2023.09.11
かつや山形江俣店のネギねぎラー油のロースカツ丼(山形市)

9か月ぶりとなる「かつや山形江俣店」で、フェア定メニューのネギねぎラー油のロースカツ丼(梅)759円を食べました。100円引き券使用で659円。
「かつや」のウェブページによれば、「ラー油と絡めたシャキシャキの白髪ネギを、だし醬油ダレを纏ったロースカツにどっさり盛りつけ、追い旨辛ラー油ソースで仕上げます。ご飯を覆うねぎとかつお節は食感と香りが口いっぱいに広がり、食欲を刺激します」というシロモノ。
上記の謳い文句に偽りはなく、そのとおりの味わいが楽しめました。鰹節を使った和風味とラー油をまとってピンピンしている白髪ネギに、からりと揚がったとんかつがなぜかしっくりと合うという、不思議な味の融合です。
おいしいのと、やや塩味が強めなのとで、ごはんがもう少し欲しくなりました。
質感のあるかつやのフェア定メニューはこれからもマークしていこうと思います。
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2023.08.18
とんかつ竹亭山形店のかつ丼(山形市)

2年2か月ぶりに、桜田東の「とんかつ竹亭山形店」へ。
この日は毎週木曜の「とんかつ竹デー」に当たっていて、150gのロースかつ定食が1,100円で提供されるので、わざわざこの店をセレクトしたのでした。ところが入店してみると、お盆の週は竹デーがお休みで、レギュラーメニュしかないというではありませんか。チッ、見事なフェイントにヤラレちまったな。
気を取り直して、かつ丼1,408円をセレクト。……ナンダ、この高さは。カツ丼1杯でこの価格か。「かつや」なら594円で食べられるのに。(爆)
豚の脂身がおいしかったかつてよりも質が落ちた印象があり、価格相応に肉がいいとか大きいとかいうわけでもなく、これならはっきり言って、「とんかつちん豚」のかつ丼850円や「とんかつ三州屋」のカツ丼(ロース)900円のほうが、味、量、価格のいずれをとっても断然上だと思う。
「竹亭」がごはん、キャベツ、味噌汁のおかわりが自由だと言っても、たとえば「とんかつ三州屋」ならはじめからごはんもキャベツも大盛りで、味噌汁はどんぶりに入って出てくるので、おかわりなんてそもそも無理なレベルに至っているわけですから。
お盆明けから外してしまいましたが、またいずれ木曜に利用することにして(他の曜日は近寄らない)、「竹デーはやっているか?」としっかり確認してから着席することにします。(誓)
2023.07.09
かつや山形荒楯店のとんこつチキンカツ丼(山形市)

かつやのHPを見て、7月7日から期間限定メニューとして「とんこつチキンカツ丼」が販売されると知り、さっそく食べてみることにしました。荒楯店は11か月ぶりとなります。
とんこつチキンカツ丼869円。
HPによれば、「新作は、思わず2度見してしまう、まるで……な「とんこつチキンカツ丼」。濃厚豚骨タレでボリューム満点のチキンカツを堪能いただく一杯。トッピングは、1枚海苔と紅生姜にメンマ、なるとそしてチャーシューを添えました。暑い季節の食事の時間も、思わずクスっと楽しい気持ちで過ごしていただきたいと考え誕生した新メニューです」とのことです。
彩りがよく、確かにルックスが目を惹き、びっくりな目果報が得られます。食べてみると、どんつゆがとんこつ風味なので、それにもびっくり。
でも……、とんこつラーメンとチキンカツ丼をあえてひとつに合体させる必要性はあったのでしょうか。自分なら、とんこつラーメンとミニカツ丼を別皿で食べたい気がしますが……。
そのようなことから、この風変わりなフェア定はもしかしたら世間から不評を受けることになるかもしれません。しかし、こんなの他では食べたことないという新鮮さから判断すれば、内外野の間に落ちたポテンヒット的な値打ちがあるように思います。これもヒットはヒット。ああおもしろい。
ただ、正直言ってやや高いです。カツ丼の梅が594円なわけで、それとの300円近い価格差は埋められているとは思えません。

