2020.07.01
中国料理蒼天の什綿炒麺(五目あんかけ焼きそば)(南陽市)

車旅の帰り、兵庫県からのロングドライブの途中に旅の最後の夕食をと、南陽市宮内の「中国料理蒼天」に立ち寄りました。初訪問です。
中国人と見えてカタコト日本語の奥さん。ひょっとしてここは台湾系?と感じつつも、それらの店にありがちなセットもの中心ではなく、ワングレード上を行くような店です。したがって、定食類の価格はちょっぴり高め。
什綿炒麺(五目あんかけ焼きそば、スープ付)850円。旅の間中いつかは食べたいと思っていた五目焼きそばでしたが、ここにきてようやくありつけました。
この餡のつやつやがたまりません。薄く衣のついた豚肉のほかにエビやイカなどの魚介類も入って上質。あ、うずらの玉子は入っていないな。
味はいいのですが、麺、餡ともにややボリュームにかけるかもしれません。
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2020.07.03
こぶ原の肉そば(山形市)

「こぶ原」を4か月ぶりに訪問。
しばらく山形を離れて四国方面に行っていて、外から戻ったときはいつも山形の蕎麦が食べたくなるものなのです。
たまたまこの日と翌日の2日間は“開店3周年セール”と題していつもは700円する肉そばがトッピング付き、大盛り無料で500円にて提供される日でした。もりそばにゲソ天を付けて食べることばかりをイメージしていましたが、この日は肉そばオンリーだとのこと。
肉そば、おろしトッピングの大盛り、500円!
このボリュームは山形ならでは。鶏脂が入った甘じょっぱいつゆで食べる山形の肉そばは天下一品です。一味唐辛子をばばっとかけてずるずる。タマランなぁ。
2020.07.04
そばのまるごまるごのもり天(山形市)

長旅から戻り、山形の蕎麦が食べたい一心で、11か月ぶりに「そばのまるごまるご」へ赴く。
もり天800円。変わらずにいい仕事をしています。まるごそばと言えばゴリゴリのゲソ天のイメージがあるのだけど、この日はたまたまなのか、衣がわりとサクサクのスレンダーなおみ足で、あれっ!という感じ。
そのほかはいつもと変わらず。周辺からはズバズバと蕎麦を啜る音が聞こえてきて、蕎麦屋とは琴の音色のBGMなど流さずこういうところであるべきなのだよナと一人納得するのでした。
コアなファンが多く、開店直後からいそいそと食べにやって来る男性一人客が多い様子。まあ、自分もその一人なわけなのだけど。(笑)
山形の蕎麦はサイコーです♪
2020.07.05
はなまるうどん山形鉄砲町店のかけうどん(山形市)

うどんの本場の四国を旅してきたけれども、四国の各地でもはなまるうどんの店舗をよく見かけました。ということは、うどんには厳しい四国の人々にもこの店は一定程度受け入れられているということになるわけで、少し見直したところです。
四国で頻繁に食べたうどんを山形で食べたらおいしいと感じられるのかどうかを確認したくて、11か月ぶりに「はなまるうどん山形鉄砲町店」を訪問しました。
ひやかけをいくつもりでしたが、熱いかけよりも70円も高いのでパスし、かけの「中」に北海道男爵のコロッケとちくわ磯辺揚げを添え、JAFの割引クーポンを使って、320+110+100-50+税=528円。
残念なことに四国でさんざ食べ歩いた讃岐うどんたちとは大きく異なり、麺が性なしだし、だしの味がぼんやりしていて、香りもあまりないように思われました。後がけの胡麻にも香りがないんだものなぁ。おろし生姜はあったのかな?
麺のコシも違うけれども、決定的に違うのはだしのつくりではないかと判断したところです。
添え物を2つ取るなら「小」でよかったかもしれません。コロッケはソースをかけて食べればおいしい。今後は「中」とコロッケで十分なようです。
2020.07.06
山形南四番町食堂(まいどおおきに食堂)のマイセレクション(山形市)《閉店》

