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maruto 20230314

 久しく肉そばを食べていないと思ったらぜひとも食べたくなり、6か月ぶりに元木の「肉そばまると」へ。今回が5訪目になるのかな。

 肉そば(冷)の大盛り、780+120円。
 多めの鶏油が山形の肉そばであることを主張していて、甘さを強調しすぎない穏やかで比較的薄味のつゆなのがよろしい。
 機械打ちと思われるものの蕎麦の実の皮の黒さが強く噛み応えのある田舎蕎麦も、馬鹿みたいに硬くない親鶏肉の塩梅も、吟味されているなぁと思えるものになっています。

 こううまい肉そばが近くで食べられるとなると、肉そばを食べにわざわざ西村山地方まで行く必要性を感じなくなります。

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kinokuniya 20230103

 4か月ぶり3訪目(移転してからは2度目)となる飯田西の「きのくにや」で、肉そば(冷)とミニカレーのセット850円を食べました。この価格で提供しているのは立派です。

 肉そばは、小さめのどんぶりで供されるため、これ1品ではやや不足。しかし、味はよし。テイクフリーの揚げ玉を多めに加えれば、その香ばしさも手伝ってついズバズバとあっさり啜り上げてしまいます。

 おっと、カレーも食べなきゃ。ミニにしてはごはんが多めのためルーが多いと感じることはありませんが、びろんとした豚バラ肉が数枚入っているし、業務用の本格スパイシーな味わいも悪くありません。

 セットでちょうどいい感じ。選べるミニ丼は、やっぱり前回食べた天丼か、かき揚げ丼あたりのコスパが高いかもしれません。
 おいしくいただきました。

matsunoya kmnym 20221223

 12月いっぱいの上山市paypayキャッシュバックツアーも最終盤にさしかかり、この日は金生東の「味処松乃屋」を初訪問しました。牛めしの松屋フーズのとんかつ専門店の「松のや」ではなく、地元の会席料理店の昼営業です。

 肉そば(冷)の大盛り、700+150円。寒い季節であっても肉そばは「冷」がいい。
 黒々とした機械打ち太めの蕎麦は、「一休庵」(山形市下条)の蕎麦とよく似ているもの。トッピングの親鳥がコリコリしたいい食感を持っており、肉量もあって、これは格別の範疇でしょう。
 いいところはほかにもたくさんあり、鶏油が別皿でたっぷり供されること、配膳カウンターに置かれたワカメと揚げ玉がテイクフリーであることなどがその代表格です。
 そばつゆは、本場の西村山地方や山形の各店と比べると甘さが控えめですが、それもまたよし。

 価格もリーズナブルだし、このところバカ高くなったラーメンなんかよりは自分の中では上位に来ます。このままだと山形市のラーメンに使う金額日本一の座は残念ながら遠のくばかりでしょう。
 それにしても、居酒屋系の昼営業で供される肉そばは当たりのところが多いような気がします。「やきとり酒場とり幸」(山形市花楯)、「きのくにや」(同市飯田)、「焼きとりこいこい」(寒河江市丸内)などがその好例です。

koujiya 20221221

 山形ビッグウイングで5回目のコロナワクチン接種を終えた11時、そのすぐ近く、開店直後の「こうじ屋」で昼食をとりました。2か月ぶりの訪問です。
 過去にはうまにぼしの醤油と味噌、油ラーメンを食べていますが、ここのもう一つのウリの蕎麦類が未食になっていたので、今回は肉そば大(冷)880円にしました。

 普通盛りの料金プラス100円の「大」のボリュームはかなり多く、危険領域に入るレベル。しっかり冷やされた蕎麦のエッジがきりっと立っていて、なかなか美味。
 スープは甘めの仕上がりで、味の濃さと脂質の度合いが抑えられたとてもいい口当たりです。
 十分「親鶏」している硬めのコリコリ肉や、好きな時に投入できるよう揚げ玉が別皿で供される気遣いもマル。

 この店には「先着サービス」というのがあって、開店直後の入店者の何人かにはミニ焼豚丼か半ライスが無料で付けられるということなので、ミニ焼豚丼(通常280円)をもらいました。
 大盛り肉そばと相俟って、十分に腹が膨れました。質・量ともにお得感が高い店だと思いました。

zoku osobani 20221217

 幸町の「続おそばに」を1年9か月ぶりに再訪しました。
 初訪時は冷たい肉そばの大盛り+ミニ牛丼を700+100円で食べたのを覚えています。
 しかし今回は、注文したなめこおろしそばとミニ牛丼がそれぞれ50円値上がりの750+150円で、ウリだった蕎麦全品大盛り無料は廃止。つまり自分標準でいえば、蕎麦と牛丼の値上がり分と大盛り有料化で実質200円の値上がりとなっていて、かつての割安感はすっかり影を潜めてしまいました。極めて残念です。

