2021.09.01
ハンズバーガー山形北店のハンズバーガー(山形市)

内科で血液検査を受けるため朝から口に何も入れていないので、診療を終えてまだ10時過ぎだけれども何か食べたい。この時間帯にもやっている未訪店はどこかと考えて、馬見ケ崎の「ハンズバーガー山形北店」を初訪問してみました。ハンバーガーを求めるなんて、自分にとっては滅多にないことです。
ハンズバーガーのLサイズ+ポテトSセット、430+370円。
厚切りのトマト、フレッシュレタスにオニオン、四角いハンバーグという構成で、かなり厚みのあるハンバーガーを齧りにいけば、特製オーロラソースがジュワッと溢れ、口のまわりにたっぷり付いて傍見はよくありません。でも、こうやって食べるのもなんだかとても楽しい。どうせ店内客は自分一人だし、何も気にすることはありません。ナプキンで何度も口を拭きながらぱくぱくと。
空腹だったためそう感じたのか、80円高いLサイズと言っても、けっして大きくないバンズ。レギュラーサイズだったらどんなに小さいの?とツッコミを入れたくなるようなサイズ感でした。
ポテトSセットのポテトは、マクドナルドのそれよりも太さのあるあるもので、天然塩のようないい味わい。これならケチャップは不要です。
選べるMサイズのドリンクは、アイスコーヒーをセレクト。量はもう少し欲しいところかな。
800円というとマックよりも割高な気がしますが、いつもマックというのもどうかと思うので、こういう独立店で食べるのもいいと思います。
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2021.09.02
丸亀製麺山形店のぶっかけ(冷)(山形市)

遅い朝飯を「ハンズバーガー山形北店」で食べたものの、それだけではどうも足りません。
では、あそこで軽く足していこうか。
ということで、1年2か月ぶりに嶋南の「丸亀製麺山形店」へ。
ぶっかけ(冷、並)+さつまいも天、320+120円。
最近始めたうどん弁当のテイクアウトが好調のようで、その利用客が多い。前に並んでいたおばさん二人組が、ああでもこうでもと慎重審議しながらそれを大量買いし、その支払いではレジ打ちが新人のようで要領を得ず、先輩に訊きながらああでもこうでもと、ここでも長い協議。
すでに盛り付けられて支払いに並んでいるこちらはそのまま黙って待つしかなく、自慢の打ち立て、茹で立て、揚げ立てはどうなるんだよと文句のひとつも言いたくなります。自分の後ろにも目つきがスルドくなった客が5~6組。可哀そうなボクたち。
一人で何人分も買っていく客と、店内で1杯だけ食べていく客という異種が混在する中で、勘定ラインが一つしかないのが問題だということには、店側はとっくに気付いているはず。それなのに改善しようとしないのは、顧客ファーストのための大きな手抜かりとは言えないか。
とまあ、苦情から入ってしまいましたが、丸亀製麺は揚げ物がとてもよいことに加えて、天かすをとるヘラが大きくてたっぷり掬いやすく、自分で好きなだけネギを使える仕組みになっているところが、「はなまるうどん」と違うところで白眉です。
さらに言えば、ハンバーガーセットの800円よりも、個人的にはこちらの440円のほうが、費用対効果は数段上だと思っています。
2021.09.03
麺道自然やのじねんやらーめん(山形市)

ここは蕎麦が中心だと思っているのだけど、いいラーメンも出していると聞いて、8か月ぶりに、寿町の「麺道自然や(じねんや)」へ。
じねんやらーめんの大盛り、700+150円。
ああこれ、とてもいい。自家製と思われるごっつい手もみ極太麺が、もちもちとしてすごくおいしい。加えて、蕎麦屋らしい和風に振れているやさしい味のスープ。これに背脂をチャッチャするとこういう味になるわけか。
大きなチャーシュー2枚をはじめとしたトッピングにもしっかりしたクオリティが感じられ、ワシワシいくのにふさわしい大盛りの麺量にもホレボレ。
期待した以上の、まったく申し分のない1杯でした。
2021.09.04
支那そば無双庵の無双の汁なし(山形市)