2023.07.01
なか卯天童店の牛すき丼(天童市)

旅行のため山形空港へと向かう途中、昼前の時間に軽く腹ごしらえをしてから搭乗しようと、天童市山元の「なか卯天童店」で食べました。2年9か月ぶり。山形市内にはもうなか卯の店舗はないので、ここが貴重な「なか卯」スポットなのです。
なか卯なら親子丼でしょうがそれは前回食べたので、牛すき丼530円にしてみました。どのように調理しているのか詳しく知りませんが、運ばれてきたものを見る限り、カケモノは袋入りをレンチンして乗せただけのような印象。違っていたらゴメンナサイ、そのように見えるということです。
クオリティも味もそれなりですが、この価格で食べられるのであれば、なんだかそれも許せてしまいそうです。24時間営業だしね。
ただ、ダメだなあと思うのは、味自慢を標榜している「牛丼」の単品のラインナップが見当たらないことです。メインメニューとして牛丼を前面に出すべきです。
2023.06.05
吉野家山形西バイパス店の焦がしねぎ焼き鳥丼(山形市)

吉野家の期間限定メニューの焦がしねぎ焼き鳥丼を食べてみたいと思い、西田の「吉野家山形西バイパス店」を1年か月ぶりに訪れました。
焦がしねぎ焼き鳥丼(並)+サラダセット、547+195=742円。
「ねぎを焦がすことで風味豊かな香りと、濃いめの醤油ベースのにんにくだれが焦がしねぎに絡みあって、ご飯がすすみます」という逸品。
確かに焦げた風味がステキだ。ネギの緑と紅生姜の赤の彩りがよろしい。
学生時代、牛丼の並なんて少なすぎてちゃんちゃらおかしいと思って食べていたものだけど、今となっては並盛りでも腹にずしりとくる手応えに変わりました。
吉野家もすき家のように、何種類かのドレッシングを卓上にセットして自由に使わせるべきだし、会計時にクレジットカードが使えないのもどうかと思う。こうなると、牛丼が食べたいときはカケモノフリーのすき家か、味噌汁付きの松屋に行っちゃうんだよな。
そうは言っても、同じく期間限定の牛麦とろ丼602円にもそそられるものがあったなぁ。
2023.05.14
山辺温泉食堂のかつ丼(山辺町)

「山辺温泉保養センター」で朝風呂に浸かるシアワセを味わい、その後ここに付随している「山辺温泉食堂」を初めて訪れて昼食をとりました。
これがウリなのだろうなと思われる、かつ丼750円。おお、立派立派。
はじめに口にするわかめとネギの味噌汁のいい塩梅で、ココの味は確かだとわかります。
紅生姜と緑のネギと玉子の黄色でなかなかいい見栄え。配膳まで時間がかかったのでもしかしたらとんかつは手仕込みかと期待が膨らみましたがどうやらそうではなく、できあいのものを揚げている感じで、衣の厚さがしっかりしています。(笑)
でもまあ、甘辛い味がちょっぴり強めに施され、丼つゆの量も適当で、熱々をかっ込むのが楽しい。
ご飯の質と味付けは勝りますが、とんかつの肉と揚げ具合、それに価格の2点は、数日前に食べた「かつMI」のほうが上かな。
これが900円と言われると困りますが、750円なら納得できるデキでした。
2023.05.12
カツ丼肉そばかつMIのカツ丼肉そば(普通)セット(東根市)

宮城旅の帰り、R47で山形県内に入り、遅い昼食処を探しながら南下し、16時前にやっと開いていた店を見つけたのがここ、神町北の「カツ丼肉そばかつMI」でした。ここは5年7か月ぶりとなります。
腹がペコちゃんだったのでお得なセットメニューに目が行き、メインをカツ丼にして、山形のかつMIにはない肉そばを、少し考えて行っちゃえと、ミニではなく普通にしました。合わせて1,078円。
肉も溶き卵もたっぷりのカツ丼がうまい。ご飯がもう少しおいしければサイコーでしょう。これが単品で539円ならオッケーだよねぇ。
肉そばは、親鶏肉少々に胸肉のほぐしたものを加えているところが難点。これが単品649円なら、カツ丼よりはコスパは落ちると思う。
とはいえ、ガッツリ食べて大満足。夕食抜き決定。肉そばはミニにとどめておくべきだったかな。
2023.03.24
ぱっぷや霞城セントラル店のカツ丼(山形市)

