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2020.06.01
よりみち食堂のめんたいマヨ鳥から定食(山形市)

本町2丁目にある「そば茶屋たがま家」という店がまだ未訪なので、そこに肉そばを食べに行こうと調べてみました。すると、2019年のいつ頃からか「鳥から・肉そば よりみち食堂」という店に変わっている模様です。だったらそこに行こうか。
11時半の開店直後に入店してメニューを見ると、肉そばに3種類から選べるミニ丼を添えたランチセットもよさそうだったけれども、「めんたいマヨ鳥から定食」というのがもっとよさげだったので、肉そばはあっさり放棄してそちらへ。
めんたいマヨ鳥から定食、850円。
うひゃあ、でっかい唐揚げが2個! 到底かぶりつけない大きさなので、ナイフとフォークが添えられています。それでざくりと切って口に運べば、居酒屋の唐揚げらしい生姜の効いた和風寄りのいい風味が口に広がります。サクサクとした衣の食感もいいです。
一方めんたいマヨについては、量が少ないためにその味がそれほど広がりません。商品名に冠されているぐらいなのですから、もっとたっぷりかけてもらわないと。
普通盛りでも全体量は十分、野菜も多く、味噌汁もうまいし、どこぞとちがって内税の850円こっきり。街なかの店舗でも駐車場が店前に3台分あるし、いいんじゃないですか、この店。
次回もアリだな。そのときは選べるランチセットをいってみようか。
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2020.06.02
かしわやの醤油うどん(山形市)

蔵王成沢の旧13号沿いにある、昼うどん店、夜居酒屋の「かしわや」を初訪問。前から入ってみたかった全12席の小さな店ですが、12時開店なので、仕事を持っていた時分にはハードルが高かったのでした。
この日一人目の客となって、醤油うどん550円を所望。
はじめに甘酢仕立て、柚子胡椒付きの冷奴が供され、店主に初めてかと訊かれます。そうだと答えると、店の流儀や食べ方についていろいろと丁寧に教えてくれるのがおもしろい。豆腐を食べて茹で上がるまで待っていてねということなのだろうけど、写真を撮る都合があるので食べずにじっと我慢です。
蒲鉾の上の生姜の脇に柚子胡椒を載せて、生醤油を3周ぐらい回しかけて食べるのがうまいのだとのことなので、そのように。
極太の全粒粉のうどんは、練りが稠密で重量感があり、抜群の弾力性も併せ持っています。これがおいしくないはずはありません。これはかなり研究されたいいうどんです。
食後、満足して麦茶を飲んでいると、店主がどうでした?と。素直にうどんを褒めると、玉うどんの1.5倍の量があり、しっかりしたつくりにしているので使用する小麦粉の量で言えば2倍ぐらいなので、腹持ちはかなりいいはずだとのこと。大盛りは200円増しでこの倍の量になり、多くの客はそれをぺろりと平らげているというのですが、それってつまり4食分でしょ? それは自分にとっては多すぎるかもしれません。
この日初入店した店でも大きな成果がありました。
2020.06.03
つけ麺おんのじ山形店の節つけ麺(山形市)

レストランデラシネのある交差点の一角にこの4月にオープンした「つけ麺おんのじ山形店」を初訪問。仙台資本で熊本にも支店があり、山形が4店舗目ということのようです。
No.1メニューの節つけ麺850円。麺450gの中盛が320gの並盛と同価格なのでそれをあつもり、ネギ2倍の追いネギ(無料)仕様にて。加えてランチタイムは白飯無料。いっぱい食べて行ってねという店の温かいホスピタリティを感じます。
太麺、多加水、ストレートの自家製麺たっぷりに、とろみのついた濃厚魚介豚骨のつけ汁、厚いチャーシューに香ばしい海苔という具合に、まさに近時のつけ麺の王道を行くつくり。良心的な価格なうえにつけ麺のいいところを丸ごと味わえるので、つけ麺を食べたくなったときは俺はもういつもココで十分だぁと思ったほどに納得し、満足しました。まあそうは言っても別の店でも食べたくなるのですが。
2020.06.04
清来軒そばやの中華そば(上山市)