汁なしをガッツリいくとしたならここがいいだろうと、2年2か月ぶりに久保田の「支那そば無双庵」へ。人気店なので開店直後を狙い、駐車場所も確保できました。
無双の汁なし990円。
ふつうの「汁なし」880円が全部載せになると「無双の…」になるのだそうで、つまりは煮卵1個分の差なのだろうか。鰹・海老・辛シビから鰹味を選び、野菜マシにて。
ボリューム満点で、この日のように朝食抜きでなければ自分には厳しいかも。ニンニク、ショウガのパンチがガツンとくるハード系。勤務中や人と会う予定がある場合はかなり問題となりそうなレベルです。
わしっ、わしっという勢いで食べ進めていき、最後は残った汁に割りスープを注いでおいしくいただきました。
満腹、納得、満足のサムズアップ。
2021.09.05
いちば食堂の刺身定食(山形市)

漆山の山形市公設地方卸売市場内にある「いちば食堂」を初訪問。水産棟の2階にあります。
刺身定食700円にとうふ50円を付けて、ごはんの大盛り0円にて。
値段は安いと思うけれども、刺身はまぐろの中落ちや赤身が中心で量的な点はふつう。市場の食堂ではあるけれども鮮度については驚くほどのものでもありません。内陸にある水産市場の食堂はこんな程度なのかなと少々がっかり。
豆腐は、半丁パックがそのままとたっぷりで、これで50円なら利益なしかと思われます。添えてみたガリはテイクフリーでした。
ところで、食べログで「掲載保留」とされていたもう1軒の「ひまわり市場食堂」は元気に営業していました。こちらの味噌ラーメンあたりはどうなのだろうな。またいずれ。
2021.09.06
そばのまるごまるごのもり中天(山形市)

6か月ぶりに荒楯の「そばのまるごまるご」へ。
いい蕎麦屋。ここではいつも蕎麦のもり天かかけ天を食べていますが、たまには中華もりもいいだろうと、もり中天800円にしてみました。
過去ログを調べてみると、少なくとも2006年以降は2011年に中華そばを食べているものの、意外にもここのもり中華は初めてのようです。
蕎麦だとものの15秒ぐらいで配膳されますが(笑)、中華麺だと注文してから茹で始めるので5分ぐらいは待つことになるのがおもしろい。
中華麺だって、普通盛りを注文しても山盛り、大量。2.5玉ぐらいはあるんじゃない? なんだか蕎麦よりも多いような気もしますが、気のせいでしょうか。
きちんとゲソ天と卵、蕎麦湯が標準装備。つけだれは蕎麦と同じ。このラインナップで800円はどう考えてもお得感たっぷりで、ステキです。
2021.09.07
やぶ幸のみそラーメン(山形市)

なんと8年7か月ぶりに、深町の「やぶ幸」へ。
ここではこれまでに中華そばとごま味ラーメンを食しているけれども味噌味がまだだったので、みそラーメンの大盛り750+100円にしてみました。
白味噌にシフトした淡麗風味の味噌スープに、豚挽き肉で煮出した野菜がたっぷり。印象的なキクラゲに、中央にたっぷり盛られた摺り生ニンニクという、オリジナリティの高い一品です。
くったりとした野菜がどか盛りで、使う野菜の量は「野菜たっぷり」を売りにしている某店のちゃんぽんよりも多く、下手をすると二郎系店舗での野菜マシマシよりも多いかもしれません。そして大盛りの麺量も半端なく多い……。(苦笑) この年齢になると、相手を知らずに安易に大盛りを注文するのは控えたほうがいいかもしれません。
というわけで、質・量ともに充実した昼食となりました。
ですが、隣りのおじさんが食べている、チャーシューやメンマが入って牛だしの風味を漂わせている中華そばがおいしそうに思えました。やはり「やぶ幸」と言えば中華そばが看板メニューなのだろうな。
2021.09.08
キッチン友のカツ丼(山形市)

