fc2ブログ
maruto 20230901

 猛暑のこの日は、絶好の冷やし肉そばデー。ところが、勇んで「そば処さくら」に伺ったところ、開店時刻を過ぎているのに準備中。これではカスタマーサービスという点で問題があるのでは?
 炎天下、外で待たされるのはたまったものではなく、じゃあまたということで、近くの「肉そばまると」へと場所を変えます。こちらはきちんと営業していて、いいなあ。すでに多くの客で賑わっています。

 肉そば(冷)の大盛り、800+120円。
 ここならこれになっちゃうよナ。半年ぶりの訪店となりましたが、前回も同メニューを食べていました。20円の値上がりながら、味わい深くてとてもいい肉そばに仕上がっています。
 前回もインプレを書いているので、今回は同じようなことは語らず。おいしいことは、画像でわかっていただけるでしょう。カテゴリーでいえば、黒い色の田舎蕎麦の、つゆはやや甘めあっさりの、鶏油しっかり系です。

スポンサーサイト



kinokuniya 20230828

 ガソリン高騰の折、遠くに行かずに近場で肉そばを食べようと思い、7か月ぶりに飯田の「きのくにや」でランチ。
 移転後3回目の入店で、前2回と同様にランチタイムの肉そば(冷)ミニ丼セット850円を食べました。

 ミニ丼は過去に天丼とカレーを食べているので、今回は残るかき揚げ丼と特製鶏丼のうちからかき揚げ丼をチョイスしてみました。
 セットなのに850円と格安。去年から値上げしていません。ただ、肉そばは単品だと量が足りないかな。これにミニ丼を合わせて、男性ならちょうどか、若者ならそれでも不足といったボリュームでしょう。味わいは、肉そばもミニ丼もなかなかいいです。

 大盛り200円なんて高いよなぁと思っていましたが、大盛りを注文したとなりの客のどんぶりの大きさを見て、ナルホドこれなら200円増しだよナと納得。
 ミニ丼セットのほかにも、ざるそばと天ぷら2種のセット800円あたりもねらい目かもしれません。

himawari nkym 20230725

 中山町の「ひまわり温泉ゆらら」で風呂に浸かり、初訪問となる併設の「レストランひまわり」で昼食です。
 事前リサーチをしてカツ丼を食べるつもりで入店したところ、月・火・水は麺類だけの営業としているとのことで、リサーチ不足だったことが明るみに。
 ちょっぴりがっかりしつつ、肉そば(冷)の大盛り650+100円にしました。

 村山地方で食べる肉そばはどこもはずれがなく、ここもおいしい。一味唐辛子を強めに効かせてズバズバといきます。
 色が黒く太さのある田舎蕎麦は、おそらく寒河江あたりでつくられている袋物の生麺を使用しているのではないかと思われますが、その麺がごっつい感じがして十分においしい。
 つゆもこっくりとした甘さがあっていい塩梅です。鰹や昆布のダシを効かせたあっさりめで、もう少々鶏油を多くしてもいいかもしれません。

 価格もリーズナブルで、満足のいく一杯でした。いずれ木・金・土・日に再挑戦してカツ丼も食べてみたいです。

shibata 20230721

 七日町の「七日町しば田」を初訪問しました。
 肉そば800円をサービスの大盛りにしてもらって。

 蕎麦、スープ、親鶏肉などはいずれもスタンダードなものを使用していて、突出した点はないものの、ドストレートの王道をゆく秀逸なデキになっています。小さな奴豆腐がワンポイントに添えられ、麺量はすごく多いわけではなく、必要十分な量です。

 どんぶりには「西洋割烹七日町しば田」とあります。以前は「洋食イレブン」だったところが、夜には山形牛の炭火焼料理などを提供する店にリニューアルしたようですが、昼は肉そばがメインなのに“西洋”? 炭火焼なのに“割烹”?
 で、その亭主は、かつてスズラン街で営業していた旧「プルマンサンジャック」のマスターなのだそう。はあ。ずいぶん人相が変わったんじゃないの。(笑)

