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tonya-sakata 201702

 平田牧場の本丸「ガーデンパレスみずほ」内にある「とんや酒田店」を初訪問して、「MyBloom」第5弾を使って(17回目)金華豚サービスロースかつ膳、通常1,512円のところを1,080円で食べてきました。

 ブルームによれば、「世界のVIPも認めた金華豚のロースかつは、まさに“キングオブザとんかつ”と言っていいほどの美味さ。グルメファン垂涎の味わいをぜひご賞味あれ」とのこと。
 高級豚の金華豚のロースかつはたっぷりの千切りキャベツが添えられ、辛子もたっぷり。擂鉢の胡麻を擂ってこれにソースを入れてとんかつにつけて食べるスタイルです。
 キャベツの浅漬けがどっさり、岩海苔が添えられた赤だしの味噌汁、ふっくらごはんといったフォーメーション。
 ソース2種類、キャベツのドレッシング3種類が卓上にあり、お好みでドウゾと。

 とんかつは、さすが平田牧場と唸らせるものがあります。筋などまったくなく、噛めばふんわりとした食感で、歯の弱い高齢者でも軽くイケるでしょう。揚げ具合もサクサクで、とてもおいしい。
 とんかつ愛好者にはおそらく豚肉をたんと食べたい派とおいしい肉を味わいたい派との2種類があって、かつては前者だった自分は今ではすっかり後者に変貌を遂げています。ここのとんかつは後者にはきっとたまらないでしょう。

 とんかつは多くはいらないけれど、ごはんはしっかり食べたい。そんな人にはウレシイ、ごはん、味噌汁、キャベツはおかわり自由。
 この日は昼メシがしょぼくて腹が減っていたので、ごはん半分と、味噌汁、キャベツをおかわりしたところ。キャベツに好きなドレッシングをかけてわしわしと食べられたのが僥倖でした。

 いいなあ、とんかつ。空腹が十分過ぎるほどに充たされ、千円ちょっとだものな。この喜びは、会計の笑顔のかわいい女の子に感謝とお礼という形で伝えよう。

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udon-ohi 201702

 「MyBloom」を持って藤島の「うどんの大井」を再訪。今回のブルームではここが行きたい店のベスト3には入っていました。

 ブルームメニューのカレーうどんにいなりずしを1個追加し、540+70円。
 カレーうどん、うまっ! しっかりカレー風味が漂う、濃いめでもったりとしたとろみのカレースープに白肌のうどんが隠れています。

 カレーうどんはとろみの強いものが好きで、そばつゆちょっぴり、カレーどっさりがいいと思っていますが、大井のカレーうどんはまさにそれ。最後にどんぶりを両手で持ち上げてスープを啜りましたが、なかなか口まで落ちてこないぐらいのどろり感でした。

 勤務途中の昼休みなので、白いワイシャツに汁が撥ねないように、少なめにうどんをたぐって慎重に口に運びます。幸い汁は撥ねずにすみました。
 しばらく前に群馬県桐生市の「ふる川暮六つ」という店でカレー南蛮ひもかわを食べたことを思い出しましたが、幅10センチほどもあるようなひらひらしたものでは唇が熱くて火傷必至。そういう意味ではふつうのうどんであれば唇にやさしい。そしてまた、蕎麦ほど伸びないので途中でぶつぶつと切れてしまうようなこともありません。
 つまりは、麺類にカレーを合わせるのならうどんがベストマッチなのだろうとの結論を得たところです。

 いなりずしも美味。
 ここ、とてもいい店です。うどんがうまいし、トッピング各種も安い。店のおばさんたちの庄内弁も軽やかだし。

katsuraya 201702

 3回目となる鶴岡市家中新町の「お食事処桂や」。この3回はすべて「MyBloom」を使っての訪問です。
 今回はイカゲソ唐揚定食、750円のところ540円で。第5弾活用の19食目。

 イカゲソ揚げは、村山地方出身の人間にとっては盛りそばのオマケ的な位置づけであり、これをおかずにしてご飯を食べることはあまりありません。
 でまあ、山形の「はえぬき」が23年連続の特Aを逃したという悔しいテレビニュースを聞きながらいただきました。

 紛れもないゲソ揚げがずらりと並んだメインディッシュ。
 足の数は何本なのだろう。烏賊2ハイ分? その脇には千切りキャベツとマヨネーズが添えられています。
 ゲソはゲソそのもので、格別柔らかいものでもないので、食感はもそもそとして、いい顎の運動になります。ショリショリとした衣がおいしい。
 ふだんはマヨネーズを使わない生活をしているので、久方ぶりに食べるマヨは濃厚かついい酸味があって美味。