旅篭町の「キッチン友」を6年5か月ぶりに訪問。
カツ丼900円。
わりと広口のどんぶりにてどどーんと登場。ガーリック風味のドレッシングをまとったフレッシュサラダ、三つ葉入りの豆腐の味噌汁、キュウリの漬け物を従えて、堂々としています。
で、そのカツ丼。とんかつの面積が大きくて神々しい。……のですが、残念なるかな、肉が薄い。(苦笑) ここまで肉の薄いカツ丼を食べるのは初めてかもしれません。ところがこれが、薄い衣がさっくりとした口当たりでおいしい。一昔前の例えになってしまうけれども、このとんかつの揚げ方は七日町にあった名店「とんかつタイガー」のそれに似ていなくもありません。醤油香が立った和風出汁の味も秀逸です。
ということで、どんぶりを持ち上げてわっしわっしとかっ込んで、どんぶりめしの幸福をめいっぱい堪能しました。
締めには、おばさんが淹れてくれるおいしい日本茶を1杯。納得ですが、できればもう一回り肉を厚くしてほしいというのが本音です。(笑)
2021.09.09
m'z kitchenの山形牛特製カレー(山形市)

元木の次世代型スーパーマーケット「moh'z(モーズ)」内にあるイートインコーナーの「m'z kitchen」を初訪問しました。
この店舗は元々が精肉店なので、新鮮な肉類がいちばんのウリ。なので、このキッチンのナンバーワンメニューも自分で肉を選んで焼いてもらう山形牛鉄板焼定食1,100円です。が、焼肉には興味の薄い自分としては、それよりもカレーに惹かれます。ふふっ、安上がりにできているわけだ。
山形牛特製カレー700円。
カレーなんてご飯にぶっかければいいわけだからすぐできるだろうと思ったら、他客があとで注文した焼肉よりも時間がかかって登場。ほほう、アチチの鉄板に盛り付けられているではないか。いつまでも熱いままで食べられるのがうれしいけど、熱すぎて口内を火傷してしまううらみもあったりして。(笑) 鉄板カレーを食べるのは、焼きカレーを除けば、かつて天童市寺津にあった「さくらんぼ村」というところで食べたとき(2014年9月)以来ではないだろうか。
豚中心の合い挽き肉?が味わいの基本をなしているキーマカレー寄りのつくりで、1cm強四方の角切り牛肉がいい味わいを添えています。ボリュームもしっかりしていて、これが1杯700円ならリーズナブルだと思う。
ミズナが主ではあるけれども、酸味の効いたドレッシングがいいフレッシュサラダもマル。ブドウの小皿はこの日のサービスとのことでした。
2021.09.10
駅前食堂の日替わり定食(山形市)

香澄町で、去年の秋にオープンした「駅前食堂」を初訪問。店名ほどには山形駅に近いわけではありません。(笑)
日々の日替り定食メニューをホームページに示してあり、揚げ物、焼き物、カレー、麺類などが日替わりで供される形になっています。
この日の日替り定食750円は、ネギ塩豚丼。あっさりした味わいの、夏の終わりにふさわしいさわやかな一品。これに、家庭の味の代表格と言っていいポテトサラダの小鉢と、油揚げとエノキダケの味噌汁がそれぞれたっぷりした量で添えられています。
卓上には、ドレッシング、ふりかけ2種、瓶に入ったタクアンなどが置いてあるので、それらを意のままに使っていただきました。
ああ、おいしいなあ。女性たち数人で切り盛りしている店なので、料理の見た目は大雑把なところがなくて小ぎれいだし、古い建物をリニューアルして清潔感のある店内になっているところもステキです。反面、ボリュームは標準的で、対ごはん比でもう少し塩豚肉を多めに欲しいところではあります。
その日のメニューをウェブで調べてから行けるところがよく、カレーの日、揚げ物の日を狙ってまた訪問してみたいと思います。
課題は3台分しかない駐車場かな。もしそこが埋まっていても、その時は近くのコインパーキングでもいいから行っちゃおうか。
2021.09.11
ひまわり市場食堂の味噌ラーメン(山形市)