 なめこおろしそばは、なめこのとろみの中に蕎麦の実が含まれているところが目を惹きますが、つゆや蕎麦の味わいとしては素朴な感じです。
 値上げしたとはいえミニ牛丼150円は割安感がありますが、味の濃さ、コク、脂質のどこをとってもあっさりとしたもので、牛丼本来の迫力は感じられません。

 こうなると、飯田西の「きのくにや」の肉そば(冷)ミニ丼セット850円のお得感が俄然クローズアップされてきます。

harappa 0221205

 ここのバジルそばを食べたいというつれあいとともに、上山駅前の「harappa soba&caffe(はらっぱ)」)を1年8か月ぶりに再訪しました。
 自分は一度バジルそばを賞味しているので、今回は肉そば(温)にきのこおこわを添えてみました。780+200円。前回訪問時以降、値上げをしていない模様です。

 「鶏の旨味をしっかり効かせたスープが自慢の一品です。じっくり煮込んだ歯ごたえのある親鶏チャーシューをたっぷりトッピング♪」と紹介されている肉そばは、こう書かれていれば当然河北系の肉そばをイメージしますが、実際はそうではありません。
 そばつゆに鶏油はあしらわれず、肉そば独特の甘みもないふつうのそばつゆで、上記惹句の前段はあまり正しくありません。
 また、親鶏肉は歯応えこそあるもののぴらぴらとしたもので物足りず、たっぷり感もなく、後段もあまり正しくありません。
 温かいほうで注文したので、駅の立ち食いそばのつゆとの大きな違いは見出せませんでした。

 うーむと唸りつつおこわに移行したところ、意外にもこれが質・量ともに絶品で、今度はヨロコビのあまり再度唸ってしまったところ。きのこ満載で、もち米がふっくら、味わいもスバラシイ。
 前半早々に失点して暗雲漂ったものの、後半にたて続けにゴールを決めて逆転勝利した森保“ミラクル”ジャパンのスペイン戦のようでした。ブラボー!

 ココの店、調理・配膳・会計のすべてにスピード感がないのが最大のウィークポイントでしょう。

oyamanotaisho 20220914

 肉そばを食べに寒河江に出かけ、1件目は振られて落ち着いたのは、寒河江バイパスの東側、西根にある「そば工房お山の大将」です。ここは5年4か月ぶりに入ります。

 肉そば・とんかつセット880円というものがあり、蕎麦を大盛りにして+110円にて。
 冷たいかけそばと揚げ立てのとんかつは果たしてしっくりくるのか?!というあたりが、今食のポイントとなりそうです。

 まずは蕎麦。つれが注文していた肉そばの単品普通盛りは、間口の広くない小さなどんぶりで、当人は案外量があるとは言うけれども、大盛りにして正解だったなと思ったところ。麺量はおそらく普通盛りの倍近くはあったのではないか。この差が110円増しで得られるなら、特に男性は絶対にそうすべきだと思ったところ。つゆはノーマルのそばつゆに寄っていて、鶏油少なめ、甘さ控えめで、さっぱりとしてなかなかおいしい。
 オドロキは添えられた茄子漬で、濃紺色が鮮やかで大ぶりのものが2個。漬物が苦手なつれの分ももらってヨロコビつつ4個食べました。

 +200円のとんかつは、揚げ具合が絶妙で、ここはとんかつ屋ではなく蕎麦屋だったよナと思うぐらいのスグレモノ。ただ、冷たい蕎麦を啜りながら熱々のとんかつを齧るのは、どちらかというとやや違和感が勝るよね、ご飯も少し欲しくなるよね、というのが本音でした。

 おいしく食べてゴチソウサマ。いい店です。

kinokuniya 20220902

 かつて飯田にあった店が、去年夏に飯田西の「居酒屋海鮮館」だった建物に移転して以降初めて、2年5か月ぶりに「きのくにや」で食べました。店名も正しくは「そば・うどん呑み処きのくにや」になっています。海鮮館と同系列なのかな。

 肉そば(冷)ミニ丼セット、850円。
 単品だと600円の肉そば(安い!)に、単品350円のミニ丼を付けるとアラ不思議、この価格に。値上げして1杯800円もするどこぞのベーシックな醤油ラーメンなどを食べている場合ではアリマセン。
 ミニ丼は、天丼・かき揚げ丼・特製鶏丼・カレーの4品から選べる仕組みです。今回は天丼にしてみました。

