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2013.12.02
俺の中華たなか家の中華そば ~天童市《閉店》

天童のほうの「たなか家」に2回目の訪問。初回は味噌ラーメンだったので今回は中華です。
中華そば大盛り550+80円。10円のゆで卵をのっけてみました。
値段良し、ルックス良し、麺良し、スープ良し、具良しで、何も文句はありません。
わけても麺はスバラシイ。太くて縮れていて不規則な平打ち風で、もっちりしてつるつるで。
この麺を大盛りにしても80円増しというもグッド。ウチの自慢の自家製麺をたんと味わってくれという心意気を感じます。
店に入ると芳醇な醤油香がするというのも好ましい。その醤油味はけっこう濃いですが、色ほどではありません。山形のたなか家よりも塩辛くありません。
休日の昼の時間帯でしたがわりと空いていて、ゆっくりといただくことができました。
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2013.12.04
俺の中華たなか家本店の味噌ラーメン ~山形市

先に訪問した天童にある「たなか家」の中華が忘れられず、こんどは山形市嶋にある「本店」に赴きました。本店はかれこれ1年半ぶりです。
本店では前回、中華そばを食べたので、今回は辛味噌ラーメンの大盛り660+80円を。10円のゆで卵を添えて。
いいなぁ、たなか家! 麺が最高です。十分な太さのある自家製の手もみ、平打ちに近いピロピロなところもあって、もっちりした食感はたまりません。
自分としてはこういう金ちゃん系の麺が好き。かつては「金ちゃんラーメン城西店」によく通っていたのですが、申し訳ないが「たなか家」のほうが上かも。城西店は麺が変わったものな。
金ちゃんで修業した人の店ということで、スープのつくりも金ちゃん系と似ていますが、こちらのほうが濃厚。目の下から汗が噴き出す辛味噌の刺激も同様です。
白髪ネギというのはウレシイし、3枚のチャーシューは豚バラのホロホロとしたもので美味。前回も書いたけど、大盛りを80円増しで提供する心意気にもアプローズ。
2013.12.06
中国料理美香蘭の角煮丼 ~天童市《閉店》

天童市スポーツセンターでのイベントに参加し、昼食は近くの「美香蘭」へ。2011年11月以来の訪問となりました。
前回は中華丼だったので、今回は人気メニューと目される角煮丼900円を。
箸で半分に切ってもなかなか口に入らないほどの大きさのある角煮が5個。もちろんほろほろとした柔らかさで、それに豚の脂のとろりとした部分が味わいを加えます。
中国酒などで味付けされており、全体として甘めの味付け。醤油味に慣れきっている身にはこういうのこそが中国料理なのだなあと思わせるものあり。箸袋に記載された「グルメ探求の味」は伊達ではありません。
タレに漬けたうずらの茹で卵を揚げたもの?が2個入っており、これもいい味。
中華丼のとろみにぴったりで前回絶賛したライスは、水分の少ない角煮丼にはしっくりこない感じ。硬めの炊き方は上にかけるものを選ぶのでしょうか。
ボリューム満点。これに中華スープとタクアンが付いて、納得です。
麻婆丼900円というもうひとつのウリがあるようなので、そのうちそれも試してみる必要があります。
2013.12.08
麺堂傾奇者の辛うま味噌ラーメン ~山形市《閉店》

およそ3カ月ぶり、2度目の訪問。前回は中華そばだったので、今回は味噌だ。
辛うま味噌ラーメン750円。
なかなかいい麺。味はドラゴン系。油が強いために湯気が立たないタイプ。辛味噌もニアリー・イコールでドラゴン。
ナルト、チャーシュー、メンマ、ネギのほかにカイワレ、刻み玉ネギ、乾燥していない青海苔、半煮玉子。
コンセプトや良し。しかし何がなし、納得感がそれほど高くありません。それは、卓上のメニュー写真からイメージしたものと内容が異なるからではないか。
写真のチャーシューは厚くて大きいものが2枚。だが実物はピラピラなのが2枚くっついていて、合わせても写真の1枚より小さい。
メニュー写真ではスープが見えないぐらいに具が乗っているのだけど、実際は掲載した写真のとおり。
コストカットは店にとって大事でしょうが、貧相に見えるようではいけません。
2013.12.10
大阪王将山形南店の海鮮皿うどん ~山形市《閉店》

