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koshiki-yama 201806

 桜田西の「台湾料理紅四季山形店」をちょうど4年ぶりに訪問。7回目かな。
 夜にガッツリいきたいときに使わせてもらっています。

 麺類とご飯類から各1品選べるセットメニュー780円があり、麺類に冷やし中華が追加されていたのでそれと、7種類あるご飯類から中華飯をチョイスしてみました。
 それぞれの量は一般店の9割近いぐらいの量と思われ、両方でけっこう満腹になります。

 ごま味噌だれのおいしい冷やし中華は、麺の茹でがきりりとしていて美味。台湾に冷やし中華はあるのだろうか。
 中華飯は、とろみが少ないけれどもしかるべき具がきちんと入っており、味付けが台湾的でこれも美味。

 中華料理は攻め甲斐のあるカテゴリーだと改めて感じます。

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ucho-evo 201806

 荒楯町の「らーめん有頂天EVOLUTION」へ。ここに入るのは7年2カ月ぶりです。
 夜21時過ぎでしたが、店内は7~8分の入りで、女性の一人客がチラホラというのもめずらしいかも。24時頃までやっているようです。

 冷たいしょうゆらーめん、810円。
 見た目が豪勢だし、涼やか。おいしそうじゃん。

 有頂天と言えば魚介風味のという印象がありますが、冷しの場合はそれほど魚々的ではなく、醤油が勝った色の濃いしょっぱいスープ。投入された氷が多少溶けても味は崩れないようにとの配慮でしょうか。
 中細の全粒粉の自家製麺。箸ですくえば、もやしやミズナが適度に混じり込んで、面白い啜り感があります。
 「有頂天」の焼き印が入った味玉が美味。チャーシューは、標準のものとは別に冷しラーメン用としてつくられたもののようです。

 価格設定が高めだけど、相応においしいと思いました。
marusho 201806

 米沢市金池の「とんかつ丸正」を初訪問。夜は居酒屋?
 メニューの一番上にある特製とんかつ定食1,100円をセレクト。
 1,100円?! とんかつで、この価格のものが最も高いクラスだということに驚きます。

 しかし、安いからと言って出来が悪いわけではまったくありません。むしろこの価格でここまでやるかと感心するぐらい。
 とんかつは、厚さはまあ標準。少しだけ脂身が多いですが、ロースのとんかつはこうでなくっちゃ。柔らかい肉質で揚げ具合もいいですが、油の切りがいまひとつかもしれません。

 手作り感のあるポテサラがどっかりと付いていてウレシイ。
 これに小松菜の胡麻油和え、キュウリのぬか漬け、塩味が効いたワカメと豆腐の味噌汁。
 ごはんは少なめだけれども、この程度にとどめておかわりは自粛したところです。

 牛肉どころの米沢ではとんかつメインの店はあまり多くないような気がしますが、その地域にあっては貴重な店。米沢の市民といえども連日牛肉ばかり食べているはずはなく、とんかつも食べたいでしょうからね。

 なおメニューには、「特製」がつかない千円の「とんかつ定食」というのもあるのだけど、「特製」との違いは肉の量なのでしょうか。

toueiken 201806

 醤油ラーメンがうまそうだなと思って、高畠町の「東栄軒」を初訪問。
 でもこの日は暑かったので、冷たいラーメン700円に変更しました。

 濃い色をしたスープがそそります。しかし一口含んでみると、いまひとつコクを感じません。「冷やし」だからでしょうか。
 麺は、白っぽく見えるほぼストレートの中細。熱さを気にする必要なくズバッと啜れば、しゅるしゅると喉元を通り過ぎ、いい食感です。
 メンマがざくざくといった感じでたくさん投入されているのがいいです。

