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kounanshun 202106

 江南の「中華料理江南春」を1年8か月ぶりに訪問。この日はおいしい白飯を食べるのが第一の狙い。数日前にある店で食べた白飯があまりにもひどかったので、今度こそはという意気込みです。でもって、中華料理店で食べるのなら、このところマイブームになっているニラレバなのだ。

 ニラレバ炒め定食950円。
 この店のメニューはどれを食べるにしてもビジュアルがきれいです。メインディッシュのほかに、平皿の白米ごはん、やや和風に振れた味わいの中華スープ、中華ドレッシングが多めにかけられたフレッシュサラダ、黄色が鮮やかなタクアン。どの器も純白だというのも、きれいに見える理由のひとつなのでしょう。

 小さめにカットされていながらシャキシャキした食感がある野菜類に、大きめにカットされた臭みのほとんどないレバー。ふふふ、うまいじゃないか。
 白飯はとてもおいしく、ボリュームも適量で、納得の一食となりました。

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ginjiro 202106

 引き続きおいしい白飯が食べたい。おいしいごはんと言ったら真っ先に思い出すのが、花楯の「居酒屋銀次郎」です。いったん思い浮かべたらもうここしかない。7か月ぶりにGo!

 平日限定30食のわがままランチ800円。昼営業はこれ1品のみで勝負しているので、注文は不要です。
 しばらくして運ばれてきたのは、なんとゴージャスじゃありませんか。揚げ立てのチキンカツと新鮮な鰹の刺身がこの日の2枚看板。ほかに、つみれの甘酢だんご、ほうれん草ともやしの和え物、キュウリの浅漬け。

 そして、ごはんは白飯とアサリごはんがあるとのことなので、1杯目はアサリごはんを。それもうまいのですが、おかわり自由の2杯目は、真打ちの炊きたてで透明感を湛えたつや姫を。この店の場合、このごはんがすでに一つのご馳走と言っていいぐらいにうまい。惚れるなぁ。きちんと2膳いただいて大満足、大満腹です。

 もうひとつ秀逸なのは、大ぶりカットの大根の甘みが特徴の具だくさんの豚汁。あっさりしたつくりでおいしく、これもおかわり自由なのでしっかり2杯いただきました。

 もう何も言うことはありません。これでたったの800円。
 いい定食屋が少しずつ姿を消している山形ですが、自分の中では今や銀次郎が定食店として屈指の店になっています。

midoriya 202107

 この日は冷やしラーメンなのだ。そうと決めて、およそ2年ぶりに、旅篭町の「み登り屋」へ。
 冷しラーメンの大盛り、750+150円。

 画像を見てわかるとおり、かなり濃いスープ。昆布だしと醤油、そしてみりんのような甘さのついた、ぐっと和風に振れたつくりで、脂の浮きはほとんどありません。これ、おいしい。温かいラーメンはもっとオイリーだったと記憶していますが、それとはつくりが別です。
 ブラックペッパーを振って啜りましたが、この味であればあまりかけないほうがよかったかもしれません。
 独特の味わいといい噛み応えのある2枚の牛チャーシューがひときわおいしい。メンマも太めがざくざく。

 他店ではまず味わえない、独特の1杯。このような唯一無二の味が発見できて、素朴にうれしい。こういうことがあるから、食べ歩きはおもしろい。

kiraku 202107

 今日は蕎麦。だったらどこがいいかと考えて、しばらく行っていないあそこはどうだろうかと、オレンジ色の暖簾が印象的なあかねケ丘の「きらく」へ。3年7か月ぶり、2回目の訪問となります。

 きらく板そばの大盛り、850+150円。
 ここは夜の居酒屋がメインのよう。したがって蕎麦は製麺所から取り寄せているのだろうと思いますが、つなぎに山芋が入っているのか、舌触りがよくておいしい。このとろりとした感じは、市内南栄町の「つる福」や天童市一日町の「そば処一庵」の蕎麦とよく似ていると思う。1.5人前なので、ボリュームに不足感はありません。

 猪口で啜るそばつゆのほかに、冷たい肉そばのスープが付いているところがこのセットのひとつのポイント。ときにはこっちにも蕎麦を浸して啜れば、板そばと肉そばを同時に食べている気になれます。
 天ぷらもきちんとした量があり、ゲソ2のほかに舞茸、ナス、そして珍しい、これはキュウリの天ぷら?