 肉そばは、量がやや少なめではあるけれども、硬くてコリコリした親鶏肉が本場の谷地を思わせるものがあり、テイクフリーの揚げ玉を加えればコクが増して美味。わりかし甘みが抑えられているつゆは鶏油もほどほどで、揚げ玉を投入してミニ天丼を添えても気にならずにイケル範囲です。

 一方の天丼は味がよく、ミニの範囲を超えるボリュームがあって、蕎麦と合わせれば充実したセットになっています。天ぷらは、海老・椎茸・舞茸・茄子。

 ああ満足。価格もステキだし、次回は鳥中華にちがったミニ丼を添えて食べてみるのもいいかもしれません。

azumaya 20220809

 1年7か月ぶりに、防原の「手打ちそばあづまや」へ。
 前日も蕎麦で、もりそばを食べたので、この日は冷やしとりそば980円にしてみました。

 河北の肉そばとは異なり、昆布と鰹でダシを取ったそばつゆ。あっさりとした味わいで、かけそばのつゆの正統派とはこういうものだよねと、そのうまさを確認しながらいただく。鶏肉にも柔らかさがあり、肉そばのものとは一線を画しています。純手打ちを名乗る細打ちの蕎麦もおいしいし、厚切りのナルトももっちり。

 かけのそば1杯では足りないだろうと思っていましたが、食後の物足りない感じはありませんでした。
 返すがえすも、真夏の冷たい蕎麦には日本人の心をくすぐる何かがあるようです。

hiro 202205

 嶋北の「そば処ひろ」を1年半ぶりに訪い、肉そば(冷)800円を。
 ここは量がしっかりしているので、普通盛りで十分。そこに、つれあいが多いからと言いつつ2箸分をこちらにムーブし、充実のボリュームに。

 硬いと感じるほどに冷水できりりと締められた蕎麦がうまいのなんの。つゆについては、鶏脂が入って深いコクがあるものの、他店比で言えば甘辛さがある程度抑えられていて、あっさりした味わいも。七味をまぶして風味を加え、わしわしと啜れば納得の旨さでした。

 日曜の昼どきということもあり、平日に輪をかけて大繁盛中。これなら流行るわけですよ。

soba yoshinoya ymgtwestBP 202205

 早めに昼食を済ませようと、11時前に西田の「そば処吉野家山形西バイパス店」を7か月ぶりに訪れて、朝そば定食の中から朝かき揚げそば納豆547円を注文しました。

 ごはんを少しだけ増量してねとお願いしたところ、大きめのどんぶりにたっぷりよそわれてやってきました。こりゃあまた満腹コースだな。
 納豆に刻みネギが添えられているのがちょっぴりうれしい。卓上の紅生姜も使っちゃおう。吉野家の紅生姜っておいしいんだよねぇ。

 蕎麦のほうは、大きな期待はしていなかったけれども、正直言って極めて残念。熱いつゆの「かけ」ではすぐに蕎麦がダレて、箸で持ち上げようとするとぷつぷつと切れてしまい、啜り上げることができません。かき揚げのほうもすぐつゆに散開するタイプで、やはり箸ではうまく食べられませんでした。

 腹は膨れたけれども、食後の十分な満足感は得られなかったかなぁ。
 安いからそれも許せなくもないけれども、どういう計算をしたのか、610円を請求されてはさすがに異論を唱えざるを得ず、適正価格に訂正してもらいました。

yama7 202203

 この日の昼食はかけ系の蕎麦にしたいのだけど、どこがいいかな。あ、七日町の「蕎麦やま七」なんて、しばらく行っていないよナ。街なかで駐車場代が別途かかるけれども、高いガソリンを使って天童や寒河江あたりまで行くよりも経済的だし、時間もかからない。3年2か月ぶりという懐かしさもあるわけだし。よし、ここに決定~♪

 かけ天750円。
 ここではこれまでにあいもり天かもり天しか食べたことがなく、かけ天は初めてのことです。
 あひゃあ、もり天同様、かけ天でもすげぇ麺量だ。「すごい」ではなく、「すげぇ」なんだかんな。ゲソ天のほかに揚げ玉が少々追加されている点もなんだか心憎い演出だよな。
 「かけ」なのに加えて、細打ちの麺を使っているので、蕎麦がすぐに柔らかくなってしまいそう。そうなっては困るぞと、心なしピッチを上げてかっ込むのですが、食べても食べても量が減らず、むしろ増えていくような錯覚に陥り、焦ります。通常店の2玉以上は間違いなくあると思います。
 でもまあ、甘みを湛えたつゆは美味だし、うっすらと感じられる揚げ玉の香ばしさがいい働きをしていて、どんどん食べ進めてあっさりと完食。

 ここで食べたあとにいつも思うのは、蕎麦を腹いっぱい食べたいときには山形市内ではここがナンバーワンだろうということです。