 高畠のラーメンって、南部だと米沢ラーメンエリアになるのだけど、町の中心部は米沢系でも赤湯系でもない別の世界が広がっていそうな気配があります。

 今回は普通盛りでいきましたが、大盛り(2玉)150円増し、ちょい大盛り(1.5玉)が100円増しがありました。1.5玉がちょい大盛りなの?
 ラーメンと丼の各小盛りを組み合わせたお得なセットメニューが4種類あって900円。そのどちらかを大盛りにすると+100円、両方大盛りなら+200円というのも面白い。
 次回は熱いラーメンを試してみたいものです。

okubosoba 201807

 天童市の観光地・舞鶴山公園の上り口にある古民家風の建物の蕎麦屋。観光客向けの店なのだろうと思い入ったことがありませんでしたが、このたび初入店。

 板そば(大)+げそ天、850+250円。
 板にしては価格が手頃。加えて、蕎麦せんべいと旬のさくらんぼがご自由にドウゾ。

 板そばは「大」の上に「昔盛り」があるので、「大」は量的に足りるかどうか不安でしたが、なになに、これで多過ぎるぐらい。
 極太の田舎打ちで、噛んで食べる部類の蕎麦。山葵を蕎麦に乗せて食するとか、たれは蕎麦のしっぽにチョイ付けして啜るとか、ささっとたぐってとかいった、江戸打ち風の食べ方はこの場合通用しません。
 醤油の発酵香がほのかにかぐわしいしょっぱめのたれに山葵を溶き、それに蕎麦をどぼりとつけてはぐっはぐっと口に運んで。これぞ田舎そばの醍醐味です。

 250円のげそ天は、一人前としては多く、2人でつまむぐらいのボリューム。揚げ立ての熱々、柔らか、ショリショリの3要素がそろう逸品です。
 一番茹でだったので、運ばれてきた蕎麦湯はまださらさらのもの。それとともに供されたサービス品の青菜煮もサイコーでした。

 板そば(大)が100円値上げされたばかりのようですが、値上げ後であっても十分な格安感がありました。
 いい蕎麦屋だと思います。

asunaro 201807

 ある夕方、「手打ちラーメン大仙」で汁なし担々麺を食べようと赴いたものの、休み。つまり何かい、やはりあそこに行って食べろということかい?
 というわけで、久しぶりにその近くの「あすなろ食堂」へ。軽く食べるにとどめようと考えていたが、こうなると重くなることは必至だ。(笑)

 あすなろ定食790円。充実度が高いのに、まだ790円。
 この日の献立は、肉団子の酢豚風、厚揚煮、かぼちゃサラダ。自分にとってサイコーのラインナップです。

 何回も食べているので多くは語るまい。
 付記しておきますが、写真撮影については店の了解を得ています。

itsumono-dainome 201807

 「いつもの場所(ところ)」は市内3か所で店舗展開しているようですが、これまでに入ったことなし。
 で、このたび、10時半開店のココでブランチをとろうと、山形市五十鈴の「いつもの場所大野目店」を初訪問しました。
 食事は11時からとのことなので、サラダ・ドリンク付きのパスタセットからナポリタンをチョイスして、まずはカフェオレをもらって11時になるのを待ちます。1,242円です。

 サラダはレギュラーサイズの充実したもので、たっぷり野菜をとれたなぁと思えるもの、フレンチドレッシングをうっすらまとった、冷蔵庫から出してきたばかりの冷え冷えのもので、これはよし。

 パスタは、無料サービスの「大盛り」にしたところ、充実のボリュームでこれもよし。喫茶店標準の2倍近くはあったのではないかと思う。
 茹で上げで、食べていて鼻水が出てくるほどの熱さがあります。パルメザンチーズたっぷりとタバスコを少々。
 具材は多くなく、ウインナーソーセージの輪切りと少しのタマネギぐらい。トマトソースがおいしい。

 正直言って、子連れママ友やおばさんグループなどが出入りするこの手の店は苦手とするところ。4人掛けソファセットのテーブル席は本来ならゆったりと寛げる環境なのだろうけど、自分としては止まり木椅子のカウンターやデコラ張りのテーブルなんかのほうが、食事時にはなぜか落ち着くのだなぁ。また、パスタを1,200円かけて食べるというのもあまり本意ではありません。

sakuranbo 201807

 東根市大林の「らーめんさくらんぼ」を初訪問。
 カウンター、テーブル席、座敷を備えた、外観から想像するよりも広めの店内になっています。

 カラフルな色文字のメニュー表から、ねぎ味噌らーめんの大盛り850+100円をチョイス。
 でっかいどんぶり。(苦笑) でか過ぎて、添えられた漬物とレンゲが見えません。