 という具合に、ユニークな点がいくつか。
 蕎麦湯もとろりとしていておいしかった。
 いい店。紙幣1枚ぽっきりで蕎麦を存分に楽しむことができました。

oksakaohsho ymgtminami 202107

 今日の昼食は、ごはんものだな。炒飯がいい。やるべきことも溜まっているのであまり策を弄さず、遠くには行かず、手身近な中華料理店でちゃちゃっとチャーギョウにしようか。
 ということで、7か月ぶりに富の中の「大阪王将山形南店」へと赴いて、五目炒飯と元祖焼餃子、500+265円にしました。会計時にJAF会員証提示で5%割引かれて、結果的には726円。

 炒飯、餃子ともに王道ど真ん中を進んでいるようなスタンダードな味わい。炒飯はパラパラだし、餃子は焼き具合がいい具合。片栗粉で強めのとろみが付いた卵スープもおいしい。
 これを当たり前すぎてつまらないと評する向きもあるかもしれません。はじめは自分がそうでした。しかし、食べ進めていくにしたがって、この安定感に身を委ねてさえおけば間違いないという気になっていくことになります。
 この組み合わせとしては価格もそこそこだし、納得です。

iuemon 202107

 嶋北の「蕎麦処伊右ェ門」には、2年6か月ぶり4回目の入店。今回は、ここでは未食の冷やしラーメンを食べたいと思って。

 冷やしラーメンの大盛り、650+100円。蕎麦は大盛り200円だけど、中華麺は100円なのだ。
 温かい中華そばとのトッピングの差は、板海苔が細切りキュウリに代わっているぐらいで、ほかは同様のよう。もちろんスープの温度やつくり方は別です。
 透明感を湛えた細打ち縮れ麺は、しなやかな口当たりがよく、反面しっかりした弾力感があって、とてもいい出来。こういう麺こそ冷やしにはジャストマッチだと思う。
 スープよりも一回り濃い口に味付けされたチャーシューとメンマが、いいアクセントの役割を果たしています。

 これはいいなあ。またもやいい冷やしラーメンに回り逢えてしまった。

yuzu 202107

 この日の狙いは定食だ。
 今年3月に初訪問して、「このクオリティで880円とはスバラシイ。一発でお気に入りの店になった」と書いた、大手町の「和食お食事処ゆず」で満足したい。そう考えて、あまり間を置かずに再訪しました。

 ややフライング気味に入店して、この日の日替り880円の内容を尋ねると、刺身、とんかつ、チキンカツのいずれかになるとのこと。甲乙つけ難くしばし悩んだ結果、とんかつに決定。

 見た目からしてスバラシイ。きちんとしたとんかつに胡麻ドレをまとった生野菜、なんならマヨもドウゾとプチトマトの脇に添えられています。ソースをかけて頬張るロース肉は脂身少なめで引き締まっています。小鉢は大人の舌を満足させる黒豆煮とポテサラ。ニラと豆腐に溶き卵を入れた味噌汁もおいしい。これに漬物と涼しげなところてん。

 前回、ごはんは3膳ぐらいまでならOKと聞いていたので、おかわりして2膳。食後にコーヒーまでサービスしてくれました。
 前回と同じ感想になるけれども、この勢揃い感のあるクオリティで880円は安いでしょ。
 こういういい店を抽斗に入れている自分って、なかなかシアワセなのではないか。

heikichi 202107

 富の中の「平吉ラーメン」にて、冷しラーメンの大盛り800+100円を食しました。ココは2年5か月ぶり4回目で、冷やし系は初めて。

 広口、浅めの大どんぶりにて登場。見栄えがいい。トマトと生キュウリがあしらわれて涼しげです。
 脂が勝ったスープ。ブラックペッパーをたっぷりかけて啜れば、コク深くておいしい。パツパツとした食感の麺が独特です。チャーシューは、しょっぱく味付けした締まりのいい牛チャーシュー。

