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kachofugetsu ymgtsouth 202111

 ワンタンメンが食べたいと言うつれあいと共に、1年ぶりに若宮の「花鳥風月山形南店」を再訪しました。
 山形北店と合わせて、「花鳥風月」では花鳥風月ラーメン、和風ごま味噌ワンタンメン、つけワンタンメンを食べてきているので、今回は未食の辛みそ海老ワンタンメン930円をチョイスしてみました。

 山形の辛みそ文化と酒田のワンタン文化が融合した人気メニューで、自家製太縮れ麺にガッツリ辛味噌が絡み、シャキシャキ玉ねぎともやしがトッピングされているもの。
 いいところを列挙すると、チャーシューには炙りが施されていておいしい、後入れの豚挽肉がコク出しに大きく寄与している、刻みタマネギが味噌の濃厚さをいい具合に止揚している、味噌味でありながら煮干し風味がガツンと効いている、平打ち太麺が濃口のスープによく合っている、ワンタンをまとったむき海老(挽肉の下に隠れている)が白くてなまめかしく大きい――などで、これらにより十分な満足感が得られます。

 ただ、ラーメン1杯の価格にしてはちょっと高いかな。いやいや、今どきの価格はこんな感じが普通になってしまったのかもなぁ。

soba sakura 202111

 桜田西の「そば処さくら」を1年3か月ぶりに再訪しました。
 肉そば・肉中華・ざるそば・ざる中華+もち3個(なっとう・あんこ・きなこ・黒ごまなど)で構成されるもちセット900円の中から、肉そば(冷)+なっとうをチョイス。

 納豆の粒は少ないけれども、ほの温くて硬め仕上がりの餅が、もっちりした歯応えがあっておいしい。
 単品だと700円の肉そばは、太め固茹での麺と、鶏脂よりもダシの効いた比較的あっさり味のスープ。これ1杯だと足りないけれども、餅が付いていれば不足感はありません。
 河北町の人々はこういう組み合わせを喜んで食べるそうで、とりわけ餅については、噛んで食べるのではなく、丸飲みするときの喉越しを楽しむものなのだとか。(笑)

 ほかに漬物、半玉こんにゃく、わらび餅が付いています。
 さくっと食べて、ゴチソウサマ。いい昼メシでアッタ。

chinton 202111

 過去に何度か食べて、味も量も心得ているものであっても、それをまた食べたい!すぐに食べたい!!……というときがあるもので。
 今回のそれは、「とんかつちん豚」のかつ丼でした。ちん豚への入店は10か月ぶり、かつ丼に限ればほぼ2年ぶりとなります。

 かつ丼850円。
 いつ見てもルックスは同じ、何度食べても変わらない味。
 なぜココのカツ丼かというと、トンカツの肉が分厚く、ご飯が多く、味噌汁が熱くてうまく、この3拍子がきちんとそろっているところにグッとくるものがあるからです。

 カツが肉厚で大き過ぎるので、それと比較するとタマネギと卵が少なく感じてしまうほど。
 味わいとしては、比較的甘さが抑えられていて醤油のやさしい味と香りが際立ち、肉が多いのにそれほどギトギトとした感じを受けません。

 かっ込んで食べ終えれば、十分な満腹感。コスパも高い。丼物はこうでなければあきまへん。

shironishi kin 202111

 1年ぶりの「城西金ちゃんラーメン」で、中華そばの大盛り680+140円を。

 大好きな金ちゃん城西で、おいしさは変わらないのですが、かつてと比較すると、漬物が付かなくなった、厚さ・大きさ・枚数で他店を圧倒していたチャーシューがさほどではなくなった、JAF会員優待の煮卵サービスをやめた――などによって、他店を引き離していたお得感が大きく減退しているように感じられるのは残念なことです。

 よくなった点と言えば、開店時刻が30分早まって、混まないうちにゆっくり食べられるようになったことぐらいかな。
 こうなると、金ちゃんに行くなら、11時からやっていて、価格が安く(しょうゆラーメンなら550円)、大盛りの増し料金が100円で、次回100円割引券を出してくれる南原店のほうを選んでしまうのだろうなぁ。

katsuya emt 202111

 2か月しか間を空けずに「かつや山形江俣店」を訪問した理由は、手元に月末まで有効の100円割引券があったから。発券効果は絶大ですな。(笑)