新丁クランクのところにある「清来軒そばや」へ。ずいぶん前にここで味噌ラーメンを食べた記憶があり、調べてみるとそれは2013年9月のことでした。あれからもう7年近く経っていることになります。
再訪した今回は、未食の中華そばを大盛りにて、650+100円。
奇を衒ったところのない、古典的ないい中華そばで、かえしの醤油の風味と香りが白眉。これには白胡椒がよく合います。中華味調味料を少々使って味を調えていると思われましたが、どうでしょうか。
パサ系のチャーシュー2枚、細ネギを散らし、薄味のメンマ数本に海苔1枚。素朴だけれども、実力はしっかりしている蕎麦屋の中華としての鏡。味も量も満足です。
2020.06.05
山形の肉そば屋の肉そば(冷)(山形市)

富の中にある「山形一寸亭」直営店の「山形の肉そば屋」を、実に10年5か月ぶりに入店しました。
肉そばと言えば、別に手打ちではない機械打ちであっても、太くて黒い田舎蕎麦のほうがお似合いだと思うようになっているので、お上品な細打ちのこの店からはどうしても足が遠のいてしまうのでした。
また、価格的にも微妙に高めだし、加えて今回感じてしまったのは、店員(若い男性)の接客姿勢に心の中が滲み出ていたこと。ああこの人は客を客と思っていず、提供者のほうが立場が上だと考えているのだな。いろんな店で働く人を見ているので、そういうことはすぐにわかってしまいます。
肉そば(冷)の大盛り895円。
大盛りが175円高という半端な値のつけ方も好きになれません。
鶏油少なめのあっさり系で味は良し。親鳥の肉は柔らかめで食べやすい。卓上の七味も量販モノではない風味の高いもので良し。
いいもの出しているんだけどなぁ。
けれども上記のような諸事情により、自分が肉そばを食べるときは別の店を選ぶことになるでしょう。
それでもなぜか順番待ちが出るほど混んでいるんだよなぁ。
2020.06.08
そばくい亭のもりそば(山形市)

七日町の「そばくい亭」を明るい時間帯に訪れるのは初めてのことです。ここには過去に2回、さんざ飲んだ後のシメに蕎麦を啜りに来たことと、焼酎の蕎麦湯割りが飲めるというのでここから飲み始めたことがありました。
ランチタイムはゲソ天がサービスになるというので、もりそばの大盛り、750+200円を注文。
食べ過ぎが続いているので普通盛りにすべきなんだよナと思いながら待ちましたが、配膳されたものを見て落胆しました。
これで大盛り?!と言いたくなるような盛り具合で、しかも細打ちじゃんよ。ここは東京じゃなく山形なんだからさぁ、こんなんで満足する大盛り注文者なんているわけないじゃん。……と、つい言葉づかいが横柄になってシマッタ。
サービスなので文句は言えませんが、ゲソ天も極細の2本足のちっちぇーのが2つだけで、皿が大きく見えます。漬物も薄いキュウリの浅漬け2枚としょぼいです。
つゆの味と蕎麦湯のとろみはよかったですが、「そばのまるごまるご」と比べてみればそこの普通盛りよりも少なく、ゲソなんて5分の1もないぐらいの量で、もちろん卵などつきません。それなのに、価格はずっと高い。これでは……。
サービスらしいコーヒーも飲む気が起きず、満たされない思いで落胆しながら退店。その時点でもうすでに、「まるご」、「こぶ原」、「愛庵」あたりでそばをたらふく食べたい気分になっています。
2020.06.09
担々麺とたれ唐の店くじらのたれ唐定食モモ(山形市)《閉店》

