2020.09.01
北海道レストラン別邸嶋北店のゆめの大地豚定食(山形市)

昨日嶋北の「俺の中華たなか家本店」で冷やしラーメンを食べたとき、隣りの建物が「北海道レストラン別邸嶋北店」になっていて、夜の営業が主だけれどもランチタイムに生姜焼きオンリーで定食を出していることを知りました。だいぶ前には「うまいもんや傳」だったところ。2019年4月にオープンした模様です。
しばらく米のごはんを口にしていないので、そうと知ったらすぐにでも食べてみようと、本日の日曜日に行ってきました。日曜でもランチ定食OKです。
生姜焼き定食メニューは北海道産の「ゆめの大地豚定食」と山形県産の「米の娘豚定食」の2種あって、メニューの上のほうにあった「ゆめの大地豚定食」850円を注文。ごはんは大盛りサービスというのでそれに。
厚みがある大きめの豚肉を使っているので、食べ応えはしっかりしていて、量もどんぶりめし大盛りに必要十分と言ったところ。生姜焼きにありがちな必要以上の塩辛さはなく、生姜の風味が感じられるマイルドな醤油味です。
肉に関して不足はないのに加えて、野菜にかけられたドレッシングのワインビネガーの風味がよく、純和風の豆腐の味噌汁もとてもおいしい。
これが税込み850円なら大いに「アリ」だと思います。
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2020.09.02
桃華楼支店の焼きそば(長井市)

長井市内には「桃華楼本店」と「桃華楼支店」があって、互いに姻戚関係がある模様。どちらにも行ったことがないので、今回は店舗前に駐車場があって入りやすい「支店」のほうを初訪問してみました。
焼きそばが人気のようなので、それを大盛りにて、750+100円。
言ってしまえば普通のソース焼きそばですが、自宅で食べる袋物と異なって麺が秀逸です。角のあるシャープな形をしていますが、箸で持ち上げるとぐいーんと伸びるゴムのような弾力性があり、口当たりももちもちとしておいしい。キャベツを中心とした炒め野菜もシャキッとしていてとても炒め上手です。
このままだと味が薄めなので、卓上のウースターソースを掛け回して食べればぐっといい塩梅に。
焼きそばってけっこう量が入るものですが、大盛りであれば不足感なし。
多めの紅生姜が載り、少々の青海苔で香りづけされていればなおよかったことでしょう。
おいしいラーメンスープと漬物が添えられ、食後にはコーヒーも付きます。
なかなかおいしかったです、「桃華楼支店」の焼きそば。
2020.09.03
茂利多屋のエビとイカフライ定食(天童市)

血液検査のため何も食べずに病院に行き、10時半には終了。一般店が開く時間まではもう少しあるので、天童市中里の24時間営業の店「茂利多屋」へ。4か月ぶり。ここならいつでも開いているし、メニューが何十種類とあって選択自由だし、すぐに食べたくないなら各種弁当からのチョイスだってできます。そして安いし、それなりにおいしい。
今回はエビとイカフライ定食590円にミニかき揚げうどん220円を付けてみました。
フライは、イカ・エビ・白身魚の3種で、揚げ立て。揚げ立てのフライがおいしくないはずはなく、これに皿の上のタルタルソースや卓上のとんかつソースを多めにかけて食べれば、サクサクとした衣が上顎の表面を適度に刺激して、満足度の高いこそばゆさが得られます。こうなるとごはんが足りないんだよナ。
きちんとカットレモンが付いているあたりはたいしたものですが、生野菜は最低限の量かも。もう少し欲しいな。煮卵と漬物も付いています。
ミニうどんには価格相応の価値はないかもしれません。腹が空いているのであればいっそのことレギュラーサイズの410円を選択するほうがいいと思う。隣の人はそうしていました。
その人のセレクションは、サバの味噌煮定食と山菜そば。いいですねぇ、それで1,000円ぐらいのはずです。
とにかく使い勝手がいいし選択幅が広いので、間を置かずに何回も行ってしまいそうです。
2020.09.04
なか卯天童店のカツ丼(天童市)