 この店の課題は、ワンオペということもありますが、調理の要領がよくないことでしょう。席を埋める客のほぼ全員が肉そばを注文しているのに、食べているのは最初の1組の2人だけでほかのみんなは配膳待ち。この間に正午を過ぎ、昼休みになったビジネスマンが続々とやってくるのに、その全員が満席のため入店を拒まれていました。時間のない多くの労働者諸君のためにも、店主はこの問題を何とかすべきです。

nitani 20230601

 久保田の「手打ちそば二谷」を3年ぶりに再訪しました。
 前回はもり天げそを賞味したので、今回は肉そば900円を注文しました。

 そばつゆは、河北の肉そばというよりも一般店の鳥そばのほうに振れていて、濃いめの醤油味にしっかりとした昆布と鰹節の味わいがあり、それにうっすらと鶏肉から染み出た出汁が加わるといったもの。風味高く、こういうのも好きだ。
 蕎麦は、ボリュームとゲソ天を売りにして製麺所物を安く出す店とは一線を画しており、純手打ち細打ち、固茹でのきわめて立派なもの。量にも不足感がなく、この蕎麦を使っての900円はお得だと思う。

 チョイ付けの範疇を超えている漬物3種のほかに、これもどうぞとわらびの一本漬も供されました。
 納得の蕎麦ランチが堪能できました。

jinen ya 20230519

 寿町の「麺道自然や(じねんや)」を1年3か月ぶりに訪問してのランチ。
 日替わり蕎麦を500円で提供しているというのでそれを狙って。

 この日の日替わり蕎麦はゲソ天そばなので、それを「冷」でいくことにし、サイドメニューにあったからあげカレー200円を添えてみました。

 蕎麦のほうは、見た目は山形標準の太さと色ですが、茹で具合は極めて硬め。おおっ、これは、立ち食いそばの茹で麺などとはまったくベツモノで、食べている感じは東根の「伊勢そば」並みの強(こわ)さ。きちんと噛んで食べないと喉をすんなりと通ってはくれません。これ、他店とは一線を画するいい蕎麦だな。
 メニューには、「蕎麦は高いとイメージしますが、山形の皆様においしい山形産でわかおりを地産地消してもらいたく、破格のお値段でやらせていただいてます」との記載が。素晴らしい心がけではありませんか。
 この日のゲソ天も揚げ立て、ショリショリ、柔らかなものがたっぷりで、まったく文句ナシ。

 一方のからあげカレーも、これが200円ってどうかしてるんじゃないのというぐらい高価値のもの。器こそ大きくありませんが、ごはんを稠密に盛り、蕎麦屋らしくないスパイシー本格派のカレーをたっぷりかけ、その上に特大サイズの揚げ立て熱々唐揚げを2個ですからね。これもまた「赤字覚悟のサービス過ぎるカレーです!」とのこと。

 いやもう、この店に惚れた! 特に味と価格と心意気に惚れた。
 これだから、食べ歩きはやめられないんだよねぇ。

izumiya 20230509

 宮城県方面へとドライブに出かけ、9時40分頃に関山街道(R48)の「大滝ドライブイン泉や」で一休み。というよりも、ここで食べてみたかったものがあったので。立ち寄ったのはおそらく40年ぶりぐらいで、ものを食べるのは初めてだと思います。

 かき揚げ天ぷらそば、650円。
 ドライブインだし、駅の立ち食いそば程度のものがやってくるのだろうから軽くかっ込んで……と、大きな期待は持っていませんでしたが、豈図らんや、大充実の一品でした。

 天ぷらがいっぱい! 揚げたばかりの手づくりで、タマネギ、ニンジンはもちろん、ナス、サツマイモ、カボチャ、ピーマン、グリーンアスパラなどが入っています。衣のつゆへの散開度合いもほどほどで適度です。
 エッジの立った太めの製麺所製の麺は黒々としていて、立派な啜り甲斐と喉越しあり。つゆも塩分が少なく味わい深い。ボリュームも立ち食いをはるかに凌駕していて、これはもう昼メシは食べなくてもいいな。

