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kaisenkan 201812

 飯田西の「居酒屋海鮮館」で昼食。
 ここには20年ぐらい前に一度飲みに来たことがあったはずですが、ランチタイムは初めて。かつての店内のつくりはもう覚えていないので、初訪のような気分です。

 土日祝もOKのランチタイム定食はライス食べ放題。海鮮丼各種、ホッケなどの焼き魚、メンチカツなどの揚げ物、生姜焼などの焼き物など、10数種類から選べます。
 今回はこの中から、豚ロースとんかつ定食1,080円をセレクトしてみました。

 立派なラインナップ。茶わん蒸しが付くあたり、ウチはちょっと上だぞという矜持が感じられます。
 上であれば定食屋と違ってちょぼちょぼとした内容かといえば、まったくそうではありません。なにせごはんおかわり自由。それにふさわしいたっぷりの小鉢類のおかず。味噌汁の器だって一回り大きい。

 加えてとんかつが秀逸。厚みがあり、肉質もジューシーで美味。質量ともに市内のとんかつチェーン店をはるかにしのぐ充実度です。パン粉がサクサクの衣がまたいい。さらに、とんかつ用のソースは味噌のような風味も感じられて自分にしっくり。

 これが千円+税というのですから、足りないものなんて何もないんじゃないのかな。

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ikinari akane 201901

 これまで行ったことがない「いきなりステーキ」に、人気のあるうちに一度は行っておかなければなるまいと、「山形あかねヶ丘店」を初訪問。
 リブロースステーキはグラム当たり6.9円。これの315gにライス&スモールサラダセットを付けて、税込み合計2,725円。

 注文までが面倒。まず席にてサイドメニューを決めろと。そのあと席札を持って焼き台に行って肉を注文しろと。焼き台に立つ雇われて間もないような調理人は慇懃そうだが礼を失しており、客商売のホスピタリティとは何かを理解しているとは到底言い難い。
 店員が客に紙エプロンを着けるよう促すのはわかるが、着けたかどうかを見て「エプロン、オッケーでーす!」と店内に響く大声で叫ぶのは、全世界を見渡してもこの店ぐらいではないか。

 肉は300gあればボリューム感はいいけれども、硬いし、ばりばりの筋持ちで、噛み応え、切り応えは超一流。HPでは「肉質はきめ細やかで柔らかく、大満足な1品」とか書いているけれども、それは誇大広告だと思う。

 そもそもステーキなんて、生肉を切って直火で焼いただけのもので、これを料理だなどと言っていいのだろうか。
 それが3千円近くするとなると、もう若くもなく肉を積極的に求めない者にとって、そういう店にはなかなか足が向かなくなります。

 冷蔵庫に重ねておいたものを今出してきましたという風情のサラダは量があり、備え付けの「いきなりドレッシング」がおいしかったのが救いです。

minami4bancho 201901

 「山形南四番町食堂」を7か月ぶりに訪問。他店がまだ開かない時間帯などに重宝する、まいどおおきに食堂系の店。今回は休日の朝の10時半頃に入店です。

 朝食(納豆)290円。これは、ごはん、味噌汁、納豆、味付け海苔、漬物のみ。足りない向きは、棚に並んでいるおかず類をお好みで取って精算するスタイル。
 この店の白眉と思っているイカフライ、あとはサラダと、ちょっと高めかとは思いつつ煮さばの皿270円を取って、都合830円。この店としては高めの額となりました。

 ごはんの大(並と同額)をチョイスして、これらのおかず類を存分に味わいます。
 ああ、午前中から腹がくちい。

kinchan takado 201901

 南沼原小学校交差点近くの「金ちゃんラーメン高堂店」を13か月ぶりに再訪。
 前回は味噌ラーメンを食べたので、今回は中華そばの大盛り、630+100円を。

 驚いたけれども、麺が太めのストレートなのです。
 金ちゃんラーメンといえばだいたいどこでも細めで手もみの縮れ麺を供するものだという固定観念があるので、すっかり虚を衝かれた感じです。
 でもまあ、多加水のもっちり系で、おいしい。

 スープは透明、黄金色の、金ちゃんらしい味わいのもの。おいしい大きなチャーシューが3枚のっかってお得感もあります。

 首を傾げたのは、頼みもしていないのに辛味噌が漬物皿にのって付いてくること。
 存在感のある味噌スープとは異なるやさしい味の中華スープに辛味噌を投じることは、せっかくの旨味を舌にくる刺激で消してしまうので、邪道であると考える客も多くいるはずで、自分もその一人。
 おいしい辛味噌は、欲しいという人に別料金で付けるのが正道だと思われます。

yama7 201901

 七日町に用事があり、長源寺通りの「蕎麦やま七」を丸7年ぶりに訪問。
 あまりにも間が空いたので、薄暗い店に入って懐かしさを覚えました。残念なことに2017年秋に看板娘が逝去し、彼女の仕事を別の女性が担っていたのは寂しい。