遅くなった夜に3度目の訪問。比較的遅くまでやっているのはありがたい。
メニューを見ると、皿うどんがあるではないか。山形ではリンガーハットでしか食べられないと思っていましたが、あるんですね、こういう店にも。
ということで、海鮮皿うどん630円を、店員さんの勧めに従って焼き餃子160円とともに。
味、つくりともリンガーハットに酷似しています。
皿うどんというものは店によってそう大きな違いは出せないものなのかもしれません。
皿うどん用のソースが卓上にないのは残念。ちゃんぽん専門店ならばこういうことはないのだけどなあ。
また、量的にはややしょぼい。この店は、一品ものは最初から餃子と一緒に食べてちょうどよいぐらいの量に設定しているのではないかと疑いたくなります。
もう一回りのお得感が必要だと思うのですが、どうでしょう。
2013.12.12
手打ちラーメン大仙のらーめん&牛丼セット ~山形市

夜に、およそ3年半ぶり、2度目の訪問。
前回はカレーとラーメンのセットを食べましたが、今回はらーめんと牛丼のセット800円にしてみました。
いや、ここのラーメン、旨い! 第一印象はかすかな生姜の香り、啜ってみれば昔風、しかし少し背脂が投入されて濃厚。麺は手打ちのようで、独特のウェーヴがありスープを持ち上げるタイプの良質なもの。少なめの量ですがいい味を出しています。
もっと評価されてもいいデキであることは間違いありません。
ちなみに、1.5玉100円増し、2玉150円増しとのことです。
牛丼は、甘さを感じる塩辛さ控えめ。ごはんも具もたっぷりで、チェーン店の牛丼よりもずっと本格的です。「大明食堂」のそれのようなつゆだく感はありません。
ごはんには少し麦も含まれているのがめずらしい。
これにダイコンのサラダや新鮮なおみ漬けなどが付いて、立派なセットの仕上がりです。
2013.12.14
駅前ラーメンのラーメン ~山形市《閉店》

昼の時間帯に開かれたとあるパーティーに出席したものの、ほとんど飲み食いしないままに終わったので、ではまあと、山形駅前にある「駅前ラーメン」という店に入って遅い昼飯にしました。
経営者は変わったのかもしれませんがこの店、かつて一度か二度入ったことがあります。当時この店は激安の「学生ラーメン」というメニューがあって、小遣い銭の少ない子供たちに貴重な外食機会を与えてくれていたのです。
それはかれこれ40年ほど前のこと。大きな時空を超えて再入店するのはとても不思議な体験です。
ラーメン560円。
具はきわめてシンプル。海苔2枚、細裂きメンマ少々、ひらひらのチャーシューが2枚。しかしネギは、少なめですが長葱、分葱、そして焦がしネギが少々と、凝っています。
麺は細めで手もみのないストレート。いかにも中華麺らしい味が印象的。
スープは、今はやりの魚介系とは一線を画すもので、鶏と豚と野菜と――といった感じ。
テーブル上の胡椒は白胡椒オンリー。
現代風のラーメンに馴らされた人にとっては、もしかしたら退屈なものに思えてしまうかもしれません。しかし、自分はビビッと感じてしまいました。これってひょっとして、40年前のレシピをそのまま守り続けているのではないかと。
派手なところはないけれど、かつて旨いと思ってむさぼり食べた学生ラーメンに似て、そこはかとなくいにしえの懐かしさを感じさせる名品だと感じました。
ラーメンハンターならば一度は体験する価値ありです。麺量が多いというのもポイント高いです。
2013.12.16
手作り餃子・肉まん双福ラーメンの酢豚定食 ~寒河江市《閉店》

