2020.04.01
こぶ原の肉そば(山形市)

1年7か月ぶりに、3回目となる「こぶ原」へ。
今回ここをセレクトした理由は、この店がJAF会員にミニソースカツ丼を無料サービスしていることを知ったから。JAF会員カードを携えて入店しました。
肉そば700円。システムが変わったようで、大盛りは無料サービスになっています。ならばと大盛りを所望。これにJAF優待でミニソースカツ丼がプラスされて、なんだかすごいことになってしまいました。(笑)
「こぶ原」が店を開いた2017年当時は、蕎麦は色の薄いものを使っていたと記憶していますが、今ではもっと黒くて太くて噛み応えのあるいい蕎麦に変わっていました。機械打ちですが、機械打ちなりのよさがあってなかなかうまい。
生卵の1個無料サービスは変わっていず、大盛りのボリュームはぐっと増えた印象があり、好感度はぐぃーんとアップしました。
ミニカツ丼も無料とは思えない充実度があります。
こんなにたくさんのものをおいしくいただけてわずか700円とは、嬉しい限りです。
次回は近いうちに「もりゲソ天」800円でJAFカードを使うのだろうな。
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2020.04.02
金ちゃんラーメン上山店のみそラーメン(上山市)

好きな店で、コンスタントに訪問している「金ちゃんラーメン上山店」へ、6か月ぶりに訪店。
何が好きかと言うと、金ちゃん系列の伝統を守る麺がおいしく、具材もまったく手を抜いていないのに加えて、価格も安くて盛りが極めていいのです。こうなれば、通うでしょ。
いつものように、みそラーメンの大盛り、700+100円。
100円増しの麺は2玉となり、おいしい麺をたくさん食べられるシアワセを感じます。
過去の訪店時の画像を見ると、日によって麺姿が異なるむきもありますが、見た目が少々違っても味は太鼓判です。
2020.04.03
あいこう亭のあいもり(山形市)

脂の強いものは避けて、この日は麺類を啜りたいと思い、8年3か月ぶり2回目となる西田の「あいこう亭」へ。
前回同様あいもり1,100円にしました。二人前のボリュームを食べたければ自ずとこれになってしまいます。蕎麦と麦切りの2種が各一人前ずつで、蕎麦は細・太から選べるというものです。なに、二人前と言ったって蕎麦の類ならば軽く収まってしまいます。一人前なら確実に足りず、大盛りにしても100円増しの程度なら十分ではありません。
つくりは8年前とほぼまったく同じ。違うのは、前回は蕎麦を細打ちにしましたが、今回は太打ちで。かなり太いです。手打ちの風味が感じられておいしい。
麦切りはとろりとした食感がよく、この店ではむしろこれがおいしいと思います。
つけだれは蕎麦用と麦切り用の2種。自分としてはたれはひとつでもかまいませんから、細い2本足のゲソ天2個と少量の漬物をもう少しグレードアップしてほしいところです。
いろいろ言っていますが、目論みどおり腹が膨れてけっこう満足しています。
2020.04.04
矢沢食堂の油淋鶏定食(山形市)《閉店》

鶏の唐揚げの定食を食べたいと思い、桧町「矢沢食堂」を5年7か月ぶりに訪店。3回目です。
ここではこれまでチキン南蛮定食と味噌カツ定食を食べてきたので、今回は油淋鶏定食900円を選択してみました。
それっ肉をたんと食え!というような設えにはなっていませんが、大根の千切りも加わった野菜がたっぷりで、かぼちゃ煮とポテサラの小鉢2種、やさしい味の味噌汁、白菜漬などが加わっていいバランスが生まれています。こういうのがあるべき定食の姿なのだろうな。
丁寧に刻んだネギがたっぷり入った油淋鶏のタレもなかなかおいしい。
この充実したおかずたちに普通盛りのご飯は不足気味だけど、大盛りは自重。部長・次長・課長。
お冷代わりのウーロン茶が香りがよく妙においしい。セルフサービスのコーヒーもいただけます。
ああ、んまかった。
店内は昼の時間帯であっても静かなもの。密閉、密集、密接の「3密」状況からはほど遠く、ここでのコロナウィルスの感染はあるはずなし。コロナの影響で、飲食店は今どこも苦戦を強いられているようです。
2020.04.05
はまなすラーメンのみそラーメン(天童市)《閉店》

