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onnoji 202203

 先月に続いて今月も、「つけ麺おんのじ山形店」へ。というのも、手元に3月末日まで有効の「塩節からあげ4個無料券」があったから。これ、ふつう350円するもので、これが無料なら今のうちに行っとかないと。(笑)

 節つけ麺の、中盛り(並よりも多め)、追いネギ(通常の2倍)、ひやもりにしてもらって、塩節からあげ4個を加えて、並と同料金の860円にて。
 濃厚な節スープが極めておいしく、中盛りの麺量もしっかりあって、何の不足もない充実のつけめんと言っていいと思う。スープに投入されている細いモヤシが案外いい仕事をしていることに気がつく。途中から麺にラー油を直接かけて食べてみたが、こうして食べるのもおいしかった。

 「豚骨スープにつけ込んだ節香るからあげ。ジュワっと揚げたてをほおばる幸せ」という塩節からあげは、大ぶり。これが4個だとけっこうヘヴィなのですが、胸肉を使っているので脂が少ないこともあり、わりとあっさりとイケル。コピーどおり熱々を頬張る幸せを感じるのでした。

 いつもながら、満腹になって「おんのじ」の退店となりました。

yama7 202203

 この日の昼食はかけ系の蕎麦にしたいのだけど、どこがいいかな。あ、七日町の「蕎麦やま七」なんて、しばらく行っていないよナ。街なかで駐車場代が別途かかるけれども、高いガソリンを使って天童や寒河江あたりまで行くよりも経済的だし、時間もかからない。3年2か月ぶりという懐かしさもあるわけだし。よし、ここに決定~♪

 かけ天750円。
 ここではこれまでにあいもり天かもり天しか食べたことがなく、かけ天は初めてのことです。
 あひゃあ、もり天同様、かけ天でもすげぇ麺量だ。「すごい」ではなく、「すげぇ」なんだかんな。ゲソ天のほかに揚げ玉が少々追加されている点もなんだか心憎い演出だよな。
 「かけ」なのに加えて、細打ちの麺を使っているので、蕎麦がすぐに柔らかくなってしまいそう。そうなっては困るぞと、心なしピッチを上げてかっ込むのですが、食べても食べても量が減らず、むしろ増えていくような錯覚に陥り、焦ります。通常店の2玉以上は間違いなくあると思います。
 でもまあ、甘みを湛えたつゆは美味だし、うっすらと感じられる揚げ玉の香ばしさがいい働きをしていて、どんどん食べ進めてあっさりと完食。

 ここで食べたあとにいつも思うのは、蕎麦を腹いっぱい食べたいときには山形市内ではここがナンバーワンだろうということです。

shiki 7kamachi 202203

 この日は未訪店開拓へ。前日、七日町パーキングプラザの北にある小路で見つけた「旬食彩四季」へ。小さな小料理屋といった感じの店で、隣りの居酒屋やこの路地の奥の郷土料理店で飲んだことはあるけれども、ここは初めてです。
 先客2人と、切り盛りしている女将が一人。席数10との事前情報でしたが、コロナ仕様のアクリル板で仕切られてせいぜい4人がいいところ。途中で5人客がやって来たけれども、「ウチは団体はムリなの」と受け入れを拒否する女将。

 この日の日替りランチ750円は、ほっけ半身焼き、回鍋肉、小松菜と白菜のおひたし。これにどんぶりのごはんと豆腐の味噌汁、タクアンです。
 ほっくりとした身のほっけ、湯通しが絶妙なおひたし、やさしい味の味噌汁などはまったくもっておふくろの味で、この味は大手チェーン店はもちろん、多くの客をさばく個人経営の大衆食堂であっても真似は出来まいと思われるものでした。
 さらに回鍋肉は、中華料理ラシカラヌ、豚肉とキャベツの中華風煮物のようなもので、作り置きしてしんなりし始めています。ところが、これが不思議にうまかったりするのだなぁ(詠嘆)。炊きあがりの新米ごはんもたっぷりあっておいしいかった。

 なぜかすっかり寛げてしまいました。音楽もない、客も余計なことはしゃべらない、凛とした静かな環境だったのもよかったのかもしれません。