7月末まで有効のごはん無料券があるので、2か月ほどしか間を空けずに「山形南四番町食堂(まいどおおきに食堂)」へ。
変わり栄えのしないメニュー選択で、イカフライ、トマトサラダ、生卵にごはんの中、なんと396円。本来ならこれにごはん165円が加わって562円なわけですが、300円台と500円台ではずいぶん価格が違って見えるものです。
グリーンサラダ110円が姿を消してトマトサラダ165円しか選べなくなっていて、野菜の量がだいぶ減らされているように見える。
生卵が1個66円というのもよく考えれば暴利。
反面、イカフライ165円はいい仕事をしていて、ここでははずせない1皿だと思っています。
これで396円なら十分に納得できます。
2020.07.07
そば処たわら屋の手打ち冷たい中華(山形市)

市内飯沢の、純手打ちの麺を供する山形では貴重な店のひとつ、「そば処たわら屋」を8年3か月ぶりに訪問しました。
自家製機械打ちもありますがここに来たなら純手打ちの麺をいくとして、この季節なので冷やしをチョイスして、手打ち冷たい中華750円。
表面がやたらと大きいけれども底の浅いでっかいどんぶりで登場するのはこの店のお約束。
太め平打ち、やや縮れの純手打ち麺は硬めの茹で上がりで、わしわしと食べ進むのがふさわしいようなつくり。うまいよなあ、この麺。けっこうオイリーでとろみすらある冷たいスープにも合います。
大盛りを行きたいところですが、自家製機械打ちなら100円増しなのに、純手打ちの場合は200円増しなので、ぐっと自重。でもまあ、普通盛りであっても麺量が少ないとは感じませんでした。
久方ぶりにおいしい手打ち麺が食べられて、満足です。
2020.07.09
キッチンラーメン濱の冷し胡麻拉麺(山形市)

漆山の「キッチンラーメン濱」を5年7か月ぶりに訪問。
冷し胡麻拉麺840円。
氷が5~6個入ったしっかりと冷たいラーメン。
スープは透明、琥珀色でやさしい味。12時間以上じっくりと炊き上げているらしい。
それに細裂きのメンマ、チャーシュー、ゆで卵、海苔、ネギのほか、厚切りのキュウリ、トマト、もやしのナムル、クラゲ、細切りにした生姜などが入って、その上からすり白胡麻がたっぷり。これならうまいに決まっている。
辣油をかけて食べるとおいしいとのことなので、黒胡椒のほかに辣油も掛け回せばぐっと味が引き締まって確かにおいしい。
予想を超えておいしかった。
客の多くは牛すじ煮込みラーメンを食べていたけど、1日15食限定? これもいずれ食べてみないと。
2020.07.10
軽食ひまわりヤマザワ成沢店の冷たいラーメン(山形市)

1年5か月ぶりに「軽食ひまわりヤマザワ成沢店」にて。
冷たいラーメンの大盛り、360+91+税=496円。
安いでしょう。でも、おいしいのです。
トッピングは、チャーシュー、メンマ、ナルト、ネギ、ゆで卵半分、ワカメ、細切りキュウリと、安いからと言っても抜かりはありません。
山形地域ではほかにあまり見かけないぐらい細い中華麺を使っています。茹で時間の短縮を狙っているのかもしれませんが、きちんとコシが感じられるいい麺だと思います。これもサンコー食品製なのでしょうか。
冷やし具合もきっちり冷たくて、量も十分で、不満は全くありません。
これでワンコインを切っているわけですから、いいと思いますよ、ヤマザワのひまわり。
2020.07.11
定食屋王将のおまかせ定食(天童市)

