2020.11.21
居酒屋銀次郎のわがままランチ(山形市)《移転》

9か月ぶりに花楯の「居酒屋銀次郎」を再訪して、平日限定30食のわがままランチ800円を食べました。
昼のメニューはこれ1種類のみ。この日は、親子丼のアタマ風、まぐろの刺身、山芋の梅酢添え、しらす・菊・ミズナの和え物。
味噌汁、ライスがおかわり自由。おかわりするときにごはんがおいしいねぇと店の人に言うと、つや姫の新米で精米したばっかりだからねぇと返ってきました。ナルホド、おいしいはずです。
味噌汁も、ワカメ、豆腐、ネギは後入れ。これもおいしい。
ここまでごちそうになって800円とは恐れ入りました。
2020.11.22
ラーメン椿の銘醸みそラーメン(山形市)《閉店》

ホテルキャッスル山形の地下にある「ラーメン椿」を初訪問。2018年の夏に開店したと記憶していますが、しばらく休業期間があって、この11月から再開したという情報を得たので。
銘醸みそラーメンの大盛り、850+100円。
いい値段だなと思って食券を買いましたが、配膳されたものは立派。この内容なら妥当、もしくは安いと見るのが正しいようです。
いいところをいくつか挙げると、札幌西山製麺の玉子麺を使っていて札幌味噌を食べる気分はいや増す、豚挽肉とラードでとったコクのある味噌スープには背脂が入ってこってり感を演出している、1cm角ほどの大きさにカットした浅茹でタマネギがいい仕事をしている、「ホテルキャッスル櫻果林」特製のチャーシューがうまい、野菜をたっぷり使用しているほかトッピングが質・量とも充実、スープがきりりと熱い――などです。
文句なくおいしいラーメンだと思うのだけれども、立地に問題があるのか、昼前の滞留時間20分ほどの間、客は自分一人でした。
いい仕事をしていると思うのだけどなぁ。駐車場は2時間無料だし。
申し添えておきますが、「ラーメンショップ椿」系列とは別の、味噌ラーメンが得意の店です。
2020.11.23
北京飯店のチャーハン(山形市)

山形大学の正門前にほど近い東原町の「北京飯店」を、4年5か月ぶりに再訪しました。
チャーハン700円。
パラパラの具合や塩味が適度で、オーソドックススタイル。チャーシュー、卵、ネギ。これに刻んだ椎茸が多めに入って、いい風味を添えています。
スープもおいしいし、ボリュームも十分。
トッピングに紅生姜が載っただけで、絵柄としてはぐっと映えるものになります。
次回は、おそらくコスパは随一であろう、肉ラーメン定食780円あたりかな。
2020.11.24
可祝屋支店の中華そば(米沢市)

城西の「可祝屋支店」を初訪問。ようやくここで食べられる。
中華そばの大盛り、650+100円。
もちろん細麺縮れの米沢ラーメン仕立て。スープは、かえしの醤油味が引き立つやや甘口のつくり。あっさりではあるけれども脂が強めに感じられて、不思議においしい。これに肉らしい味わいがある大型の豚モモチャーシューが2.5枚。ほかのトッピングはメンマとネギのみと質実剛健なつくりです。
食べていて改めて思ったのは、米沢ラーメンの細麺は喉越しで味わうものなのだなということ。このぐらい細いとほとんど噛まなくても喉へと流れていくし、縮れが喉奥をやさしく撫でていく感じがあります。
ああうまかった。極太のこぶこぶわしわし麺もうまいけれども、一方で中華麺はこういう楽しみ方もあるのですな。ラーメンは懐が深い。
2020.11.25
松屋山形深町店のエッグW定食(山形市)

朝10時からの業務アポがあり、それはすぐに済んで、遅い朝食という時間帯。一般店はまだ開いていないので、24時間営業の「松屋山形深町店」を1年3か月ぶりに訪問しました。
朝食メニュー(05~11時)のエッグW定食480円。選べる小皿はミニ牛皿をチョイス。
卓上にある紅生姜、各種ドレッシング、醤油などの調味料を有効活用させてもらいながらいただきます。
ごはん、味噌汁に、目玉焼2・ウインナー・野菜のメインディッシュ、牛皿、味付け海苔、漬物。これぐらいのおかずがそろえば、朝食として十分でしょう。
いつでも開いていて便利だし、今どきこれが税込み480円とはリーズナブルです。
2020.11.26
花鳥風月山形南店の酒田のつけワンタンメン(山形市)

酒田フランチャイズで、山形市の2店目として若宮の「らあめん花月嵐山形吉原店」の跡に今年10月にオープンしたばかりの「花鳥風月山形南店」を初訪問。
これまで「山形北町店」で花鳥風月ラーメンと和風ごま味噌ワンタンメンを食しているので、今回は酒田のつけワンタンメン850円にしてみました。
小・中・大、それぞれ200、300、400gが同料金なので、よくたがって(方言。欲を出して、の意)「大」をチョイス。うひゃあ、いい盛りだな。
多くたっておいしいからペロリといくけれども、このぐらい麺が多いと後半戦はつけダレがすっかり冷たくなってしまうのが惜しいところか。
スープには、肉の部分の存在感がある大ぶりのワンタンが3個と、チャーシューの切れ端の柔らかいところが一つ、そして粗刻みのタマネギが入っています。炙りチャーシュー、メンマ、煮卵などの具材は麺のほうに。
平打ち太麺と節の立ったスープは今風のつけ麺の王道を行くもの。飽きのこないカツオを使っているとのことで、割りスープを加えて飲んだスープの底のほうからはかなりしっかりとした魚介風味が漂ってきました。
ああ、満腹。おいしかったな。
2020.11.27
桃華楼本店のやきそば(長井市)

