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popura 202203

 体調麗しく、とんかつだって軽~くいけそうな日。然らば本日のランチはとんかつにしようか。
 ということで、ちょうど2年ぶりに伊達城の「手作りとんかつの店ポプラ」へ。
 以前、厚切りのロースかつ定食1,100円をランチタイムに1,000円で出していたようなので、それでいこうと思って入店したところ、今はやっていない模様。なので、4年ぶりにポプラ定食、ランチ割750円(通常800円)を再食しました。

 価格のわりにずいぶん大きさのあるとんかつ。でもまあこれは揚げのテクニックがものを言っていて、肉自体の厚さはなく、筋のあるところも多少ありました。
 基本的な配膳スタイルは4年前と差がなく、自家製のとんかつソースとドレッシングが卓上に。特にドレッシングがミルキーで、オリジナルな味わい深さあり。

 大盛りでも同料金のごはんは、盛りが充実。新米使用でつやつやしてとてもおいしい。とんかつはどちらかというとカツカレーに合わせたほうがよさそうでしたが、このごはんはカレーとともにではなくどんぶりで味わうべきだと思ったところです。

 これで750円なのはナイスう~♪

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menya kofuku 202203

 この店の日替り定食を食べてみようと、1年1か月ぶりに寿町の「麺や小福 六兵衛食堂」へ。この建物がファミレスの「ぼんぬーる」だった時代にはよく利用したものです。

 本日の日替わり、800円。
 この日は、塩しょうがラーメンとそぼろ丼でした。
 “しょうが”とあり、紅生姜がトッピングされているけれども、まあ、塩ラーメン。ニラや煮卵などの具材がしっかり入って一見充実はしているものの、「塩」ではなかなか個性を打ち出すことができず、茹で上がり時間を意識して使っているのか、製麺所製の細麺はイマイチ。さらに、あまり熱くないところも期待に水をさしています。

 そぼろ丼は、飯量がたっぷりで不足感はありませんが、やや薄味のため、卓上にあった「からあげのタレ」をかけて食べてみたらなかなかおいしかった。
 これに少量のひじき煮と漬物。まあ、この価格でよくがんばっていると褒めるべきなのかな。
 セルフでコーヒーもいただけます。

nakaya 202203

 もりそばを食べに、若宮のそば・会席料理の店「なかや」へ。若い頃に何度か利用した記憶があるけれども、2006年以降の外食の記録を書き残しているマイブログに記事がなかったので、おそらく20年ぶりぐらいの入店となります。

 古い和館の広間で日本庭園を望みながら食べる店なので、はじめから量には期待せず、足りなければ家で冷凍麺を食べることにして、もりそば710円を。
 手打ち細めの更科系で、蕎麦に不満なし。華奢な盛りで、220円増しの大盛りにしたとしても足りなかっただろうと思う。
 什器もいいものを使っていて、心なごやかにゆっくりと楽しめそうな雰囲気はさすが、「そば・会席料理」を名乗るだけあります。
 熱くてたっぷりある蕎麦湯も上等でした。

cocoichi westBP 202203

 カレーうどんが食べられるようなので、あかねケ丘の「CoCo壱番屋山形西バイパス店」を2年5か月ぶりに訪問しました。

 カレーうどん712円。
 配膳された丼が大きくなかったので、卓上に福神漬の容器が置かれていることを確認した上で、ライス105円を追加しました。

 かけうどんにカレーをトッピングする一般的なものと違い、カレールー+うどんのみで、いわゆる全とろカレーうどんです。スパイシーでおいしいカレーなので、このほうがよいと思う。
 うどんだってしっかりしたコシがあるもっちりタイプで、どの家に嫁がせても行先ではきっと可愛がられる性格のいい娘のようです。(笑)