山形市内の定食屋のビッグ2だった「あすなろ食堂」と「国味」が閉店してしまい、定食を食べたいときにはどこに行ったらいいのかしばし考えてしまう今日この頃。
中華定食ならば中華料理店、フライものだったら洋食キッチンあたり、とんかつならとんかつ店でも食べられるでしょうが、それらが組み合わされて、小鉢が2つとおいしい味噌汁、漬物にどんぶりめしが付くようないわゆる定食屋で食べたいところです。
そこで思いついたのが、王将ビジネスホテル内の「定食屋王将」。ここならいけるだろうと8か月ぶりに訪問しました。
おまかせ定食900円。
この日はもつ煮込みと鯵フライとのこと。それと決めていたので、内容を聞かなくてもそれで結構です。
どうよこれ。二枚看板のメイン皿のほかに、青菜のピーナッツ和えとクーブイリチーの小鉢、漬物に蓋つきの器にたっぷりのごはんと味噌汁。まさに王道を行く定食ではありませんか。
さらにここでは、生卵か納豆のいずれかがテイクフリーになっていますから、今回はたっぷりごはんには卵をかけてするするといただきました。
目論見どおり、満足のいく昼食になりました。
以前も書いたけど、ここのカウンターに立つ女性店員ほどすばらしくなごやかかつきれいな声で「いらっしゃいませー」と迎えてくれる人を他に知りません。ほかの店でも見習うべきハイレベル。これを聞きに行くだけでも入店する価値があるように思います。
2020.07.12
満州軒の冷やしラーメン(天童市)

この夏は多くのラーメン店で冷やしラーメンをたくさん食べ歩きたいと思っていて、この日は天童市老野森の「満州軒」を7年4か月ぶりに訪れて、冷やしラーメン850円を食べました。
店内はかえしに使う醤油とダシの香り。ここでは山形の「マルセイ醤油」を使っているようです。
過去に塩と味噌を食べたときにはチャーシューとメンマが入っていませんでしたが、醤油味の場合は入るようです。
茹でがよく、冷水で引き締められた中太麺がとてもおいしい。
麺量は、普通盛りでも1.5玉はありそうで、大盛りは不要のボリュームです。
スープは塩辛めのわりとオイリーなもので、チャーシューはその3倍ぐらいしょっぱい。だが、そのしょっぱさがまたうまさに拍車をかけています。
チャーシュー、メンマのほかワカメ、茹で卵、蒲鉾、海苔が入り、刻みネギがたっぷりで、トッピングも申し分がありません。ブラックペッパーをデフォでかけているのも正しいと思う。
んまかったなぁ。久しぶりに訪問し、これで塩・味噌・醤油と食べたけれども、いずれも特徴があっておいしい。
ここもいい店だと思いますよ。
2020.07.14
金ちゃんラーメン上山店の冷やしラーメン(上山市)

贔屓にしている「金ちゃんラーメン上山店」を3か月しか空けずに訪問。ここではまだ冷やしラーメンは食べたことがなく、きっとおいしいだろうと思って。
冷やしラーメン650円。
おお、スープが多い。だが、なんだかラーメンどんぶりを前にした時のわくわく感というか、そそるものがあまり感じられません。具がシンプルだからなのかな。
食べてみれば、金ちゃんラーメンなのでとりわけ麺がうまいのですが、やはりここで食べるのであればダンゼンふつうの中華そばのほうがおいしいと思う。つゆは塩辛いし、チャーシューは冷たいスープの中で凍えているような感じだし、麺だって熱いスープのほうにしっくりくる感じです。
ナルホドねということで、ここでは次回からは熱いほうに戻りましょう。ここはやっぱり味噌かな。
2020.07.15
麺屋かぐら西バイパス店の冷たい醤油ラーメン(山形市)

清住町の「麺屋かぐら西バイパス店」をほぼ8年ぶりに再訪しました。
メニューに冷たい醤油ラーメン800円があったので、100円増しの大盛りを。
冷やし特有の弾力のある麺がとてもおいしい。
板海苔の香りと風味がすごいのだが、何か裏ワザでも持っているのでしょうか。
冷やしなので麺量は大盛りが適当でしょう。
出っ張ったところのない、正統派の山形冷やしラーメン。うまかったなあ。
次回訪問の折は、「特製煮干し油そば」なんかもよさそうだ。
2020.07.16
山形キッチンのラーメン定食(山形市)

