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sanpoutei skrd 202201

 正月は家で大人しくしていて、3日ぶりの外食。昼メシを店で食べるのが趣味であり、日々の暮らしのなかでの楽しみになっている。
 2022年の外食1食目は、ごはんもの、しかも中華でいきたい。ということで、1年1か月ぶりに桜田南の「三宝亭桜田店」へ。

 ここなら麺類か炒飯がいいのでしょうが、レバニラ定食が食べたい。ところが、かつてあったそのメニューは見当たらず、代わりに若鶏の唐揚げ定食825円をいってみました。

 中華料理店では、鶏の唐揚げは胸肉を使うところが多く、ここもそう。したがって、モモ肉のようなジューシーさがないのは惜しいところ。
 ただ、さすが米どころの新潟資本だけあって、炊き立ての白ごはんがふっくらとしていてすごくおいしい。
 今回は正月で通常料金でしたが、平日ランチタイムなら715円で食べられるようです。

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jigen 202201

 新年2回目となる“取材”は、元木の「ラーメン次元.」を2年5か月ぶりに訪問しました。2020年秋には一度閉店話が浮上しましたが、店を引き継いでくれる人が見つかり、今もおいしいラーメンを提供してくれています。

 未食のものの中から、味噌ラーメンの大盛り、690+100円をセレクト。
 たっぷりの白髪ネギがトッピングされているなど、なかなか高品質のつくりで、やや太めのもっちり麺がおいしく、麺量も十分。その上、卓上の紅生姜、おろしにんにく、辛味噌などが自由に使えてこの価格は格安と言っていいと思います。

 久しぶりにアツモノで汗をかき、おいしくいただいて満足。
 「次元.」はまだ3回目? 豚骨系、ピリ辛系、つけ麺のほか、トムヤムラーメン、油そば、グリーンカレーラーメンなどの期間限定モノなど未食品が多くあり、今後もいろいろと楽しめるようです。

tsurufuku 202201

 ほぼ4年ぶりに、南栄町の「そば処つる福」へ。
 げそ天もりそばの大盛り、780+100円。

 これを食べるのは3回目。4年前と比べると、価格は30円アップにとどまっているものの、この日がたまたまそうだったのか、漬物、天かす、揚げそばなどのテイクフリーがなくなっていて、漬物のみ標準装備。
 天ぷらは、げそ天のほかにかぼちゃと小さなサツマイモ天がついてお得感を演出しています。蕎麦は、色が濃く、とろりとしたこの店独特の喉越しがあり、美味。そばつゆもソツなし。
 大盛りにしてようやくちょうどよく、普通盛りなら男性諸氏には足りないでしょう。

tsubasa 202201

 8か月ぶりに城南町の「お食事処つばさ」を訪れて、ラーメンとピリ辛丼のランチ720円も魅力だけど、次回はこれと決めていた油淋鶏定食920円を。

 焼肉定食よりも高く、トンカツ定食と同額という価格設定には疑問がないでもありませんが、メインの油淋鶏とサラダの小鉢に加えて納豆、冷奴、漬物が付いて、彩りのよい家庭料理的な仕上がりになっています。それは、一人の男性調理人の周辺を固めている女性たち4~5人の貢献度が大きいからではないかと思料します。大きくないけれども茶わんにご飯がてんこ盛りなのもそそられるところです。

 全体として、唐揚げ専門店のようなド迫力のボリュームはありませんが、ふつうの人々にはこんな感じのこしらえの定食がむしろホッとできていいのかもしれません。

raijin 202201

 若宮の「ラーメンひさ野」の建物で先月新規開店した「一途一麺來神(いっといちめんらいじん)」を初訪問しました。店主は長井市の人気店「拉麺二段」で修行した方であるとの情報あり。

 來神ラーメンの大盛り、800+100円。
 わしわし系の太麺に、煮干しガツンスープの組み合わせ。
 それだけでも十分においしい逸品になるはずですが、はっきりしているかえしの醤油が煮干し出汁によく合う、コショウは粒状のものが用意されていて挽き立ての風味が際立つ、大きいチャーシューには炙りが施されて香りが高い――などの特筆点があり、ハイクオリティな1杯になっています。