手元に定価200円の冷やしはいからうどん(小)の無料券があったので、9か月ぶりに天童市山元の「なか卯天童店」を再訪しました。
牛丼では芸がないので、カツ丼(並)に冷やしはいからうどん(小)を添えて、590+0円。
まあ、カツ丼については、誰が食べてもそれなりにおいしんじゃないと感想を漏らすであろう標準的な味で、とんかつは衣がついた既製品を揚げてみましたというようなもの。わりとしっかりと煮込まれて厚めの衣がつゆを吸ってしんなりしていますが、それもまたなか卯流でしょうか。卓上の牛丼用の紅生姜をのっけていただきます。
「かつや」のかつ丼とどちらが好きかと問われれば、自分ならば価格が61円安い「かつや」かな。
うどんのほうは、正規料金ではおそらく頼むことはないであろう程度のもの。でも、「京風」を名乗るだけあって、おろし生姜が添えられているあたりは高評価です。
2020.09.05
麺屋ほんわかのつけめん(山形市)

若宮の「麺屋ほんわか」を8年5か月ぶりに再訪しました。
だいぶ間が空いたのは、開店時間が11時半だから。朝食を食べないヒトなので、仕事を辞めてからは店の開き始める11時頃からブランチをとると決めているのです。それと、大きくない店のわりに結構客が多いから。流行っているのは喜ばしいことですが、混雑は好きではないので。
冷やしラーメンを狙って入ったのに、それは8月末で終わったとのこと。むぅ、残念。そうであればつけめんだな。麺量1.5玉(つゆものは1.3玉)の「中盛」にして、750+100円。
久々に食べるほんわかの麺は秀逸の一言。極太の縮れ麺で、ぷりぷりとした食感がとてもよい。注文時、大盛りの2玉(200円増し)にするべきか迷いましたが、この引き締まった麺であれば1.5玉でも十分にずっしりと腹にきました。
柔らかくて分厚いチャーシューも素敵。辛味噌はスープに溶かさずに時々箸でつまんで味わいます。
食後に割りスープを頼むと、器には新たに熱いスープにわかめと茹でもやしが追加され、これもおいしい。つい全部飲んでしまい、その後にたっぷりと汗をかくことになりました。
ああうまかった。今度はあまり間を置かずにまた来ようっと。
2020.09.06
お食事処北海の冷やしラーメン(山形市)

今年6月に市内本町から移転オープンした鳥居ケ丘の「お食事処北海」を、遅ればせながら初訪問しました。旧「国味」の店舗を改装した店で、入店すると国味時代のカウンターの一部がそのまま使われていて、このカウンターでいったい何回唐揚げ定食を食べただろうと懐かしい。
9月に入っても冷やしラーメンがまだ健在だったので、冷やしラーメン大盛り870円をチョイス。普通盛りの90円増しです。
麺は太めで多加水のもちっとしたもので、ほかでは食べられない独特感があります。これ、すげぇうまい。特に冷やしで食べるとその特徴が際立つような気がします。ボリュームも満点で、量に不足感なしです。
これに卓上のブラックペッパーを。穴が大きくて胡椒がザバザバと出てくるのがケチ臭くなくていい。さらに卓上のラー油を使えば、付いているスプーンが大きめでたっぷりとかけられるのもよい。なんなら酢も、辛味噌も備わっているので、それらを使って自在にカスタマイズできます。
いい麺をたっぷり食べられる仕合せ。相変わらずいい仕事していますねぇ、「北海」は。
さて次回は何を食べようかと、今から楽しみです。
2020.09.07
かつや山形江俣店の鶏ちゃん焼きチキンカツ定食(山形市)

旅の情報収集をしていて、岐阜県の下呂地域に「鶏(けい)ちゃん」という隠れた名物料理があることを知ったのはつい1か月ほど前のこと。にんにくと醤油・味噌ベースのタレをからませた鳥モモ肉とキャベツをジンギスカン鍋で焼く料理だそうで、想像するだけでもおいしそうなので、近々そちらのほうに赴いたときに食べてこようと思っていたのでした。
その鶏ちゃんが、かつやの期間限定メニューで出ているようなので、手元に9月末まで有効の100円引き券があったことも手伝って、「かつや山形江俣店」に食べに行きました。
鶏ちゃん焼きチキンカツ定食のご飯大盛り、値引き券を使って、690+120+税-100=791円。
ははあ、鶏ちゃんとはこういうものなのか。ニンニクが強く効いていて薫り高くてとてもうまいのですが、味付けとしてはかなりしょっぱい。そうとは知らずに前もってキャベツとチキンカツにとんかつソースをたっぷりとかけてしまっていたので、さらにしょっぱくなってしまいました。この濃厚な味に対しては大盛りのごはんでも足りないぐらいでしたが、味に量を合わせるものではありません。かなり満腹になりました。
チキンカツはとても柔らかくてサクサクとしており、毎回感心させられます。
コロナの影響かテイクアウトの需要が多いようで、店はわりと混雑していました。
帰宅後にウーロン茶をたっぷり飲みました。
2020.09.08
玉子そば屋(そば処玉子屋)のカレーライス(山形市)

