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warabe 202111

 七日町の「居酒屋スナックわらべ」。接客がよくて居心地がいい上に料理がしっかりしている店で、上司や地元の名士などに連れられて夜の時間帯に2、3度飲食したことがありました。その「わらべ」でランチをやっていると知ったので、昼としては初めて、そして初めて単独で、行ってみました。

 今週の週替わりランチ800円は、ミックスフライ、味噌坦々麺&角煮丼、半盛り3点セット(フライ・味噌坦々麺・角煮丼)の3種。どれもよさげなのでしばし迷い、味噌坦々麺&角煮丼にしました。

 すげぇゴージャス。無料で大盛りにしてもらった坦々麺は、味付挽肉たっぷりでチンゲン菜やメンマなどの具材も豊富な本格派で味がよく、厨房では中華料理のプロがつくっているはずです。
 柔らかく煮込まれた角煮が載っている丼ぶりは、ラーメン店のミニ丼並み。ご飯を残し、坦々スープをかけて食べるのがまたうまい。
 ほかに、きちんとしたサラダ、漬物、ドリンクが付いて、1,400円ぐらいしても不思議ではない充実の内容でした。

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bath tei 202112

 南原町の「スーパー銭湯テルメ」内にある「お食事処Bath亭」を初訪問。とうとうスーパー銭湯の食事処にまで進出してしまった! だって、用事が長引いてしまい、ココはその場所から近いので都合がよかったんだもん。もちろん、入浴なしでの食事だけでもOKです。

 台湾メニューや麺類、ご飯類とある中から塩だれ豚焼肉定食700円をセレクト。
 メインは豚バラ肉たっぷりにいい食感の残るタマネギでできて、ネギがドバっとかけられているところがステキだ。これにドレッシング付きの千切りキャベツと冷奴が添えられています。
 おかずの量が多い。まあつまりは、ご飯の量がもう少しあってもイイゾということでもあるのだけれど。それと、味噌汁が具だくさんなのもいい。

 価格も割安だし、内容的にはまったくの不満なし。というよりも、いいんじゃないのか、ココ。
 メニューには台湾まぜそば(追い飯付き)、おろしチキン竜田定食、十和田バラ焼き定食、盛岡冷麺などがラインナップされていて、そそられるものがあります。こりゃ、再訪アリだろうな。いずれは入浴とセットで生ビールなんかを片手に楽しめたらいいなと思う。

saitou 202112

 この10月に五十鈴にできた新店「そば処さい藤」を初訪問。以前「寿々喜支店」だったところです。
 ラーメン類もおいしそうだけど、ここなら蕎麦がメインだろうと、おすすめセットメニューに出ていたもり天900円を。もりそばとかき揚げです。

 ははあ、ここの蕎麦はこういうヤツか。やはり訪れてみないとわからないものです。
 口の広くないどんぶりに素っ気なく盛り付けられた蕎麦は、平打ち、極太の、ごつくで硬い“超”田舎蕎麦。つまり、山形の蕎麦通なら誰もが知っている「伊勢そば屋」(東根市)にインスパイアされたものというか、よく噛まなければ食べられないあの蕎麦とよく似たつくりになっています。山辺町の「浪花亭」のきそばもこんな感じのつくりだよね。

 蕎麦は、伊勢そばほどではないにしても、かなりごつい。あまりつゆを持ち上げない、引き締まったタイプかな。これが茹で上がりで400gあるのだそうで、普通盛りでもけっこう腹に来るものがあります。
 そばつゆは、出汁重視で醤油の塩辛さは控えめな感じ。かき揚げは揚げたてで、バカ硬い伊勢そばのものとは違ってショリショリしておいしいけど、ちょっとばかり油がちな印象がありました。

 満足。いずれラーメン類も食べてみたいな。

shoshimenya imajin 202112

 この10月に嶋北にオープンした「初志麺屋居間人」を初訪問しました。
 居間人みそつけ麺990円。ベーシックタイプのみそつけ麺は825円。これに板海苔をもう1枚、角煮もう1個、煮卵が追加されています。

 全粒粉使用の極太麺がたっぷり300g。チャーシューではなく角煮。メンマはないけれども、白髪ネギと茹でもやしがたっぷりで、レモンまで添えられています。この麺の部分に、備え付けのニンニクチップをたっぷり振りかけてカスタマイズ。
 背脂も入って濃厚なスープには途中からラー油を加えて。はじめは熱かったけれども、ごつくてたっぷりの太麺を浸しているうちにぬるくなってしまいました。締めには割りスープを加えてもらって完飲。

