2021.02.01
風間とんとんラーメンのみそ納豆ラーメン(山形市)

「風間とんとんラーメン」のラーメンはどんなだったかなーと思って、このブログの過去ログを調べてみると、この店についての記載はまだなかったのだった。
以前何度か訪れて食べていることは間違いなく、外食した際は2006年頃からはほぼ記録しているので、記事がないということは、今回の訪問は15年以上ぶりということになるのかもしれません。
辛味噌ラーメンが今ほどメジャーではなかった頃、「赤湯ラーメン龍上海」に似た本格的な赤湯ラーメンが食べられる店として脚光を浴びた店です。
みそ納豆ラーメン830円。
香りがくどい、いい味のスープ。トッピングの辛味噌とひきわり納豆をこのスープに散開させ、辛さととろみを加えて、麺をズバズバと啜ります。あぁんめっ! それほどには太くはない平打ち麺は、インパクトこそ極太麺には劣りますが、納豆のねばねばとともに大きな音をたてて啜るのにぴったりです。
麺量が足りないので、小ライス100円を追加。おかかの佃煮ふりかけが付いています。が、自分の場合このごはんは、まだ納豆がいっぱい残っているスープに全量を投入。レンゲではくはくと食べ進めます。おかかは別にときどき箸でつまんで味わいます。
というわけで、完汁。うまいスープは全部飲むに限る。
赤湯ラーメンを堪能しました。
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2021.02.02
めしや亭山形北町食堂の納豆定食(山形市)

北町にあった「山形北町食堂(まいどおおきに食堂)」が、コロナのための休業後もなかなか再開せずどうしたのかなと思っているうちに、2020年10月に「めしや亭山形北町食堂」として再オープンしていることを知ったので、このたび初訪問しました。
まいどおおきに系からは離脱したようですが、店内のつくりは内装が変わった程度でそのままだし、並んでいるおかず類もほぼ変更はないように思えます。
ごはん大盛りでも同料金の納豆定食290円に、イカフライ(165円)とちくわと焼き麩の卵とじ(110円)を加えて、565円。
パック入りの納豆には刻みネギを添えてくれるし、納豆ご飯をくるむ味付け海苔も付いていて、十分に納得できる内容です。ごはんもマンガ盛り。(笑) 味噌汁はなめこ汁でした。
日常的に食べるめしはこれでいい。というか、これでも充実し過ぎていると思う。
ニッポンのめしをこの価格でしっかり食べることができるのはすごいことだと思います。
2021.02.03
つけ麺おんのじ山形店のカレーつけ麺(山形市)

9か月ぶりに美畑町の「つけ麺おんのじ山形店」を再訪しました。
麺の温度が選べ、ネギが増量でき、麺450gの中盛が並盛と同価格で、平日ランチタイムには小ライスがサービスされるという、サービスてんこ盛りの店です。
今最もウリの、カレーつけ麺950円を。
想像を超えてうまいな、これ。
第一、カレーが本格風味で、とろみもバッチリ。それに揚げ立ての鶏唐揚げが2個、フライドポテトがごろごろレベルで、味玉1/2、板海苔2枚だもんな。
麺量もこれだけあれば申し分なく、最後にカレーのタレにも割りスープとブシ粉を入れて飲めばこれまたおいしい。
初回時のインプレにも書いたけど、つけ麺を食べたくなったらいつもココでOKだと思えるほどの、満足度の高い店です。
2021.02.04
そば処さこんの板麦切り(山形市)《閉店》

寿町の「そば処さこん」を3年3か月ぶりに再訪しました。
再訪理由は、麦切りが食べたくなったから。手打ち蕎麦屋ではあるけれども、たしかあそこには麦切りもあったよナということで。
名物板麦切り(並)920円。
蕎麦もうまいが麦切りもうまい。多少表皮の部分も入っているとみえて真っ白ではないけれども、透明感を湛えた平打ち麺がするりと喉を撫でていき、たまらない喉越し感があります。麦切りは喉越しが勝負なのだなと改めて思ったところ。
並とはいっても「板」の並なので、量はしっかりでこれで十分。つゆの風味も申し分なし。
大変おいしゅうございました。
前回も気になったのだけど、麺には蕎麦や小麦のものではない何らかの香りがついていて、これが気になる人がいるかもしれません。この匂いは何なのだろうな?
2021.02.05
中華しみずやの日替り定食(山形市)