 ライスははじめに福神漬で2~3口食べ、あとは残ったカレースープにどぼり。むろん、これもまたうまい。
 正直壱番屋って、チェーン店とはいえ安価だとは思わないけれども、おいしかったので満足して退店しました。

minami4bancho 202203

 今月末まで有効のごはん無料券を手に、5か月ぶりにまいどおおきに食堂系の「山形南四番町食堂」へ。
 割引が効くのは会計500円以上なので、これとそれとと500円超になるように計算しながらおかず皿を選んで会計へ。
 お気に入りのイカフライのほかに、揚げ出し豆腐春野菜添えとツナマヨ玉子サラダをチョイスし、無料の大盛りご飯を所望して、165+220+165+0=550円也。
 必要としていない味噌汁はパスし、その代わりに青々とした無料のお茶を添えます。ご飯にはカウンターのおかかふりかけを使わせてもらいました。

 おかずもこの程度あれば十分で、これだけみっちりと食べられて550円はホレます。普通のおかずでご飯をしっかり食べたいときは、ここは重宝しています。

sato kmnym 202203

 最近開店した蔵王半郷のラーメン店は駐車場が満杯。そこで、5か月前に訪店して「レギュラーメニューにある黒味噌(イカ墨)550円というのも気になるので、近いうちにまた行こう」と書いた上山市金瓶の「拉麺食堂さとう」へ行ってみました。

 その黒味噌(イカ墨)の大盛りとおにぎり、550+100+50円。
 とかく自分で仕切りたい性格と思われる店の主人から、黒味噌は初めてかと問われます。なんでも、生臭いと食べないで帰った客がいたのだそうです。メニューにちゃんとイカ墨と書いてあるわけだから、知らなかったというほうが悪いよね。

 イカ墨だからスープは灰色で見映えはあまりよくないけれども、味は確かにイカ墨で、香ばしいイカの風味がラーメンにもよくマッチしています。これは全部啜らなければもったいないというもの。
 沖縄あたりのイカ墨汁よりも生臭さは薄く、イカ墨のうまさを知る者にとってはややインパクトに欠けるような気もしますが、内陸山形で食べられるものとしてはOKでしょう。
 自家製なのか、太めの麺がたいへんおいしい。トッピングの主役は、ややしんなりしたつくりの野菜で、これは前回食べた黒ごま味噌ラーメンと同じでした。

 ああ、んまかった。大盛りにおにぎりで量があったけれども、ペロリといってしまった。
 この店には、この3回で食べたほかにも、肉味噌、味噌バターコーン、豚味噌、さらには限定モノとしてモツ煮込み味噌、スーラータンメン、スンドゥブラーメン、柚子潮ラーメンなど、食べきれないほどのメニューがあるので、また行くのが楽しみです。

suzukiya takado 202203

 ここではまだ蕎麦を食べていなかったことに思い至り、2年9か月ぶりに訪問しました。
 知らなかったけど、訪問日の水曜は蕎麦全品50円引きとのこと(木曜は中華50円引き)。
 でもって、もりそば700円、げそ天250円(だったか)なのに、もりまたはかけにげそ天・小鉢が付いたそばセットは850円なのだと。そうであれば、選択は自ずと後者になるよナ。

 そばセットの大盛り、850+150-50円。
 古くない木製の容器に清潔感があり、いいんじゃない。おろし大根とたっぷりのネギにもそそられます。
 蕎麦は比較的細打ちのやぶ系で、好みとしてはもう少し太さがあってもいいかもしれません。量的な不足感はなく、おいしくいただけます。
 揚げたてのげそ天が白眉。サクサク感と足の柔らかさのどちらもすばらしい。これにわらびと油揚げの煮物、カブと白菜の漬物、ヨーグルトが添えられた寒天デザートが付いています。

