2017.01.31
☆竹林坊の四川牛麺 ~山形市

2011年9月以来、5年4か月ぶり2回目の訪問。
四川牛麺というユニークなラーメンがあると聞いたので。
四川牛麺(ご飯付)、860+税=928円。
店のメニューによれば四川牛麺は、「ひもかわうどんからヒントを得、試行錯誤の末に生まれた横広拉麺。粉は山形産ゆきちからを使用、蒟蒻芋を入れコシを強く、ヘルシーに打ち上げました。スープは四川の味“麻辣(マーラー)”たっぷりの牛肉に朝天辣椒と漢源花椒などの数十種の香辛料を使い、より刺激的に! 小さなご飯が添えてあります。最後にスープの中に入れて召し上がってください。」とのこと。
辛さは3段階。選んだ「普通辛」は「けっこう辛い」という位置づけです。
ぐっひょー、これはユニーク。薄く衣をつけて軽く揚げたような牛肉がたっぷり。白ネギに加えて、写真の手前に見えるような生の刻みキャベツが入っています。これらがほどよくスープの辛いところを和らげる役目を担っているようです。
麺は完全にひもかわ。どんぶりの上のほうに写っていますが、これが1本の「幅」。3~4cmはあるでしょうか。長さも30cmぐらいはあるぞ。
ひもかわは昨秋、群馬の桐生で食べて以来。びろんびろんとしているので、辛いし熱いし、唇などを火傷しないように食べるのが大変です。
ひもかわをひとしきり啜り上げ終わった頃からスープの辛さがやってきて、汗がじわり。さあ、ここからはご飯を投入だ。心の中でエレキギターが泣き始め、戦闘モードに。レンゲで掬ってぱくぱく食べれば至福感バッチリ。おれは今メシをかっ込んでいるという実感がじわじわ。そして発汗も急激に加速し始めます。
ああ、うまかった! ハンカチで汗を拭きながらゴチソウサマ。ハンカチ1枚では足りないぞ。
このラーメンは麺も珍しいけど、スープにごはんをどぼりと落としてからが真骨頂だ、と思う。山椒の刺激が天下一品で大満足でした。
14時頃の入店でしたが満員。その理由は見ているとわかるのだけど、料理の「出」があまりよくありません。一品一品にかかる調理時間が他店よりも長いように感じました。