鶏の唐揚げを食べたいというつれあいのリクエストを受けて、頭に浮かんだ何店舗かの中からもっとも足が遠ざかっている駅西の「ぱっぷや霞城セントラル店」をセレクトし、3年7か月ぶりに再訪しました。
つれはカラ揚げ2種定食のカラ揚げ+チキン南蛮定食1,000円、当方は以前唐揚げを食べているので、カツ丼910円にしてみました。
でっかいどんぶりに、ブリッジが架かるほどのサイズのとんかつ。そして、他店に比べかなり多い溶き玉子。普通盛りのごはんも多めで、ナルホドこのクオリティであればこの価格もやむを得まいと納得。
とんかつの厚さは標準的かもしれないけど、大きさはかなりのもので、破壊力という点では十分に評価できるもの。加えて玉子の部分にはタマネギだけでなくたっぷりのネギも含まれていて、これも独特でおいしい。
最後はつれから回ってきた唐揚げ2個も腹に収めて、満腹になりました。
なんだかとても楽しくハッピーな気分になれた、ぱっぷやランチでした。
2023.02.16
さっぽろのかつ丼(山形市)

まだカツ丼を食べたことのない店でそれを食べてみようとあれこれ考えて、2年1か月ぶりに北町の「さっぽろ」に行きました。ここでは中華そばかやきそばが定番で、めし物を食べるのは初めてです。
かつ丼750円。いまどき安い部類でしょう。
湯気もうもうにて着丼。つまり、開店直後の入店だったので店内の温度がまだ上がっていないということでもあるわけです。(笑)
店で供するカツ丼にしては、塩味、甘み、脂がいずれも抑えられており、やさしい味わい。トンカツは厚さ、大きさともそこそこで、トンカツ専門店ではなく大衆食堂のものとして標準的でしょうか。表面の3分の2ほどがカツで覆われていて、残りの部分はタマネギ多めの卵とじで埋められています。
その下のごはんは薄盛りで、ちょっぴり足りない感じ。中華そば600円も入るなと思ったけれども、ここはぐっと我慢しました。
ワカメと麩にネギを散らした味噌汁と、食べごろになった青菜漬が美味だったのが印象的でした。
2023.01.24
すき家348号山形南館店の白髪ねぎ牛丼(山形市)

期間限定の白髪ねぎ牛丼を食べてみようと思って「すき家あこや町店」に赴いたところ、その商品は売切れデアルと。外にその幟まで立てているのに、ないとはこれいかに。
それを食べに来たのでここはダメと、何も注文せずに退店。その足で「すき家348号山形南館店」に入ったところ、こちらにはちゃんとありました。
白髪ねぎ牛丼(並)のサラダセット、580+190円。
たっぷりのシャキシャキ白髪ねぎと、胡麻油香るすき家特製旨塩だれが特長の商品であるとのことで、なかなかジョートー。
いつもの牛丼に何らかのトッピングを加えることで、一味違ったおいしさが体験できて楽しい。ただ、ノーマルの牛丼なら400円で食べられるところ、トッピングで180円も加算されてしまうと思うと、ややエクスペンシヴです。
サラダセットは少し値上がりしたけれども、まあお値打ちだと思います。
他店舗も含めて1年2か月ぶりのすき家メシ、おいしくいただきました。
2022.12.28
かつや山形江俣店の味噌タルカツ丼(山形市)