 アサリの小鉢に、いい味だけど少量の味噌汁とタクアン。
 ごはんは、いい米は使っていないようですが、ふっくら炊き上がっていてそれなりにおいしい。

 まあ、格安だとはいっても、所詮はゲソだからなぁという思いは村山人の心からは消せず。
 つまりはゲソを見くびっているわけなのでしょう、このワタクシメは。

benkei1 201702

 ある日の夕刻、人間ドックで指摘があったので鶴岡市内の眼科で視野検査。瞳孔調節ができなくなるので帰りのクルマ運転はダメよとのことなので、代行で帰ることにして、チト早いがこのあたりで飲んでしまおう。
 ということでふらりと入ったのが、17時過ぎから開いていた「和洋創作料理べんけい」。鶴岡駅近く、錦町にありました。

 本日最初の客となってカウンターへ。まずはジョッキ生ビールで喉を潤し、茄子と挽肉の煮びたし、メカブと山芋の2種類のお通しをつつきます。お通しによって店のレベルはある程度わかるものなのだな。

benkei2 201702

 ビールには揚げ物が欲しいと思って注文したカキフライ540円が白眉。この価格ならば一口サイズのものが3個ぐらいだろうと侮っていましたが、二口でも食べきれないようなジャンボ牡蠣が3つ。これは立派過ぎでしょ。
 薄く切ったキュウリにのったタルタルソースが大量なこともポイントが高いです。

 その後飲み物を地酒4種飲み比べセットに変えて、豪華刺身3点盛りをつまみます。竹の露の白露垂珠純米吟醸、度會本店の特別純米和田楽(わたらい)、羽根田酒造の純米吟醸俵雪、酒田酒造の上喜元純米大吟醸弁慶。地酒は総量で2合強ぐらい? 搾りたての美酒ぞろいでこりゃタマラン! 上出来のお造りの写真を撮るのを忘れてしまった(これは撮っておくべきだったと悔やむ)ぐらいタマラン!

benkei3 201702

 ゴルフが大好きといった感じの大将は最近宮古島でプレーしてきたようで、こちらも沖縄は大好きなので、いろいろと話をしながら飲む。
 話しまくるタイプではない大将のぽつりぽつりとした口調も酔いが回ってきたこちらの各種知覚組織に心地よく、こういう一人飲みはいいものだなあと再認識。

 この店の名物らしいカツサンドをテイクアウトすることにして、都合5,710円。
 いい夜だった。少々贅沢かもしれないが、自分に対するこういう金の使い方も悪くない。ある程度の収入が得られるようになり、子どもたちもそれぞれひとり立ちしたからな。それはつまりは、自分はもう十分いい齢になったということなのだが。

kamechan 201702

 夜は居酒屋だけど昼は完全にラーメン屋になって大はやりだという、酒田市亀ヶ崎の「自家製ら~めんかめちゃん」を初訪問。

 飛魚、背油、煮干の3種類のら~めんがあり、それぞれ小・中・大、細麺・太麺が選べるシステム。
 その中から、背油ら~めんの中(麺250g)、太麺、700円にしてみました。
 ライスは無料で、室内に置かれた大きなジャーから好きなだけ取っていいようなので、小どんぶりにさらりと1膳、プラス漬物2種をいただきます。

 ラーメンは個性的。濃いめの醤油色スープの全面を背脂が覆っています。啜れば見た目どおり醤油香がしっかり。これに卓上のブラックペッパーを振りかけて啜り直すと、ぐっとコクが出て引き締まった感じがしておいしい。背脂は濃厚ですが、苦になるほどの脂の感じはなく、万人向けに近いと思う。

 自家製を謳う麺も独特。平打ち、ぐりぐり縮れで、まさに小麦色の太麺で、近時食べたラーメンに照らせば、「満び」のものと似ているかもしれません。
 箸で持ち上げれば、麺先に付着した背脂がピンピンとテーブルに飛び散り、そのさまは見ていて楽しい。もちろんそれが自分の顔や衣服に飛んでこないうちは。(笑)
 ついわしわしとかっ込んでしまいますが、この類いの麺はそういう食べ方が相応しいのだと思う。満びもケンチャンラーメンもそうだもんね。

 小口切りにした薄々の白ネギがスープの脂を吸っていて、それと麺をいっしょに啜れば至福感の高いおいしさが口腔に広がります。
 メンマもチャーシューも抜かりなしのハイグレード。
 でもって、麺を食べ終えた塩味強めの背脂スープにライスをどぼりと落とし込み、レンゲではくはくとかっ込むのもまたうまし。

 食べ終えた食器を自分で返却口まで運んで精算。当たりの店。楽しかったし、おいしかった。

tenka 201702

 鶴岡市本町の「天花食堂」を初訪問。
 商店街の一角にある小さくて古い町食堂。ドアを開けると、客のいない店内でテレビを見ていた老夫婦が「いらっしゃい」と迎えてくれました。
 第一印象は「こりゃあ昭和だなあ!」。昭和で時間が止まっている感じです。古い椅子とテーブル、テレビが大きめの音で点いており、暖房は石油ストーブ、厨房の上一面にメニュー札がずらり。
 きちんと化粧した老女が淹れてくれた茶が濃くておいしい。

