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himawari matsumicho 201903

 「野菜たっぷり」との冠が付く、味噌ラーメン349円。
 安いよなあ。でも、熱くてきちんとおいしい。

 スープの味はサッポロ一番味噌ラーメンの粉末スープの味と似ています。つまりはスタンダードかつ万人受けするものですが、豚挽肉や、少量だけれども背脂を使っていいコクを加えています。
 野菜もホントにたくさん入っています。さすがにチャーシューとメンマは入りませんが。
 麺だって、よくできています。

 これで349円! これを打ち負かせる店があったら出てこい。

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ohmoriya 201903

 大森の「めん処大もり家」を5年3か月ぶりに再訪しました。
 大もり家味噌らーめん+牛すじミニ丼800+180円。

 味噌ラーメンの画像をウェブで見て、これはイケルはずだと踏んでの訪問で、その予測はバッチリ的中。野菜がたっぷりで、優れておいしい味噌スープ。豚挽肉をたっぷり使っているからコクが深いです。
 麺は中太縮れ、低加水を浅茹でしたもので、これも美味。

 牛すじ丼は、味付けあっさりで塩辛さ的にはもの足りないぐらい。ならばと、スジをおかずに少しだけごはんを食べ、残った3分の2ほどは美味なる味噌スープにどぼりと投入! それをまだ残っている野菜切れや豚挽肉とともにレンゲで啜って完食。

 ご自由にドウゾのタクアンもしなしなとした田舎的な風合いがよく、高い満足感を得て店をあとにしました。
 ごちそうさまでした。

maruhiro 201903

 南陽市宮内地区の名店「まるひろ食堂」を9年10か月ぶりに再訪。
 再訪の理由は、じゃが味噌ラーメンというものを食べてみたかったからなのです。

 じゃが味噌ラーメンの大盛り、850+150円。
 配膳時のスープの色はタンメンのような半透明の薄色。あれれと思ったけれども、トッピングされた味噌(辛味噌ではありません)を自分で溶いて味わってねという趣向です。
 この味噌が秀逸で、この味を楽しみにやって来るリピーターは多いのではないかと思わせます。

 黄色が強い平打ち手もみ縮れの太麺もおいしい。大盛りの麺量は充実しており、おそらく2玉を使っています。
 待望のジャガイモは、フライドポテトと同じような棒状にカットしたものを単純に茹でたものがおそらく小1個分ぐらい。多少芯が残るぐらいの茹で方になっていて、じゃが好きの自分としてはもう少し長めの茹でだとなおうれしかったです。
 きちんとチャーシューが2枚入っており、これも豚肉らしい味わいと噛み応えがあって秀逸。ナルトも厚くて大きい。

 残ったスープは、味噌の大豆や青海苔、野菜片、豚肉などが入って最もおいしいところになっているため、これを汗をかきかきたっぷり味わって、ゴチソウサマ。
 いいラーメンに出会いました。この店ではほかにも豆乳味噌ラーメン、酒粕使用の淡雪ラーメン、サラダも付いた店オススメのまるひろ味噌ラーメンなどの変わり種もあるので、いずれまた行きたいと思います。

taiki 201904

 めったにない市内中心部での用向きがあり、これはチャンスと、クルマ移動の日常ではなかなか足が向かない店に行くことに。
 いくつかの候補店から、旅篭町に去年4月にできた「自家製麺大器」をチョイス。初訪問です。
 店主の修行先は「麺藤田」。仙台茂庭の店をたたんで、元「たまや」のあった場所で新規開店したとのことです。

 中華そば+チャーシュー丼、600+250円。
 平日の昼は半ライスが無料サービスになりますが、初訪問の今回は有料でもチャーシュー丼を食べてみたい。

 中華そばは、牛骨を煮込んでつくったスープがとても美味。牛らしい香りと味があり、かなり甘めの味わいです。山形の芋煮汁を意識しているのかな。岩海苔がデフォで多めに入っているところも好感材料です。
 麺は自家製とのことですが、奇を衒ったようなところはなく、万人に好かれるようなつくりでしょうか。

 チャーシュー丼はなかなかにボリューミー。薄めの味付けにもの足りなさを感じる向きもあるかもしれませんが、残ったラーメンスープの味が濃いめなので、それを時々啜りながら食べるのがちょうどいいようでした。

