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doutonbori skrd1 20220906

 数日前から食べたいと思っていた広島焼きを食べに、ある日の夕刻、およそ1年ぶりに「道とん堀山形桜田西店」へ。
 秋の走りにしては暑い一日だったし、事情により昼は外食できなかったし、お好み焼きを食べれば自ずとビールが飲みたくなるので、まだ日の高い季節のこの時間に車を使わず歩いていくのも一興だと思い、つれあいを誘って。

doutonbori skrd2 20220906

 まずは狙いを定めていた広島お好み焼きミックス1,400円を注文。具だくさんの広島風を自作するのは初めてのことなので、作り方を見ながら焼き始めるのだが、つれあいはよく読まずに感覚でやり、ハナから順番を間違えている。見るに堪えかねて(笑)、コテを奪い取って当方がつくる。
 まあ途中でいろいろと失敗があったものの、食べてみればうまいのなんの。生ビールも飲って着実に腹が膨れていく。
 後にチーズin豚玉900円を追加したら、腹いっぱいになった。120分食べ放題のセットが何種類か用意されていたが、一人で2枚いかないと元は取れそうにないので、これからもグランドメニューでいいや。

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gusto ymgtaky 202112

 ファミレスのランチがいいと気づき始めている今日この頃。
 少し前にテレビ番組でガストのたっぷりマヨコーンピザ(549円)をやっていて、それがおいしそうだったので、2か月ぶりに「ガスト山形あこや町店」を訪問しました。

 ラッキーなことに、12月16日から大晦日までサンキューフェアというのをやっていて、たっぷりマヨコーンピザが税込み399円とな! これにおかわり自由の日替りスープ175円を付けて、5%のプラチナ割引を使って546円也。

 ピザ1枚で足りなかったらどうしようかなと思ったけど、実食してみてそれは杞憂であることがわかりました。直径約24cmだというピザは目の当たりにすると結構大きく、コーンもマヨも品名のとおり不足感はなく、生地もおいしい。スープをカップに3杯飲んだら、量的にも十分になりました。

 満足。このピザのほかに、ハンバーグ&海老フライ(通常714円)、トマトソーススパゲティ・モツァレラチーズトッピング(同714円)、カキフライ4個(同659円)も、今なら399円! こりゃいいよなぁ。

doutombori skrd1 202108

 「びっくりドンキー山形店」でモーニングセットを食べた日の昼は、桜田西の「道とん堀山形桜田西店」をハシゴ。ここもおそらく10数年ぶりの入店です。お好み焼き店でアルコールなしって、初めてかも。(笑)

 ホームページで調べて、山形店でもやっている「ランチ限定ベジお好み焼き」をランチセットにして、280+220+税=550円というのを狙って行ったところ、平日限定、15時までの小さめサイズのお好み焼き・もんじゃ焼き・焼きそばはどれも429円で、副菜から2種を選べるランチセットの設定はなし。これ、看板に偽りありじゃないの?
 それじゃあ、そんなにたくさん食べなくてもいいし、ランチメニューのお好み焼き8種の中からソウル(豚・キムチ)429円をチョイスするにとどめ、飲み物も含めてサイドメニューは注文せず、安く上げてしまおう。

doutombori skrd2 202108

 弱火でじっくり蒸し焼きにして、うまい具合に焼き上がり。いちおうキムチの味はするけれども、お好み焼きはどの種類でも焼いてしまえば結局似たり寄ったりの味になるもので。でも、さすがに専門店だけあって、生地がおいしいし、甘さのあるソースもとてもいい。
 運ばれてきたときにはこれひとつでは足りないように思えたけれども、食べてみればけっこうずっしりと来て、これで十分でした。
 でもやはり、粉モンに合わせる生ビールの1杯ぐらいは欲しくなるもので、今度行くなら夜にしたほうがいいだろうな。

oyatsuyasan 202106

 県外の方のために「どんどん焼き」について説明すると、子供の頃に鐘を鳴らしながらリアカーを引いて売りに来ていた小麦粉料理で、山形県内陸部では基本ソース味で割り箸にロール状に巻かれているのが特徴。表面に海苔や魚肉ソーセージ、青海苔が付く素朴な味わいのものなのです。

 そのどんどん焼きを売っている、城南町の「どんどん焼きおやつ屋さん」を初訪問。
 どんどん焼きソース味220円。
 店内で食べるかと訊かれたのでイエスと答え、出来上がる順番を5分ほど待ち、待ち札の番号を言われてカウンターへ。
 分厚いのが渦巻き状に巻き巻きされて、直径5cmぐらいになっています。それを別の箸で輪切りにし、皿から溢れそうになっているソースをたっぷりとまとわせ、ハフハフしながら食べれば、思わず軽く咽せてしまう楽しさよ。