 こりゃ上出来でしょ、立ち寄って大正解。関山大滝を眺めながら寛ぎました。
 同料金のラーメンなんか食べている場合ではアリマセン。

sobadokoro sakura 20230420

 1年5か月ぶりに、桜田西の「そば処さくら」を3訪しました。
 肉そば(冷)の大盛り、750+130円。
 ほぼ1か月ぶりに肉そばを食べましたが、うまいねえ、こういうの。

 ココの場合、つゆの鶏油が少なくてあっさりした仕上がり。くどいぐらいの鶏油もいいけれども、こういうのも口にナチュラルに馴染んで、とてもいいデキだと思う。
 色こそ普通だけれども、太さがあって硬めに打たれている蕎麦は、これまた存在感があっておいしい。
 たっぷりのつゆと蕎麦を啜れば、十分に腹が満たされて、至福感もうなぎ上りです。麺量は多いと感じますが、大盛りが胃にずしりとくる年齢になってしまったためなのかな。

 小松菜か何かのおひたし、半玉こんにゃく、わらび餅が添えられて、お得感あり。
 食後には別途ゆずをあしらった一口ヨーグルトが運ばれてきました。
 本場の河北町まで行かなくとも、おいしい肉そばを食べることができてシアワセです。

ajihei1 20230411

 このところ立ち食いそばや駅そばが登場するテレビ番組をよく見ていて、ああいう気取らないかけ系の蕎麦が食べたくなり、だったらあそこという手もあるなと、城北高校向かいの「味平」で食べてきました。1年5か月ぶりです。

 まず、店頭で売られている総菜の中から天ぷらのパック100円をテイクしてカウンターへ。かけそば320円とたらこおにぎり90円を注文しましたが、価格差が30円しかなかったので、かけそばを天ぷらそばに変更。天ぷらが多くなりちょっと油がちかな。100+350+90=540円。

ajihei2 20230411

 湯がいてさっと供されるそばが望みどおり。太さのある平打ちで、おそらくすぐ近くの城北麺工からの取り寄せだろうと思われます。つゆはしょっぱいけれども、この程度なら許容範囲。昼にさっと食べるかけ系そばはこれでいい。
 パックの天ぷらは、茄子、ゲソ、ちくわ2で、コストよし。おにぎりはおばちゃんの握りたてで、「おかずもどうぞ」と出されたのは、もやしと小松菜のピーナッツ味噌和え、ひじき煮、ポテサラの3種で、これだけでも150円ぐらいの価値はあります。

 最後は「腹いっぱいになりましたか?」と問うおばちゃんの笑顔で、これがまたいい。
 おいしかったかではなく、腹が満たされたかどうかを問うのは、いい大衆食堂の証。でもオレ、そう問われても困るぐらいのいい年齢なのだけどね。(笑)

maruto 20230314

 久しく肉そばを食べていないと思ったらぜひとも食べたくなり、6か月ぶりに元木の「肉そばまると」へ。今回が5訪目になるのかな。

 肉そば(冷)の大盛り、780+120円。
 多めの鶏油が山形の肉そばであることを主張していて、甘さを強調しすぎない穏やかで比較的薄味のつゆなのがよろしい。
 機械打ちと思われるものの蕎麦の実の皮の黒さが強く噛み応えのある田舎蕎麦も、馬鹿みたいに硬くない親鶏肉の塩梅も、吟味されているなぁと思えるものになっています。

 こううまい肉そばが近くで食べられるとなると、肉そばを食べにわざわざ西村山地方まで行く必要性を感じなくなります。

kinokuniya 20230103

 4か月ぶり3訪目(移転してからは2度目)となる飯田西の「きのくにや」で、肉そば(冷)とミニカレーのセット850円を食べました。この価格で提供しているのは立派です。

