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haraguchi1 20230908

 このたびの20%還元キャンペーンを使った上山市の名店めぐりの第4回目は、10か月ぶりとなる原口の「原口そば」です。
 去年の冬もこのキャンペーンの第1弾で上山市の飲食店を巡っていて、そのときはブログに、「“輝け!勝手に上山飲食店グランプリ2022”の大賞は、「居酒屋紀Saku」。準大賞は、コスパ断トツの「金ちゃんラーメン上山店」と、蕎麦部門から老舗の「原口そば」」と記しましたが、今年のキャンペーンでは早くもこの3店をまわり切ってしまいました。

haraguchi2 20230908

 大もりそば950円。
 前回からの値上げはなし。今の自分には多いかなと感じる、プラス150円で得られる大盛りの十分なボリューム。この店では山葵ではなく一味唐辛子で食べるようです。
 むろんここの蕎麦は間違いなく県内でもトップレベルですが、馥郁とした鰹風味のそばつゆにもほれぼれします。
 しょっぱい味付けの茄子漬も田舎風で美味。とろみを湛えた蕎麦湯がまた絶品。あまりにイケルので、厨房に蕎麦湯の湯桶を持っていき、おかわりをおねだりしました。

 大満足して退店しました。

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maruto 20230901

 猛暑のこの日は、絶好の冷やし肉そばデー。ところが、勇んで「そば処さくら」に伺ったところ、開店時刻を過ぎているのに準備中。これではカスタマーサービスという点で問題があるのでは?
 炎天下、外で待たされるのはたまったものではなく、じゃあまたということで、近くの「肉そばまると」へと場所を変えます。こちらはきちんと営業していて、いいなあ。すでに多くの客で賑わっています。

 肉そば(冷)の大盛り、800+120円。
 ここならこれになっちゃうよナ。半年ぶりの訪店となりましたが、前回も同メニューを食べていました。20円の値上がりながら、味わい深くてとてもいい肉そばに仕上がっています。
 前回もインプレを書いているので、今回は同じようなことは語らず。おいしいことは、画像でわかっていただけるでしょう。カテゴリーでいえば、黒い色の田舎蕎麦の、つゆはやや甘めあっさりの、鶏油しっかり系です。

kinokuniya 20230828

 ガソリン高騰の折、遠くに行かずに近場で肉そばを食べようと思い、7か月ぶりに飯田の「きのくにや」でランチ。
 移転後3回目の入店で、前2回と同様にランチタイムの肉そば(冷)ミニ丼セット850円を食べました。

 ミニ丼は過去に天丼とカレーを食べているので、今回は残るかき揚げ丼と特製鶏丼のうちからかき揚げ丼をチョイスしてみました。
 セットなのに850円と格安。去年から値上げしていません。ただ、肉そばは単品だと量が足りないかな。これにミニ丼を合わせて、男性ならちょうどか、若者ならそれでも不足といったボリュームでしょう。味わいは、肉そばもミニ丼もなかなかいいです。

 大盛り200円なんて高いよなぁと思っていましたが、大盛りを注文したとなりの客のどんぶりの大きさを見て、ナルホドこれなら200円増しだよナと納得。
 ミニ丼セットのほかにも、ざるそばと天ぷら2種のセット800円あたりもねらい目かもしれません。

marugomarugo 20230821

 荒楯町にある山形蕎麦の名店「そばのまるごまるご」を、1年8か月ぶりに訪問しました。
 ここならコレの、もり天900円。いつの間にかけっこうな価格になってしまっています。

 この店の面白いところは多く、まず、入店するとフロア担当のおばちゃんからじっと見つめられます。つまりは、「もう注文決まってるんでしょ」と言いたいわけで、こちらもすぐさま注文しなければお互いの間が持ちません。(汗)
 でもって、着席してセルフの水も取りに行く間もないうちに、はいドウゾと配膳。テーブルに置かれたせいろからは水がダダ漏れで、つゆの入った器の上に乗っかってくる天ぷらの皿は注意して持たないと油で滑ってとり落とすおそれがあります。(笑)

