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takeya 202103

 夜の居酒屋が本業と思われる、城南町の「味の店竹屋」で初ランチ。ここでは一度夜に会食をしたことがあり、それはあのメンバーだったから、まだ昭和の時代だったはず。つまり、35年ぶりぐらいの入店となります。

 平日ランチタイムの天ぷら定食を、ごはんを大盛りにしてもらって750+50円。
 いやはやびっくり。天ぷらがすごい。海老2、たらの芽、キス、かぼちゃ、サツマイモ、ナス、エリンギ、ちくわと、あと何だっけな、全部で天ぷらは10個あったと思うが忘れた。
 それに、モヤシのナムル、スパゲティサラダ、2種の漬け物が付いて、出汁の効いた味噌汁もうまい。
 これだけのおかずがあれば、普通盛りのごはんではほぼ誰もが足りないはず。大盛りにしても50円増しほどの増量なので、男性ならこれでも足りないかもしれません。

 さすが「味の店」、いい仕事をしているなぁ。価格も良心的だし、天ぷらをたっぷりいきたいときはここだな。
 城南陸橋の脇下というあまりよくない立地条件ですが、客本位の店だからこそ老舗として今も健在なのでしょう。

kominkan 202103

 先月の訪問した時に、3月いっぱい有効の500円サービス券(!)をもらっていたのでそれを使おうと、並柳の「そば処古民家ん」を再訪しました。

 カレー風味だというじょさねそば(冷)と、ミニ丼の鶏天てりマヨ丼、750+380-500=630円。
 じょさねとは、簡単なこと、造作もないことを表す方言。そのじょさねそばは、通常の肉そばにカレー風味を加えただけのまったくじょさねぇもので、肉そばの50円増し。一味唐辛子を振りかけていただきます。
 甘だれとマヨネーズで味付けされたミニ丼は、ほっこり温かくておいしく、ココの普通盛りの麺類に合わせるのにちょうどいいボリューム感ですが、単品で380円はいかにも高い。
 わが経済感覚からすれば、このコンビで630円なら割安ですが、通常料金の1,130円なら注文しないと思う。
 食後のコーヒー付き。

 精算時、月末までだけどと言いながら、またも500円引き券をくれました。もうあまり日がないが、どうしようかな。500円引きとは魅力的なんだよな。

aruko 202103

 平久保の「グルメプラザ アルコ」のメンチカツ定食650円というのが気になっていたので、それを食べてみるため3か月ぶりに再訪しました。

 定食で今どき650円というのは格安ですが、その理由は実際に食べてみてよくワカル。メインのメンチカツが、市販冷凍もののミニメンチを揚げたもの3個で、このレベルであれば格別外で食べる必要性を感じないものでした。
 しかしそうは言っても、その脇を固めるのものたちが充実していて、価格程度の値打ちは十分あると思う。コーンと蒲鉾を散らした千切りキャベツとスパゲティナポリタン、レモンスライス、カラシ付き。小鉢にはキクラゲも入った油揚げと大根の煮物、そして凝った感じの漬け物。白眉なのは味噌汁で、大きな麩入りのしっかりした味でした。ごはんも不足感なし。さらに食後のコーヒー付き。

 揚げ物は冷凍食品が中心だということがわかってきましたが、焼き物の豚肉生姜焼き定食なんてのはどうなっているのだろうかと、この店に対するさらなる興味が湧きます。

monzentsukumo 202103

 宮町の両所宮前の「門前つくもそば」を8年1か月ぶりに再訪しました。
 納豆みそラーメンの大盛り、750+150円。

 うーむ……すごい。大きめのどんぶりにスープがなみなみと注がれ、ひきわり納豆が野菜炒めの山の上に屹立しています。どんぶりの脇には、辛味噌と摺った生ニンニクの小皿、箸休めの冷たい奴豆腐、青々としたおみ漬。こりゃあいいなあ。

