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menyutei1 201301

 桧町の、「麺遊亭」へ。
 ここはたしか、2度目。小さい息子とともに入った記憶があるので、おそらく10年ぐらい前のことになります。

 らぅめん、600円。
 ブシ粉が主張する魚介系。コク深いブシの味と香りが楽しめますが、これ、「節」ではなく「粉」のほうが強いのでは?
 チャーシューが立派。濃い茶色のメンマ。それにネギとカイワレがトッピング。
 麺は自家製ということですが、それほど強い主張はなく、いわばスタンダードに近いもの。

menyutei2 201301

 サイドメニューのちゃあしゅう丼、200円。
 前日の夕食及び当日の朝食をとらずに食べる昼食なので、ラーメンだけでは足りないだろうと、これも注文。
 大きくて分厚いチャーシュー2枚に煮込み油としょうゆダレをかけて供されるもの。やや薄味に感じられたので、卓上のしょうゆらぅめんのタレを少々かけていただきました。

 小さい器ですが、ごはんの量は十分。けれどもそのごはんは米が古いのか、炊き上げてから時間が経っているのか、あまりおいしいものでなかったのは残念。要改善でしょう。

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monzentsukumo 201302

 市内宮町の両所宮の門前にある古い店で、中華そばの大盛り580+150円。
 うまい!
 生姜や野菜が効いたスープは、薄味ながらもこっくりとした深みがあり、好きな味。近来流行のこってりまたはギトギト系の対極にある、昔ながらの安心な味がします。

 麺は、黄色みを帯びた平打ちウェーブ。太さがあるわけでもないのに一本一本に存在感があり、舌触りがいい、おそらくは自家製。それをゆるやかに手で揉んだようなつくりです。
 これは一度味わってみるに如くは無し。舌に合うかどうかを自分で確かめてほしい逸品です。

 豚のチャーシュー3枚、長さのないメンマ数本、溶ける海苔(小)2枚、そしてたっぷりのネギ。
 彩りの面で大切なナルトまたは板蒲鉾、ホウレン草のおひたしなどはなく、質実剛健路線をいっています。

 これにぜんまい煮の小鉢とタクアン3枚。
 大盛りプラス150円は量はほどほどですが、この質感ならば大合格でしょう。
 美味なるスープは、レンゲで掬っているのももどかしく、最後はどんぶりを持ち上げてコクコクと。
 完汁、完食です。

isago 201302

 ここではこれまでに中華そば、手打ち中華、カツカレー、みそラーメンを食べたので、今回は丼物の中から親子丼750円をチョイスしてみました。
 一般店では上級メニューとされることの多いカツ丼と同料金なので、内容を期待して。

 緑色のワカメと高野豆腐に刻みネギが少々添えられた秀逸な味噌汁、厚揚げのあんかけ2片、タクアン2切れとともに登場。
 タケノコ、タマネギ、シイタケとともに卵とじにされた鶏肉がたっぷり。ごはんもたっぷりですが上の具はそれ以上に多めです。
 丼つゆは、いい塩梅のもので、インパクト追求型ではなく、素朴感を大事にしているような味。そば屋の丼物はこれでいいのではないか。

 多くの来客と出前の電話が集中し始めたタイミングだったためか、配膳までにやや時間がかかりましたが、それを打ち消す満足感がありました。
 もう少しだけふわとろ感があれば、なおよかったと思います。

yabukou 201302

 ここの中華そばは旨い。
 2回目となる今回は、前回から気になっていた「ごま味ラーメン」を実食してみました。

 ごま味ラーメン大盛り、700+100円。
 蕎麦屋風にアレンジした坦々麺みたいなものが出てくるのだろうとなんとなく想像していましたが、はぁナルホド、こうきたかって感じ。

 まずはスープの色が赤いのにオドロク。ラー油たっぷりの擂り胡麻ペースト仕込みといった感じ。しかし、その色ほどには刺激は強くなく、和風のマイルドさがあります。
 胡麻の風味はとてもいいのですが、若干味が薄く感じられました。もうひとコクほしいかなぁ。

 スープのやさしさとともに和風テイストを醸し出すのがトッピングの山菜。わらび、ゼンマイや茸類の薄塩漬け?
 そしてその下にあるモヤシは、炒めたものではなく茹でたもの。
 中華そばのトッピングとして用いるチャーシュー、メンマ、カマボコ、ネギはそのまま使われ(海苔はカット)、これらに山菜、モヤシが加わる構造です。

 これで700円はリーズナブル。
 ココの大盛りの麺量が多いことを失念して注文してしまいました。中華の大盛りでも多いぐらいなのに、具だくさんのごま味ラーメンの大盛りはかなり迫力があり、かなり満腹と相なったところ。

chinton 201302

 久々の「ちん豚」! 2010年4月以来の訪問です。
 カツ丼を食べたいなぁと思った時に必ず想起するのがこの店で、山形カツ丼界の重鎮。(笑)

 カツ丼750円。
 値上げもせず、味も量も落とさず、安定した内容で堂々の登場です。
 カツのボリュームのすごさは、切り込みが縦のみならず横にも入っていることでも理解してもらえることと思います。
 ごはんの量も立派で、ガッツリ系男性でも十分な満腹感を得られるであろうほど。
 味の強くないソフトな丼つゆなので、ともすると単調な味となりがちですが、なぜか飽きがこず、最後までおいしい!