五十鈴の「玉子そば屋(そば処玉子屋)」を2年8か月ぶりに訪問。
蕎麦屋なのだけれども、この日はここでカレーを食べてみたい。
メニューには「カレーライス(中華風スープ付き)」とあり、720円。
いかなるカレーが出てくるか楽しみでしたが、ご覧のとおり見た目きわめて普通のカレーです。その隣にある中華風スープの存在感が際立っています。
スパイシーでおいしいけれども、業務用を使っていることが明らかで、わざわざこの店を選んで食べるようなものではありませんでした。
業務用を使って国内共通ともいえる標準的な味に近づけることは悪いことではないと思う。しかし、せめてそれをベースにして店なりに味をカスタマイズし、独自性を出して提供してはどうかと思うのですが、どうでしょう。
ライスは真っ白で、ふっくらと炊けていてとてもよかったと思う。
スープは、ラーメンスープに三つ葉やワカメを加えたもので、たっぷりの量があっておいしい。これを味わいながら、やはり素直に中華そばをいくべきだったかなぁと、わずかながら反省しました。
食後にはコーヒーがサービスされました。
2020.09.09
麺やダイニングきかん棒の味噌らーめん(山形市)《閉店》

ほぼ2年ぶりとなる、浜崎の「麺やダイニングきかん棒」へ。
2年前は、ジャージャー麺が食べたくて入店したのに、提供終了したと言われてやむなく油そばを食べたと記憶しています。
そして今回は、冷やしラーメンがあるはずなのでそれを狙ったところ、またもや終了しましたと。ふーん、ここと自分の相性って、せいぜいそんなところのようだねえ。
で、冷房も効いていたのでがらりと趣向を変えて、味噌らーめん850円を注文しました。平日の昼どきは大盛りをサービスできるというので、そのように。
おお、辛味噌も付いて、見た目はほとんど赤湯辛味噌ラーメンだ。トッピングかたくさんあっておいしそうだ。垂涎のルックスに卓上の七味と摺りおろしにんにくをはじめから投入して、わしわしと食べ始めます。
中太麺と言っていたけれども、これは極太の範疇でしょう。全粒粉の縮れ麺で、これはうまい。大盛りなので麺量も豊かで食べ応えがあります。
久しぶりに熱い味噌ラーメンを汗をかきかき食べましたが、うん、想像していた以上においしかったナ。ここではこれまでにつけめん、油そば、味噌ときているので、次の機会にはノーマルの中華そばを試してみようと思う。
2020.09.10
鬼がらし本店の冷しみそらーめん(山形市)

鬼がらしの辛味噌ラーメンの冷やしバージョンというのはどうだろうかと閃いて、9か月ぶりに南原町の「鬼がらし本店」を訪れました。
各種冷やし系は9月30日まで提供していて、冷しみそらーめん850円を中辛にて。また、平日ランチタイムはライスが無料なので、それも。
かなりしょっぱいスープ。それを多少なりともごまかそうと、卓上のラー油を垂らしかけて啜り始めます。麺はストレートの細麺。ほう、冷やしだと細麺になるんだ。
トッピングの具材が秀逸。角切りチャーシューがごろごろと入って、味玉、メンマ、ワカメ、ネギ。冷やしを演出するものとして、刻んだ山芋、紅生姜、刻みきゅうりなども入っています。とろりとした山芋がいい仕事をしていました。
サービスのライスは、ケチることなくたっぷり一膳分に漬物添え。氷の入った冷たいスープに温かいご飯を落とし込むのは抵抗があったので、はじめは卓上のふりかけを使って、その後はしょっぱいスープと交互に食べました。
なかなかいい腹具合になり、十分に満足して退店しました。
2020.09.11
竹田家手打ラーメン店の冷やしラーメン(山形市)《閉店》

