2023.03.09
そばの店ひらまの中華そば(米沢市)

福島方面へ出かける際に昼食をとったのが、米沢市浅川の「そばの店ひらま」。米沢ラーメンの名店中の名店として過去に何度か訪問しているのですが、ブログの過去記事を調べてみると、あれ?ひらまのデータがないじゃん。コレハ意外なことであり、極めて大きな手抜かりでした。
ということで、このブログ初登場となるひらまの中華そば700円。
これぞ米ラーの名店の味。極細打ち、極縮れの小麦風味の強い麺が、茹でてもまったく切れることがなく、箸で持ち上げるととてもきれいな麺線を鑑賞することができます。啜ったあとは、ほとんど噛まないうちに喉を通ってしまうという、米沢ラーメンの神髄が楽しめます。ああ、んまいなぁ!! スープもあっさりしていて極上だ。当然ながら、完飲。
こううまいと食べているときは普通盛りでは物足りませんが、食後には適度な満腹感が得られ、わが年齢としては普通でいいのかなぁと。食べたければ、また来ればいいだけのこと。
いずれにしても美味、至福。人気店なわけです。
11時過ぎの入店でしたが、たちまち行列ができていました。
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2023.03.03
初代しちのやの支那そば(山形市)

去年12月にオープンし、早朝から元気に営業しているという「初代しちのや」を初訪問しました。十文字というところが仙山線楯山駅の近くであることを初めて知りました。
支那そばのこってり。100円増しの大盛りにしようかと思っていましたが、卓上にふりかけが置かれていたのを見て、普通盛りの小ライス付に変更して、800+100円。
これ、おいしい。背脂チャッチャの下のスープは、かえしの醤油香が秀逸。やや甘めで、焦がし風味のような独特のテイストがあり、こういうの、好きな味なんだよねぇ。その脂に浸ったたっぷりのニラと、火が通ってしんなりとしかけたネギがいい仕事をしているほか、筋の通ったメンマの食感もスバラシイ。
麺は、やや細めのウェーブ麺でつるりとしたいい舌触りと味わい。けれどもこれだと若干、スープのコク深さに負けているかもしれないなぁ。麺箱から判断して、天童市蔵増の「渡辺麺工」製のようです。
適量のライスは、はじめはふりかけで食べ、残りはスープに投入しておじや風に。
寒河江市の人気店「ラーメンはちのや」で修業したという店主は厨房から大きな声で客を迎え入れる元気さがあり、テーブルまわりの清潔さを見ればフロア担当の女性陣もはりきっていることがわかります。いずれ朝ラーでも伺ってみたいと思います。
2023.03.01
石臼挽き自家製粉けやき庵のけやき庵の中華そば(山形市)

明治時代に建てられた古民家を改装して昨年11月にオープンした、下反田の「石臼挽き自家製粉けやき庵」を初訪問してみました。
蕎麦屋だけれどもラーメンもおいしいとテレビ番組で紹介されていたので、今回はけやき庵の中華そば780円を所望。
逆三角錐の形をしたどんぶりで登場。第一印象は、鶏ガラの香りと表面の鶏油。啜ってみれば、和風に振れたスープに少しの甘みと鶏油の濃厚さが加わった味わい深いもので、いいんじゃないかい、コレ。極めておいしいので、最後はレンゲを置き両手でどんぶりを持ち上げて完飲することになりました。
厚みがあり噛み応え満点の豚のレアチャーシューのほかに、肉中華で使われる親鶏も少々。メンマは穂先メンマを使用し、水に浸す前処理が施された多めの刻みネギもグッド。
いかにも自家製らしいやや細の手もみ麺がほろほろとした食感でおいしく、唯一無二とは言わないまでも、この店のオリジナリティが感じられます。
普通盛りの麺量もそれなりにあり、納得の一杯でした。
閑静な里山集落の一角にある、隠れ名店的な風格あり。
次回は石臼挽き自家製蕎麦880円をプラス150円の大盛りでいってみたいと思いました。
2023.02.21
城西金ちゃんラーメンの岩海苔ラーメン(山形市)