一日町の「はまなすラーメン」を5年8か月ぶりに再訪して、みそラーメンの大盛りを食べました。
ここでは10時から店を開けていて、この日は事情があって10時半頃に入店。すると、この時間帯は醤油、味噌、塩などが税込み550円で食べられるとのこと。おおっ、ラッキー。ふつうの時間帯では味噌ラーメンは715円となります。じゃあ大盛りにして、550+110円で。
この店の血統は、かつて村山地域でチェーン展開していた「五一ラーメン」の味を受け継いでいる貴重な店のようです。ニンニクがたっぷり入ったぽてっとした辛味噌や、ラード風味を感じるコク深い味噌スープ、軽く湯がいたキャベツの食感などにその面影を感じます。
どんぶりがでかい! ……のだけれども、レンゲもまた特大のものを使っているので、写真を撮るとその大きさがうまく出ません。となりのコップと比べてください。

ココの名物は、多種類の季節の漬物・果物などがサービスで食べられること。10時半頃にはまだ大皿が並んでいなかったので、安価にラーメンが食べられる早い時間帯には提供されないのかなと思っていましたが、ラーメンを食べ終わる頃によかったらあちらもどうぞと案内があったので、ほぼひととおり2皿分をゲットしてきました。それらは、菜の花のおひたし、黒豆煮、青菜の古漬け、紅生姜、手づくりコンビーフ、りんごのコンポート。彩りがよくてきれいだし、おいしい。
これらすべてを660円で食べられるとは、畏敬すべし「はまなすラーメン」、これはかなりお得でしょう。
ごちそうさまでした。
2020.04.06
中華そば や の中華そば(山形市)

東原町、カレーの店「ばんこう花」のあったところに去年の11月にできた「中華そば や」を初訪問。新しくてきれいな店です。
メニューは中華そばの1本のみ。縮れ麺とストレート麺のどちらかが選べる趣向です。
縮れ麺の大盛り800+100円を。
800円は高めですが、700円と言っておいて外税で70円多く徴する店よりも姑息な感じがせず数段いいと思う。
牛ダシです。山形はかつては牛で出汁をとったラーメンを出す店が多かったのですが、Wスープや煮干し風味の魚介系、背脂チャッチャなどが幅を利かせている最近はめっきり少なくなっています。そういう意味では牛ダシの新店というのは貴重です。いい香り。チューシューもしっかり牛肉です。
縮れ麺は細打ちで、米沢あたりのものを意識したつくりのよう。細麺は大盛りにしたところでそれほどの量感はありません。むしろ伸びないようにしなければならず、つい急いで食べてしまうところがあります。
おいしいスープを完飲してゴチソウサマ。
「ばんこう花」のマスターとその娘さんがやっているようでした。牛ダシとこの価格でどこまで他店と競合して闘っていくのか、どうコロナ禍に打ち克っていくのか、応援したくなりました。
2020.04.07
山形チャイニーズ香琳の具だくさん五目餡かけつゆそば(山形市)