 短冊の中からカツ丼850円をチョイス。
 ほどなくして運ばれてきたカツ丼は、まさに大衆食堂のそれ。ルックスがいいではないか。

 カツが丼の表面全体を覆い、その4/5は切った形そのまま中央に、また、カツの端っこの半円形の部分、つまりは脂の乗ったおいしい部分は空いたスペースに配されています。ごはんが見えなくなっている――というのが「大衆」である客を喜ばせる仕掛けになっているわけです。
 肉自体は厚いものではありませんが、今しがた厨房で揚げたものをすぐに使っているので、おいしい。
 どんつゆが独特。多分使っている醤油が違うのだろうと思いますが、濃い口のもののよう。しっかりした醤油味の後ろにうっすらとした砂糖の甘さが漂い、これはなかなかだぞ。
 こうして食べていると、カツ丼とは肉自体を味わうのではなく、肉、衣、卵、タマネギ、どんつゆ、ごはんの混然一体性を味わうものだという思いが強くなります。豚カツが食べたいのならとんかつ定食を食べればいいわけで、カツ丼は店ごとに異なる構成要素の機微に喜びを感じながら豪快にかっ込むものなのだ。

 豆腐とワカメの味噌汁も、ダシの取り方が独特なのか、この店ならではの味わい。ワカメが緑色なのもポイントが高い。漬物もたっぷりで、紅色のものは生姜です。

 納得のカツ丼。
 いい食堂で、小さいながらこれまで続いてきたことの実力がうかがえました。
 しかしどうなのだろう、この店も二人の代限りで終わってしまうのだろうか。この昭和チックで静かなたたずまいの店がいずれ失われてしまうのだとしたら、いかにも残念なことだ。

saika-ohmiya 201702

 酒田市大宮町の「中華料理彩華」を初訪問。「since1971」で、店を開いてから46年目ということらしいです。
 なお、同じ読みの「サイカ」でも、先に赴いた同市北新橋の「中国料理菜花」や駅東の「斉華」とはもちろん別の店です。
 夕食には少し早い夕刻の時間帯、客は終始自分だけの貸切状態。かつてはこういうのは居心地がよくないと思ったものだけど、この頃は静かな店内に身を置いて寛いでいる自分がいます。ずいぶん図々しくなったものです。

 広東メン600円。
 ん、600円?! そりゃ安いでしょ。今どきラーメンだってそのぐらいはするぞ。店のメニューの中でもこれが特に安い設定のように思います。
 そんなわけで、どういうものが運ばれてくるのか興味津々で待ちましたが、・・・上等ですよ、コレ。

 しっかり広東麺していて、プリリとしたむき海老が2個入っているし、豚肉も多め。
 その豚肉は定番のバラ肉ではなく、油気のないパサリとした赤身、というよりもホルモン系に振れている部位のようです。何らかのこだわりをもって意図的にこの種の肉を使っているのだろうと思量しますが、個人的には食べ慣れているバラ肉のほうが好きかもしれません。

 五目あんは、スープの色よりも若干白っぽい色で整えられており、いい感じのとろみ具合です。
 手づくりにこだわっているようで、麺も寝かせて透明感を湛えた、間違いなく自家製麺。少し短くちぎれ気味ですが、おいしいのでレンゲを除けどんぶりを持ってスープとともに完食です。

 いやあ、酒田。
 ラーメンもいいし、洋食もいい。居酒屋もいい魚料理を出すし安くて量が多い。それらに加えて、中華料理店だっていいところが多いと思う。ココ「彩華」もそのひとつだ。

whitehouse 201703

 平日の昼食時、庄内町余目の「ホワイトハウス」を1年ぶりに再訪。
 「Coffee&パブレストラン」の冠がついていますが、ここはランチタイムの定食が評判で、10種類の定食をそれぞれ700円で食べることができるのです。
 外看板には「定食660円」と出ていますが、今は値上げしていますからご留意を。(はやく替えてね。)

 前回は味噌焼き肉定食を食べたので、今回はハンバーグ定食にしてみました。
 高級感やオリジナリティがあるというわけではなく、フツー感たっぷりのデキです。しかし、それぞれのボリュームが立派で、定食屋として一流の域に達しています。庄内町で定食を食べるなら、ここがいちばんだと思う。

 ハンバーグが焼き立てででかい、マッシュルームの入ったデミグラスソースがうまい、手切りの千切りキャベツが泣かせる、熱い麩の味噌汁が丸みのある器にたっぷりで飲み甲斐あり、そしてごはんがやたらと多い。
 若い男性にはジャストフィットのボリュームでしょうが、女性軍やいい歳をした男性にはややヘビーかもしれません。で、多ければ残せばいいのだけど、おいしいからぱくぱく食べてしまうので、あとがコワイのですよ。(笑)
 ほかにはスパゲティサラダにタクアン2枚。