この日は山形のオーソドックススタイルのラーメンを食べようということになり、1年3か月ぶりに名店「城西金ちゃんラーメン」を訪問しました。
岩海苔ラーメンの大盛り、850+150円。
いつもどおりいい仕事をしていて、手もみの効いた麺がうまい。ダシの味わいだけではなく、かえしの醤油味が冴え冴えとしていて、スープもまた極めておいしい。大盛りの麺量も充実していて、ハイグレード。さすが実力派、安心感、満足感はハンパありません。
ここの岩海苔ラーメンは初めてでしたが、海苔の量はさほどではなく、少し古いのか、あるいは湿気っているのか、庄内地域あたりで食べるような岩海苔特有のいい磯風味はあまり感じられません。
こうなると、城西金ちゃんではふつうの中華そば700円を大盛りでいったほうが満足できそうです。あるいは、みそラーメン820円にチャーシュー付きの半ライス80円を組み合わせるという手もありそうです。
2023.02.08
伊藤商店山形中野店の白の中華そば(山形市)

中野の街道沿いで今年1月にオープンしたばかりの「伊藤商店山形中野店」を初訪問しました。
仙台の雲の上カンパニーという会社の運営する店で、現在宮城・山形・福島・栃木で13店舗を展開しているようです。
仙台朝ラーの先駆者的な店で、飯豊山系の伏流水を使い、厳選材料と熟練の技でつくったという多加水麺と、鶏ガラ・豚ガラ・魚介類を濁らせず丁寧にゆっくりと炊き上げたスープが特徴であるとのこと。この店の場合、厨房とフロアを3人の女性で切り盛りしていました。
ラーメンには金・白・黒があり、初めての今回は、背脂入りのこってりスープだという白の中華そばの大盛り、800+100円をチョイスしました。
プリッとした感じの麺がおいしく、白醤油仕立てなのか色が薄く塩の味わいも感じるスープ。ほんのりと胡麻油の香りがします。背脂がいい仕事をしており、つれあいが注文した背脂の入らないあっさりタイプの「金」とは大きく異なる深いコクが加わります。そして、刻んだ生タマネギがその濃厚さをうまくやわらげているといったつくりです。
うん、おいしい。しかし一方、トッピングの具材の量にややコストカットの形跡が感じられるのと、大盛りにしてもさほど量が増えないことあたりがウィークポイントになるかもしれません。
いずれ自慢の朝ラー500円も食べてみないと。金と黒、油そばにも好奇心が惹かれます。
2023.02.07
ラーメン処おいわけの赤ねぎラーメン(上山市)

上山市弁天の「ラーメン処おいわけ」を丸11年ぶりに再訪しました。
それは、赤ねぎラーメンが食べたいため。11月中旬からの冬季間限定で提供していて、内陸山形界隈で赤ねぎのラーメンが食べられるのはこの店のほかにはないのではないかと思います。
なお県内では、庄内の平田地区(現酒田市)が赤ねぎの産地となっていて、同地区の「ふれあい茶屋つたや」や日帰り温泉施設「アイアイひらた」の併設レストラン「食事処南麓」でも食べられたものですが、今はどうなのかな。
赤ねぎラーメンの大盛り800+100円に、赤いかげそ天200円を添えて。
赤ねぎの彩りがそそり、焦げの入った焼きねぎにもホレボレ。スープの色は濃いめですが、塩辛さが抑えられていて、ダシが強すぎないのでかぐわしい醤油香がぐっと引き立ちます。麺はちょっぴり茹でが強いでしょうか。全体として、素朴ないい味わいです。
げそ天は、大きいものが3本。柔らかいけれども脚が細くて衣が厚く、格別美味だとは思いませんでした。たくあん付き。
水・木・金の週3日定休とハードルが高く、ここ何度か振られていた店でしたが、赤ねぎラーメンをようやくにして食べられて、よかったです。
2023.02.04
ますや本店台新店の「伝」(福島県郡山市)