ある日の昼食は、荒楯町の「山形チャイニーズ香琳」にて。
2018年9月開店。1年近く前に家族とともにここで会食したことがありましたが、一人でふらりと入店したのは今回が初めて。いつも行くような庶民的な店よりはワンランク高級な店です。
具だくさん五目餡かけつゆそば、990円。名称が長い。
正直に書いてしまいます。店の格や値段がワンランク上だからと言って、供されるものがおいしくてリーズナブルかと言うと、必ずしもそうではないということがよくわかりました。
確かに具材にはぎんなんなどが入っていて高級感はありますが、味付けが上品というのか薄味な上に、風味にもコクが感じられず、全体としてインパクトに欠け印象の薄いものになっていました。“長名メニューに当たりなしの法則”は正鵠を射ています。
日頃大衆的な食堂で糊口をしのいでいる者にとってはこれでは物足りません。ハイソサエティに属する方々はこういうどこかネジが1本抜けたような味がお気に入りなのでしょうか。ええまあ、こちとら人間ががさつにできていますからね。(笑)
世の中にはもっと安くておいしい飲食店がたくさんあります。店の雰囲気がビジネスライクなところも性に合いません。
こういうところにこの金額を投じる金銭感覚は持ち合わせていないので、今後の一人メシの際にはもっと別のところで楽しむことにしようと思います。
2020.04.08
リンガーハット山形TUY通り店の長崎ちゃんぽん(山形市)

この日はちゃんぽん。
1年半ぶりに南栄町の「リンガーハット山形TUY通り店」に赴いて、長崎ちゃんぽんを麺量2倍にして食べてきました。普通盛りと同料金の590円+税=649円。
2倍にすれば十分な麺量になりますが、自分の場合1.5倍では足りないのだろうな。
野菜たっぷりちゃんぽんよりは野菜が少ないですが、この程度でも十分にイケル。
本場の独立系のちゃんぽんよりも海鮮系の風味が乏しいように感じますが、ちゃんぽんの雰囲気は十分に出ています。
ということで、「十分」なちゃんぽんです。
腹いっぱいになって600円台だものねぇ、スバラシイ。
2020.04.09
そば処エフワンの天ぷらそば(山形市)

表蔵王の「ぐっと山形」内にある「そば処エフワン」を再訪。昨年の12月にカレーを食べて以来4か月ぶりです。
この日も昼食はラーメンでいいやと思って外出したところ、どこからか蕎麦を茹でるいい香りが漂ってきたのを嗅いでしまい、急遽蕎麦に変更。駅の立ち食い蕎麦のようながさつなものがいいなあと思って、ここにしたところ。
天ぷらそばの大盛り、500+150円。
カウンターのみの店だし、ここで大盛り150円なら麺量はダブルだろうと想像しましたが、どうやらそうではないようで、どんぶりは小さいままだし麺量は少ないのが口惜しい。
茹で麺をちゃちゃっとやってものの20秒で供する店としては、これでは価格が高過ぎます。ただ、こういう店では生醤油が強くてしょっぱいと相場が決まっているつゆが、薄味でなかなかいい塩梅だったことは評価できます。
今後はここでは大盛りは避け、メイン1品とたとえばミニカレー350円とかおにぎり180円とかを添えるか、もしくはメイン1品で出て別の店で買い食いすることにしよう。
2020.04.10
ステーキ宮山形西店の宮ランチ(山形市)

高堂の「ステーキ宮山形西店」をこのたびようやく初訪店。
「ステーキ宮」はかつて山形の飯田にもあったのをご存知でしょうか? 若い時代にはそこへ何度か肉を食べに入ったことがありましたが、あの当時から幾星霜、今では肉自体を好んで食べたいと思わない年齢になってしまい、ステーキの店そのものから大きく足が遠のいてしまっています。
そんな状況なので、今回はステーキではなく、最も低価格の「宮ランチ」にねらいを定めての訪問です。
宮ランチ、690+税=759円。
ポークスライスとメンチカツがメインの鉄板皿。それにライス or パンとスープバーが付いています。前述のとおり肉塊を求めていないので、ポークスライスに付随するキャベツやタマネギに喜びを感じたりしています。メンチカツもこの程度の量で充分。宮のタレもおろし大根に和風風味でおいしい。
スープバーは4種も。これを食前、食中、食後とフル活用し、小さなカップではあるけれどもしっかり5杯いただきました。ライスもおかわり自由なので、洋皿にもう1枚。これだけいただけば満足しないはずはありません。
近隣の「ビッグボーイ」と比べると、スープの種類が多いし、カレーについても「宮」のカレースープのほうが味がいいような気がするし、宮のタレが好み。米の質も店員の質も「宮」が上。したがって、個人的には「宮」のほうに軍配を上げようと思います。
2020.04.11
そば処ふくらの中華そば(山形市)《閉店》