東原町、山形南高近くの「中華しみずや」を、5年1か月ぶりに再訪しました。
平日に供している日替り定食650円。この日は鶏肉と五目野菜炒めでした。
おっ、なかなかいいじゃない。
強火でさっと炒めた野菜はわりと芯のほうまで使っていて、口当たりがいい。炒めるうちに鶏肉は下のほうに行ってしまうようで表面的には見えないけれども、中のほうにはそれなりに入っています。特製の中華ダレと多めの食用油でががっとやった感じのつくりでおいしい。
これに、ざっくりと盛り付けたドレッシング付き生野菜、おから、多めの青菜漬、鶏ガラ風味たっぷりのスープ。
肉類が見えないので、若い人には精進料理のように見えてしまうかもしれませんが、このコンビネーションは自分のように肉はどこかに見える程度でよくなった者にとってはとても好感が持てるものなのでした。漬物が多いところなんかには、ちょっぴり惚れるよナ。
ごはんが少なめなので、ガッツリいきたい向きはプラス150円で大盛りにするか、もしくは600円のラーメンなどを追加する必要があるでしょう。その点を除けば、概ねOK。この上出来で650円だもんねぇ。
2021.02.06
くら寿司山形南館店の人気にぎり(麺セット)(山形市)

南館の「くら寿司山形南館店」を、11か月ぶりに再訪しました。
いつもはスタンダードの皿ものばかりですが、写真写りも考えて、はじめは「人気にぎり(麺セット)」の醤油らーめんバージョンの770円にしてみました。これに甘えびユッケを一皿添えて。
ラーメンは、7種の魚介、追い鰹仕立てということで、香り高い節スープが美味。麺は極太です。小らーめん程度の大きさ。
9貫のにぎりのほうは、おいしいのだけれども、ひとつひとつが寿司のミニチュアのように小さく、ままごとでお寿司屋さんをやっているような気がしないでもなく、このセットで腹がくちくなることはありません。
ということで、その後は一人軍艦巻き攻めを開始し、涙小柱、生しらす、たら白子ジュレポン酢、シーフードサラダの4種の軍艦を次々に轟沈させ、腹も満たされて勝利の終戦を迎えました。(笑)
合計1,320円でした。容器のわさびで味を引き締め、合い間にガリをたくさんいただき、粉製の茶も好きなだけ。やっぱり寿司はうまいよねぇ、いいよねぇ。
2021.02.07
ビッグボーイ山形大野目店の日替りランチセット(山形市)《閉店》

ビッグボーイは山形桜田東店と山形南館店は既訪ですが、大野目店は初入店となります。
とはいえ、ビッグボーイで食べるものはいつも同じで、638円の日替わりランチ(平日のみ)に、プラス110円でスープバー・カレー・ライスが付くランチセット。金曜日は手ごねハンバーグ&牛肉コロッケでした。
正直言うとメインの鉄板のほうは、ハンバーグだろうとフライだろうと、何でもいいのです、何かあれば。
自分が買っているのは110円の部分で、ビッグボーイ体験4回目にして、カレーライス(ライス少なめ)を小皿に2杯、2種類のスープを3杯ぐらい食べれば概ね満足できることがわかってきました。
今回もその回数にて。ここのカレーは過去のビッグボーイ2店よりもとろみが強め、色が濃い目で、おいしかった。ワカメスープのワカメの量もたっぷりでよかったと思う。ハンバーグのガーリックソースもいい仕事をしていた。
テーブル数のわりには客数は少なめ。食後は腹をさすりながら、陽が射してきた暖かい室内で文庫本を読み、748円で寛げるなら、なかなかいいんじゃないですか。
2021.02.08
麺や小福 六兵衛食堂の味噌ラーメン(山形市)

9か月ぶりに寿町の「麺や小福 六兵衛食堂」へ。
わりとショートレンジでこの店を訪れたのは、まだここで味わっていない麺類を食べてみようと思ったためです。
味噌ラーメンの大盛り、760+100円。
結論から言うと、かなりいい仕上がりのラーメンでした。
一定期間寝かせたと思われる浅茹での麺が、ぷりぷりとした食感でとてもおいしい。
トッピングには大きなチャーシュー、うっすらと焦げを入れたメンマ、なると、刻みネギ、煮卵のほか、ワカメ、刻んだ生タマネギ、茹でたキャベツとニラなどがあり、充実度が高い。ラードのコクを感じるスープにも様々なものが入っていて、いわばどこを取っても独創性の高いものになっています。こういうラーメンだと知っていれば、もっと早くから食べに来ていたのに。
麺量もマル。卓上の辛味噌や一味唐辛子を使って味変を楽しみ、完食、完汁、大汗。
ということで、十分に納得できた1杯でした。また行きましょう。
2021.02.09
すき家348号山形南館店の牛丼+サラダセット(山形市)

