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daimaruya 201307

 千歳山のこんにゃく屋のそばにある「大丸屋」。野太い蕎麦とゲソ天はかなり前に食べたことがありますが、ラーメンを食べてみようと思い、訪問。

 らーめん600円。
 油の浮きがないスープは和風。中華風の味付けはなされているものの、これはそばつゆに近いです。
 麺は、蕎麦同様ぶっといものでストレート。オリジナリティが高い。
 2枚のデカチャーシューはパサ系。肉を食べているなぁという噛み応えあり。
 ワラビとなめこを中心とした山菜の水煮が入っているのもユニーク。

 他店のラーメンとは一線を画す、独創性の高い一品です。
 麺の茹でをもう少し浅くしてくれれば、大盛りでいただきたいと思う。
 白菜漬もピリ辛でうまし。

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dosanko 201308

 友人と飲んだくれて夜、ラーメンを求めて駅前の繁華街をヨタヨタと。新規店は当たりはずれがあるだろうと敬遠し、実績と安心感のある「どさんこ」へ。

 瓶ビールを飲みつつ、味噌ラーメン730円を。
 麺は、ストレートのもっちりした食感のもの。スープは、札幌ラーメンを名乗るだけあって、野菜炒めの煮出し汁を含んでおり風味豊か。しっかりした味のスープですが、麺があまりスープと絡まないタイプのものなのでちょうどよし。
 玉ネギを比較的多めに含む野菜炒めもたっぷりのっかっており、これぞ本格札幌ラーメンと言えるでしょう。

 夜しか営業していないのでご注意。
 美味しくてついつい完食しましたが、その前に酒を飲んでいくつかの肴も食べているため、激しく満腹。この時間にこんなに食べては、身体によくないのだろうなぁと反省。

yoshinoya 201308

 中華そばの市内きっての名店と言っていい「よしのや」。久しく行っていないなと思い、訪問しました。

 ラーメン大盛り600+100円。
 前回もラーメンだったので今回は別のものを食べようかとも考えましたが、この店であればやはりコレしかないでしょ!
 見た目シンプルですが、麺がいい! ダレがこないきりりとした麺で、一般的にラーメンを食べるときは麺は啜るのであってあまり噛まないものですが、こちらの麺は微妙に咀嚼が必要なくらいに硬い。茹で方も秀逸で、その食感は独特です。

 スープは、油の浮きがない透明感のあるもので、ダシ云々を超越したおいしさが感じられます。スープ本来の醤油のコクを引き出すタイプとでもいうのでしょうか。それでいて奥にはきっちりダシがある、という印象。
 チャーシューもモモ系のデカイのがしっかり2枚。
 愛好者が多いのも肯けます。

 天童は「そば処吉野屋」、米沢なら「吉野屋」、山形の極上中華なら「よしのや食堂」。ついでに、牛丼なら「吉野家」。

daimyo 201308

 1年半以上ぶりの久々の訪問。ここではつい蕎麦・ラーメンとチャーハン・牛丼のセットを頼んでしまうのですが、今回は別のものをということで。

 煮込み定食700円。
 特筆点はありませんが、納得しますよ、これならば。
 煮込みはアツアツで臭みなし。臭みがないというのが、煮込みの場合大事ですよね。たっぷりのモツにこんにゃくと豆腐。これに七味をドバッとかけて食べれば至福です。
 ごはんも多めだし、味噌汁もうまい。おひたしも漬物も不足感はありません。

 麺類じゃなく、揚げ物・焼き物じゃなく……という気分のときには、こういうのもいいものです。

imajin 201308

 前回訪問時は豪雨断水のため臨時休業だったので、今回再挑戦です。
 入店前からこれと決めて、水晶山ラーメン880円。
 立派です。山の正体はモヤシですが、野菜の生臭さがうまく消されており、好感。
 その周りにほろほろのうまいバラ肉チャーシューを8枚使って土留め工とし、雪のような小口切りのネギをたっぷりまとわせ、頂上にこれまたじっくり味付けした満月のような味玉がトッピングされて登場です。一杯のどんぶりにも美学があります。