 肉そばは、小さめのどんぶりで供されるため、これ1品ではやや不足。しかし、味はよし。テイクフリーの揚げ玉を多めに加えれば、その香ばしさも手伝ってついズバズバとあっさり啜り上げてしまいます。

 おっと、カレーも食べなきゃ。ミニにしてはごはんが多めのためルーが多いと感じることはありませんが、びろんとした豚バラ肉が数枚入っているし、業務用の本格スパイシーな味わいも悪くありません。

 セットでちょうどいい感じ。選べるミニ丼は、やっぱり前回食べた天丼か、かき揚げ丼あたりのコスパが高いかもしれません。
 おいしくいただきました。

matsunoya kmnym 20221223

 12月いっぱいの上山市paypayキャッシュバックツアーも最終盤にさしかかり、この日は金生東の「味処松乃屋」を初訪問しました。牛めしの松屋フーズのとんかつ専門店の「松のや」ではなく、地元の会席料理店の昼営業です。

 肉そば(冷)の大盛り、700+150円。寒い季節であっても肉そばは「冷」がいい。
 黒々とした機械打ち太めの蕎麦は、「一休庵」(山形市下条)の蕎麦とよく似ているもの。トッピングの親鳥がコリコリしたいい食感を持っており、肉量もあって、これは格別の範疇でしょう。
 いいところはほかにもたくさんあり、鶏油が別皿でたっぷり供されること、配膳カウンターに置かれたワカメと揚げ玉がテイクフリーであることなどがその代表格です。
 そばつゆは、本場の西村山地方や山形の各店と比べると甘さが控えめですが、それもまたよし。

 価格もリーズナブルだし、このところバカ高くなったラーメンなんかよりは自分の中では上位に来ます。このままだと山形市のラーメンに使う金額日本一の座は残念ながら遠のくばかりでしょう。
 それにしても、居酒屋系の昼営業で供される肉そばは当たりのところが多いような気がします。「やきとり酒場とり幸」(山形市花楯)、「きのくにや」(同市飯田)、「焼きとりこいこい」(寒河江市丸内)などがその好例です。

koujiya 20221221

 山形ビッグウイングで5回目のコロナワクチン接種を終えた11時、そのすぐ近く、開店直後の「こうじ屋」で昼食をとりました。2か月ぶりの訪問です。
 過去にはうまにぼしの醤油と味噌、油ラーメンを食べていますが、ここのもう一つのウリの蕎麦類が未食になっていたので、今回は肉そば大(冷)880円にしました。

 普通盛りの料金プラス100円の「大」のボリュームはかなり多く、危険領域に入るレベル。しっかり冷やされた蕎麦のエッジがきりっと立っていて、なかなか美味。
 スープは甘めの仕上がりで、味の濃さと脂質の度合いが抑えられたとてもいい口当たりです。
 十分「親鶏」している硬めのコリコリ肉や、好きな時に投入できるよう揚げ玉が別皿で供される気遣いもマル。

 この店には「先着サービス」というのがあって、開店直後の入店者の何人かにはミニ焼豚丼か半ライスが無料で付けられるということなので、ミニ焼豚丼(通常280円)をもらいました。
 大盛り肉そばと相俟って、十分に腹が膨れました。質・量ともにお得感が高い店だと思いました。

zoku osobani 20221217

 幸町の「続おそばに」を1年9か月ぶりに再訪しました。
 初訪時は冷たい肉そばの大盛り+ミニ牛丼を700+100円で食べたのを覚えています。
 しかし今回は、注文したなめこおろしそばとミニ牛丼がそれぞれ50円値上がりの750+150円で、ウリだった蕎麦全品大盛り無料は廃止。つまり自分標準でいえば、蕎麦と牛丼の値上がり分と大盛り有料化で実質200円の値上がりとなっていて、かつての割安感はすっかり影を潜めてしまいました。極めて残念です。