 そのようにしてあっという間に供されたものは、相変わらずいい味出しているし、盛りのよさやゲソ天のゴリゴリ感、蕎麦湯とつゆの相性なども含めて、とにかくスバラシイ。

 満足してゴチソウサマ。
 入店から食べ終えて退店するまで、15分弱だったでしょうか。
 かけ天の冷やしバージョンがあるようなので、いずれそれも食べてみたいと思いました。

hironoya 20230815

 天童市一日町の焼きそば専門店「広野屋」を、5年5か月ぶりに3訪しました。
 焼そば(大)800円。
 価格自体高くないし、並盛りとの価格差が150円なので「大」にしましたが、これがかなりの高さの山盛りで登場。激しく多いよ、コレ。過去データをよく確認しないまま注文した自分が愚かでした。焼きそばの場合、大盛りにするとかなりの量になる店が多いことを、いまだに学習できていないのが情けない。

 なんとか全量食べ切りましたが、これに煮込600円を付けていたりしたら大変なことになっていたでしょう。
 過去にも記していますが、具材は細切りのハムと玉子焼き、キャベツ、紅生姜、青海苔が各少々で、なんてことないつくりなのですが、しばらく経つとなぜかまた食べたくなる不思議な一品なのです。
 ああ、腹がくちい。

gateau fraise 20230814

 お盆のまっ最中のこの日は、「ガトーフレーズ山形南原店」でパスタランチをとることにしました。
 つれあいと結婚する前後のことだから、40年近く前に一度ここに入店したことがあり、そのときはスープがほぼオイルだけのような強烈なパスタが供され、二度と来るものかと思ったのでした。でもまあ、それからずいぶん時が経ち、ずっと続いている店なのだから今もそういうことはなかろうということでの再入店です。(笑)

 パスタの日替りセット1,180円。
 この日はたっぷり野菜のペペロンチーノでした。セットには、サラダバーとドリンクが付きます。

 パスタって、けっこうな料金のわりには量が少ないんだよなと思いながらの注文でした。しかし、セットのサラダバーが充実していて、パッとしない先入観は一気に霧消します。
 フレッシュな葉物野菜や、鮮やかな色のトマト、ブロッコリーのほかに、イタリアンには珍しい野菜炒め2種、茄子の煮びたしがあり、さらにはマカロニグラタンや数種のパンが備わっていて、ホントにこの料金でこれらすべてを食べていいのかと心配になるほどです。

 パスタはもっちりした食感があっておいしいけれども、やはり量のほうはたいしたことがなく、正直言ってこれだけならがっかりの範疇ですが、サラダバーがあればそれを補って余りある充実ランチになりました。これなら働き盛りの腹ペコ男性のパワーランチにも十分に使えるだろうと思いました。

 途中通りかかったいくつかの肉そば店には長い行列ができていましたが、こちらはまだ空席ありで、エアコンの効いた静かな店内での菜食主義者的なゆったりランチが楽しめて、ほぼ満腹に。なかなかオツなものでした。

hanamaru teppo 20230803

 朝から暑くなったこの日は、早い段階で昼は冷たいうどんでも啜りに行くかという話になっていました。暑いだけでなく、15年ぶりのガソリン高値の状況もあり、車で遠くまで行くのも面倒なので、じゃああそこでいいわねと、9か月ぶりに「はなまるうどん山形鉄砲町店」へ。

 おろししょうゆ(冷・中)に北海道男爵のコロッケと焼き芋天(皮付)を添えて、430+140+140=710円。
 醤油をかけるだけの、うどん本来のおいしさを味わうことができる潔い一品。テイクフリーの揚げ玉や、おろし生姜、胡麻を添えればたちまち「素」のレベルを凌駕するものとなり、サイドメニューを追加することで立派なご馳走の域に達します。