 おいしいのだけど、この手のラーメンを供する店は近時増えているため、その過当競争をどう凌いでいくのか、興味のあるところであり心配なところでもあります。

apolo 202201

 蕎麦が食べたくなり、あそこでもたしか蕎麦を出すんだよなと思い立ち、天童市東長岡の「食事呑み処あぽろ」を6か月ぶりに訪問。

 ゲソ天板そば(きざみのり付)の大盛り、850+150円。
 量が足りないと困るなと思って大盛りにしましたが、想定をはるかに超える多さで、この界隈の大盛り蕎麦ランキングの上位に来るであろうボリュームでした。今の自分にはちょっと多かったかな。
 素晴らしくおいしい蕎麦ごく少量と、まあ合格ラインの蕎麦たっぷりのどちらを取るかと問われれば、自分の場合はいついかなる時であっても後者を選ぶ人間なので、この量には惚れます。腹がくちくならない蕎麦なんて、蕎麦ではないですけんね。
 合格ラインに達しない蕎麦は論外ですが、ここのは手打ちではないけれども味わいとしては軽く合格ラインをクリアしています。
 天ぷらは、ゲソ天のほかにタマネギ天も付いて、揚げたてアツアツだし、蕎麦湯もポットに入ってたっぷり飲めたし、予想していた以上の満足感が得られました。

matsuya fukamachi 202201

 スーパーでちょっとした買い物を済ませて、午前10時台の朝食兼昼食。たまにはチェーン店の牛丼もいいかなと思い、7か月ぶりに深町の「松屋山形深町店」へ。
 朝メニューの中から、得朝ミニ牛めし豚汁セット490円をチョイス。ミニ牛めしに豚汁と選べる小鉢が付いてこの価格。小鉢はミニカレーにしてみました。

 どんぶりがミニなのが物足りないところですが、定食類の大盛り・特盛りが無料と出ていたので、もしかしたらこれもそうできたのかもしれません。でもいいんだ、炭水化物は控えめにしようね。
 牛めしはいつもの味だけれども、豚汁が白眉。ミニ丼よりも大きい器に具だくさんの汁がたっぷりで、味もよく飲めばジンと温まります。これとミニカレーで、ごはんもうひとどんぶりは軽くいけそうな勢いでした。

 この内容で500円を切るというのであれば、納得せざるを得ません。

kourakuen hakusan 202201

 「幸楽苑白山店」を5か月ぶりに訪れて、朝定食C、500円。
 Cは、中華そばクラシック+玉子かけご飯+おひたし+バニラアイス。中華そばは大盛り無料なので、そのように。

 中華そばは、まあ、標準的な味わい。大盛りが適量。
 玉子は半熟。これを箸で割り溶き、醤油少々、ラーメンスープ少々をかけて、メンマ・青菜・ネギのおひたし類とともにかっ込みます。
 これでもう、朝飯としてというよりも、朝昼兼用のブランチとして、十分といった感じです。
 フィニッシュの冷たいアイスクリームも、好感度バッチリでした。

saizeriya shimojo 202201

 下条町の「サイゼリヤ山形下条店」を初訪問。
 サイゼリヤは山形県内に6店舗。このうち4店舗はイオンの一部を間借りしている店で、独立店はここと桜田東店の2店舗。桜田東店は一度だけ食べたことがあります。

 パスタ、米料理、グリルの9種類があるランチメニュー各500円の中から、自家製ケチャップソースのナポリタンをセレクトし、100円増しの大盛りにして、600円。
 小さいながらきちんとしたサラダと、セルフテイク、つまりは飲み放題のスープが付いて、この価格で楽しめるのがスバラシイ。

 ナポリタンは、既成のトマトケチャップをたっぷり使って炒める“昔ながら”のものとはやや趣を異にし、酸味が強めの自家製ケチャップをベースにガシガシ炒めずにさらりとした味わいに仕立てられたもの。具材のウインナーソーセージやマッシュルームにややチープな印象があるものの、粉チーズのほか店オリジナルのホットソースを加えながら食べ進めれば、それなりにおいしい。1.5倍の量にも満足できました。

 客の入りもほどほどにとどまっていて、なんだか寛げてしまうところもよし。
 ランチメニューにあるデミソース添えのハンバーグ(ライス・サラダ・スープ付)500円も、いずれ食べてみようかな。

sankoh 202201

 南栄町踏切そばの「ランチ&ディナー三幸」を、10年2か月ぶりに訪問。守備範囲の大衆食堂よりも一段上のカテゴリーの店だと勝手に認識しているのと、いつも駐車スペースが空いていないのとで、再訪までの間隔が長くなってしまいました。