 なめこおろしそばは、なめこのとろみの中に蕎麦の実が含まれているところが目を惹きますが、つゆや蕎麦の味わいとしては素朴な感じです。
 値上げしたとはいえミニ牛丼150円は割安感がありますが、味の濃さ、コク、脂質のどこをとってもあっさりとしたもので、牛丼本来の迫力は感じられません。

 こうなると、飯田西の「きのくにや」の肉そば(冷)ミニ丼セット850円のお得感が俄然クローズアップされてきます。

harappa 0221205

 ここのバジルそばを食べたいというつれあいとともに、上山駅前の「harappa soba&caffe(はらっぱ)」)を1年8か月ぶりに再訪しました。
 自分は一度バジルそばを賞味しているので、今回は肉そば(温)にきのこおこわを添えてみました。780+200円。前回訪問時以降、値上げをしていない模様です。

 「鶏の旨味をしっかり効かせたスープが自慢の一品です。じっくり煮込んだ歯ごたえのある親鶏チャーシューをたっぷりトッピング♪」と紹介されている肉そばは、こう書かれていれば当然河北系の肉そばをイメージしますが、実際はそうではありません。
 そばつゆに鶏油はあしらわれず、肉そば独特の甘みもないふつうのそばつゆで、上記惹句の前段はあまり正しくありません。
 また、親鶏肉は歯応えこそあるもののぴらぴらとしたもので物足りず、たっぷり感もなく、後段もあまり正しくありません。
 温かいほうで注文したので、駅の立ち食いそばのつゆとの大きな違いは見出せませんでした。

 うーむと唸りつつおこわに移行したところ、意外にもこれが質・量ともに絶品で、今度はヨロコビのあまり再度唸ってしまったところ。きのこ満載で、もち米がふっくら、味わいもスバラシイ。
 前半早々に失点して暗雲漂ったものの、後半にたて続けにゴールを決めて逆転勝利した森保“ミラクル”ジャパンのスペイン戦のようでした。ブラボー!

 ココの店、調理・配膳・会計のすべてにスピード感がないのが最大のウィークポイントでしょう。

oyamanotaisho 20220914

 肉そばを食べに寒河江に出かけ、1件目は振られて落ち着いたのは、寒河江バイパスの東側、西根にある「そば工房お山の大将」です。ここは5年4か月ぶりに入ります。

 肉そば・とんかつセット880円というものがあり、蕎麦を大盛りにして+110円にて。
 冷たいかけそばと揚げ立てのとんかつは果たしてしっくりくるのか?!というあたりが、今食のポイントとなりそうです。

 まずは蕎麦。つれが注文していた肉そばの単品普通盛りは、間口の広くない小さなどんぶりで、当人は案外量があるとは言うけれども、大盛りにして正解だったなと思ったところ。麺量はおそらく普通盛りの倍近くはあったのではないか。この差が110円増しで得られるなら、特に男性は絶対にそうすべきだと思ったところ。つゆはノーマルのそばつゆに寄っていて、鶏油少なめ、甘さ控えめで、さっぱりとしてなかなかおいしい。
 オドロキは添えられた茄子漬で、濃紺色が鮮やかで大ぶりのものが2個。漬物が苦手なつれの分ももらってヨロコビつつ4個食べました。

 +200円のとんかつは、揚げ具合が絶妙で、ここはとんかつ屋ではなく蕎麦屋だったよナと思うぐらいのスグレモノ。ただ、冷たい蕎麦を啜りながら熱々のとんかつを齧るのは、どちらかというとやや違和感が勝るよね、ご飯も少し欲しくなるよね、というのが本音でした。

 おいしく食べてゴチソウサマ。いい店です。

kinokuniya 20220902

 かつて飯田にあった店が、去年夏に飯田西の「居酒屋海鮮館」だった建物に移転して以降初めて、2年5か月ぶりに「きのくにや」で食べました。店名も正しくは「そば・うどん呑み処きのくにや」になっています。海鮮館と同系列なのかな。