 子供の頃、手に10円玉を握ってリアカーを追いかけた記憶が甦ってきました。当時の価格は忘れもしない、なんと10円! でも、今食べているものほど太くはなかったように思います。


kadoya-shiraiwa 201802

 寒河江市白岩の旧国道、田代地区へと入るT字路にある、たこやきの「かどや」に初めて入店。
 通るたびにチェックするといつも「営業中」だったので、これは行かねばと。山形市青柳の中央病院近くの食堂「かどや」とは別店です。

 気のよさそうな年輩夫婦が切り盛りするアットホームな店。注文を受けてから焼き始めるために時間がかかるのを、おじさんは申し訳ないと言います。量販店と違ってわざわざ自分のために焼いてくれるわけですから、ありがたく待ちます。

 マヨたこセット760円。
 たこ焼き12個と焼きそばのセットです。
 たこ焼きは、錐を使って丸くするものではなく、鉄板の丸型に生地などを流してひっくり返すタイプ。大ぶりのタコがたっぷりなのがすごい。生地は柔らかめで、丸型から溢れた部分がそのままたっぷり付いてくるので、けっこう腹にたまります。
 焼きそばは、半分以上は野菜でした。豚肉も入っていて、標準的なおいしい味です。

 滞在中他の客はありませんでしたが、マヨたこ3つと焼きそば3つの電話注文あり。そういう需要もけっこうあるのかもしれません。
tacos-ya 201701

 沖縄旅。夕刻に那覇入りし、1泊目はゆいレールおもろまち駅近くのホテル。荷物を置いて、まずは腹ごしらえをしようと、駅の北方面へと進んで、「Tacos-ya新都心店」で軽くタコスを食べることにします。その後に、本格的に飲もうかと。

 ここはタコスを1個売りしてくれるのがいい。
 タコス2個とオリオンビール、180×2+400=760円。
 タコスは、上の1個は口を開いちゃってるけど、こういうつくりになっていますということがわかる点では都合がいい。キャベツの下にはたっぷりの肉が入っています。
 チューブに入ったチリソースをこれにぶちゅっとかけて食べれば至福。トルティーヤと具のバランスも適度で、手で食べても中から具が溢れてくることはありませんでした。

 オリオンビールは334ml入りの小瓶。このサイズは初めてだな。
 ああ、おいしかった。旅の立ち上がりとしては上々ではないだろうか。

cherry 201310

 ここからは何回か、関西シリーズです。

 大阪での用向きの前に池田を訪れ、その際に食べたお好み焼き。大阪に来たならこれを食べなきゃねぇ。池田市内のお好み焼き店の中からチョイスした、栄町商店街にある店です。

 お好み焼き(ミックス)800円。
 この数日前、山形のある居酒屋で500円(!)のお好み焼きを食べたのだけど、これがまた味はいいのですがドデカく、半分まで食べてギブアップという苦い経験をしました。
 またぞろデカいのが来たらどうしようと身構えましたがそんなことはなく、ドデカの7割程度の直径のものが登場。直径7割なら、厚みが同じならば約半分の量。そうそう、そのぐらいがいいのですよ。
 マヨチャッチャッにたっぷりの花かつおで、見た目も味も申し分なし。

 これに300円の生ビールを合わせれば至福のひととき。おれは今、オフだ!と一人ほくそ笑む。
 店員から「毎度おおきに」と声をかけられる常連さんたちは、昼の時間なのにどなたもビールを飲んでいます。

 テーブルの上に置かれている箸を無視してコテを使って食べていると、店の人は素人と見抜いたようで、箸もどうぞと。
 いやいや、せっかく本場に来たのだから、コテでいきたいのです。店の人も笑いながら「そのほうが雰囲気ありますものね」と。
 大阪も最近は鉄板でお好み焼きを供する店が減ってきているようだとのことでした。

tsukushi 201210

 中日は、三ノ宮と新長田をふらつき、その後は明石まで足を伸ばしました。
 明石焼きを食べようと考えてのことでしたが、着いたのがちょうど昼時で、商店街にたくさんある明石焼き屋はどこも長蛇の列。だめだこりゃっ!
 ではまあ、お好み焼きでもと考えて見つけたのが、JR明石駅近く、大明石町一丁目交差点のビルの2階にあったこの店でした。

 明石焼きもありましたが、朝食を食べていないわが身にはそれでは足りないだろうと考えて、お好み焼きの中から「ちゃんぽん玉」870円をチョイスし、たくさん歩いたのでこれに生ビールを添えてみました。