 白髪ネギがどっさり。その上からキクラゲ、軽く炒めたニラ、コーンがトッピング。チャーシュー、メンマ、もやし、海苔、ナルトなどの定番は入りません。

 やや太めの多加水にシフトしたもちり麺が手もみされてウェーヴを持っており、とてもいい口当たり。
 味噌スープの辛さは3段階からチョイスできるようで、今回は小辛にしてみましたが、やさしい合わせ味噌の味が損なわれず、たくさん啜っても飽きがきません。豚バラのコマ肉を投入してコク付けをしているのは珍しいかもしれません。

 予想を超えておいしかったし、量にも感服しました。
 店のおばさんに一つだけ注文。一人客を有無を言わさずにカウンターに誘導するのはやめましょうね、空いているときぐらいは。

daisen 201807

 2年半ぶり6回目となる「手打ちラーメン大仙」。
 汗をかきたくないので、汁なし坦々麺の中盛り770+100円を。
 中盛りは麺量1.5玉。注文した後、店主がサービスの半ライスを残り汁に入れて食べるとおいしいというのでそれもいただきます。

 と、ここまできて、これ、一度食べたことがあるな。
 調べてみると、4年前の夏に食べていました。
 茹でキャベツとチャーシューは熱々ですが、ほかは適温。ずりずりと啜り上げるのが楽しい。
 770円は当時からずっと変わっていません。なのに心なしか、4年前よりもトッピングが増えているような気がしました。

 満腹です。
 いいな、ココ。
 牛丼セット260円を付けて、汁物の麺類も食べたいな。

kintaro 201807

 この店に入ったのは四半世紀ぶりぐらい。当時も人気店だった記憶がありますが、おそらく代替わりがした今も正午前から大混雑していました。

 スーラータンメン玉子とじ700円。
 配膳前から甘酸っぱさと胡麻油の酸辣湯麺特有の香りが漂ってきて、食欲をそそられます。
 そして配膳。この風格でこの価格は不相応。安くてお得過ぎるということです。

 具材がたっぷり。筍、豚肉、キクラゲ、キャベツ、タマネギ、ニンジンなどに加えて溶き卵。
 刺激で食べさせるつくりではなく、辣油が少なめで酸味も適度。でも酸辣湯麺らしさは微塵も損なわれていないという絶妙な味加減です。
 麺もスグレモノ。サッポロラーメンのように黄色くて、エッジの効いた太麺です。

 おいしかった。金山町に赴く用向きがあるときはこれからもこの店に照準を合わせることにしましょう。
kamiya-yakisoba 201807

 青森に向かう途中、横手市を通ったので、横手焼きそばはぜひとも食べていかなければなるまいと思い立ち、横手焼きそばでは一番の有名店「元祖神谷焼そば屋」に寄りました。

 肉玉子野菜の並、650円。
 焼きそばなので、あっと驚くような仕掛けなどはなく、普通においしくいただけました。

 目玉焼きが2個。黄身を割ってウースターソースを少々。そのとろりとしたところを麺にまとわせて食べれば、卵特有のまろやかさがすばらしく、味わい深いものがあります。
 具材には赤や黄色のパプリカが入っており、単に伝統を頑なに守っているわけではないことがわかります。
 豚のバラ肉ではなく挽肉を使っているところが珍しいと思う。
 真っ赤な福神漬けが添えられるのがお約束らしく、ユニークです。

 14時前と、昼には遅い時間帯だったので、大勢いた客足がちょうど途切れ始めた頃合いで、わりとゆったりした気分で食べることができました。

fukushi-tofu 201807

 青森を巡って、五所川原で11時。朝食を食べていないので早昼だ。
 ご飯ものが食べたいと思って市内みどり町の「赤城食堂」を尋ねたところ、その場所は普通の民家で、店を営業している様子がなく、見つけられず。地図が違うのかな?まあいいや、ならば第2候補だ。