 掘削して取り出した麺は、山吹色の中太ウェーヴの美味なるもの。これらを赤味噌が強めの合わせ味噌スープに絡ませて食べます。そのスープには胡麻や青海苔なども入って、コクと深みのある味わいを楽しむことができます。

 ふつうの味噌ラーメン780円、水晶からチャーシューを省いた舞鶴山ラーメン700円などと比べても、水晶山はサービスメニューではないかと思います。
 いずれの仕事もしっかりしているし、接客もよい。人気店だというのも大いにうなずけます。

yamamo 201308

 晴れた平日の昼にふらりと訪問。
 肉そばセット850円。肉そばとミニ天丼がセットになっています。

 手打ちを謳うそばは、蕎麦の含有量が高い黒い色をしたもので、太さは普通ですがしっかり硬めのいい喉越し。そばつゆは、鶏油が効いた肉そば特有の甘いもので、もうこれだけで肉そばを食べてよかったなあと思わせるもの。暑い季節の肉そばはホント、おいしい。

 天丼も熱々で、米どころにふさわしいおいしいごはん。イカゲソ2、シシトウ、かぼちゃ、シメジの天ぷらは小ぶりですが、丼つゆがよくなじみ、納得できるもの。シシトウなんて肉厚でけっこう辛いです。

 昼時なのにお好きな席をどうぞと言われるぐらいの混み具合で、4人がけのテーブルを占領して寛いでも大丈夫でした。

sukiya 201308

 盆休みに朝発ちで旅に出るので、ぱぱっと食べられるものをと「すき家」に赴き、期間限定の「お好み牛玉丼」の並盛とサラダセット(サラダ+味噌汁)、390+100円をチョイス。
 ふつうの牛丼並盛が280円なので、こうするとメインの丼はプラス110円というわけですが、味に大きな変化が出てこういうのもアリかなと。

 牛肉の下のキャベツは生の乱切りで、これがお好み焼きのような風味を醸し出しています。マヨネーズは多くの和食にも合うので、おおむね想像はつくでしょう。
 上品なヒトは生卵を別の器に割り落として卵黄だけを丼にかけるのでしょうが、そんなのはもったいない。卵はそのまま丼にぶっかけ、白身も一緒にずるずるといきます。

 セットのサラダにはご自由にドウゾのシーザードレッシングをかければ、これはこれとして立派な一品になるし、味噌汁もきりりと熱くてよろし。
 これで490円なら、カンペキに納得してしまうなあ。

kinchan-sagae 201308

 遠くに旅に出ていたので、久々に山形のおいしいラーメンを食べようと、寒河江の「金ちゃん」へ。ケーキ屋さんのような外観で中はとても明るい素敵な店です。

 味噌ラーメン大盛り700+50円。
 大盛り50円がスバラシイ。ついでに書くと半熟煮卵も50円らしい。

 麺は細めで、しっかり手もみしたと思われる激縮れ。これがおいしい。浅めの茹で上げで、ちょっと油断すると量が増えてきます。城西店が麺を変えて久しいので、縮れを堪能したいならこちらの店のほうがいいような気もします。

 スープは、金ちゃんらしい味ですが、濃さ、くどさはおとなしめ。
 薄めにスライスしたチャーシューは2枚ですが、そのほかに大小の角切りがゴロゴロと入っています。
 ワカメも青海苔とともに磯の香りを添えています。ほかにコーン、メンマ、ナルト、ネギ。
 辛味噌は、味付け甘めでニンニク臭しっかりでこれまたよろし。
 金ちゃんは各地で店舗展開をしていますが、どれも似たようなものだろうと思っているアナタ、それはどうかな。まずは各店に行ってみるべし。違いはあります。

taikou 201308

 たぬき中華の大盛り650+100円。
 冷やしたぬき中華を食べようと赴きましたが、冷やしたぬき中華は大根おろしが入るとはいえ800円。大盛りにすると900円! だったらこっちのほうがいいやと、この店一番のお奨めメニューに変更。

 おいしかった。スープから漂う香りは揚げ玉が効いてちょっとしたバタ臭さがあり、食欲をそそります。第一印象として揚げ玉はもっと多いほうがいいのではとも思いましたが、このぐらいが適量なのかもしれません。