 蕎麦湯が少なかったので、所望してお代わりをもらい、そばつゆもすべていただいて、ゴチソウサマでした~♪

daimaru 202203

 1年ぶりに、上山市松山の「大丸食堂」を訪問。今日は焼肉定食を食べたい気分だなぁ。

 焼肉定食880円。
 どんぶりにいい盛りのごはんが神々しく、陶器で出てくる味噌汁も啜り甲斐があります。
 誰もがこの味を好きだと思われる、いい味のタレを使った豚バラの焼肉。多量のごはんに合わせるにはもう3~4枚あると嬉しいなぁ。
 生野菜にはマヨネーズ。卓上には醤油がありますが、ソースやドレッシングも置かれていると嬉しいなぁ。
 なぁなぁ言っていますが、これでも十分満足やね。いかにも家で漬けましたという白菜漬もおいしかったし。

bigboy mnmdt 202203

 朝に行った内科が空いていて、2か月に一度の診療が10時前に終わってしまった。血液検査があったので、朝食は抜いている。じゃあ、あそこでブランチといこうか。
 ということで、10時から営業している「ビッグボーイ山形南館店」を2年9か月ぶりに訪れて、バリューランチをいただきました。

 スープバー、カレー、ライス付きのバリューランチ748円は5種類あり、手ごねハンバーグか直火焼チキン(各100g)と、カニコロかフィッシュフライかフライドチキンの組み合わせ。以前は週ごとの日替わりスタイルをとっていましたが、それをやめて平日なら毎日どれでもOKにしたようです。

 今回は直火焼チキンとフィッシュフライにしてみましたが、実はどれでもよく、念頭にあるのはいくら食べてもよいカレーライスと2種類のスープなのです。

 カレーはごはんにかけたりスープカップで啜ったり。前回訪問時よりも色が濃く、とろみが強く、スパイシー感が深まって、ずいぶんいい仕上がりに変わっています。
 コーンポタージュとコンソメのスープも各2杯ずつ。抜いた朝の分を軽々と飛び越え、昼の分の容量も超えてしまった感じでした。当然ながら、満足度は価格以上です。

koshiki ymgt 202203

 9年ほど前にここで食べた家常豆腐が無性に食べたくなり、3か月しか間を空けずに、桜田西の「台湾料理紅四季山形店」に赴きました。
 参考のために書いておくと、家常豆腐(かじょうどうふ)は、中国で親しまれている家庭料理で、揚げ豆腐を使った野菜煮。発祥は四川省で、家常とは「家庭の日常」という意味です。

 24種類もある各700円のランチメニュー(夜は800円)の中から、家庭豆腐ランチを。
 9年前の「家常豆腐ランチ」の画像と比較すると、チンゲン菜とキクラゲが省かれた代わりにピーマン、タマネギ、フクロダケ、ヤングコーンが入った感じでしょうか。四川料理だけれどもバカ辛くなく、アッチッチでしっかりした量があります。
 ドレッシングサラダだけだった皿には、大きな鶏の唐揚げ2個が追加されています。ケンタッキーの骨付きチキンよりも一回り大きいのに、骨なしのやたらとでっかいもの。このちがいは大きいのに、全体価格は50円しかアップしていません。
 ごはんはおかわり自由なので、はじめから大盛りにしてもらいましたが、それでもおかずが余り気味。(笑) セルフコーヒーも飲んで、キンキンのお冷やもあって、700円はかなりお得です。

 中華料理を低価格で腹いっぱい食べたいならココに決まり。24種の中には未食のものがまだまだたくさんあるので、しばらく通う楽しみがありそうです。

hokkai 202203

 この日の食べ歩きは、鳥居ケ丘の「お食事処北海」のあんかけ焼きそばに決めていました。9か月ぶりの入店で、あんかけ焼きそばは、2010年1月、かつて本町で「北海ラーメン」として店を出していた頃の「五目焼きそば」を食べて以来のこととなります。

 かつて、北海の五目焼きそばは、味、ボリューム、餡の高比率などで抜群のパフォーマンスを発揮していたため、雀荘の出前ではたいていこれを食べていたものでしたが、その後12年前に食べたときはかなりトーンダウンしたものに変わっていたため、それ以降は敬遠していました。
 しかし最近、「お食事処北海」のあんかけ焼きそばの画像をウェブで見て、以前のスグレモノに戻っていることを確信。これはぜひ自分の舌で再食してみなアカン!