いわき滞在から戻る途中、郡山で昼食。「郡山ブラック」といわれるラーメンを食べました。市の西部の台新というところにある「ますや本店台新店」にて。
なお、「郡山ブラック」とは、醤油の色が濃く黒いけれども見た目よりもずっとまろやかな味の、福島県中通りに古くから根付いているラーメンです。
明治時代に郡山駅前で創業した「ますや食堂」の醤油ラーメンが元祖とされ、その味が市内のラーメン店へと広がったものだとのこと。その元祖だった「ますや食堂」は閉店しましたが、その後店名は親族によって受け継がれ、ますや分店(今は閉業)、ますや本店が開店。郡山市のパンフレットには5店が紹介されています。郡山は、人口当たりのラーメン店舗数が全国トップクラスの激戦区なのだそうです。
「ますや本店」は一度暖簾を降したものの、末裔の現主人が2002年に再開店。
「伝(でん)」750円。昭和20年頃からつくられ始めた、これぞ「ますや本店」と言われる真っ黒な醤油スープ仕立てで、当時からのキレのある醤油と奥深い味を実現させたものとなっています。
4種類から選べる麺は、「伝」の場合は中麺がいいということなのでその麺にして、チャーシューはミックスの、いわゆる「おまかせ」で。
いやこれ、おいしい。スープはしょっぱからずコク深く、3枚のチャーシューはドンブリの表面をすべて覆うほどで、ビジュアルにもホレボレ。麺量も少なくないし、価格もそこそこだし、地元っ子が通いたくなるのがよくわかりました。
2023.02.01
らー麺Do・Ni・Boの朝らー全部のせ(山形市)

朝出発の小旅行の際、朝ラーメンをやっている南原の「らー麺Do・Ni・Bo」を2年1か月ぶりに4訪して、朝らー全部のせ860円を食べました。
こってりにしてもらって。朝らーのレギュラー540円に、チャーシュー2、ワンタン2、煮卵が加わったもの。320円プラスはややエクスペンシヴですが、このぐらいいろいろなものがのってこの価格なら標準的。むしろレギュラーが安いのでしょう。
スープの取り方が粗いというか、やや雑味を感じるところがありますが、全体の味わいとしてはいいと思う。量的に格別多いわけではなく、朝の一杯にちょうどいいような感じでした。
2023.01.20
中華蕎麦春馬のルーキー煮干し(天童市)

天童市東芳賀の「中華蕎麦春馬」は、ほぼ8年ぶり、3回目となります。
過去には ルーキー味噌とまぜそばを食べていて、旗艦メニューと思われるルーキー煮干しが未食になっていました。
ルーキー煮干しに九条ねぎを添えて、800+100円。
全粒粉使用の自家製太麺が独特。パツパツとしたここ春馬ならではの食感で、ハマる人はどっぷりハマるでしょう。
「ふつう」にしてもらった背脂の量は適量で、こってりとしたいい塩梅のスープ。しっかりした煮干し風味もよく、それが強調され過ぎていないバランス感覚もいいと思う。うまみ成分が強いのだけど、この凄味はどうやって出しているの?
デカい四角形のチャーシュー。目測ですが、10×15cmほどはあったはず。青海苔もいい仕事をしています。
九条ねぎは、麺を2~3口啜ってからどばりと投入。くーっ! ねぎ好きにはたまらず、鮮やかな緑の彩りが秀逸で、これは添えるべきでしょう。
春馬のやることなので、普通盛りでも量に不足感はなく、ちょうどいい腹具合になりました。
眼と舌で味わえて、ナイス。次回は普通盛りでも麺量300gの味玉中華そば800円をいってみようか。
2022.12.29
清来軒そばやのチャーシューワンタンメン(上山市)

上山市新丁クランクの「清来軒そばや」訪問は2年7か月ぶり。これが4回目になるのかな。上山paypay3割還元キャンペーンも残すところあと3日となり、この店が最後の利用店になるかもしれません。
チャーシューワンタンメンの大盛り、850+150円。
近時ほぼ全品が100円、大盛りが50円値上がりしていますが、味は確かです。スープの奥にほのかな甘みが感じられ、まろやかで優しい味。チャーシューは通常2枚のところが5枚になるようです。
お品書きに中華そば700円、ワンタンメン700円、ワンタン800円とあり、これらがどう違うのか、働き者と思われる店のおばさんに尋ねると、ワンタンメンはラーメンとワンタンが「半々」になっているとのこと。ナルホド、量で調節しているわけね。だったらワンタンメンは750円になりそうなものだけれども、そこは50円サービスということなのでしょうか。
その大盛りはというと、麺量はそれほど多くはありませんが、ワンタンはずいぶん入っているなと感じるほどに多いです。
これが1,000円というのはチト高い感じがするけれども、今時の材料、燃料等の価格高騰を考えればやむを得ないのかもしれません。
2022.12.27
金ちゃんラーメン上山店のチャーシューラーメン(上山市)