すき家はあちこちで利用しているけれども、「すき家348号山形南店」は遡ってみると6年2か月ぶりの入店だったようです。
いろいろなメニューがあるので悩みますが、コスパを考えればやはり定番の牛丼になってしまいます。並350円、中盛り480円、大盛り480円。中と大が同料金だったら大盛りだよね。
それにサラダセット(味噌汁+サラダ)を付け、手元の50円引き券を使って、480+170-50=600円。
紅生姜を載せ、七味をかけてカスタマイズ。ごはんの量が多いので醤油も少々。サラダには、3種類から胡麻ドレッシングを選んで多めに。
大盛りともなるとけっこうなボリュームがあり、かっ込み甲斐があるというもの。醤油ラーメンが650円ほどする時代に、しっかり空腹が満たされてこの価格は、懐にやさしくて、たまに食べるにはとてもいいと思う。しかし一方、牛丼チェーン店で1食に900円とかは使う気になれないということもあります。
2021.02.10
軽食ひまわりヤマザワ松見町店のあんかけラーメン+どんどん焼き(山形市)

「軽食ひまわりヤマザワ松見町店」は1年10か月ぶり。
期間限定のあんかけラーメンの大盛りと、どんどん焼き。350+91+139円+税=638円。
普通サイズのラーメンどんぶりに、各種入ったあんがなみなみ。醤油仕立てのスープは極少で、どんぶり内はほとんど、あんと麺でできています。これにブラックペッパーをあしらって、とろみの中からよっこいしょと麺をたぐり上げて食べ始めれば、口内アチチでやや怯む。
ついでに食べてみようと一緒に注文したどんどん焼き。先に「coco夢やヨークベニマル落合店」で食べた200円のそれと比べるとやや生地が薄造りですが、こちらのほうが自分が子供の頃に食べていた道売りのどんどん焼きに近いと思う。
おいしかったけれども、どんぶりなみなみの大盛りあんかけラーメンに合わせるには少し余計でした。自分の場合、大盛りとサイドメニューはどちらかにするべきでした。
こんなに食べて、一般店の中華そばの並盛り程度の価格よりも安いことには、頭が下がります。
2021.02.11
台湾料理紅四季山形店の青椒肉絲ランチ(山形市)

中華のご飯ものが食べたい。だが、外は雪が降っていて寒そうなので、手身近なところで済ませてしまおう。ということで、桜田西の「台湾料理紅四季山形店」を3か月しか空けずに訪問。
豊富なランチメニューの中から、次回はこれにしようと思っていた、青椒肉絲ランチ650円をチョイス。
これで650円。スタンダードな味付けの青椒肉絲にデカ熱の鶏唐揚げが2個。おかわり自由のごはんははじめから多めにしてもらいました。
味、量、価格、いずれも納得。こういういい店は今後も意識して利用しないと。
2021.02.12
ラーメン中村家の鯛だし醤油ラーメン(山形市)

城南町の「ラーメン中村家」を1年2か月ぶりに訪問。
ここでは熱いラーメンとして、ふつうの中華そばのほかに、鯛だし醤油ラーメン、揚げねぎラーメン、クセ中の4種類がラインナップされています。
今回はほぼ10年ぶりに鯛だし醤油ラーメンの大盛りをいってみました。
定価630円。これを大盛りにしても同料金ということで、かなり優れたコスパになっています。かつては杏仁豆腐が付いたものでしたが、いつからかわかりませんがこれはカットされてしまったようです。
あっさりしているのにコクを感じる、甘めにシフトしたスープがおいしく、ラーメンのスープは本来こうじゃなきゃと思う。
熟成感のある製麺所製プリプリ麺に、メンマがざくざく、青々としたワカメがたっぷりと、コストカットの素振りをまったく見せないところがスバラシイ。
大盛りなので不足感もなく、いい昼食となりました。
2021.02.13
中華そば金ちゃん寒河江店の中華そば(寒河江市)