 前回とは違って今回は空いていて、一人客でも「はい、カウンターへ」とはならず「お好きな席へドウゾ」と。こういうユルイ接客が好きだ。写真を撮るので比較的光量のありそうな4人掛けを確保し、独占してゆるりと。
 ああ満足。今日もたくさん食べてしまったなあ。

seki 201703

 食堂の宝庫、庄内町余目で未訪の店探求し、ある日の昼休み、「蕎麦工房せき」に行ってきました。
 仕事場から車で15分、食べる時間がだいたい10分。だとすれば、調理時間には20分みておけば大丈夫だろうと踏んでのダイナマイトツアーです。さて、首尾は・・・。

 庄内地方で板そばを食べるのは、鶴岡市藤島の「手打ちそば草介」で食べて以来。庄内でそばというイメージは自分には薄く、遡ってみると「草介」のほかに「福湊庵」、「生石大松家」、「麺工房無量庵」、「羽黒のそば蔵金沢屋」、「麺処鵬匠」、「茂一そば」、「田麦荘ななかまど亭」で食したのみとなっていました。

 板そば+ゲソ天、900+200円。蕎麦は高いんだよなぁ。
 大衆食堂でやるように、入店してメニュー短冊を眺め、注文する品を厨房の主人に伝えてから席に着こうとすると、主人は「お茶、出しますから」と一言。
 一瞬何を言っているのか意味がつかめませんでしたが、つまりは「まず席に着け」ということのよう。
 蕎麦屋とは大衆食堂の流儀が通用しないものなのだろうか。いや、そんなことはないだろう、たまたまこの店の流儀がそういうものだというだけのことではないか。

 ナルホドと席に着いて、女将が茶を運んでくるまでおよそ3分。自分の直前に入店した客と長話をしているから遅くなる。そしてようやく「何にしましょう?」と。おいってば。さっき伝えたでしょう。これからつくるの?
 でもって、「ゲソ天は時間がかかりますよ」と。どの程度かかるのか確認すると、5分ぐらい余計にかかるだけですというので、オーダーを変えずに待つことにします。
 しかし、待てど暮らせど注文品は来ず。そしてようやく、20分ぐらい経ってお待ちどうと。
 ああ、もう。先の計算でいくと食べるのに充てられる時間は5分ぐらいしかないぞ。

 これでは味も何もあったものではありません。急いで食べて急いで去る、それだけ。
 そば屋ってのは、こういう店に出くわす頻度が高いです。「こういう店」というのは、「食べに来てくれてもっけだの」ではなく、「なんなら食べさせてやってもいいんだよ」というような、売り手市場的な店のこと。そういうことは蕎麦屋以外ではごく一部のラーメン店にはありそうだけど、大衆食堂ではありえません。客本位が徹底していますから。
 店を始めて16年ぐらい経っていると先客との長話から聞こえてきたけど、老後の楽しみでやっている店に当たってしまったのかなぁという感じでした。

 結局、職場リターンは急ぎに急いだものの、2分遅刻。
 見栄えもよく、量もあり、10割そばの石臼挽きでそれなりにおいしいとは思いますが、再訪はありません。おいしい蕎麦は、内陸にたくさんある客本位の蕎麦店で食べることにします。

 「金太郎寿し」といえば、当地庄内はもちろん、内陸地方でも人口に膾炙した人気回転寿司店。でもそれは「城南店」のほうが有名で、西新斎町の羽州浜街道沿いにある「新斎店」のほうはそれほどでもありません。
 その新斎店の近くに用事があったので、夜の部の開店直後、17時過ぎ頃にふらりと入ってみました。

 食べたのは、まずは庄内らしく白身のヒラメ、カナガシラ。

kintaro-shinsai1 201703

 続いては、内陸ではなかなかメニューに登場することがない牡蠣軍艦と、本マグロの赤身。

kintaro-shinsai2 201703

 フィニッシュには、これも初めてお目にかかる穴子軍艦と、光り物もいいなとアジ。

kintaro-shinsai3 201703

 いずれも美味。シャリが大きくないので、全12貫でしたが腹に無理なく食べられました。
 海苔が好きなので、いつもはついつい軍艦巻系が多くなるのですが、今回は4貫にとどめました。
 牡蠣軍艦がおいしかった。勘定をする頃には真っ先に完売になっていました。