 少々面倒なことを言うと、はなまるうどんの最安うどんはこの「おろししょうゆ」と「かけ」で、中が430円(小なら290円)。一方「おろしぶっかけ」は中が500円(小なら360円)で、醤油がぶっかけのタレに変わるだけで70円違います。
 また、「中」を選べば麺量がしっかりあるので、当方の場合、てんぷら類は1品でよかったかもしれません。もちろん定番のコロッケも、初めて食べた甘い焼き芋天も、おいしかった。

 暑いときの食べ物としてぴったり。満腹になりました。

touri 20230801

 五目焼きそばが食べたいつれあいとともにランチ。
 「江南春」が臨時休業中だったため、2年2か月ぶりに馬見ヶ崎の「中華料理桃李」へ。ここは今回が5回目で、過去4回のデータをみると、五目焼きそば2回、酢豚2回と同じものばかり食べているようでした。

 今回も、五目焼きソバの大盛り、850+120円。
 うーーっ、相変わらずウマイ!
 中太麺の焦がし具合がこちらの願望に沿っているし、具材の味付けととろみ具合もこうあるべしと思っていたものが目の前にある感じ。
 そして、わずか120円増しで得られる大盛りのボリュームは白眉で、五目焼きソバならこのぐらいは食べたいと思うわが想定量にベストマッチ。もしかしてこの店の料理人は、自分という一人の客の好みを読心する能力を持っているのではないか。(笑)

 しっかり食べて、おいしく食べて、もう言うことなしです。いずれ汁物の麺も食べてみて、そちら方面も読心されてしまうのかを確認してみる必要がありそうです。

himawari nkym 20230725

 中山町の「ひまわり温泉ゆらら」で風呂に浸かり、初訪問となる併設の「レストランひまわり」で昼食です。
 事前リサーチをしてカツ丼を食べるつもりで入店したところ、月・火・水は麺類だけの営業としているとのことで、リサーチ不足だったことが明るみに。
 ちょっぴりがっかりしつつ、肉そば(冷)の大盛り650+100円にしました。

 村山地方で食べる肉そばはどこもはずれがなく、ここもおいしい。一味唐辛子を強めに効かせてズバズバといきます。
 色が黒く太さのある田舎蕎麦は、おそらく寒河江あたりでつくられている袋物の生麺を使用しているのではないかと思われますが、その麺がごっつい感じがして十分においしい。
 つゆもこっくりとした甘さがあっていい塩梅です。鰹や昆布のダシを効かせたあっさりめで、もう少々鶏油を多くしてもいいかもしれません。

 価格もリーズナブルで、満足のいく一杯でした。いずれ木・金・土・日に再挑戦してカツ丼も食べてみたいです。

shibata 20230721

 七日町の「七日町しば田」を初訪問しました。
 肉そば800円をサービスの大盛りにしてもらって。

 蕎麦、スープ、親鶏肉などはいずれもスタンダードなものを使用していて、突出した点はないものの、ドストレートの王道をゆく秀逸なデキになっています。小さな奴豆腐がワンポイントに添えられ、麺量はすごく多いわけではなく、必要十分な量です。

 どんぶりには「西洋割烹七日町しば田」とあります。以前は「洋食イレブン」だったところが、夜には山形牛の炭火焼料理などを提供する店にリニューアルしたようですが、昼は肉そばがメインなのに“西洋”? 炭火焼なのに“割烹”?
 で、その亭主は、かつてスズラン街で営業していた旧「プルマンサンジャック」のマスターなのだそう。はあ。ずいぶん人相が変わったんじゃないの。(笑)

 この店の課題は、ワンオペということもありますが、調理の要領がよくないことでしょう。席を埋める客のほぼ全員が肉そばを注文しているのに、食べているのは最初の1組の2人だけでほかのみんなは配膳待ち。この間に正午を過ぎ、昼休みになったビジネスマンが続々とやってくるのに、その全員が満席のため入店を拒まれていました。時間のない多くの労働者諸君のためにも、店主はこの問題を何とかすべきです。

ikkyuan 20230717

 2年1か月ぶりとなる下条町の「一休庵」で昼食です。
 ここで食べるならダンゼン肉そばがオススメですが、いつもそればかり食べているので、今回は夏限定だという麦切りを食べることにして、肉麦切り(冷)の大盛り、800+150円を注文しました。