8か月ぶりに上山市街地の北の入口付近にある「金ちゃんラーメン上山店」へ。
大好きな店の一つでもう10回ほどは通っているので、目新しさという点では格別のものはありませんが、抜群の信頼性と安定性、そしていつ食べても帰りには満足できるという、素晴らしい店だと思っています。
そのいちばんの白眉はコストパフォーマンスです。今回は3年7か月ぶりにチャーシューラーメンの大盛り700+100円を食べましたが、この値段は近時の値上げラッシュに逆らうようにして、前回時の価格が据え置かれているのは感涙モノです。
チャーシューは、ラーメン600円の2枚から7枚に増えて、わずか100円増し。なおかつ、前回時よりもチャーシューが大きくなっているようです。
大盛りは100円増しでしかないなのに麺量が2玉になり、腹がくちくなること請け合い。その麺も、結構太めで手もみの入ったぐにぐにした形状のツルシコ緬で、さすが金ちゃん系列の自家製麺と唸らせられるものです。
いつ食べてもホレボレ。他店よりもおいしく、ぐんと多く、なおかつべらぼうに安いという、ラーメンマニアにとって天国もしくは龍宮城級のラーメン店です。……褒め過ぎかな。(笑)
2022.12.23
山椒そばやのチャーシューメン(上山市)

ここのラーメンをもう一度食べたいというつれあいの強いリクエストに応えて、半年ぶりに葉山の「山椒そばや」を訪問しました。開店直後なのに駐車場はほぼ満杯。数分後には入店待ちの列もできていました。
ここならコレの、チャーシューメンの大盛り850+100円。
相変わらず黄金色のスープが美味。モモ肉のパサ系6枚のチャーシューは脂が少ないので胸やけがせずにおいしく食べられます。
縮れの少ない細麺は、米沢ラーメンの手もみ縮れとは食感がベツモノだけれども、喉の通りは米沢同様に極めてよし。素朴ではあるけれどもおいしい麺です。大盛りにすると量は2玉なのかもしれず、たっぷり食べた気になれます。
だいぶ値上がりしたけれども、味は確か。不定休で休みがちなところが気になりますが、この味をこれからも守り続けてほしいと思います。
2022.12.15
八千代食堂のラーメン&ミニカレーセット(上山市)

上山市二日町の「八千代食堂」を訪れたのは、11年5か月ぶり2回目。
初訪時はラーメン&ミニ天丼セットを750円で食べていたので、今回はラーメン&ミニカレーセット950円を注文してみました。だいぶ値上がりしたとはいえ、リーズナブルな料金です。
ラーメンは、かえしの醤油の香りと味がとてもよく、魚介風味を強めに効かせた出汁もスグレモノ。初訪時には「スープはあまり吟味されていないようで、醤油味が強すぎ。ダシは強調されていないので、醤油だなぁという印象」と感想を書いていましたが、今回改めて味わってみて、そのときよりもずっと自分好みでおいしい一杯だったと、よさを再認識したところです。
同料金で添えることができる天丼、カレー、炒飯から選ぶのであれば、自分の場合ほぼ天丼にいきますが、ここのカレーはブラック仕立てでエスニックな香りが強く、大衆食堂のカレーの範疇を超えている感じ。グリンピースが数個あしらわれるあたりにも惚れ惚れします。
ボリューム的には重すぎるようなことはなく、この程度なら食べ過ぎて身体を苛めているといううしろめたさを感じずに済みます。(笑)
納得のゴチソウサマ。
2022.12.02
五十番食堂のAランチ(上山市)