 260×5+130×1=1,430円。
 寿司はいいな。オトナの食べ物という感じがする。混んでいない時間帯に一人で店に入り、ちょちょいとつまんでさっ帰るというのはなかなか粋なものだと思う。そういうオトナの作法は居酒屋クローリングをするときも同様だ。
 一人回転寿司には今後ハマりそうな予感がしています。

tsubame 201703

 鶴岡市大塚町、羽越線が目の前にある立地の「らーめんつばめ」を初訪問。2016年2月開店です。

 みそらーめん700円。
 このスープ、美味。白味噌が強めの合わせ味噌? 小麦粉か何かでとろみがつけられているようで、あっちち。身体が温まります。というよりも、口が火傷しそうです。
 まろやかな味がよく、800円の辛味噌ラーメンよりも、こちらのノーマル味噌ラーに卓上の七味をかけて食べたほうがうまいのではないかと思います。

 強めに火を通された野菜。サッポロ系のように煮出してあり、タマネギがいい仕事をしています。チャーシューもしっかり。
 麺は、サッポロ味噌にしっくりくる多加水中太のウェーブですが、本場のような黄色味は敢えて演出していず。もっちりした食感は秀逸です。

 量的に足りないような気がしたので、メンマドン80円を追加。それってメンマがドン!と皿に盛られて登場する、のではなく、小ライスにメンマが数本と白髪ネギがのってくるものです。
 コイツにうっすらと卓上のラー油をたらしてぱくぱく。メンマの塩味だけなのでごはんが余る。それは計算ずくで、残ったご飯にレンゲでおいしい味噌スープを数回かければ最高のおじやに。それをはくはくとかっ込めばこりゃシアワセではないか。

 ああ、うまかった。
 店は明るい感じがするし、フロア担当のお姉さんは笑顔がよくてやさしいし、店内のポップもいろいろと凝ったところがあってユニークで、いい店。
 ラーメンの種類はもちろん、サイドメニューがいろいろあるので、リピーターは多いと思われます。

rinda-tawara 201703

 最上郡真室川町大字新町の「リンダ俵」を初訪問。
 インパクトがあって謎めいているでしょ、この店名。WEB上では「リンダ・俵」、「俵リンダ」、「ニューリンダ」などと紹介されています。
 なので、なぜに「リンダ俵」なのかを確認しに行かなければなるまいと思い当たり、また、ランチタイムがいいぞという情報もあったので、庄内から山形へと向かう途中に大きく遠回りして行ってみました。

 ひとつの建物に「和風俵」とパブスナックの「ニューリンダ」の2つの店が同居している形になっており、それぞれ入口は別ですが経営者は同じなのかもしれません。
 で、外看板には「リンダ」と「俵」が続けて記載されており、建物の2階には「俵 リンダ」と書かれた横看板。
 そういうことで、この建物を訪れる人によって店名の印象が変わる、いや多くの人が混乱している、ということなのではないか。

 謎が解けてひと安心。しかし、洋食のランチタイムをやっているのはどっち?
 訪れた正午近くの時間帯、「パブスナック ニューリンダ」のほうにだけ小さな「営業中」の札が出ていたので、スナックなのにこっちでいいのかなあと首をかしげつつ入ってみます。
 するとそこは、バーカウンターと、フロアには緋色のソファがずらり並んでいて、「あ、おれ、入るトコ間違ったかな?!」というのが第一印象。
 店にいた妙齢の女性(おばさん)から「いらっしゃいませ」と声がかかり、いちおう「ランチ、いいですよね」と確認を入れて、ウイスキーの水割りがふさわしいと思われる応接セット様のテーブル席に納まりました。運ばれてきた熱いお茶。よしよし、紛れもなく食堂だ。

 デミカツランチ800円。日曜祭日を除く11時半から13時半までは、ハンバーグもカツカレーもこの価格のようです。

 噂に違わず立派。
 メインディッシュは、揚げたてのとんかつに自家製デミグラスソースがたっぷり。カツは上質で、この価格帯で食べるものとしては極めて優れていたと思います。さっくりとした食感もよく、うれしいばかりです。
 付け合わせのサラダも水菜や紫タマネギなどが配されて彩りも豊か、ドレッシングも上出来のフレンチ。

 小鉢類もすごい。さつま揚げや打ち豆が入った山菜の油いためは美味だし、漬物はキュウリ2種と白菜、味の濃いおかずでごはんをしっかり食べていってねと言わんばかりの切り昆布、そしてデザートのチョコレートケーキ。

 ごはんはおかわりもできますということでしたが、この量であれば自分には十分。
 みそ汁は、大根と豆腐の具だくさん仕立てでした。

 味、量、価格のいずれをとっても申し分なしで、遠回りして来た甲斐があるというもの。
 大人の夜の社交場のような雰囲気さえ気にしなければサイコーのランチが食べられると思います。もちろん自分は気にしない。(笑)

kashiwaya 201703

 山形から庄内へと向かう昼の時間帯、尾花沢市内に寄り道して、「柏屋」を初訪問。
 間口はそれほどでもありませんが中は広く、メニューも豊富。客もひっきりなしにやってくる市内の人気店のようです。