ここの冷やしラーメンも食べてみる必要があるだろうと、好きなラーメン店の一つ、香澄町の「竹田家手打ラーメン店」を1年半ぶりに訪問しました。
冷やしラーメンの大盛り、650+100円。
漬物の小皿とともに辛味噌の壺も運ばれてきて、お好みでこれを入れて食べてくださいとのこと。それではと、多めのホワイトペッパーとともにこの辛味噌を添えて食べてみます。わりとあっさりしたスープなので、多少の刺激が加わって、なかなかいいかもしれません。
この店の強いオリジナリティを感じる少しくすんだ色をしたやや細の手もみ麺がうまい。でもやはり、熱いスープのほうにこの麺は合っているかな。
おいしかった。
まだ残暑は続いていますが、そろそろ冷やしラーメンの季節は終わりに近づいています。
2020.09.12
十一屋桜田アベニュー店の日替わりランチ(山形市)

桜田東にある「十一屋桜田アベニュー店」を訪れたのはいつ以来になるのだろうか。結婚した直後の頃、住んでいたアパートがこの近くにあって何回か利用した記憶があるので、30年ぶりぐらいにはなると思う。
ほぼ毎日メニューが変わる日替わりランチ(日曜以外)のライス大盛り(サービス)、950円。
この日はミックスフライのオーロラソースでした。
「定食」ではなく「洋食」に分類してみましたが、その理由は、①ごはんが平皿で出てくること、②漬物・味噌汁が付かないこと、③ナイフとフォークが付いてくること――の3つです。
フォークで白飯を食べるのがしゃらくさいので、はじめから箸を持ってきてもらって食べ始めます。
フライはエビ、爪のついた蟹クリーム、サーモンの3種。オーロラソースをつけて食べればうまいのなんの。でも、おいしいソースはせっかくなのでもっと量があってもよく、さもなくば、とんかつソースが卓上にあればいいと思う。とんかつソースで食べてもうまいのだろうな。
大盛りにしたごはんの量はまだまだお上品なレベルですが、不足感はなくそれなりに腹が満たされました。
何種類かあるドリンクの中から選んだパイナップルジュースもおいしかった。
2020.09.13
牧花亭のモーニングサービスAセット(山形市)

ある日、朝の寝床で閃いて、モーニングサービスを食べに出かけることにしました。
江俣にある、9時からやっている喫茶と食事の店「牧花亭」。ここは6年半ぶり。日替わりランチがいい店でもあります。
モーニングサービスは3種類あり、このうちAセット660円は、大きな皿にトースト、スクランブルエッグ、焼きを入れたハム、サラダ。それにドリンクが付き、今回はアイスコーヒーにしてみました。
マーガリンが塗られた厚切りのトーストがふっくらしていておいしい。また、朝からフレッシュな野菜がドレッシングとマヨネーズでしっかり食べられるのがうれしい。
朝食としてならこのボリュームは納得でしょう。
いいな、ここ。日替わりランチもいいけれども、スパゲティナポリ770円というのもよさそう。また食べに来ましょう。
2020.09.14
幸楽苑西バイパス店の餃子シングル定食Bセット(山形市)

清住町の「幸楽苑新西バイパス店」は、店が新しくなってからは初訪問になるのかな。あちこちの幸楽苑で食べているのでだんだんわからなくなってきました。
幸楽苑であればラーメンをいくのが定番でしょうが、天邪鬼の自分はメニューに餃子とご飯ものがセットになった定食を発見し、急激にそちら方面にそそられてしまいました。
餃子シングル定食Bセット600円。焼餃子の「極」6個+カレーライス+スープです。
餃子は幸楽苑のいつものやつ。カレーは豚挽肉を使った、ラーメン屋とは思えないエスニカルな独特なもの。ラーメン味のスープはメンマが入ってたっぷり。
よかったけれどもカレーが少なく、なんだかこれだけでは腹がくちくなりませんでした。
通常は10時45分からの開店ですが、今はどこも8時から営業していて、朝定食を出しています。「お粥セットC」はしじみエキス入り醤油らーめん+ハーフお粥+おひたしで600円。これ、よさそうだな。これが多そうであれば400円のハーフお粥+おひたし+野菜スープ(塩味)のセットもあるので、いずれ試してみることにします。
2020.09.15
麺宝の汁やきそば(米沢市)