この日の昼食は、2か月ぶりとなる「かつや山形江俣店」にて。
期間限定のフェア定食2種の中から、味噌タルカツ丼715円をチョイス。
シャキシャキのねぎとタルタルソースをたっぷりのせて頬張るというもので、ねぎもタルタルも好きな当方としては願ったり叶ったりのメニューです。ロースカツの揚げ具合も安定しているし、麦味噌の香ばしさも味が濃くておいしい。
つれあいは、もう一方の味噌たまカツ丼715円を注文。とろっとした玉子を濃厚な味噌をまとったカツに絡めて食べるもので、これもおいしそうです。
これを100円引きクーポンを使って一人当たり615円で食べられるのであれば、もう十分なのではないか。
2022.12.21
長好亭みさきのソースカツ丼(上山市)

1年ぶりに上山市美咲町の「長好亭みさき」を3訪しました。
ウェブでメニューをチェックして、生姜焼き定食かカツ丼にしようと思ったところ、近頃になってメニューを変えたようでそれらはなく、しばし考えてソースカツ丼950円にしてみました。
いまどきかつやなら572円で十分に納得して食べられるソースカツ丼が、こちらでは950円とは豪気。もしもかつやと同程度のものが出てきたらがっかりだよナと思いながら待っていると、ナヌー! 思わずニヤリとしてしまう立派なものが運ばれてきました。
このカツ、でかっ! 想定の倍の面積はあるでしょ。齧ってみればカリリとした揚がり具合でスバラシイ。中の肉の厚さはさほどではないけれども、この衣と相俟って、ソースカツ丼にはふさわしいとんかつだと思う。
ごはんの上に千切りキャベツを載せて、ここでいったんソース。そこにバカデカのとんかつを載せたら再度ソースというダブルソース仕立てになっていて、このとんかつのボリュームと味の濃厚さに対するごはんの比率は圧倒的に低いという印象です。しかしながらこれはとんかつがデカすぎるために生じるアンバランスであって、全体の量としては、1.5人前近くはありそうです。
あまりにも多いので、ラーメンを注文して麺が少ないと感想を漏らしていたつれあいにカツ2切れを供与。それでも十分な満足度が得られ、やや油酔い気味となりました。
価格に合った充実度と、それに伴う満足度。上山の飲食店で食べるトンカツはどこもデカいという法則性を発見しました。
2022.12.14
居酒屋紀Sakuの日替り定食(上山市)

上山市の中心部と思われる二日町のめんごりあ交差点近くにランチの幟が立っているのを見つけていて、その店は「居酒屋紀Saku」という店であること、そして上山市のpaypay3割還元キャンペーンの参加店であることを知り、このたび初訪問してみました。
主は居酒屋のようですが、日曜を除く毎日昼営業していて、日替わりのランチが売りのようです。
この日の日替りランチ800円はソースかつ丼とのこと。注文時、ごはんの量はどうしますかと問われたので、少し多めにと返すと、じゃあ大盛りですねと。
でもって、やってきたのを見た段階でザワリと鳥肌。トンカツの下がごはんで膨らんでおり、こんなに食べられるかというほどのごはんの盛りにのっけから辟易状態となります。ダメだよ店員さん、自分のような年齢の者にこのような大盛りを持ってきちゃ。ちょっと多めどころじゃないでしょう。(苦笑)
……でも、おいしい。ご飯をたっぷりとかっ込みつつソースのついたトンカツを齧れば、減る速度は牛歩のようではあるけれども着実に減っていくのでアッタ。
しかしなぜ、トンカツに辛子って、こんなに合うのだろう。マヨをつけてもイケルし。油揚げとタマネギの味噌汁もおいしい。
自分にとって2.5食分くらいはあるであろう大量の食料を一度に摂取して満腹となった腹をさすりつつ、今月1か月分の献立表を撮影。つまりはもう、近いうちにまた来ようという気になっており、その時は献立を見て日を選ぼうという考えていたわけです。
この店、グッド!です。
2022.11.20
とんかつ松のや山形深町店のロースかつ丼(山形市)