 タブレットによるオーダーシステムで、食後の食器も返却棚に自分で運び、会計もQRコード式でのセルフレジと、省力化が徹底されていますが、その一方でフロア担当女性の接客は明るくてやさしいのがよろし。
 個人的には普通盛りで十分腹ごしらえができました。

MOAcafe 202112

 市内北部浜崎の家具店「東京インテリア山形」に併設されている「モアカフェ」を初訪問。長時間を必要としがちな家具選びの途中で一息入れたい時などに便利だということのようで、パスタ、ハンバーグ、シチュー、ピザ、ワッフル、コーヒー類などが提供されています。

 パスタにすることにして、彩り野菜のカボナータソース、きのこのチーズクリームソース、ボロネーゼなどの中からえびとトマトのジェノベーゼ720円をチョイス。
 ところがなのだなぁ。品名に掲げられている海老は小ぶりのものが2個(しょぼい!)トッピングされていて、トマトはソースとして使うのではなく、プチトマト1個半(セコい!)をカットして添えただけ。いつも食している具だくさんのナポリタンなとは全然ちがう、素っ気なく薄っぺらなものでした。量も少ないし、ガックシ……。

 イタリアンについては何も知らないので添え書きしておくと、ジェノベーゼとは、バジル、松の実、にんにくなどとオリーブオイルを混ぜてつくる緑色のジェノベーゼソースを絡めたパスタのことデアルと。
 でもこれ、素人だから言うけれど、完全に名前負けしていると思うぞ。
 まあ、あちこち伺っていれば、ときたまこういうはずれのときもあるわけで。

kunidon 202112

 天童駅前にある「國丼」という食事処を初訪問。国井さんが営む丼物中心の店で、まぐろ丼、ほたて丼、スタミナ丼、カツ丼あたりが人気のよう。ほかに定食類もそろっています。
 でもここでは、何と言ってもいも煮定食1,000円を食べずにはいられまい。割烹料理店や小料理屋では供されることがあるけれども、大衆食堂ではなかなかお目にかかれないものなので。

 鉄鍋で供されて、一人鍋状態になったけれども、なかなかおいしいし、楽しい。
 村山地域らしい、いい塩梅の醤油味。わりと赤身の部位の牛肉を使っているので味わいはあっさりした感じでしょうか。牛肉、里芋のほかに、手で割いた板こんにゃく、火が入った程度の白ネギ、さらにはごぼう、キノコ類も入っていて、こういうのがこのあたりの標準的なつくりなのだと思う。
 ごはんもおいしく、これをもやしとほうれん草のおひたし、蕪と白菜の漬け物で食べる。

 うん、うまかった。
 ここではもう一つ、カツ丼800円に惹かれました。溶き卵がたっぷりで、味が濃そうな、コントラストのはっきりしたルックスがそそります。これは再訪して食べてみるべきだろうな。

hanayatei 202112

 店の存在は知っていたけれども、プライオリティの関係でいまだに足を運んだことがなかった上山市栄町の「花や亭」に、初めて行ってみました。

 みそチャーシュー750円。チャーシューの入らないみそラーメンの100円増しで、チャーシューが4枚加わるようです。
 麺の茹ではやや強めで、注文を受けるたびにジャッと炒める野菜類にはシイタケも入っているので、味わいはマイルドになり、そのためか家庭的な味わいに振れているように思います。熟成度のあるチャーシューにワカメ、そして辛味噌付き。スープはそれほど魚介っぽくありません。
 これに、茸とちくわを加えた青菜の油炒めに量が多めの漬物が付いて、この価格は立派。
 やはり実食してみなければわからないことは多いものです。

chokotei misaki 202112

 上山市美咲町の「長好亭みさき」でランチ。ここは8年1か月ぶりの再訪となります。
 ごはんものが食べたかったので、唐揚げ定食880円をチョイス。

 唐揚げがとてもよく揚がっていて、衣はショリサクで鶏肉は柔らか。こういう揚げ方はたいへん好ましい。自家製の塩ダレを使っているということで、比較的はっきりとした塩味が付いているので、ソースなどは使わないでこのままおいしくイケル。
 味が濃いめだとごはんが進むことになりますが、このところ大盛り自粛を心掛けているので、ごはんを少しずつ口に運びます。しかしそれでも、6個ある唐揚げのうち4個半を食べたところでごはんがなくなってしまいました。

 ほかに甘口仕立てのだし巻き玉子、漬物に油揚げとわかめの味噌汁。プチコーヒーゼリーが付くあたりにも気配りが感じられていいと思う。
 ほどよく腹が満たされて、大満足です。

bigboy jonan 202112

 市内のビッグボーイは現在、ここと南舘店の2店舗。南舘店と、今は閉店してしまった桜田東店と大野目店には行ったことがありますが、「ビッグボーイ城南町店」は初訪問となります。