 というわけで、下平井町にある「福士豆腐食堂」へ。
 麻婆ラーメンもおいしそうだけど、ここは所信を曲げずに「麻婆おぼろ豆腐定食」880円を辛さ「+2」の40円増しにて。+2と言っても、超辛の+10まであるので、たいしたことはありません。

 麻婆豆腐は色が鮮やか。ふわふわのおぼろ豆腐でつくったものなので、豆腐がすごくおいしい。辣油の多用による強い刺激や四川花山椒の痺れなどはなく、日本人として安心していただけるつくりになっています。
 ドレッシングのかかった生キャベツ、越後の「えご」のようなもの、たくあんにわかめの味噌汁が付いて、中華料理というよりもきちんと「定食」しています。

 会計時、開店何周年かになったのでと、白大豆と黒大豆の豆腐2丁がプレゼントされるサプライズ。きちんと2丁です。
 加えて、ビニール袋に入ってずっしりと重たいおからもどうぞと。
 こんなにもらっちゃっていいの? 豆腐偏愛者にはタマラン大サービスでした。
 陸上の福士加代子もユニークだったけれど、福士豆腐食堂もサイコーでした。

myoko-kuroishi 201807

 黒石まで来たならつゆ焼きそばというものを食べてみなければなるまい。その元祖を名乗る同市元町の「お食事処妙高」へ。
 14時前の時間帯、案外混んでなく、「空いている席ドウゾ」状態だったのはラッキー。

 元祖つゆやきそば700円。
 立ち上がってくる香りはほぼ焼きそばで、見た目のみラーメンです。
 スープはウースターソース味で超独特。第一印象は「こんなの初めて」。具のキャベツとタマネギから出るのであろう甘みがディープインパクト。たっぷりの天かすがソース味のスープを持ち上げ、バタ臭さとともに焼きそば風味を強調します。
 麺は、角ばった太いストレート麺で、存在感あり。これって中華麺?それとも焼きそば麺? 黒石の太平麺というものを使うのだそう。

 こんな変わった、しかもおいしいものが、日本の各地にはまだまだたくさん存在するのでしょう。

 参考までに、つゆ焼きそばについてWikiから。
 昭和30年代後半に存在した「美満寿(みます)」という店にあった「つゆそば」がルーツ。当時は学校帰りの腹を空かせた中高生に、冷めたやきそばに温かいそばつゆを掛けて食べさせていた。店には一斗缶に入った揚げ玉が置いてあり、好きなだけ入れて食べる事ができた。
 現在、当時の味にいちばん近いのは「味の店明日香」。現明日香店主の母親が「美満寿」で働いており、その娘さんがその味を継承している。
 現在は、元祖の看板を掲げているのが「妙光」。妙光店主が学校卒業後上京し、20年振りに黒石へ帰って来て現「妙光」を開店。昔通っていた「美満寿」を懐かしみ自店で提供したのが「つゆやきそば」。当時の「つゆそば」は別物だと考えており、ラーメンスープを使うのは妙光が始まり。
nagao-nishiBP 201807

 朝ラーメンをやっている店を検索して、市内三好にある「長尾中華そば西バイパス店」へ。
 すぐ近くに「大衆食堂半田屋」という店がありました。これって宮城県でチェーン展開している「はんだや」と関係があるの?
 そちらにも激しく興味がそそられてどうしようか悩むものの、初志貫徹ということで。

 朝ラーは8種類。いちばんスタンダードな「あっさり」600円を注文したけれども、その下にあった青森定番の味だという「つけだし」というものにすべきだっただろうか。これはつけめんのことなのか?
 脂質の少ない澄んだスープは酒田ラーメンあたりと酷似。素直に煮干しの風味だけを効かせたつくりで、きわめて美味。津軽ラーメンというものがこういうたぐいのものだとすれば、そのジャンルは全国に打って出ても十分に通用すると思う。

