2022.01.29
竹むらのもりそば(山形市)《閉店》

数日前に食べたもりそばがおいしかったのに気をよくして、この日は篭田の蕎麦店「竹むら」に赴いてみました。ここは1年5か月ぶりです。
もりそば(大)700円。
ここでは過去にラーメン類ばかり食べていて、蕎麦は初めて。山形の蕎麦屋はどこもはずれがなく、いい蕎麦を出すんだよねぇ。
まず、価格が安い。盛りはほどほど、つまりは妥当な量で、薬味は不足なく漬物付き。もちろん手打ちで、手切り感たっぷりなところがいい。田舎打ちではない通常の太さなので、誰もが食べやすいのではないか。冷水できりりと締められていて、啜れば身の引き締まる思いがする。(笑)
蕎麦湯は猪口で3杯いける量があり、とりわけ最後の“濃いところ”で飲む蕎麦湯は柔らかい湯の口当たりがあり、絶品でした。蕎麦湯を飲めば一転、汗が滲んできます。
ホント、蕎麦はいい。うどんばかり食べて蕎麦のよさを知らない西日本のヒトは可哀そうだ。
2022.01.30
ラーメン昌の味噌ラーメン(山形市)

2年1か月ぶりに、黒沢の「ラーメン昌(マサ)」を再訪しました。
味噌ラーメンの大盛り、750+100円。
見た目すごいゴージャスじゃん♪ 大きなチャーシュー、メンマのほかに、コーン、ワカメ、舞茸、餅などが入り、煮物の小鉢に漬物が付いています。
ややくすみ加減の色をした中細麺。舌触りがやさしくて喉越しが軽快な独特なもので、「もち麦」を練り込んだ健康麺であるとのこと。麺量も多く、その感覚を何度も味わえるのがうれしい。
味噌スープもできがよく、熟成感強めの味噌がいい味わいで、最後まで啜りたくなるおいしさ。これには舞茸エキスを配合しているとのことで、茸の複雑な味わいをうっすらと感じ取ることができます。
ルックス、麺、スープ、ボリュームがハイレベルでそろっており、オリジナリティも高い。そのわりには価格もリーズナブル。これは高評価を与えてもいい店なのではないだろうか、いや、十分満足できたので、与えたい。
2022.01.31
カフェダイニングPatioの函館直送!ワタリガニのトマトパスタセット(山形市)

ホテルの商品券を持っているつれあいがご馳走してくれるというので、十日町のホテル・キャッスル山形1階の「カフェダイニングPatio」で食事。
同じホテル内にある「中国料理櫻果林」はディナータイムのみ営業、「日本料理和乃匠」は臨時休業中、「ラーメン椿」も2月20日まで休業中で、ランチタイムにやっているのはここだけなのでした。
函館直送!ワタリガニのトマトパスタセット、1,500円。
単品なら1,000円だけど、パスタにサラダ、スープ、パン、デザート、飲み物がついて、税込みこの価格ならそちらがいいかと。
はじめにサーブされたサラダ、スープ、パンはこんな感じ。サラダがきれいです。

パスタは、一見ボリューミーに見えるけれども、ワタリガニの殻が多いからそう見えるだけ。(失礼) 大きくないカニのため殻についている身はほとんどなく、あっても極めて取りにくい。そのうえ、細かく砕けた殻がパスタにたくさんまとわりついているので、パスタを口に入れるたびに殻を口から出さねばならず、食べるのが大変でした。
思い出したけれども、“長い名前のメニューに当たりは少ない法則”(?)は正しかったかもしれません。味はいいけれども、ホテルフロントがある1階のオープンスペースで食べるものとしては最もふさわしくないものを選んでしまったことを後悔することになったのでした。
食後のデザートは、小さいけれどもこれが一番おいしかった。