 ランチメニューの最安シリーズ、お得なコンビセット5種638円の中から、手ごねハンバーグ&カニコロをセレクトし、ランチのスープ&カレーセット110円を追加して、748円。

 毎度のことなので内容の詳細は割愛しますが、メインディッシュのほかに、小さな皿でカレーライス1皿、ガーリックライス1皿、スープ用のカップにカレー1杯、コーンスープを3杯、チキンオニオンスープを1杯いただいてこの価格で済むのであれば、スバラシイの一言であり何の不満もありません。
 4店舗の中ではここのカレーがいちばんおいしかったと思う。

ohtemon pals 202112

 木の実町の、県勤労者福祉センター、県教育会館、労働金庫などが入るビル「大手門パルズ」の1階にある「レストランパルズ」を初訪問してみました。

 スパゲッティナポリタン700円。
 いい色のナポリタンに、胡麻ドレッシングのサラダ、コンソメ味のスープが付いてリーズナブル。
 ここのナポリタンは、大ぶりのむき海老数個とホールトマト、タマネギ、マッシュルーム、ピーマンからできていて、ベーコンやウィンナーなどの肉類が入らないのが特徴。炒め過ぎないタマネギのしっかりとした口当たりもマルです。

 各日のメニューをホームページで確かめられるようになっている日替りランチは700円で、この日はちゃんぽん風焼きうどんでした。
 この日替りランチもいずれ食べてみたいし、レギュラーメニューは最も高いものでも天重とロースかつ定食が1,100円どまりで、財布にもやさしそうです。
 食事だけで立ち寄っても駐車場は無料になるので安心です。

netsuretsuchubo 202112

 河北町の某台湾料理店を目指すも、開店時刻を過ぎても「準備中」のまま。じゃあいいや、別の抽斗を使おう。
 ということで、なんと丸9年ぶりに、谷地月山堂の「熱烈厨房」を再訪してみました。
 山形・岩手産の小麦“ゆきちから”100%使用だという自家製手もみ麺が、大盛り・特盛り無料サービスにしているのがここのウリです。

 特盛りの麺量は160g×2玉であることを確認して、半ば怖いもの見たさに駆られて、野菜みそらーめんの特盛り、720+0円を注文し、待つことしばし。
 でっかいどんぶりにて、堂々の登場。うへぇ……というのが正直な感想ですかね。(笑)
 「ハイらーめんデス」のどんぶりを使っているし、大盛り・特盛り無料サービスも同じだから、その系列なのだろうな。

 これ、すごくいい。
 まず、味噌スープが秀逸。発酵熟成感と適度なラード感のあるコクの深い味で、久々に唸らせられました。
 麺は、手もみ感はあまり感じませんが、いくら食べてもまだあるぞという量感があり、ラーメンをたっぷり食べて腹を満たしたいという欲望に、十分に応えてくれるものになっています。
 でもって、直前に軽く炒めていた野菜の量がスバラシイ。チャーシューとメンマは入りませんが、この味噌スープと麺と炒め野菜の質と量が揃っていれば、他店をしのぐかなり上出来な一杯だと思いますぜ、旦那。(どうした?)

 低価格でかなり満腹。うまけりゃ特盛りだってまだイケル。
 いいなぁ、この店。でも、あとで胃が苦しい。

kuramaitanuki 202112

 今日の昼は麦切りだな。
 ということで、1年4か月ぶりに城北町の「そば処蔵舞たぬき」へと向かい、ざるきしめんの大盛り、680+150円を注文しました。

 「きしめん」とは言っても名古屋のそれのようなビロビロとした幅広さはなく、機械打ち、平打ちのうどんで、このあたりで言う「麦切り」です。
 蕎麦もおいしいけれども、ときたま麦切りのつるりとした喉越しが恋しくなるもので、ここのこれもその望みにしっかりと応えてくれるものになっていて、やたらとうまい。しかも、大盛りの量はかなりあって、不足感はゼロとくればうれしい限りです。

 麺量にふさわしく、そばつゆもたっぷりあり、はじめはワサビをチョイ付けして、その後はうどんの白肌に真っ赤な一味をかけ回して何がなし罪悪感を覚えつつ、薬味三昧で存分に啜ります。
 締めの蕎麦湯を猪口に2杯飲んで、大満足でした。

hana toriigaoka 202112

 鳥居ケ丘の「Seria山形南店」の東向かいにある小さな居酒屋「花菜(ハナ)」を初訪問。月・水・金だけ12時前から昼営業をしています。
 この日の日替り和食定食750円は、野菜炒め定食。オリジナル・ランチカレー750円とどちらにするかしばし迷って、定食のほうにしてみました。