表蔵王の山形県観光物産館「ぐっと山形」内にある「山形キッチン」を初訪問。こういう観光施設もようやく当たり前に営業し始めました。
平日ランチタイム限定のラーメン定食800円が用意されていて、ラーメンに鶏の唐揚げとライス、ミニカレー、ミニ麻婆のいずれかを付けることができます。今回は若鳥の唐揚げとライスを付けてみました。
ラーメンはしっかり1人前。煮干しの効いたスープはかなり甘口で独特。トッピングも悪くないし、それなりに食べさせる味に仕上がっていると思う。
一方の唐揚げのほうはイマイチ。縁日の唐揚げ屋台から漂ってくるのと同じ鶏肉臭があり、つまりは事前に加工、冷凍された保存食品を揚げて使っているようです。
でもまあ、しっかり腹が膨れて800円ならまあまあと言えるかもしれません。
2020.07.17
味平の天ぷらそば+納豆おにぎり(山形市)
朝の外での一仕事を終えて10時過ぎ。朝食をとっていないので、少し早いけど昼メシとしようか。
この時間、開いている店は多くなく、しかもチェーン店でというのは面白くない。それじゃあ「味平」なんてどうだろうな。
ということで、城北高校近くの「味平」を初訪問しました。
惣菜店風のこの店の存在は以前から知っていて、かつては国道112号線との交差点角にあったものですが、道路拡幅のためか移転して、現在地に店を構えています。
天ぷらそばの大盛りと納豆おにぎり、450+80円。
カウンターのみの店構えと価格から判断して、天ぷらそばは立ち食いそばのようなものだろうと考えて大盛りに。

総菜コーナーから納豆おにぎりを1個持って席に着くと、おばさんが「皿に載せましょうか?」と言うので、そのようにお願いします。
すると、皿に載って運ばれてきたのは写真のとおり。おおっ、たくさんの総菜が加わっているではないか! これが80円。白眉かつ、ある意味驚異です。
納豆のおにぎりなんて初めて食べたけど、味付けが濃くてうまかった。

天ぷらそばは、蕎麦自体はさっと湯がいて供するだけのような想定どおりの柔らかいものでしたが、麺量は半端なく、ふつうのそば玉を2つ、躊躇なくぶっこんだようなつくりになっていて大量。そしてつゆも侮りがたく、昆布の風味が感じられる甘さの引き立ついいつくりになっていました。
はあー……こんなに食べて530円。
「腹いっぱいになりましたか?」とにこにこおばさん。思わず笑っちゃって、「いやもう、大満腹ですよ」と答える。
腹をさすりつつ退店。ここではおにぎりは外せないのだろうな。次はカレーうどんの普通盛り390円とおにぎりでいこうか。――という具合に、すでにこの時点で再訪を決めてしまったところです。
この時間、開いている店は多くなく、しかもチェーン店でというのは面白くない。それじゃあ「味平」なんてどうだろうな。
ということで、城北高校近くの「味平」を初訪問しました。
惣菜店風のこの店の存在は以前から知っていて、かつては国道112号線との交差点角にあったものですが、道路拡幅のためか移転して、現在地に店を構えています。
天ぷらそばの大盛りと納豆おにぎり、450+80円。
カウンターのみの店構えと価格から判断して、天ぷらそばは立ち食いそばのようなものだろうと考えて大盛りに。

総菜コーナーから納豆おにぎりを1個持って席に着くと、おばさんが「皿に載せましょうか?」と言うので、そのようにお願いします。
すると、皿に載って運ばれてきたのは写真のとおり。おおっ、たくさんの総菜が加わっているではないか! これが80円。白眉かつ、ある意味驚異です。
納豆のおにぎりなんて初めて食べたけど、味付けが濃くてうまかった。