 牛ダシのラーメンが600円で、その冷しは200円増しと高めの設定ですが、煮たまごとワカメも入って内容はぐっと充実します。

efuwan 202107

 何の変哲もない業務用カレーが食べたい。そういう場合はどこで食べるのが最適なのかを考え、表蔵王の「ぐっと山形」の敷地内にある立ち食いそば店「そば処エフワン」がいいだろうと思い当たって、1年3か月ぶりに入店しました。

 カレーライス500円。
 ここでカレーライスを食べるのは2度目。前回は大盛りを食べましたが、大盛り150円だとコスパが下がるので、今回は普通盛りにて。ふーん。大盛りはライスもルーも深皿の喫水線を越えそうな勢いでしたが、普通盛りだとこうなるのか。でもまあ、それほど大きな差はないかな。

 格別眼を瞠るようなところはありませんが、業務用カレーの王道を行くスパイシーで安定感のある味を安価で食べることができて、十分に満足。ごはんは山形産の「つや姫」使用で、その盛りにもルーの量にも不満はありません。

satake tendo 202107

 北目の「中華そばさたけ天童店」を、約7年ぶりに訪問。ここは本来的な中華そばを供する店で、入店するとラーメンスープを炊いている香りが漂い、味づくりに真面目に取り組んでいる様子が感じられます。

 この季節なので、冷しラーメンの大盛り780+100円を。
 透明な氷がいくつか配されて、見た目が涼やかでかつとてもきれいです。真ん中の紅生姜がルックスを引き立たせていると思う。ほかに細切りキュウリ、ワカメ、板海苔、かまぼこ、メンマ、角切りのチャーシュー、刻みネギ。

 やや細で低加水のパツパツした感じの麺がおいしい。
 そして、薄味仕立てのスープの奥には独特の甘みが感じられてこれも美味。あとがけと思われる油がキラキラと光って見えます。おいしいのでつい多めに飲んでしまいました。

 ココは何と言っても中華そばが看板メニューでしょうが、冷しラーメンの出来もなかなかのものがありました。

ton8 shima 202107

 数種類あるとん八ランチに鉄板スパかつがラインナップされているのを知り、それを狙って嶋の「とん八山形嶋店」へ。
 「とんかつ とん八」は、山形に本社を構える「株式会社三栄」がオリジナルブランドとして展開している飲食店で、県内に全部で9店舗、山形市内だけで4店舗あり。「とん八」へは半年ぶり、「山形嶋店」に限れば2年5か月ぶり2回目となります。

 狙いどおり、「座ランチ」の中から、“平牧三元豚肩ロースかつ60gと自家製生パスタミートソースかけの新名物”と謳われている、鉄板スパかつランチを注文。880円ですが、11時までに入店するとランチ全品50円引きで、830円!

 スパゲティは、ミートソースがたっぷりなところはいいけれども、正直言えばイマイチ。冷凍ものを解凍したのかパスタが水っぽく、それを箸で食べようとすると(フォーク、スプーンは付かない)、パスタが鉄板にこびりついていてカツカツしてもなかなか剥がれず、持ち上げようにもうまくいかずに途中でぷつぷつと切れ、切れるたびにミートソースの汁が飛び散ってしまうという体たらくでした。やはりパスタ専門店には敵わないということなのかな。

 メインディッシュ自体はやや期待外れでしたが、ランチセットはこれにごはん、味噌汁、キャベツが付いて、それらはどれもお代わり自由の設定。ダブル炭水化物なのでごはんは1膳にとどめ、キャベツと味噌汁はもう1杯ずついただいて、かなり満腹に。

 とん八で食べるといつも食べ過ぎてしまうことになりますが、これで830円だものねえ、感心感心。

sukiya shinjo 202107

 某日早朝、青森方面へ6日間のドライブに出ました。7時45分頃、すごい雨になっている新庄市に到達。その雨を衝いて、朝ラーメンをやっていると聞いていた店に行ってみましたが開いていず。ちぇっ。
 この時間帯だとほかに街道沿いで開いているのは「すき家R13新庄店」ぐらいしかなく、そこに初めて入って朝食を食べることにしました。(少し先の「幸楽苑」もやっていた) 