 ということで、あんかけ焼きそば850円。
 おおおっ、これは期待どおり! 名品復活オメデトウ!!
 2010年1月18日付けのブログ記事を参照してください。違いは歴然です。
 あのとき食べた五目焼きそばは何か悪い冗談だったのではないか。見た目だけでこれだけ違うと、あの時の品はきっと誰か別人がつくっていたまやかしものとしか思えません。

 餡がたっぷり、具材が豊富、強めに揚げられた中華麺がパリパリ。タマランなぁ。
 このデキであれば、大満足。おそらく、またすぐに行くことになるでしょう。

tosaka trigok 202203

 去年11月、鳥居ヶ丘の「優勝軒鳥居ケ丘店」だったところにできた「TOSAKA鳥居ヶ丘店」を初訪問しました。松波の「自家製麺 鶏冠」の姉妹店です。

 鶏白湯900円が旗艦メニューのようですが、大盛りにすると4桁になるラーメンは敬遠し、純鶏中華そばの大盛り、750+120円にしてみました。
 ぐっとラーメン側に寄った鳥中華だねという印象。鶏ダシのコク深いスープが極めておいしい。コリコリとした親鳥チャーシューもグッド。けれども、なぜこのストレート麺線の中太麺を、これほど凝った極上スープに合わせようと考えたのか、不思議な気がします。山形の鳥中華なら中太縮れ麺にこだわるのが妥当なのではないのかな。麺量も決して多くなく、大盛りでもチョイ多めぐらいの印象でした。

 いずれにしても、店の標準ラーメン1杯が900円というのは高いです。何を言う、このスープをつくるにはどれだけ多くの材料を使っているか、おまえは知らないだろう――店側からはそう言われるかもしれません。仰せのとおりよく知りません。しかし、当方が言いたいのは、これほど旨味を強調しなくても結構で、普通の鳥ガラスープで十分に満足できるから、せめて価格は庶民的なものであってほしいということなのです。
 ラーメンに「高級」の概念を持ち込むこと自体が逆説であって、ベーシックメニューはせいぜい700円ぐらいで。そんなケチな客はお呼びでないって? そうであれば残念です。でも、どちらの考えが一般論であるかは、数年後にその店がどうなっているかで明らかになると思います。

nomugi 202203

 未食の肉そばを食べようと某店を目指したところ、この日だけ臨時休業してやんの。まあいいや、店はほかにもたくさんあるのだから。ということで、その店のわりかし近く、浜崎の「のむぎ」を1年7か月ぶりに訪れ、ここで食べることにしました。

 この店の肉そばは経験済みなので、わずかながらひねりを入れて、肉うどん(冷)の大盛り、780+100円を。これを注文する人は多くないらしく、フロア担当と調理人との間で「そばじゃなくうどん」、「冷たいの」、「大盛りで」と何度か確認し合っていました。

 うどんと言っても、この場合は山形でいう「麦切り」で、透明感のある細打ち、つやつやでしっかしたコシのある逸品です。好きなんだよねぇ、麦切り。この風味と食感は「材木亭」で“手ぶりうどん”として出しているものと同じだな。

 ここの肉そば(うどん)の澄んだつゆはかなり甘口に振れていて、鶏脂は少なめであっさりしています。七味を振って啜れば、啜るにしたがってどんどん旨味が際立ってきます。
 親鶏肉はコリコリとして美味。ああそうだ、思い出したけど、昨日も鶏中華を食べたんだよナ。
 全体量は、大盛りにしたところでそれほど多くなく、ほどよい量です。