この日も上山攻めは続き、矢来の「五十番食堂」を、1年10か月ぶりに3訪しました。
ねらったのはカレーライス630円もしくはカツカレー780円だったのですが、店内にカレー類休止中の貼り紙があり、にわかに困惑。
ラーメンとミニ日替わり丼がセットになるAランチ850円の、今日の丼は何になるのか尋ねたところ、この店お得意のスタミナ丼だというので、それに決定しました。
ラーメンは、プリッとした中太麺がかなり美味で、しっかり一人前。ちょっぴり塩辛めですがスープのコクも深く、大衆食堂の中華そばとしての王道を行く申し分のないタイプです。
ミニ・スタミナ丼は、甘辛いタレでの味付けが施された豚肉と、その下に千切り大根などの野菜が少々。量的にもほどほどで、これもいい塩梅です。
つれあいが注文して食べ切れなかった、680円にしてはかなりデキのいい唐揚げ定食の唐揚げ1個がこちらにまわってきたのも食べて、充実したランチになりました。
満足。次回は再度カレーを狙ってみたいと思います。
2022.12.01
川芳そば屋のラーメン(上山市)

上山市二日町の「川芳そば屋」を9年2か月ぶりに再訪しました。
ラーメンの大盛り、650+200円。
大盛り200円増しは一見豪気のように思えますが、麺量は2玉になるようで、そういうことであればバカ高いという範疇には入らないでしょう。
その麺は自家製手もみを謳う細麺で、色がくすんだ小麦色、つまりは漂白剤の使用を抑えているということであって、その素朴な風味は米沢ラーメンに相通じると思う。喉越しがとてもよく、2玉とはいってもおいしく啜っているうちにどんどん減っていきます。
これ、少し前に食べた同市十日町の「さかえやそばや(そば処さかえや)」中華麺とよく似ています。ということは、これが「かみのやまラーメンもへず会」会員店として行き着くひとつのかたちなのかもしれません。
スープは、あっさりかつシンプルで、これはさかえやと異なるところ。コクが足りないと思い卓上のホワイトペッパーを多用しましたが、自分にはそれでもあっさりに感じました。(笑)
チャーシューも柔らかかつ美味だし、全体としてナイスなラーメン。
つれあいの食べていた味噌ラーメン850円のほうは野菜炒めがたっぷりで、ラードのコクがありそうでした。
850×2(人)×0.7=1,190円也。
高齢の御夫婦二人での切り盛りで、これからも元気で続けてほしいと思ったところです。
2022.11.24
さかえやそばや(そば処さかえや)の中華そば(上山市)

4年3か月ぶりの3訪となる、上山市十日町の「さかえやそばや(そば処さかえや)」へ。
このところ頻繁に上山で食事をしているのは、上山市が実施しているキャッシュレス決済ポイント還元事業「上山市にござってぇ!キャッシュレスで最大30%戻ってくるキャンペーン」を利用しているから。参加加盟店で食べると実質3割引になるなんて、すごい! 12月末までやっているので、上山詣ではまだまだ続きそうです。
で、今回は、中華そばの大盛り、700+150円を食べました。
2011年7月にも中華そばを食べていて、そのときの感想として「申し分なし! また来たい!! 今度は大盛りでいきたい!!!」と書いていたとおり、夢を実現した形です。(笑)
大盛りはどうやら2玉を使っている模様で、満足のいくボリューム。蕎麦屋の中華としてはややオイリーなスープでコク深く、麺は細縮れの米沢風のいい喉越し。この店があれば、わざわざ米沢まで行かなくともいい細打ちラーメンが食べられるので、ちょいウレシイ。
いいんだよなあ、ラーメンはこれで。スープのダシづくりに馬鹿みたいに金を注ぎ込み、その分を料金に転嫁して高料金で出しているラーメン屋なんかには行かないほうがいい。
店の評価は、前回どおりトップレベルのまま不変。いずれ本業の蕎麦のほうも食べてみなければならないでしょう。
2022.11.10
らぁ麺すみ田山形大野目店の特製醤油らぁ麺(山形市)