 価格の異なる3種の週替わりランチのうち、Aのチキンガランティーヌとメカジキフライ1,000円をチョイスし、+50円でごはん中大盛りにボリュームアップ。

 フレンチやイタリアンなどには理解が及んでいず、ガランティーヌなんて恥かしながら初めて聞く言葉。あとで調べてみると、「鶏肉や魚肉等の骨を除いて詰め物をしたものを低温で茹でてアスピックで覆い、冷たくして提供するフランス料理である」とのこと。アスピックも知らず、それは「肉や魚を煮たブイヨンをゼリーにしたもので、日本料理でいう煮こごり」デアルと。
 食べていて思ったのは、キツネ色に揚がったメカジキのフライの身の脂がたっぷりのっていておいしかったことと、付け合わせの山芋の細切りがさっぱりしていて箸休めに絶妙だったこと、中大盛りのライスは茶碗にマンガ盛りで、100円増しの大盛りにしなくてヨカッタということ――など。

 料金的にはランチ類が最安クラスでしたが、これで満足。開店を待って入店する人が多い理由がわかります。

uchoten evolution 202201

 いつでも行けると思っているとなかなかそうならないもので、3年7か月も間隔が空いてしまった荒楯町の「らーめん有頂天EVOLUTION」で昼食を。
 大昔に一度食べているものの、食レポがブログになかった、有頂天らーめん825円。

 やや塩辛めのスープを一口啜れば、えげつないほどの魚介風味が口に広がり、いかにも「有頂天」らしい味だよなぁと思わせてくれます。
 チョイスした中太麺は自社製、手もみ熟成の全粒粉麺で、しっかりした食べ応えがあってよい。
 焼き印が押された味玉、チャーシューは3枚、それにほうれん草、メンマ、ナルト、ネギ、あとがけ青海苔。

 敢えて普通盛りにしてみたので食後の十分な満腹感こそありませんが、大盛りだとしばらく経ってから胃がもたれ気味になってきている今日この頃なので、身体のためにこれで十分としておきます。
 おいしかったな。次回は「濃厚本かつお釜炊きつけ麺」880円の追いめし無料サービスを攻めてみようか。

teishokuya ohsho 202201

 前回訪問はまだ5か月前でしかないけれども、今最も食べたいのはあそこのアレだよなあと、他店には目もくれず、天童市貫津、王将ビジネスホテル内の「定食屋王将」を目指しました。
 これと決めていた、2022年初のカツカレー。割引券を使って850-50円。

 結果から書きますが、スバラシイの一言です。
 まず、価格が高くない。それなのに、質実剛健な逸品がドン!ですから。
 生卵か納豆がサービスなので、とりあえず生卵をテイク。ごはんが多いので、その一部、一膳分ぐらいを別容器に移してTKGに回します。

 さて、カツカレー。カレーライスの150円増しでしかないのに、カツが大きいし分厚いしでスゴイ。脂身が端に付いていて、いかにもロースカツといった風情で、カツカレーやカツ丼として使うのが惜しいぐらい。これでとんかつ定食を食べたい。
 一膳分はむこうに行っているのに、それでようやく他店並みのボリュームとなったごはんに、カレーを多めにまとわせて食べます。ルーの味はマイルドながら、角切りのポークなどがゴロゴロ入っていて、量的に不足感なし。
 余ったトンカツの最後の3切れは、とんかつソースで味わって、TKG、カレー、かつ定の3種類を堪能しました。

 ごはんとカレーが多く、トンカツが大きく、つまりすべてにボリュームがある上に、サラダ、味噌汁付き。卵までいっちゃって、超満腹に。
 ここはホントにいい定食屋です。

hitorijime 202201

 ここで食べたいと思っていたニラレバ定食を狙って、初回訪問から3か月ぶりに、南栄町の「独選炭火焼肉ひとりじめ」を再訪しました。

 ニラレバ定食780円。ごはん大盛り無料+日替りスープおかわり自由です。
 ごはんは、どんぶりにぎゅう詰めで形状もマンガ盛り。自宅で食べる茶碗に換算すれば3杯分は間違いなくありそうです。
 これに合わせるニラレバ炒めも不足感のないたっぷりな量。焼肉のタレに振れている甘辛い味わいで、いくら食べてもうまいのなんの、減らないのなんの。

 この炒めダレを残すのはどうにも忍びなく、途中からごはんにかけて食べたところ、これが深い幸せを感じるほどの大正解! 下品かもしれないけれども、こうやって食べるのがいちばんうまいはず。「今オレは、井之頭五郎だ! 舌が、心が、歓喜の声を上げている」てなもの。個室席なので人目も気にする必要もありません。
 前回のテールスープは白眉でしたが、今回はもやしスープ。今日の昼食ではかなりの量のもやしを食べたことになりました。