天ぷらそばは、蕎麦自体はさっと湯がいて供するだけのような想定どおりの柔らかいものでしたが、麺量は半端なく、ふつうのそば玉を2つ、躊躇なくぶっこんだようなつくりになっていて大量。そしてつゆも侮りがたく、昆布の風味が感じられる甘さの引き立ついいつくりになっていました。
はあー……こんなに食べて530円。
「腹いっぱいになりましたか?」とにこにこおばさん。思わず笑っちゃって、「いやもう、大満腹ですよ」と答える。
腹をさすりつつ退店。ここではおにぎりは外せないのだろうな。次はカレーうどんの普通盛り390円とおにぎりでいこうか。――という具合に、すでにこの時点で再訪を決めてしまったところです。
2020.07.18
食事呑み処あぽろの昔ながらのナポリタン(天童市)

R13天童バイパス沿い、東長岡の「食事呑み処あぽろ」をちょうど6年ぶりに再訪しました。
メニューを見ると、ラーメン、そば、定食、定番洋食と、何でもあり。前回は店一押しのDXタンタンめんを食べているので、今回は洋食の中からカレーライスとどちらにしようか迷いながら、「昔ながらのナポリタン」800円にしました。
配膳されての第一印象は、うっすらとガーリックの香り。ケチャップの色がきれいだし湯気が上がっていて、たいへんよろしい。
洋風スープではなくワカメの味噌汁が添えられるあたりが“昔ながら”らしいところでしょうか。
タバスコふりふり、パルメザンチーズをたっぷりかけて食べたパスタは茹でがよくアルデンテ。ケチャップが多めに使われ、炒め油もちょうどいいと感じます。そしてパスタや具材の量も不足を感じないレベルになっています。
添えられた野菜にはみずみずしさがあり、食感もいいです。
こうしてみると、「昔ながら」としてかなりレベルの高いものに仕上がっており、ここのメニューは何を食べてもいいセンいくのではないかと思ったところです。
9種類ある定食はごはんお替り自由だし、きっとカレーライスなんかもおいしいのではないか。850円のゲソ天板そば(きざみのり付)はどうなのだろうな。……と、この店に対する興味は深まるばかりです。
2020.07.20
中華そばさたけ中山店の冷しラーメン+どんどん焼き(中山町)

この日の冷やしラーメンめぐりは、中山町あおばの「中華そばさたけ中山店」。1年半ぶりの訪問となります。
冷しラーメン+山形名物のどんどん焼き、780+210円。
さすが中華そばの名店だけあって、いい冷やしラーメンです。温かい中華そばに入る具材に加えて、ワカメとキュウリが加わります。スープは、冷やしだからと言って酢などの酸味を加えてはいないようで、薄味のものをおいしく啜ることができます。
ここの場合、やはりどんどん焼きは特筆モノ。醤油味も選べますが、自分の場合やはりソース味たっぷりかけかな。とにかく大きく、ふっくら、もっちり。あまり上品ではないおいしさがいいのです。
わが幼年時代には、どんどん焼きを屋台で鉦を鳴らしながら売りに来る老夫婦がいて、当時はすごいごちそうだと思ってよく買い食いしたものです。卵入りなんて高くて一度も食べたことがなかったので、今でも100円高い玉子入りには手を出しません。
どんどん焼きひとつをラーメンに添えるだけで、腹はものすごく膨れます。
2020.07.21
味舞台えんにちの極秘の中華そば煮干しとんこつ(しょうゆ・冷)(山形市)