 ほかに鶏・豚・魚節スープの白湯ラーメンと担々麺のラインナップがあります。次回は濃厚スープの担々麺にサービスの半ライスでいこうかな。

keiryu ekimae 201904

 2018年11月にオープンした「ラーメン渓流山形駅前店」を初訪問。
 渓流の味噌ラーメン880円+税を食べるべきですが、味噌ランチ700円+税というのがあったのでそれを注文してみました。

 結論から言うと、大きくはずしました。
 セットものは、それぞれが相乗効果を発揮して両方を高め合ういいセットと、両方とも何か物足りなくどっちかに決めるべきだったと後悔する悪いセットがあると思っています。
 今回の場合は、期待したラーメンがあまりにも少なく食べた気がしなかったのと、餃子の具が少なく渓流らしさが感じられない小さなものだったのが極めて残念。
 ついでに言うと、ご飯の炊き具合もそれなり、付け合わせの小鉢も変わった色の付いた風変わりなポテサラでした。
 これだけ食べても腹いっぱいにはなれず。
 ああ、やっぱり渓流味噌ラーメンを選ぶべきだったなぁ。

megumi 201904

 桜田東の「め組」を、実に7年6か月ぶりに訪問。店のキャパシティがないので土日に行くのを遠慮していましたが、今回は平日の13時過ぎ。これならゆったり食べられるだろうと考えての訪問で、概ね目論見どおりとなりました。

 中華そばの大盛り、680+150円。
 たっぷりのスープは、鶏ガラ中心のものにブシを強めに効かせたもので、甘めに振れたつくり。やさしい味なので安心してどんどん啜れます。これには白胡椒が合うのだろうな。
 麺は、細づくりの手もみ縮れ。いい塩梅ですがど、口当たりはカネボウフーズあたりのカップラーメンのノンフライ麺に似ていなくもありません。「はせ川製麺所」の麺箱が見えましたが、そこの麺なのかな。
 メンマ、チャーシューなどの具材も手抜きがなく、店名の焼き印が入った玉子焼きも入っていました。

 150円足して大盛りにしましたが、しなしなとした麺のせいか、大盛りにしては麺量が少ないように思いました。

big boy1 201904

 「ビッグボーイ山形桜田東店」へ。このチェーンには初めて入りますが、平日日替りの格安ランチがあることは以前から知っていました。
 日替わりランチは曜日によって内容が異なり、水曜日はチーズハンバーグ&エビフライ。これにスープバー、カレー、ライスが付いて702円です。

 メインディッシュは格別豪華というわけではないものの、それ以外のものは好みに応じて食べ放題というのがすごいところ。
 スープは2種で、コーンポタージュスープ3杯、中華の卵スープ1杯をいただきました。
 カレーライスは、はじめはターメリックライスで、おかわりは白米に福神漬けを添えて。

big boy2 201904

 これだけ食べて702円はどう考えても安い。こういうチェーン店が進出してくると地元の独立店はなかなか太刀打ちできずに苦労するのではないか。
 開店直後から昼前にかけての訪問でしたが、この時間帯の客は一人オジサン、老夫婦などの年金組ばかりだったように見えました。

 曜日ごとにメニューが変わるので、空腹時にはこれから何度か行ってみることにしましょう。

keirin 201904

 贔屓にしている中国料理店の「桂林」を4年10か月ぶりに訪問。こんなに間隔が空いていたとは。
 3種類ある中華定食から選ぼうかと思っていましたが、その定食はしばらく行っていないうちに値上げして1,200円近くになっていました。そんなに高いのでなくていいな。
 ということで選んだのは、ランチタイム限定の中から「中華丼セット」800円+税でした。

 中華丼にミニラーメンが付いて、さらにサラダと漬物。
 メインの中華丼は、定評の五目あんがおいしくて熱々。大きく見えませんが、底が深くてしっかりした量で、特にあんの量が多いです。なので、もう少しごはんが欲しいぐらい。
 ラーメンは、量はそこそこですが、トッピング類がしっかりしているので立派に見えます。きこきことした食感がある中太の中華麺が独特の存在感を放っています。サラダも新鮮です。