大野目の「ふくら食堂」を1年半ぶりに訪店。ここの中華そばは熱々でおいしいのです。
中華そばの大盛り、600+100円。
多少調味料を使って味を調えているように思いますが、むしろそうすることによって万人受けするとてもいいやさしい味に仕上がっているように思います。
しばらく置いてそうしたのか、透明感のある中太麺。それに手もみされたウェーブが入って、いい感じです。この麺が、油分を湛えたスープによってコーティングされて口に運ばれてきます。それほど長くない麺なので、啜りやすさがあります。
かなりおいしいですよ、ここの中華そば。価格にも納得がいくし、大盛りも十分な量。個人的には市内で屈指のレベルだと思っています。
2020.04.12
とん八成沢店のとん八ランチ(山形市)

昨晩飲みながら、再放送されていた「孤独のグルメSeason7」を録画で見ました。その第1回は上尾市のとんかつ屋だったのですが、分厚いとんかつをほお張って「うーん、いいじゃないか……」とにこにこしながら独白している五郎さんを見ていたら、「無性に、とんかつが、食べたくなった」。(笑) 「よし、明日はとんかつにしよう」。――という具合に、翌日食べるものはこの段階で決定です。
五郎さんのように超分厚いとんかつを食べていたらあとで大変なことになるので、ここはとんかつの雰囲気を満喫しつつ、キャベツ、ごはん、味噌汁がおかわり自由というシステムを有効に活用することにして、朝から何も食べずに10時半に開店する成沢西の「とん八成沢店」を1年4か月ぶりに再訪しました。
カツカレーやかつ丼ではこの場合納得できないので、とんかつ定食の廉価版のとん八ランチ、869円を注文します。11時前の入店客にはコーヒーがサービスとなります。
とんかつの厚みはそれほどでもありませんが、これに自家製とんかつソースをまわし掛け、辛子を付けて齧り、ごまドレッシングをかけたたっぷりの刻みキャベツとともに食べれば、立派なトンカツ定食を食べている気になれます。
大食漢の五郎さん並みにキャベツ、ごはん、味噌汁をすべておかわりして、超満腹に。こりゃ食べ過ぎだよ。
朝食を抜いた程度では消化器系への十分な負担軽減にはつながりません。今夜も食べなくてよさそうなぐらいです。
2020.04.13
ラーメンショップ久保田店のつけ麺(山形市)

「ラーメンショップ久保田店」を初訪問。この店については30年以上前から存在は認識していましたが、チェーン店ということもあってどういう味かは想像できるので、今日まで入ることなく来ました。
かつて職場の同僚のN君はこの近くのアパートに住んでいて、いっしょに深夜まで麻雀をした帰りに夜食を食べる彼をこの店の前で何度か降ろしたことが思い出されます。彼は40歳ぐらいの脂の乗り切った頃に突然仕事を辞めたのですが、その後の消息はわかっていません。
つけ麺(中)750円。
麺量は1.5玉で、ふつうに食べるつけ麺としては妥当なボリューム。やや太めのもっちりとした麺です。
たれは酢の入ったもので、古典的かつあっさりとしたもの。これに卓上の辛味噌や擂りにんにくなどを投入して味をカスタマイズして啜ります。
麺を食べたあとは店のオネーサンにどんぶりを渡して割りスープを加えてもらいます。その際にはワカメも入れてくれて一味グレードアップするのがうれしい。
初期のつけ麺ってたしかこういうものだったよな。
味の濃いどろどろとしたつけだれのつけ麺店が増えている中にあって、刺激を求めず、胃にやさしくつけ麺を食べたい人にはぴったりの店でした。
2020.04.14
金ちゃんラーメン白鷹店のみそラーメン(白鷹町)