数日前に、漆山の山形市市公設地方卸売市場内にある「いちば食堂」を訪れた際に、食べログでは「掲載保留」になっている「ひまわり市場食堂」が元気に営業しているのを確認したので、この日はそちらのほうに初入店してみました。
お目当ては、かつてTV番組でも取り上げられた味噌ラーメンなのですが、店内メニューの記載はなし。あれれと思ってこの店を切り盛りしている女性に確認すると、暑いから売れないだろうと思って書いていなかったのだけど、ちょっぴり待ってもらえたならつくりますとにっこり。おおっ、こう融通が利くのはいいぞ。いつまでも待ちますからお願いしますと勇んで注文しました。
味噌ラーメン880円。
これ、チョト、スゴイ。深さたっぷりのどんぶりに山と盛られたラーメンと野菜! 濃厚な味わいで、 一見担々麺のようにも見えますが、それはドカモリの野菜がものすごくたっぷりの豚挽肉とともに炒められているからで、すでにこのどんぶり1杯分で採算を度外視しているように思えます。胡麻の量も半端ない。麺だって、中太のものがたっぷりで、食べているうちにどんどん汗が吹き出してきます。う~ん、マシソヨー。
さらにすごいのは、これに漬物のほか、きちんと刻みネギと鰹節が添えられた冷奴と、目玉焼きに隠れて見えないけれども中にスパゲティとキャベツの千切りが入っている平皿もついているところ。これでこの価格では申し訳ないでしょう。
店の女性が、以前から友達ででもあったかのようにナチュラルに話しかけてくれるので、楽しい。辛味噌も入れていいんですよねとか、どうですか熱いでしょうとか、夕食食べられなくなるかもよとか。また来てね~と見送られての退店となりました。
2021.09.12
原口そばの大もりそば(上山市)

このところの昼食は濃厚でボリュームのあるものが続いているので、この日はあっさりともり蕎麦を啜りたい。じゃあ、どこがいいかなぁ。
あれこれと事前の店選びを楽しんで、上山市原口にある「原口そば」に決めました。
かつて、仕事上の関係者らとともにここで何度か食べた記憶がありますが、それはだいぶ前のことで、少なくとも25年以上の間隔が空いています。作り手もおそらく代替わりしているのでしょう。でも、建物は以前と変わらず、古民家の2間が食事の場となっています。
大もりそば900円。
カツオ風味の強いそばつゆがすごくおいしい。これに尻尾を浸して食べる蕎麦は、幅のある打ち立てで間違いのないスグレモノ。大盛りの量も十分かつ適量。
青々とした茄子漬も美味。これをつまみながらいただく、ほどよいとろみを湛えた蕎麦湯も美味で、至福。
満足だなぁ。これがこの価格で味わえるとあれば、町場から多少離れていても、わざわざ行って賞味する価値があると思う。
2021.09.13
モスバーガー山形桜田店のモーニング野菜バーガー(山形市)

朝の8時台。秋晴れだし、取り立てての用向きもないので、ふらりと朝食をとりに出かけ、「モスバーガー山形桜田店」に入って“朝モス”を。
モーニング野菜バーガーのドリンクセット500円。
ハンバーガーパティにトマト、レタス、オニオンスライスをのせ、ケチャップとカロリーハーフマヨネーズタイプで味付けしたもの。かぶりつけば、温かいしバンズもふわふわ。アメリカさんたちの食べるものは焼き立てつくり立てでないとおいしくないものが多く、これもそう。テイクアウトよりも数段おいしく食べられます。
セットドリンクはブレンドコーヒーをチョイス。陶製カップに入っているところはいいものの、もっときりりと熱いほうが自分は好きです。
いい軽食。若い頃に何度か入ったことがありましたが、店内は改装されて、止まり木式のカウンターは撤去され、大部分がボックス席になっていました。
なお、朝モスは10時半までです。
2021.09.14
品川家の納豆そば(山形市)

