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kourakuen-westbypass 201709

 「幸楽苑西バイパス店」を初訪問。とは言っても、幸楽苑自体は何店舗かに入ったことがありますから、アウェイ感はありません。
 「幸楽苑」は8カ月ぶり。かつては「会津っぽ」という名前でチェーン展開していましたが、当時から営業を続けている店のつくりはテーブルセットが狭く、6尺サイズの自分には馴染めませんでした。しかし、近頃できている新店は、明るくて、座席間隔もゆったりとしていて、なかなかよさげ。西バイパス店もそのクチです。

 味噌野菜らーめん、490+税=529円。
 用事が20時までかかり、その後の夕食は軽くいきたいというシチュエーションだったのですが、そういう場合はこれで十分ではないかな。
 麺は弾力のある平打ち喜多方風で、もっちりしていて不足はありません。
 スープは札幌味噌味のオーソドックス風で、ラードのコクもしっかり出ていて文句なし。
 豚バラ肉とともに炒められた野菜はしゃっきりでマル。具材にはキクラゲなども投入されて多種で、量も満足の行くレベルです。

 こうしてみると、幸楽苑のレベルは結構高いと言わざるを得ません。どんなラーメンが出てくるかというワクワク感は独立店には及びませんが、はやい・安い・うまいとなれば、間違いのない味を確実に求めようとする保守派のヒトにとってはこんないい店はそうないかもしれません。
 なんだか自分も通ってしまいそう。季節限定の「五目うま煮らーめん」もおいしそうだったしなぁ。

motomachi 201709

 寒河江市元町の「もとまち食堂」を初訪問。
 ここにはかつて、たしか「てんまや元町店」という食堂があったと思うのだけど、2016年11月にこの店になったようです。

 メニュー札を見ると、定食、ラーメンが中心。ウリはギットリラーメンともとまち定食のよう。
 何にしようかしばし考え、もとまち定食830円をチョイス。何を悩んだかというと、ギットリは体が欲していず、もとまち定食は明らかに量が多かったものですから。

 いっぱしのラーメンと、鶏の唐揚げがメインのプレートのセットです。
 ラーメンは、これだけでも十分においしいと思ったもの。太さがある多加水のもっちり麺がよいだけでなく、トッピングが充実。豚テキといえば大袈裟だけれど大きさ、厚さが立派なチャーシュー。色白ストレートで長めのメンマは他店では見かけないもの。海苔、ナルト、ネギも標準装備で、スープも美味。思わずほかのものをそっちのけで麺を全部啜ってしまいました。

 プレートのほうには、通常の2膳分ぐらいはあろうかと思われるごはん、最低でも2口は必要な大きさの鶏の唐揚げ3コ、新鮮なキャベツの千切りが載っています。これにタクアンと冷奴が付いていました。
 唐揚げは出来合いではなく、熱くてジューシーでおいしい。いっしょに運ばれてきたマヨネーズをキャベツにチューッとかけて食べればこれもうまし。

 いずれもおいしくていいのだけど、全部食べるとかなり多いのが惜しい。残せばいいだろって? いやいや、そんなことは安易にやっていいことではありません。
 困ったことに、食べられないかというと、わが消化器官はきちんと受け付けてくれるのです。受け付けるのだけれども、その後しばらくすると、労働加重となり音を上げるわけです。したがって、午後からはぐったりすることになるのです。
 再度、「暴飲暴食、鮮なし、仁」。ああ、腹いっぱいだ・・・。

kankosaikan 201709

 R287沿いの、大江町とは言ってもこのあたりは寒河江市の柴橋付近とでも言ったらいいのでしょうか、「寒江菜館」を初訪問しました。

 入店してすぐ目に付くところに、ランチメニュー800円のボードが出ています。この日は八宝菜かほっけ焼きで、今回は八宝菜をチョイスしてみました。

 八宝菜って、肉や魚介類と野菜などを炒めて片栗粉でとろみをつけたものだと認識していますが、ここのはとろみがついていません。「あれ?」って感じですが、具材の立派さには目を瞠るものがあります。
 柔らかいイカ、厚ぼったい豚バラ肉、輪切りにした大きなマッシュルーム、多めに投入されたヤングコーン。そのほか、白菜、ニンジン、ささげ、キクラゲ、タケノコ、ボンレスハムなどなど。炒めに使った油の質がよくないのが気になりますが、町の中華屋の供するものにしては材料費を惜しんでいないなと思わせます。

 副菜も充実。スープには大ぶりのワンタンが3つ。小鉢には和風ドレッシング付きの千切りキャベツのほかに、スパゲティサラダと彩りにみかんの缶詰。
 ご飯の量も多いとはいえないまでも盛りがよいほうで、過不足はありません。

 オトコの空腹を質と量、格安価格でしっかりと埋めてくれるいい店。
 麺とミニ丼のセットも安めの設定で取り揃えられていたので、機会があればそれらを狙ってみようと思います。

futamiya 201709

 山形市浜崎にある「四季の味そば処二見屋」。あの仕事をしていた頃のことだから2001年、山形ビッグウィングでイベントを打って昼に関係者と蕎麦を食べて以来、16年ぶりに入店しました。
 当時は蕎麦専門だったように記憶していますが、今は刺身定食や海鮮ちらし丼なども供しているようです。

 そばセット950円。肉そばかもりそばと、ミニ海鮮丼かミニゲソ丼の組み合わせができます。今回はもりそばとミニ海鮮丼で。

 この店に限らず、セットもので興醒めなのは、セットの両方がミニで出てきたとき。それではちっとも腹が満たされないし、メインとなるものがないので食後の記憶があいまいになる場合がほとんどなのです。
 じつはココも両ミニセットでした。メニューにはそば類までミニになるなんて、どこにも記載がなかったぞ。(ココが重要)
 メニュー写真は蕎麦が丸せいろにたっぷりあったのだけど、運ばれてきたのは小さな四角いせいろに箸数にして4~5回分ぐらいの量しかありません。あのね、蕎麦屋なんだからさあ、自慢の蕎麦をしっかり食べさせてくださいよ。この倍ぐらいの量がないと、蕎麦を食ったなぁという気になれないじゃないですか。
 よく味わうことができなかったため、蕎麦食味のインプレッションはなし。

 ミニ海鮮丼のほうは、まあミニの範疇とすれば妥当でしょうか。ただ、「海鮮」と名乗るほどではなく、ハマチとタイの2種類の刺身が各3切れぐらいずつと作り置きの玉子焼がトッピングされているもので、ネタのバラエティが不足していました。

 ほかには、茄子とししとうの煮びたしの小鉢と漬物。

 高齢者はこれでいいかもしれませんが、一般人が普段から利用する店としてはお上品過ぎで、量が足りません。
 ぜひとも蕎麦はミニではなく、一人前にすべきデアルと申し上げておきます。