 あいもり天750円。
 盛りのいいことはよくわかっているつもりだけど、こんなに多かったっけ? どこから箸をつけてもせいろの外に麺が崩れていきます。

 食べても食べてもなかなか減っていかない“やま七マジック”にどっぷり浸かって、麺の大量食いを満喫。こういうの、しばらくぶりだなぁ。もり系の麺類はこうじゃなくっちゃねぇ。
 蕎麦も中華麺もそれぞれが大盛り級で、つまりは大盛りを2人前ぐらいは食べている勘定。そんなの絶対食べ切れないと思うでしょ。でも、なぜか食べられちゃうんだよねぇ。つまりはこれも“やま七マジック”。

 ゲソ天も中皿に山盛りで、足の本数にすれば女子高生並みの太さで(失礼!)1ダース以上はあったはず。
 もうサイコー。この店が不滅であることを願いたい。
 腹をさすりつつ、大満足にて退店です。

satake nakayama 201901

 中山町あおばの「中華そばさたけ中山店」を、ちょうど3年ぶりに訪問。
 この日はカレーが食べたくて、めぼしい店を2つ当たったのだけど、休みだったり貸し切りだったりで不発。そこで思い当たったのがこの店でした。
 中華そば専門店的な位置取りなのですが、以前からカレーライスを単品で出しているのです。
 しかし、麺類に添えるミニカレーはメニューになく、中華とカレーの両方を注文するわけにもいかず、カレーは未食となっていたわけです。

 メニューに「一味ちがう」と記載のある、カレーライスの大盛り、650+100円。
 まずもって量。普通サイズでは足りない恐れがあるかもしれないと考えて、トッピングはそもそもこの店にはないし、わずか100円増しならと大盛りにしたのですが、すごい量です。最後はギブアップ寸前でした。
 カレーには牛スジが入っています。味もいいです。業務用のカレーにそれこそ一味加えて独自性を出している印象。ごはんは、しばらくジャーに入っていたもののようで、質感としてはもう一息。

 ラーメン店らしく、中華スープが付いてきます。ワカメとネギが入っておいしいですが、カレー対比でいえばこのスープの塩分の多さが際立っていました。
 そうしてみるとラーメンってのは、かなりの塩分量があるのかもしれません。

 今後カレーを食べるときは、大盛りは避けるべきだろうな。食後が辛いのでは困りものだから。
 あと、カレーを純粋に味わうのであれば、シンプルな形で食べるのもアリだという思いを改めて持ったところ。とんかつとかチキンカツなどのトッピングはそれほどの必要性はないかもしれません。
 今後カレーを食べるときにはそのあたりに留意したいと思います。

kourai 201901

 4年5か月ぶりに南原町の「白菜ラーメン幸来」へ。
 味噌ラーメン750円にのり玉そぼろ丼200円を付けてみました。4回目の訪問で、味噌ラーメンはこれが2回目です。

 この味噌ラーメン、うまい!
 甘みを湛えた合わせ味噌で、他店では味わえない唯一無二の逸品に仕上がっています。
 これだけたくさんの具材を使って果たしてコストが合っているのかという心配も。野菜類が豊富でヘルシー感も高いです。

 ラーメンだけでもけっこうボリューミー。小丼ぶりの味が薄めなので、こちらにも味噌スープを注いでおじや風にしてかっ込みましたが、これまたうまかった。
 スープが最高。汗をかきながら全部啜ってしまいました。
yamaoka nishida 201901

 この12月に新店オープンしたばかりの「山岡家山形西田店」を初訪問。チェーン展開なのでどの店舗で食べても同じなのだろうけど、一度は行っておくべきと考えて。
 ある用向きが空振りとなりまだ午前10時半。11時まで待てばランチタイムのサービスセットが食べられるがまあいいかと、期間限定メニューの特製もやし味噌ラーメンの半ライスセット870+110円をいってみます。

 G(ガツン)系だというので普通盛りにしてみたけれども、全然ガツンではありません。配膳された小ぶりのどんぶりを見て、しょぼいなぁと思ってしまいました。これで870円かぁ・・・。
 濃厚スープに半ライスをそのまま落とし込んで食べようと考えて、体によくないことと思いつつ、麺硬めに加えて味濃いめ、脂多めでオーダー。