米沢市窪田町の「麺宝(めんほう)」をほぼ10年ぶりに再訪しました。
いわゆる「笹谷の味噌ラーメン」を供する店。したがって味噌ラーメンを食べるつもりでしたが、メニューを見ると「汁やきそば」というものがラインナップされているではないか。これはおもしろそうだ。
汁やきそばの大盛り、670+100円。
かつて青森県黒石市の「お食事処妙高」という店で元祖つゆやきそばを食べたことがあったが、汁付きの焼きそばはそれ以来となります。
調理中に漂ってくるのはまったくもって焼きそばの香り。
配膳されたものは、青海苔と紅生姜がトッピングされてはいるけれども、普通のラーメンのようにスープが入っている摩訶不思議なもの。これは麺を一度キャベツなどの野菜とともに鍋で炒めたものをラーメンスープに落とし込んだものなのでしょうか。
濃口醤油の返しが効いているスープの向こう側にはうっすらとウースターソースの香りがして、予想を大きく上回って美味。いいよ、このスープ。麺も、自家製風のものにソースの色と味がついて独特です。
これ、いいんじゃないか。チャーシューやメンマなどは入らないけれども、このようなユニークなものが670円というのも立派だし。
いい店というものは、不動の4番バッターがいるだけではなく、それを支えるいいセカンダリーがちゃんといるというわけなのだな。
2020.09.16
たけだそば屋の冷やしラーメン(山形市)

長谷堂の集落内にひっそりと佇む「たけだ(武田)そば屋」に、実に9年余ぶりに行ってきました。9年前はこの店内で夏の高校野球の決勝をテレビで見ていたことをよく覚えています。
冷やしラーメンの大盛り、今どき500+50円はびっくり価格でしょ。
あっさりした鶏ガラスープにパンチを加えるラー油あとがけスタイル。これにさらにホワイトペッパーをざらざらとかけて。
麺はそれほど加水率が高くなさそうなぽそぽそとした感じのもの。この麺があまり大きくないどんぶりにたくさん入っていて、啜っているうちに腹が冷えてくるぐらい。
店内に立って順番待ちをしていた自分と同年代と思われるおじさんは、ココか、平清水の店(「八幡屋」のことだと思う)の中華しか最近は食べに行かなくなった、大盛りはもういらなくなったと同僚と話をしていましたが、それはまたずいぶん可哀そうなことです。こちらのおじさん(私デスネ)ときたら幸せなもので、ココのみならずどこのラーメンでも大概おいしく受け入れられるし、大盛りなんてまだまだへっちゃらです。
冷やしラーメンもおいしかったが、ここならやはり熱いほうの中華そばがもっとうまいだろう。価格も素晴らしいので、また来ましょう。
2020.09.17
お食事処さがえの日替りランチ(米沢市)

R13沿い、米沢市域のほぼ最北、窪田町にある「お食事処さがえ」を初訪問しました。
以前から気になっていた店。山形市内では正統派の定食屋が減ってきているので、おいしい定食を求めて少し遠征をしてみたところです。
この日の日替りランチ700円は、ナスと豚のピリ辛丼でした。
ごはんの大盛りはサービスだし、消費税込みでこの価格はたいしたもの。
正直言うと、どんぶり上のピリ辛炒めはもっとたくさんあってもいいと思うけれども、炒めだれの味わいがよく、大盛りごはんの減りは早いです。どんぶりってのはかっ込むからなぁ。
ちくわを散らし緑色が鮮やかな小松菜のおひたし、鰹節風味の効いたとてもおいしい味噌汁、キュウリの浅漬けが付きました。
これだけ充実した内容のものを提供しているのに、700円。定食屋って、食器をたくさん使っていろいろなおかずを揃えなければならず、大変なわりにはあまり儲からないようになっているのかな。
清潔で明るく、幅の広いカウンターで寛げる、いい店。
日替りが刺身丼だったり焼魚がメインの時もあるようなので、機会を見つけてまた行きたいと思います。
2020.09.18
幸楽苑天童店のお粥セットC(天童市)