刀削麺を供する「双福ラーメン」に2度目の訪問。
前回チェックしていた酢豚定食980円を食べました。
わざわざ酢豚のために寒河江まで行くのもどうかと思いましたが、行ってよかったです。
まずは、濃いめの味の酢豚にはたっぷりのごはんが必要と考え、ごはん大盛りサービスなのでそれを所望したのですが、立派な大きさのどんぶりにごはんが山盛り! これで足りないなんて、あろうはずがありまへん。
そして酢豚。定食でここまでたっぷりの量の酢豚は初めてかも。
今揚げ上がったばかりの一口大の豚肉が7~8個。これにからむ具材はニンジン、タマネギ、ピーマンのみ。これでよい。タケノコが欲しいような気がしましたが、妙な根菜類だとかキクラゲなんかだったら値段が高くなるだけなので、入らないほうがいいと思う。
この量の酢豚があるなら大量のごはんはいささかも苦にならない。
というわけで、充実の完食。
中華スープ、漬物代わりの冷奴、デザートの杏仁豆腐が付いて、大満足。やはり実食してみなければ、その本当のバリューは語れません。何事も経験が大事です。
2013.12.18
台湾料理紅四季山形店の青椒肉絲飯 ~山形市

残業で帰りが遅くなった時に重宝する「台湾料理紅四季山形店」。年中無休で夜は24時までやっているようです。
概ね半年ぶり4回目となる今回は、青椒肉絲飯680円にしてみました。
量が多いのはわかっていたのですが、目の当たりにすると改めて多いなぁという印象。20時も過ぎた時間帯なのだから軽くいきたいのに。
しかし、シャキシャキッとしたピーマンはその緑色が鮮やかで食欲をそそります。これにタケノコ、牛肉の細切り、そして辛みづけの鷹の爪。紹興酒やオイスターソースなどを用いて中華料理らしい味に仕上がっています。
「孤独のグルメ」の井之頭五郎風に独白すれば、うまいうまい。今俺は中華料理を食べているという実感が湧いている。これを頼んだのはアタリだった。――てなところでしょうか。
ごはんの炊き具合(というよりもコメの質か)と片栗粉風のスープにひと工夫欲しいところですが、ちょっと気取った中華料理店の3~4人前ぐらいの青椒肉絲の量なので、この料金なら立派なものだと認めざるを得ません。
2013.12.20
長崎ちゃんぽんリンガーハット山形TUY通り店の長崎ちゃんぽん ~山形市

ちゃんぽん、皿うどんの特徴あるうまさに惹かれて、今年2回目、通算4回目の訪問。
長崎ちゃんぽんの麺増量1.5倍、料金は通常と同額の550円。
野菜たっぷりちゃんぽんをいきたかったのですが、こちらのほうは残念ながら麺の増量は不可なのだそう。
エッジの効いた太い麺が浅めに茹でられて、もちもち感たっぷり。これは美味。
具もいい。特にさつま揚げの食感がステキだと思う。
量も、多くもなく少なくもなくで、1.5倍が自分にフィット。
全国展開のチェーン店はあまり利用しないほうですが、ちゃんぽんなら別。550円で腹いっぱい食べられるリンガーハットは好きです。
2013.12.23
優勝軒鳥居ケ丘店の汁なし油そば+チャーシュー丼(小) ~山形市《閉店》

汁なし油そば(普通盛り)750円。
驚きのボリューム。二郎系の店をアナドッテいました。
底のほうに脂汁があり、ニンニクダレが香ばしい。大量のモヤシとともに極太麺を持ち上げて食べれば、茹でたて熱々の麺がうひゃあ!と声が出そうなほどに、うまい!
麺は、全粒粉を用いているのか、茶色にシフトした色をしています。
具は、ほかにキャベツ、ネギ、天かす、角切りのチャーシュー。こういうのって若い人たちはたまらないのだろうなぁ。

チャーシュー丼(小)200円。
コイツのデキはいいと思う。かつては150円だったのが値上げされたのは残念ですが、それでも値打ちはあるのではないか。
チャーシューを煮たときのタレと思われるものがかかっており、これがいい味を出しています。ネギもシャキシャキなのが高ポイントですな。
食後のニンニク臭が強烈。食べたのが夜でヨカッタ。
加えて超満腹。21時過ぎにこんなに食べてはいけません。
2013.12.25
キッチンラーメン濱のこってりみそラーメン ~山形市

