2021.05.22
町の定食屋さんドーマのドーマダイナマイトカレーマーボー豆腐(山形市)

カレーがいいかな。「自由軒」は開くのが遅いしな。じゃあ、あそこかな。
ということで、2年4か月ぶりに久保田の「町の定食屋さんドーマ」へ。
“当店最高の辛さ10倍”の人気メニューだという、ドーマダイナマイトカレーマーボー豆腐、950円。(長い名前だ)
うん、カレーは確かに辛い。でもまあ、口から火が出るようなレベルではなく、この量なら難なくイケておいしい。
この店おなじみの、千切りキャベツにケチャップの付いた薄手のオムレツ。
で、それに麻婆豆腐を添えてみましたという構成なのですが、カレーを食べているときにはそれほど感じなかった辛さが、熱い汁物の麻婆を食べると途端に舌がひりつき、汗がどばりと噴出。来たぞ来たぞ。
風変わりな組み合わせだとは思ったけれども、辛いの大好き人間ならいざ知らず、一般人にとってはカレーと麻婆を別々に食べたほうがおいしい気がします。麻婆もおいしくて、もう少しごはんが欲しくなるぐらいでした。
全体を見て気づいたのは、直前につくられたものはオムレツのみで、ほかは作り置きのあちらしけーさー(沖縄方言。「再加熱」の意)だということ。うーむ。
何度か訪れていますが、ココのマイ・ベストチョイスは、前回食べたランチカレーライス(からあげ)の大盛り800円かな。
2021.05.23
そばのやまっくの天もり(山形市)

市街の西郊外、替所にある「そばのやまっく」をほぼ4年ぶりに再訪。
この店イチオシの天もり750円の特盛りを注文。
前回は150円増しだった大盛りを食べてちょうどいいぐらいだったので、今回は当時200円増しだった特盛り、つまり合わせて950円だろうと推定して、それにしてみたわけです。
この日の天ぷらはタラの芽、海老、竹輪。
しかしその量は、とても特盛りとは思えない軽い大盛りぐらいの量で、ああ、これは大盛りで出てきちゃったのだなと一人納得。
ところが、支払いの段階で1,100円であるとのこと。
はっ?! ということは、あの程度の量が特盛りだったの? そして、特盛りの料金は350円増しなの? うーむ……他店ではまずあり得ない。納得がいかない。
納得がいかない点はほかにも。
客は全部で4人しかいないのに、くれと言わなければ出てこない蕎麦湯。でもって、蕎麦湯をいかんなく堪能するのが蕎麦食いの醍醐味だと思っているのに、いったんそばつゆの器を取り上げられ、器に残っているそばつゆが半分ほど勝手に捨てられ、それに適当な量の蕎麦湯が足されて再度渡されるというシステムで、たっぷり味わうどころか好みの濃ささえ調整できず、がっかり。
一人で切り盛りしている男性店主はいつも一言多くてなんだか面倒なタイプだし、個人的には今後は別の蕎麦屋できちんと食べたほうがいいと思ってしまいました。
2021.05.24
松屋上山店の旨辛牛焼ビビン丼(上山市)

「一部店舗でこっそり販売していたマル秘メニューだった」という旨辛牛焼ビビン丼が、この3月から定番メニュー化されたというので、一度食べてみようと思い、せっかくなら未訪店でと、上山市仙石の「松屋上山店」を初訪問しました。
旨辛牛焼ビビン丼(並盛)の生野菜セット、550+100円。
厨房からフライパンでじゅーっと焼いている音が聞こえてくるのはこれでしょうか。
広口のどんぶりに、思っていたよりも多めの牛焼肉と、キムチ、刻みネギ、半熟卵に刻み海苔。タレ味が付いて、こりゃうまい。卓上の紅生姜の追加は必須。途中でこれも卓上にある焼肉のたれを少々かけて味を濃いめに。
飯量はこの程度が適量でしょうか。味噌汁も生野菜も付いていればいいんだろ的なおためごかし感はなく、しっかりした量と質感があり、全体としての満足度は高いです。
2021.05.25
中華そば久兵衛の醤油(河北町)