 うひゃあ、ぎとぎとでどろどろ。(嬉) 黒マー油と特製味噌スープが効いていておいしい。山岡家のラーメンは獣臭が強く、男っぽい食べ物だなと改めて思う。太麺もおいしい。
 しかし、量はガツンじゃなくコツンぐらいで、スープの熱さもちょっぴり足りない。カロリー的には過剰なのだろうけど。

 スープで啜るごはんのほうは最高でした。このスープと麺量には半ライスがふさわしい。
 あ。サービスセットって平日だけなのか。この日は土曜日なので、セットはなかったのだな。
sakura 201901

 ある夜、山形駅前で飲んだ後に麺類で腹ごしらえがしたくなりました。
 肉そばかなと思ったけれども、冷麺がいいのではないかと考えなおして、山形駅の駐車場ビルの2階にある「冷麺さくら」に初めて入って、手打ち冷麺750円+税を食べました。

 ひんやりとして弾力のある抜群の喉越しの麺、そして唐辛子の刺激。冷麺とは、飲んだ後にはラーメンなんかよりもずっとしっくりくる食べ物だと思う。
 これに卓上のコチュジャンを落とし入れればなおうまし。
 別注のコークハイボールとともにおいしくいただきました。

 しかしこの店、カードが使えないのです。現金でお願いしますと。
 焼肉屋なのに、カネに糸目をつけずに食べたい家族客などがカードを使えないというのでは、もうあまり行く気になれません。そんなレベルでやっていけるのは地方都市だから。駅前という立地なので、山形を訪れて入る観光客も多いと思いますが、そういう人たちも困ってしまうでしょう。
 しっかり儲けたいのならば、利用客の利便性をもっと真面目に考えるべきだと思う。
shofukutei 201901

 ある休日、ごはんものを食べようと思い11時過ぎに駅西の某定食屋Tを目指すも、準備中。公開している開店時間はきちんと守ってくださいね。
 次に赴いた東原町の「松福亭」は営業中なので入ったけれども、暖房が入っていずえらく寒くて凍えが止まらず。おそらく室温は5度もなかっただろう。食堂は客商売であることをわきまえるべし。
 ――と、愚痴ばかりが出る。

 「松福亭」は6年4か月ぶり。何年か前、「鶴瓶の家族に乾杯」のロケが山形に来たときに、同じ「しょうふくてい」だというので鶴瓶がこの店を訪問していたのを思い出しました。

 ロースかつ定食の大盛り850+100円。
 カツは大きいし揚げもいい。キャベツの自家製フレンチドレッシング、タマネギスライスが入ったポテトサラダ、味のいいワカメとねぎの味噌汁、大根の漬物もいずれも間違いのないもの。大盛りにしたごはんもマンガ盛りだし。

 しかし一方で、小鉢に入っているとんかつソースが少ない上に、カラシが付いていない。ソースやカラシは好きなだけ付けて食べたいという考え方で臨んでいるこちらの流儀には多少合わないところがありました。
 ソースとカラシをもっとくれと申し出ればいいのだろうけれども、親父さんは耳が遠いし、なんだか面倒そうだものなぁ・・・。
kachofu ymgt 201901

 「花鳥風月山形北町店」にはオープン当時の4年前以来2回目。
 今回は、変わりラーメンの和風ごま味噌ワンタンメンの大盛り、780+150円にしました。

 見た目は茶色。見映えという点ではしょうゆスープにはかないませんが、うん、これ、花鳥風月の麺の味。少し寝かせた感があり、加水率はそれほど高くなく、口に含んだ瞬間はぼそっとした食感があります。
 スープは、一口目には胡麻と味噌のいい風味が鼻孔を抜けていきますが、それを強調するのは抑えているようで、最後までくどさを感じずに啜り上げることができるいい塩梅です。鯛干しがベースらしく、ブシブシしていないところもいいです。
 頭(肉の部分)が大きく衣(皮の部分)が薄い、「酒田」を主張するワンタンが5つ。
 炙りチャーシュー、メンマ、煮卵、ネギ、ミズナと具材も立派です。

 酒田ラーメンのイメージリーダー的な存在になりつつある店。
 それはそれでいいことですが、いやいや、酒田ラーメンは奥が深く、ひとつの店舗の味だけで語るのは軽率というもの。ここ以外にもいろいろと食べてみて、酒田ラーメンの神髄を知ることが大事だと思います。
doma 201901