 白々としたうどん仕立ての麺に真っ赤な一味を振りかけることにちょっとした罪悪感のようなものを感じつつ、ずずっと啜り始めれば、蕎麦にはない独特の弾力と喉越しが得られて至福感高し。
 んまいなぁ、これ。かつて暑い夏の夜の残業時に数えきれないほど食べ続けた「材木亭」の冷やしたぬきてぶりうどんのおいしさが思い出されました。

 親鶏肉は、硬さのあるコリコリとした食感のものではなく、身の部分を薄くスライスした食べやすいもので、濃いめの味付けが施されていますから、これだけをつまんで食べても味わい深いものになっています。

 それらに合わせてあるつゆは、完全に河北の肉そばのもので、この店の場合鶏油がたっぷり含まれている上に、独特の深い甘さがあって、極めて美味。

 肉そば通に一休庵が選ばれる理由は、黒々とした蕎麦のデキとこのつゆにあることがよくわかります。開店直後に訪問したのに、我々の次の客からは早くも順番待ちになっていました。
 満足のいく昼食タイムを満喫しました。

juzo 20230713

 蕎麦を食べようと、いくつかの候補の中から寒河江市仲谷地の「肉そば十三」をチョイスしました。その理由は、しばらくのご無沙汰で丸6年も間が空いたことと、13日のこの日は毎月「十三の日」で、何らかのサービスがあることを期待してのことです。

 げそ天盛そばの大盛り、900+150円。
 6年前の「十三の日」には鶏の唐揚げ2個キャベツマヨネーズ添えのプレートがサービスされたものでしたが、現在は次回から使える2か月の期限付きの50円割引券がもらえるだけで、大きなメリットはなくなったようでした。そのためか、かつてほど客数は多くありませんでした。

 提供物については、その都度揚げるげそ天が熱々ショリショリなのと、細打ちながら黒々としたいい蕎麦がたっぷりなところがグッド。一方、小さな蕎麦猪口に1杯分しかない蕎麦湯は、この3倍ぐらい欲しいところでした。

nitani 20230601

 久保田の「手打ちそば二谷」を3年ぶりに再訪しました。
 前回はもり天げそを賞味したので、今回は肉そば900円を注文しました。

 そばつゆは、河北の肉そばというよりも一般店の鳥そばのほうに振れていて、濃いめの醤油味にしっかりとした昆布と鰹節の味わいがあり、それにうっすらと鶏肉から染み出た出汁が加わるといったもの。風味高く、こういうのも好きだ。
 蕎麦は、ボリュームとゲソ天を売りにして製麺所物を安く出す店とは一線を画しており、純手打ち細打ち、固茹でのきわめて立派なもの。量にも不足感がなく、この蕎麦を使っての900円はお得だと思う。

 チョイ付けの範疇を超えている漬物3種のほかに、これもどうぞとわらびの一本漬も供されました。
 納得の蕎麦ランチが堪能できました。

kimura 20230526

 蕎麦が食べたい昼に、片谷地の「そば処きむら」を3年ぶりに訪問しました。
 昨日まで4日間山形を離れていましたが、こちらに戻るといつも無性に食べたくなるのが、当方の場合、蕎麦なのです。山形の蕎麦はうまいものね。

 もりそばの大盛り、750+200円。
 せいろが2枚重なっての登場。普通盛りならこの1枚の量ということではなく、1枚に盛り切れないので2枚に分けて盛り付けましたというつくり。したがって、大盛りの麺量は1.5倍だと思われます。