 ああ、うまかった。行ってよかったナ。

saizeriya sakurada 202201

 ついこの前、同系列の下条店で食べたランチに気をよくして、「サイゼリヤ桜田東店」のほうを1年5か月ぶりに再訪しました。
 ランチメニュー9種の中から、下条店で次回はこれだなと目算をつけていた、デミグラスソースのハンバーグのライス大盛り、500+50円。

 サラダとおかわり自由のスープ付き。
 メインディッシュは、レンチンなのが明らかですが、それなりにおいしい。懸命なコストカットが窺えるライスだって、許容範囲のふっくら炊き。がんばってるねぇ。そして、この寒い季節に熱いスープをたっぷり飲んでしっかり温まることができるのが何よりです。

 これで550円。スーパーで惣菜弁当を買って食べるよりは何段かグレードが上だと思う。
 だがしかし、チェーン店のレンチン料理でも程度満足していられるようになったということは、未食のおいしいものを求めてわざわざあちこちの飲食店を渉猟しなくてもいい人間になってきたというふうにも言えるのではないか。そう考えると、頻繁な食べ歩きもそろそろ潮時かなぁと思えないでもないのでした。

chukabishokuya zao1 202201

 五目あんかけ焼きそばを、まだ食べたことのない店で食べる――というミッションを自分に課して検討し、ジャスト3年ぶりに蔵王成沢の「中華美食屋蔵王(山形)店」をセレクトしてGO!

 五目あんかけ焼きそば880円。
 高価と思われるいろいろな具材をたっぷり使ったあんを、焦げのついた中華麺の上にドドン! 材料をケチる素振りはまったくなく、超アチチでおいしい。皿の底が案外深く、量がとても多い。
 台湾人経営の店のようですが、彼らがよくやっているこのような安くておいしい中華料理の提供を、なぜ日本人経営者たちができないのか、不思議です。

chukabishokuya zao2 202201

 そしてココの素晴らしいところは、700円以上のものを注文すればカウンターの各種料理が無料サービスとなること。いったい何種類あるのだろう。料理のグレードだってあなどれるものではありません。これらのうちから数品選べば立派な定食になるほどのものがずらりと並んでいます。
 今回はその中から、お椀に2つと、フィニッシュに鶏の唐揚げ2個を食べて、もう、超満腹に。どれも食べたくなるし、味はいいしで、この店で食べればどうしてもこうなっちゃうんだよねぇ……。

ebisoba kaneyuki 202201

 自分の好みとして、中華そばが海老風味である必然性は感じていず、どうなのだろうなと思っていましたが、“体験せずして語る勿れ”を信条としているので、昨年5月に開店した小白川町の「えびそば金行山形大学前店」を、このたび初訪問してみました。
 富士河口湖の路地裏で屋台ラーメンとして創業し、外国人が行列をなす店として知名度が高まったのだそうです。

 店のイチオシ、海老味噌拉麺870円。
 オマール海老をふんだんに使い、海老の甘みを最大限引き出す甘めの味噌でコクをプラス、歯応えとコシの強い圧縮中細麺にスープがよく絡み、海老を食べているような贅沢な味わい、海老好きにはたまらない高級ラーメン。――と、店のチラシにありました。

 うーん、でもねぇ……。以下、食べながら思ったことを書くと、価格が高い、麺は博多ラーメンのように細く、この界隈ではこういう麺は中細麺とは言わず極細麺と言う、高価格なのに麺量が少なくて空腹が満たされない、これに替え玉をつけて千円近くになっても多分満腹になれないのではないか、海老スープはうまいがこれも量が少なく、少し啜ればなくなる、やはりラーメン+海老の必然性は感じない――などなど。

 2月末まで海老そばが500円で食べられるクーポンや、スタンプカードをもらったけれども、確かな利益を得ようとするならばむしろ、ラーメン1杯である程度腹具合を満足させることに力を注いだほうがよいのではないかと思料します。

yabuya 202201

 胃の調子が芳しくなく、さらりと蕎麦でもたぐってきたい。そうかと言って、蕎麦の少ないのにはどうにも耐えられません。なので、日頃は量の多い板蕎麦を食べているわけだし、今回はもりそばの大盛りにしようかな。天ぷらなどの添え物は不要だ。
 そんな考えで、七日町、第五小学校正門前の「そば処やぶ家」を2年10か月ぶりに訪問しました。