 朝食メニューのさば定食400円。
 鯖は大きさも味も貧相で(失礼)、価格相応。むしろ久々に食べたTKGがおいしく、生卵がいちばんの御馳走になっています。
 ほかにポテサラ少々とおいしい味噌汁。十分朝の腹塞ぎになりましたが、おいしかったのでまたあれを食べに行こうとは、残念ながらなりません。

megoan 202107

 しばらく離れていた山形に戻ったときには必ずと言っていいほど食べたくなるのが山形の蕎麦。
 このたび一週間ぶりに山形に帰って、伊達城の「愛庵(めごあん)」を1年4か月ぶりに訪問しました。

 大好きな十割板そばを大盛りで。11時前の入店で早割が効き、800-100円にて。
 前回入店時から50円値上げしているけれども、サラダ・漬物バーが付いて、それでもお得感たっぷり。冷水できりっと締めた蕎麦の口当たりはひんやりとして最高です。
 
 腹いっぱいおいしい蕎麦を食べ終えて、とろみたっぷりの蕎麦湯をおかわりして、漬物をつまみながらそば猪口で4杯。このくらい飲むと今度は体が温まって、額から汗が滲みました。

 山形の蕎麦はやっぱりおいしい。「愛庵」は、自分の価値判断としてはそのベスト・スリーに入ります。

toukarou 202107

 飯田西の「桃華楼」を2年9か月ぶりに訪問。
 この日は最高気温が36℃との予報で、熱い汁物などは身体が受け付けようとしない。なので、壁に貼られている冷しもの類の中から冷やし担々麺950円を選んでみました。

 見た目がきれいですが、別の言い方をすれば華奢。大盛りにすると4桁になるので自重したけれども、これ1品では自分には足りないかな。
 タレがおいしく、味わいは確か。でも、ノーマルタイプの麺は冷し方が足りずわりと温かったりするのはマイナスだと思う。

 そして、空調の効いた店内で気持ちがいいけれども、価格的には大衆的というよりもややアッパーグレードだと思う。

cocos hakusan 202107

 基本的にファミレスは敬遠気味ですが、ここは2006年にある人と家族に関する相談事をするために入店して以来、およそ15年ぶりとなります。あれから15年も経ったのだなあ。

 ランチタイムのいくつかのメニューの中から、おろしチキンステーキ&白身魚フライランチ759円をチョイス。スープバー付きで、ライスは大盛り無料です。
 できあいのものを揚げたりチンしたりというものなのでグレード感はあまりありませんが、2種類のスープがたっぷり飲めることと、強めの冷房が体に心地よいことが特筆できると思います。

 客層は、主婦グループと高齢者の男女。亭主と子供たちを送り出して意気軒昂な主婦たちは競うようにしてしゃべるから、話し声がバカでかくなることを本人たちは御存知なのだろうか。また、高齢者たちは互いに耳が遠いのか、彼らが大声で話す内容はほぼ全部が客の多くに聞こえてしまうのですが、その内容たるや実にくだらない。(笑)
 会話を控えてコロナの蔓延防止なんていう意識は、露ほども感じられません。そして、四方八方から聞こえてくる話し声はフロア全体に反響して大騒音になっているのでした。
 やはり自分には合わないな、ファミレスってところは。

akatsuki 202107

 天童市東芳賀の「麺屋暁」を4年2か月ぶりに再訪しました。
 つけ麺を得意としている店ですが、前回つけ麺を食べているので、今回は汁なし油そば系の特製まぜ麺の大盛り、750+0円にしてみました。

 あまり食した回数が多くないまぜそばですが、たいていはどんぶりに入っていて、平皿で出てくるのはめずらしいのではないかと思う。
 また、まぜそばは、底のほうにあるアチチの油ダレが濃厚でけっこう塩辛いというのが定番のように思っていますが、ここの味わいはそうではなく、塩味と油がわりと控えめのようです。

 まぜそばの麺についても、極太というのが常識化しているように思いますが、ここのは中太麺。「当店は加水率30%以下の低加水熟成麺。歯ごたえと喉越し、スープとよく絡む中太麺を時間をかけて完成させました」とのことです。なかなかおいしい。

