fc2ブログ
ajihei 202101

 去年7月に初訪問してすっかり気に入ってしまった「味平」を半年ぶりに再訪しました。ほかの店がまだ開いていない早い時間帯からやっているので、そんな時間には使い勝手がいいということもあります。

 カレーうどんとおにぎり(みそづけ)、390+80円。
 半年前、次の訪店時にはこれをいこうと決めていたものです。
 つゆの少ない茹でたてうどんにカレーをこんもりとかけて、ハイドウゾ。ルーは多分業務用でしょうが、牛スジ風の肉が多めに入っていて、風味は正統派。これでいいのではないか。
 各種おにぎりの中から「みそづけ」とは何だろうと思って選択したものは、中に味噌風味のきゅうり漬けが入っていました。
 そしてここの白眉は総菜の添え物。この日は厚揚げ煮、マカロニサラダ、大根のつぼ漬けでした。おにぎりを頼むと付いてくると思っていたのは勘違いで、そば1杯の人にも丸い小皿で付いてきていました。とりわけ厚揚げ煮は、その総菜パックも買って帰ろうかと思ったほどにサイコーでした。

 これで470円。この価格でも満足度はかなり高い。
 外での昼食には概ね900円前後かかっているので、この日は500円がトコ得したような気になりました。

tosaka 202101

 松波の千歳山の登り口、「自家製麺 鶏冠(トサカ)」を3年ぶりに再訪しました。

 油そばの大盛り、780+120円。
 よーくガイロガイロ(山形地域語。「かき混ぜる」の意)して……と。あ、卵の黄身が崩れてしまったなナ、失敗失敗。

 この店に対しては、初訪時に食べた醤油鶏そばの細麺ストレートの印象が残っていましたが、油そばの自家製麺は、これは全粒粉なのかな、よく噛んで食べなければならないような極太麺でおいしい。うんうん、油そばにはこういう麺が合うよナ。

 大盛りにしてしまったのはやり過ぎだったと思うぐらいの十分な麺量で、久々の油そばを腹いっぱい堪能させてもらいました。

mokkatei 202101

 4か月前にモーニングセットを食べた、江俣の「牧花亭」。ここの日替わりランチが充実しているので、あまり間が空かないけれどもこんどはランチタイムに訪問しました。

 この日の日替わりランチセット770円は、煮込みハンバーグ。こんなにたくさん器が並びます。
 煮込みハンバーグがおいしい。煮込んだソースが秀逸で、これがシチューみたいにたっぷりあって、それも全部食べてねと、スプーンが付いていました。
 彩りのいいフレッシュな生野菜、洋食なのにきんぴらごぼうの小鉢、2種の漬物たっぷり、具だくさんの味噌汁。
 食後のドリンクは以前のときと同じバナナジュースをチョイス。レギュラーサイズのグラスで供され、蜂蜜テイストが効いてこれもおいしかった。
 すべてに、文句はありませんナ。また行こうっと。

 一人でふらりと入ってきた馴染みらしいアラサー女性。この日替わりランチセットのほかにスパゲティナポリを注文してもりもりと食べていました。そんなに食べるの? すごいねぇ、ギャル曽根みたいだねぇ。(笑)

maruto 202101

 元木の「まると」を6か月ぶりに訪問。
 ここは本来そば類がメインで、おいしい肉そばが食べられるのだけど、冬季限定のラーメンメニューがあるというので、それを狙ってみたところ。

 野菜味噌ラーメンの大盛り、830+130円。
 店員さんが、「普通盛りでよろしいですか?」「1.5玉になりますが」と、大盛りでもイケちゃいますよ的なことを言ってにっこりするものだから、ついその気になってシマッタ。

 キャベツ中心の野菜と棒状にカットした豚肉を煮炒めたものがこんもりと載って、なるとのピンクが鮮やかで、なかなかいい麺姿です。
 大盛りの麺は1.5とは思えず、これは2玉でしょと感じるけっこうなボリューム。
 やさしさと甘さを感じる合わせ味噌スープですが、ラードのコクがあり、これはけっしてあっさりではない範疇のいい味に仕上がっています。
 ごっつぉうさん。味も量も大満足でした。

kagura 202101

 妙見寺の「麺家かぐら(花蔵)本店」を8年4か月ぶりに再訪しました。
 かぐらと言えば鶏ごぼうラーメンでしょうが、それよりも200円も安く食べられるなら断然こっちだろうと、中華そばの大盛り、580+100円を。

 この店の鶏ごぼうは大昔に一度食べた記憶があり、「次元.」でも豚ごぼうラーメンを食べているので、だいたい想像がつく。だが、かぐらの中華そばは未食。ラーメンならば、和風テイストよりもオーソドックススタイルのほうを求めたいということもある。

 この価格で十分すぎるクオリティと言っていいでしょう。
 山形地域正統の加水率高めの中太麺。溶けるタイプの板海苔が気持ち甘めのスープを吸って、磯の香りをほのかに放ちつつ散開しようとするところを、そうはさせじと箸で麺とともに掬い上げてずるずると啜れば至福。チャーシューの出来も秀逸の範疇だと思う。麺量にも不足感はない。

 中華そばはこれでいい。いや、こういうのがいい。

chiibou 202101

 嶋南の「博多長浜麺食堂ちー坊」を3年7か月ぶりに再訪。
 ここは山形では数少ない博多ラーメンの店のひとつなのですが、自分は博多のとんこつ風味や激細麺にはあまりそそられないほうなので、どうしても足が遠のきがち。でもって今回は、鶏の唐揚げがメインのごはんものプレートがあることを知り、それなら写真写りもよさそうだしと、訪問に至ったというわけです。