 先客の何人かがたのんでいた「マーボー野菜メン」900円。
 けっこういい値段だなあと思って待ちましたが、配膳されたものを見て納得。量、質ともに充実しています。
 大きなどんぶりにたっぷり。ははあ、豆腐も野菜も入っていますね。
 あんの部分をまずキャベツの塊りから食べてみると、あひゃあ、熱っちい! こりゃあよくフーフーしてから口に入れないととんでもないことになるぞとほくそ笑む。そう、ラーメンは熱さが身上であり、ここに美学があるのだから。

 「あん」には豆板醤、甜面醤、挽肉などは入っていず、したがって四川風の味付けではありません。五目ラーメンや中華丼の「かけもの」に唐辛子を効かせて辛みを付けたものです。
 極めてとろみが強く、感覚としては県内最強のとろみを持つと認識している川西町の「大都嘉屋」の五目あんに勝るとも劣らないどろり感があります。とろみというよりもずっと、ぽってりとした感じがあります。いいんじゃないですか、これ。

 豆腐は大ぶりにカットされたものがごろごろ。むしろ秀逸なのは野菜で、キャベツ、白菜を主として、モヤシ、ニンジン、青野菜、タマネギ、キクラゲ、シイタケ、タケノコなどで構成されています。イカやエビなどの魚介類は入りませんが、豚のバラ肉は分厚くて、噛むと豚肉の旨みがジュワッと出てくるようなスグレモノでした。
 麺もおいしいですが、この一杯の主役は完全にあんのほう。なので、コメントはなくてもいいでしょう。

 ミョウガをそのまま漬物にしたものは初めていただきましたが、これもイケました。
 いやぁ、もう満腹。汗タラタラ。いい店ですよ、ここも。すぐにでも再訪したいと思うくらいに。
 ミニラーメンとミニかつ丼のセットが930円で、これを両方ともミニではなくフルにしたものがわずか50円アップの980円なのだそう。それにも興味が湧いたぞ。(そんなに食べられないでしょうよ)

ajisai 201703

 昼に、庄内町余目の「あじ彩」へ。1年8カ月ぶり3回目となります。
 町内では珍しい本格中華料理店を謳っており、人気店とあって満員。少し待っての着席となりました。

 前回は五目あんかけ焼きそばを食べたので、今回は汁ものの、店名を冠する旗艦メニューと思しき「あじ彩ラーメン」880円をいってみました。

 塩仕立ての五目あんかけラーメン。とろみの度合いは標準的もしくはやや強めといったところ。
 画像には写っていませんが、五目あんの海鮮系具材が極めて充実しています。
 白眉は牡蠣。ラーメンの具材にはそぐわないほどの大きな牡蠣が1個。牡蠣本来の風味がすばらしく、プリッとした食感がたまりません。
 ほかには、いずれも大きめのホタテ4、イカ3、海老2だったでしょうか。
 これらをあんの下にそっと隠しておくという奥ゆかしさは、余目人特有の性格の故でしょうか。(冗談です)
 これだけの具材が入って、余目らしい満点ボリュームであれば、高めの価格設定もうなずけます。

 味はハイレベル。それでいて庶民的。量もあるし、申し分のない中華料理店といえると思います。

sousuke 201703

 3カ月ぶり3回目の、旧藤島町の「草介」。
 蕎麦屋なので、これまでに「タワー天丼と小板そばセット」、「小天ぷらと東根古代板そば」と食べてきましたが、前回とても気になった蕎麦屋の本格カレーを食べてみたいと思ったところ。

 草介カレー・マーヴェリック、780円。
 おお、これが! 「異端者」を標榜するカレーではあるものの、むしろ本格派と言っていいのではないか。蕎麦屋で本格カレーの香りが嗅げるというアンバランス。サラダ付きです。

 店員さんが慎重にそろそろと運んできた訳は、深さのない皿にめいっぱい盛り付けたカレールーがゆるめなので、油断すると皿から流れ出てしまうため。白衣をまとった蕎麦屋の店員がカレーを運んでくる図というのも風流かもしれません。

 スープカレーの様相。これまで五目ラーメンの餡について述べてきたのと同様、自分はカレーについてもとろみの強いほうが重量感があってお得のような気がして好きなので、ちょっぴり残念。味はいいのだけどなあ。

 カレーの量は多めで、たっぷりルーをまとわせて食べ進んでもごはんが余るということはありません。ビーフの肉片が数個入っていますが、他の材料はすべて溶けてしまっています。
 ごはんは乾燥気味で、もう少し水っぽくてもいいと思う。サラダは生ハム入りで質感の高いものでした。

 おいしかった。しかし、あまり上品ではなくてもカレーもごはんもたっぷりの、ぽってりとした大衆食堂のカレーも食べたいと思った。そちらのほうが自分には合っているのかもしれないなあ。

kobayashi 201703

 余目の「小林食堂」を初訪問。
 旧余目町の食事処はこの2年でほぼすべての店を巡っていますが、商店街にあるこの店は取りこぼしていました。理由は、繁華街にあって狭い駐車場が3台分しかないこと、WEBで見る画像では細麺を使っていること、かつて庄内の食に明るいある人がこの店についてあまりよく語っていなかったこと、などがあります。しかし、行かずに語るなかれ、自分で確かめてみなければナラヌということで、訪問に至ったわけです。