幸楽苑の朝メニューに目を付けていて、9時台に家を出て、このたびそれを食べに行きました。天童市のバイパス沿いにある「幸楽苑天童店」は初入店となります。
朝粥の食べられるところなんて山形県内にはそうないので、ぜひそれをということで、お粥セットC、600円を所望。「C」は最も上のグレードで、ハーフお粥、おひたし、しじみ入り醤油らーめんのセットです。今なら朝定食を注文すると月見玉子が1個無料サービスされます。おひたし皿は、小松菜とメンマ。
ラーメンから食べ始めたところ、あさりの滋味深い味のスープが特筆モノ。朝の胃の腑にしみじみと染み渡ります。これがいちばんのインパクトだったかな。
粥のほうは、熱々になっていず、本場台湾あたりのようにハフハフしながらというわけにはいきませんが、胡麻油のいい香りが鼻腔をくすぐり食欲を刺激します。これに途中からサービスの月見玉子と小皿のおひたしを投入して食べれば、レンゲを持つ手が止まりません。
朝からとてもいいものをいただきました。ごっつぁんです。
2020.09.19
山岡家山形青田店のサービスセットA(山形市)

ある日の昼食は、11時半に開く店を想定していたのですが、その前の用事があっという間に終わり、予定が狂ってしまう。
それならば、今いる場所からほど近く、11時を回ったら平日ランチタイムのお得なセットメニューが選べ、JAF会員カードでトッピングがサービスされる「山岡家山形青田店」に入ってしまおう。前回訪問から8か月しか経っていないけど、まあいいんじゃない。
しばらく券売機の前で悩んで、よくわからないので店の人に尋ねると、11時からのセットメニューが選べない状態になっていたようでした。機械の設定を直してもらって、サービスセットA770円をセレクト。
ラーメン(醤油・味噌・塩)とミニ丼(チャーシュー丼・ねぎマヨチャーシュー丼・玉子かけご飯)からそれぞれ1種類を選ぶ仕組みで、醤油とねぎマヨチャーシュー丼をチョイス。さらにJAFカードで味玉をトッピングしました。
濃厚な豚骨スープが獣臭を発していて、極めて美味。この味にどっぷりはまる人は多いのだろうな。ただ、この脂がちなスープでもしっかり塩味がするということは、脂質だけでなく塩分も相当多いのではないかと思われます。
大きな海苔が3枚も付いているのは素晴らしいことだし、このスープに合わせる太麺ももっちりしていてうまい。メンマが入らないのが惜しいところ。
通常時の醤油ラーメンの100円増しで得られるこのミニ丼もなかなかのもの。テーブル上の辛味噌をのっけてピリ辛にしておいしく食べました。
なんだか普段の1日分以上の脂肪をこの一杯で摂取してしまったような感じ。また、塩辛さを腹のうちで薄めるべく、食後にたっぷりのお冷を飲んで、店をあとにしました。
2020.09.20
寿屋本店(寿屋そば店)の中華セット(山形市)

相生町の「寿屋本店(寿屋そば店)」には、5年7か月ぶり。前回はすっぽこうどんを食べたのだけど、ここの中華そばは未食になっていたので、このたび食べてみようかと訪れました。
先客が10人もいることに驚きつつ、平日ランチタイムのサービスメニューの中華セット850円を注文。中華そばとカレーライスのセットです。
中華そばのほうは、ダシのパンチ力が弱く平板な感じのするスープと、低加水のぽそぽそとした麺で、期待したほどではありませんでした。海苔の香りが際立っていた印象があります。
しかし、意外や、カレーがよかったのです。少し塩味を感じるいかにも蕎麦屋のカレーといったもので、肉の塊がコロコロと入っているし、煮崩れていないタマネギが甘く、とてもおいしい。50年ぐらい前のニッポンのカレーライスとはこういうものだったのではなかったか。
ごはんの上には福神漬と紅生姜のダブルレッド。こうなると、ここでカレーライスを単品で食べてみたくなりました。
ナス炒めときゅうり漬も添えられて、立派なランチセットでした。