市役所の裏手、旅篭町の「品川家」を7年7か月ぶりに再訪しました。11時半の開店時刻に到着し、1台分しかない駐車スペースをゲットし、この日一人目の客となりました。
この店では人気の高いメニューのひとつの、納豆そば750円。
見映えよし。納豆はレギュラーパック1個をそのまま使っていると思われ、他店よりも格段に量が多いようです。生卵とともに箸でぐいぐいとかき混ぜ、はじめのうちは付随の辛子で、その後は卓上の七味唐辛子を振りかけていただきました。
納豆が多いので、軽くすするだけでぞわぞわと喉を通っていき、もうないの?と思うほどまたたく間に食べ終えてしまいました。(笑)
真夏の、食欲のないときなんて、絶対にいいぞ、コレ。でも、普通に食べたいときであれば、大盛りでなければ物足りないだろうな。
麺をすすり終え、納豆が残っているつゆに蕎麦湯をたっぷりと加えて、これもずずーっと飲めば、それもまたうまいのなんの。
そばをきしめんに替えることもできるようで、それもまたおいしそう。いずれはきしめんの大盛りで再挑戦しようかな。
いちおう「かけ」のカテゴリーに入れておきます。
2021.09.15
吉野家286号線山形南店の牛カルビ丼(山形市)

ある鬱陶しい用事を終えて10時半。一般店が開いていない時間なので、通りがかった「吉野家286号線山形南店」でどんぶりメシをかっ込もう。ここは3年10か月ぶりになるのかな。
未食の牛カルビ丼・並、602円。ファストフード・チェーンとはいえ、牛丼以外はなかなかいい値段なのだな。
でもまあ、きちんとしたカルビが載り、ある程度その枚数があり、タレの味もよく、ご飯の量もしっかりで、大きな不満点はありません。あ、紅生姜を使うのを忘れたな、まあいいけど。
2021.09.16
まぐろ処凪の2色丼(山形市)

流通センターの流通団地会館にある「まぐろ処 凪」を初訪問しました。
海鮮丼の店で、以前「麺一心」の入っていたところに今年春頃に立ち上がった店。「レストランJURI」の姉妹店だそうです。
3桁の価格で食べられる2色丼980円。
運ばれてきたものを見て思わず沈黙。う~ん……これ、何かのミニチュア?
実測で直径が12cmしかない小どんぶり。ラーメン屋などではミニ丼の器として用いられる程度の大きさです。味噌汁椀が大きいわけではありません。お冷やのグラスが大きいわけでもありません。
肝心のマグロ刺身は、おいしいけれども大きさ、厚さともに目を瞠るようなものではありません。付随の玉子焼きは一辺が2cmもないような極小の立方体が1個。
そして、これはたまたまそうだったと思いたいですが、ご飯は乾燥して硬くなったところが多く入っている“ジャーめし”でした。丼物一本で勝負している店なのに、ご飯がこれではいけません。
量にも味にも満足できず、低空飛行に終わって意気消沈。退店後、近くのパン屋でサンドイッチを買い求めて戻りました。
2021.09.17
和の粋のお好み2種定食(山形市)