 駐車場は空いていたので頭から停めて入店。昼どきなのに客は不在。真ん中に8人ぐらいは掛けられる大テーブル、その周りに2人掛けテーブルが数卓、小上がり2卓の、昭和然とした回顧感たっぷりの店内。白髪頭の亭主に、その連れ合いにしては若い細面、メイク、ネイルばっちりの女将の二人での切り盛りのようです。

 メニュー短冊は定食、ラーメン、丼物など基本メニューがズラリ。細麺ならばラーメン類はいかがなものかと考え、ココは余目だしと、焼きそば650円を選んでみたところ。

 麺の茹で、野菜の炒め、そしてそれらの合えと、ていねいな仕事ぶりがつくっている厨房から伝わってきます。運ばれたのは、注文してから15分後ほどだったでしょうか。
 余目オーソドックスの後がけソースタイプ。卓上のブルドッグ中濃ソースをくるくるとかけ回せば、味にオリジナルのないフツーのソース焼きそばになります。

 麺は、予期どおり細麺。ぼそぼそした食感はソース焼きそばで食べるならばベストマッチではないか。やはり、これを「かけ」で食べるのはどうかという気がしますが。

 スープは、大きめの器にたっぷり。ラーメンスープに、中華そばトッピング用の4cm四方ぐらいの海苔が5~6枚と刻みネギが入るもの。味は、やや雑みがありますが、これをうまいと評する人も結構いるのではないかというぐらいの許容範囲で、むしろ斬新です。もしかしたら鶏や豚のガラの灰汁取りが甘いのかもしれません。

 全体量は、余目の店らしく、多め。焼きそばは量が入る食べ物ですが、自分の場合ここでは普通盛りで十分でした。
 鄙びた感じはするものの、悪くなかったですよ、「小林食堂」。

kinudeya 201703

 鶴岡市本町の「絹出屋」を初訪問。
 同名の店は天童市にもあるのですが、関係があるのかもしれません。
 天童のほうには2012年5月に訪問済で、その時は「カツ丼セット」を食べています。

 鶴岡のほうは、ラーメン類のほか定食類が豊富。アジフライ、メンチカツ、コロッケ、カキフライ、野菜炒めなどの定食が700円から食べられます。さてどうしようかと顎をさすりながら厨房方面を見ると、玉子丼、親子丼、カレー、チャーハンなどのセットものの短冊が。そうかそうか、それではその中から「肉丼セット」850円をいこうか。
 注文をとりに来た店の親父さん、長考してしまって申し訳ない。何にするか決めるこの一瞬が大事なものですから。

 どういうものが来るのか楽しみに待っていたところ、レギュラーサイズの肉丼とラーメンのミニにおひたしと漬物のコンビネーションでした。

 ラーメンは、魚介強めの和風な味付け。魚出汁の油がスープの表面を覆っていてあまり湯気が立たないので、写真を撮りやすい。濃い醤油色をしていますがいい塩梅で、麺は細い手もみウェーブ。チャーシュー、メンマ、ネギ、ナルトがしっかり入っています。

 どんぶりのほうは量がしっかり。甘辛い味付けで、気取りのない庶民的な印象があります。
 おひたしは胡麻油を使って香り高く仕上げていて、これも美味。

 この質と量で850円はいいセンいっていると思う。
 セットも定食も庶民の財布にやさしい適正価格だし、定食のラインナップにあるおかずを単品でも注文できるようです。コロッケ、メンチカツは300円、アジフライは350円、かつ煮、カキフライ、とんかつは500円。これらをつまみながら食堂でビールというのもいいんじゃないだろうか。
 店の近くの鶴岡市役所や商工会議所あたりに勤めていたとしたら、通うだろうな。

kin-nishiki 201703

 酒田市上安町、ハローワーク酒田近くの路地にある「きんちゃんラーメン錦食堂」を初訪問。
 昔からの建物の小さいラーメン屋さん。入店すると、煮出したスープのいい香り。週末の訪問だったからか、開店直後の店内は静か。60代ぐらいの夫婦の切り盛りです。
 このあたりにはハローワークのほか警察署や国土交通省の工事事務所などがあるので、平日ならばそれなりに需要があるのでしょう。

 特製きんちゃん野菜ラーメン600円。
 おじさん、これで600円はないでしょ。
 そんなことを言ってしまったならば、真面目そうな店のオジサンは「すみません、それでは500円で結構です」とか言い出しそうな雰囲気です。(笑)
 いや、そうではなく、このつくりで600円は安すぎるぞ、と言いたいワケです。