 セットものは、一品では足りないので2つ注文する場合と、量は求めないけれども食べてみたいものが2つあるので注文する場合があるのでしょうが、ここのセットは後者向きでしょうか。

agoya honten 201904

 白山の新店「亞呉屋山形本店」を初訪問。ハーバーコーポレーション系の「めん蔵白山店」のあったところが今年2月にリニューアルして「亞呉屋」になりました。

 あごだし中華の「大」の太麺、730円。太・細が選べ、標準を1.5にして130円増しが「大」です。
 「亞呉屋」は山形駅前にもあり、そちらと同じデザインのどんぶりを使っています。
 飛魚ダシのスープが油分たっぷりで旨味満点なのがいいです。刻みタマネギが入っています。

 太麺は機械打ちの、比較的ぼそぼそとしたもの。おいしいけれども、こういうのって「幸楽苑」あたりでも食べられるんだよなぁと思ってしまいました。
 チャーシューとメンマの質、トッピングの配し方などに、微妙なコストカットを感じてしまいました。どうもこのあたりに独立店のようなディープな風合いを感じられないのが惜しいところです。

 目新しさもあるからか、客数は多かったです。

norogawa 201904

 かつ重を食べてみようと思って、平久保「のろ川」を4年4か月ぶりに再訪。すぐ近くの流通団地方面への仕出しや、法事などの会合での利用などの需要があるようです。

 かつ重830円。おお、事前情報よりも80円高くなっている。でも定食類は1,000円以上するので、これでいこう。

 お重で出てくると、なぜか丼よりも豪華に思えてしまいます。
 ふたを開けて確認。おおっ、これは予想を大きく上回って立派。カツは厚いわけではありませんが必要十分。
 どんつゆはラードを多めに含んで味くーたーな仕上がりになっています。醤油の使いは控えめで上品な薄味。ごめん、ちょっぴり醤油を追いがけさせてもらいます。
 熱々のごはんにその丼つゆが絡み、タマネギもいい仕事をしていて、コレハイケル。

 王道の豆腐とワカメの熱々味噌汁に2種のお新香付き。
 前回も思ったけど、ここは大衆食堂というよりももう一枚上の路線を行っていますね。

tsukimori 201904

 鳥居ヶ丘にある、日大山形高校御用達と思われる「月盛食堂」を、5年5か月ぶりに再訪。
 次回はこれをいこうと思っていた五目ラーメン850円。この店の人気メニューのようです。醤油か塩が選べ、五目であればと今回は塩で。

 キャベツ、豚肉、しめじ、ピーマン、タマネギ、ニンジン、かに蒲鉾、ミズナなどが卵とじになってトッピングされたもので、こういう形で供されるのは珍しいのではないかと思います。
 具材には上記のほか、赤や黄のパプリカも入って彩りも豊か。ワカメとメンマもちゃんと添えられています。
 これらがスープも麺もアッチチで、やたらとおいしい。

 いいぞ、月盛食堂。開花丼なんてのも面白そうだな。
 混むような雰囲気ではなくのんびりしたムードが漂っているので、気が向いたときにまた行きましょう。

misoden 201904

 旋回は赤みそを食べた記憶があるので、今回は黒みそ900円にしました。

 前回と同様、店に入って感じるかぐわしい糀味噌の香り。味噌製造業の仕込み部屋に入ったような感じです。
 スープには竹炭入り。見た目が黒くて少し引きますが、クセがなくてわりとまろやか。うまい味噌味です。舌にピリリと来る山椒のような刺激が微かにあります。
 麺は超極太でインパクトあり。これはもう、うどんの域でしょう、茹で時間がかかるわけです。
 スジに近い部分を使っている醤油香の素晴らしい厚切りチャーシューが2枚、どんとのっかっています。
 こういうつくり、好きです。個性満点のラーメン屋と言っていいでしょう。

 うまい味噌スープを最後まで味わいたくなって、半ライス100円を追加。それを麺を食べ終えたスープにどぼりと落とし、まだたくさんあるモヤシ、チャーシューの切れ端、メンマとともにぱくぱくいただきました。
 至福ですが、かなり満腹です。

hachinoya senami 201904

 瀬波の寒河江街道沿い、以前「三久ラーメン」だったところにできた「はちのや瀬波店」を初訪問。
 この3月にオープンしたばかりで、朝早くからの営業のよう。入店した時にはTUYのテレビクルーが入っていました。
 寒河江の「はちの屋」の系列店なのでしょう。

 こてっぱち650円。
 油そばの範疇の汁なしで、底のほうに旨味ダレと油が入っています。麺をかき混ぜてその油を纏わせてぞぞっと啜るという食べ方になります。
 熱さはあまり感じず、ふうふうして食べるのにちょうどよく、汗もかきません。
 ぶっといメンマも厚切りのチャーシューもすばらしい。あれ、ナルトは乗らないの? 