 焼きあがったものが運ばれてきて、トッピングは卓上の調味料などでご自由にドウゾという方式。
 卓上にはソースが3種類、マヨネーズ、かつお節、青海苔、紅ショウガ、塩など。
 まずはこれらをテキトーにかけ、コテで切り分けて小皿に移してはさらに味を調節していただきました。

 ふっくらした厚みがあって美味。
 「ちゃんぽん玉」とはタコ・イカ・エビ・ホタテなどの海産物のほかにも豚肉などをちゃんぽんにして加えていることから生まれた名称と推察しましたが、どうでしょう。

 昼時はデザート付き。3種類あるうちから、ゆず味シャーベットをいただきました。
 150円加えれば、ご飯、味噌汁、漬物がついてくるというランチセットを頼む客多し。関西人はお好み焼きをおかずにしてご飯を食べるという噂は本当だった!

shimbori2 201205

 本命、真打のたこ焼きです。
 1本80円。これこそが山形のたこ焼きだ!って感じ。
 これを今回は3本、いってみました。

 この“てり”がいいですねぇ。ソソるよなぁ。この画像を見てパブロフの犬と化さない山形県民は、よほどの厭世家か、県民となって日が浅いもぐりかだったりするのではないか。
 そして、3個が一串に刺さっているというのも、昭和の時代を髣髴とさせるもの。

 小さい頃にちょっとした贅沢として食べたソウルフードなので、どういうところが旨いとか、そういう話ではないのですね、これは。
 そもそも高級食品じゃないのだから、タコが小さいだの、小麦粉っぽいだのの当たり前の批判は通用しない世界です。
 むしろ、こういうB級モノなのに、たっぷりの刻みネギが入っているのがソースの中に見えた、食後、歯にはさまっていた生姜の切れ端によってしっかり味を調えていることを知った、などに美学を見出すべきでしょう。
 味わい深いものがありますよ、B級には。

satake-n2 201108

 中華そばがサーヴされて間もなく、どんどん焼き200円も登場。
 うひゃ、でかっ!
 あまりの重量感のため、棒を持って食べるのではなく、箸を使って上のほうから切り取り切り取りしてお上品に食べます。

 刻んだネギの緑の部分がたっぷり入っていてグー。
 また、どこかに海老の風味が感じられたりして、B級なりの楽しみが体感できました。

 中華そばの少量を補って余りあるボリュームで、こちらのほうは満足。
 しかし、中華と合わせて800円にもなってしまうのは、コスパ的にはビビー。
 よその店ではラーメンとカレーなどのセットを750円程度で出しているところもありますからね。
 先日行った「中華ダイニング翠蓮」ではチャーハン&半あんかけ焼きそばセットが800円。だったら、満腹度の面などからはそっちのほうがずっといいよな。

shimbori1 201107

 このところ、近隣の自治体エリアにまで足を伸ばしてメシを食べるようになっています。
 上山市にある店の物色から一転して、北西側の中山町へ。
 役場近くのシンボリ牧場じゃなかった、「しんぼり食堂」の名物メニューは煮込み定食とたこ焼き。
 はぁ、たこ焼きぃ??

 たこ焼き2本@80×2=160円。
 たこ焼きを深く研究していないのでわかりませんが、山形界隈のたこ焼きって、かつては、3個ずつ1本の串に刺さったものをソース壷にそのままどぽりとぶっこみ、ソイツを皿に載せてはいどうぞと出したもの。
 ココのたこ焼きはまさしくそれそのものです。なつかしいというか、たこ焼きはこうでなくっちゃ。

 ソースがいつまでもつややかなままなのがこの店の特徴。使っているソースがウースターではなく、むしろとんかつソースに近いのかも。多少甘みもあるので、オリジナルのブレンドソースでしょう。
 アツアツをむせ返りながらパクリとやると、外側はわりとパリパリで、中は小麦粉のもっちり。あぁ、これは上等。B級グルメとしていい仕事しています。

 このパリパリは、比較的多めに油を引いているからなのでしょうが、たこ焼きはこれぐらいの存在感があっていいはず。山形の一般的なたこ焼きって、なんだかもっさりした味わいだものな。加えられている天かすと相まって、高ポイントです。

 煮込み定食(後述)とともに食しましたが、このたこ焼きを何本かアテにしてビールを飲んだならさぞかしうまいのではないかと思ってしまいました。このごろはそういうアテで十分だものな。

 ところで、このしんぼり食堂と、レーシングホースを産出している北海道のシンボリ牧場とは何か関係があるのでしょうか。