09.02
丸亀製麺山形店のぶっかけ(冷)(山形市)

遅い朝飯を「ハンズバーガー山形北店」で食べたものの、それだけではどうも足りません。
では、あそこで軽く足していこうか。
ということで、1年2か月ぶりに嶋南の「丸亀製麺山形店」へ。
ぶっかけ(冷、並)+さつまいも天、320+120円。
最近始めたうどん弁当のテイクアウトが好調のようで、その利用客が多い。前に並んでいたおばさん二人組が、ああでもこうでもと慎重審議しながらそれを大量買いし、その支払いではレジ打ちが新人のようで要領を得ず、先輩に訊きながらああでもこうでもと、ここでも長い協議。
すでに盛り付けられて支払いに並んでいるこちらはそのまま黙って待つしかなく、自慢の打ち立て、茹で立て、揚げ立てはどうなるんだよと文句のひとつも言いたくなります。自分の後ろにも目つきがスルドくなった客が5~6組。可哀そうなボクたち。
一人で何人分も買っていく客と、店内で1杯だけ食べていく客という異種が混在する中で、勘定ラインが一つしかないのが問題だということには、店側はとっくに気付いているはず。それなのに改善しようとしないのは、顧客ファーストのための大きな手抜かりとは言えないか。
とまあ、苦情から入ってしまいましたが、丸亀製麺は揚げ物がとてもよいことに加えて、天かすをとるヘラが大きくてたっぷり掬いやすく、自分で好きなだけネギを使える仕組みになっているところが、「はなまるうどん」と違うところで白眉です。
さらに言えば、ハンバーガーセットの800円よりも、個人的にはこちらの440円のほうが、費用対効果は数段上だと思っています。
2021.06.07
はなまるうどん山形鉄砲町店の温玉ぶっかけ(山形市)

昼メシは熱くないうどんがいいな。チェーン店がいろいろあるけれども、近場でいいやと、2か月ぶりに「はなまるうどん山形鉄砲町店」へ。
温玉ぶっかけ(中)にちくわ磯辺揚げを合わせ、JAF割引クーポンを使って、430+110-50=490円。
速いのが取り柄のうどんなのに、麺が茹で上がるまで席で待っていてねと5分以上待たされ、ようやく配膳。ほう、爽やかそうで美しいのう。お盆ごと持ってカウンターへと戻り、天かすをたっぷりと、胡麻、七味を施し、天ぷらには醤油をかけてカスタマイズ。あ、擂り生姜を忘れたな。
茹で立てのためかうどんにものすごい弾力があって美味。温玉に切れ目を入れて黄身を溶かせばぐっと味がまろやかになっておいしい。
生まれも育ちも東国の田舎者にとっては、出汁はやはり薄めに感じられ、こっちにも醤油を回しかけてくればよかったかもしれません。
ボリューム的には麺2玉の「中」が自分にとって適量で、3玉の「大」だと口飽きがしてくると思う。「中」に合わせる天ぷらは1個、多くても2個までかな。
初夏にはこういうのがいいんだよなぁ。おいしくいただきました。
2021.05.30
材木亭の冷やしたぬきてぶりうどん(山形市)

5年1か月ぶりとなる、あさひ町の「材木亭」。残業時によく出前で食べていた店ですが、リタイアしてからは初めてとなります。
当時の注文回数のベストスリーに入る、冷やしたぬきてぶりうどん、640円。また値が上がっちゃったな。
言ってしまえば、あっさりとした素朴な味。しかしそのデキはけっしてあなどれず、カツオ節の効いた薄味のつゆが極めて美味だし、細打ちのうどんは弾力がすさまじいし、たくさん入った油少なめの天かすは湿気りがなくショリショリ。非の打ちどころはどこにも見当たりません。
ここの麺類の大盛りはかなりの量になるのをよく知っているので、普通盛りで。久しぶりで食べたけれども、今の自分には普通盛りでも十分でした。
冷やしものはガツガツ食べても汗をかかなくて済むのがいいデスネ。
2021.05.09
うどん匠 元のB定食(米沢市)

うどんが食べたいと思い、天気がいいのでドライブして、米沢市門東町にある「うどん匠 元」を初訪問しました。
メニューを見ると、うどんのセットものが充実していて、A・B・C・松・竹・梅・天丼セットとあり、その中からカレーライスとうどんのB定食850円をチョイス。温・冷が選べるというので、「冷」を所望。
おおっ、うどんは想定していたものと異なる細打ちで、このあたりで言う「麦切り」です。それは今の気分にぴったりで、願ったり叶ったり。つるりとした麦切り独特の食感が楽しめて、たまりません。山形市でいうと「すぎ」の麦切りの舌触りとよく似ています。トッピングにぜんまいなどを煮つけたものが載っているところもユニークです。
昆布を強めに効かせたつゆがとてもおいしく、さすがうどん専門店だなと思わせるものあり。やはり麦切りだったら断然冷たいほうがおいしく、つゆの中には大きくて透明なぶっかき氷が入ってキンキンに冷たいところもスバラシイ。こういうものならセットではなく、うどんの単品をいったほうがよかったかもしれません。
セットのカレーライスは、一人前とまではいかなくとも、添え物としてはまあ、十分な量と言っていいと思う。クミンを効かせて、和風ではないオリエンタル風の味になっていました。
かつて万世町金谷に「味処 元」という店があって、寿司とラーメンのセットなどを出していましたが、そことココは関係があるのでしょうか?