 「かつや」ではすでにいくつかのメニューを食べているので、今回は未食のものの中からメンチカツ定食715-100円をチョイスしました。
 メンチカツは出来合いの冷凍物だろうけど、「かつや」の揚げマジックにかかると衣がサクサクとしていておいしい。
 卓上に置かれたとんかつソース、ごまドレッシング、つぼ漬、七味唐辛子、小包装のからしを使わせてもらい、カスタマイズしていただきました。
 でもまあ、コスパ的にはカツ丼(梅)の539-100円のほうが上を行っているだろうな。

kijima 202111

 門伝の集落内にある「きじまラーメン」を、8年4か月ぶりに再訪しました。風格ある建物に改めて感動。いつから建っているものなのだろう。
 初訪時はチャーシューめんを食べているので、今回はみそ味らーめんの大盛り800+100円にしてみました。

 初訪時のインプレッションには、「チャーシューは豚バラ肉のぐるぐるタイプが6枚。脂身の割合もよく美味。麺は、店にあった麺箱から察して酒井製麺製。ゆるいウェーヴがかかっている」と記していますが、そのあたりは寸分も変わっていません。
 味噌の場合は、赤い色が強めの味噌を使い、茹でキャベツに青海苔が入り、卓上の辛味噌で味を調えるという、赤湯ラーメン風のつくりです。

 この店の場合特筆すべきはやはりチャーシューで、歯を使わなくても食べられるほどに柔らかく煮込まれた脂身たっぷりのものがすごくおいしい。通常は2枚で、300円増しのチャーシュー麺にするとさらに4枚増量となりますが、大きくて厚みのあるこのチャーシューなら自分の場合2枚で十分でした。
 ああ、んまかった。

bekoichi 202111

 1年半ぶりに、城西町の「やまがたべこいち」へ。
 これまで何度か訪れて、激安のランチメニューや日替り定食を食べていますが、6種類あるべこいちランチ880円からセレクトするのは初めて。ごはん・味噌汁又はうどん・お新香・サラダ・小鉢・飲み物のセットです。
 このたびは「ハンバーグとエビフライ」のうどんとオレンジジュースにしてみましたが、他の5種は「野菜炒めとかつおのたたき」「レバーにら炒めと豚ヒレカツ」「さば味噌煮と銀ムツの煮物」「ミックスフライ」「牛バラスタミナ焼き」と、魅力的なものばかりが並んでいます。

 揚げたての衣サクサクで尻尾まで食べられるエビフライがおいしい。ハンバーグのほうは、近時出来のいいものを食べつけているので無評価かな。うどんは少量でもう1~2箸は欲しく、漬物がおいしい。小鉢の揚げ出し豆腐の温かいところがマル。

 かつて存在した「あすなろ食堂」のあすなろ定食や、個人的に高評価の「居酒屋銀次郎」のわがままランチのレベルまでには至らないかもしれませんが、十分に納得できるグレードでした。味噌ラーメンの大盛り900円なんかよりははるかにコスパが高いと思う。
 ほかの5種についても、いずれチャレンジしてみたいな。

texas cowboy 202111

 昼食をパン・サンド類にしてもいいかなと思えた日だったので、この機を逃さず、江俣の「ウェスタンカフェダイナーテキサスカウボーイ」を初訪問してみました。
 店内はアーリーアメリカン風のウッディなつくりになっていて、カントリー&ウェスタンが陽気に流れるいい雰囲気。椅子だって、ソファだもんね。

 ベーシックメニューのプレーンバーガー990円。
 おおっ、デカいハンバーガーにフライドポテトがたっぷり。いいんじゃないですか、このルックス。
 ふわふわのバンズに挟まったパテは、そんじょそこらのファストフード店の固形物的なものとは異なり、挽きたてのビーフを今焼きましたというような、肉汁じゅわじゅわの本格派。そして、フロンティア時代のカウボーイが食べていたかと思えるような、ごっつくて硬めの歯応えがあります。軽く焼きを入れたタマネギを添えているところもミソでしょうか。本当のハンバーガーって、きっとこういうものを言うのだろうな。
 一方のポテトのほうは、細めの日本人サイズになっていますが、これにアメリカ・ハインツ社のケチャップとマスタードをつけて食べれば、すっかりアメリカ気分に浸れます。

 ああおいしかった。ハンバーガー1個では到底足りないかもと思っていた自分はまったくの世間知らずでした。