 メインの野菜炒めのほかに、居酒屋ならではの大皿のおばんざいから小皿に盛り分けたものが4種。えのき茸、わらび、大根などの具材がたっぷり入った味噌汁と、色鮮やかなつぼ漬風の漬物。
 これだけのおかずが揃えばごはん茶碗一杯では足りず、思わずプラス100円でおかわりを。少しだけ玄米を入れて炊き、健康食にしているようです。
 このほかに、食後にどうぞとりんご2切れと、さらにコーヒーが付いて、この価格はお得だと思う。

 味と雰囲気は、“おふくろの味”路線そのもの。お出ししているものはほとんどが手づくりなのですと、おもてなし感たっぷりの女将さん。最上地方出身の方なのかな。
 またひとつ、いい店を知ってしまった。いずれまた、カレーのほうも食べに行こう。

sanshuya 202112

 天気もいいので、天童までドライブ。今日はあそこの、あれを食べたい。
 ということで、8か月ぶり3回目となる天童市糠塚の「とんかつ三州屋」へ。

 とんかつ定食(ロース)1,050円は次回の楽しみに取っておいて、今回はカツ丼(ロース)を、JAF値引きを使って、900-50円にて。

 どうよこれ。キャベツの盛り付け方を見れば、この店の強い本気度がわかるというもの。このキャベツは、自社ブランドの「フレンチクリーミードレッシング」の1リットル入りボトルが卓上にドンと配備されているので、これをだぶだぶとかけておいしくいただきます。

 カツ丼本体のほうは、ご飯が見えなくなるほど表面全体にカツをのっけていて、さすが専門店のとんかつだけあってかなり分厚くてジューシー。してまた、どんつゆがぐんと和風に振れていて、ああおいしい。
 肉の下に敷かれた玉ねぎが多いところにも共感するし、なにせごはんが多い。「とんかつちん豚」のかつ丼と同等程度のボリュームがあると思われ、つまりは一般店の大盛り並みということデス。

 ワカメと豆腐の味噌汁も量があるし、結局のところ何から何まで量があるのに、味もよくて価格もそこそこなのだから、これなら少々遠くても何度も行くよね。(笑)

kanton 202112

 昼は中華料理の定食がいいと思い、用足しの帰途にあった南三番町の「中国料理廣東」を丸2年ぶりに再訪しました。

 入口に掲示されていたこの日の週替わりランチA900円(Bは付け合わせ抜きで800円)は、鶏肉の回鍋肉風と揚げ餃子、スープ、搾菜、杏仁豆腐。これだな。

 家ではなかなか出せない本格的でこってりした中華風味の炒めダレがおいしい。鶏肉を使うと、豚肉とはまた違った味わいになるものです。肉、キャベツのほかに、ピーマン、赤パプリカ、タマネギ、キクラゲ、モヤシなども投入されています。
 付け合わせは揚げ餃子2個。ふーん、これが100円なワケね。日本の漬物で誤魔化すことなく搾菜を使うのがこの店の昔からの矜持のよう。スープも、いかにも中華料理店の味がしてステキです。

 台湾系の中華店に行けばこれより安価ですごく満腹になることができるけれども、この店にはそれとはまた違ったよさがあると思う。
 腹八分目で少し足りないような気もするけど、満足。自分もこの年齢になってようやっと、普通の量で納得できる人間になってきたようですな。(笑)

tomachiki 202112

 昼食処の新店開拓は、この日も天童市内にて。いくつかの候補地をリストアップした中から糠塚の、「寅ちゃん餃子」のあとにできた「トマチキ食堂」に初入店してみました。

 店一番推しのトマチキオムライス950円。
 黄・赤・緑と見た目がきれいで、なんだかかわいい。卵の厚みはありませんが、自家製と思われるトマトソースの味わいがいいです。
 中のチキンライスは、具材の量がかなり、と言っていいぐらいに多いタイプ。チキンがごろごろで、炒め過ぎずいい食感が残るタマネギと、これまたしっかり食感の残る茸もたっぷりでした。