 鳥からてんこ盛りプレート、スープ付き、880円。
 量は多いほうなのだろうなと覚悟して注文しましたが、想像を上回るボリュームで、はじめは引き気味。型はめしたごはんはかなり多いゾ。注文したものを残すわけにはいかないので、深呼吸を一発かましてから食べ始めました。
 唐揚げは、揚げ立てでジューシーなのでおいしい。まあ、唐揚げの類は最近ではどこで食べてもはずれがないし、言い換えれば他店比ですごくいいということもそうなくなりました。しかしこの店の場合は、卓上の紅生姜、辛子高菜漬け、赤い辛味ソース、ラーメンだれなどを使って勝手にトッピングや味変ができるので、食べていて口飽きしないし、楽しい。

 おいおい、今日もまた満腹になっちゃったぞ。この調子では腹まわりのゼイ肉は、落ちるどころか充実の度を日々増していくだけだ。ふっ、何とかしないと。

sapporo 202101

 北町の「さっぽろ」へは8か月ぶり。
 ここの焼そばを食べたことがなかったので、このたび初試食です。

 焼そばの大盛り、700+150円。
 塩辛さは控えめのほうでしょうが、様々なダシや調味料などが入っていると見えて、旨味はかなりのもの。具材はキャベツ、白菜、もやしなどが主で、肉は少なめかもしれません。

 ボリュームはしっかり。一方、スープや漬物などはなく、紅生姜やソースなどの卓上準備もありません。質実剛健と言えば言えるかもしれませんが、そういうちょっとしたサービスがあるかどうかが、利用者の行動に与える心理的影響は、少なからずあるのではないかと思います。
 まあ、そういう朴訥としたところに惚れて通うお客さんもいるのだろうけれども。

shunta 202101

 小立の「旬太」を7年10か月ぶりに訪問。
 みそらぁめんの大盛り、780+120円。
 南陽市「北京飯店」の自家製麺を使う、本格派の赤湯から味噌ラーメンです。

 ほぼ8年前の画像やインプレッションを見ても、現在形のものと変わるところがないように思われる、保守系の店。いい方向としては、チャーシューが一回り大きくなったかな。
 太縮れ、赤湯系の麺がいいし、スープも凝りに凝っていて、自分的には豚挽肉でしっかりしたコクを感じるところがステキに思えます。

 いいラーメンだと思うなぁ。もっと評価されてもいい店だ。

katsuya aratate 202101

 手元に1月末日まで有効の100円引き券があったので、月末だから使おうと、5か月ぶりに「かつや山形荒楯店」に赴きました。
 店でいう「フェア定」、期間限定の胡麻担々チキンカツ定食、759-100円を。

 かつやのフェア定は、黒胡椒から揚げとチキンカツ合い盛り定食、鶏ちゃん焼きチキンカツ定食、コクうま味噌カツ定食に続いて4食目となります。
 かつやのチキンカツは、揚げ具合がサクサクで、肉自体の厚さはそれほどでもないけれどもとても柔らかい食感があって、とても出来がいいと思う。

 全店舗統一規格の坦々の具をにゅるっと袋から出し掛けてつくったような感じは否めませんが、ピリ辛の風味がよく、チンゲン菜がシャキッとしているし、白髪ネギもいい仕事をしていて、思いのほかにおいしい。
 チキンカツをこういう仕立てで食べたのは初めてのことで、まあ、いい経験をさせてもらったかなという感じです。
 これからもかつやのフェア定は狙っていこうと思っています。

maruri 202101

 本町に去年4月にオープンした「肉そばまるり」を初訪問。
 肉そば+ミニ鶏から丼セット850円。肉そば単品が700円なので、プラス150円でミニ丼が付けられるのはお得でしょう。

 鶏油少なめの透き通ったスープがすっきりしていておいしい。きりりと冷水で締められたコシの強い中太麺もいい喉越しです。

 価格が安いので、きっと添え物的なものが付いてくるのだろうと思っていたミニ鶏から丼が、想像を大きく超えてきわめておいしい。ふんわりとしたとても柔らかい鶏肉が使われ、もちろん揚げ立て。調味料などを加えてつくった自家製のマヨネーズソースもいい。
 この店に入ったらぜひこれは食べるべきでしょう。

 ああ、おいしかったなぁ。
 肉そばは、冬でも「冷」をいくべきです。

kinryu 202101

 七日町の旭銀座通りにある「金竜中国料理店」を、6年9か月ぶりに再訪しました。
 初訪時は夜のラーメンでしたが、ここのウリは中華料理の定食類が豊富なこと。しかも定食はライスがおかわり自由ナノダ。

 日替り定食850円。この日は「肉と野菜炒め」でした。
 大盛りにしますか?と訊かれたのではじめからそうしてもらったところ、すげー量のてんこ盛りで登場しました。ラーメンスープのどんぶりも大きい。
 定食は、メインの大皿とごはんにスープ、それに餃子3個と漬物、杏仁豆腐が付くのがお約束のようです。

 野菜炒めがおいしい。野菜炒めなんて家でも食べられるでしょと考える向きもあるでしょうが、IH式ではこうはいきません。キクラゲがたっぷり。キャベツやもやしなどの定番のほか、白菜、チンゲン菜なども入っていて、それらがシャキッと炒められているところがスバラシイ。

 食べてもなかなか減っていかないごはん。肉と野菜を食べ進めていくとその下においしそうな炒め汁が見えてきたので、お行儀がよくないことを知りつつ、この汁を残ったご飯にぶっかけてかっ込めば、うーむ、うまい! これが一番うまかったと言ったら店に怒られてしまいそうです。(笑)

 満腹、満足で、850円がちっとも惜しくない。町なかにもかかわらず駐車場もあるし、ここの定食は今後も食べに行きたいと思う。