 ああ、うまかったな。つゆが冷たいので汗もかかず、涼しい顔をしての退店となりました。

himeka 202203

 この日の昼食は、小雪の天候を衝いて天童方面へと赴き、3年ほど前に開店した老野森の「欧味食房ひめか」を初訪問してみました。
 週替わりのサラダ付きランチが3種類用意されていて、いずれも800円。この日はA:特製オムライス・デミグラスソース、B:帆立貝と菜の花の和風スパゲティバター風味、C:豚肩ロースのローマ風煮込みチーズ焼きでした。この中から最もイメージできないものをと、Cランチを選んでみました。

 ははあ、平皿ではなく、ナルホド、煮込みのチーズ焼きなのね。トマトベースのソースに豚肉の角切りがゴロゴロ、それと同じくらいの大きさにカットしたズッキーニもほぼ同量入っていて、それらにとろ~りチーズを絡ませて食べるとなかなかおいしい。
 冷蔵庫から出してきたばかりのサラダにはめずらしくワカメも添えられていて、これもおいしい。
 ライスを選択しましたが、煮込み料理のソースにつけて食べられるパンのほうがよかったかもしれません。

 満足ですが、全体量として少なめだったのは、西洋料理店にありがちなこととして想定していたとおり。足りなければ追加の料理をドウゾということなのかな。

himawari tendokita 202203

 「欧味食房ひめか」でランチを食べたけれども、量が少なかったのでまだ入る。じゃあ、ヤマザワの軽食ひまわりでかけ系の蕎麦でも入れていこうか。ということで、最寄り店舗内の「軽食ひまわりヤマザワ天童北店」へ。天童北店は初めてです。

 野菜かき揚げそば、320+税=352円。安いなぁ。
 でもまあ、デキはそこそこです。そばつゆは、市販の濃縮めんつゆを薄めたもののようで変哲なし。だから万人の口に合う、とも言えるかもしれません。
 蕎麦は、調理時間を念頭に置いてか、この地方としてはずいぶん細打ちのものを使っていて、「かけ」で食べればすぐにダレてしまうような印象です。
 天ぷらは、大きさこそありませんが、つゆに入っていてもすぐにはぶわーっと拡散することのないまあまあのものでした。

 一食食べ終えた後の不足分の補給という意味では合格。しかしこれ単品で一食としたならば、かなりの物足りなさが募ることでしょう。

matsuya fkmc 202203

 この日の朝食は外で食べようと考えていて、牛丼チェーン3系列(吉野家、すき家、松屋)の中から味噌汁標準装備の「松屋山形深町店」を選択し、券売機の前で豚キムチ丼450円と創業ビーフカレー490円のどちらにするか悩み、結論として豚キムチ丼にしました。

 朝からキムチというのもどうかとは思うけれども、味が濃くて辛味のあるどんぶりメシをかっ込めば、8時台の胃はびっくりして急速に活動し始めます。
 並で十分、トッピングに不足感なし、合わせる味噌汁もいい塩梅で、価格も安く、すべてが朝めしにふさわしい。
 次なる機会には創業ビーフカレーだろうな。

kashiwaya 202203

 蔵王成沢にある小さな独立系のうどん店「かしわや」を、1年10か月ぶりに再訪しました。
 前回はぶっかけ系の「醤油うどん」を食べたので、今回はかけ系のきつねうどん600円をチョイスしてみました。

 はじめに麦茶と、甘酢をかけた奴豆腐柚子胡椒添えがサーヴされるのは前回と同様。豆腐が常温なのは、何か意図があるのだろうか。
 重量感のある極太全粒粉のうどんも健在で、しっかりおいしい。おろし生姜がデフォで付いているので、ほかの調味料を加えずに生姜の風味を感じながら澄んだ出汁を啜れば、うどんを食べているなぁという至福感が全身に染み渡ります。