今年9月に天童から移転して浜崎に店を構えた「らぁ麺すみ田山形大野目店」を初訪問しました。東京の人気ラーメン店の監修のもと仙台に本店を置く「らぁ麺すみ田」の2号店です。
旗艦メニューと思しき特製醤油らぁ麺、1,000円。
スタンダードの醤油らぁ麺800円に、味玉1、チャーシュー(豚・鶏)各1枚、穂先メンマ1が追加トッピングされたものです。
鴨と大山鶏の濃厚鶏清湯スープが売り。ストレートの細麺なのを見れば、この1杯が地元山形由来の店ではないことが一目でわかります。この麺であれば大盛りは馴染まず、たくさん食べたい向きは替玉で途中から追加することになります。
前日に350gの極太麺とミニライスを食べた後にぐったりしてしまったので、今回は替玉、サブメニューは付けず。いろいろ足していくとたちまち千円台の半ばまで行ってしまうという高コストも考慮しています。
でもまあ、この年齢ともなれば、この程度の軽い普通盛り1杯でも量的には十分なのかもしれません。
味わいはよし。しかしラーメン1杯でこの価格では、激戦区の山形の地で定着していけるかどうか、少しだけ心配です。
2022.11.04
手打ち蕎麦福蔵の支那そば+下足天(上山市)

下足天中華が懐かしくなり、8年3か月ぶりに上山市金瓶の「手打ち蕎麦福蔵」を再訪しました。数年前に一時期店を休んでいたように思いますが、代が変わったのかどうか、今は火・金の週2日の定休ながらも元気に営業しています。
支那そばと下足天、700+180円。
8年前は天ぷらがつゆに浸された形で「下足天中華」として供されていましたが、今は大きな天ぷらが別皿に載って登場です。
太くて長くてやわらかいゲソを2足組み合わせた形で揚げられていて、でかっ! 最近一気に50円値上げされたとはいえ、これが180円ならお得だと思う。
支那そばのほうは、麺はプリッとしていておいしいけれども、スープがかなり薄味仕立てになっていて、麺の湯切りが甘いためにさらに薄くなっているような気がしないでもありません。
メニューには支那そばと同価格の「鳥がらラーメン」というものがあり、つれが食べていたそちらのスープは色が濃く、ダシがしっかりしていたので、はっきりした味が好きな人にはこちらのほうが向いているかもしれません。
静かで明るい店内でゆっくり賞味することができ、満足です。
2022.11.02
そば処すぎのしょうゆラーメン(山形市)

ここの中華そばを食べたくなって、小立の「そば処すぎ」を2年ぶりに訪問しました。
10年ぶりに注文したしょうゆラーメンの大盛り、750+200円。
ラーメン類の大盛りが200円というのは、人気店とはいえやり過ぎでは? 本体も近時50円上がっているので、ダメージすら感じます。
ただ、出汁は地元飛島産の飛魚のみを使ってとっているとのことで、磯の香りを感じさせつつ、あっさりした味わいが秀逸。これは市内の他店ではなかなか味わえるものではありません。
このおいしいスープが大きめのどんぶりにたっぷりと注がれ、麺が泳げるようになっているところもなかなかよろしい。
細めで縮れの入った麺にそのスープが絡み、いい啜り具合が得られる点も、またよろし。このスープにこの麺なら、やはり大盛りで楽しみたい。
ということで、食前は疑問に思えた高価格も何のその。しっかり満足が得られての退店となりました。
……でも、せめて大盛りは150円に下げてほしい。他店は「すぎ料金」を真似してはいけません。
2022.10.24
大阪王将山形南店の醤油ラーメン(山形市)《閉店》

今日の昼は素朴かつシンプルな醤油ラーメンを食べたいとつれあいに話したところ、大阪王将の餃子無料クーポンの切り抜きが2枚あるという。おっ、それだけで580円安だぞ、じゃあそこだろ。ということで、11か月ぶりに「大阪王将山形南店」を訪れました。
醤油ラーメンの大盛り、560+120円。それにタダの元祖焼き餃子を添えて。
これといって特徴のない醤油ラーメンは、このたび欲していたイメージにピッタリで、百点満点。普通盛りでは足りないと思われ、大盛りにしたことも正解。餃子は酢胡椒にて。このセットでこの価格なら無敵と言っていいでしょう。
大阪王将で食べた過去のメニューをブログで振り返ってみたところ、中華麺を食べるのはなんと今回が初めてでした。
つれはチャーシューゴロゴロの焼豚チャーハンと無料餃子。精算時にまたもや無料クーポン2枚(来年2月末まで有効)がもらえたので、近いうちにまた行くことになると思います。