 課題があるとすればネギでしょう。なぜ山形にあって白ネギを使わないのでしょうか。
 この青い細ネギだと、食べ進めるにしたがってどうしてもネギだけが濃い油ダレの中に残ってしまうのでした。
 食後はスープをもらって割って飲むのが正しかったのかな? そうとは知らずに飲まないで出てしまったのが残念でした。

urara 201904

 旅篭町に「海鮮料理」を謳う居酒屋があり、昼からやっていると聞いたので、行ってみました。
 まぐろ丼、864円。
 配膳されたものを見て、まずはうーむとしばし沈黙。なぜ? 漂ってくる雰囲気がしょぼいのです。

 これは薄造りなのかと思わせるような薄い鮪の刺身が何枚かのっています。このぐらい薄い鮪の刺身の切り具合を見るのはおそらく初めてのことです。だったらせめて、刺身がごはん全体を覆ってくれればまだいいのに。細ネギのちらし方もこれだけ?
 庄内地方とは違い、内陸ではこの程度のものが800円超で供されるわけですか。
 ごはんにしても、熱くないし、あまりおいしいものではありません。
 漬物、小鉢の量もそれぞれほぼ一箸分です。

 なんだかすっかり興醒めの心境になって退店。まあ、最安メニューを選んでしまったこともよくなかったのだろうけど。(それでも864円!)
 量も少なかったし、トッピングやおかずが少なかったのでごはんも少し余ったし、七日町界隈で食事をするチャンスなんてそう多くはないので、よし、それでは次に期待を込めてもう1軒といきますか。

marukita 201904

 七日町の「丸喜多」。ここも20年ぐらい前に夜の飲み会で来たことがありますが、昼は初です。
 牛丼、カレー、とんかつなど7種のランチメニューがあり、450~650円。この中で最も高いカツカレーランチ650円を選びます。

 そこそこ客が入っていますが、それほど混んでいるようには見えません。しかし、カツカレーの待ち時間はなんと20分強。昼時間の副業なのかもしれませんが、これはかかり過ぎです。このあたりのビジネスマンが短い昼休み時間に駆け込むわけですから、手際は大事です。カウンターの隣に座った若い背広姿の兄さんは注文さえ聞いてもらえず、5分以上無言で腕を組んで耐え忍んでいました。今の若者はエライな。

 やっと運ばれてきたカツカレー。カレーもごはんも熱くなく、ぱっとしない内容のものでした。
 カレーは自家製と見えますが、温め直しが足りず白っぽい茶色をしていてハフハフ感がありません。溶けきっていないルーの大きな塊が入っていました。
 ドレッシングのかかったサラダとエノキが添えられた豆腐はマル。

 「安物買いの銭失い」という言い伝えが脳裏をかすめました。
 というわけで、この日の七日町メシ2軒とも、クリーンヒットがなく終わったのでした。
 郊外のほうがおいしい昼食を食べられるなぁと思う。こうなると、市街地中心部そのものに対するイメージもよくなっていくことはありません。

magosaku 201904

 しばらく旅をしていて、その間、山形に戻ったら蕎麦を食べようと思っていました。
 老野森の「手打ちそば孫作」を初めて訪問。ランチタイムには鶏めしが無料でサービスされると聞いたので。

 孫作名物だと店が言っている、ゲソ天とざるそば880円。
 手打ちのいい蕎麦。ざるそば700円なので、ゲソ天バリューは180円で、揚げ立てでタマネギ天添え。漬物3種が小さい皿に山。
 おにぎりになって登場した鶏めしも美味。熱いほうじ茶にたっぷりの蕎麦湯も申し分なしでした。