 毎日手打ちしているという蕎麦は、県産の「でわかおり」を使ったもので、細挽きのやさしい舌触り。太めの打ち方、硬めの茹で方がともに上出来だと思う。
 店主が山で採ってきたと思われるわらびの醤油漬付き。本日1食目の注文だったので、蕎麦湯はほぼ透明でとろみがなかったのが少しだけ惜しいところでした。いい蕎麦を出しています。

jinen ya 20230519

 寿町の「麺道自然や(じねんや)」を1年3か月ぶりに訪問してのランチ。
 日替わり蕎麦を500円で提供しているというのでそれを狙って。

 この日の日替わり蕎麦はゲソ天そばなので、それを「冷」でいくことにし、サイドメニューにあったからあげカレー200円を添えてみました。

 蕎麦のほうは、見た目は山形標準の太さと色ですが、茹で具合は極めて硬め。おおっ、これは、立ち食いそばの茹で麺などとはまったくベツモノで、食べている感じは東根の「伊勢そば」並みの強(こわ)さ。きちんと噛んで食べないと喉をすんなりと通ってはくれません。これ、他店とは一線を画するいい蕎麦だな。
 メニューには、「蕎麦は高いとイメージしますが、山形の皆様においしい山形産でわかおりを地産地消してもらいたく、破格のお値段でやらせていただいてます」との記載が。素晴らしい心がけではありませんか。
 この日のゲソ天も揚げ立て、ショリショリ、柔らかなものがたっぷりで、まったく文句ナシ。

 一方のからあげカレーも、これが200円ってどうかしてるんじゃないのというぐらい高価値のもの。器こそ大きくありませんが、ごはんを稠密に盛り、蕎麦屋らしくないスパイシー本格派のカレーをたっぷりかけ、その上に特大サイズの揚げ立て熱々唐揚げを2個ですからね。これもまた「赤字覚悟のサービス過ぎるカレーです!」とのこと。

 いやもう、この店に惚れた! 特に味と価格と心意気に惚れた。
 これだから、食べ歩きはやめられないんだよねぇ。

izumiya 20230509

 宮城県方面へとドライブに出かけ、9時40分頃に関山街道(R48)の「大滝ドライブイン泉や」で一休み。というよりも、ここで食べてみたかったものがあったので。立ち寄ったのはおそらく40年ぶりぐらいで、ものを食べるのは初めてだと思います。

 かき揚げ天ぷらそば、650円。
 ドライブインだし、駅の立ち食いそば程度のものがやってくるのだろうから軽くかっ込んで……と、大きな期待は持っていませんでしたが、豈図らんや、大充実の一品でした。

 天ぷらがいっぱい! 揚げたばかりの手づくりで、タマネギ、ニンジンはもちろん、ナス、サツマイモ、カボチャ、ピーマン、グリーンアスパラなどが入っています。衣のつゆへの散開度合いもほどほどで適度です。
 エッジの立った太めの製麺所製の麺は黒々としていて、立派な啜り甲斐と喉越しあり。つゆも塩分が少なく味わい深い。ボリュームも立ち食いをはるかに凌駕していて、これはもう昼メシは食べなくてもいいな。

 こりゃ上出来でしょ、立ち寄って大正解。関山大滝を眺めながら寛ぎました。
 同料金のラーメンなんか食べている場合ではアリマセン。

yamanakaya westBP1 20230428

 数日前、わざわざ焼き肉屋まで行ったのに、念願の冷麺を食べないままに終わったので、今日こそはとランチタイムに清住町の「やまなか家山形西バイパス店」に2年5か月ぶりに赴き、宿願を果たしました。翌日からはGWに入り、しばらく平日の550円ランチが姿を消すので、今日のうちにということで。

 平日限定ランチメニューの、盛岡冷麺550円。
 立派。いちばんの辛口を選んだところ、カクテキが入った真っ赤な別皿が登場。爆激別辛と呼称しているものらしく、これを躊躇なく全投入すれば、どんぶり内が鮮やかな赤に染まり、ぐっと食欲を刺激します。これ、いい仕組みです。
 ハヒハヒとしたいい塩梅だし、麺は特有の弾力があってうまいし、この節珍しい甘いスイカまで入って、これでたったの550円。1杯800円前後で提供しているその辺のラーメン屋、チト頭が高いぞ。(笑) コスパは比較にならず、ダンゼンやまなか家に軍配が上がります。