 味噌スープはやさしい味ですが、途中から辛味噌とニンニクでガツンとした味にして楽しみます。ココでは味噌ラーメンにもブラックペッパーを使いなさいということのよう。
 蕎麦屋の中華としてはめずらしい太くて角ばった感じの黄色っぽいストレート麺は存在感があり、大盛りの量もしっかり。それを納豆のとろみが包み、抜群の喉越しをつくり出します。キャベツではなく白菜を使っている野菜炒めも蕎麦屋らしくていいと思う。

 久方ぶりの入店でしたが大満足。駐車スペースが無理停めして3台分と少ないことが、訪問間隔を大きくしているようです。

yuzu 202103

 大手町の「和食お食事処ゆず」という店を初訪問。ここに定食屋があること自体を知らなかった。店裏に駐車場が完備されているので、アプローチもしやすくてよろしい。

 日替り定食880円。
 魚類が中心のようで、この日は鱈のフライと鮪の山かけ。大きなフライはタルタルソースをつけておいしく。刺身に山葵で山芋の千切りとともに食べればこれも美味。
 それらの脇を固めるのは、紫タマネギなども入っている生野菜トマト添え、スパゲティサラダ、キャベツとキュウリの漬け物、デザートのオレンジ、溶き卵でまとめた豆腐の味噌汁。
 大きめのごはん茶碗のごはんは3回ぐらいまでならおかわりOKとのこと。いやいや、2膳食べれば十分すぎるぐらいです。(笑)
 さらに、食後にコーヒーもどうぞと。時間があるときにサービスするのですと。

 このクオリティで880円とはスバラシイ。一発でお気に入りになりました。
 水曜が休みのようです。

mirai 202103

 すっかり春めいてきたので東根までドライブし、去年10月、一本木にオープンした「未来食屋」を初訪問しました。カレーライスとローストビーフがウリの店のようです。

 未来カレー800円、ランチタイムはサラダ付き、セルフサービスのコーヒー付き。
 メニューには、「黒毛和牛A4ランク使用、口の中甘さが広がり辛さが違う、野菜炒めがやみつきになります」とありました。
 今炒めたばかりのキャベツともやしが主の野菜炒めが、ライスとカレーの間に入っていて、カレーとしては初めての食感。でもこれ、それなりにマッチしているかもしれません。牛肉はややスジっぽいところが使われていますが、とても柔らかく煮込まれていて、これもカレーには合っていると思う。
 ごはんが足りないと思わせるぐらいにカレーの量はたっぷりあり、全体としても不足感は感じません。
 おもしろいカレーライスでした。

marugomarugo 202103

 蕎麦屋の匂いを感じたくなって、荒楯の「そばのまるごまるご」を8か月ぶりに訪店。いい蕎麦屋なんだ、ここは。

 かけ天800円。
 過去ログを見ると、既に7回この店をレポートしていて、このうちかけ天は2回。直近は2年前の1月に食べています。
 今回も蕎麦、ゲソ天、刻みネギがたっぷり。過去画像と比べると天ぷらが増えているような気がします。蕎麦はかつてよりも微妙に細めのものにしたのかもしれません。

 ゴリゴリとしたゲソ天をよく噛んで食べているうちに、天ぷらの衣がつゆを吸って徐々に散開し始めるのを愛でつつ、途中から小ぶりの生卵を落とす――という食べ方。楽しんでいるうちに少しずつ蕎麦までダレてしまったのはご愛敬。しっかりした量があり、普通盛りでも不足感なし。大盛りなら困ってしまうはず。