当時同じ職場の人から連れてきてもらった記憶があるので、あれは昭和の時代。ということは、この店には25年ぶりぐらいの再訪となります。箸袋に書いてあったところによれば、開店して40周年になるのだそうです。
こってりしょうゆラーメンの大盛り(太麺)580+100円を注文したのだけど、運ばれてきたのはこってりみそラーメンの大盛り(太麺)780+100円。まあいいや、これでも。
評判の店だけあって、たしかに旨い。極太麺はもっちりしているし、具も吟味されています。スープは一見あっさりのように見えますが、ダシから出た脂がたっぷり。でもそれほどくどくないのが妙技。ぴりりと辛いデフォの唐辛子、細かく擂り込んだニンニクとショウガの風味もまたいいです。
食後は大汗。でもやっぱり、つけめんやまぜそばなどとはちがって、熱いスープをすすりながら食べるラーメンはうまいですよ。
きっと近いうちにまた来ることになると思います。
2013.12.28
あすなろ食堂のあすなろ定食 ~山形市《閉店》

この界隈の店でどこが一番かと問われれば、躊躇なくこの店を挙げることになるでしょう。それほどに安い、うまい、はやい、熱い、多い、楽しい――の6拍子がしっかりそろう店。
あすなろ定食750円。
この値段でメインディッシュ+小鉢2つ+どんぶり飯+いい味の味噌汁+漬物が登場し、いずれも量がたっぷりで、さまざまな食材が惜しみなく投入されています。
ご夫婦と思われる店の二人の連携は、長年の間に培われ、磨きがかけられてきたもので、その手際を見ているだけで十分楽しい。よい手際のため、発注からサーヴまでの時間は、これだけの質量なのに極めて短いところが素晴しい。
この日は、レバニラ炒め、マカロニサラダ、なめこおろし豆腐。写っていませんが、味噌汁はネギとワカメでした。
レバーは得意ではありませんが、味付けがよくそれほど苦になりません。たとえメインがレバーであっても、他のメニューよりあすなろ定食を選びます。だって、あすなろ定食が断然お得なんだもん。
2013.12.29
三宝亭桜田店の五目あんかけ揚げ焼そば ~山形市

ある日、仕事上の帰宅困難者となり、20時30分に一人メシ。
2011年5月以来だから、ここは2年半ぶりの訪問となります。
五目あんかけ揚げ焼そば714円。
洋ガラシをちょびちょびつけながら食べれば、それなりに旨い。具材もいろいろ使われていて、いい。しかし、量が多いとはいえず、ちょっぴり物足りない。
この時間だから適量だといえば、そう言えなくもない。
消費税が外税というのはしゃらくさいが、それもチェーン店らしい。
2013.12.31
中華料理江南春の広東風五目あんかけ焼きそば ~山形市

「三宝亭桜田店」に五目焼きそばを食べに行ったが、そこでは揚げ麺しかないと言われ、不本意に思っていました。
では、ここだったら揚げ麺ではない五目焼きそばがおいしく食べられるだろうと、「江南春」へ。
2か月ぶり、何回目かの訪問。しかしここの五目焼きそばは初。
広東風五目あんかけ焼きそばの大盛り、730+100円。
予想どおり、美味い。
大盛りは正解。大盛りで食べても美味しさが最後まで持続するところがいい。
とろみは少なめ、油ちょい多め。桂林の五目焼きそば大盛りのようなどんぶり仕立てではないので激熱ではありませんが、それが口にやさしく、口内火傷はある程度避けられるメリットがあります。とは言っても多少は火傷しましたが。
ボンレスハムはチープ感というよりもむしろ五目焼きそばに馴染んだ味がするし、豚のバラ肉は豚肉らしい野趣を添えているなといった印象。
「孤独のグルメ」の井之頭五郎よろしく、満足な食事を終えた後には手を合わせて「ごちそうさまでした」と言いたくなります。
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