ある水曜日、長井市へと赴いたので、マイブームの麦切りが食べたいと思って「池田家本店」に赴いたところ、定休は火曜のはずなのになぜか「定休日」と出ている。(戻ってから調べてみると、水・木に変更されていた。安易に変更されると客が困る。)
じゃあいいですよ、小桜館を挟んですぐ近くに「桃華楼本店」があるから、そこへ行こうっと。
長井市大町の「桃華楼本店」は初訪問。この夏には同市中道の「支店」にも行っているので、長井の桃華楼2店舗は押さえました。
桃華楼のお得意メニューのやきそばを大盛りで750+100円。
いい焼きそば麺。水分が多めの柔らかい仕上がりですが、その一方でキャベツ中心の野菜類は火の通りが短めの炒め方で青々として口当たりもよろしい。こりゃうまいわ、名物メニューになるわけだ。
麺や野菜の炒め油のまとい方あたりが少し違っていて、味わいとしては、「支店」のものとは別のもののような感じがします。どちらもおいしいですが、好みからいえばこっちが好きかな。
生姜香がするしょっぱいラーメンスープと、蕪とキュウリの漬物、つくりおきのマカロニサラダには魚肉ソーセージが入っていて昭和の頃を思い出させる。なかなかいいんじゃないですか。
麺のほかに野菜も増えたと思われる大盛りで、わずか100円増しとはうれしい限り。
麦切りではなくとも、十分に納得の1食でした。
2020.11.28
そば処すぎの合盛り(山形市)

市内小立の「そば処すぎ」を8年1か月ぶりに再訪しました。その目的は、ここで近時マイブームの麦切りを食べること。
麦切り1点に絞っての入店でしたが、「新そば始めました」の張り紙に惹かれてついつい合盛りへと流れてしまいました。
合盛りの大盛り、700円+200円。そば、麦切りの単品と同価格です。
待望の麦切りは、こういう麦切りが食べたかったというような、イメージにどストライクのもの。とろ~り、なよなよとしたものをつまんで口に運べば、つるつるひちゃひちゃの食感が極めて素晴らしい。
蕎麦のほうは、まあ標準。辛味大根をそばつゆに落として食べるシステムで、それがこの蕎麦には合っていると思う。
でもやはり、麦切りのうまさには驚愕したので、ここは当初の考えどおりに麦切り1本でいくべきでした。
いいものを出す店ですが、ネックは大盛りが200円と高く、その量もそれほどではないことでしょう。自分の場合、店のディスティネーションに当たって「すぎ」はこの点が邪魔をして、対象から外れることが多いです。これが100円増しか、もしくは150円増しでも量がしっかりしていたなら、通うのだけどな。そういう意味では、この価格設定では店は損をしていると思います。
つゆが多めだったので、蕎麦湯をおかわりして汗が出るぐらいたっぷり飲んで、締めとしました。
2020.11.29
池上苑のおそば定食(山形市)

8年4か月ぶり2回目となる双葉町の「池上苑」にて、おそば定食900円を食べました。
メインの麺は、三鮮湯麵か牛肉湯麵が選べ、今回は三鮮のほうをチョイス。これにライス、お新香、サラダが付きます。
醤油ベースのスープに餡がかけられている麺は、海老・貝・肉入りであるとメニューにありますが、貝は入っていたかどうか。その代わりにイカが入っていましたが、海老・イカ各1個ずつで、メインは豚バラ肉と野菜。したがって、海鮮風味とまではいきません。中華料理店スタンダードのやや細めのほぼストレート麺は茹でが強く柔らかめ。
ライスはいい炊きあがりですが少なめ。中華料理店ならライスは平皿ではなく御飯茶碗によそうべきだと思う。
刻みキャベツをドレッシングで和えたサラダは冷たくフレッシュでおいしい。
正直言うと、日本人がつくる、日本人万人向けの中華料理という感じで、この店ならではの特徴が見出せないままに終わりました。
「池上苑」と聞いて思い出すのは、西島三重子がうたった名曲「池上線」の悲しげなメロディですかね。(笑)
2020.11.30
台湾料理紅四季山形店の回鍋肉ランチ(山形市)

この夏以来3か月ぶりの「台湾料理紅四季山形店」。
650円のランチの中から今回は回鍋肉ランチをチョイスしました。
回鍋肉の味は標準的。それほど塩辛くないところがいいです。
この日は16種類のランチメニューが出ていましたが、その多くは副菜に鶏の唐揚げ、棒棒鶏、台湾豆腐などのいずれかが付くのですが、回鍋肉と鶏肉の黒胡椒の2品はなぜかフライドポテトなのでした。なぜ?
ライスに使っている米は日本の一流どころのものではなく、これは台湾米? スープも一風変わった風味があります。
でも、これが650円とは、がんばっているなぁと思う。
次回は、隣席の人が食べていた、ポテトではなく大ぶりの鳥の唐揚げが付く青椒肉絲ランチあたりをいってみたいと思います。