 麺は茹でが浅め。でも、麺形が細いためか伸び足が速く、大盛りだと後半が多少ダレてきます。
 刻みたての新鮮なネギがシャキシャキした食感だし、ほろほろとした柔らかい大ぶりのチャーシューが2枚というのも好感。ほかにメンマや蒲鉾も入って、具の面での不満はありません。

 大盛り100円増しでこの量というのも納得です。
 奈良沢の中心からやや離れたポジションにありながら人気を持続しているのには立派な理由があるのですね。

maruto 201308

 「もと木そば」があったところに6月に新規オープンした店。そろそろ落ち着いたかなと思い初訪問しました。
 盆期間中は休まず営業だし、11時の開店時刻のだいぶ前からいつもきっちり暖簾が下がっています。

 肉そば(冷)650円。
 見目麗しい肉そば。黒々とした蕎麦は風味豊かでよし、つゆも肉そばらしい甘めの鶏脂多めでよし、鶏肉も親鶏を使った噛み応えのあるものでよし。
 申し分無しじゃないでしょうか。こういう店が山形市内にあるならば、肉そばを求めて河北町まで行かなくてもいいかもしれません。

 ほかに鳥中華650円、ラーメン600円、カツ丼、牛スジ丼各800円などがありました。丼はミニにすると各350円。次は丼ものも食べてみたいな。

mentatsu 201308

 とっつぁんらーめん680円。
 昼夜限定20食で、土日祝は15時からのプレミアムメニュー。日曜の夕方に食べに行ってみました。

 中華そば580円よりも100円高いですが、煮干、節類をふんだんに使った魚介系スープで、煮卵入り。まあ妥当でしょうか。見てのとおりスープが濃厚でおいしい。背脂も入っています。

 オリジナルの太麺やぷっとくて筋のはっきりしたメンマは中華そばと同じ。
 油分を緩和するためにこういうときこそ山盛りネギ80円をトッピングすべきだったかもしれません。
 いずれにしても麺辰らしい戦略性に富んだ1杯でした。

korakuen 201308

 帰宅が遅くなり、軽く1杯のつもりで幸楽苑白山店へ。何年ぶりになるのかな?
 熱いものは敬遠して、冷やし担担麺をギョーザセットにして798円。大盛りサービスでしたが夜なので普通盛りで。
 幸楽苑にしては高っ! 中華そば304円のイメージがあり、それの倍を遥かに凌駕する価格です。冷やし中華514円あたりにしておけばよかったかなぁ。

 スープは棒々鶏風の味付けで、トッピングの赤茶色の具はほとんど辛くなく、唐辛子や山椒の刺激を期待していただけに少し落胆。
 でも、ここの麺はアナドれず、独特の弾力性があって美味。もり系でおいしくいただけるというのはいい麺であることの証でしょう。
 キュウリ、レタスが涼しげで、添えられた千切りのザーサイもいい風味づけをしています。

 餃子6個は小さくてしょぼい。190円だからしょうがないけど、これだったらギョーザセットではなく麺の単品の大盛りサービスでいけばよかったと思ったところです。

ramensyokudo 201308

 ラーメン大盛り500+100円。
 特大厚切りチャーシューメンで名が通っている天童市のラーメン店。チャーシューメンをたのむとそのチャーシューが立派過ぎるためにスープがぬるくなってしまうと噂されるほどのボリュームです。
 自分は肉偏愛者ではないので、フツーのラーメンで臨んでみました。

 ご覧のとおりの立派なチャーシュー。ラーメンの場合厚切りではないとはいえ、このような立派さです。

 スープは豚ガラらしく、ラードが効いていて、レンゲで掬ったときの脂が七色に輝きます。豚の臭みを消すためにけっこうな量の生姜や野菜を投入しているようで、オリジナリティに富んだ味わいにまとめられています。

 麺は自家製らしく、角の立った断面を持つ短めのもの。つるりとした食感は、おぼろげな記憶をたどると山形の「すず木屋」の麺と似ているかもしれません。

 黒胡椒がぴったりといった感じのデキ。
 ちなみにチャーシューメンは250円高の750円です。