 食後にそれほど喉が渇かなくて済む油そば。価格も極めてリーズナブルだし、よかったです。

sushiro ymgtminami 2002107

 2年9か月ぶりに、「スシロー山形南店」を再訪しました。
 ここは常に混んでいる印象があって、11時過ぎの一人入店なので今回もカウンター席を所望したのですが、すでにカウンターは埋まっていて、ボックス席に案内されます。
 そしておもむろにタッチパネルで注文するのだけど、“混みあっているので少々お待ちください”の画面が出て、自分のペースで食べられない状態。
 そのため途中で待ちくたびれてしまい、5皿注文した段階でその先は締めることにしました。

 注文したのは、まぐろ上赤身、羽かつおたたき、まぐろ山かけ、軍艦甘えび、たい。
 まぐろは上赤身とはいえひらひらでままごと寿司のよう。この中ではたいがいちばんうまかったかな。

 セルフレジでの会計は605円。正午までまだ30分あるというのに、すでに待合室まで満員で、すごい人気です。でも、天邪鬼的な発言をさせてもらえば、そこまでして食べるものなのかという思いも。
 少々食べ足りないので、帰宅してからカップ麺をやっつけてしまいました。

apolo 202107

 1年ぶりに、ここはいいなと気づき始めている天童市東長岡の「食事呑み処あぽろ」へ。
 定食類の中から生姜焼き定食980円をチョイス。ご飯おかわり無料なので、はじめから大盛りにしてくれるようお願いすると、お姉さんは「大盛りですね」とにっこり。

 しばらく待っての配膳。ごはんは、どんぶりまでデカくなったようで、その器にたっぷり。2杯分をよそってくれたのかな、かなり多めでした。野菜類の彩りがきれいです。
 生姜焼きは、生姜香が濃厚な上に、ただただしょっぱいものとは違って馥郁とした甘さのあるおいしいタレで調理したもの。一見、平皿に1枚ずつ薄く盛り付けているように思われましたが、1枚めくるとその下にも肉が隠れていて、案外ボリューミーだったのもよかった。

 たっぷり食べて大満足。
 ここは定食、洋食、ラーメン類、蕎麦と、何でもござれのよう。まだまだ宝物が隠れていそうな雰囲気があります。

sabuchan 202107

 7年2か月ぶり3度目となる、上山市石崎の「さぶちゃんラーメン」。
 冷やしラーメンの大盛り、900+100円。

 ほほう、いろいろ載っています。
 チャーシューの天ぷらというのがユニーク。せっかくのチャーシューをなぜ天ぷらにしなければならないのか、正直言ってよくわかりませんが、齧ってみれば揚げ立てで、衣のサクサク感がいい口当たり。トマトは生ではなく、イタリアンで用いるような水煮したホールトマト。ほかにキュウリ、ワカメ、ゆで卵、メンマ、刻んだ白ネギ。
 このまま味わうとやさしすぎるぐらいのスープには、ブラックペッパーをたっぷりかけてスパイシーに感じるぐらいにすれば、かなり美味。麺量もわりとしっかり。

 この季節、これ、いいんじゃない。
 だが、高い。今どき冷やしラーメンを大盛りで食べると4桁もするようになったのかな。

rungo crnvl 202107

 2か月ぶりに、「農家と漁師の台所北海道レストランルンゴカーニバル山形店」へ。
 サクサク牡蠣フライと自家製タルタル定食858円。
 長い名前の店とか長い名前のメニューの場合には、たいていいいものにはめぐり会うことができないという、長年の経験に基づいた自分なりの法則がありますが、ここの場合はどうなのでしょうか。

 カキフライは5個で、個数とおいしさはOKだけれども、いんかせん小粒のため、いま一つ牡蠣を食べたなぁという至福感が得られないのが残念。一方、タルタルソースがたっぷりなところはたいへんグー。
 もう一つ決定的なのは、あまりいい米を使っていないためなのか、ご飯の炊きあがりがぱさぱさとしていて冴えません。これが米どころの山形県民にきちんと受け入れてもらえるかどうか、心配です。

 Ummm……。「長い名前にうまいものなしの法則」は案外普遍的なのかもしれません。
 まあそもそも、この価格で大きくておいしいカキフライを食べようと思っている自分が間違っているのかもしれません。