 見てください、この具だくさんなトッピング。名前のとおり野菜がたっぷりなのに加え、味のついた挽肉、コーン、ワカメ、メンマ、それに煮卵まで入って表面びっしり。ネギ、ニラをぱらりと散らして、なかなかにゴージャスでしょう?
 感覚的には、他店ならば750~800円はするでしょう。麺も手抜きがなく、少し寝かせて透明感が出てきているプリプリッとした弾力性の強い麺で、なかなかおいしゅうございました。
 具が多いので、スープを熱く保つ工夫が必要かもしれません。また、高望みすぎますが、これにチャーシューの一切れも入れば天下無敵でしょう。

 表通りに面していない路地にも、優れた店はあるものです。

hori 201703

 酒田市宮海のR7街道沿いにある「麺家ほり」を初訪問。前からリストアップしていて、このたび2年越しでの入店となります。

 ワンタンメン800円。
 秀逸な麺姿。おっとりしたところのある理知的な女性といった感じでしょうか。(コラ!)

 まずはスープを啜ってみると、流行りのWスープなどとは違う、わりとシンプルな感じ。しかしそれでいて丁寧な出汁取りをしているように感じ、優しげな味がします。
 少しコクを足したくなり、卓上のブラックペッパーを振って味を引き締めてみました。
 おいしい。街道沿いのラーメン屋の域を超えている味わいだと思います。

 手もみ自家製を謳う麺は、それほど強い自家製感はありませんが、なんだかうまいのだな。言うなれば、主張をしない、奥ゆかしさを備えた性格美人。(コラってば!)

 ラーメンから150円増しとなるワンタンは、色白で初々しい。(・・・。)
 ワンタンのてるてる坊主の顔の部分に入る肉は固まり感がなく、皮に穴が開くと小さい具がスープに拡散してしまうタイプ。でもって合羽の部分は、薄々で裾の長~いもの。薄いのでふわふわ。したがって、ワンタンを茹でる前の形のままで食べることは難しくなっています。

 具も秀逸で、2枚のチャーシューの厚みは5mm近い厚いものだし、新鮮な刻みネギが辛さを保っていて美味だし、メンマもたっぷりでした。

 想像していたものを数段上回る上出来のワンタンメンでした。拍手です。

mokkedano 201703

 鶴岡市役所内で営業する「鶴岡もっけだのぉ食堂」から、奥田政行シェフとその弟子がプロデュースしたという「鶴けっちぁーの弁当」1,600円を注文して、食べてみました。

 制作テーマは、「過去を惜しみ 未来を想い 今に感謝。庄内の海・山・里を食べ尽くす。」
 3月下旬までの限定300個の販売だそう。
 値段もいいけど、内容も超豪華。ここまでの量と質のものを弁当で食べようという発想がなかったので、少し驚きました。

 以下、弁当の包装紙に書かれていた「おしながき」を引用。
 左上から右へと順に、次のとおり。

1 ウルイのおひたしとヤーコンのきんぴら
 春の息吹を感じるウルイを山胡桃のソースで、ヤーコンの甘味で「砂糖いらず」の新食感
2 鶴岡産根菜の煮物
 風味・彩り豊かに地産野菜の旨味に感謝
3 里芋とそぼろの炊き込みご飯
 鶴岡産「つや姫」と「もち米」のブレンド米で
4 雪菜のナムル風と鶏肉の豆富ロール
 カリウムやビタミンCが豊富な雪中で育てる在来野菜、旨味豊かな地鶏“ハーブ鶏”と豆富をテリヤキ風に
5 ヘルシー!揚げない“カツレツご飯”
 奥田シェフ考案の“口内調理”の逸品。余分な脂を落とした庄内豚のしゃぶしゃぶ肉とオリーブオイルでカリカリに炒めたパン粉を一緒に食べるとお口の中で「カツレツ」に!?
6 庄内豚の角煮と藤沢カブの甘酢漬け
 地産の高品質豚肉を赤ワイン・バルサミコ酢でトロトロに煮込んだ洋風の角煮、焼畑栽培で作られる幻の在来野菜を1本贅沢に添えて
7 寒鱈の味噌酒粕漬けご飯
 庄内地方では「寒」の時期の真鱈を「寒鱈」(カンダラ)と呼び「冬の日本海の恵み」を代表するお魚として親しまれています。寿司飯に今では希少な鶴岡産ササニシキを使用
8 イカのあさつきの辛子酢味噌和え、はりはり大根
 冬の郷土の味覚をオリジナルブレンドの酢味噌で、庄内の“行事食”紅芯大根を使用し「お正月の名残を惜しみつつ」
9 寒鱈のクリームコロッケ
 脂ののった旬の鱈の身と岩海苔を特製ベシャメルソースで「サクサク」「とろ~り」仕上げました。“寒鱈汁”をイメージした味噌ソースで

 ――どうです、充実の極みでしょ。