なんとちょうど10年ぶりに、「金ちゃんラーメン白鷹店」を再訪しました。
ここではお初のみそラーメンに半ライスをつけて、750+70円。
10年前に中華そばを食べたときのインプレにはスープがやや塩辛いと書いてあったので、そうであればスープにライスを落とし込んでフィニッシュしようという考えです。
いい味噌ラーメンです。スープ、麺ともによく、厚切りのチャーシュー3枚をはじめとしてトッピングにも全く不満なし。ライスはツヤツヤだし、漬物も省略されていません。
半ライスはちょうどいい量でしたが、味噌スープは格別塩辛いわけではありませんでした。そうであれば、半ライスではなくこのうまい麺のほうを大盛りにしてもよかったかもしれません。ちなみにここの大盛りは130円増し。いい齢なので、両方というわけにはいきません。つまり、この60円の差をどう判断するかが重要になってくるわけです。(笑)
この日は4月10日でしたが、すでに白鷹町の荒砥地区でも桜が咲いていました。2019~20年の冬は記録的暖冬だったため、桜の開花時期がすごく早まっています。

2020.04.15
麺屋でんのしょうゆラーメン(寒河江市)《移転》

寒河江市みずきの「麺屋でん」を2年2か月ぶりに訪問。3回目です。
しょうゆラーメンの大盛り、100円増しの850円。
麺量は多く、大盛りだと350gとなり、いい食べ応えがあります。
わしわしとかっ込むタイプの麺、醤油の立った返し、魚介系シフトのダシ、スープの保温効果が上がる背脂、細裂きのメンマ、磯の香りを添える板海苔……といったようなつくりで、これは「ケンチャンラーメン」のインスパイア系とでも言うのでしょうか、とてもおいしい。麺がケンちゃんよりも細めなので、むしろ食べやすいと思う人もいるのではないかと思います。
この店、好きだな。
昼・夜だった営業時間を変更して、今は朝6時から午後14時までの通し営業でやっているようです。
次の狙いはつけ麺か、汁なしの本気(マジ)そばだな。
2020.04.16
山椒そばやのチャーシューメン(上山市)

上山市葉山の「山椒そばや」を6年11か月ぶりに訪問。
チャーシューメンの大盛り、750+100円。この店ではこのセレクトがベストでしょう。
澄んだスープの中を麺が泳いでいます。麺は一見米沢ラーメンのようですが、それよりも微妙に太く、少しだけ縮れが少ないつくり。ほろほろひちゃひちゃとした食感がいいです。
スープは多くの野菜を煮込んで取ったと思われるやさしい味で、返しの醤油香も効いていてよい。あれこれ加えてつくる近時のスープとは真逆で、必要なものだけを使い余計なものは加えないラーメンスープの基本形のようなつくりです。
150円増しでパサ系のチャーシューが6枚にグレードアップ。多くのメンマ、海苔1枚、刻みネギたっぷりと、トッピングもシンプルでとてもいいと思う。
この「普通」さがたまらない「山椒そばや」。他店ではなかなか真似のできるものではないのでしょう。
2020.04.17
俺の中華たなか家本店の煮干中華+まかない飯(山形市)