 肉そば(冷)ミニ丼セット、850円。
 単品だと600円の肉そば(安い!)に、単品350円のミニ丼を付けるとアラ不思議、この価格に。値上げして1杯800円もするどこぞのベーシックな醤油ラーメンなどを食べている場合ではアリマセン。
 ミニ丼は、天丼・かき揚げ丼・特製鶏丼・カレーの4品から選べる仕組みです。今回は天丼にしてみました。

 肉そばは、量がやや少なめではあるけれども、硬くてコリコリした親鶏肉が本場の谷地を思わせるものがあり、テイクフリーの揚げ玉を加えればコクが増して美味。わりかし甘みが抑えられているつゆは鶏油もほどほどで、揚げ玉を投入してミニ天丼を添えても気にならずにイケル範囲です。

 一方の天丼は味がよく、ミニの範囲を超えるボリュームがあって、蕎麦と合わせれば充実したセットになっています。天ぷらは、海老・椎茸・舞茸・茄子。

 ああ満足。価格もステキだし、次回は鳥中華にちがったミニ丼を添えて食べてみるのもいいかもしれません。

azumaya 20220809

 1年7か月ぶりに、防原の「手打ちそばあづまや」へ。
 前日も蕎麦で、もりそばを食べたので、この日は冷やしとりそば980円にしてみました。

 河北の肉そばとは異なり、昆布と鰹でダシを取ったそばつゆ。あっさりとした味わいで、かけそばのつゆの正統派とはこういうものだよねと、そのうまさを確認しながらいただく。鶏肉にも柔らかさがあり、肉そばのものとは一線を画しています。純手打ちを名乗る細打ちの蕎麦もおいしいし、厚切りのナルトももっちり。

 かけのそば1杯では足りないだろうと思っていましたが、食後の物足りない感じはありませんでした。
 返すがえすも、真夏の冷たい蕎麦には日本人の心をくすぐる何かがあるようです。

hiro 202205

 嶋北の「そば処ひろ」を1年半ぶりに訪い、肉そば(冷)800円を。
 ここは量がしっかりしているので、普通盛りで十分。そこに、つれあいが多いからと言いつつ2箸分をこちらにムーブし、充実のボリュームに。

 硬いと感じるほどに冷水できりりと締められた蕎麦がうまいのなんの。つゆについては、鶏脂が入って深いコクがあるものの、他店比で言えば甘辛さがある程度抑えられていて、あっさりした味わいも。七味をまぶして風味を加え、わしわしと啜れば納得の旨さでした。

 日曜の昼どきということもあり、平日に輪をかけて大繁盛中。これなら流行るわけですよ。

soba yoshinoya ymgtwestBP 202205

 早めに昼食を済ませようと、11時前に西田の「そば処吉野家山形西バイパス店」を7か月ぶりに訪れて、朝そば定食の中から朝かき揚げそば納豆547円を注文しました。

 ごはんを少しだけ増量してねとお願いしたところ、大きめのどんぶりにたっぷりよそわれてやってきました。こりゃあまた満腹コースだな。
 納豆に刻みネギが添えられているのがちょっぴりうれしい。卓上の紅生姜も使っちゃおう。吉野家の紅生姜っておいしいんだよねぇ。

 蕎麦のほうは、大きな期待はしていなかったけれども、正直言って極めて残念。熱いつゆの「かけ」ではすぐに蕎麦がダレて、箸で持ち上げようとするとぷつぷつと切れてしまい、啜り上げることができません。かき揚げのほうもすぐつゆに散開するタイプで、やはり箸ではうまく食べられませんでした。

 腹は膨れたけれども、食後の十分な満足感は得られなかったかなぁ。
 安いからそれも許せなくもないけれども、どういう計算をしたのか、610円を請求されてはさすがに異論を唱えざるを得ず、適正価格に訂正してもらいました。