松のやのホームページのメニューに載っている「"松のや"の得朝コロッケカレー」390円を狙って、11時前に2か月ぶりに再訪。
ところが、券売機のメニューをためつすがめつ眺めてもそれが見当たらず。後で知ったところによると、松屋との併設店では販売していないとのことでした。
仕方がないので、別のものを。朝定食にはたまたま魅力を感じなかったので、ロースかつ丼590円にして、持っていた生野菜無料券(通常130円)を使いました。
結論から言うと、想像していたものをはるかに超えた立派なセットでした。
かつ丼は、とんかつもごはんもボリュームたっぷり。カツのデキは「かつや」並みのスグレモノで、厚さとボリュームはこちらのほうがあったように思います。どんつゆが若干濃いめなところが口に合い、閉じた卵も絶妙。満足だなあ、味噌汁も付いているからねえ。
生野菜も男性好みの量があり、卓上の各種ドレッシングで味わい方も自在。牛丼ではないけれども紅生姜も使っちゃえ。
……という具合に、大いに楽しみました。いいよなあ、松のや。790円のささみかつ定食が今なら500円で食べられたとあとで知り、情報収集不足を悔やんだところです。
2022.10.29
かつや山形江俣店のカツ丼(梅)(山形市)

割安な値段と揚げ具合のよさとフェア定の妙があるため、わりと着実なローテーションで利用しているのが「かつや」で、市内に3店あるうちから今回は5か月ぶりに「かつや山形江俣店」へ。
期間限定の秋の海鮮フライ定食759円を狙ったものの、売れ行き好調のためか販売終了となっていたので、かつや定番のカツ丼(梅)を。
30円値上げして520円+税になっていますが、10月末まで有効の100円引き券を使って472円。その上に25%プレミアム付きの電子商品券を使っているので、実質350円そこそこで食べている勘定になります。
熱々だし、味わいは安定しているし、腹が満たされるしっかりした量があるしで、かなりの満足感が得られ、それなのにたったの354円。
かつていた職場で、「カツ丼ならかつやで十分!」とみんなの前で堂々と語っていた同僚がいたことを思い出しましたが、食べていて当方も心からそう思えました。
2022.08.20
ABC食堂天童店の味噌カツ丼(天童市)

400円の味噌カツ丼があるらしいので、天童市山元、山形バイパス沿いにある「ABC食堂天童店」をほぼ5年ぶりに再訪しました。名古屋地域と違って、山形では味噌カツを供するところがそう多くなく、あったとしてもわりと高いのです。
味噌カツ丼のR(=レギュラー)に味噌汁を添えて、400+50円。
ちなみに、特製味噌かつ定食は780円。味噌汁・漬物付きとはいえ、これだけ開きのある価格差はどう理解したらいいものか。
400円で立派なカツ丼を求めてはいけないだろうと、そう大きな期待は持たずにいましたが、配膳されたものを見てほほうと感心。広口のどんぶりに不足感のないごはん。敷かれたキャベツの上には想像していたよりもずっと大きいロースカツがドン。食べてみても一定程度の厚みが確保されているではないですか。味噌の味も甘辛かつたっぷりで、思いのほかグーじゃん。
セルフのコーヒーまで飲めて、十分に満足できてしまうスグレモノ。つれあいの注文した味噌ヒレカツ丼+味噌汁と合わせても、3桁価格の970円とは……よくやってくれるなぁ、ABC食堂。
2022.06.15
かつや山形大野目店の豚ハラミのスタミナ炒めとチキンソースカツ丼(山形市)

大野目店は8か月ぶり3回目ですが、市内に3店あるかつやはローテーションを組んでわりと頻繁に利用しています。近頃の狙いはもっぱらフェア定です。
6月3日から始まった合い盛りの新作は、「豚ハラミのスタミナ炒めとチキンソースカツ丼」759円。
かつやのHPによれば、「ごろっとカットした豚ハラミと野菜たっぷりのスタミナ炒めを、塩ニンニクたれで仕上げたパワーメニュー。トッピングの辛味噌で味変をしながら食べごたえも楽しみ方も豊かな一品に。一方、合い盛りのチキンカツはシンプルにソースで仕上げた正統派。1度で2度おいしい合い盛りシリーズ。シンプルに丼のみでご用意いたしました」――とのこと。
まさにそのとおりで、とりわけスタミナ炒めのほうは、塩ニンニクたれのパンチ力が井上尚弥なみの強烈な破壊力があって美味。
これは先ごろ、博多で味わってきたばかりの名物「スタミナ鉄板焼」と同じものです。ざく切りキャベツがもりもり、豚ハラミ肉がゴロゴロ、強い塩味とニンニク味、滲み出した脂に辛味噌……などがその特徴になっていました。
チキンカツも安定のうまさ。
これが759円であれば、ふ~んといった印象ですが、値引き券を使って659円だと、安いよね~♪と笑顔になれます。ああ、んまかった。
2022.06.06
松屋山形深町店の洋風ガーリックポークステーキ丼(山形市)