城北町の「味舞台えんにち(旧店名 初舟)」を丸3年ぶりに再訪しました。
メニューには見つけられないけれども、店の人に冷やしラーメンはないかと尋ねると、厨房と相談して、出せますよとのこと。訊いてはみるものです。
中華そば煮干しとんこつ(しょうゆ)700円のところ、それを特別に「冷やし」にしてもらって750円。
煮干しの効いた旨味たっぷりのラーメンですが、冷やしにして供するにはやや脂が強く、スープに脂肪分の塊ができてしまうところが難点でしょうか。こういうつくりのラーメンはやっぱり熱いままで食べたほうがおいしいかもしれません。
キュウリ、トマト、カイワレ入り。ナルトの上には柑橘類の皮がちょこりと載っていい味のワンポイントになっています。
小さいながらも冷奴が付いて、冷やし料金100円ではなく50円アップというところもいいです。
2020.07.22
らーめん富神の冷ったいらーめん(山形市)

東原町の「らーめん富神」を4年ぶりに再訪して、この日も冷やしラーメンを食べました。
冷ったいらーめんの大盛り、850+100円。
しっかりと冷やされて「つったぐ」なったスープは、かなり塩辛め。それに、冷やしラーメンにふさわしいつるつるぷりぷりの麺がたっぷり入っています。
どっさりのチャーシューは、一見徳島ラーメンで見かける豚バラの甘辛煮かと思いましたが、そうではなく鶏肉でした。親鳥の噛み応えのあるもので、こうなるとこのあたりでいう「肉中華」のテリトリーにぐぐっと接近した感じですが、スープの取り方が肉中華とは異なっています。
水菜に彩りのニンジン、半卵にメンマに白胡麻。
食後にお冷をコップに2杯飲んで、腹中で塩分濃度を調整。(笑) おいしい冷やしラーメンでした。
2020.07.23
軽食ひまわりヤマザワ北町店のカレーライス(山形市)

この日は朝から、というよりも前日から、カレーライスを食べに行くと決めていました。このように、今食べるならこれでなければならないと頑なになってしまうことが、自分にはごく稀にあります。
さらにこの日は事情があって、ぜひとも一般店がまだ開いていない10時台に食べなければならず(これも頑なの一種かも)、朝もやっている「茂利多屋」か、スーパーヤマザワに付随している「軽食ひまわり」を候補に挙げ、まだ行ったことのない桧町の「軽食ひまわりヤマザワ北町店」にしてみました。
カレーライスの大盛り、280+91+税=408円。安いねぇ。
カレー自体は万人向けのもので、特にスパイシーというわけでもなく、具材の形がはっきりしているわけでもありませんが、少なくとも業務用の袋詰めカレーをそのまま出しているわけではないようです。つまりは、「ひまわり」なりに味の工夫をしているということになるのでしょう。
ほぼ開店直後ということもあってか、炊きあがったばかりのライスが使われていて、真っ白で香りがよく、食べ応えもふっくら、熱々だったのがとてもよかったです。
ここのラーメンほどにはコスパと出来のよさは感じませんが、それにしても大盛りで400円ちょっととは、利益度外視の社員食堂並みの価格です。
2020.07.24
肉そばまるとの納豆おろし肉そば(山形市)

元木にある肉そば処の「まると」をほぼ7年ぶりに再訪しました。
納豆おろし肉そば(冷)+かき揚げ、800+130円。
この季節は冷たい肉そばがうまい。
ここの肉そばの特徴は、肉そば特有の甘めのそばつゆが他店に比べてより甘めで、鶏脂が多め、そして麺が太くて黒く、食べ応えのあるものになっていることです。普通盛りでも結構充実したボリューム感が得られます。
それに加わるのはおろし大根と挽割納豆。どちらもトッピング50円で、普通の肉そば700円にこれらを投入したものになっているようです。
おろし大根は肉そばへの投入物として定番になっていますが、納豆を入れるところはあまりないかもしれません。それでは納豆が普通のかけそばではなく肉そばに合うのかというと、食べてみてそれほどでもない感じがしましたが、まあ各人の好みでしょう。
大盛りにせず、単品追加したかき揚げは、揚げたて。大きさはないけれども、むしろこのぐらいが添え物としてちょうどいいような気もします。
この店、いい肉そばを出します。