 久保田の「町の定食屋さんドーマ」を6年4か月ぶりに再訪。かつては南館で「夜食の店ドーマ」としてやっていましたが、2003年に現在地に移転して、今は日中しかやらない店になっています。

 ランチカレーライスの大盛り700+100円。
 サイドメニューはオムレツ・からあげ・ぱりぱりポテトから選べます。今回はからあげで。

 スパイシーなカレーがおいしい。この味は、2か月前に閉店した「国味」のそれに少し似ている。もっとも、「国味」のカレーはラーメン用の中華ダシが加わって、より大衆食堂的な味になるのだけれど。
 唐揚げの鶏肉が柔らかくてうまい。もちろん揚げ立てで熱々だ。
 さらに、ごはんが秀逸。透明感があり、ふっくらしていてすごくいいと思う。契約農家から取り寄せている米なのだそうです。

 大盛りはどうかと思ったけれども、腹八分を超え満腹までいかない程度で、食後に苦しくなるようなことはありませんでした。
 今回はサービスなのか、りんご付き。それも大ぶりの蜜入りがたっぷり4分の1も。
 いいな、この店。もっと重用すべき店でしょう。
nojiya 201901

 まぜそばを食べようと、「横濱家系拉麺のじ家」を5年9か月ぶりに再訪。
 まぜそば(中)750円。
 小・中・大とあり、それぞれ麺量が200g、280g、380g。280ぐらいなら軽くいけるだろうと中をセレクトしましたが、けっこうなボリュームでした。

 まずはいっぱい乗っかっているモヤシを数口食べて減らし、その後おもむろに全体をガイロガイロ。塗り箸では持ち上げづらい麺を強引にぐいっと引っ張り上げて口に運べば、熱々で美味。多少の口内火傷なんて気にしない。
 まぜそばの醍醐味は、熱い麺と具をはくはくとかっ込むところと見つけたり。ゆっくりと味わって食べるものではないでしょう。一気呵成に食べて溜め息をひとつつき、お冷を飲みながら腹をさする。これでしょ。

 思いのほか満腹に。こりゃ「大」は避けたほうがいいな。
 半ライス無料。ならば次回は、山形辛みそラーメン750円を頼んで、仕上げはスープに半ライスぶち込みだな。
kappa motoki 201901

 ある会で飲む予定だった夜、急な仕事が入って自分だけキャンセルとなりました。
 終わって20時半。ではまあ、夕食は悔しまぎれに一人寿司をやろうかと、昨年9月以来3回目となる「かっぱ寿司元木店」へ。

 客の少ないカウンターで茶とガリと山葵を好きなだけ使わせてもらい、注文品が新幹線で運ばれてくるのを待ちながらゆっくりと食する。これが不思議と寛げるのだなぁ。

 今回は11皿。
 霜降り寒ぶり、まぐろ二種盛り、肉いなり、とろサーモン、豪快いか天マヨ、甘海老軍艦、大切り!真鯛、鰤のなめろう巻、白子軍艦、かにみそ、海鮮うま辛和え。
 妙な組み合わせになっている気がしないでもありませんが、この中では真鯛がピカイチだったかな。海苔の香がステキな巻物は5皿。

 勢いで食べていたけど、あとになって食べ過ぎたと感じる。9皿ぐらいで止めておけば後で苦しい思いをしなくて済むのではないだろうか。
 まがりなりにも寿司をたらふく食べて、1,274円とは財布にやさしい。
marugo 201901

 荒楯の「そばのまるごまるご」を2年7か月ぶりに訪問。
 ここでは「もり天」が定番だけど、冬の寒い日には温かいかけもいいかなと考えて、「かけ天」750円にしてみました。

 「かけ」だって、配膳がスピーディー。
 「これのどこがいいの?」という人もいますが、いいんです!
 普通のそばに醤油味のしょっぱいつゆだけど、成人の?イカの大きなゲソの天ぷら。それをぶつ切りにしたものがたっぷり入っています。ぷっくりとした衣がつゆを吸ってふわふわになったところをガシガシ食べれば、足のほうは「成人」なのでしっかりとした噛み応え。なんかこれ、食べていて楽しいのですよ。
 刻みネギも多め。これに出口の穴の大きいひょうたん容器の唐辛子をばばばっとかけて食べるのが醍醐味です。

 さっとサーブされたものをさっと食べてさっと帰る、というのが、山形の蕎麦喰いの粋というものでしょう。
 かつてよりも卵が小さくなりましたね。
chukabi yama1 201901