小荷駄町の「和の粋(なごみのいき)」を初訪問。夜の海鮮居酒屋がメインで、ランチタイムは曜日限定だったり一時休止したりしていましたが、この9月からは日曜以外は毎日やっていると知り、開店時刻頃に行ってみた次第。
お好み2種定食、990円。焼き物、刺身、肉、揚げ物、中華など40種類以上あるラインナップから、刺身4点と豚バラ生姜焼きをチョイス。ごはんの量はどうするか問われたので、普通よりもチョイ多め程度でとお願いしました。
どどーんと音がするほどのボリュームで登場。刺身は4点ではなく、刺身祭り中とか何とかで6種類と、普通ならこれだけで十分なおかずになりそうな濃い味付けの生姜焼き。それにどんぶりに押し付けるようにしてよそわれた稠密かつてんこ盛りのごはん。これ、1.5合ぐらいはあったんじゃないの。
ごはんのどんぶりは、前日別の店で食べたときのものと同じ間口12cmのものを使っていますが、喫水線の上までごはんがびっしりで、前日の3倍近くはあるはずです。加えてこのおかずの量。冷奴は小さいとはいえ一辺3cmは優にあり、久しぶりに食べたいぶりがっこもおいしい。
ケチっているところはどこにもなく、前日比で貨幣価値が3倍ぐらいに上がったような錯覚に陥りました。
ああ満腹だし、満足。めし屋の食事はこうじゃなくっちゃ。いずれまたここのランチタイムをリピートすることになるでせう。
2021.09.18
ハブソバの沖縄そば(山形市)

この6月に飯田西にできた屋台風の店「ハブソバ」を初訪問しました。
山形では極めて貴重な、沖縄そばが食べられる店です。沖縄マニアとしてはこれは行ってみないと。
沖縄そば700円。
おおっ、これはホンモノ! スープのコクと香りが伊達じゃない。そばは照喜名製麺所(那覇市の開南交差点近く)製だし、三枚肉が分厚くやわらかで美味。コーレーグースも卓上に標準装備されています。
これ、いいんじゃないの。青ネギではなく白い長ネギが使われ、スープの塩味が強めなのはこの土地の人の好みに合わせていることもあるのでしょう。普通盛りで700円は高めだけれども、材料の仕入れに手間がかかるのでやむを得ないだろうし、この本格派が山形にいながらにして食べられるというのがすごい。
これ1杯ではやや不足。大盛り1.5玉にするか、200円のじゅうしい(雑炊)を添えることで、この点はカバーできそうです。
2021.09.20
蕎麦屋きだろのもりそば(山形市)

中野目の、「らーめん健心」の向かいに今年7月にオープンした新店「蕎麦屋きだろ」を初訪問しました。
もりそばの大盛りも800+100円。
純手打ちの十割そばであるとのこと。蕎麦がおいしい山形県の中でも屈指の蕎麦どころである「大石田そば」を名乗っているからには、おそらくは大石田産のそば粉「来迎寺在来」を用いているのでしょう。
浅茹でで、かなり冷たい水で締められていて、麺がピンピンしていてすごくおいしい。
つゆは、昆布の香りが強い醤油濃いめのつくり。これならば、本来の小さめサイズのそば猪口でチョイ付けしながら食べるのがベストでしょう。
喉当たりもよくスルスルと、ひんやりと。蕎麦好きの男性ならば絶対に大盛りがオススメ。天ぷら盛合せやゲソ天などは不要で、純粋においしい蕎麦を味わいましょう。
フィニッシュの蕎麦湯はきりりと熱くて美味。これでカンペキにでき上がりました。いい蕎麦処だと思います。
2021.09.21
洋風居酒屋パリ食堂の本日のランチ(山形市)

旅篭町の「洋風居酒屋パリ食堂」を、実に9年4か月ぶりに再訪しました。
もう店の内装も覚えていず、狭いたたきで靴を脱いで上がるシステムであることも記憶にありませんでした。
店では「日替り」で通っている、本日のランチ950円。この日はキーマカレーとカツレツで、サラダ・スープが付いています。
3つの皿が五月雨式に運ばれてきて、15分ぐらい待ってようやく勢揃い。写真を撮るので順次食べるのを我慢しているわけです。(笑)
9年前はカレーを食べて、ルーが少ないことを残念がったものでしたが、この日のキーマカレーに関しては対ごはん比でしっかりとした量があり、不足感はありません。これに加えて別皿で、洋食店らしいソースがかかったカツレツも味わえるとあって、大満足。これで3桁料金ならかなりリーズナブルだと思います。
長続きしている店は、やはり人を呼ぶ何かを持っているものです。