寒河江市新山町の「中華そば金ちゃん寒河江店」を、6年5か月ぶりに訪問しました。
ここは価格が極めて良心的。高クオリティの中華そばが600円で食べられることにも感心しますが、大盛りがプラス50円、他店であれば100円はするトッピング各種が50円なのです。
で、今回は、中華そばの大盛りに味玉と白髪ネギをトッピングしてみました。750円。他店であれば950円コースです。
かえしの醤油香が芳醇で、スープを一口啜っただけでこれはうまいと納得。かえしで食べさせるラーメンって、世の中から減っているように思うけど、かつてはそういうものが庶民を喜ばせたものです。このスープにはゼッタイ黒胡椒が合うよナ。ということで、数口啜ってから粗挽きの黒胡椒でコクを付けます。
食べた感覚から言って、自家製手もみの麺量は多め。厚みがあり箸でちぎれるトロチャーシューが3枚とはゴージャス。白髪ネギも新鮮で、麺とともに食べれば美味。
このハイパフォーマンス・ユニットが750円かぁ。同じ金ちゃん系列であっても、わざわざ寒河江まで食べに行く価値があるのではないか。
我々消費者は、こういう客本位の店をこそ、頻繁に利用して大事にしていくべきだと思う。
2021.02.14
もみいち食堂のもみいち定食(山形市)

七浦にある「もみいち食堂」を3年6か月ぶりに再訪し、再びもみいち定食を食べてきました。
税額分だけ値上げして968円。各種からおかずを2品チョイスできるもみいち定食、今回は鶏の唐揚げ、刺身(ネギトロ)、サバ味噌煮、タラフライ、アジ開き焼の5種からとなります。
サバ味噌煮とタラフライをチョイス。揚げ立てのタラフライはタルタルソースとキャベツの千切り添え。衣がサクサクで中への火の通り具合が絶妙です。サバ味噌煮は、塩味抑えめでやさしい味の煮汁がよい。骨が多くあるのはやむを得ないところ。
薄味の味噌汁が家庭的。ほかにひじき煮と漬物。ごはんは3杯までおかわり無料! 1膳でも結構な量なので、おかわりは「少なめ」にて。
選択肢は前回と比べて少し変わっているので、期間を置き、できれば季節を変えて、また訪問したいと思います。
2021.02.15
河北名物肉そば処立花のげそ天もり麦きり(山形市)

ぜひとも麦切りが食べたい。ということで、漆山の「河北名物肉そば処立花」を3年2か月ぶりに再訪しました。
メニューにはないけれども、「げそ天もりそば」の蕎麦を麦切りに替えてもらって、「げそ天もり麦きり」の大盛り、900+150円。
麦切りだ、麦切りだ。そのひと口めなんて、きりっと冷たくとろりとした口当たりが感激的。うまいなぁ!
喉越しで食べるものなので大盛りにしたけれども、それでも足りないぐらいにするすると喉を通っていきます。もっとイケルなぁ。
ゲソ天は、揚げがよくて量もあり、ちょっぴり値が張るけれども付けて大正解でした。
南支店のほうではラーメン類はざるやつけ類しかないのだけれども、北のこちらの店では味噌、五目、坦々などの汁物ラーメンもあり。それらはどうなのだろうなと興味が湧きます。
2021.02.16
たからもち食堂のカレーライス(チキン)かつ付(天童市)

1年2か月ぶりに、老野森の「たからもち食堂」へ。
前回訪問時に目星をつけていた、カレーライス(チキン)かつ付900円を所望しました。
想像どおり、自分好みのとろみが強めのカレールー。
カレーライスの必要条件だと思っている“不足感のないメシの量”も難なくクリア。
それに負けないぐらいたっぷりのカレーの量もよい。
厚みのある立派なとんかつは面積も大きく、キツネ色の揚げたての衣がいい。
手づくりのマカロニ・サラダが付け合わせもおいしい。
薄切り大根とニンジンの味噌汁は豚汁のように見えるが、豚肉が入らずあっさりしているところが逆に好印象だ。
どこを取っても納得だし、いい腹具合になって大満足。
次はサンマーめん700円あたりが狙いどころと見ました。
2021.02.17
焼きとりこいこいのみそラーメン(寒河江市)