昔ながらの中華そばが食べたいと思い、未訪店を開拓するべく、河北町西里の「中華そば久兵衛」を初訪問しました。ここはかつて「和だて」という飲食店があったところだよナ。
品書きには醤油・塩・味噌とそれぞれのチャーシュー麺の6種がラインナップ。正統派ならばこれと、醤油の大盛り650+100円を。
喫水の様子でテーブルもしくはお盆が水平でないことがワカル。(笑)
そのスープはクセのないシンプルさがよく、ダシの旨味よりも素直なかえしの味で楽しめるやさしい風味。ホワイトペッパーがよく合うタイプで、コク付けのため多めに振りかければ、鼻がむずむずしてくしゃみが出そう。
麺は、西村山地域としては極めてレアと言っていい細縮れを使用。この麺とスープの組み合わせは米沢ラーメンと同じで、麺の喉越しと鼻に抜ける香りが白眉です。
硬めの茹で方もよく、大盛りであれば麺量に不足も感じず、いい麺をたっぷり食べることができたという満足感に浸れました。
個人的には大絶賛の店。わざわざ来て、食べてみてよかった。
こういう“大当たり”があるから、食べ歩きはやめられない。
2021.05.26
山形五十番飯店上海厨房嶋店のニラレバセット(山形市)

この日は早々に、昼はニラレバでいこうと決めている。ニラレバだったら、しばらく行っていないあそこがいいのではないかと、嶋南の「山形五十番飯店上海厨房嶋店」を3年5か月ぶりに再訪しました。
ニラレバセット990円。
おお、ニラレバ。これを食べたかったのですよ。レバーなんて若い頃には見向きもしなかったけれども、オジサンになってからは串焼きたれ味のレバーを好んで食べるようになり、ここに来てとうとう進んでニラレバを注文するまでにナリマシタ。
塩とコショウと焼肉のたれでつくる自分流の野菜炒めと違って、炒め汁に中華料理らしいコクがあり、モヤシやニラがシャキッとしているのがとてもいい。ここのレバーは舌にまとわりつく特有のベタつき感がほとんどなく、レバーが得意でない人でも難なくおいしくイケルと思う。
ライスは普通盛りでもわりとたっぷりで、大盛りを選択しなかったのは正解。またやってしまったけれども、おいしそうな炒め汁を残すのが惜しく、最後のごはんにそれをかけてかっ込みました。これがうまいんだ!
ここの中華料理はメニューが豊富でおいしいのですが、価格設定がやや高めなところが、自分にとってはやや落ち着きがよくありません。円単位の消費税を徴収しない料金であれば、納得して通うのだけどな。
2021.05.27
あさひ食堂の鳥唐揚げ定食(4個)(山形市)

9年半ぶりに、あさひ町の「あさひ食堂」へ。ここは職場から近いため、かつてはよく夜の残業時に夕食の出前を取ったところですが、最近はとんとご無沙汰していました。それは、仕事中の夕食であればこれで十分なのだけれども、空腹時などでしっかり食べたいときにはボリュームが足りなかったから。でもまあ今なら、その程度が分相応かと思って。
この食堂の名物となっている鳥唐揚げ定食を。
3個650円から50円刻みで7個850円まで掲げられている短冊の中から、3個では足りず、5個でもいいけど、年齢相応に「4個」700円をチョイスしました。
生姜の風味がいい竜田揚げ寄りの揚げ方で、肉も柔らかく、レモン果汁がよく合います。薄味なので、卓上のとんかつソースを使って調整しますが、このソースもよく合います。添えられた冷たいキャベツの千切りには酸味のしっかりしたドレッシングがかけられて、これもフレッシュでおいしい。
どんぶりのごはんを含めたボリュームに関しては、今の自分には唐揚げ4個とごはんの普通盛りが適量で、このぐらいであればその後の膨満感は感じなくて済みそう。これでいいんだよね。
もう1個ぐらい欲しいなぁというあたりでやめておくのが、健康にはいいようです。