 しょっぱめのシャキシャキのタクアンがいいアクセントになっています。
 厚みのあるワカメとネギが入った熱々の味噌汁も、やや塩辛め。
 これらのコンビネーションは、3年前に撮影した写真と見比べると、肉質、タクアンのブランド、味噌汁の具などすべてがまったく不変。継続は力、です。

 自分には肉質が良すぎるという感じがしますが、これで750円なら絶対お得だと思います。

hotaru 201302

 ラーメン、塩ラーメンが350円なのだそう。今どきそんなに安い店なんてそうそうあるものではありません。しかも、味だって悪くないというのです。これは行ってみなければならないでしょう。

 こぎれいなつくりの店内。やさしそうなおばちゃんが注文を取りにきます。
 ほたるラーメンの大盛り、500+100円。サービスのゆで卵をトッピングしてみました。

 これってふつうなら800円ぐらいはしませんか?
 しょうゆラーメンに、町の中華料理店の中華丼の具をのせた、という感じのもの。なんとなくこれ、小姓町の「日月」の日月メンにつくりが似ているなぁ。あのラードっぽい濃厚さはないものの。

 麺は、角がソリッドな中太のウェーヴ。手もみが少し入っていて上等。いい意味で値段不相応です。
 スープはわりとシンプルな醤油味。野菜たっぷりのタンメンのようなつくりなので、醤油をそれに合わせるのならば、くどさのないこのぐらいの素朴なもののほうがよいのかもしれません。

 これで600円は破格。平日のランチタイムにはラーメンとカレーのセットが650円、ラーメンとチャーハンのセットが700円で供されるそうなので、機会があればそれらにチャレンジしてみようと思います。

songoku 201302

 山形駅西、双葉町のほうの「孫悟空」を初訪問。(山形市内に「孫悟空分店」というラーメン屋がありますが、この店とは関係ないと思われます。)
 店の存在は知っていたものの、なんとなく入りづらいところがありましたが、このたび帰宅が遅くなり、この店が夜10時まで開いていることを思い出し、行ってみたところ。

 肉うまに飯650円。
 酢豚を念頭に置いての入店でしたが、単品で千円以上するので断念。麺類も豊富でしたが、いくつかあるごはん類からチョイス。

 ご覧のとおり至ってノーマル。器は他店と比較するとやや小ぶりで、深夜に属するこの時間帯としては量的には適切かも。
 ちょうどいいとろみと白菜のいい味が、特に印象に残りました。
 「中国料理」を名乗るだけあって、中華料理特有のガラの香りがほのかに残り、食後しばらくの間は中華料理を食べたという実感が持続しました。
 ……それってつまりは、ガラ味のゲップが出る、ということなのですがね。(笑)

 そう広くはない店内で常連さんが寛いでいる様子も見受けられ、アットホームな感じです。反面、初心者はある意味孤立感を覚えることもあるかもしれません。

yabucho 201302

 雪の舞う寒い日だったこともあり、身体の温まる味噌ラーメンを食べたいと考え、若葉町の「やぶ長そば屋」をチョイスしてみました。

 味噌ラーメンの大盛り650+150円。
 ここではこれまで板そばと中華そばを食べていますが、味噌ラーメンは初。
 いいビジュアル。刻みたてのネギの純白が食欲をそそります。

 スープは、蕎麦屋らしい合わせ味噌のやさしい味を持ちながらも、辣油が効いてかけっこうな刺激も兼ね備えています。2~3口啜ってから、卓上の七味を振りかけて食べてみました。

 麺は、黄色い玉子麺で、手もみが入った心もち太めの固茹でのもの。サッポロラーメンのような風情を醸し出しています。思い出せないけど、中華そばの麺もこれだった?

 豚の挽肉を使ってさらりと炒めた野菜は、味がいい上にたっぷりの量。
 この店は大盛りにすると麺量はぐんと増えるので、それに見合う量のトッピングとなれば自ずとこうなるのかもしれません。

 中華そばの料金プラス100円で得られる味噌ラーメンの充実度と、そしてプラス150円で得られるボリュームの充実度は、共に十分に納得がいくと思います。

 中華そばでは感じない唇に残る濃厚な脂の感覚と、はちきれんばかりの満腹感に浸りながら、大満足して店を出たのでした。
 この店、いいです!

kawashimaya 201302

 冬季にラーメンを食べるなら、味噌またはあんかけ系のラーメンがいい。
 ということで、「河島屋食堂」の広東麺の大盛り700+150円をいってみました。

 セットものを注文したときの麺量がそう多くなかったので大盛りにしましたが、これならば必要十分の量です。
 どんぶりは大きくならず、汎用のどんぶりにたっぷり麺を入れて、その分スープが少なくなるタイプ。あんかけ系はスープが少ないほうがいいと考える自分には、そういうのが合っています。

 とろみ豊かなあんは、白菜、キャベツ、モヤシ、ニラ、ニンジン、タケノコ、茸類などがたっぷりで、豚バラ肉の旨みとともに、何尾か入っている干し海老の風味が好バランス。
 トッピングには煮玉子4分の1が2つ、蒲鉾の上に辛味噌、その上方には剥き海老1。
 中華そばに150円プラスしてこのように充実した一品が味わえるのなら、700円も納得です。
 これらの下には、舌ざわりのしっかりした、ストレート寄り、微ウェーヴの中華麺がたっぷり。うまいなぁ!

 チャーシュー、メンマ、刻みネギが入っていないので、中華そばとはまったく別物として仕上がっているようです。