福岡に滞在中、店の前を歩いていておいしそうに思えた、松屋の洋風ガーリックポークステーキ丼。それを食べてみようと思い、3か月ぶりに「松屋山形深町店」へ。
券売機でなかなかそのメニューを見つけられず、店員さんを呼んで、洋風ガーリックポークステーキ丼630円の食券をなんとかゲット。「期間限定」ではなく「丼」に区分されていたのでした。
分厚くて柔らかな豚肉に“ガーリックテイスト”の香ばしいソースを絡めた丼デアルとのことで、松屋のウェブページに載っているものは、ごはんがまったく見えないぐらいに表面を肉が覆っていたのですが、実物はごはんがたくさん見える。(笑)
でもまあ、ガーリックのパンチ力が鼻から舌から食欲を刺激して、おいしくいただけました。
風味としては、帯広の名店「ぱんちょう」で食べた豚丼に相通じるものがあると思ったところです。
2022.06.04
MARU食堂の日替り定食(山形市)

この4月に、北町の「優勝軒山形北店」のあとにできた「MARU食堂」を初訪問しました。
カレーと定食がメインなのかな、ほかにもパスタ、各種麺類と、何でもあり状態です。
日替りカレーと日替り定食も用意されていたので、今回は日替り定食の温玉から揚げ丼880円をチョイスしてみました。ドリンクバーが付いています。
熱々の唐揚げ5~6個に甘だれとマヨネーズ、分葱がかけられ、温玉添え。その下のごはんの量はノーマル。味のはっきりした味噌汁と、ポテサラ、漬物がセットになっています。
味自体はいいのですが、配膳と下げ膳はセルフサービスなのにこの価格では、他店と比べてけっして安くないと思う。
食事券の半券で山形ファミリーボウルのボウリングの1ゲームが無料になるようですが、ボウリングをしない人にはメリットはなく、一般客に対しても、この店を選んで入店したくなるような何らかの仕掛けが必要ではないかと思います。
時間がたっぷりあって、ドリンクバーを何杯もイケルようなら、お得かもしれません。
カレーも一度は試してみなければならないと思っています。
2022.05.11
かつや山形荒楯店のカツ丼(梅)(山形市)

「かつや山形荒楯店」でカツ丼539円を。
かつ丼といえばかつては近くの蕎麦屋か食堂で食べるものだったけれども、この頃は丼物を出さない蕎麦屋が増え、何でも供することができる器用な店も減っているように思います。そこで「かつや」の登場となるわけです。
結論から言うと、「かつや」なら味も価格も十分満足できるかつ丼が食べられる――ということ。カツの揚げ具合が一流だし、主役のカツを邪魔しない甘過ぎず辛すぎずのどんつゆが適量使われているし、それらが店や時間帯によって大きくブレることがないのもこの店のいいところ。今や、かつ丼のスタンダードは「かつや」が示してくれていると言っても過言ではないのではないか。
丼物は腹がくちくなるまでかっ込むのが流儀ですが、そこまでの量がないのは「かつや」の奥ゆかしいところ、というか、戦略でしょうか。もうちょっと食べたいな……というところでどんぶりの底が見えます。
それでもこのかつ丼であれば、味噌汁やサラダを付けなくても、満足できるものになっていると思います。
まもなく始まる次のフェア定は「大人様ランチ」であると予告されていました。いつもどおり100円割引券をもらったので、それを持って食べに行くことにしよう。