嶋北にある「俺の中華たなか家本店」を1年4か月ぶりに訪問。
未食のまぜそばを食べようと思って赴いたのですが、あいにく品切れ中。券売機を眺めると、まだ食べたことがない煮干中華670円というのがあったのでそれにして、まかない飯130円を添えてみました。
全粒粉を使った太麺が、食べ応えがあってうまい。ここの麺は一流と言っていいと思います。基本の中華そばよりも20円高い分、節粉が効いているようです。でっかくて分厚いチャーシューがステキです。
味とクオリティが高いのに130円とバカ安のまかない飯は、ここの店で食べるのであれば必須アイテムでしょうか。
いずれも納得。ちょっと塩辛いので、お冷やをコップに2杯飲んで塩分を中和させてからの退店となりました。(笑)
いい店です。
2020.04.18
あすなろ食堂のあすなろ定食(山形市)《閉店》

外食はできるだけいろいろな店の味を試したいと思って行動していますが、ここだけは別格で、以前から頻繁に通っています。品物の質と量、価格、配膳、店の雰囲気などがいいバランスを保っているからです。
この日のあすなろ定食810円は、キャベツと豚肉の春雨炒め、キュウリとイカのサラダ、揚げ出し豆腐。材料は肉類に偏らず、味も薄めで家庭的な料理です。
以前よりはボリュームがだいぶ落ち着き、味付けもまろやかな方向へと変わってきたように感じますが、いちばん変わったところは調理と配膳のスピードでしょうか。スピード自慢だった大将の動きが徐々に高齢者特有のゆったりとしたものになってきているので、客が多めのときなどはけっこう待つことになります。
大将の類い稀な手際と、奥様との阿吽の呼吸が、待っている間の見ものだったのですが、少し影を潜めてきたように思います。そうは言っても、お二人ともお元気そうで、まだまだイケるようなので、何よりです。
2020.04.19
茂利多屋のカツ丼カレー(天童市)

4か月ぶりに天童市中里の「茂利多屋」を訪店。
カツ丼かカレーのどちらかにして、それにミニ天そばでも付けようかな~と思いながら入店し、券売機を眺めると、お、カツ丼とカレーがワンディッシュになっている「カツ丼カレー」というのがあるではないか。今の思いに沿うならばこれしかないでしょ。
カツ丼カレーの大盛り600+100円。大盛りにしたので今回はミニそばは無しです。
大盛りにしたのでボリューム的には不足なし、カレーは日本的なやさしめの味で、カツ丼のアタマはやや薄味、とんかつ3切れは薄いのは我慢するけどぜひもうひと切れ追加してほしい。
まあ、望んでいた2種類を両方食べられて満足ですが、カレーのルーとカツ丼のどんつゆが国境線の上下(ライスの上と下)で干渉しあって一触触発(?!)の状態になっているのが気になるところ。かと言って、カレーとカツ丼を別皿にて供されるのも興醒めだし、この場合どうしたらいいのでしょうね。(笑)
2020.04.20
美登屋の鳥そば(山形市)

青竹手打ちラーメンをやってるという情報を得て、山寺の「美登屋」を初訪問。観光地だけあって、山寺って蕎麦屋が多いのですね。
勇んでラーメンを注文すると、今はやっていないとのこと。アレマ、あてが外れちゃったナ。
でもまあ、地元の店でそれではと踵を返して帰るわけにもいかず、鶏そば960円を所望してみました。
甘みを湛えたそばつゆがいい塩梅です。醤油、昆布、削り節という黄金コンビに鶏肉が加わった和風ダシとは実に秀逸なものだと再認識。2口サイズの鶏肉が6個ほどゴロゴロと入っていて、けっこう量があります。
蕎麦は黒々としていて山寺らしい鄙のテイスト。熱いつゆがかかるのでどうしても柔らかくなってしまいますが、これを盛りで食べたなら喉越しもよくなってさらにおいしくいけたかもしれません。
残念ながら手打ちラーメンにはありつけなかったけれども、この蕎麦にはかなり満足がいきました。
精算時に尋ねれば、手打ちラーメンは10月から3月までやっているとのこと。そうでしたか。では来年秋にまた行きましょう。