 この日も腹八分目。スープもサラダもなくこれで950円は大衆食堂を念頭におけばやや高い感じがしますが、若い店主が一人で調理を受け持ち、注文を受ける都度にフライパンを振ってがんばっているので、敢闘賞を差し上げたいと思います。

konanshun 202112

 新店開拓もいいけれど、今一番食べたいものは何かと考えた場合に、質朴な中華そばをたっぷりいくというのはどうか。じゃあ、6か月しか間隔は空いていないけど、江南の「中華料理江南春」がいいかな。ここは本格中華を良心的な料金で食べさせてくれるいい店なのだが、シンプルなラーメンはまだ食べたことがなかったからね。

 ということで、チャーシュー麺の大盛り、710+110円。
 チャーシュー1枚入りのラーメンが590円で、チャーシュー麺になるとそれが4枚に。チャーシュー自体は薄切りでポクポク系のものだけれども、120円しかアップしないのでまあ許せる。
 ほかに、ほうれん草、細割きメンマ、板かまぼこ。

 スープはこの店ならではと思わせるもので、隠し味にみりんでも加えているのか、ほのかな甘さを感じる和テイスト。かえしの醤油の風味も立っていて、こういう味は好きだ。刻みネギがスープに散開しているところもいい。

 山形地方の製麺所製品としてスタンダートな麺は、量がしっかり。
 そんなに高くないし、中華そばはこういうのでいいんじゃないか。てか、サイコーではないか。
 いいものを提供してくれるよなぁ、この店。

koushiki ymgt 202112

 夏に中華で生ビールを飲みに行って以来4か月ぶりに、桜田西の「台湾料理紅四季山形店」へ。この日は中華丼が食べたかったのです。ネイティヴの台湾語が店内に飛び交っているところも嫌いじゃありません。
 麺と飯、各10種から組み合わせ自由で選べる麺飯セット700円(夜は800円)というのがあり、今回は豚骨ラーメンと中華飯をセレクト。

 ここの中華飯は、日本の味付けとは違って台湾風のものになっていて、コクが深くて妙にうまい。具材もたっぷりで、うずら卵と海老も1個ずつではあるけれどもきちんと入っています。
 豚骨ラーメンは、もやし、ワカメ、メンマ、チャーシュー、ネギが載っていて、スープもクリーミーでおいしい。

 おいしい中華料理2種をしっかり食べて、700円は高コスパ。五目あんかけラーメンなどの各種ラーメンと鶏の唐揚げ、ライスがセットになった「ラーメンセット」750円もあり、すぐにでも再訪して食べてみたい衝動に駆られます。

ton8 nrsw 202112

 雪模様で、これから雨になるとの予報。だったら早めに出かけてメシを食べてしまおう。11時までに入店するとランチが50円引きになる「とん八」がいいな。
 ということで、1年8か月ぶりとなる「とん八成沢店」。座ランチ4種のうち2種は経験済みで、同料金の季節のランチがある。お、今日はこれだろう。

 牡蠣ふらいと若鶏かつ煮ランチ、880-50円。
 うん、まあ、いい感じ。煮込み用の鍋には大ぶりの牡蠣2個と大きさのない若鶏かつ2個で、座ランチよりもややコスパ的に劣るかなという印象ですが、これも座ランチ同様ごはん、味噌汁キャベツがおかわり自由なので、十分に腹が満たされます。

 それぞれ1回ずつおかわりしてゴチソウサマ。味についても申し分なし。もう夜まで何も食べなくてもいいな。
 本当にこれが830円でいいの?(笑)

kotobuki 202112

 この日の昼はカレーと決めて、吉原の「CAFE&RESTAURANT KOTOBUKI(ランチ寿)」を1年ぶりに訪問。
 ここで食べるならそれぞれメインディッシュが2皿付くAorBのランチ860円が断然お得なのだけど、今日はカレーなのだ。なので、気の変わらないうちに(ぼやぼやしているとランチのほうに流れてしまいそうなので(笑))、すぐさまカツカレー1,050円をオーダーしました。

 一品で4桁いっちゃうけれども、充実度は高い。コクのあるカレーがいかにも洋食屋のそれらしくてとてもいい。それと、この店の料理人の意識の中心には若・成・壮年男性が置かれているようで、ライスのボリュームやサラダの葉野菜の盛り付け方などにその傾向がはっきりと表れているところがステキです。なので、男性一人客がふらりと入ってきて……という場面をよく見かけます。

 とんかつは薄手の肉ではあるけれども、面積が大きい上に豚肉の味がはっきり感じられてうまい。オニオンたっぷりのコンソメスープもおいしい。おいしいカレーの量がもう2~3匙分多ければ、完全に惚れてしまいそうでした。
 でもまあ、コスパはやはりA、Bランチかな。あまり間を空けずにランチを食べに行こうっと。