丸内の「焼きとりこいこい」を初訪問。
みそラーメンの大盛り、800+0円。
「普通盛りでもボリューム満点!」とメニューに大書してあるけれども、その下には小さい文字で「お昼限定 大盛りは普通盛料金と同じです」とある。そこでまたもや欲たがって(欲張って)、大盛りにしてみました。すると……。
どっかーん!と、えりゃあどできゃあどんぶりで登場したんだなも。うわぁ、どうしよう。
どうしようったって、それは自業自得というもの。辛味噌をチョイ塗りしつつ食べ始めます。
ほじってみると、すごい麺量。本業は居酒屋なので使っている麺は製麺所のものですが、ドカ盛りにしては茹でがいいのには感心します。
麺量だけではなく、トッピングされた野菜炒めの量も半端ありません。しかしこれまた、しゃっきりしながらも強火でいい感じに炒められていておいしい。野菜炒め定食のメインディッシュぐらいの量は軽くあったと思う。そしてこってり感のあるスープも、見てわかるとおりコクが深くてとてもおいしい。付け合わせの漬け物2種もたっぷりです。
ああ、うまかった。ボリュームには圧倒されたけれども、とてもいいデキの味噌ラーメンだと思いました。
この調子だと、肉そば700円の大盛りサービスもすごいことになるのだろうと想像します。
2021.02.18
キッチン台所家たわらの日替り定食(山形市)

駅西の「キッチン台所家たわら」へ。
7年9か月ぶり、3回目。かつての店の主要部分は居酒屋に改修され、日中はその左脇から入れるカウンターとテーブル数台で営業する形に変わっていました。
オーソドックスな定食類いろいろが楽しめる店ですが、駐車場がありません。
今回は生姜焼き定食750円を狙って行ったところ、この日の日替り定食650円が生姜焼きと天ぷらだったので、願ったり叶ったりとそれを。
もう、充実。これこそがザ・定食だと言いたくなるほどのスグレモノでした。メインの生姜焼きの豚肉は、大きめのものが3枚。生姜の風味がよく、肉の下には一緒に炒めてほどよく火が通ったたっぷりのタマネギ。千切りキャベツには、沖縄の定食を思い出させるようなサザンドレッシングが多めに。ほうれん草のおひたしまで付いているところがマニア心をくすぐります。
天ぷらは、ちくわ、さつまいも、カニカマ。作り置きですが、揚げてからそれほど時間はたっていず、ネタの特徴が感じられておいしい。
味噌汁も白眉。豆腐、油揚げ、ワカメ、大根がたっぷり入って、おふくろの味。ご飯は柔らかめの炊き方で食が進むし、浅漬けのキュウリもグッド。食後にダメ押しのアイスコーヒーまで付いて、大満足のランチとなりました。
いいなあ、ココ。駐車場がないことで、むしろ穴場化しているようです。訪問時は、自分を含めて男性一人客ばかり4人の利用でした。
2021.02.19
八幡屋の中華そば(山形市)

2009年10月以来となる、平清水の「八幡屋」へ。
デコラのテーブル4卓ばかりの小さな店。山形ラーメンの四天王の1店と持ち上げられている店でもあります。
ここは中華そばの普通か大盛りかぐらいの選択肢しかないので、前回同様中華そばの大盛り650円を。11年4か月ぶりの価格は、50円しか上がっていません。そしてどんぶり内の見た目は、ほぼまったくと言っていいほどに変わっていません。
かつての中華そばはどこで食べてもこうだったというような素朴なつくり。スープは鶏ガラ中心、麺は市内の製麺所から調達し、必要なものを最小限にトッピング。牛肉のチャーシューがきらりと光っている感じで、小さな海苔の上に胡椒がデフォでかけられているあたりも泣かせる。
そんな1杯なので、おいしくて懐かしい反面、進歩がないんだなという思いも。
大盛りの量もほどほどだし、650円であれば、前日に食べた同額の日替り定食のほうが値打ち的にかなり上を行っているように思えてしまったというのが正直なところです。
2021.02.20
いさご食堂のカレーライス(山形市)

泉町の「いさご食堂」を、満8年ぶりに訪問。
手打ち中華がおいしい店で、ほかにも老舗の食堂らしいメニューが並ぶ、いい店です。
過食気味のこの頃になっているので、今回は自重して軽くカレーライス650円といきました。
うっすらとした塩味を感じる、蕎麦屋のカレー。他店と比べると豚肉が多くタマネギが少ない感じ。ごはんに対するカレーの比率も高く、多めのカレーとともにごはんにパクつけば、たちまち腹へと収まってしまう勢いとなりました。
味わいやスパイスの使い方などに特別のものは感じませんが、ぽったりとしたとろみを感じながら、日本人なら安心して食べられるものに仕上がっていると思います。
ここではこれまでにも様々なメニューを試していますが、かつ丼800円がまだの上に蕎麦類も未食になっています。きつねそば650円あたりもいいかもなぁ。
ところで、チャーハンが700円、半チャーハンが350円で、カレーライスが650円なのに、半カレーが300円というのはなぜなの?(笑)
そうか、半カレーときつねそばにして3桁をキープすればいいんだな。