 もりそばの大盛り、700+150円。
 想定以上に蕎麦の盛りがよく、底の深いどんぶりにたっぷり。二人前ほどはあったように思われ、「さらりと」とはいきませんでした。
 ひんやりとした蕎麦の喉越しが、真冬であっても心地よい。はじめはワサビをチョイ付けしながら食べ、わさびがなくなった6合目あたりからは卓上の一味唐辛子を蕎麦に軽くふりかけて食べました。

 この店の場合、蕎麦の太さや打ち具合がこの地域の標準的なものになっていて、どこからどう食べてもおいしい。薬味のネギが多めだし、プラス150円で得られるこの量にも惚れるし、フィニッシュの蕎麦湯にも満足でき、いったん冷えた体がぐんと温まります。おみ漬などが少々あれば完璧だったかもしれません。

 改めて、蕎麦はいいものだと思ったところです。

shanghaichubou 202201

 腹の調子がイマイチなので、ラーメンの普通盛り1杯にとどめるとして、高騰しているガソリンが切れそうなので近間でいいやと、桜田東の「五十番飯店上海厨房」へ。ここは3年5か月ぶりかな。

 葉ものが入ったあっさり系を狙って、五目ラーメン880円。
 塩系は、味に誤魔化しが利かないとか言って近時ちやほやされている向きもありますが、言い換えれば味が淡白で、店の特徴が出しにくいということでもあり、普段注文することはほとんどありません。しかし、胃腸が弱っているときにはこういうものが思っていた以上にしっくりくるのでした。

 刺激の少ないスープの味がやさしく、油分が少ないところがステキ。
 ああ、んまかったな。いい店、いいメニューをセレクトした自分を褒めてあげよう。

keirin 202201

 昼食は、2年9か月ぶりの下条町の中華料理店「桂林」にて。10年ほど前の頃はよく使ったものですが、最近は足が遠のいています。
 いくつかあるランチセットの中から海鮮あんかけ炒飯セット968円をチョイス。中華そばに、海鮮餡がかかった炒飯とはまたおいしそうではないか。

 ところが、運ばれてきたものを見てかなりトーンダウン。なんだこれ、おママゴトのごちそうか?!と思うような、器の小さいミニミニセットでした。お冷やのグラスやトッピングのナルトが大きく見える。

 ラーメンは、これでは明らかに不足感が漂います。大きめのスープではなく、ラーメンなわけですから。
 海鮮あんかけ炒飯は、立派なネーミングが泣きそうな、卵しか入っていないごはんの油炒めにゆるめの餡が滲み込んでしまった、炒飯らしさが感じられないものでした。海鮮あんの具材までが小さいんだものな。
 サラダはマルだったけれども、セットものなのに全体として満腹感は得られず、これでは腹ペコ男性ワーカーたちからはおそらく失望の声しか上がらないでしょうから、店側が狙っている客層はレディズなど別のところにあるとしか思えません。

 かつては名店だと思っていた「桂林」だけに、大きなディスアポインティッド。しかもこれが770円ぐらいならまだわからないでもないのに、968円とは……。
 ここではセットは避け、やはり五目あんかけ焼きそばあたりを食べるのが正解なのだろうな。

katsuMI mnmdt 202201

 胃の調子がだいぶ回復し、平常と変わらなくなってきたので、今日は名古屋メシを食べよう。昨年の名古屋ステイ時に味を覚えたあんかけスパのミラカン味を食べたいところですが、居住地域近くに提供できる店は見当たらず。食べたいのだけどなぁ。
 では少し目先を変えて、味噌カツなんてのはどうか。うう~、涎が出てくる。それだな。

 ということで、ネットで調べて、味噌ロースかつ定食が食べられるようなので、5か月しか間を空けずに南館の「とんかつかつMI山形南館店」へ。
 ところが、狙いの味噌ロースかつ定食はメニューから消えていて、味噌系は味噌ロースかつ丼649円のみになっている。味噌があり、ロースかつ定食もあるわけだから、簡単につくれそうなものだが、メニューにないのでデキマセンと官僚のような答え。じゃあいいや、その味噌ロースかつ丼で。

 そういう経緯があって意気消沈しているためか、運ばれたものを見ても感動は薄い。薄いのは感動ばかりではなく、トンカツの肉もひらひらと薄い。一応付けましたという感じの味噌汁の味も薄い。
 肝心の味噌はたっぷり付いているけれども、甘辛さがストレートで、それほどコク深さが感じられないのが惜しいところ。この味噌を付けただけで価格はソースカツ丼から100円アップしているのだけどな。
 ランチタイムは大盛り無料。今回は普通盛りにしたけれども、それでも十分な量がありました。