 ところで、蕎麦屋の匂いとは、つゆに蕎麦湯を多めに注いだものの香りとほぼ同じもの。うどんやラーメンではこうはいきません。

sakana kigaruni robata 202103

 青田の「魚きがるに炉端」を初訪問。以前からある建物の居抜き。前をよく通るけれども、何度も店が変わるので今は何になっているのかを知らないでいました。

 ランチメニューの、山型!!鶏シウマイ定食(8個)、700円。
 6個600円というのもあるけれども、ご飯おかわり自由なので8個にしてみたところ、この量がごはん2膳にジャストフィット。しっかりした大きさが確保されていて、メニュー見本にごまかしのないのがいい。味もよし。
 生タマネギのポン酢添えのサラダ、沖縄のような硬い木綿豆腐の冷奴、塩味控えめの漬物、おいしい味噌汁。
 これで700円とは、スバラシ過ぎる!

shinkaro kmnym 202103

 一度刀削麺が食べたいと思ったら矢も楯もたまらず、それを食べるために上山市二日町の「中国料理新華楼」を10か月ぶりに訪問しました。

 タンタン刀削面と半ライス、780+100円。
 幅が1cm以上ある麺はピロピロとしていて、通常の中華麺とは明らかに違う食感のため、ラーメンではなくまったく別のものを食べている錯覚に陥ります。長さはそれほどなく、トッピングのしゃっきりした野菜炒めとともに箸で持とうとすると、幅広麺がプルリンと逃げて汁が飛び散り、おやおやと思いながらも楽しい。

 担々麺を食べる際の流儀としてライスは欠かすことができず、麺を食べた後の旨味満点のスープにライスを落としてレンゲでばくばく食べるところが、むしろ担々麺食の愉悦のピークなのだと思っています。
 いやあ、今回もこれが実にうまかった! 最高だったな。

yamabu 202103

 この日の昼はぜひ蕎麦を食べたい。未訪で近場のどこかという設定で調べて、山辺町大塚の「蕎麦やまぶ(山岳部)」を初訪問しました。ここはかつて「ぶん文」という蕎麦屋だったところです。

 板そば800円。
 本格手打ちで、想定外の細打ち仕立ての蕎麦は、極めていい口当たりで美味。ぴりりと辛い擂った本山葵と刻みネギは十分な量があり、こういうところがうれしい。
 山形では蕎麦は板で腹いっぱいになるまで食べるのが古来の流儀になっていますが、普通盛りではもう2、3箸欲しいぐらいで、消化器官にはやさしい。自分の年齢を考えれば、この程度でとどめておくのが正解なのだと思う。

 つゆも美味。食後に蕎麦湯の濃いトコを入れて飲めば、至福感高し。
 ほかに、茄子の煮びたしと山形の青菜漬。蕎麦湯といっしょに地元産と思われる4分の1カットのりんごも供されました。
 山を歩くのか、体脂肪率が低そうで真っ黒に日焼けした誠実そうな店主が、いい店の雰囲気をつくっています。
 こんなにデキのいい蕎麦が800円なら、高パフォーマンスであると断言していいでしょう。

hitorijimen 202103

 青田の「独選炭火焼肉 ひとりじめ」がこの2月にリニューアルし、ラーメンと定食の昼営業をはじめたというのが「極選ラーメン定食ひとりじ麺」。ここはかつて「麺魂(めんそうる)」というラーメン屋があったところ。
 朝ラーメンもやっているそうなので、11時少し前に初訪問してみました。

 11時までは朝ラー3種がメインのようなので、狙っていたプリプリの牛モツたっぷりだというニラホルラーメン990円はこの次に取っておくことにして、醤油ラーメン+ミニチャーシュー丼500+280円を。

 ラーメンのほうは、トッピングがチャーシュー1枚と多めのネギだけというもので、正直なところ貧相でつまらなく、いくら税込みでもこれが500円では高知のはりまや橋か首里の守礼門を初めて見たときのような拍子抜け感あり。でもまあ、低加水の熟成中太麺がそれなりにおいしかったので、なんとか救われました。
 ミニ丼は、まあ価格相応といったところかな。卓上の醤油とマヨネーズ、さらにはラーメンスープをレンゲ数杯分加えて、雑炊のようにしてかっ込んだら、案外おいしかった。