 満足のいく1杯。開店時刻が12時と遅めなことと、おじさん一人の切り盛りのため調理にやや時間がかかることを除けば、全部マルだと思う。

yorimichishokudo 202203

 1年10か月ぶりに、本町の「鳥から・肉そば よりみち食堂」を再訪しました。
 前回は定食を食べたので、今回は肉そばとミニ丼のランチセット850円にします。肉そばか肉中華(ざるそば、ざる中華はお休み中)に、鳥から、カレー、ねばねば、レモン塩豚、タコミートの5種のミニ丼のうちひとつを添える趣向のもので、肉そば(冷)+ミニ鳥から丼で。

 肉そばは、黒々とした太めストレートの機械打ちを固茹でした麺と、黄色く浮くほどに多く投入した鶏脂がコク深いつゆの組み合わせで、雰囲気としては「一休庵」のそれによく似ています。ボリュームは標準的。肉そばって、どうしてこう旨いんだろうな。

 ミニ鳥から丼は、一口サイズの小柄な鶏唐揚げがたっぷり5個。千切りキャベツを敷いたご飯の上に唐揚げを載せ、それにマヨをあしらい、刻み海苔を添えたもの。
 飯量がかなりあり、「ミニ」の範疇を逸脱しているのではないか。したがって、比較的肉そばの量が少ないような錯覚を覚え、わが消化器官に与える蕎麦と丼の影響力のウエイトは1対1ぐらいに感じられました。これもおいしかったな。

 しっかり腹ごしらえができて満足。正午少し前の時間帯で、付近の職場からテイクアウトの唐揚げ弁当を買いに来るお客さんが何人か訪れていました。

onumashokudo 202203

 過去2回はいずれも中華そばを食べていたので、未食の味噌ラーメンを食べたいと思って、2年3か月ぶりに市街地の西郊外、西原集落にある「大沼食堂」を訪いました。

 みそラーメンの大盛り、700+80円。
 ココなら中華を選ぶのが妥当でしょうが、味噌ラーメンもおいしい! 札幌ラーメンのつくり方をした、煮出しスープ、野菜たっぷり、豚挽き肉トッピングの名品です。刺激ばかりが先走るようなことのないやさしい味。野菜の煮出しと麺の茹でが少し強めのように思いますが、これがまた “おふくろの味”的な味と雰囲気をほのかに醸し出していて、ステキだと思う。
 大盛り80円のボリュームを侮っていましたが、なめたらイカンぜよというぐらいの確かな量です。(笑)

 この質と量でこの価格は今どき安いですが、4月1日より値上げをせざるを得ない旨の告知が出ていて、ラーメン各50円、大盛り20円、バター30円の値上げになるようでした。

yazawashokudo 202203

 桧町の「矢沢食堂」を2年ぶりに訪問したのは、日替り定食もやっていることを知ったから。ミックスフライ、チキンカツカレー、焼魚などが供されている模様で、この日は何かなと楽しみにして赴きました。
 入口のボードには「日替 カツカレー」とあり、おおこれだ、これでいい!と勇んで入店です。

 カツカレー750円。
 いやぁ、立派ではないか。カレーには赤い福神漬と緑のブロッコリーが添えられ、芸術点(ビジュアル面)も高いぞ。
 カツは小さく、市販の冷凍ものではあるけれども、トンカツ屋のカツカレーを食べに来ているわけじゃなし、これにあれこれ言うようなことはするまい。それよりも、この価格で供される全体のクオリティの高さにこそ目を向けるべきだと思う。
 きちんとフルーツの味がするスパイシーなカレーは高レベルと言ってよく、それがごはんに余るぐらいたっぷり。このメインディッシュのほかに、もやしとザーサイのカレー風味和えと大根ちくわ煮の2つの小鉢、ワカメと豆腐の味噌汁、漬物が付き、十分に腹が満たされるボリュームも伴っています。

 これでまったく文句はないなぁ。おれはこれで満足だぞ。バックミュージックはYAZAWAのライブ音源で、これまた心地よし。
 いずれ再度「日替」を攻めることにしよう。日替が不発の場合はレギュラーメニューの鶏の唐揚げ定食でもいいわけだし。