ランチタイムに、R348沿い、篭田の「農家と漁師の台所北海道レストランルンゴカーニバル山形店」を初訪問。長い名前だ。夜の居酒屋がメインですが、コロナの影響なのか近時はランチもやっています。
熟成醤油の濃厚煮干し中華そば759円。これも長い名前だ。
ラーメン類にはプラス385円でミニ海鮮丼が付けられるそうなので、何種類かあるうちからミニほたていくら丼を選んでみました。
ラーメンのほうは、しっかりした魚介風味、動物臭が強めのたっぷりの背脂、それにあっさり感を添える刻みタマネギが入り、かえしの醤油の香りも強め。このスープに極太の麺がよく合って、居酒屋の副業でやっているとは思えないおいしさです。
これならば、ラインナップにある蝦夷旨磯牡蠣ラーメン979円あたりもイケそうですが、その際どうしても気になるのが外税の消費税。この10%が価格を割高なものにしていて、それが再訪を逡巡させる大きな要因になっていると思う。大盛りにすれば1杯で4桁だもんな。
ラーメンに海鮮系のミニ丼を出す店はそう多くないので頼んでみたミニほたていくら丼。他店のチャーシュー丼300円あたりよりははるかに値打ちがあると思いますが、やっぱりこういうものはミニではなく、メインに据えてしっかりと食べたい気がしました。
ああ、おいしかった。
2021.05.29
軽食ひまわりヤマザワ富の中店の冷やし中華(山形市)

昨日は寒かったけれども、今日は雨も上がって風が爽やかだ。よーし、それでは「ひまわりヤマザワ富の中店」で、今年初の冷やし中華にしてみるとするか。
半年ぶりの富の中店。ここの冷やし中華は去年の7月以来となります。
冷やし中華の大盛り、506+100円。
オーソドックスなつくり、量もしっかりで、彩りが夏だ。去年よりも11円値上がりしていますが、材料を節約するようなそぶりもなく、よくこの価格で出してくれるよなぁと思わせる立派な逸品です。拍手♪
2021.05.30
材木亭の冷やしたぬきてぶりうどん(山形市)

5年1か月ぶりとなる、あさひ町の「材木亭」。残業時によく出前で食べていた店ですが、リタイアしてからは初めてとなります。
当時の注文回数のベストスリーに入る、冷やしたぬきてぶりうどん、640円。また値が上がっちゃったな。
言ってしまえば、あっさりとした素朴な味。しかしそのデキはけっしてあなどれず、カツオ節の効いた薄味のつゆが極めて美味だし、細打ちのうどんは弾力がすさまじいし、たくさん入った油少なめの天かすは湿気りがなくショリショリ。非の打ちどころはどこにも見当たりません。
ここの麺類の大盛りはかなりの量になるのをよく知っているので、普通盛りで。久しぶりで食べたけれども、今の自分には普通盛りでも十分でした。
冷やしものはガツガツ食べても汗をかかなくて済むのがいいデスネ。
2021.05.31
かつや山形江俣店の豚キムチとチキンソースカツ飯(山形市)

かつやの新しい合い盛りシリーズが5月28日から期間限定メニューとして登場していることを知り、2か月ぶりに江俣の「かつや山形江俣店」へ。その同じ日に、山形市内では3店目となる「山形大野目店」が新規オープンしたことも知りました。
豚キムチとチキンソースカツ飯、759円。
プレスリリースによれば、たっぷりの豚ロース薄切り肉を辛めのキムチとタレに絡め、チキンソースカツと一緒に盛り込んだもの。新作を開発していたところ、丼に収まらないボリュームになったため、カレー皿で提供することにしたのだそうです。
配膳時の第一印象は、「皿がデカい!」でした。
酸っぱ辛い豚キムチがうまっ! 食欲をそそってくるなぁ。
ここのチキンカツは大好き。おそらく仕入れ値は激安なのだろうけど、柔らかい肉の歯触りとサクサクの揚げ方は秀逸の一言で、自分の中ではここのチキンカツがどこのものよりもおいしいと思っています。
ああ、腹が膨れた。
多大な満足と、少しの胃もたれと。(笑)