 2018年12月に開店したばかりの「中華美食屋山形店」を初訪問。
 R13沿い、蔵王成沢地内にあり、ここは以前「お食事処恵比寿」「蔵味庵」「ごちそうくらぶ がっつ亭」などだった建物です。
 天童にある台湾系の「中華美食屋」と同じコンセプトで、ランチタイムは1品注文するとカウンターに置かれた10種類以上は軽くある料理がすべて無料で食べられるというスバラシイ店です。
 山形ではまだ珍しい刀削麺があるようなので、ある日曜日、開店時刻に行ってみました。

 麻婆豆腐刀削麺800円を注文して、まずはカウンターへ。
 サービス品が並んでいるというよりも、もうこれは温泉旅館の朝食バイキング状態。しっかり3皿いただきました。

 それらを食べているうちに麻婆豆腐刀削麺が着丼。
 胡麻風味がしっかりあるし、食べ進むうちにほのかな四川花椒の痺れも感じられて、なかなか秀逸。削ぎ落して茹でた麺もおいしい。

chukabi yama2 201901

 食後はさらに杏仁豆腐をカウンターから取ってきてクールダウンし、満足かつ満腹にて退店。
 あまりのコスパのよさに驚くばかりです。
 ランチメニューが週替わりで7~8種類もあるので、ヘビーローテーションを組んでも十分にイケそうだ、というのもいいです。
ikkyuan 201901

 温かい肉そばが食べたくなって、下条町の「一休庵」を2年10か月ぶりに訪問。
 山形市内で肉そばが食べられる店の中では好きなほうの店。
 また、肉そばは冷たいもののほうを基本と考えているけれども、冬本番でこうも寒いと温かいほうを食べたくなるものです。

 肉そば(温かい)の大盛り、650+150円。
 黒々とした田舎蕎麦。量もしっかりあってよし。甘さが強めのつゆもおいしい。
 かけそばよりも50円高いだけなのでやむを得ないのかもしれないけれども、鶏肉が少なめです。

 温かいかけそばには天ぷらを入れたくなりました。かけそばと天ぷら。かき揚げやゲソ天なんかが合うんですよねぇ。
 少し前に食べた「そばのまるごまるご」のかけ天、おいしかったものな。
 その「まるご」の普通盛りと比べると、こちらの大盛りがようやく同程度。価格は「まるご」が50円安く、ぶつ切りのゲソ天がたっぷりで、卵も付く。
 真っ黒で個性的な蕎麦にこだわらなければ、「まるご」のほうがちょっぴり上かな。
iemon 201901

 4年1か月ぶり3回目となる「そば処伊右ヱ門」。ここではラーメンを食べた記憶があり、今回は味噌ラーメンをいこうと思っての訪問でしたが、調べてみると味噌も一度食べているのでした。

 みそラーメンの大盛り、700+100円。価格は4年前と変わっていません。
 キャベツのざく切りがメインの野菜は、ほかにもやし、ニラ、ニンジンがごく少々。キャベツの旨味、甘みがじんわりと伝わってくるやさしい味噌味です。
 それはとてもいいのですが、それだけではコクが足りないような気がします。野菜を炒めるときに入れたわずかな豚バラ肉にコクを感じる程度です。そして、チャーシューもメンマも入っていません。
 麺は、この店でしか味わえなさそうな独特のつくり。平打ちのやや細麺を何日か寝かせたのか透明感があるもので、伸び足が早そう。茹でがはじめから強いので、大盛りでは後半がすっかりダレてしまいました。

 期待が大き過ぎたためか、食後はやや残念。
 ここは蕎麦屋ですから、やはり一度は蕎麦を食べてみるべきなのかもしれません。
yamagata nikudonya 201901

 山形駅東口を出て真ん前にある「山形肉問屋センター」を、一通り飲んだ夜に初訪問。ここは「山口精肉・製麺センター」と言っていたのだけど、こう呼ぶようになっているのかな。
 ブラックハイボールでもつ焼きのしろとはらみを食べて、〆に注文したのはかきあげ蕎麦(温)690円。

 正直に言いますね。
 これ、立ち食いそばのレベルです。この地域にあってこれはないだろうと言いたくなる細い、つまりは茹で時間の短縮を優先した蕎麦に、少し古くなった小さな冷凍のかき揚げを揚げ、それをのっけて提供しています。
 これが390円ならああ立ち食いそばだよねと我慢もしますが、690円です。

 この立地ならそれでもある程度の数の客は入るでしょうが、この蕎麦をこの価格で食べるために二度入ろうと思う人はそう多くないんじゃないのかな。