 麺は、手打ち(太麺)、中太、中細、縮れの中から選べます。すばらしいラインナップですが、こうも種類が豊富だとどれが自信作なのかわからず焦点ボケしてしまううらみも。
 当然、手打ちを選択。もっちりとした食感の色白のストレート麺は、これまで食してきたものから連想すれば、長井市の「新来軒」の麺とよく似ていると思いました。(「新来軒」は馬肉ラーメンだけど。)

 たっぷりの刻みネギはチャーシューの下にセットするという奥ゆかしい盛り付けもおもしろい。
 また、朝ラータイムはライス、漬物がテイクフリーでした。
yanagiya-ezuriko 201807

 岩手の病みつきラーメンとして某テレビ番組で紹介されていた「柳家」のキムチ納豆ラーメンを、北上江釣子インター近くの「江釣子ショッピングセンターパル」のフードコートに入っている店で食べました。

 キムチ納豆ラーメン950円。
 立ち上がる納豆の香りが食欲を強く刺激。つまりこれは豚キムチ鍋に納豆を入れたものと理解すればいいのでしょうか。味噌のコクもあり、くどい食べ物が嫌いでなければ誰もが病みつきになる味です。
 生卵がのっかってボリューム満点。しゃきっとしたモヤシがプロの調理であることを主張しています。
 麺だって、茹で方が秀逸で弾力を最後まで保持。

 この美味なるスープに最後は半ライスを投入してパクつきたいところですが、量があるので自粛したところ。
 以前宮古で食べた「麺屋清兵衛」も柳家系列。あれもおいしかったな。

goroubei 201807

 13カ月ぶり3回目の五郎兵衛食堂。
 定食をなんと500円で食べることができます。

 3回分の画像を見ていて、だいたいパターンがわかってきました。
 塩鱒?の大根おろし添えはコンスタントに付くようです。キャベツ添えの玉子焼きは納豆に変えることができます。
 過去2回はバイ貝の澄まし汁でしたが、今回は大根の味噌汁です。うーん、残念。
 ごはんと汁物以外に過去2回は8種類のおかずでしたが、今回は9種類!
 わけても豚の角煮は秀逸。ほかには野菜類の天ぷらと鶏の唐揚げ、炒り茄子のあんかけ、厚揚げと大根・ニンジンの煮物、ささげの胡麻和え、キャベツとキュウリのマヨネーズ和え、キュウリ漬けでした。

 定食に限っては激安ですが、ほかのメニューは味噌ラーメン700円、かつ丼750円、野菜炒め定食800円という具合に一般的な価格なのがおもしろいです。
onigarashi-emata 201807

 2カ月ぶり2回目となる「鬼がらし江俣店」。間を空けずに再訪した理由は、7、8月に限り15食限定で供される「冷やしだす(し)ラーメン」を食べるためです。
 「だし」とは、山形村山地方の郷土料理で、夏野菜と香味野菜を細かくきざみ、醤油などで和えたもの。これを食欲のわかない暑い日の昼食などでご飯にかけて食べるのです。
 しかしこの「だし」をラーメンにかけたものとなると、そうそうどこでも食べられるものではありません。自分の知る限り「だしラーメン」が食べられるのはここだけです。

 冷やしだす(し)ラーメンの大盛り、750+130円。
 想像していたものよりもはるかに立派。だしの量も半端ではありません。茄子、胡瓜が主力で、茗荷の風味にすごくそそられるものがあります。
 だしが入れば定番トッピングが減らされるのかと思いきや、さにあらず。角切りチャーシューとメンマがざくざくだし、ほかにかまぼこ、ワカメ、さらには木綿豆腐も。
 スープは、やや塩辛めの醤油味。胡麻油の香りがしてこれもよし。
 細めだけれども弾力満点の硬めに茹でられた麺も秀逸で、かなりの麺量がありました。

 この充実度でこの価格ならば、注文を入れる点はひとつもありません。これならば毎夏味わいたいと思ったところです。