 ああ、うまいなあ、冷麺。サイコーだな。
 でも、もう少し食べたい感じだな。

miyakoya 20230426

 ほぼ9年ぶりに、天童市大字蔵増乙の「お食事処都屋」を再訪しました。
 今回の狙いは、「ジャンボ!!」の枕詞が付く焼きそば700円です。

 ほほう、看板に偽りなし。大きな平皿に焼きそばが山盛り。ボトルからソースをどばりとかけてかっ込みます。
 麺は柔らかめ。特にもやしなどから出たのか水分が多めで、汁焼きそば的な味わい。これに、しょっぱい中華スープとキュウリ漬け。冷水が冷えていてひときわおいしい。

 ただでさえ多いのに、同行のつれあいからさらに2、3箸分まわってくるので、かなりの食べ応えになりました。このボリュームは、南陽市宮内の「沖ふじ中華店」の大盛りや、東根市温泉町の「東華楼」の大盛りの焼きそばを食べたときの苦難の歴史を思い出させてくれました。(笑)
 700円で得られる満腹感と至福感。蔵増にもいい店があります。

sobadokoro sakura 20230420

 1年5か月ぶりに、桜田西の「そば処さくら」を3訪しました。
 肉そば(冷)の大盛り、750+130円。
 ほぼ1か月ぶりに肉そばを食べましたが、うまいねえ、こういうの。

 ココの場合、つゆの鶏油が少なくてあっさりした仕上がり。くどいぐらいの鶏油もいいけれども、こういうのも口にナチュラルに馴染んで、とてもいいデキだと思う。
 色こそ普通だけれども、太さがあって硬めに打たれている蕎麦は、これまた存在感があっておいしい。
 たっぷりのつゆと蕎麦を啜れば、十分に腹が満たされて、至福感もうなぎ上りです。麺量は多いと感じますが、大盛りが胃にずしりとくる年齢になってしまったためなのかな。

 小松菜か何かのおひたし、半玉こんにゃく、わらび餅が添えられて、お得感あり。
 食後には別途ゆずをあしらった一口ヨーグルトが運ばれてきました。
 本場の河北町まで行かなくとも、おいしい肉そばを食べることができてシアワセです。

ajihei1 20230411

 このところ立ち食いそばや駅そばが登場するテレビ番組をよく見ていて、ああいう気取らないかけ系の蕎麦が食べたくなり、だったらあそこという手もあるなと、城北高校向かいの「味平」で食べてきました。1年5か月ぶりです。

 まず、店頭で売られている総菜の中から天ぷらのパック100円をテイクしてカウンターへ。かけそば320円とたらこおにぎり90円を注文しましたが、価格差が30円しかなかったので、かけそばを天ぷらそばに変更。天ぷらが多くなりちょっと油がちかな。100+350+90=540円。

ajihei2 20230411

 湯がいてさっと供されるそばが望みどおり。太さのある平打ちで、おそらくすぐ近くの城北麺工からの取り寄せだろうと思われます。つゆはしょっぱいけれども、この程度なら許容範囲。昼にさっと食べるかけ系そばはこれでいい。
 パックの天ぷらは、茄子、ゲソ、ちくわ2で、コストよし。おにぎりはおばちゃんの握りたてで、「おかずもどうぞ」と出されたのは、もやしと小松菜のピーナッツ味噌和え、ひじき煮、ポテサラの3種で、これだけでも150円ぐらいの価値はあります。

 最後は「腹いっぱいになりましたか?」と問うおばちゃんの笑顔で、これがまたいい。
 おいしかったかではなく、腹が満たされたかどうかを問うのは、いい大衆食堂の証。でもオレ、そう問われても困るぐらいのいい年齢なのだけどね。(笑)