寿町の、「自家製麺 麺堂傾奇者」だった店舗でこの4月に営業を始めた「担々麺とたれ唐の店くじら」を初訪問しました。担々麺と鶏の唐揚げを二枚看板にしている店のようです。
その両方を一度にというのは自分には無理なので、今回はたれ唐定食にしました。
ムネかモモ、唐揚げ4個か6個が選べ、その中からモモの4個820円のボタンをぽちり。
ランチタイムのごはんは大盛りにできるというのでそのように。
唐揚げ4個では量的にどうかと不安でしたが、配膳されてその心配は雲散霧消。1個がとてもでかく、むしろ全部いけるかが不安になるぐらいのボリュームです。これの6個なんて絶対に無理だな。
卓上にある5種類のタレを使ってどうぞとのことで、4個にはそれぞれ異なるタレをかけて賞味します。ヤンニンジャン、期間限定タレ、ガーリックオニオン、和風の順で。ガーリックオニオンが最もよかったかな。
スープはおざなりではなく、ワカメとねぎがたっぷり入っていておいしい。ほかにキャベツ、ポテサラ、漬物と、どこにもぬかりなし。マンガ盛りのごはんは前日炊いて保温したものでしたが、盛り方が稠密で腹いっぱいになりました。
改めて、もう一方の担々麺もいずれ食べてみようと思います。
2020.06.11
栄幸亭の冷やしらーめん(山形市)

桜田東の「栄幸亭」を8年10か月ぶりに訪問して、今年初となる冷やしラーメンを食べました。
冷やしらーめんの大盛り、650+100円。
冷やした場合手間がかかるので、ラーメンよりも100円程度高くなるのが常ですが、ココの場合は同価格と良心的。しかも、食べてみて気づいたのだけど、大盛りは2玉なのが明らかです。
うまい! キンキンに冷やされて氷入り。冷たいスープは歯に沁みるほどです。熱くないので麺はズバズバ啜れます。大盛りなので簡単になくならないのもいいです。快感だなぁこれ。
この味、姉妹店の「材木亭」の冷やしラーメンと酷似しています。あそこの冷やしラーメンはかつて夏になると、残業時の出前で連日何十回と食べていたのでよくわかるのです。
ひゃー、うまかった。この優れて高い満足度で750円? Ummm……スバラシイ。
2020.06.13
手作り麺めん僮楽のつけ麺(山形市)《移転》

浜崎にある「手作り麺めん僮楽」にはとんとご無沙汰していて、このたび5年3か月ぶりに行ってきました。
つけ麺を注文しようと決めていて、僮楽麺・全粒粉麺・黒小麦麺から全粒粉麺、つけ汁は味噌・塩・醤油から味噌、麺量は1玉・1.5玉・2玉から1.5玉を選んで、860円。
1.5玉で十分ではあるけれども、2玉にしたところでわずか30円加算されるだけなので、それでもよかったかもしれません。
暑い日にはつゆものではなくつけ麺だよなという発想で臨んだわけですが、ここの場合極めて熱々のつけ汁が大きめの器にたっぷりと入っているので、それに麺をつけてすぐに啜ろうものなら舌が焼けるほどの熱さです。つけ汁には野菜や挽肉などのいろいろな具が入っているので、それらの固形物がスープをしっかりと保温しているかのように思えます。
その熱さは最後まで持続し、そこにまた熱い割りスープを足して飲むので、食べ終わる頃にはすっかり汗だくになってしまいました。
涼しい顔で食べ終えるという目論見は大きく崩れましたが、それでも大満足の1食となりました。
2020.06.30
いもせ食堂の冷やしラーメン(南陽市)

ある日の11時、四国旅へと出発。途中南陽市で、「いもせ食堂」に2006年の夏以来実に久々に入店し、冷やしラーメン850円を食べる。
冷やしラーメンと言えば、一般的にはふつうの中華そばのスープを冷たくしたものですが、ここの冷やしラーメンはその予想に反して冷やし中華の具材がトッピングされているものでした。これは珍しい。一方で定番の「冷し中華」もきちんと存在しているあたりがおもしろい。
大根煮のような色をした氷が入っていて、氷が溶けてもスープが薄くならないようにとの店側の行き届いた配慮が感じられます。自家製手もみ麺で名を馳せる「いもせ食堂」らしい中太平打ち麺がとてもおいしい。
いいラーメンを食べることができました。
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